JPH0348252Y2 - - Google Patents

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JPH0348252Y2
JPH0348252Y2 JP12991488U JP12991488U JPH0348252Y2 JP H0348252 Y2 JPH0348252 Y2 JP H0348252Y2 JP 12991488 U JP12991488 U JP 12991488U JP 12991488 U JP12991488 U JP 12991488U JP H0348252 Y2 JPH0348252 Y2 JP H0348252Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばゴルフ場のフエアウエーや
グリーン上に存在する芝や枯葉等の塵を回収する
掃除機に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図はこの種従来の掃除機を一部断面で示す
側面図である。図において、1は掃除の対象とな
る作業面で、ゴルフ場で使用する場合、フエアウ
エーやグリーンがこれに相当し、予め芝刈機で刈
り取られた芝や枯葉等の塵がこの上に存在してい
る。2は作業面1を走行できる台車で、その後部
には車輪3が設けられ、前部はジープ等の牽引車
(図示せず)に連結支持されるようになつている。
4は後述の回転ブラシ等を一体に取付ける本体フ
レームで、その走行方向の後方端が連結具として
の軸5を介して台車2に軸着され、矢印Aの方向
に回動できる構成となつている。6はフオーク7
を介して本体フレーム4の前方端に取付けられた
支持車輪で、作業面1からの本体フレーム1の高
さはナツト8により調整可能である。9は本体フ
レーム4の下部に回転自在に取付けられた掃込み
回転体としての回転ブラシで、車幅方向(図上紙
面に垂直な方向)に所定の長さを有する回転軸と
その外周に設けられた多数のブラシとからなり、
別途台車2に設置されたエンジン10により伝達
機構(図示せず)を介して回転駆動される。11
は回転ブラシ9の上方で本体フレーム4に取付け
られたシロツコ型のフアンで、回転ブラシ9と同
様エンジン10により回転駆動される。そして、
その吸込側は回転ブラシ9を覆うように形成され
たダクト12に連通している。13はフアン11
の排風側に連通して設けられた回収ホツパで、上
部に所定のメツシユを有する金網で形成された排
風口13aが設けられている。そして、回収ホツ
パ13は2分割の構造で、油圧シリンダ14によ
つて開閉される。
次に動作について説明する。先ず、牽引車によ
り台車2を牽引し、ゴルフ場のフエアウエーの所
定の作業面1に乗り入れる。なお、予め作業面1
の平坦な部分に台車2を停留させ、フオーク7を
本体フレーム4に取付けるナツト8を調整して回
転ブラシ9を最適位置にセツトしておく。即ち、
作業面1上の塵を回転ブラシ9が最も効率よく掃
込むように、回転ブラシ9の下端が作業面1に十
分近接するかまたは一部接する程度にその高さを
調整しておく。
ここで、エンジン10を始動して回転ブラシ9
およびフアン11を回転させると、回転ブラシ9
が作業面1上に存在する芝や枯葉等の塵をダクト
12内に掃き上げる。ダクト12の下端と作業面
1との隙間から吸い込んだ空気は、この塵と一緒
になってフアン11から回収ホツパ13に回収さ
れ、この内空気だけは排風口13aから大気に放
出され、塵は回収ホツパ13内に残留し、底部に
堆積する。
回収ホツパ13内の塵は、それがほぼ満杯にな
ると掃除作業を一旦停止し、油圧シリンダ14を
操作して、別途用意した塵芥容器に排出する。
そして、牽引車を所定の速さで運転して台車2
を順次移動させていくことによりフエアウエーの
掃除作業を進めていく訳であるが、フエアウエー
の作業面1には必ず凹凸の勾配が存在する。この
場合、本体フレーム4は軸5を中心にして矢印A
の方向に回動自在に構成されているので、作業面
1の凹凸に応じて支持車輪6が上下動し、回転ブ
ラシ9と作業面1との上下位置関係を常にほぼ一
定に保つようになつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の掃除機は以上のように構成されているの
で、台車2の走行方向に沿つて上下する作業面1
の勾配については、軸5による回動機構によつて
回転ブラシ9をその勾配に追随させることができ
る。しかし、台車2の左右の車輪3間において、
その走行方向と直角の車幅方向に沿つた勾配が存
在すると、回転ブラシ9はその勾配に追随せず掃
除不良や作業性低下等の問題点が生じる。即ち、
例えば、回転ブラシ9の軸方向の一端側ではブラ
シが作業面1に強く当接してその地肌まで削るこ
とになり、一方、その他端側は作業面1から浮き
上り、この部分の塵が掃込まれずに残つてしま
い、走行後、人手による作業面1の補修や残留し
た塵の回収が必要となる。
