JPH0348178Y2 - - Google Patents

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JPH0348178Y2
JPH0348178Y2 JP8987386U JP8987386U JPH0348178Y2 JP H0348178 Y2 JPH0348178 Y2 JP H0348178Y2 JP 8987386 U JP8987386 U JP 8987386U JP 8987386 U JP8987386 U JP 8987386U JP H0348178 Y2 JPH0348178 Y2 JP H0348178Y2
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JP
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rotor
shaft
cylindrical body
end plate
air compressor
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JP8987386U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転式オゾン発生装置に関する。
従来のオゾン発生装置としては、必要なコロナ
放電を得るために、平板電極又は管状電極を利用
した方式が公知であり、これら固定式電極の放電
空間に空気を通過させることにより、その中に含
有される酸素をオゾンに交換させることが行なわ
れている。また、電極の一方を可動的に構成し、
固定電極と可動電極の間に放電空間を設けるよう
にしたものも存在する。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来装置の欠点は、装置が小型化さ
れればされるほど、これらの放電空間における空
気の処理が困難になることであり、いずれの場合
にも、空気中に含有される塵埃、湿気が電極面に
付着し、それにより形成される水素化合物がオゾ
ン発生の効率を低下させるとともに、それが予定
外の集電を行なうため、従来の形式によつては安
定した効率の高い小型装置を得ることができなか
つた。
本考案は、かかる点に鑑み、両電極間に安定し
たオゾンの発生が可能となり、空気およびオゾン
のリークが少なく、十分小型化されたオゾン発生
装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案は、モータの軸にエアコンプレ
ツサと絶縁ジヨイントを介して円筒形の回転子と
を固定し、この回転子を圧力容器をなす筒体内に
密閉収容し、前記筒体の両側を絶縁体からなる端
板によつて閉鎖するとともに回転子の軸の両端を
端板により回転自在に保持し、前記一方の端板を
前記絶縁ジヨイントに隣接させ、前記他方の端板
に給電部を備え、前記回転子の周面に回転電極を
形成し、この回転電極に対向して前記圧力容器を
なす筒体の周面に固定電極を設け、前記給電部は
給電用端子に接続したスプリングにより押圧され
た接点部材を備え、この接点部材が軸受によつて
支持された回転子の軸の端面に当接し、前記エア
コンプレツサ、モータ、絶縁ジヨイントおよび圧
力容器をなす筒体を同一軸上に結合し、エアコン
プレツサからの圧縮空気を前記圧力容器をなす筒
体内に供給するようにした。
〔作用〕
モータを回転すると、モータに取付けたエアコ
ンプレツサと回転電極を有する円筒形の回転子が
駆動する。モータと回転子の軸とは絶縁ジヨイン
トを介して連結され、回転子が回転すると、回転
子の回転電極とそれを収納している筒体に形成し
た固定電極間の圧縮空気のスペース内で放電が起
き、オゾンが発生する。前記回転子の回転電極に
は前記筒体の端板に設けた接点部材が回転子の軸
端にスプリングによつて圧接されることによつて
高電圧が印加される。前記エアコンプレツサ、モ
ータ、絶縁ジヨイントおよび回転子を収納する筒
体を同一軸上に設け、特に前記筒体内の回転子の
軸の両側部分は軸受によつてシールしている。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。
第1図において、本考案の回転式オゾン発生装
置Mは、同一軸上に配置されたエアコンプレツサ
1と、ステータ2aを有するモータ2と、絶縁ジ
ヨイント3と、回転子4を収納した圧力容器をな
す筒体5とからなる。なお、本実施例では、モー
タ2は電機モータであるが、他の回転駆動手段例
えばエアモータでもよい。
前記エアコンプレツサ1はロータリコンプレツ
サであり、空気取入口6と空気供給口7とを有
し、空気取入口6から入つた空気は圧縮され、こ
の圧縮された空気は空気供給口7を通つて前記筒
体5内に供給される。このエアコンプレツサは公
知のものであり、モータ2のモータ軸8の一端に
ロータが取付けられ、前記モータ軸8の他端部は
ベアリング9に回転自在に保持されその先端に円
形の雌ジヨイント10を備えている。
前記雌ジヨイント10はその凹部10aに係合
する突部11aを備えた雄ジヨイント11と結合
し、この雄ジヨイント11は前記回転子4の中心
回転軸12の一端に固着されている。前記両ジヨ
イント10,11およびこれを被つている被筒1
3は高絶縁性の樹脂からなり回転子4とモータ2
との絶縁を確実なものにしている。
前記圧力容器をなす筒体5と前記絶縁ジヨイン
ト3の被筒13間には端板14が設けられ、この
端板14は筒体5と被筒13のフランジ5a,1
3a間にボルトb,b…bによつて固着されてい
る。
前記端板14の中心には回転子の軸1が挿通さ
れる貫通孔14aが形成されるとともに円形の凹
部14bが形成され、この凹部14b内にシヤフ
トシール15が嵌合している。このシヤフトシー
ル15は薄肉の軸受部15aを備え、この軸受部
15aの外周にばねsを装着して軸受部15aと
回転子の軸12間の空気を縮めるようにしてい
る。
前記端板14には圧縮空気を取入れる圧縮空気
取入口16が設けられ、この取入口16から入つ
た圧縮空気は連通孔17を通つて圧力容器内に送
られる。
前記筒体5の絶縁ジヨイント3の反対側にはも
う一方の端板18が設けられ、この端板18の周
