JPH0348992A - 多重伝送を利用した火災監視方法及びシステム - Google Patents

多重伝送を利用した火災監視方法及びシステム

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JPH0348992A
JPH0348992A JP18393389A JP18393389A JPH0348992A JP H0348992 A JPH0348992 A JP H0348992A JP 18393389 A JP18393389 A JP 18393389A JP 18393389 A JP18393389 A JP 18393389A JP H0348992 A JPH0348992 A JP H0348992A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、多重伝送制御を利用した火災監視方法及びこ
の方法を用いた火災監視システムに間する。
〔従来の技術] 近時、ビルの高層化などにともなって、火災などが発生
したときには、直ちに火災の発生を検知して警報を出力
するとともに、速やかな避難誘導を行なうための火災監
視システムの設置が義務付けられており、種々のシステ
ムが開発されている。
第101!lは、このような火災監視システムの基本構
成の一例を示したもので、異なるアドレスを有した複数
の感知器SAを感知器回線13に接続した複数の中継器
200と火災受信機100との閏を多重信号線11と感
知器電源回線12とで接続した構成とされている。
このようなシステムでは、火災受信機100の制御手段
102から多重伝送制御部101を通じて多重信号線1
1に中継器200のアドレスを付した多重信号を伝送し
、中継器200側では、多重伝送制御111202にア
ドレス設定部201で設定されたアドレスの付された多
重信号が伝送されると、制御手段204によって別の多
重伝送制御部203を作動して感知器回線13に多重信
号を伝送することによって各感知WSAに対してボーリ
ングを行い、各感知器SAからの火災情報を受信すると
制御手段204で必要な信号処理を行なった後、再び多
重伝送制御部202を通じ、多重信号線11を介して火
災受信機1001Jに返信して、感知器発報を監視して
いる。
そして、このような構成のシステムでは、感知器SAが
発報したときには、各中継器200において、所定の時
間繰返して感知器SAの発報を確認してから火災受信機
100に対して発報信号を出力することで、火災受信機
100例の制御手段102での信号処理の負担を軽減さ
せるようになっているが、このようなシステム構成では
、システム規模が大きくなると多くの中継器200を必
要とすることからコストが上昇するため、改善が望まれ
ていた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記事情に鑑みて開発されたもので、中継器
の機能を重線化させた信頼性の高い多重伝送方法を利用
した火災監視方法と、この方法を実施するための火災監
視システムを提供することを目的としている。
第1の発明は、火災受信機から伝送されて来る多重信号
による監視信号を、中継器で感知器回線に応じたレベル
に変換して、そのまま感知器回線に送り出すとともに、
感知器からの返信信号を中l!器で再び元の多重信号レ
ベルに戻して火災受信機側に返送する構成として、各中
継器の機能を信号レベルの変換と中継伝送に削減し、火
災受信機に信号処理機能を集中させることによって、シ
ステム設計が容易で、しかもコストを低減できる火災監
視方法を提供することを目的としている。
また、同時に提案される第2の発明は、上記第1の発明
の火災監視方法を使用した火災監視システムにより、シ
ステム設計が容易で、しかもコストを低減できる火災監
視システムを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために提案される請求項1において
提案された本発明方法は、火災受信機側より上記中継器
側には、ボーリング方式により多重信号線を介して中継
器アドレスを指定した特定の多重伝送レベルの伝送切換
信号を伝送し、この切換信号を受けた中継器側では、こ
の切換信号に続いて、上記多重信号線を介して火災受信
機より特定の多重伝送レベルで伝送されて来る感知器ア
ドレスの指定された監視信号を、感知器回線に応じたレ
ベルに変換して、そのまま感知器回線に送り出し、この
監視信号を受けた感知器から感知器回線に返送された返
信信号を、上記中継器側で再び特定の多重伝送レベルに
変換して上記火災受信S例に返送し、最後に、火災受信
機側では、このようにして多重信号線を介して返送され
て来た返信信号を解読することによって、各々の中m器
の感知器回線に接続された感知器の発報を、感知器単位
で検知できるようにしたことを特徴としている。
また、同様な目的を達成するため請求項2において提案
された本発明は、請求項1に記載された火災監視方法に
おいて、上記火災受信機側より上記中継器側には、ボー
リング方式により多重信号線を介して中継器アドレスを
指定した特定の多重伝送レベルの監視信号を伝送し、こ
の監視信号を受けた中継器側では、その各々より導出さ
せた感知器回線に生起する電圧レベルの変動により感知
器の発報を判別した後、再び特定の多重伝送レベルの返
信信号に変換して上記火災受信機側に返送し、最後に、
火災受信機側では、このようにして多重信号線を介して
返送されて来た返信信号を解読することによって、各々