この考案は以上のような問題点を解消するため
になされたもので、たとえ作業面1の車幅方向に
勾配があつても、その勾配を吸収し、回転ブラシ
9と作業面1との位置関係を常に一定に保つこと
ができる掃除機を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る掃除機は、台車と本体フレーム
とを結合する連結具として、上記本体フレーム
を、車幅方向の第1軸と走行方向の第2軸との両
軸に対して回動自在に支持する構成のものとした
ものである。
また、請求項2のものにあつては、その連結具
の第1軸と第2軸とを同一平面内に設定し、かつ
掃込み回転体の軸方向中心と上記第2軸との車幅
方向位置を一致させている。
〔作用〕
台車の走行に伴い、作業面の走行方向に勾配が
あると、本体フレームは連結具の第1軸を中心に
して上下に揺動する。また、作業面の車幅方向に
勾配があると、本体フレームは連結具の第2軸を
中心にして左右に揺動する。従つて、作業面にい
かなる方向の勾配が存在しても、本体フレームが
これに追随し、掃込み回転体と作業面との位置関
係が一定に保たれ、均一な掃除効果が得られる。
また、連結具の両軸を同一平面内に設定し、掃
込み回転体の軸方向中心と第2軸との車幅方向位
置を一致させれば、両軸間にモーメントが生じ
ず、スムーズな回動が得られ、作業面の勾配変化
への追随応答性が一層良好となる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例における掃除機の
連結具近傍を後部からみた拡大図である。図にお
いて、1〜4,9,12は従来の場合と同一であ
る。15は本体フレーム4の走行方向後方端と台
車2とを連結する連結具で、以下にその詳細を説
明する。即ち、16は台車2に固着された第1軸
受で、車幅方向に配置された第1軸17を回動自
在に支持する。18は本体フレーム4に固着され
た第2軸受で、走行方向に配置された第2軸19
を回動自在に支持する。そして、両軸17,19
は第2図に示すように、クロス軸20として構成
されている。第2図aはこのクロス軸20の平面
図、同図bは側面図を示し、両軸17,19はそ
の中心軸が同一平面内に位置するように、補強2
0aを用いて相互に一体の構造となつている。更
に、第2軸19、支持車輪6および回転ブラシ9
の軸方向中心は、いずれも台車2の車幅方向の中
心線上に位置するように設定されている。
次に動作について説明する。回転ブラシ9を回
転駆動して作業面1上の塵を掃込み、これをフア
ン11で回収ホツパ13へ導出する点は従来と同
様であるので説明は省略し、主として作業面1に
存在する局部的な勾配部分への追随動作について
以下説明する。
第3図は、台車2の後方からみて車輪3間の作
業面1に凸状右下りの勾配、傾斜面が存在した場
合を示している。車輪3の位置の作業面1に対し
て支持車輪6が上方にある分については、第1軸
17を中心とする矢印Aの方向の回動によつて応
動する。また、右下りの勾配分については、第2
軸19を中心とする矢印Bの方向の回動によつて
応動する。両方向の応動により、第3図に示すよ
うに、回転ブラシ9は当初設定した作業面1との
位置関係を維持し、対向する作業面1上の塵を均
等に掃込み、効率よく塵を取り除いていく。
ここで、両軸17,19は一体のクロス軸20
に構成されているので、連結具15としての寸
法、重量が小となりまた安価になるとともに、両
軸17,19間にモーメントが生じることがな
く、各軸17,19を中心とする両回動が相互に
独立してスムーズに動作し、作業面1の勾配変化
への追随応答性が良好となる。
また、B方向の回動の中心、基点となる第2軸
19、支持車輪6および回転ブラシ9の軸方向中
心はいずれも台車2の車幅方向中心に位置させた
ので、特にこのB方向の回動動作が安定に行われ
る。
第4図は作業面1の勾配が凹状右上りであらわ
れた場合でA方向、B方向共、第3図とは逆の向
きに応動することになる。
なお、上記実施例では台車2を略環状のフレー
ムで構成し、この内方に本体フレーム4を配置し
て、この本体フレーム4の後方端を連結具15を
介して台車2で支持するようにしたが、本体フレ
ーム4を台車2の外方へ配置するようにしてもよ
い。また、台車2はそれ自体で走行機能を有する
自走車両としてもよく、牽引車自体を台車とし
て、この牽引車と本体フレーム4とを連結具15
を介して連結するようにしてもよい。
また、上記実施例では、回転ブラシ9に加えて
フアン11および回収ホツパ13もあわせて本体
フレーム4に取付ける構造としたが、フアン11
と回収ホツパ13とは台車2に取付け、回転ブラ
シ9とフアン11とはフレキシブルダクトで連通
する構造としてもよい。この場合、寸法、重量が
比較的大となるフアン11と回収ホツパ13とは
両軸17,19を中心とする応動対象からはずさ
れ、台車2に固定されるので、応動対象の本体フ
レーム4の重心位置が低くなり、掃除機全体の走
