JP2000175563A - 乗用型芝生面清掃機 - Google Patents

乗用型芝生面清掃機

Info

Publication number
JP2000175563A
JP2000175563A JP10375907A JP37590798A JP2000175563A JP 2000175563 A JP2000175563 A JP 2000175563A JP 10375907 A JP10375907 A JP 10375907A JP 37590798 A JP37590798 A JP 37590798A JP 2000175563 A JP2000175563 A JP 2000175563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush unit
casing
rotary brush
rotating brush
rotary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10375907A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3556499B2 (ja
Inventor
Takashi Yasui
隆 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOEISHA KK
Original Assignee
KYOEISHA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYOEISHA KK filed Critical KYOEISHA KK
Priority to JP37590798A priority Critical patent/JP3556499B2/ja
Publication of JP2000175563A publication Critical patent/JP2000175563A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3556499B2 publication Critical patent/JP3556499B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】乗用型芝生面清掃機において、接地ローラに土
が付着するのを防止して、回転ブラシの清掃高さを設定
通りに保持すると共に、回転ブラシユニットを上昇させ
る際に、土の「ぼた落ち」を防止することである。 【解決手段】回転ブラシユニットUを構成する回転ブラ
シ13を接地ローラ48に接触させて、回転ブラシユニ
ットUのケーシング12の前板部17の内側面の下端部
に土類落下防止板66を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーシング内に回
転ブラシと送風羽根とが相上下して配設された回転ブラ
シユニットを備えた乗用型芝生面清掃機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】乗用型の機体と、該機体に昇降可能に装
着されて、芝生面に残存している枯草類を掬い上げて吸
引回収するための回転ブラシユニットと、該回転ブラシ
ユニットを構成するケーシングの後下端部に取付けられ
た接地ローラと、前記回転ブラシユニットの後方に着脱
可能に装着されて、該回転ブラシユニットにより吸引回
収された枯草類、塵類を収容させるための集塵バケット
とを備え、前記回転ブラシユニットは、そのケーシング
内に回転ブラシと送風羽根とが相上下して配設された構
成の乗用型の芝生面清掃機は、枯草類の回収能力の大き
な大型の芝生面清掃機として使用されている。
【0003】この芝生面清掃機においては、回転ブラシ
のみならず、そのほぼ直上に配設された送風羽根が該回
転ブラシと同方向に高速回転して吸引気流を生じさせて
いるので、枯草類の回収能力が高くなって清掃効果が優
れ、しかも送風羽根の作用により内部に送り込まれた枯
草類、塵類を収容するための集塵バケットは、昇降リン
ク装置によって、その排出口が下方を向くように反転さ
せられながら、斜後上方に持ち上げられて、収容された
枯草類、或いは塵類を排出させられて、その排出も容易
であるために、多用されている。
【0004】ところで、図14に拡大して示されている
ように、回転ブラシユニットU’を構成するケーシング
12の後下端部に取付けられた接地ローラ48と、該ケ
ーシング12内に配設された回転ブラシ13のブラシ毛
44の先端部との間には、所定の隙間が形成されてい
て、前記接地ローラ48に付着した土は、スクレーパ
(図示せず)によって掻き落される構成になっていた。
しかし、この構成では、使用中において、接地ローラ4
8の表面に、前記スクレーパの先端部との隙間に対応す
る厚さの土が付着してしまう。これにより、回転ブラシ
ユニットU’の作業位置が、設定した位置よりも高くな