の中継器の感知器回線に接続されにアドレスの設定され
ていないg短語の発報を、感知器回線単位でも検知でき
るようにしたことを特徴としている。
請求項3において提案された発明は、上記した本発明方
法を実施させ3火災監視システムに間したもので、火災
受信機は、多重信号線を介してシステム内の各々の中継
器と接続され、これらの中m器及びその各々の中継器の
感知器回線に接続された感知器を監視するために、伝送
切換信号と感知器アドレスの設定された特定の多重伝送
レベルの監視信号を、上記多重信号線に送出するととも
に、上記中ll器及び感知器から返信された特定の多重
伝送レベルの返信信号を受信するための多重伝送制御部
と、予め設定された制御プログラムに従って、上記多重
伝送制御部を作動させるとともに、この多重伝送制御部
が受信した返信信号を含む多重信号を解読して必要な処
理を行なうとl1II御手段と、上記制X手段が感知器
発報を判別した時に、該制X手段より送出された火災検
知信1号を受けて警報信号を発生させる火災警報手段と
、システム内の各々の中継器に感知器電源回線を介して
接続され、上記感知器の発報動作に必要なレベルの電源
を供給させる感知器電源とを備えた構成とし、一方の中
継器は、多重信号の伝送に必要なアドレスを設定するア
ドレス設定部と、上記多重信号線に接続され、上記火災
受信機との間で伝送される特定の多重伝送レベルの伝送
切換信号と感知器アドレスの指定された監視信号を受信
し、特定の多重伝送レベルの返信信号を送出する多重伝
送制御部と、上記火災受信機側の感知器電源から供給さ
れag知短語源を感知Wj回線に供給するための感知器
回線と、上記多重信号制御部が伝送切換信号を受信した
ときに作動され、その切換信号ζこ続いて火災受信機側
から伝送されて来る感知器アドレスの指定された監視信
号を感知器回線に応じたレベルに変換して上記感知器回
線に送出するとともに、感知器回線に接続した感知器か
らの返信信号を受信して、上記多重信号制御部に送出す
るレベル変換制御部と、予め設定された制御プログラム
に従って、上記多重伝送制御部を作動させるとともに、
この多重伝送制御部が受信した監視信号を含む多重信号
を解読してd+要な処理を行なうとともに、上記レベル
変換制御部を作動させる制御手段と、上記多重伝送制御
1部と制御手段とを含んで構成される制vs部と、上記
レベル変換制御部との間での信号の送受を可能にし、か
つこれらの間の電源を分離させる絶縁伝送回路とを備え
た構成としている。
また、請求項4において提案された本発明の監視システ
ムは、中継器側に設けられるレベル変換制御部を更に具
体化させたものであり、レベル変換制御部が、上記多重
伝送制御部が火災受信機から送出された特定の多重伝送
レベルの伝送切換信号を受信したときに、上記制御手段
より送出される感知器電源遮断信号はよって、上記感知
器回線に供給された感知器電源を遮断するスイッチング
回路と、上記スイッチング回路によって感知器電源が遮
断された後、所定の時間遅れをもフて作動するスイッチ
ング回路を有し、上記多重伝送制御部から!!縁低伝送
回路介して送出されて来る感知器アドレスの指定された
監視信号を、感知器回線に応じたレベルに変換させて、
そのまま感知器回線に送り出すレベル変換回路と、上記
!![短語電源が遮断された感知器回線に、上記レベル
変換回路によって感知器アドレスの指定された監視信号
が送出された後、感知器回線に流れる電流レベルの変動
を電圧信号に変換した後、上記絶縁伝送回路を介して上
記多重伝送制御部に送出するt流/電圧変換回路とを備
えた構成にしている。
また、請求項5において提案された火災監視システムは
、請求項2において提案された本発明方法を実施させる
火災監視システムに間したもので、上記中継器は、上記
火災受信機からボーリング方式により特定の多重伝送レ
ベルの監視信号を受けたときに、感知器回線に生起する
電圧レベルを判別するレベル判別回路を更に備えた構成
にしたことを特徴としている。
[作用] 請求項1に記載の本発明方法によれば、火災受信機と中
継器は、通常はボーリング方式により特定の多重伝送レ
ベルの監視信号と返信信号を送受して、感知器回線の断
線、短絡などの異常が監視されるが、感知器回線に接続
された感知器の発報監視は、火災受信機側より中継器側
に伝送切換信号が送出されて行なわれる。中継器側では
、この伝送切換信号を受けると、レベル変換制御部を作
動して、火災受、信機側より特定の多重伝送レベルで続
いて伝送されて来る感知器監視信号を、感知器回線に応
じたレベルに変化して感知器回線に送り出し、感知器回
線から返送される返信信号をレベル1換制御部で特定の
多重伝送レベルに変換して、火災受信機に送り返し、火
災受信機では、送り出した監?!信号に対して返送され
て来る返信信号を解読して、感知器の発報を感知器単位
で検知する。
請求項2に記載された本発明方法によれば、アドレスの
設定された感知器に対しては、上記のような手順で感知
器の発報を検知するが、各々の中継器に設けた感知器回
線に接続されに感知器の発報も検知できる。
この場合、火災受信機側より監視信号を受けた中継器側
では、感知器回線に生起する電圧レベルの変動により感
知器の発報を判別し、この判別信号は特定の多重伝送レ
ベルに変換されて火災受信機側に返送され、この信号を
解読した火災受信機では感知器の発報が検知される。こ
の発明では、感知器の発報は感知器回線単位、すなわち
発報した感知器回線しか検知できないが、感知器回線に
アドレスの設定された感知器に混じって一般の感知器を
