JPH0348475B2 - - Google Patents
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- JPH0348475B2 JPH0348475B2 JP57013418A JP1341882A JPH0348475B2 JP H0348475 B2 JPH0348475 B2 JP H0348475B2 JP 57013418 A JP57013418 A JP 57013418A JP 1341882 A JP1341882 A JP 1341882A JP H0348475 B2 JPH0348475 B2 JP H0348475B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- spacer
- cell
- fuel assembly
- wall
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 86
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 59
- 239000003758 nuclear fuel Substances 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C3/00—Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
- G21C3/30—Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
- G21C3/32—Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
- G21C3/33—Supporting or hanging of elements in the bundle; Means forming part of the bundle for inserting it into, or removing it from, the core; Means for coupling adjacent bundles
- G21C3/332—Supports for spacer grids
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
原子炉の燃料集合体は通常数メートルの長さの
管状容器を有する。その容器の横断面は例えば円
形又は矩形で、その容器内には、ある特定の、通
常は対称のパターンに並列に配置された、多数の
同一長さの管状の燃料棒が設けられている。燃料
棒はスペーサと称される多数の間隔保持部材によ
つて上記のパターンに固定保持される。そのスペ
ーサは、例えば米国特許第3405033号明細書に記
載されている形式のものにすることができる。ス
ペーサは燃料棒の束に沿つて互いに間隔をおいて
配列される。スペーサは、個々の燃料棒に対して
所定の自己弾性を有しており、その自己弾性によ
つて、垂直に配列された燃料棒の束の所定位置に
保持される。しかしながら、中性子照射によつて
スペーサの弾性力が減少し、2,3年後にはその
弾性力は極めてわずかになつてしまう。従つて、
スペーサは上方へ向かつて流れる水によつて上方
に移動されたり、またそれ自体の重みで下方に摺
動したりし、かくして、束の長い断面が完全には
支持されないままになつていることがある。従
来、上記のような不都合を回避してスペーサを垂
直方向に固定するため、複数の特殊なスペーサ保
持棒を燃料棒と平行に設けているものがある。こ
の場合、各スペーサ保持棒は、その保持棒に沿つ
て互いに所定距離だけ隔てられた位置から突出す
る停止部材を備えており、個々のスペーサは、前
記停止部材に係合して所定の位置に保持され、燃
料棒に沿つて移動しないようにされる。スペーサ
間の距離を維持する他の方法はスペーサ間にスペ
ーサスリーブを配列するもので、このスペーサス
リーブは制御棒管を包囲する。
管状容器を有する。その容器の横断面は例えば円
形又は矩形で、その容器内には、ある特定の、通
常は対称のパターンに並列に配置された、多数の
