JPH0348218A - 眼鏡 - Google Patents

眼鏡

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JPH0348218A
JPH0348218A JP18412289A JP18412289A JPH0348218A JP H0348218 A JPH0348218 A JP H0348218A JP 18412289 A JP18412289 A JP 18412289A JP 18412289 A JP18412289 A JP 18412289A JP H0348218 A JPH0348218 A JP H0348218A
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hair
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Hachiro Fukami
深見 八郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野】 本発明は眼鏡に関するものである. [従来の技術] 従来の眼鏡は第12図に示すように、つる(1)が装着
者の耳(20)にかかるとともに、レンズ(2)を保持
するレンズ保持フレーム(3)に付いた鼻あて(4)が
装着者の鼻(21)の上に載ることにより装着される構
造が一般的である. [発明が解決しようとするII!11 眼鏡を構戒する部品の中でレンズが最も重いので、眼鏡
の重心は普通かなり前寄りにある.このため、従来の眼
鏡は、鼻あて(4)を介して眼鏡重量の殆どが装着者の
鼻(21)に圧迫力として加わる.そのため、長時間装
着していると、鼻あて(4)の下になっていた鼻の皮膚
面に赤い眼鏡痕(22)ができたり、それが長年続くと
永久に消えないシξになったりしてみっともないといっ
た不都合を伴っていた. また、顔に汗をかいた場合には、鼻あてに接触している
鼻の皮膚が汗でべたべたして不快感を与えていた. また、鼻の上は神経集中部分であるので、鼻あてを介し
て伝わる眼鏡の重量による圧迫力が神経を無用に刺激し
て目や頭を疲れさせ、その結果、人によっては視力をよ
り低下させる一因ともなっている. [Iaを長時間装着後に外した瞬間に感じるほっとした
爽快さは、この鼻あてとの接触の不快感、及び鼻あてが
与える圧迫力による無用な神経刺激の裏返し現象である
.特に視力の弱い人が装着する度の強い眼鏡のレンズは
厚いので重量が大きく、圧迫力が大変強くなり、装着者
の鼻の皮膚が爛れるようなことまで起きる. また、鼻あては形状がごつごつしている上に、装着者の
顔の真ん中に位置するので目障りであり、美観を損なう
ので、女性用には好ましくない.女性用にはデザイン上
各種の工夫がなされたものもあるが、この目障りな鼻あ
ての存在のためにまだ決定的にチャーミングなlIIa
は開発できていない. 従来の眼鏡は、前方から飛来物が当たると、その衝撃が
鼻あてを介して鼻にもろに伝わる.鼻あては角が尖って
いるので大変痛く、怪我に至ることもある. c問題を解決するための手段] 上記のような従来の眼鏡が装着者の鼻をその重量支えの
支点としているこ“とに関わる数々の問題点を解決する
ため、本発明の眼鏡は、頭にかけるヘアバンド状部材で
つるを支え上げることにより眼鏡の重量が鼻にかかるこ
とを除外もしくは軽減することを特徴としている. ヘアバンド状部材の付加による従来の眼鏡に比べた違和
感を防止するため、ヘアバンド状部材は目立たないよう
に後方に位置させるのがよく、ヘアバンド状部材がつる
を支え上げる支点部分を眼鏡レンズ保持フレーム部より
5cm以上後方に位置させるとよい. ヘアバンド状部材の新たな付加による従来の眼鏡と比べ
た違和感を防止するため、ヘアバンド状部材が!0[髪
の中に簡単に埋めてしまえるように、ヘアバンド状部材
の幅または太さを5mm以下の細さにするとよい. ヘアバンド状部材の付加による従来のm鏡に比べた違和
感を防止するため、ヘアバンド状部材の色を頭髪色にす
るとよい. 眼鏡の重心は普通かなり前寄りであるため、ヘアバンド