ってしまい、芝生面に散在している枯草類の清掃作業
(吸引回収作業)に悪影響が出ていた。
【0005】また、図14に示されるように、回転ブラ
シユニットU’のケーシング12の前板部17の内側面
の下端部(正確には、前板部17の内側に近接配置され
た掬上案内板53の下端部)には、ゴム製のへら板65
が芝生面に近接して取付けられていて、該へら板65と
回転ブラシ13のブラシ毛44の先端との間には、所定
の隙間68が形成されている。清掃作業中においては、
枯草類と一緒に土類Dがケーシング12内に吸引され、
そのまま上方に上がりきれない(吸引されない)ため
に、ケーシング12の前板部17の内側面の前記へら板
65の直上の隙間68に土類Dが残って、そのまま付着
・堆積してしまう。そして、清掃作業中においては、上
記部分に付着・堆積した土類は、そのままの状態を維持
しているが、機体の旋回時等においては、回転ブラシユ
ニットU’を上昇させる必要があり、この際の停止衝撃
力等によって、上記部分に付着・堆積していた土類Dが
前記隙間68の下端部を通って、芝生面上に固まったま
ま落下してしまう「ぼた落ち」が発生していた。このた
め、この「ぼた落ち」の部分のみを、再度人手等により
清掃する必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の課題
は、上記した回転ブラシユニットを備えた乗用型芝生面
清掃機において、接地ローラに土が付着しないようにし
て、回転ブラシの清掃高さを常に設定通りに保持可能に
することであり、その第2の課題は、回転ブラシユニッ
トを上昇させる際に、上記「ぼた落ち」の発生を防止す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の課題を解決するた
めに本発明の採用した手段は、上記構成の乗用型芝生面
清掃機において、前記回転ブラシユニットを構成する回
転ブラシを前記接地ローラに接触させたことである。
【0008】これにより、清掃作業中において、回転ブ
ラシは、常時接地ローラに接触しているために、接地ロ
ーラに土類が付着を開始する初期において、その付着が
阻止されて、全清掃作業中において、接地ローラには、
土類が付着していない状態を維持できる。この結果、回
転ブラシの高さは、常時設定高さに維持されて、予め設
定した最良条件の下で芝生面の清掃作業が行われる。
【0009】また、第2の課題を解決するために本発明
の採用した手段は、上記構成の乗用型芝生面清掃機にお
いて、前記回転ブラシユニットの上昇時において、その
ケーシングの前板部の内側面に付着・堆積している土類
が落下するのを防止するための土類落下防止板を、前記
前板部の内側面の下端部に、前記回転ブラシと軽接触し
た状態で、該ケーシングの横方向に沿って取付けたこと
である。
【0010】機体の旋回時等において、回転ブラシユニ
ットを上昇させた場合においても、土類落下防止板の存
在によって、ケーシングの前板部の内側面に付着・堆積
している土類は、そのままの状態を維持して、落下しな
くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。最初に、本発明に係る乗用型芝生面
清掃機の全体構成について説明し、その後に、本発明に
係る回転ブラシユニットUの部分について詳細に説明す
る。図1は、集塵バケットBを斜後上方に持ち上げた状
態の本発明に係る芝生面清掃機の全体斜視図であり、図
2は、作業状態における芝生面清掃機の側面図であり、
図3は、同じく平面図であり、図4は、背面カバーCを
取り外した状態における回転ブラシユニットUの斜視図
である。機体1は、一つの前輪2と、一対の後輪3とを
備えた三輪構造のものであって、その運転席4の側方に
は、油圧ポンプと、該ポンプを駆動するためのエンジン
(いずれも図示せず)とが搭載されている。機体1は、
これに設けられた一対の後輪3が油圧モータ5により駆
動回転されて、自走する構成である。
【0012】機体1における運転席4の後方には、回転
ブラシユニットUが昇降可能に装着され、該回転ブラシ
ユニットUの後方には、集塵バケットBが昇降リンク装
置L2 によって斜後上方に向けて昇降可能となって装着
されている。機体1の運転席4の後方であって、しかも
該機体1の幅方向の両端部には、一対の第1支柱6が立
設されて、一対の第1支柱6は、高さ方向の中央部より
も上方の部分において連結バー7を介して互いに連結さ
れていると共に、各第1支柱6は、その背面側に取付け
られた支持アーム8によって、その起立姿勢が維持され
る構造になっている。また、機体1の後端部であって、
しかもその幅方向の両端部には、一対の第2支柱9が立
設されている。この一対の第2支柱9は、機体1に対し
て回転ブラシユニットUを支持するための平行リンク装
置L1 を構成する各リンク11の後端部を回動可能に連
結するための部材であって、前記第1支柱6よりも、そ
の高さが低くなっている。
【0013】次に、機体1に対する回転ブラシユニット