同一長さの管状の燃料棒が設けられている。燃料
棒はスペーサと称される多数の間隔保持部材によ
つて上記のパターンに固定保持される。そのスペ
ーサは、例えば米国特許第3405033号明細書に記
載されている形式のものにすることができる。ス
ペーサは燃料棒の束に沿つて互いに間隔をおいて
配列される。スペーサは、個々の燃料棒に対して
所定の自己弾性を有しており、その自己弾性によ
つて、垂直に配列された燃料棒の束の所定位置に
保持される。しかしながら、中性子照射によつて
スペーサの弾性力が減少し、2,3年後にはその
弾性力は極めてわずかになつてしまう。従つて、
スペーサは上方へ向かつて流れる水によつて上方
に移動されたり、またそれ自体の重みで下方に摺
動したりし、かくして、束の長い断面が完全には
支持されないままになつていることがある。従
来、上記のような不都合を回避してスペーサを垂
直方向に固定するため、複数の特殊なスペーサ保
持棒を燃料棒と平行に設けているものがある。こ
の場合、各スペーサ保持棒は、その保持棒に沿つ
て互いに所定距離だけ隔てられた位置から突出す
る停止部材を備えており、個々のスペーサは、前
記停止部材に係合して所定の位置に保持され、燃
料棒に沿つて移動しないようにされる。スペーサ
間の距離を維持する他の方法はスペーサ間にスペ
ーサスリーブを配列するもので、このスペーサス
リーブは制御棒管を包囲する。
他の公知の方法は、スペーサを燃料集合体の壁
に固定するものである。しかしながら、この方法
には、再燃料化の際に、燃料棒の束をスペーサと
一体に1つのユニツトとして燃料集合体から取り
出すことが困難になるという問題がある。
に固定するものである。しかしながら、この方法
には、再燃料化の際に、燃料棒の束をスペーサと
一体に1つのユニツトとして燃料集合体から取り
出すことが困難になるという問題がある。
また、上記したように突出した停止部材を有す
るスペーサ保持棒を複数設けた装置には、それら
保持棒が燃料棒の束内の空間に設けられるため、
原子炉の作動経済性が低下するという問題があ
る。
るスペーサ保持棒を複数設けた装置には、それら
保持棒が燃料棒の束内の空間に設けられるため、
原子炉の作動経済性が低下するという問題があ
る。
本発明によれば、壁と、複数の細長状燃料棒
と、該燃料棒の長手方向に隔置された関係に配列
された複数のスペーサとを有し、各スペーサが、
複数のセルを含んでいて、各セルに細長状燃料棒
を受け入れてこれら燃料棒を隔離した関係で1つ
の束にして配置するようになつている原子炉用燃
料集合体において、前記壁の、各スペーサに対面
している位置に、前記燃料棒の長手方向に隔置さ
れた2つの固定部材を含む第1固定手段が設けら
れ、また各スペーサの前記複数のセルには、複数
の第1のセルと、弾性的に配列された第2固定手
段を備えた第2のセルとが含まれており、該第2
固定手段は、前記第2のセルに対する前記燃料棒
の挿入と取り外しとにそれぞれ応答して、該第2
固定手段が前記固定部材を越えて前記燃料棒の長
手方向へ移動することを阻止する作用位置と、該
第2固定手段が該固定部材を越えて該燃料棒の長
手方向へ移動することを可能にする非作用位置と
の間で弾性的に移動可能になつており、該第2固
定手段が前記非作用位置にあるときに、前記第1
のセル内に受け入れられた前記燃料棒の束を、前
記スペーサと共に、前記燃料集合体内に挿入した
りその燃料集合体から取り外したりすることがで
きるようになつていることを特徴とする原子炉用
燃料集合体が提供される。
と、該燃料棒の長手方向に隔置された関係に配列
された複数のスペーサとを有し、各スペーサが、
複数のセルを含んでいて、各セルに細長状燃料棒
を受け入れてこれら燃料棒を隔離した関係で1つ
の束にして配置するようになつている原子炉用燃
料集合体において、前記壁の、各スペーサに対面
している位置に、前記燃料棒の長手方向に隔置さ
れた2つの固定部材を含む第1固定手段が設けら
れ、また各スペーサの前記複数のセルには、複数
の第1のセルと、弾性的に配列された第2固定手
段を備えた第2のセルとが含まれており、該第2
固定手段は、前記第2のセルに対する前記燃料棒
の挿入と取り外しとにそれぞれ応答して、該第2
固定手段が前記固定部材を越えて前記燃料棒の長