接続した場合にも発報の監視ができる。
請求項3,4に記載された火災監視システムでは、請求
項1において提案された本発明の火災監視方法が実施で
きる。
請求項6に記載された本発明の火災監視システムでは、
請求項2において提案された本発明の火災監視方法が実
施できる。
[実施例コ 以下に、図面を参照して本発明の*f!例を説明する。
第1(!lを用いて、本発明の火災監視システムを説明
すると、図において、]は火災受信機、2は中継器であ
り、これらの間は多重信号&IJIと感知器電源回線1
2によって接続されている。また、感知器電源回線12
から電源の供給を受けて各中継器2から導出される感知
器回線13には、アドレスを有し多重信号によって火災
情報を送受する感知器SAが接続されている。
この火災受信機1は、多重信号線11に接続されて多重
信号の送受信を行なう多重伝送制御部11、メモリ15
に記憶されたプログラムに従って多重信号の信号処理を
行なうとともに制御信号を出力する制御手段12、制御
手段12からの火災検知信号を受けて火災報知を行なう
火災警報手段13、感知器電源回線12に接続されて感
知WSAに電源を供給する感知器電源14及び制御手段
12の制御信号を外部の制御端末機器(不図示)に伝送
するr10ボー)16を備えており、他方の中継器2は
、多重信号の伝送に必要なアドレスを設定するアドレス
設定部21、多重信号線11に接続されて火災受信機1
との閏で多重信号の送受信を行なう多重伝送制御部22
、火災受信機1と感知器SAとの多重信号のレベル変換
を行なうレベル変換制御部23、予め設定された制御プ
ログラムに従って必要な信号処理を行なうとともζこ制
御信号を出力する制御手段24及び多重伝送制御部22
と制御手段24とを含んで構成される制御部とレベル変
換制御部23との間で電気的に絶縁して信号伝送を行な
う絶縁伝送回路25を備えている。
このような構成の火災監視システムでは、火災受信機1
の制御手段12でプログラムに従フて中継器2のアドレ
スを付した多重信号を多重伝送制御部11を通じて多重
信号11に送出してボーリングを行い、中継器21!で
は、多重信号線11を介して伝送される多重信号による
伝送切換信号に付されたアドレスが、アドレス設定1I
l121で設定されたアドレスと一致すれば、制御手段
24によって絶縁伝送回路25を介してレベル変換制御
部23を駆動し、以降は、多重伝送制御部22に入力さ
れた感知器アドレスの付された多重信号が絶縁伝送回路
25を介してレベル変換制御部23に伝送され、感知器
SAに適合したレベルの多重信号に変換されて感知器回
線13に出力される。そして、感知WSAからの返信信
号は感知器回線13を介してレベル変換回路23に返送
されて火災受信機1に適合した多重信号のレベルに変換
された後に、絶縁伝送回路25を通じて多重伝送制御部
22に伝送し、多重伝送制御部22から多重信号線11
を介して火災受信機l倒に感知器SAの返信信号が伝送
される。従って、一つの中継器2がボーリングされたと
きには、感知器回線13に接続された各感知器SAと火
災受信機lとの間でレベル変換回路23を介して直接信
号の送受信が行なわれ、制御手段24における信号処理
は全く行なわれない、そして、感知器回線13に接続さ
れた全ての感知器SAとの多重信号の送受信が終了する
と、火災受信機lから伝送切換信号を送出して、中継器
2との多重信号の伝送を終了して、次の中継器2との交
信に移る。
従って、本発明のシステムでは、火災受信機1から各中
lI器2に対して順次ボーリングを行なう構成であるの
で、各中継器2の感知器回線13の閏で同一のアドレス
の設定された感知器があるときでも、火災受信機i11
で中!I器2のアドレスを付して管理することにより、
識別可能になるとともに、中継器20機能を削減するこ
とによって、コストを低減することが可能となる。
第2r!!iは、中継器の構成をブロック図をもって示
したものであり、図において、端子NA、NBは多重信
号線11と接続されて、多重伝送側a1部22に火災受
信機lからの多重信号を入力するとともに、多重伝送制
御部22からの多重信号を火災受信機1倒に返送してお
り、端子F、Fには感知器電源回線12と接続されて、
端子LN、CNから導出される感知器回線13に直流電
源を供給するとともに、レベル変換制御部23にも直流
電源を供給している。
このレベル変換制御部23は、多重伝送制御g22が火
災受信機から送出された特定の多重伝送レベルの伝送切
換信号を受信したときに、制御手段24より送出される
感知器電fi遮断信号によつて、感知器回線13に供給
された感知器電源を遮断するスイッチング回路23aと
、このスイッチング回路23aによって感知器電源が遮
断された後、所定の時間遅れをもって作動するスイッチ
ング回路231aを有し、多重伝送制御部22から伝送
切換信号に続いて絶縁伝送回路25を介して送出されて
来る感知器アドレスの指定された監視信号を、感知器回
線13に応じたレベルに変換させて、そのまま感知器回
線13に送り出すレベル変換回路231bと、感知器電
源が遮断され°た感知器回線に、レベル変換回路231
bによって感知器アドレスの指定された監視信号が送出
された後、感知器回線13に流れる電流レベルの変動を
電圧信号に変換した後、絶縁伝送回路26を介して多重
伝送制御部22に送出する電流/電圧変換回路23Cと
を備えた構成とされている。
第3図は、伝送切換信号とレベル変換制御部23によっ
て感知器回線13に送出される感知器アドレスの指定さ