状部材を後方にするほど、装着した際に前部が下へ垂れ
ようとする転倒モーメントが働くが、これを効果的に防
止するため、つる壱弾性体にて作り、その自然の開き幅
を装着者の耳上頭部幅より小さめにしておき、装着する
際につるが耳上頭部によって左右に押し広げられるのに
抗する弾性反力により耳上頭部面との間に生じる圧力に
よる摩擦力と、上記ヘアバンド状部材がつるを支え上げ
る力との合威モーメントにより、IIuiの前倒れモー
メントに抗して眼鏡全体が安定して支えられる構造とす
るとよい. 装着した際の前垂れをより効果的に防止するため、上記
ヘアバンド状部材を弾性体で作り、装着する際に押し広
げられるのに抗する弾性反力がつるを内側につぼめさせ
る方向の補助力として働くようにすることにより耳上頭
部面とつるとの間の圧力を増し、摩擦力を増加せしめる
構造とするとよーい. 畳んで仕舞うとき及び装着するときの便をよ.くするた
め、ヘアバンド状部材がつると着脱可能な構造とすると
よい. 外力によるずれに対して特に強くしたいときには、ヘア
バンド状部材は装着者の頭部を殆ど一周するC形バンド
状としてもよい. [作用] 本発明は上記のような構造であるから、眼鏡の重量が装
着者の鼻にかかることがない.従って、鼻へのII鏡重
量による圧迫力で目や頭が疲れたり、鼻に眼鏡痕ができ
たり鼻の皮膚がシξになったり爛れたりする不具合がな
い.汗をかいたとき、鼻あての下が汗でぺたぺたする不
快感がない.前方から飛来物がII鏡に当たっても、装
着者の鼻にその衝撃力を伝えるものがないから、痛いこ
とがなく、安全である.ヘアバンド状部材を後方に位置
させ、また、U髪の中に埋まるようにしたり、色彩的に
も目立たないように各種の工夫が用意してあるから目障
りでなく、従来の眼鏡と比べた違和感がない.従来の眼
鏡では正面の目立つ所に目障りな鼻あてがあったが、本
発明ではそれをなくすることができるので、本発明の眼
鏡は前方から見るとレンズとm鏡フレームのみのすっき
りしたデザインとなり、女性用にぴったりのチャーミン
グなIl鏡ができる. [実施例] 第1図は本発明の第1の実施例である.(1)はつる、
(2)はレンズ、(3)はレンズ保持フレーム、(5)
はC字形をしたヘアバンド状部材である.鼻あては不要
なので除去してあるが、あっても構わない.ヘアバンド
状部材(5)の下端(5a)はつる(1)  と固定さ
れ、つる(1) を支え上げるようになっている. ヘアバンド上部材(5)は従来の眼鏡には無いものであ
り、これがあることで違和感が生じる場合もあるので、
目立たぬようにするため、できるだけ後方に位置させる
のがよい.少なくとも、ヘアバンド状部材(5)がつる
(1) と固定されている部分すなわち下端(5a)は
眼鏡レンズ面より5cm以上後方、すなわち距離L≧5
cmであるとよい.これの装着状態を第2図で説明する
.ここに示した眼鏡は第1図のと同じではなく、もう少
し工夫を加えた第2の実施例であるが、基本的に第1の
実施例と同じで、相違点は、ヘアバンド状部材(5)と
、つる(1)  とを別体で製作し、両者を嵌金具(6
)を介して固定していることである.第1の実施例のよ
うに一体製にしても装着方法については同じであるから
、これにて説明する.別体製にすることによる新たな効
果もあるが、ここでは説明せず、後述の別の実施例の所
で説明する.ヘアバンド状部材(5)を装着者の頭部(
23)に上からかける.つる(1)の端(la)  は
従来の眼鏡同様、装着者の耳上頭部(24)へ持ってい
く.これによりj!鏡は、装着者の頭部(23)と耳上
頭部(24)の2点で支えられ、装着者の鼻(2l)へ
は接触せず、重量がかからない.ヘアバンド状部材(5
)の位置をかなり後方にしてあるため、前方からは目立
たないようになっている.嵌金具(6)とつる(1)と
は互いに前後方向に摺動可能な形態で嵌合させておくと
、I!鏡の重心点に応じて嵌合位置を調整できるので、
安定した装着ができる.また、装着者毎に顔や頭部の形
や大きさが異なっても同一品で対応できてよい. ヘアバンド状部材(5〉 をさらに目立たなくするため
には、その暢または太さをできるだけ細くするのがよい
.発明者の実験結果によると、薄板状の材料で作って、