手方向へ移動することを阻止する作用位置と、該
第2固定手段が該固定部材を越えて該燃料棒の長
手方向へ移動することを可能にする非作用位置と
の間で弾性的に移動可能になつており、該第2固
定手段が前記非作用位置にあるときに、前記第1
のセル内に受け入れられた前記燃料棒の束を、前
記スペーサと共に、前記燃料集合体内に挿入した
りその燃料集合体から取り外したりすることがで
きるようになつていることを特徴とする原子炉用
燃料集合体が提供される。
本発明においては、前記第2のセルに挿入され
た燃料棒が燃料棒の束のキーとして作用する。前
記第1のセルのそれぞれに燃料棒が受け入れら
れ、かつ第2のセルには燃料棒が受け入れられて
いない状態では、第1のセルに受け入れられてい
る燃料棒の束をスペーサと共に前記燃料集合体内
に挿入することができる。このようにして燃料集
合体内に挿入された燃料棒の束とスペーサとは、
前記第2のセル内に燃料棒を挿入することによつ
て、燃料集合体内に固定される。また燃料棒を第
2のセルから取り出せば、燃料棒の束を、スペー
サと共に、点検等のために燃料集合体から取り出
すことができる。本発明においては、従来技術に
おける全てのスペーサ保持棒が燃料棒に置き換え
られていると言うことができる。従つて、原子炉
の作動経済性が改善される。
た燃料棒が燃料棒の束のキーとして作用する。前
記第1のセルのそれぞれに燃料棒が受け入れら
れ、かつ第2のセルには燃料棒が受け入れられて
いない状態では、第1のセルに受け入れられてい
る燃料棒の束をスペーサと共に前記燃料集合体内
に挿入することができる。このようにして燃料集
合体内に挿入された燃料棒の束とスペーサとは、
前記第2のセル内に燃料棒を挿入することによつ
て、燃料集合体内に固定される。また燃料棒を第
2のセルから取り出せば、燃料棒の束を、スペー
サと共に、点検等のために燃料集合体から取り出
すことができる。本発明においては、従来技術に
おける全てのスペーサ保持棒が燃料棒に置き換え
られていると言うことができる。従つて、原子炉
の作動経済性が改善される。
好ましくは、前記第2のセルは可動弾性壁を備
え、この可動弾性壁に前記第2固定手段が設けら
れる。この可動弾性壁は、燃料棒を第2のセルに
挿入したときに燃料集合体の壁の方向に移動し
て、第2固定手段を前記作用位置へ移動させる。
即ち、燃料棒を第2のセルに挿入したときに可動
弾性壁が燃料集合体の壁の方向に移動し、それに
よつて、スペーサが燃料棒の長手方向へ移動した
ときに第2固定手段が対応する固定部材に係合
し、それ以上のスペーサの移動が阻止される。
え、この可動弾性壁に前記第2固定手段が設けら
れる。この可動弾性壁は、燃料棒を第2のセルに
挿入したときに燃料集合体の壁の方向に移動し
て、第2固定手段を前記作用位置へ移動させる。
即ち、燃料棒を第2のセルに挿入したときに可動
弾性壁が燃料集合体の壁の方向に移動し、それに
よつて、スペーサが燃料棒の長手方向へ移動した
ときに第2固定手段が対応する固定部材に係合
し、それ以上のスペーサの移動が阻止される。
前記第1及び第2固定手段は燃料集合体のコー
ナーに配置されるのが有利である。そこではボツ
クス変形が最も小さい。
ナーに配置されるのが有利である。そこではボツ
クス変形が最も小さい。
以下、本発明を図示実施例によつて説明する。
第1図において、符号1は燃料集合体の壁を示
し、符号2はスペーサの部分を示している。この
部分2は、通常燃料棒を囲みかつ支持するセル、
即ち、いわゆるスペーサセルに相当する。ここに
図示されているセルは、既述のセルのうちの、第
2のセルに相当し、第1のセルに相当するものは
図示されていない。上記スペーサセルは上方フレ
ーム3と下方フレーム4とを含み、それらはスペ
ーサの可動弾性壁5により相互連結されている。
可動弾性壁即ち弾性外側壁5の中央には、第2固
定手段を構成する停止部材6が設けられている。
また、第1固定手段を構成する固定部材即ち停止
突起7が燃料集合体の壁1から内方に突出してい
る。第1図においては、スペーサセルに相当する
部分2に燃料棒が挿入されてなく、従つて燃料棒
はキー作用を果たしてなく、停止部材6は非作用
位置にある。即ち、停止部材6は、その停止部材