Uの取付構造について説明する。回転ブラシユニットU
は、ケーシング12の内部に回転ブラシ13と送風羽根
14とが相上下して配設されて、それらの回転軸がケー
シング12の各側板部15に支持された構成である。こ
の回転ブラシユニットUは、平行リンク装置L1 を介し
て機体1に昇降可能に支持されている。回転ブラシユニ
ットUの両側板部15には、平行リンク装置L1 を構成
する上下2本の各リンク11の前端部を回動可能に連結
するための連結部16が相上下して突設されている。ま
た、回転ブラシユニットUの両側板部15には、その前
板部17よりも前方に突出した状態でブラケット18が
それぞれ取付けられ、前記前板部17の前方に水平に配
設されたユニット支持ロッド19の両端部が前記各ブラ
ケット18に支持され、該支持ロッド19の長手方向の
中央部に、後述するユニット昇降シリンダS1 のロッド
21に連結される第1連結ブラケット22(図6参照)
が上方に向けて固着されている。
【0014】また、回転ブラシユニットUの両側板部1
5に突設されている前記各連結部16と、第2支柱9と
は、平行リンク装置L1 を構成する2本のリンク11を
介して連結されている。また、図5及び図6に示される
ように、一対の第1支柱6を連結している連結バー7の
長手方向の中央部には、第2連結ブラケット23が下方
を向いて固着されていて、ユニット昇降シリンダS1
シリンダ本体24の上端部は、前記第2連結ブラケット
23に連結されていると共に、そのロッド21の下端部
は、回転ブラシユニットUの側の前記第1連結ブラケッ
ト22に連結されている。従って、回転ブラシユニット
Uは、その両側に配設された一対の平行リンク装置L1
と、ユニット昇降シリンダS1 とによって、機体1に対
して昇降可能に支持されている。即ち、回転ブラシユニ
ットUが芝生面に接地している状態において、ユニット
昇降シリンダS1 のロッド21を引っ込めると、一対の
平行リンク装置L1 の作用によって、その水平姿勢が維
持された状態でもって、僅かに前後動しながら上昇され
て、回転ブラシユニットUは、非作業位置に配置され
る。また、逆に、回転ブラシユニットUが非作業位置に
配置されている状態で、ユニット昇降シリンダS1 のロ
ッド21を突出させると、回転ブラシユニットUは、自
重により、上記と同一状態で下降して、芝生面Fに接地
されて、作業位置に配置される。なお、回転ブラシユニ
ットUの昇降時において、その後方の集塵バケットBと
の干渉を避けるために、平行リンク装置L1 を構成する
各リンク11は、作業時において、僅かに前下りとなっ
ている。
【0015】次に、図1ないし図3、及び図12を参照
にして、集塵バケットBそのものの構造と、機体1に対
する取付構造とについて説明する。この集塵バケットB
は、その前端面に設けられたバケット側接続口25が、
前記回転ブラシユニットUのケーシング12の背面側の
上端部に設けられたケーシング側接続口26(図5参
照)に接続されて、回転ブラシユニットUから送り込ま
れる枯草類、塵類を収容すると同時に、その背面側に設
けられた排出口27が下方又は斜下方を向くように反転
させることにより、内部に収容されている前記枯草類、
塵類を排出可能にするためのバケットである。集塵バケ
ットBは、バケット本体28と、その背面側の排出口2
7を開閉可能に閉塞するための背面盤29とから成り、
両者28,29は、バケット本体28の両側面にそれぞ
れ配設された長さの異なる2本のリンク31,32で連
結されていると共に、バケット本体28の背面部と、前
記背面盤29の上端部とが排出口開閉シリンダS2 によ
り連結されて、該シリンダS2 のロッドの出入りによ
り、背面盤29をバケット本体28に対して前傾させな
がら上方に持ち上げることにより、バケット本体28の
排出口27を開閉する構成である。
【0016】また、図12に示されるように、集塵バケ
ットBのバケット本体28の内部の天板部33には、隔
壁板34が設けられていると共に、背面盤29の内部は
中空構造になっていて、その下端面は開放された空気排
出口35となっており、枯草類、塵類と一緒にバケット
本体28内に流入した気流は、前記隔壁板34により分
離形成された気流通路、及び背面盤29の内部を通っ
て、その下端の空気排出口35から排出される構成にな
っている。
【0017】また、バケット本体28の両側面における
排出口27に近接した部分と、前記した各第1支柱6の
上端部とは、長さの異なる2本のリンク36,37で構
成される昇降リンク装置L2 を介して連結されている。
2本のリンク36,37のうち下方に配置された長さの
長い側のリンク36における第1支柱6に近い部分と、
該第1支柱6の下端部とは、バケット昇降シリンダS3
を介して連結されており、該シリンダS3 のロッドの出
入りによって、集塵バケットBは、その排出口27が下
方、或いは斜下方を向くように反転されながら、斜後上
方、或いは斜前下方に向けて昇降するようになってい
る。そして、集塵バケットBは、その下降端に達した状
