JPH0348468Y2 - - Google Patents

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JPH0348468Y2
JPH0348468Y2 JP10431588U JP10431588U JPH0348468Y2 JP H0348468 Y2 JPH0348468 Y2 JP H0348468Y2 JP 10431588 U JP10431588 U JP 10431588U JP 10431588 U JP10431588 U JP 10431588U JP H0348468 Y2 JPH0348468 Y2 JP H0348468Y2
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JP
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valve
vacuum
solenoid
sub
vacuum pump
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は二方向電磁弁と真空破壊するための切
換弁の二つの作用を一つにて行なうようにした真
空用電磁弁に関するものである。
〔従来の技術〕
所要負圧の真空を得るには第4図に示すように
真空タンクTに真空用二方向電磁弁V1を介して
真空ポンプPを接続し、この電磁弁V1と真空ポ
ンプPとの間を接続すする配管P1に分岐管P2
を接続し、この分岐管P2の先端に真空破壊をす
るための切換弁V2を設けている。これにより真
空ポンプPを駆動してタンク内を所要負圧にして
真空を得ている。そしてタンク内が所要負圧にな
つたとき真空ポンプPを停止させても真空ポンプ
P内の潤滑油が真空回路内に流出するのを防止す
るため真空ポンプ内を大気圧にしている。これは
真空用二方向電磁弁V1を閉じ、タンクTとポン
プP間を遮断すると共に、真空破壊をするための
切換弁V2を開放し、大気を該弁V2,分岐管P
2,配管P1を経て真空ポンプPへ供給するよう
にしている。
また再度真空ポンプPを駆動する際は前記切換
弁V2を閉じ二方向電磁弁V1を開くようにして
連続的あるいは断続的に所要の真空圧を得るよう
にしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし上述のような真空回路では真空用二方向
電磁弁、真空破壊するための切換弁の双方が必要
で、かつ真空回路が複雑となり、装置が大型化高
価となる。
本考案はこれを解消すべく、二方向電磁弁と真
空破壊をするための切換弁とを一つに組み込んだ
ことを特徴とする。
〔課題を解決するための手段〕
ソレノイドの作用にてバルブを開閉弁操作する
電磁弁において、バルブ内にばね圧下にてサブバ
ルブを摺動可能に嵌挿し、このバルブを嵌挿支持
したプラグ内にサブバルブ背面と対向し大気と通
ずる通路を形成した突起を設けると共に、閉弁時
真空ポンプ側通路の真空を破壊する通路をバルブ
7に形成する。
〔実施例〕
以下本考案を図示の実施例にもとづいて説明す
る。
図において1は本考案真空用電磁弁の弁筐で、
この弁筐1の上部にソレノイド2を配置し、キヤ
ツプ3にて覆うようになすと共に、この弁筐1内
にソレノイド2にて可動するロツド4をスタフイ
ンボツクス5を介して摺動可能状態に貫通支持せ
しめる。
また弁筐1の下部にはバルブ6を螺着すると共
に、このプラグ6内に摺動可能にして嵌挿し、か
つ弁筐内に設けた弁座11を開閉せしめるバルブ
7を設ける。このバルブ7はキヤツプ状をしてお
り、外周に設けた鍔71とプラグ6との間にばね
8を配設し、このばね圧にてバルブ7を弁座11
に押圧して閉弁するようになす。このとき閉弁作
用を確実に行なうためバルブ外周にOリング9を
装着し、このOリング9を弁座11に直接接触し
て閉弁せしめるようになすこともある。
バルブ7の内窪7a内にはその内底との間にば
ね10を介在させてサブバルブ12を嵌挿し、バ
ルブ7に設けた止め輪状のストツパー13にて抜
け止めとなつている。
プラグ6の内底部には突起61を柱状に突出さ
せ、この突起61及びプラグ6を貫通して小径の
空気通路aを形成し、この空気通路aにてプラグ
6の内外を導通せしめると共に、この突起61の
先端をサブバルブ12の背面と対向させ、ロツド
4にてバルブ7を押し下げたとき、サブバルブ背
面をばね10に抗して押圧するようになす。
またバルブ7にもその頂面部にその内外を貫通
する小径の空気通路bを形成する。
従つて上述の如く構成する真空用電磁弁は真空
タンクと真空ポンプとを接続する配管の途中に配
設して使用する。すなわち第4図に示す公知の真
空回路のうち真空用二方向電磁弁V1の位置に配
設し、分岐管P2及び真空破壊をするための切換
弁V2を省いて用いる。
本考案電磁弁においては真空を得る場合、真空
ポンプPを駆動すると共に、ソレノイド2の作動
にてバルブ7を押し下げると開弁されて弁筐1内
の通路1Tと1Pは導通する。同時にバルブ7の
押し下げにてサブバルブ12も同時に押し下げら
れて突起61の先端と当接し、通路aを閉じる。
これにより真空ポンプPの作用にて真空タンクT
内は負圧となり所望の真空を得られる。そして真
空ポンプPを停止するとき、ソレノイドをOFF
にするとばね8の作用にてバルブ7は上昇し、弁
座11を閉じ、通路1Tと1Pは遮断される。こ
れと同時にサブバルブ12は突起61より離間し
て通路aは開放される。これによりバルブ7内は
通路aよりプラグ6内を経てさらにサブバルブ1
2とバルブ7との隙間及び通路bを経て通路1P
側へ大気と導通し、真空回路のうち真空ポンプP
と真空用電磁弁を継ぐ回路で真空を解除し、真空
ポンプ停止時大気圧もしくは大気圧に等しい圧力
とし、これにより真空ポンプ内のオイルの流出を
防止するものである。
〔考案の効果〕
本考案による時は、ソレノイドの作用にてバル
ブを開閉弁操作する電磁弁において、バルブ内に
ばね圧下にてサブバルブを摺動可能に嵌挿し、こ
のバルブを嵌挿支持したプラグ内にサブバルブ背
面と対向し大気と通ずる通路を形成した突起を設
けると共に、閉弁時真空ポンプ側通路の真空を破
壊する通路をバルブ7に形成しているため、一つ
の電磁弁で、真空用二方向電磁弁と破壊弁の双方
の作用をするので真空回路が簡易となり、さらに
は突起を貫通した通路の長さ及び内径さらには突
起に対するサブバルブの間隔を変化させることに
より容易に真空破壊までの時間を調整できる等の
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは縦断面図、第2図A,Bは同じ作用
をし、かつ要部の形状が異なつたバルブの実施例
図、第3図は公知例の断面図、第4図は従来の真
空回路図である。 1は弁筐、2はソレノイド、4はロツド、1
T,1Pは通路、11は弁座、6はプラグ、61
は突起、7はバルブ、8,10はばね、12はサ
ブバルブ、a,bは空気通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ソレノイドの作用にてバルブを開閉弁操作する
    電磁弁において、バルブ内にばね圧下にてサブバ
    ルブを摺動可能に嵌挿し、このバルブを嵌挿支持
    したプラグ内にサブバルブ背面と対向し大気と通
    ずる通路を形成した突起を設けると共に、閉弁時
    真空ポンプ側通路の真空を破壊する通路をバルブ
    7に形成した真空用電磁弁。
JP10431588U 1988-08-05 1988-08-05 Expired JPH0348468Y2 (ja)

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JP10431588U JPH0348468Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

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JP10431588U JPH0348468Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

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JPH0225787U JPH0225787U (ja) 1990-02-20
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JP5452312B2 (ja) * 2010-03-26 2014-03-26 パナソニック株式会社 電磁弁とウォーターハンマー低減装置

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JPH0225787U (ja) 1990-02-20

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