6が停止突起7に衝接することなく、スペーサを
燃料集合体から取り出すことを可能にするような
位置にある。
し、符号2はスペーサの部分を示している。この
部分2は、通常燃料棒を囲みかつ支持するセル、
即ち、いわゆるスペーサセルに相当する。ここに
図示されているセルは、既述のセルのうちの、第
2のセルに相当し、第1のセルに相当するものは
図示されていない。上記スペーサセルは上方フレ
ーム3と下方フレーム4とを含み、それらはスペ
ーサの可動弾性壁5により相互連結されている。
可動弾性壁即ち弾性外側壁5の中央には、第2固
定手段を構成する停止部材6が設けられている。
また、第1固定手段を構成する固定部材即ち停止
突起7が燃料集合体の壁1から内方に突出してい
る。第1図においては、スペーサセルに相当する
部分2に燃料棒が挿入されてなく、従つて燃料棒
はキー作用を果たしてなく、停止部材6は非作用
位置にある。即ち、停止部材6は、その停止部材
6が停止突起7に衝接することなく、スペーサを
燃料集合体から取り出すことを可能にするような
位置にある。
第2図においては、スペーサセルに燃料棒8が
挿入され、それによつて、可動弾性壁5が側方へ
押圧されて、停止部材6が燃料集合体の壁1の近
くまで移動している。従つて、燃料棒はキー作用
を果たしており、停止部材6は作用位置にある。
即ち、停止部材6は、スペーサが上方又は下方へ
移動したときに停止部材6が停止突起7の一つに
衝接し、それによつてスペーサを燃料集合体から
取り出すことを不能にする位置にある。
挿入され、それによつて、可動弾性壁5が側方へ
押圧されて、停止部材6が燃料集合体の壁1の近
くまで移動している。従つて、燃料棒はキー作用
を果たしており、停止部材6は作用位置にある。
即ち、停止部材6は、スペーサが上方又は下方へ
移動したときに停止部材6が停止突起7の一つに
衝接し、それによつてスペーサを燃料集合体から
取り出すことを不能にする位置にある。
前述したように、スペーサは上方に向かつて流
れる水によつて上方に移動されたり、またそれ自
体の重みで下方に摺動したりするが、停止部材6
が作用位置にあるときには停止部材6が上又は下
に位置する停止突起7に衝突した際そこで止まる
のであつて、この停止突起7を越えてスペーサが
動いてしまうことはない。スペーサの高さは、例
えば3〜4cm程度であり、停止突起7間の間隔は
これよりも短かいわけであるが、かような短かい
範囲の停止突起7間において停止部材6が上下動
してしまう遊びは許容されている。かような遊び
が全く無く、スペーサが壁1に対して全く固定さ
れてしまうようにしていない理由は、燃料棒8の
温度は燃料集合体の温度よりも早く上昇し、且つ
燃料棒8の長さは燃料集合体の長よりも、温度に
よつて膨張するので、かかる遊びがなければ燃料
棒8か燃料集合体かが引張力によつて損傷を受け
ざるを得なくなつてしまうからである。しかし、
かかる遊びは上述した通りわずかの程度であり、
燃料棒の束の長さが例えば4mであることを勘案
するならば、ほとんど無視し得る程度のものであ
る。すなわち、本明細書におけるスペーサの垂直
方向の固定というのは、この程度の遊びを有する
固定という意味である。
れる水によつて上方に移動されたり、またそれ自
体の重みで下方に摺動したりするが、停止部材6
が作用位置にあるときには停止部材6が上又は下
に位置する停止突起7に衝突した際そこで止まる
のであつて、この停止突起7を越えてスペーサが
動いてしまうことはない。スペーサの高さは、例
えば3〜4cm程度であり、停止突起7間の間隔は
これよりも短かいわけであるが、かような短かい
範囲の停止突起7間において停止部材6が上下動
してしまう遊びは許容されている。かような遊び
が全く無く、スペーサが壁1に対して全く固定さ
れてしまうようにしていない理由は、燃料棒8の
温度は燃料集合体の温度よりも早く上昇し、且つ
燃料棒8の長さは燃料集合体の長よりも、温度に
よつて膨張するので、かかる遊びがなければ燃料
棒8か燃料集合体かが引張力によつて損傷を受け
ざるを得なくなつてしまうからである。しかし、
かかる遊びは上述した通りわずかの程度であり、
燃料棒の束の長さが例えば4mであることを勘案