囲は筒体のフランジ5bにボルトb,b…bによ
つて固着されている。前記端板18の内面にはベ
アリング19が保持され、このベアリング19に
よつて回転子の回転軸12が回転自在に保持され
ている。前記端板外面の隆起部中心および周囲近
傍には給電用端子t,tが設けられ、この隆起部
中心の端子tは端板18の中心に形成した貫通孔
18a内に設けたコイルスプリング19の外端に
接続され、コイルスプリング19の内端はカーボ
ン製の接点部材20を押圧している。前記接点部
材20の先端部分はベアリング19に保持された
回転子軸12の端面に当接している。
前記端板18の隆起部近傍には、圧力容器内で
発生したオゾンを排出するオゾン排出口21が取
付けられている。
第2図に示すように、回転子の軸12には十字
形の支持脚部材22が設けられ、この支持脚部材
22の4つの脚23,23,…23には回転子4
の円筒形絶縁体24の外周面に沿つて軸方向に伸
びる回転電極25,25…25が接続され、この
各回転電極25はテフロン、セラミツク等の絶縁
体26で被われている。
なお、前記回転軸12に導電性の円形端板10
0をとり付け、この端板に筒体をなす回転電極1
01を取付けるようにしてもよく、必ずしも絶縁
体26は必要でない。
前記圧力容器をなす筒体5は外極高電圧接地部
材すなわち回転子4の回転電極25に対向する固
定電極をなし、この固定電極5の内側にテフロ
ン、セラミツク等の絶縁筒が設けられ、この絶縁
筒27と回転子4間に放電空間cが形成される。
なお、絶縁筒27は必ずしも必要でない。
次に本考案の作用について詳しく説明する。モ
ータ2を回転させるとともに前記端板18に設け
た端子t,t間に高電圧を印加する。これにより
エアコンプレツサ1が作動するとともに回転子4
が回転する。エアコンプレツサ1により圧縮され
た空気は端板14の圧縮空気取入口から筒体5内
に取入れられる。前記回転子4の回転により回転
電極25と固定電極5間に放電がおこり放電空間
c内にオゾンが発生する。このオゾンは端板18
に形成したオゾン排出口21から外部に取出され
る。
前記回転子の軸12の両側は各端板14,18
のベアリング部に支持されているので回転子の振
れがなくなるとともに、特に端板14を通過する
回転子軸はシールされているのでオゾン漏れがな
くなる。しかも、モータ2と筒体5間は絶縁ジヨ
イント3を介して接続されているのでモータ2と
絶縁空間cとは電気的に完全に絶縁されている。
更に回転子軸の端面にカーボン製の接点部材20
およびコイルスプリング19を介して給電される
ので、回転する回転子軸に確実な給電を行なうこ
とができ、同一のモータ2でエアコンプレツサお
よび回転子4を回転するので効率がよい。
〔効果〕
本考案は、以上のように構成したので、装置全
体をコンパクトにできるとともに絶縁性のよいオ
ゾン漏れのないものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の回転式オゾン発生装置の一部
断面正面図、第2図および第3図は回転子の斜視
図である。 1……エアコンプレツサ、2……モータ、3…
…絶縁ジヨイント、4……回転子、5……筒体、
14,18……端板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータの軸にエアコンプレツサと絶縁ジヨイン
    トを介して円筒形の回転子とを取付け、この回転
    子を圧力容器をなす筒体内に収容し、前記筒体の
    両側を絶縁体からなる端板によつて閉鎖し、前記
    回転子の回転軸の両端部分を端板によつて回転自
    在に保持し、前記端板の一方を前記絶縁ジヨイン
    トに隣接して設け、前記端板の他方に給電部を備
    え、前記回転子の周面に回転電極を形成し、この
    回転電極に対向するように前記筒体の周面に固定
    電極を設け、前記給電部は給電用端子に接続した
    スプリングにより押圧された接点部材を備え、こ
    の接点部材が端板に装着した軸受によつて支持さ
    れた回転子の軸の端面に当接し、前記エアコンプ
    レツサ、モータ、絶縁ジヨイントおよび筒体を同
    一軸上に結合し、前記エアコンプレツサからの圧
    縮空気を筒体内の放電空間に供給してオゾンを発
    生させることを特徴とする回転式オゾン発生装
    置。
JP8987386U 1986-06-12 1986-06-12 Expired JPH0348178Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8987386U JPH0348178Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12
US07/061,125 US4832918A (en) 1986-06-12 1987-06-10 Rotary ozonizer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8987386U JPH0348178Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62203233U JPS62203233U (ja) 1987-12-25
JPH0348178Y2 true JPH0348178Y2 (ja) 1991-10-15

Family

ID=30949249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8987386U Expired JPH0348178Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

Country Status (1)

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JP (1) JPH0348178Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62203233U (ja) 1987-12-25

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