態では、機体1の後端部に立設された一対の第2支柱9
の間に配置された状態で、回転ブラシユニットUの後方
に配置されて、該集塵バケットBの前端面のバケット側
接続口25と、回転ブラシユニットUを構成するケーシ
ング12のケーシング側接続口26とが合致して、相互
に接続されるようになっている。なお、図12に示され
るように、バケット本体28の前端面のバケット側接続
口25と、その後端面の排出口27の周縁部には、それ
ぞれゴムパッキン38,39が取付けられて、芝生面清
掃機の作業時において、回転ブラシユニットU、或いは
背面盤29と密着した際に、その密着部の気密が図られ
ている。
【0018】引き続いて、図4ないし図7、及び図10
を参照にして、本発明の特徴が存する回転ブラシユニッ
トUの部分について、詳細に説明する。回転ブラシユニ
ットUの全体構成は、前記ケーシング12の内部に回転
ブラシ13と送風羽根14とが相上下して配置されて、
それらの各軸41,42が前記ケーシング12の両側板
部15の部分で軸受(図示せず)を介して回転可能に支
持されて、ケーシング12の背面側に背面カバーCが着
脱可能に取付けられた構成である。
【0019】また、回転ブラシ13は、ブラシ軸41に
取付板43を介して複数個(実施例では6個)のブラシ
毛44が軸方向のほぼ全長に亘り、しかも周方向に沿っ
て等間隔をおいて取付けられた構成である。一方、送風
羽根14は、羽根軸42に複数枚(実施例では3枚)の
羽根板45が軸方向のほぼ全長に亘り、しかも周方向に
沿って等間隔をおいて取付けられた構成である。送風羽
根14は、その羽根軸42の一端部に油圧モータ46
(図3参照)が直結されていて、該油圧モータ46によ
り駆動回転され、回転ブラシ13は、送風羽根14の羽
根軸42の回転がベルト伝動装置47(図4参照)を介
して自身のブラシ軸41に伝達されて、前記送風羽根1
4と同一方向に回転する構成になっている。
【0020】また、図2、図4、図5及び図12に示さ
れるように、作業時における回転ブラシユニットUの高
さを定めるための接地ローラ48が前記回転ブラシ13
の直後に配設されている。即ち、ケーシング12の両側
板部15の下端部であって、しかも前端に近い部分に、
それぞれローラ支持アーム49が連結されて、各ローラ
支持アーム49の後端部に前記接地ローラ48の両端部
が支持されている。また、ローラ支持アーム49におけ
る接地ローラ48を支持している後端部の手前側の部分
と、ケーシング12の両側板部15に突設状態で固着さ
れた支持ロッド51とは、ターンバックル52を介して
連結されていて、該ターンバックル52の操作によっ
て、ケーシング12に対する接地ローラ48の上下方向
に沿った位置を調整可能にしている。また、前記回転ブ
ラシ13の各ブラシ毛44は、図6及び図7に示される
ように、接地ローラ48の外周面に所定の接触圧力で常
時接触している。ここで、接地ローラ48に対する各ブ
ラシ毛44の接触圧力は、清掃作業時に該接地ローラ4
8の従動回転中において、その外周面に付着せんとする
土類が直ちに掻き落とされて、その付着を防止できる程
度の圧力である。
【0021】また、図4、図5及び図10に示されるよ
うに、ケーシング12の背面に装着された背面カバーC
を取り外すと、該ケーシング12の背面は、全面開口さ
れた形状を成していて、その前板部17の上下端部は、
送風羽根14及び回転ブラシ13の各直径に対応した円
弧状にわん曲されていて、それらの外周との間に僅かの
隙間が形成されるようになっている。本実施例では、ケ
ーシング12の前板部17の内側に、その内側面との間
に僅かの隙間を有して掬上案内板53が全高に亘って配
設されていて、該掬上案内板53の内側面と送風羽根1
4及び回転ブラシ13との間に所定の隙間が形成されて
いる。また、図4に示されるように、ケーシング12の
背面側の上半部には、前記集塵バケットBの前端面のバ
ケット側接続口25の周縁部が当てがわれるために、そ
の両側端部と上端部とには、それぞれ当板54,55が
外側及び上側に向けて一体に取付けられている。
【0022】更に、前記背面カバーCは、図4及び図5
に示されるように、背面が全面開口されたケーシング1
2の背面開口の上端部のケーシング側接続口26となる
部分を除いた全範囲を覆うためのカバーであって、回転
ブラシ13及び送風羽根14の直径にそれぞれ対応した
円弧状を成していて、その長さがケーシング12の背面
開口の幅に対応した2枚の各円弧板56,57の両端部
が一対の側板58で連結されて一体化され、更に、上方
の円弧板57の背面側に、ほぼ平板状のバケット当板5
9が該円弧板57の上端よりも上方に突出した状態で一
体に取付けられ、各側板58に相上下して一対の係合ピ
ン61が外側面から突出して設けられた構成である。こ
のため、背面カバーCは、先端に向けて急激に先細り状
となった形状をしている。
【0023】また、ケーシング12の両側板部15の後
端部には、背面カバーCの両端の各係合ピン61が係合
される上下一対の各係合溝62が後端面に開口し、しか