するならば、ほとんど無視し得る程度のものであ
る。すなわち、本明細書におけるスペーサの垂直
方向の固定というのは、この程度の遊びを有する
固定という意味である。
次に、中性子の照射のためにスペーサの弾性外
側壁5は弾性力が弱くなつてくるが、停止部材6
は挿入された燃料棒8によつて直接に壁1に当接
されており(第2図参照)、前述した意味での固
定は維持している。すなわち、燃料棒8が挿入さ
れている限り、例え弾性外側壁5の弾性力が弱化
されても、停止部材6はなおその役目を果たして
いるのであつて、原子炉運転中もスペーサを垂直
方向に固定している。
側壁5は弾性力が弱くなつてくるが、停止部材6
は挿入された燃料棒8によつて直接に壁1に当接
されており(第2図参照)、前述した意味での固
定は維持している。すなわち、燃料棒8が挿入さ
れている限り、例え弾性外側壁5の弾性力が弱化
されても、停止部材6はなおその役目を果たして
いるのであつて、原子炉運転中もスペーサを垂直
方向に固定している。
第3図は停止突起7の一つを水平断面図で示し
ている。また、第4図は、壁1を備えた燃料集合
体のコーナー部分を示している。
ている。また、第4図は、壁1を備えた燃料集合
体のコーナー部分を示している。
燃料集合体は比較的長いものである。このこと
は、それぞれが第2固定手段即ち停止部材を有し
ている複数のスペーサが垂直方向へ互いに間隔を
おいた関係で順次配列されることを意味してい
る。例えば、燃料集合体の同じコーナーに配列さ
れた全てのスペーサにおける停止部材は、同一の
燃料棒をそのコーナーにあるスペーサセルに対し
て挿入、取り出しすることによつて作用位置と非
作用位置との間で移動させられる。燃料棒の束が
異なる部分に分割され、それぞれの部分に複数の
スペーサが設けられている場合には、各部分にお
ける複数のスペーサの停止部材は、各部分毎に、
別々の燃料棒の挿入、取り出しによつて各部分毎
に別々に作用位置と非作用位置との間で移動させ
られる。
は、それぞれが第2固定手段即ち停止部材を有し
ている複数のスペーサが垂直方向へ互いに間隔を
おいた関係で順次配列されることを意味してい
る。例えば、燃料集合体の同じコーナーに配列さ
れた全てのスペーサにおける停止部材は、同一の
燃料棒をそのコーナーにあるスペーサセルに対し
て挿入、取り出しすることによつて作用位置と非
作用位置との間で移動させられる。燃料棒の束が
異なる部分に分割され、それぞれの部分に複数の
スペーサが設けられている場合には、各部分にお
ける複数のスペーサの停止部材は、各部分毎に、
別々の燃料棒の挿入、取り出しによつて各部分毎
に別々に作用位置と非作用位置との間で移動させ
られる。
第1図はスペーサと燃料集合体の壁とを示す断
面図、第2図は第1図におけるスペーサのセルに
燃料棒を挿入した状態を示す図で、第4図の−
断面図、第3図は第1図の−断面図、第4
図は第2図の−断面図である。 1…壁、2…スペーサの部分(スペーサセル)、
5…可動弾性壁、6…停止部材(第2固定手段)、
7…停止突起(第1固定手段)、8…燃料棒。
面図、第2図は第1図におけるスペーサのセルに
燃料棒を挿入した状態を示す図で、第4図の−
断面図、第3図は第1図の−断面図、第4
図は第2図の−断面図である。 1…壁、2…スペーサの部分(スペーサセル)、
5…可動弾性壁、6…停止部材(第2固定手段)、
7…停止突起(第1固定手段)、8…燃料棒。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 壁1と、複数の細長状燃料棒と、該燃料棒の
長手方向に隔置された関係に配列された複数のス
ペーサとを有し、各スペーサが、複数のセル2を
含んでいて、各セルに細長状燃料棒を受け入れて
これら燃料棒を隔離した関係で1つの束にして配
置するようになつている原子炉用燃料集合体にお
いて、 前記壁1の、各スペーサに対面している位置
に、前記燃料棒の長手方向に隔置された2つの固
定部材7を含む第1固定手段が設けられ、また各
スペーサの前記複数のセル2には、複数の第1の
セルと、弾性的に配列された第2固定手段6を備
えた第2のセルとが含まれており、該第2固定手
段は、前記第2のセルに対する前記燃料棒の挿入
と取り外しとにそれぞれ応答して、該第2固定手