れた監視信号の間係を示している。
なお、第41!Iは、レベル判別回路27を付加して後
述するアドレスの設定されていない一般感知器の発報と
、感知器回線の断線を検知する機能を持たせた中継器の
ブロック図であり、第51!lは更に、レベル判別図f
827に、短絡検出/保持回路28を付加して感知器回
線の短絡検出と短絡保護を検出する機能を持たせた°中
継器のブロック図を示している。
次に、第6図は、上述した中継器2のレベル変換制御F
部23、レベル判別図#27、短絡検出/保持回路28
の詳細な回路例を示したものである。
図において端子F、FCは感知器電源回線12に接続さ
れ、感知器電源である直流電圧(約28ボルト)の供給
を受番すて各部に電源を供給しており、端子LN、CN
は感知器回線13に接続されて、感知器SA、S(第1
図参照)との火災情報の伝送を行なうためのものである
尚、・説明を簡略化するために、端子F、FC間に接続
された感知器電源が逆流防止用ダイオードDIを通った
点を電源VCC(約28ボルト)、この電RVCCを定
電圧回路fc1でvCCよりも低い電圧レベルに安定化
した出力を電fiVDD(約12ボルト)、また、電源
VCCを定電圧電源回!23dでvCCよりも低い電圧
レベルに安定化した出力を電*VEE(約17ボルト)
としている、また、感知器電源回線12に接続されてい
る端子FCとぶ知四回線13に接続されている端子CN
とは接地ラインGNDで接続されている。
まず、中m器2を介して、火災受信機1と感知器SAと
の間で多重信号が送受信される多重信号伝送期間の動作
を、第3図のタイムチャートを弁解して説明する。
火災受信IIIから多重信号&!11を介して中継器2
に、アドレスを付した伝送切換信号が入力されると(第
3図(a)参照)、多重伝送制御部22を介して制御手
段24で多重信号が解読され、絶縁伝送回路25のフォ
トカブラ25aを駆動する。
フォトカブラ25aの駆動により、電源VDDから抵抗
R1、トランジスタQ1及びフォトカブラ25aを通じ
てトランジスタQ3のベースに電流が流れるので、トラ
ンジスタQ3はオンしてトランジスタQ4をオフし、こ
れによりトランジスタQ5及びQ6のベースtfLが遮
断されて、トランジスタQ5を通じて端子LNに供給さ
れる電flvCCと、トランジスタQ6を通じて同様に
端子LNに供給されるtgvEEとが遮断される。この
結果、端子LNには、電[VDDから抵抗R1゜トラン
ジスタQl、Q2及びダイオードD2を通じて電源VD
Dが供給されて、感知器SAとの多重信号の伝送期間に
入り、感知器回線13に接続された各感知!SAは、こ
の感知器@線−13の電圧レベルの低下(電[VCCか
ら電i1’JVDDへの低下)によって、各々に登載さ
れているCPUを駆動して多重信号の受信状態に入る(
第31ifl(c)参N)に の多重信号の伝送期間に入ったときから時間TI(約2
5ミリ秒)経過すると(この時間T1は、各感知器SA
のCPUの立上がり時間のために設けている)、制御手
段24(第2図参照)からレベル変換制御部23のスイ
ッチング回路231aにゲート信号を出力しく第3図(
b)参照)、これによって絶縁伝送回路25のフォトカ
ブラ25 b、  が伝送可能状態になるので(回路例
では、制御手段24のゲート信号によってフォトカブラ
25bを能動状態にすることにより、スイッチング回路
231&のm能を持たせている)、多重伝送制御部22
の多重信号受信部22bで受信された多重信号(+24
ボルトと一24ボルトの振幅を持つ多重信号)が絶縁伝
送回路25のフォトカブラ25bを通じてレベル変換回
路部23bに伝送され、レベル変換回路部23bのトラ
ンジスタQ1が多重信号に応じて駆動される。
この多重信号は、+24ボルトのときにフォトカブラ2
5bをオフし、−24ボルトのときにオンするので、多
重信号が+24ボルトのときに”はトランジスタQ】が
オフし、抵抗R1を通じて供給される電源VDDがツェ
ナーダイオードZDIで約5ボルトに落とされた後に、
トランジスタQ2、ダイオードD2を通じて端子LN(
感知器回線13)に約5ボルトの電圧を供給し、逆に多
重信号が一24ボルトのときには、トランジスタQ1が
オンするので、電#VDDは抵抗R1、トランジスタQ
1、Q2、ダイオードD2を通じて端子LNに約12ボ
ルトの電圧を供給する。従って、+24、−24ボルト
の娠輻を冑した多重信号が、端子LN、CN間では5ボ
ルトと12ボルトの間の振幅を持つ多重信号に変換され
て各感知ll5Aに伝送される。
一方、このレベル変換された多重信号を受信した感知器
SAは、この多重信号に対して返信信号を出力するが、
この返信信号は感知器回線13のインピーダンスな変化
させることによって電流レベルを変化させ、この電流レ
ベルの変動をレベル変換制御部23の電流電圧変換回路
(以下、I/V変換回路と記載する)23cで検出する
ことにより行なわれている。
まず、一つの感知器SAが返信信号を送出すると、返信
信号に応じて感知器回線13に流れる電流が変動し、電
11!VDDから抵抗R1,)ランジスタQ1、Q2、
ダイオードD2を通じて供給される電流レベルが変動し
て、抵抗R1の両端には電流レベルの変動に応じた電圧
が生じる。この電圧を増幅器AMP 1で構成されたI
/V変換回路23Cで増幅した後に、電源VDDを抵抗
R2,R3で分圧した基準電圧を有するコンパレータC
MP1に加えることによって、感知器回線13の電流が
増加したときには、コンパレータCMP 1からrHJ
レベルの電圧を出力し、逆に、電流が減少したときには