その幅を5mm以下にするか、棒状材料で作って、その
太さを5mm以下にすると、装着したときに図のように
WX髪(25)の中にうまく埋もれて隠れ、目立たない
.幅や太さがそれより大きいと、髪を押さえつけてしま
い、うまく埋もれない. 特別に長髪でない普通の髪型をした男子が装着する場合
、ヘアバンド状部材(5)の下部(5a)は、装着者の
耳前付近の!J[髪が少ないためにその部分の頭髪の中
には隠れ切らず、横から見ると、ヘアバンド状部材(5
)の下部(5a)はやはり見えてしまう.その場合でも
、発明者の実験によると、ヘアバンド状部材(5)の色
を頭髪色にすると、保護色となって、見えても殆ど気に
ならないほど目立たなくなる.装着者として日本人を対
象とする場合は黒色系がよく、やや茶みかかった黒色に
し、つやをなくし、縦方向にすしを入れると一般的には
最も目立たない.しかし、望ましくは個人毎に髪の色や
カールの具合は微妙に違うから、ヘアバンド状部材の色
やすしの入れ具合はそれに合わせて@調整するのがよい
.金髪の装着者用には金色、茶色の髪の装着者用には茶
色がよい.白髪の装着者用には明るい灰色、w1髪の装
着者用にはつや消し銀色がよい. ところで、III鏡の構成部品の中で、前方にあるレン
ズ(2)が普通最も重く、普通に作ると眼鏡の重心(G
)は大抵かなり前寄りになり、ヘアバンド状部材(1)
を後方に位置させると、眼鏡前部が下方へ垂れようとす
る転倒モーメント(M)が働き、眼鏡が前垂れしてしま
う場合が生じる.このことを効果的に防止する工夫を次
に述べる.第3図は本発明の第3の実施例である.この
例では、つる(1)を弾性体で製作し、かつ、左右のつ
るの端(la) 一(lb)間が自然に開いた開き幅(
D)を装着者の耳上頭部(24)の位置における頭部左
右幅よりもやや狭めになるように作る.それを装着する
と、つるの端(1a)、(lb)は、当然装着者の耳上
頭部(24)に押されて、初めの(二点鎖線で示してい
る)開き幅(D)の状態から実線で示したような左右に
押し広げられた開き幅(D゜)の状態に撓む.このとき
、つる(1) は外側へ撓りながらその押し広げられる
力に抗する弾性反力を生じ、耳上頭部(24)に対して
圧力を加え、耳上頭部(24)との間に大きな摩擦力を
発生する.そのため、つる(1)の端(Ia)、(1b
)は、他からずれようとする力が加わっても容易にはず
れなくなる.一方、ヘアバンド状部材(5)は装着者の
頭部(23)の上に載りつつ、つる(1)を支え上げて
いるから、眼鏡の重心(G)にかかる前垂れしようとす
る転倒モーメント伸)が発生していても、上述のつる(
1)の@(la)、(1b)の所の摩擦力と、ヘアバン
ド状部材(5)が装着者の頭部から受ける上向きの力と
が、その転倒モーメン} (M)に抗するから、眼鏡は
前垂れせず、レンズ保持フレームが鼻(21)に対して
浮いて接触しない状態が安定して保持される. つる(1)に用いる弾性体材料としては、例えば、チタ
ン、鋼、ステンレス、ジュラルミン、燐青銅、ベリリウ
ム銅等の弾性金属、塩化ビニル、メラミン樹脂、ポリカ
ーボネート等各種の硬質合成樹脂などを用いればよい. 前垂れを防止する方法としては、もう一つの方策がある
.それを第4図に示す本発明の第4の実施例で説明する
.図において、つる(1)   レンズ(2)   レ
ンズ保持フレーム(3)の部分は、鼻あてが賞いことを
除いては従来の眼鏡と全く同じである.それとは別体に
ヘアバンド状部材(5)があり、その両下端に一対の嵌
合具(6)が付けてある.嵌金具(6)には、溝(6a
)が設けてある.溝(6a)の幅は、つる(1)の太さ
と丁度等しくしてあり、つる(1)が隙間なく嵌まり込
む寸法になっている.ヘアバンド状部材(5〉 は弾性
体で作られており、それが自然の状態で口開きしている
口開き幅(E)は、眼鏡のつる(1)を開いた口開き幅
(d) よりも小さくなる寸法にしてある. これの装着状態を第5図で説明する.ヘアバンド状部材
(5)の口開き幅(E)を手で広げて、嵌金具(6)の
溝(6a)内に眼鏡のつる(1)を嵌め、そのまま装着
者の頭部(23)の上にかぶせるようにして装着する.