も僅かに前下りとなった状態で形成されている。よっ
て、背面カバーCの両端部に設けられた各係合ピン61
を、ケーシング12の両側板部15の各係合溝62に係
合させて、該背面カバーCを構成する各円弧板56,5
7をケーシング12内に挿入すると、図5及び図10に
示されるように、各円弧板56,57が回転ブラシ13
の斜上方、及び送風羽根14の斜下方に配置されて、背
面カバーCの背面開口の大部分が覆われて、該ケーシン
グ12の上端部の残った開口が、ケーシング側接続口2
6となる。そして、この状態において、昇降リンク装置
2 によって集塵バケットBを回転ブラシユニットUの
後方まで移動させて配置すると、図8及び図12に示さ
れるように、集塵バケットBの前端面の周縁に取付けら
れた方形枠状のゴムパッキン38が、ケーシング12の
背面側に設けられている左右一対の当板54、上方の当
板55及び下方に配置されているバケット当板59にそ
れぞれ密着して、ケーシング12のケーシング側接続口
26と、集塵バケットBの側のバケット側接続口25と
がほぼ気密状態で接続されると同時に、集塵バケットB
の前端面の下端部分が背面カバーCの上端部のバケット
当板59に当接することにより、ケーシング12に対し
て背面カバーCが後方に移動不能となって、取り外れな
くなる。
【0024】逆に、回転ブラシユニットUの後方に集塵
バケットBが配置された作業状態において、昇降リンク
装置L2 を作動させて、前記集塵バケットBを斜後上方
に移動させておいて、背面カバーCを僅かに上方に持ち
上げるようにして、そのまま後方に引き抜くと、ケーシ
ング12の背面の開口の大部分を覆っていた背面カバー
Cが該ケーシング12から取り外されて、図4に示され
るように、ケーシング12の背面の全面が開口する。こ
のケーシング12の背面が全面開口された状態におい
て、この開口から高圧蒸気等をケーシング12の内側
面、特に前板部17の内側面に吹き付けて、当該部分に
付着している土等の付着堆積物を取り除く。ケーシング
12の背面が全面開口されているために、高圧蒸気等の
噴射作業にも全く支障はなく、しかもケーシング12の
内側面の望む部位に高圧蒸気等を吹き付けられるため
に、ケーシング12の内側面の洗浄効果が高められる。
更に、背面カバーCは、ケーシング12から取り外され
ているため、その内側面である各円弧板56,57の表
面に付着した付着堆積物の洗浄除去は、一層簡単とな
る。なお、図1及び図3において、63,64は、それ
ぞれ運転席4の前方及び側方に設けられた操作ハンドル
及び操作盤を示す。
【0025】また、図6及び図7に示されるように、ケ
ーシング12の前板部17の内側面に近接して設けられ
た前記掬上案内板53の下端部には、ゴム製のへら板6
5がケーシング12の横方向(水平方向)に沿って取付
けられていて、その下半部は、前記掬上案内板53の下
端から斜下方に向けて突出している。このへら板65
は、清掃作業時において、ケーシング12の前板部17
の下端と芝生面Fとの間に生ずる芝生面隙間を少なくし
て、回転ブラシ13の高速回転によって掬い上げられた
枯草類が前記芝生面隙間を通って前方に飛散されたりす
ること等を防止するために設けられている。
【0026】そして、本発明においては、ゴム製の前記
へら板65の上半部に、同じくゴム製の土類落下防止板
66が重ね合わせられた状態で取付けられている。この
へら板65と土類落下防止板66とは、ケーシング12
に対して掬上案内板53を取付けるためのボルト67を
介して該掬上案内板53の内側面に一体に取付けられて
いる。土類落下防止板66は、その取付状態において、
回転ブラシ13のブラシ毛44が軽接触する程度であ
る。これにより、回転ブラシ13の下半部と、掬上案内
板53の内側面との間に形成される隙間68は、その下
端部において閉塞された構造となる。また、土類落下防
止板66に対する回転ブラシ13のブラシ毛44の接触
の程度は、その接触圧力が極めて小さな軽接触であるた
めに、回転ブラシ13の高速回転によって、芝生面Fに
散在している枯草類T’を掬い上げてケーシング12内
に吸引回収する作用(清掃作用)は、全く阻害されず
に、そのまま維持可能である。
【0027】引き続いて、本発明に係る芝生面清掃機の
作用について説明する。ユニット昇降シリンダS1 によ
って、回転ブラシユニットUを下降させて、その接地ロ
ーラ48を芝生面に接地させた状態で、機体1を走行さ
せると、図12に示されるように、回転ブラシユニット
Uのケーシング12内に配設された回転ブラシ13及び
送風羽根14が同方向に回転することにより、回転ブラ
シ13によって、芝生T内に残存している枯草類T’が
ケーシング12内に掬い上げられ、送風羽根14の回転
により、その下方に及んでいる吸引力と、送風羽根14
の回転作用とによって、ケーシング12内に掬い上げら
れた枯草類T’及び軽量の塵類は、ケーシング12の上
端部の集塵バケットBとの接続開口を通って、集塵バケ
ットB内に収容される。一方、集塵バケットB内におい