コンパレータCMP 1からrLJレベルの電圧を出力
している。
ここで、多重信号の伝送期間に入ったときから時間TI
(約25ミリ秒)経過すると、上記したように制御手段
24(第2図参!!りによって絶縁伝送回路25のフォ
トカブラ25bが伝送可能状態にされるが、このとき同
時にフォトカブラ25cがオン状態に切換えられるので
、コンパレータCMPIの出力電圧はフォトカブラ25
dを駆動して、多重伝送1i1f i1部22の多重信
号送信回路22aに感知器SAからの多重信号をレベル
変換して出力する。
このようにして、中継器2を介して火災受信機1と各感
知器SAとの多重信号による火災情報の送受信が終了す
ると、火災受信Illから中継器2に対して伝送切換信
号を送出し、中継器2の制御手段24で多重信号の送受
信の終了を判別して、フォトカブラ25 a、  25
 b、  25 cを各々オフ状態に切換える。これに
よって、多重信号伝送期間が開始された場合とは逆に、
フォトカブラ25aのオフによってトランジスタQ3が
オフ、トランジスタQ4がオンするので、トランジスタ
Q5゜Q6が同時にオン状態になって、電!VCCおよ
び電RvEEが端子LNに供給されて感知器回線は電[
VCCの電圧レベルとなり、多重信号伝送期間が終了し
て待機状態に復帰する。
次に、$61!Iを参照してアドレスを有しない一般感
短語Sの発報信号を中継器2を介して火災受信機1mに
伝送する発報監視訪問の動作を説明する。
火災受信W]から多重信号&l!1を介して中継器2に
、アドレスを付した発報監視信号が入力されると、多重
伝送flllll122ヲ介しテvJi11手段24で
多重信号が解読され、制御手段24はレベル判別回路2
7の出力電圧レベルを読み込んで発報状況の判別を行な
う。
ここで、一般の感知器Sが発報していないときには、感
知器回線13の接続された端子LNは電源VCCの電圧
レベルであるが、感知器Sが発報すると感知四回!11
3が感知器Sの内部抵抗を通じて短絡されるため、トラ
ンジスタQ5のエミッタに接続された抵抗R8によって
電源vCCは低下するが、電[VEEの内部インピーダ
ンスが低いので、端子LNの電圧レベルは略VEEまで
低下す る。
一方、レベル判別回路27は電源vCCを抵抗R4、R
5で分圧した基準電圧ER(約19ボルト)を有してお
り、感知器Sが発報しておらず感知器回線13の電圧レ
ベルがVCCのときにはrHJレベルの発報監視信号を
出力しているが、感知器Sが発報すると感知器回線13
の電圧レベルが低下してレベル判別回路27の基準電圧
ERよりも低下するので、 「L」レベルの発報判別信
号を出力する。従って、υ1鐸手段24によフて、この
発報判別信号のレベルから一般感知WSの発報を判別し
て、火災受信機1mに発報判別信号を伝送し、火災受信
III側では発報判別信号に応じて火災警報を出力する
。この発報監視期間は、中継W2から発報判別信号が返
信されて終了する。
次に、第6図の回路例を参照して感知器回線13の断線
及び短絡を検知する導通試験を行なう場合の動作を説明
するが、この場合には、感知器回線13の終端に第71
1!Tで示した回路構成の終端器4を接続する必要があ
るため、第8図のタイムチャートを参照して、その動作
説明を行なう。
この終端器4は、基準電圧(約4ボルト)を閾値として
、それよりも高い電圧レベルが入力端子INに入力され
たときには出力端子OUTを開放し、逆に入力電圧が闇
値よりも低いときには出力端子OUTを接地レベルに短
絡する動作を行なう電圧検出回路ICl0を中心にして
構成されている。
中継器2が待機状態のときには、端子LT、CTに接続
された感知四回1173の電圧レベルはvCC(約28
ボルト)であり、この電圧がブリッジダイオードBDで
無極性化されて抵抗RIO,R11で分圧され、電圧検
出回路ICl0の入力端子INに加えられており、この
電圧レベルは同値(約4ボルト)を越えているので、出
力端子OUTは開放されて、コンデンサCは抵抗RIO
,R12、R13及びトランジスタQIOを通じて完全
充電されている。
この状態で中継器2が後述する導通試験期間に入ると、
時間T(約30ミリ秒)の間g部器回線!3の電圧レベ
ルVCC<約28ボルト)をVDD(約12ボルト)ま
で低下させるので(第8図(a)tJ照)、終端器4の
抵抗RIO,R11による分圧電圧レベルがB値よりも
低下して、電圧検出回路ICl0の出力端子OUTは接
地レベルに短絡され、コンデンサCに充電された電荷が
出力端子○UT、ダイオードDおよび抵抗R13を介し
て短時間(約3ミリ秒)で放電する。そして、感知器回
線13が時間Tの後に電圧レベル■CCまで復帰すると
、電圧検出回路ICl0の入力端子INの電圧レベルが
1!1lli[を越えるので、出力端子OUTは開放さ
れてコンデンサCが抵抗R10゜R12,R13及びト
ランジスタQIOを介して充電される。この充電時間2
Tは放電時に比べて長い(約60ミリ秒)ため、この時
間2丁の間はトランジスタQIO,Qllがオンし、感
知器回線13が抵抗R14で終端されて終端電流(約3
0mA)が流れ(第80!! (b)#照)、感知器回
線13の電圧レベルはvCCまで上昇せずにv2(約1
7ボルト)のレベルとなり、時間2Tの後にトランジス
タQIO,Qllがオフすると再び待機時と同一のvC
Cの電圧レベルまで上昇する(第8図(a)参照)。
つまり、この終端器4は、感知器回線i3の電圧レベル
の上昇を検知して、所定の時間だけ終端電流を流す働き