ヘアバンド状部材(5)は、押し広げられたために元に
戻ろうとする弾性反力を生じてつる(1)を内側へ押す
.すると、その力によってつる(1)の端(1a)が装
着者の耳上頭部(24)に対して圧力を加えるので、そ
の部分は大きな摩擦力が発生してつる(1)が位置ずれ
しなくなる.よって、眼鏡の重心が前よりにあって前垂
れしようとする転倒モーメントがあっても、それに抗し
てlI鏡は安定して、レンズ保持フレーム(3)が鼻(
2l)に対して浮いた状態で保持される. ヘアバンド状部材(5)に用いる弾性体材料としては、
例えば、チタン、鋼、ステンレス、ジュラルミン、燐青
銅、ベリリウム銅等の弾性金属、塩化ビニル、メラξン
樹脂、ボリカーボネート等各種の硬質合威樹脂などを用
いればよい.本例では、ヘアバンド状部材(5)のみを
弾性体で構成したが、第3の実施例の方式もそのまま併
用してつる(1)も同時に弾性体で作ると両者の効果が
重畳して、llImの安定効果がより高まる.ヘアバン
ド状部材(5)を弾性体で作ることは、第1の実施例の
ようなつる(1)と一体製の構造のものにもそのまま適
用でき、同様の効果があるのは言うまでもない. 本発明の第5の実施例を第6図と第7図で説明する.第
6図は蝶番を備えて畳めるようにした畳まれた状態のヘ
アバンド状部材で、蝶番(7)の所を回転軸に畳まれて
いる.嵌合具(6〉 は外側にJ字形に曲がった溝(6
a)があり、溝(6a)は入口が狭く、奥が広くなって
いる.材料は弾性体を用いており、外力により溝(6a
)の口幅を押し広げることができ、外力を去ると弾性反
力で元へ戻るようになっている.従って、溝(6a〉の
入口よりも少し太いものでも溝(6a〉の中に押し込む
ことができる.これの装着方法を第7図で説明する,先
ず、畳まれたヘアバンド状部材(5)を開き、それを装
着者は頭部からかぶる.畳まれたI!鏡のつる(1)を
図中の破線矢印で示すように開き、つる(1)を手で持
って上方から実線矢印のように下ろしてきてつる(1)
を嵌合具(6〉 の溝(6a)内に嵌める.溝(6a)
の入口がつる(1)の太さよりも狭く、奥がつる(1)
の太さと同じになる寸法関係にしておけば、つる(1)
を上から強く溝(6a)内に押すことにより、つる(1
)が溝(6a)の入口を押し広げて中に入り、奥の広い
部分に嵌まり込むと嵌合具(6)はその弾性反力により
元の形に戻って溝(6a)の入口が再び狭まり、つる(
1)をしっかり保持し、外れなくなる. 第2図、第3図、第4図、第6図、第7図及び後述第9
図、第11図に示す実施例のようにヘアバンド状部材(
5)とつる(1)とを別体製の着脱可能な形態にすると
、装着しないときに、眼鏡本体とヘアバンド状部材をば
らしてコンパクトにできるから嵩張らず、仕舞うのに便
利である.また、装着するときにも、ヘアバンド状部材
が一体であると、全体を上から被るよりなく、それ以上
動かそうにも眼鏡部があってはそれが顔に当たって自由
がきかないからやれない.そのため、もし、ヘアバンド
状部材が髪を押さえつけてしまって隠れ切らなかったと
きに是正するすべが無いが、分離されていると、ヘアバ
ンド状部材だけを持って頭の上で前後左右いろいろ動か
すことができるから、そのうちに頭髪が自然に上に被さ
ってきてヘアバンド状部材が埋まり、うまく隠れる.そ
の後で眼鏡部分を付ける、すなわちつるを嵌めればよい
から、装着において楽である.第8図は第5の実施例の
ものを女性が装着した図である.女性は普通、髪が多い
ので、ヘアバンド状部材(5)も嵌金具(6)も図のよ
うに完全に髪の中に埋め込んで隠すことができる.もち
ろん、髪の長い男子の場合でも同様である.従って、従
来のl1!鏡と比べた違和感は全くなくなる.しかも、
従来の眼鏡の正面真ん中にあって目障りだった鼻あてが
ないので、美観的にも大変よい.鼻あてが接触してでき
る眼a痕ももちろんできない.従来の眼鏡のように顔の