段が前記固定部材7を越えて前記燃料棒の長手方
向へ移動することを阻止する作用位置と、該第2
固定手段が該固定部材を越えて該燃料棒の長手方
向へ移動することを可能にする非作用位置との間
で弾性的に移動可能になつており、該第2固定手
段が前記非作用位置にあるときに、前記第1のセ
ル内に受け入れられた前記燃料棒の束を、前記ス
ペーサと共に、前記燃料集合体内に挿入したりそ
の燃料集合体から取り外したりすることができる
ようになつていることを特徴とする原子炉用燃料
集合体。 2 特許請求の範囲第1項記載の原子炉用燃料集
合体において、前記第2のセルが可動弾性壁を備
え、この可動弾性壁に前記第2固定手段6が設け
られ、この可動弾性壁は、前記燃料棒を第2のセ
ルに挿入したときに前記燃料集合体の壁1の方向
に移動して、前記第2固定手段を前記作用位置へ
移動させるようになつていることを特徴とする原
子炉用燃料集合体。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項記載の原子
炉用燃料集合体において、前記第1及び第2固定
手段が前記燃料集合体のコーナーに配置されてい
ることを特徴とする原子炉用燃料集合体。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE8100778A SE425272B (sv) | 1981-02-03 | 1981-02-03 | Brenslepatron for kernreaktor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57147085A JPS57147085A (en) | 1982-09-10 |
JPH0348475B2 true JPH0348475B2 (ja) | 1991-07-24 |
Family
ID=20343046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57013418A Granted JPS57147085A (en) | 1981-02-03 | 1982-02-01 | Fuel assembly for nuclear reactor |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4489038A (ja) |
JP (1) | JPS57147085A (ja) |
DE (1) | DE3202238A1 (ja) |
SE (1) | SE425272B (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE431691B (sv) * | 1982-07-12 | 1984-02-20 | Asea Atom Ab | Kernbrenslepatron |
DE3330850A1 (de) * | 1983-08-26 | 1985-03-14 | Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim | Kernreaktorbrennelement |
GB8405105D0 (en) * | 1984-02-28 | 1984-04-04 | Atomic Energy Authority Uk | Nuclear reactor fuel assemblies |
US4717527A (en) * | 1984-07-02 | 1988-01-05 | Westinghouse Electric Corp. | Fuel assembly |
SE453441B (sv) * | 1985-07-09 | 1988-02-01 | Asea Atom Ab | Spridare for sammanhallning och fixering av langstreckta brenslestavar till knippen inskjutbara i en brenslepatron till en kernreaktor |
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