を行なうものであり、本実施例では、この終端電流と一
般感知器の発報時の発報ttiとを等しく設定している
このような終端器4を上記中継器2に接続して、感知器
回線13の導通試験を行なう場合の断線検出について、
第6図の回路例と第9図のタイムチャートを参照して説
明すると、火災受信8!1から導通試験切換信号が入力
されると、まず中継器2では制御手段24でこの切換信
号を判別して、絶縁伝送回路25のフォトカブラ25a
を時間T(約30ミリ秒)だけオン状態に駆動する(第
9図(a)参照)、これによって、上記した伝送訪問と
同様に、トランジスタQ3がオンしてトランジスタQ4
をオフし、 トランジスタQ5.Q6がオフするので、
端子LNに供給される電RvCCと電[VEEとが遮断
されて、端子LNには抵抗R1、トランジスタQl、Q
2及びダイオードD2を通じてll[VDD(約12ボ
ルト)が供給され、時間Tが経過すると、制御手段24
によってフォトカブラ25aのオン状態が逆に解除され
るので、トランジスタQδ、Q6が作動して電1vcc
が再び端子LNに供給される。しかし、感知器回線I1
3に接続された終端器4によって終端電流(約30mA
)が流れるため、 トランジスタQ5のエミッタに接続
された抵抗R8の電圧降下によって端子LNの電圧はV
2(約17ボルト)に留まっている。
そして、時間2T(約60ミリ秒)が経過すると、終端
器4による終端電流が遮断されて端子LNの電圧レベル
が再び電[VCCのレベルに復帰する。
一方、中継器2のレベル判別回路27は電源vCCを抵
抗R4,R5で分圧した基準電圧ER(約19ボルト)
を有し、端子LNの電圧レベルを監視してフォトカブラ
25eを通じて制御手段24に導通監視信号を伝送して
おり、制御手段24では、導通試験切換信号が入力され
てから時間T/2経過後(第1監視)と時間2T経過後
(第2監[)とのレベル判別回路27の出力レベルを監
視している。
従って、感知器回線13が終端器4まで正常に接続され
ている場合には、時間T/2経過後及び時間2T経過後
のレベル判別回路27の出力レベルはいずれもrLJレ
ベルとなり、制御手段24でこれらの導通監視信号によ
って感知器回線13が正常状態と判別して、火災受信機
1側に導通試験の正常信号を返信する。
ところが、感知器回線13の途中で断線が発生している
ときには、終端器4による終端電流が流れなくなるので
、端子LNの電圧レベルは時間Tの経過後に直ちに電R
VCCのレベルに復帰してしまい、レベル判別回路27
では、第1監視時にはrLJレベルの検知信号を出力す
るが、第2監視時にはrHJレベルの検知信号を出力す
るので、制御手段24でこれら第1監視時及び第2監視
時の導通監視信号のレベルを読み込んで断線判別を行な
うことにより、火災受信機1側へ断線発生信号を出力す
る。
次に、同様に終端器4を中継器2の感知器回線I3に接
続して、感知器回線13の導通試験を行なう場合の短絡
検出について、第6図の回路例と第9閏のタイムチャー
トを参照して説明するが、感知器回線13に短絡が発生
したときには、電源VCC1電RVEEから供給される
電流が過大になることを直ちに防止するための短絡保護
動作が必要なため、その動作から説明する。
通常、中継器2が火災受信機1との間で多重信号の送受
信を行なっていないときには、感知器回線a3の接続さ
れた端子LN、CN間には電RvCC(約28ボルト)
が加えられているので、感知器回線13になんらかの要
因で短絡が発生すると、電流レベルが急激に増加すると
ともに端子LN。
CN間の電圧が低下し、回路各部の消責電力が増加して
部品の破壊を生じたり、感知8回at/3の焼損などに
つながる恐れがある。
このような不都合を避けるために、゛ 端子LNの電圧
レベルが短絡検出保持回路2日のコンデンサC1と抵抗
R6とで定まる所定の時間以上継続して予め定められた
所定のレベル(本実施例では、ツェナーダイオードZD
2で定まるレベルで約5ボルト)よりも低下した場合に
は、 トランジスタQ7をオンさせてトランジスタQ8
をオンする。これによってトランジスタQ4をオフし、
トランジスタQ5.QBのベースを間数して電[VCC
および電源VEEが端子LNに供給されるのを遮断し、
同時に、トランジスタQ8のコレクタに接続されたダイ
オードD5、抵抗R9を介して端子LNの電圧レベルを
強制的に所定のレベル(短絡の発生によって中継器2の
回路部品の破損や感知器回線!3の焼損が生じない程度
に低いレベル)まで低下させるとともに、トランジスタ
Q7のオンを自己保持させて短絡保護動作を行なってい
る。
この短絡保護が作動すると、 トランジスタQ7のオン
によりトランジスタQ9をオンして、レベル判別回路2
7の基準電圧ERを略ゼロボルトまで低下させるので、
レベル判別回路27は継続してrHJレベルの導通監視
信号を出力する。
このように、感知器口1113に短絡が発生して短絡保
護動作が行なわれているときに、火災受信1mlから導
通試験切換信号が中継器2に入力されたときには、上記
断線検知の場合と同様にして制御手段24により、 ト
ランジスタQf5.Q6のオフ動作が行なわれるが、既
に短絡保護によってトランジスタQ5.QBがオフし、
端子LNの電圧は所定のレベルまで低下しているととも
に、レベル判別回路27からはrHJレベルが出力され
ている(@9図(d)参照)、従って、導通切換信号が
人力されてから時間T/2経過後の第1監視時にはレベ
ル判別回路27の出力レベルはrHJレベルとなり、時
間Tが経過して制御手段24によるトランジスタQ5.