行安定性が高まる。
更に、上記実施例では、両軸17,19を一体
のクロス軸20で構成したが台車2や本体フレー
ム4の形状、また、それらへの取付部品の構造等
との協調により必ずしも第2図に示すような構造
に限定される訳ではなく、両軸の位置をずらせた
種々の形態のものも使用し得る。
また、掃込み回転体としては必ずしも上記実施
例で示したような回転ブラシ9に限られるもので
はなく、作業面1および回収すべき塵の種類によ
つて最適な種々の形状、構造のものを採用すれば
よい。そして、その軸方向寸法も任意に設定して
よく、短いものを使用すれば、一度の操作による
掃除範囲は狭くなるが、作業面のより局所的な勾
配への追随が可能となる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案では、連結具として、
本体フレームを、車軸方向の第1軸と走行方向の
第2軸との両軸に対して回動自在に支持する構成
のものとしたので、台車の範囲内に存在する作業
面のあらゆる方向の勾配に対して、掃込み回転体
と作業面との位置関係を一定に保ち、均一で効率
のよい掃除効果が得られる。従つて、従来のよう
な操作後の作業面の補修や、人手による補足作業
等が不要となる。
加えて、連結具の両軸を同一平面に設定し、か
つ掃込み回転体の軸方向中心と第2軸との車幅方
向位置を一致させれば、連結具がコンパクトにな
るとともに、両軸間にモーメントが働かず、作業
面の勾配に対する応動が安定してよりスムーズな
操業が実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例における掃除機の
連結具近傍を後部からみた拡大図、第2図は第1
図の連結具の主要部を示すそれぞれ平面図および
側面図、第3図、第4図は種々の勾配を有する作
業面上での動作を説明する図、第5図は従来の掃
除機を一部断面で示す側面図である。 図において、1は作業面、2は台車、4は本体
フレーム、6は支持車輪、9は掃込み回転体とし
ての回転ブラシ、11はフアン、13は回収ホツ
パ、15は連結具、17は第1軸、19は第2
軸、20はクロス軸である。なお、各図中同一符
号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 掃除すべき作用面を走行可能な台車、走行方
    向の一端が連結具を介して上記台車に支持され
    た本体フレーム、車幅方向に所定の軸長を有し
    上記本体フレームの下部に回転自在に取付けら
    れて上記作業面上の塵を掃込む掃込み回転体、
    この掃込み回転体が上記作業面に十分近接ない
    し一部接するように上記本体フレーム他端の上
    記掃込み回転体近傍を高さ方向に調製可能に支
    持する支持車輪、および上記掃込み回転体によ
    り掃込んだ上記作業面上の塵を吸込みホツパに
    回収するフアンを備えた掃除機において、 上記連結具は上記本体フレームを、車幅方向
    の第1軸と走行方向の第2軸との両軸に対して
    回動自在に支持する構成としたことを特徴とす
    る掃除機。 2 連結具の第1軸と第2軸とを同一平面内に設
    定するとともに、掃込み回転体の軸方向中心と
    上記第2軸との車幅方向位置を一致させたこと
    を特徴とする請求項1記載の掃除機。
JP12991488U 1988-10-03 1988-10-03 Expired JPH0348252Y2 (ja)

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JP12991488U JPH0348252Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12991488U JPH0348252Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03

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Publication Number Publication Date
JPH0250415U JPH0250415U (ja) 1990-04-09
JPH0348252Y2 true JPH0348252Y2 (ja) 1991-10-15

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JP12991488U Expired JPH0348252Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03

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JPH0250415U (ja) 1990-04-09

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