美しさをぶちこわす要因が全くなくなる. 本発明の第6の実施例を第9図で説明する.これは、ヘ
アバンド状部材の上部について隠そうとせず、逆に積極
的に目立たせようとする例であるヘアバンド状部材(5
)は普通の装飾用ヘアバンドと同様に自然の開き幅を装
着者の頭の幅よりもやや狭めにした外面に飾り模欅のあ
る弾性体で作り、その下端に嵌合具(6)を設ける.嵌
金具(6)は、蝶番(7)により図示破線矢印のように
折り畳めるようになっている.折り畳むと、スナップボ
タン(8)が嵌まって、溝(6a)の中に嵌まっている
つる(1)を挟みつけてしっかり保持する.嵌合具(6
) はやはり後方に位置させるのがよい.*mのつる(
1)を支えていることが前からよく見えると、従来の眼
鏡と比べてやはり違和感が生じるからである.後方にあ
れば気付かれにくいし、気付かれたとしても違和感は与
えない.距離的には眼鏡のレンズ面より5cm以上後方
がよい.後方にあるほど、髪の中に隠しやすい. これの装着状態を第10図に示す.ヘアバンド状部材(
5)の開き幅を手で左右に広げつつ頭部に嵌めると、ヘ
アバンドの弾性反力が頭部を挟んで固定される.そして
つる(1)を嵌金具(6)で挟んで眼鏡を固定する.ヘ
アバンド状部材(5)の下部(5a)と、嵌金具(6)
は髪の中に隠すことができるから、単に普通のヘアバン
ドをした女性が従来の眼鏡をかけているのと全く変わら
ず、違和感がない.ヘアバンド状部材(5)の上部はむ
しろ飾りとして目立ってほしいわけであるから、前から
よく見えるほどに相当前方に位置させても構わず、1!
11の重心の位置若しくはそれよりもさらに前方へもっ
ていくこともできる.前方に支点があるから、I!鏡は
第2〜6の実施例のようなつるが耳上頭部を押す力を強
める策を講じなくてもそのままで前垂れが起きなくする
ことができる.従って、耳上頭部のような狭い部分に高
圧力が加わって押さえられた痕ができるおそれがなくな
る. 第11図に本発明の第7の実施例を示す.ヘアバンド状
部材(5)が装着者の額から後頭部にかけて殆ど一周す
る円形に近いC形へアバンド状としているので、少々の
外力が加わっても容易にずれるようなことがない.この
場合にもヘアバンド状部材(5)は横方向の自然の差し
渡し幅が装着者の頭部幅よりも狭めとなる弾性体で作り
、装着の際に押し広げられ、それに抗する弾性反力で頭
部にしっかり固定されるようにするとよい.また、嵌金
具(6)も弾性体で作って、その溝(6a)内に眼鏡の
つる(1)がしっかり嵌まるようにして固定しておけば
、装着者がスポーツなど激しい運動をしても[!鏡が振
動したりずれたりしないのでよい.前方からボールなど
の飛来物が飛んできて眼鏡に衝突したような場合でも、
従来の眼鏡では、尖った鼻あてを介して伝わる衝突の衝
撃が装着者の鼻に激痛を与えたり、ひどい場合には怪我
をさせたりするが、本発明のいずれの眼鏡も鼻に直接接
触しているものがないから、衝撃力は伝わらず、痛くな
い. 本発明の眼鏡においては、鼻あてが無いのが理想である
が、付けることを禁じているわけではない.付けておけ
ば、装着者が激しい運動をするような場合にレンズ部が
左右に振れるのを防げてよい.ただし、あくまで[1鏡
の重量が装着者の鼻にかかる量を軽減するように、鼻あ
ては垂直方向にかかる眼鏡重量を鼻で支え上げるのでは
なく、軽く鼻の左右へ触って、水平方向の力のみが働く
という状態にすぺきである. [発明の効果] 本発明は上記のような構造であるから、眼鏡の重量が装
着者の鼻にかかることがない.従って、鼻への眼鏡重量
による圧迫力で目や頭が疲れたり、鼻に眼鏡痕ができた
り鼻の皮膚がシξになったり爛れたりする不具合がない
.汗をかいたとき、鼻あての下が汗でべたべたする不快
感がない.前方から飛来物が眼鏡に当たっても、装着者
の鼻にその衝撃力を伝えるものがないから、痛いことが
なく、安全である.ヘアバンド状部材を後方に位置させ