Q6のオフ動作の解除が行なわれても、短絡保護動作に
よってオフ状態を継続するので、レベル判別回路27は
時間2T経過後の第2監視時においても継続して「H」
レベルの検知信号を出力し続けることになる。この第1
監視時及び第2監視時の「H」レベルの導通監視信号を
制御手段で判別することによって短絡の発生を判別し、
火災受信機1g4に短絡発生信号を出力する。
一方、この短絡発生信号を受信した火災受信機1側では
、短絡解除信号を中継器2に対して伝送し、制御手・段
24によってリレー(不図示)を所定の時間だけ駆動し
て、リレー接点r y 1 al  t y 1bによ
ってトランジスタQ7の自己保持を解除するとともに、
感知器回線13を開放する。そして、リレーのWbが解
除されて感知器回線13が接続されたときに、再び短絡
保護が作動したときには、上記と同様の動作によって再
度火災受信機1例に短絡発生信号を送出し、この動作を
所定の回数(本実施例では、3回)繰返して行なった後
に、火災受信機l側で感知器回線E3の短絡と判別して
報知を行なう構成とされている。従って、感知器回線1
3で短絡が発生しても、直ちに短絡保護が作動して部品
の破壊や感知器回線E3の焼損を防止するとともに、火
災受信機1flllで短絡発生を繰返して確認した後に
短絡報知を行なうので、システムの信頼性を向上させる
ことができる。
尚、上記の説明では、各々、多重信号伝送期間、発報監
視肋間及び導通試験期間を個別に設けて、火災受+[1
11からの信号によって切換動作する構成として説明し
ているが、このような構成に限らず、例えば、発報監視
動作を行なった後に継続して導通監視動作を行なわせる
などの種々の、対応が可能である。
[発明の効果] 請求項1に記載の本発明によれば、火災受信機と感知器
とから出力される多重信号のレベル変換のみを行なう機
能を持たせた中継器とし、火災受信機側の信号処理機能
を高めることによって、アドレスの設定された感知器の
発報を検知できるコストの低減された監視システムを提
供できる。
また、請求項2に記載の本発明によれば、更に一般感知
器の発報信号を伝送する機能が追加され、中継器の構成
を複雑にすることなく機能の増加した火災監視システム
を実現できる。
請求項3,4に記載の本発明の火災監視システムによれ
ば、各中継器の機能を信号レベルの変換と中継伝送に削
減させ、火災受信機に信号処理機能を集中させることに
よフて、システム設計が容易で、しかもコストを低減で
きる火災監視システムが可能となる。
請求項5に記載の本発明の火災監視システムによれば、
アドレスの設定された感知器以外に、アドレスの設定さ
れていない感知器の発報も検知できるシステム設計が容
易でコストも低減された火災監視システムが実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の火災監視システムの概略構成ryJ(
請求項3に記載された火災監視システム)。 第2図はアドレスの付加された感知器の発報を検知する
機能を持たせた中継器の内郭回路の構成を示したブロッ
ク図(請求項3に記載された中継器)、第3図は火災受
信機側から送出される伝送切換信号と、中継器の感知器
回線に送り出される多重信号との間係を示したタイムチ
ャート(I!I求項1に記載された本発明方法の制御動
作説明1!I)、  第4図はアドレスの付加されてい
ない感知器の発報も検知できる機能を持たせた中l!器
の内部回路の構成を示したブロック図((請求項5に記
載された中R@>、  第5図は感知器回線の断線、短
絡検出機能を有した中継器の内部回路の構成を示したブ
ロック図、第611!Itは中継器の内部回路の構成図
。 第7図は終端器の回路構成図、第8図はその動作を説明
するタイムチャート、第9図は中l!器側で行われる感
知器回線の導通試験の制御手順を示したタイムチャート
、第1O図は従来の火災監視シ、ステムのシステム構成
図である。 [符号の説明] [符号の説明] 11・・・多重信号線 12・・・感知器電源回線 13 ・ SA  ・ S −・ l Φ ・ 2 ◆ φ 11 ・ l 2 ・ 13 φ 14 Φ 21 ψ 22 ・ 23 ・ 23 & 3b 3c 24 # 25 ・ ・・感知器回線 ・・アドレスを有する感知器 ・アドレスを冑しない感知器 ・火災受信機 ・中継器 ・嚇多重伝送制御部 ・・制御手段 ・・火災警報手段 ・・感知器電源 ・・アドレス設定部 ・嗜多重伝送制m部 ・◆レベル変換制御部 ・寺・スイッチング回路 ・・・レベル変換回路 −・・電流/電圧変換回路 ・・制御手段 1!!縁伝送回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)感知器回線に、少なくとも異なるアドレスの設定さ
    れた複数の感知器を接続したアドレスの割り当てられた
    中継器を、多重信号線で火災受信機に接続して構成され
    た火災監視システムにおいて、上記火災受信機側より上
    記中継器側には、ボーリング方式により多重信号線を介
    して中継器アドレスを指定した特定の多重伝送レベルの
    伝送切換信号を伝送し、 この切換信号を受けた中継器側では、この切換信号に続
    いて上記多重信号線を介して火災受信機より特定の多重
    伝送レベルで伝送されて来る感知器アドレスの指定され
    た監視信号を、感知器回線に応じたレベルに変換して、
    そのまま感知器回線に送り出し、 この監視信号を受けた感知器から感知器回線に返送され
    た返信信号を、上記中継器側で再び特定の多重伝送レベ
    ルに変換して上記火災受信機側に返送し、 最後に、火災受信機側では、このようにして多重信号線
    を介して返送されて来た返信信号を解読することによっ
    て、各々の中継器の感知器回線に接続された感知器の発
    報を、感知器単位で検知できるようにしたことを特徴と
    した多重伝送を利用した火災監視方法。 2)請求項1に記載された火災監視方法において、上記
    火災受信機側より上記中継器側には、ボーリング方式に
