JPH0348601A - 切り花保存剤及び保存方法 - Google Patents

切り花保存剤及び保存方法

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Publication number
JPH0348601A
JPH0348601A JP18416989A JP18416989A JPH0348601A JP H0348601 A JPH0348601 A JP H0348601A JP 18416989 A JP18416989 A JP 18416989A JP 18416989 A JP18416989 A JP 18416989A JP H0348601 A JPH0348601 A JP H0348601A
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JP
Japan
Prior art keywords
cut
flowers
preservative
cut flowers
active ingredient
Prior art date
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Pending
Application number
JP18416989A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiko Matsumoto
明子 松本
Kazuki Ishitani
石谷 和樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、切り花を長期に亘り保持する上で好適な切り
花の保存剤に関する。又、切り花を長期に亘り保持する
に好適な切り花の保存方法に関する。
(従来の技術および解決するための課題)国民の生活水
準の向上及び洋風かに伴い各種の洋間、バラ、カーネー
ション、菊、チューリップ、アヤメ、アイリス、ハナシ
ョウブ、フリージア、ダリア、グラジオラス、ユリその
他、多種多様の園芸植物による飾り付けは、一般の家庭
における生は花や盛花、または仏壇用の供花としてはも
ちろんのこと、ホテル、旅館、結婚式場、会議室、喫茶
店、またはレストラン等の室内装飾品として欠かせない
ものになっている。ところが、これら切り花植物(以下
革質、木質を問わず切り花と称す)は概して短命であり
、特に夏期高温時に著しい。したがってどうしても切り
花を必要とする場所では、短期間のうちに高価な切り花
を交換する必要がある。これは当事者には大きな経済的
負担をかけるものであった。切り花が短命である理由と
して根の部分が切り取られているために幹や茎が一時的
に根の代わりを果たすが、根の持つ本来の機能、即ち養
分の吸い上げという役目が充分に果たせず水分のみが吸
い上げられ、結果として比較的短期間で枯れてしまうこ
とになると言われている。
また、養分や水分の吸い上げず困難になる原因として、
切り花の切り口から樹液がさん出して、これにより最近
や華美が繁殖し、切り花の導管を塞ぐことによって水分
や養阻害するとも阻害するとも言われている。そこで切
り花の鮮度を保持するため、従来から採用されてきた手
段は、切り口に塩をつけたり、切り口を火炎で焼いたり
、または切り口をハツカ油のような刺激性の薬剤中に浸
漬したり、あるいは茎部の切断を水中で行うなどが主な
やり方であった。また、中性洗剤を添加したりする方法
も提案されているが、これらは全て水の吸い上げ性向上
を期待するものであって、抜本的な手段とはいい雌い。
また、頻繁に水を交換することも、経験的に推奨されて
いるが、実際細菌やかびが大量に繁殖ビな場合、切り口
付近の茎あるいは幹自体にバクテリアなどが付着しヌメ
リ感を生ずる。これをそのまま放置して水を交換しても
余り効果的ではなく、水の交換の度に茎部るいは幹を洗
ってやるか、あるいはその部分を作治よしてやる必要が
あり、非常に厄介である。その他、殺虫剤や防腐剤を保
存水の中に入れる方法もとられているが、この方法では
ある程度の効果は認められるものの効果は不十分であり
、水の濁り、腐敗、花びらの変色、萎縮などが認められ
るものが多く、必ずしも満足すべきものとは言えない。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、長期に亘り切り花や生花を保持させる為に
鋭意検討した結果、切り花等を長期に亘り新鮮な状態で
生存させることを見い出し、本発明を完成した。即ち、
本発明は少なくともアミノオキシ酢酸又は及びその塩又
は及びその塩酸塩を有効成分として含有する切り花等の
保存剤。又、少なくともアミノオキシ酢酸又は及びその
塩又は及びその塩酸塩を有効成分とする水溶液に切り花
等の切り口を浸漬させる方法を見い出し、上記課題を解
決するものである。
本発明に用いるアミノオキシ酢酸は花の開花を後らせる
作用を有することが既に知られている。
しかしながら切り花が開花しているかしていないにも係
わらず、それらをアミノオキシ酢酸又は及びその塩又は
及びその塩酸塩の希釈水溶液に浸漬するとその鮮度は極
めて長期間保持されることは、今回初めて見いだされた
この発明に於て用いるアミノオキシ酢酸、もしくはその
塩酸塩の濃度は切り花の状態により多少異なり特に限定
しないが、切り花の切り口を浸漬する水中に約1〜50
0ppm程度になるように溶解して用いる。約lppm
以下になると切り花保存効果は弱く、また約500pp
mを越えると切り花はかえって早く枯れる傾向がある。
溶解の仕方も特に限定しないがこれらの化合物を予め少
量の水で高濃度に希釈したものを調整しておき、使用時
に更に希釈して希望の濃度に成るように使用すると濃度
調節が容易であり使用量を誤る恐れも少ない。
本発明のアミノオキシ酢酸もしくは、及びその塩酸塩を
溶解して水溶液には切り花の栄養分としてしよ糖などを
添加しても良いが、過剰に添加すると細菌やかびの栄養
源となるので適量以上の添加は避けなければならない。
また、通常切り花保存剤として用いる殺菌剤や防腐剤の
併用も差し支えない。
また、本発明に於て、保存効果が得られる花の種類とし
ては、バラ、カーネーション、水仙、菊、ダリア、フリ
ージアなどが例示されるが、特定の種類、品種に限定さ
れるものではない。
以下実施例により詳細に説明する。
(実施例) 供試した花は、カーネーションであり、15°Cの室温
で下記組成の水溶液、市販の保存液(比較例)を200
m1を入れたガラス容器にりそれぞれ3本づついれ、花
の状態を観察した。
活は方は、その下端部を斜めに切った後ガラス容器にい
れ、保存水の補給は5日間に1回蒸発分のみを追加した
結果を表に示す。
(発明の効果) 上記実施例に於ける切り花保存効果試験でも明らかなよ
うに本発明のアミノオキシ酢酸もしくは、及びその塩酸
塩による切り花保存方法は、水だけや他の切り花保存剤
を使用した場合と比較して少なくとも5日以上はその切
り花の鮮度が保持される。
その鮮度保持作用機構は、現在のところまだ明らかでな
いが、従来の切り花保存剤にみられるような殺菌や防腐
などの作用によるものではなく、アミノオキシ酢酸のホ
ルモン様作用によるものと推定される。
本発明の切り花保存方法は化合物の自由らいにない作用
を利用した新しい優れた方法である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アミノオキシ酢酸又は及びその塩又は及び塩酸塩の
    内少なくとも1種又は2種以上を有効成分として含有す
    ることを特徴とする切り花の保存剤。 2、アミノオキシ酢酸又は及びその塩又は及び塩酸塩の
    内少なくとも1種又は2種以上を有効成分として含有す
    る水溶液に切り花の切り口部を浸漬することを特徴とす
    る切り花の保存方法。
JP18416989A 1989-07-17 1989-07-17 切り花保存剤及び保存方法 Pending JPH0348601A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104255714A (zh) * 2014-09-30 2015-01-07 洛阳师范学院 一种牡丹、芍药鲜切花保鲜液及其制备方法

Non-Patent Citations (1)

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Title
CHEMICAL ABSTRACTS=1989 *

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