ては、バケット本体28の天板部に隔壁板34が設けら
れているために、吸引された塵類は、該隔壁板34に衝
突して、そのまま落下するために、空気のみが、背面盤
29の中空部を通って大気に放出される。
【0028】また、芝生面の清掃作業中においては、上
記枯草類T’と一緒に土類Dも芝生面からケーシング1
2内に掬い上げられて、ケーシング12の前板部17の
内側面、即ち、掬上案内板53の内側面の前記隙間68
の部分に土類Dが付着して堆積する。そして、機体1の
旋回時等においては、図9、図11及び図13でそれぞ
れ実線で示されるように、回転ブラシ13を回転させた
ままで、ユニット昇降シリンダS1 の作動によって、回
転ブラシユニットUを芝生面から上昇させる。このよう
にして、回転ブラシユニットUを上昇させる際に、従来
構造では、前記隙間68に収容されて、掬上案内板53
の内側面に付着・堆積している土類Dは、該隙間68の
下端部から芝生面の上に固まったままの状態で落下して
しまうが、本発明においては、前記隙間68の下端部が
土類落下防止板66によって閉塞されているために、そ
の付着・堆積状態を維持したままとなって、土類Dの
「ぼた落ち」が防止される。
【0029】更に、接地ローラ48に関しても、回転ブ
ラシ13のブラシ毛44が常時接触しているために、接
地ローラ48に土類Dが付着を開始する初期において、
その付着が阻止されて、全清掃作業中において、接地ロ
ーラ48には、土類Dが付着していない状態を維持でき
る。しかも、上記のようにして、回転ブラシユニットU
を芝生面から上昇させた状態においても、接地ローラ4
8には、回転中の回転ブラシ13が接触しているため
に、接地ローラ48の表面には、土類Dは、殆ど付着し
なくなる。この結果、回転ブラシ13の高さは、常時設
定高さに維持されて、予め設定した最も条件のよい状態
で芝生面の清掃作業が行われる。
【0030】なお、土類落下防止板66に関して、上記
実施例では、ゴム製のへら板65に重ね合わせる構成で
あるが、該へら板65よりも上方の部分に、前記隙間6
8を閉塞可能な厚さを有する部材を直接に取付けること
も可能である。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、乗用型芝生面
清掃機において、回転ブラシユニットを構成する回転ブ
ラシを前記接地ローラに接触させてあるので、接地ロー
ラに土類が付着を開始する初期において、その付着が阻
止されて、全清掃作業中において、接地ローラには、土
類が付着していない状態を維持できる。この結果、回転
ブラシの高さは、常時設定高さに維持されて、予め設定
した最良条件の下で芝生面の清掃作業が行われると共
に、従来機では不可欠であった接地ローラ用のスクレー
パが不要となる。
【0032】請求項2に記載の発明は、乗用型芝生面清
掃機において、ケーシングの前板部の内側面の下端部に
土類落下防止板を回転ブラシと軽接触した状態で、該ケ
ーシングの横方向に沿って取付けてあるので、機体の旋
回時等において、回転ブラシユニットを上昇させた場合
においても、土類落下防止板の存在によって、ケーシン
グの前板部の内側面に付着・堆積している土類は、その
ままの状態を維持して、落下しなくなる。このため、ケ
ーシングの前板部の内側面に付着・堆積した土類の「ぼ
た落ち」がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】集塵バケットBを斜後上方に持ち上げた状態の
本発明に係る芝生面清掃機の全体斜視図である。
【図2】作業状態における芝生面清掃機の側面図であ
る。
【図3】同じく平面図である。
【図4】背面カバーCを取り外した状態の回転ブラシユ
ニットUの斜視図である。
【図5】回転ブラシユニットUの背面図である。
【図6】同じく側面図である。
【図7】回転ブラシユニットUを構成する回転ブラシ1
3の部分の側面拡大断面図である。
【図8】回転ブラシユニットUと集塵バケットBとの斜
視図である。
【図9】機体1に対して回転ブラシユニットUが昇降す
る状態を示す側面図である。
【図10】作業時における回転ブラシユニットUの側面
断面図である。
【図11】回転ブラシユニットUを上昇させた非作業時
の側面断面図である。
【図12】芝生面清掃機の作業時における作用説明図で
ある。
【図13】芝生面清掃機の非作業時における作用説明図
である。
【図14】従来の回転ブラシユニットU’の回転ブラシ
13の部分の側面拡大断面図である。
【符号の説明】
B:集塵バケット D:土類 T’:枯草類 U:回転ブラシユニット 1:機体 12:ケーシング 13:回転ブラシ 14:送風羽根 17:ケーシングの前板部 48:接地ローラ 53:掬上案内板 66:土類落下防止板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗用型の機体と、該機体に昇降可能に装
    着されて、芝生面に残存している枯草類を掬い上げて吸