、また、頭髪の中に埋まるようにしたり、色彩的にも目
立たないように各種の工夫が用意してあるから目障りで
なく、従来の眼鏡と比べた違和感がない.ヘアバンド状
部材を目立たせぬため後方へ持っていった蓋に起きやす
いI1m前部の下方垂れ現象に対しても、つるで装着者
の頭部を押す摩擦力でもって防止するという適切な対策
がとってある.従来の眼鏡では正面の目立つ所に目障り
な鼻あてがあったが、本発明ではそれをなくすることが
できるので、本発明のI!鏡は前方から見るとレンズと
眼鏡フレームのみのすっきりしたデザインとなり、女性
用にぴったりのチャー逅ソグな眼鏡ができる. 以上の説明のように、本発明のI!鏡は、従来の眼鏡が
装着者の鼻に重量負担をさせるということに関わる不具
合を一掃した.[鏡をかけていても、顔に接触していな
いから、装着者は常に爽快な気分でいられる.美しさを
旨とする女性用に利用するにつけてもデザイン上の邪魔
物がなくて有用である.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例、第2図は本発明の第2
の実施例、第3図は本発明の第3の実施例、第4図は本
発明の第4の実施例、第5図はその装着状態、第6図と
第7図は本発明の第5の実施例、第8図はその装着状態
、第9rj!Jは本発明の第6の実施例、第1O図はそ
の装着状態、第11図は本発明の第7の実施例、第12
図は従来の眼鏡.(1)はつる、(2)はレンズ、(3
)はレンズ保持フレーム、(5)はヘアバンド状部材、
(Sa)はヘアバンド上部材(5)の下部、(6)は嵌
金具、(6a)は嵌合具(6)の溝、(7)は蝶番、(
8)はスナップボタン.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、頭にかけるヘアバンド状部材でつるを支え上げるこ
    とにより、鼻にかかる眼鏡の重量を除外もしくは軽減す
    ることを特徴とする眼鏡。 2、前記ヘアバンド状部材がつると固定されている部分
    が眼鏡レンズ面より5cm以上後方であることを特徴と
    する請求項第1項記載の眼鏡。 3、前記ヘアバンド状部材の幅または太さが5mm以下
    の細さであることを特徴とする請求項第1項または第2
    項記載の眼鏡。 4、前記ヘアバンド状部材の色が頭髪色であることを特
    徴とする請求項第1項、第2項または第3項記載の眼鏡
    。 5、つるを弾性体にて作りかつその自然の開き幅を装着
    者の耳上頭部幅より小さめとし、装着する際につるが耳
    上頭部によって左右に押し広げられるのに抗する弾性反
    力により耳上頭部面との間に生じる圧力による摩擦力と
    、前記ヘアバンド状部材がつるを支え上げる力との合成
    モーメントにより、眼鏡の前部が下方へ垂れようとする
    転倒モーメントに抗して眼鏡全体を安定して支える構造
    を特徴とする請求項第1項、第2項、第3項または第4
    項記載の眼鏡。 6、前記ヘアバンド状部材をC字形の弾性体で構成し、
    装着する際に押し広げられるのに抗する弾性反力がつる
    を内側方向につぼめさせる方向の補助力として働くこと
    によりつるが耳上頭部面を押す圧力を増さしめ、つると
    耳上頭部面間の摩擦力を増加せしめる構造を特徴とする
    請求項第1項、第2項、第3項、第4項または第5項記
    載の眼鏡。 7、前記ヘアバンド状部材がつるとの嵌合部を有し、つ
    ると着脱可能な構造であることを特徴とする請求項第1
    項、第2項、第3項、第4項、第5項または第6項記載
    の眼鏡。 8、ヘアバンド状部材が装着者の頭部を殆ど一周するC
    形バンド状であることを特徴とする請求項第1項、第2
    項または第7項記載の眼鏡。
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