    より多重信号線を介して中継器アドレスを指定した特定
    の多重伝送レベルの監視信号を伝送し、 この監視信号を受けた中継器側では、その各々より導出
    させた感知器回線に生起する電圧レベルの変動により感
    知器の発報を判別した後、再び特定の多重伝送レベルの
    返信信号に変換して上記火災受信機側に返送し、 最後に、火災受信機側では、このようにして多重信号線
    を介して返送されて来た返信信号を解読することによっ
    て、各々の中継器の感知器回線に接続されたアドレスの
    設定されていない感知器の発報を、感知器回線単位でも
    検知できるようにしたことを特徴とした多重伝送を利用
    した火災監視方法。 3)感知器回線に異なるアドレスの設定された複数の感
    知器を接続したアドレスの割り当てられた中継器を、多
    重信号線で火災受信機に接続して構成された火災監視シ
    ステムにおいて、 上記火災受信機は、システム内の中継器及びこれらの各
    々の中継器の感知器回線に接続された感知器を監視し、
    感知器の発報時には異常信号を発報する構成とされてお
    り、このために、 多重信号線を介してシステム内の各々の中継器と接続さ
    れ、これらの中継器及びその各々の中継器の感知器回線
    に接続された感知器を監視するために、伝送切換信号と
    感知器アドレスの設定された特定の多重伝送レベルの監
    視信号を、上記多重信号線に送出するとともに、上記中
    継器及び感知器から返信された特定の多重伝送レベルの
    返信信号を受信するための多重伝送制御部と、 予め設定された制御プログラムに従って、上記多重伝送
    制御部を作動させるとともに、この多重伝送制御部が受
    信した返信信号を含む多重信号を解読して必要な処理を
    行なうと制御手段と、上記制御手段が感知器発報を判別
    した時に、該制御手段より送出された火災検知信号を受
    けて警報信号を発生させる火災警報手段と、 システム内の各々の中継器に感知器電源回線を介して接
    続され、上記感知器の発報動作に必要なレベルの電源を
    供給させる感知器電源とを備え、上記中継器は、その各
    々より導出された感知器回線に異なるアドレスに設定さ
    れた感知器を接続し、上記火災受信機から送出された感
    知器アドレスの指定された特定の多重伝送レベルの監視
    信号を、それぞれの感知器回線に応じたレベルに変換し
    て、そのまま感知器回線に送り出すとともに、感知器か
    ら返送された返信信号を特定の多重伝送レベルに変換し
    て、上記火災受信機に返信するようになつており、この
    ため、 多重信号の伝送に必要なアドレスを設定するアドレス設
    定部と、 上記多重信号線に接続され、上記火災受信機との間で伝
    送される特定の多重伝送レベルの伝送切換信号と感知器
    アドレスの指定された監視信号を受信し、特定の多重伝
    送レベルの返信信号を送出する多重伝送制御部と、 上記火災受信機側の感知器電源から供給された感知器電
    源を感知器回線に供給するための感知器回線と、 上記多重信号制御部が感知器を監視するための感知器ア
    ドレスの指定された特定の多重伝送レベルの監視信号を
    受信したときに作動され、その監視信号を感知器回線に
    応じたレベルに変換して上記感知器回線に送出するとと
    もに、感知器回線に接続した感知器からの返信信号を受
    信して、上記多重信号制御部に送出するレベル変換制御
    部と、予め設定された制御プログラムに従って、上記多
    重伝送制御部を作動させるとともに、この多重伝送制御
    部が受信した監視信号を含む多重信号を解読して必要な
    処理を行なうとともに、上記レベル変換制御部を作動さ
    せる制御手段と、 上記多重伝送制御部と制御手段とを含んで構成される制
    御部と、上記レベル変換制御部との間での信号の送受を
    可能にし、かつこれらの間の電源を分離させる絶縁伝送
    回路とを備えた構成とした多重伝送を利用した火災監視
    システム。 4)上記レベル変換制御部が、 上記多重伝送制御部が火災受信機から送出された特定の
    多重伝送レベルの伝送切換信号を受信したときに、上記
    制御手段より送出される感知器電源遮断信号によって、
    上記感知器回線に供給された感知器電源を遮断するスイ
    ッチング回路と、上記スイッチング回路によって感知器
    電源が遮断された後、所定の時間遅れをもつて作動する
    スイッチング回路を有し、上記多重伝送制御部から伝送
    切換信号に続いて絶縁伝送回路を介して送出されて来る
    感知器アドレスの指定された監視信号を、感知器回線に
    応じたレベルに変換させて、そのまま感知器回線に送り
    出すレベル変換回路と、上記感知器電源が遮断された感
    知器回線に、上記レベル変換回路によって感知器アドレ
    スの指定された監視信号が送出された後、感知器回線に
    流れる電流レベルの変動を電圧信号に変換した後、上記
    絶縁伝送回路を介して上記多重伝送制御部に送出する電
    流/電圧変換回路とを備えた構成にした請求項3に記載
    の多重伝送を利用した火災監視システム。 5)上記多重伝送を利用した火災監視システムが、更に
    中継器から導出された感知器回線に接続されたアドレス
    の設定されていない感知器の発報を検知する機能も有し
    ており、 このために、上記中継器は、上記火災受信機からボーリ
    ング方式により特定の多重伝送レベルの監視信号を受け
    たときに、感知器回線に生起する電圧レベルを判別する
    レベル判別回路を更に備えた構成にした請求項3に記載
    の多重伝送を利用した火災監視システム。
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