    引回収するための回転ブラシユニットと、該回転ブラシ
    ユニットを構成するケーシングの後下端部に取付けられ
    た接地ローラと、前記回転ブラシユニットの後方に着脱
    可能に装着されて、該回転ブラシユニットにより吸引回
    収された枯草類、塵類を収容させるための集塵バケット
    とを備え、 前記回転ブラシユニットは、そのケーシング内に回転ブ
    ラシと送風羽根とが相上下して配設された構成の乗用型
    芝生面清掃機であって、 前記回転ブラシユニットを構成する回転ブラシを前記接
    地ローラに接触させたことを特徴とする乗用型芝生面清
    掃機。
  2. 【請求項2】 乗用型の機体と、該機体に昇降可能に装
    着されて、芝生面に残存している枯草類を掬い上げて吸
    引回収するための回転ブラシユニットと、該回転ブラシ
    ユニットを構成するケーシングの後方に着脱可能に装着
    されて、該回転ブラシユニットにより吸引回収された枯
    草類、塵類を収容させるための集塵バケットとを備え、 前記回転ブラシユニットは、そのケーシング内に回転ブ
    ラシと送風羽根とが相上下して配設された構成の乗用型
    芝生面清掃機であって、 前記回転ブラシユニットの上昇時において、そのケーシ
    ングの前板部の内側面に付着・堆積している土類が落下
    するのを防止するための土類落下防止板を、前記前板部
    の内側面の下端部に、前記回転ブラシと軽接触した状態
    で、該ケーシングの横方向に沿って取付けたことを特徴
    とする乗用型芝生面清掃機。
JP37590798A 1998-12-17 1998-12-17 乗用型芝生面清掃機 Expired - Fee Related JP3556499B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37590798A JP3556499B2 (ja) 1998-12-17 1998-12-17 乗用型芝生面清掃機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37590798A JP3556499B2 (ja) 1998-12-17 1998-12-17 乗用型芝生面清掃機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000175563A true JP2000175563A (ja) 2000-06-27
JP3556499B2 JP3556499B2 (ja) 2004-08-18

Family

ID=18506257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37590798A Expired - Fee Related JP3556499B2 (ja) 1998-12-17 1998-12-17 乗用型芝生面清掃機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3556499B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009091452A2 (en) * 2008-01-17 2009-07-23 Greensgroomer Worldwide, Inc. Artificial field litter pick-up device
JP2011021391A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Hatsuta Kakusanki Co Ltd スイーパー
KR200454016Y1 (ko) 2009-03-04 2011-06-10 주식회사 소마 쓰레기 흡입기
CN102561239A (zh) * 2012-03-06 2012-07-11 烟台海德专用汽车有限公司 电动扫路车
CN102797234A (zh) * 2012-04-28 2012-11-28 丁江山 太阳能油电多动力清洁车
CN104674731A (zh) * 2013-11-28 2015-06-03 长沙中联重科环卫机械有限公司 扫盘和道路清洁车辆
CN105256756A (zh) * 2015-10-24 2016-01-20 冯仓武 轮式吸尘器
JP2020141660A (ja) * 2019-02-05 2020-09-10 ハーパー インダストリーズ インコーポレイテッドHarper Industries, Inc. 機械的な集積および再循環する空気流を備えた芝生掃除機

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009091452A2 (en) * 2008-01-17 2009-07-23 Greensgroomer Worldwide, Inc. Artificial field litter pick-up device
WO2009091452A3 (en) * 2008-01-17 2009-10-08 Greensgroomer Worldwide, Inc. Artificial field litter pick-up device
US8308868B2 (en) 2008-01-17 2012-11-13 Greensgroomer Worldwide, Inc. Artificial field litter pick-up device
US8209809B2 (en) 2008-01-17 2012-07-03 Greensgroomer Worldwide, Inc. Artificial field litter pick-up device
KR200454016Y1 (ko) 2009-03-04 2011-06-10 주식회사 소마 쓰레기 흡입기
KR101197840B1 (ko) 2009-07-16 2012-11-05 하츠다 가쿠산기 가부시키가이샤 스위퍼
JP2011021391A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Hatsuta Kakusanki Co Ltd スイーパー
CN102561239A (zh) * 2012-03-06 2012-07-11 烟台海德专用汽车有限公司 电动扫路车
CN102797234A (zh) * 2012-04-28 2012-11-28 丁江山 太阳能油电多动力清洁车
CN102797234B (zh) * 2012-04-28 2014-08-06 丁江山 太阳能油电多动力清洁车
CN104674731A (zh) * 2013-11-28 2015-06-03 长沙中联重科环卫机械有限公司 扫盘和道路清洁车辆
CN105256756A (zh) * 2015-10-24 2016-01-20 冯仓武 轮式吸尘器
CN105256756B (zh) * 2015-10-24 2017-03-22 冯仓武 轮式吸尘器
JP2020141660A (ja) * 2019-02-05 2020-09-10 ハーパー インダストリーズ インコーポレイテッドHarper Industries, Inc. 機械的な集積および再循環する空気流を備えた芝生掃除機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3556499B2 (ja) 2004-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110770398B (zh) 具有多个清扫模式的道路清扫器
US4373227A (en) Surface maintenance equipment
US20140075714A1 (en) Apparatus for cleaning up grassy areas, in particular for removing sand from grassy areas
CN110258409A (zh) 人行道清扫车
JP3556499B2 (ja) 乗用型芝生面清掃機
CN209975445U (zh) 一种高速清扫车中的清扫装置
JPH10178895A (ja) 芝生面清掃機
JP3556490B2 (ja) 乗用型芝生面清掃機
JP3075366B2 (ja) 床面研磨機等の研磨装置
JP3847610B2 (ja) 乗用型芝生面清掃機
CN209922311U (zh) 用于卷烟制丝生产线的输送带清洁装置
US4120311A (en) Vacuum operated debris removal apparatus and method for a power broom
JP2944712B2 (ja) 床面研磨清掃機
CN218373578U (zh) 一种便于调节清扫范围的扫路车
JP3029425B1 (ja) 三輪構造の乗用型芝生面清掃機、及び芝生面清掃方法
JP4008479B2 (ja) 乗用型芝生面清掃機
CN218233304U (zh) 一种混凝土改沥青路面用原混凝土路面处理装置
CN218405237U (zh) 一种可调节的风景园林枯枝落叶收集设备
JP3709478B2 (ja) 粒体等の吸引回収装置
CN214245563U (zh) 一种公路清理设备
JP3709397B2 (ja) 清掃車
CN209941574U (zh) 一种土木工程作业清扫除尘装置
CN218389225U (zh) 一种畜牧养殖粪便清理车
WO1998048116A1 (en) Sweeping machine
JPH04353110A (ja) 軌道敷地内掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040512

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080521

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees