JPH0347239B2 - - Google Patents

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JPH0347239B2
JPH0347239B2 JP58014722A JP1472283A JPH0347239B2 JP H0347239 B2 JPH0347239 B2 JP H0347239B2 JP 58014722 A JP58014722 A JP 58014722A JP 1472283 A JP1472283 A JP 1472283A JP H0347239 B2 JPH0347239 B2 JP H0347239B2
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JP
Japan
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inboard
outboard
propeller
shaft
leg assembly
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JP58014722A
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JPS58180397A (ja
Inventor
Buranto Renaruto
Pikuru Haintsu
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Volvo Penta AB
Original Assignee
Volvo Penta AB
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Publication date
Application filed by Volvo Penta AB filed Critical Volvo Penta AB
Publication of JPS58180397A publication Critical patent/JPS58180397A/ja
Publication of JPH0347239B2 publication Critical patent/JPH0347239B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H20/08Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プロペラ脚が船体の船底に明けた開
口を通つて延びている型式の船内船外機に関し、
さらに詳しく言えば、側舷舵取、応力解放、振動
減衰の目的でプロペラ脚を装着するための改良さ
れた装置およびプロペラ脚集合体の改良された構
成単体ハウジング構造に関するものである。
第1図に示すような船内船外機は、従来技術に
おいて知られている。この船内船外機は、船内に
設けた出力軸を有するエンジン部とおよび出力軸
に隣接してエンジン部に装着するための船内上方
端部を有するプロペラ脚集合体または下方ユニツ
トと、船体の底板に明けた開口を通つて垂直方向
下方に延びる中間部分と、プロペラが装着される
下端部にある船外プロペラ部分とを有している。
水平出力軸は、上方部分にある上方かさ歯車列、
中間部分にある垂直動力伝達軸、下方かさ歯車
列、プロペラ部分上のプロペラに駆動連結される
水平プロペラ軸によつて駆動される。プロペラ脚
集合体は、トルクをエンジン部からプロペラ・ハ
ウジングに装着されたプロペラに伝達するように
前述の軸構成およびプロペラ・ハウジング部分に
ある下方かさ歯車列を有している。
大プロペラ推力とおよびプロペラ軸とエンジン
出力軸との間の長いレバー・アームとによつて大
きな曲げモーメント(例えば、300から500キロポ
ンド程度)を生じ、プロペラ脚集合体とエンジン
部との接続部に応力を生じ、これにより水平に延
びるエンジン出力軸がエンジン部から突出してい
る領域において接続機構が配置される。雑音およ
び応力を生じる振動が船体に伝達されそれにより
さらに拡大するので、船体の開口を通つて延びる
プロペラ脚集合体は剛性状態で船体に係合しな
い。したがつて、プロペラ脚集合体は、プロペラ
推力曲げモーメントに対する反力を応じる程度に
確実かつ硬く係合しない。
プロペラ脚集合体が船体の底板に明けた開口を
通つて延びているような型式の船内船外機は船舶
を航行させるための補助モータとして使用されて
きた。したがつて、この船内船外機はしばしばS
駆動機と呼ばれている。S駆動機はエンジン部の
水平出力軸とプロペラ脚集合体内の伝達軸との間
に上方かさ歯車列を有しているけれども、エンジ
ン部の出力軸もまた例えば垂直に延びるエンジン
によつてこの伝達軸に同軸にされることもでき、
そして上方のかさ歯車列は不要になる。
プロペラ脚集合体が横材に装着されかつ完全に
船外に配置されているような型式の他の船内船外
機はZ駆動機と呼ばれていて、側舷舵取を行うよ
うに枢着されることもできる。S駆動機において
は、プロペラ脚は駆動機の他の部分に一般に枢動
不可能に取り付けられており、また、船舶の側舷
舵取は原動機なしの帆船のように、また、船内原
動機を備えたモータ・ボートのように舵によつて
行われていた。S駆動機によつて駆動される船舶
を操舵するこの種のものは、舵に加わる流れの力
が小さいので、低速時には操舵機能が低下する。
本発明の目的は、船体の底板に明けた開口を通
つて延びかつ側舷舵取をするために枢動自在に装
着された船外プロペラ・ハウジングを有するプロ
ペラ脚集合体を備えていて前述したS型の改良さ
れた船内船外機を提供することにある。側舷舵取
を行う横方向力がプロペラの推進成分になるの
で、このような駆動装置は適正な操舵動力を与え
る。
プロペラ脚集合体は、上方船内部分と、船体の
開口にある中間部分と、船外プロペラ装着部分と
からできている。プロペラ脚集合体は船内上方か
さ歯車列とおよび動力伝達軸によつて連結される
船外下方かさ歯車列とを有する動力軸機構を備え
ている。エンジンと上方かさ歯車列との間の動力
伝達軸はユニバーサル・ジヨイントを有してい
る。プロペラ脚集合体は軸受機構によつて船体に
枢動自在に装着されるか、あるいはエンジン部に
固定されたブラケツトに枢動自在に装着されて、
支承軸または側舷軸のまわりに枢動する。側舷舵
取軸はユニバーサル・ジヨイントを通る。この軸
の上方部は動力伝達軸に関して前方に傾斜されて
いて上方および下方かさ歯車列間でプロペラ脚集
合体内に延びている。舵取軸の上方部の前方傾斜
は船舶の操舵性能を著しく改良し、従来の公知の
原動機駆動帆船にくらべて、必要な操舵努力を軽
減する。下方かさ歯車列(約90゜)は単独のプロ
ペラまたは二重プロペラ集合体を駆動することが
できる。
冷却水装置は入口またはオリフイス開口を有し
ている。オリフイス開口はプロペラ脚集合体の船
外部分の前方端に配置され、また、エンジンに冷
却水を導入するように傾斜された舵取軸に同軸に
装着される。オリフイス開口は、舵取運動に応答
して相対運動をするグリルおよび洗浄くしを船体
に用いた自動洗浄閉塞防止装置を有している。プ
ロペラ脚集合体の下方船外またはプロペラ・ハウ
ジング部分は2つの回転位置に装着されるように
対称状につくられてもよい。一方の位置は少なく
とも1つの推進プロペラを駆動し、また、他方の
位置は少なくとも1つの牽引プロペラを駆動す
る。
本発明の別の目的は、応力を低減しかつ船体に
伝達される振動および雑音の低いレベルおよび静
かな船体を得るように船体に装着される船内船外
機の構造を提供することにある。
船内船外機は、前述したように、水平出力軸を
有するエンジン部と、上方歯車がエンジン出力軸
に同軸でかつそれによつて駆動される上方部分を
有するプロペラ脚と、船体に明けた開口を通つて
延びる中間部分と、上方かさ歯車列に連結された
垂直軸によつて駆動される下方かさ歯車列を有し
かつ水平プロペラ・シヤフトおよびプロペラを駆
動する船外プロペラ部分とを備えている。エンジ
ン部は、第1弾性振動減衰機構によつて下方部分
においてエンジン部の一端近くに支持される。出
力軸はエンジンの他端から突出する。装着ブラケ
ツトはエンジン部に固定され、また、出力軸の下
でエンジン部の他端からも突出している。プロペ
ラ脚集合体はブラケツトによつてエンジン部に装
着されているので、エンジン部および推進脚また
は装置は単独の大きな慣性質量として働き、その
ためにやや硬くて有効な振動減衰体または絶縁体
が用いられてもよい。プロペラ脚は、上方かさ歯
車列の下に定置されかつ出力軸の下に間隔をあけ
てブラケツトに装着される。装着ブラケツトは、
第2の弾性振動減衰機構によつて特に自由端に支
持される。
本発明のさらに別の目的は、プロペラ・ハウジ
ング部分及び/又はプロペラ脚集合体の上方部分
が船舶を沈めることなしに、また、プロペラ脚集
合体の上方部分の場合には水から船舶を引き上げ
ずに、修理または改良の目的で容易に取り外され
えるような前述した型式の改良船内船外機を提供
することにある。
プロペラ脚集合体または下方ユニツトは構成体
(module)構造原理にもとづいて構成されている
ので、別の利点が得られる。すなわち、異なる駆
動機はいくつかの基本要素から容易に組み立てら
れる。特に、中間構成体を有する最適実施例が船
体及び/又はエンジン部にいかなる構造上の変更
を必要とせずに、駆動機の構造に多くの変更を許
すことができる。本発明は予備部品構成体の別の
用途を許し、また多くの一連の基本要素(例え
ば、船内構成体)をつくることが可能となる。異
なる型式のエンジン部が構成体構造プロペラ脚集
合体または下方ユニツトに適合するように容易に
採用されえる。
第1図は関連する従来技術を示す。いわゆるS
型の船内船外機は、フライホイル・ハウジング1
aを有するエンジン部1を備えている。ハウジン
グ1aはキヤツプ1a′によつて閉ざされ、プロペ
ラ脚集合体または下方ユニツト2の上端が例えば
リベツトによつてキヤツプ1a′に取り付けられ
る。エンジン部1の出力軸1bはプロペラ脚集合
体2に入り、上方かさ歯車列1cに接続されてプ
ロペラ脚集合体2にある動力伝達軸5を駆動す
る。プロペラ脚集合体2の下端において下方かさ
歯車列3cを有するプロペラ・ハウジング3が動
力伝達軸5をプロペラ・シヤフト3bに駆動連結
する。プロペラ・シヤフト3bはプロペラ・ハウ
ジング3を通つて延び、プロペラ4がプロペラ・
シヤフト3bに取り付けられる。プロペラ脚集合
体2は船体10hの船板10Sの底10に明けた
開口12を通過する。開口12はプロペラ脚集合
体2の外周よりもいくぶん大きく、また、プロペ
ラ脚集合体2と底10との間にある中間空間が弾
性密封膜12aによつて密封される。プロペラ脚
集合体2は、膜12aによつて底10に密封され
る水密包囲体を構成し、船内船外機に水密船体1
0hを形成する。
エンジン部1は弾性材料からなる3つの緩衝ブ
ロツクの上に乗る。そのうちの前方のもの1d
(図ではただ1個のみが示されている)は並んで
配置されるかまたは横に間隔をあけて置かれ、ま
た、残りのものはフライホイル・ハウジング1a
を中心上で支持する。プロペラ4の推力は矢印R
の向きに水平方向前方に作用し、レバー・アーム
Hを有し、曲げモーメントを生じる。曲げモーメ
ントは、出力軸1bが突出している領域におい
て、エンジン部1のフライホイル・ハウジング1
aのキヤツプ1a′に作用する。
エンジン部1は、弾性振動吸収支持部材上に水
平に装着され、ゴム製ブロツク1dによつて船体
10hの船板10S上で船内に設けられ、そし
て、フライホイル・ハウジング1aから延びる水
平出力軸1bを有している。
第2図に示すように、本発明によれば、プロペ
ラ脚集合体2(下方ユニツト)2は、図示した実
施例においては構成体の集合体であり、また、枢
動軸受133によつて枢動自在に装着される。枢
動軸受133は船体10hの船底10に傾斜位置
に固定装着される。プロペラ脚集合体2の下端に
は、回転自在に装着された推進プロペラ4を駆動
するように接続された90゜の下方かさ歯車列3c
を有するプロペラ・ハウジング3が設けられてい
る。動力伝達軸5はプロペラ脚集合体2の内側で
垂直に延びて上方かさ歯車列1cと下方かさ歯車
列3cとの間に駆動連結を与える。プロペラ4が
装着されているプロペラ・シヤフト3bは下方か
さ歯車列3cによつて駆動される。これらの歯車
列とシヤフトはプロペラ脚集合体2内に装着され
た動力伝達機構を形成し、エンジン部1を駆動プ
ロペラ4に駆動連結する。プロペラ脚集合体2は
船底10Sに明けた開口12を通過する。開口1
2はプロペラ脚集合体2の外周よりも大きく、膜
12aによつて密封されて船舶が浮上している水
が船体10h内に浸入しないようにする。
図示していない側舷装置または作動子(例え
ば、舵取ケーブル)が両側に配置された1または
2個の舵取腕26に取り付けられる。舵取軸腕2
6はプロペラ脚集合体2の側に取り付けられかつ
そこから突出している。側舷舵取装置は運転者の
位置から操作されて舵取軸Gのまわりで一方の方
向にプロペラ脚集合体2を回転させる。
ユニバーサル・ジヨイント1dは出力軸1bと
枝軸1b′との間、すなわちエンジン部1と上方か
さ歯車列1cが配置されているハウジングまたは
上方構成体ユニツト32との間で船内に配置され
る。枢動軸受133は動力伝達軸に関して傾斜さ
れ、角度αは舵取軸Gがユニバーサル・ジヨイン
ト1dを通過できる程度になつている。
プロペラ脚集合体2は3つの部分、より正確に
言えば図示する実施例においては3つの構成体ユ
ニツト、すなわち上方かさ歯車ハウジングまたは
上方船内構成体32、中間ハウジングまたは中間
構成体31、プロペラ・ハウジング3からなる下
方船外水中ハウジングまたは船外構成体30から
できている。中間構成体31は上方構成体32に
取り付けられ、下方構成体30は中間構成体31
にKにおいて固く取り付けられて水密プロペラ脚
集合体2を形成する。中間構成体31は、枢動軸
受133内の下方凹円錐面に嵌合する上方軸受面
を形成する凸円錐包囲面を有していて、舵取軸G
に同軸な軸受のまわりで枢動できるように船体1
0hにプロペラ脚集合体2を枢動自在に装着す
る。円錐軸受面はその下端に小直径部分を有して
いるので、枢動軸受133がプロペラ脚集合体2
を支持し、プロペラ脚集合体2が上方から枢動軸
受133および開口12に挿入される。凸円錐面
もまた適当に傾斜して、例えば一体に製作された
円筒形プロペラ脚集合体に取り付けられ、また、
軸受の凹円錐面に上から挿入される。凸円錐面を
有する取付自在の部品が第5図および第6図に示
される。
第3図は、第10図に示すような二重プロペラ
集合体4,4′用の二重プロペラ・シヤフト3b,
3b′を有するS駆動構造の概略構成図である。下
方かさ歯車列3ccは互いに逆方向にプロペラ・シ
ヤフト3b,3b′を駆動するように構成される。
プロペラ脚集合体2は傾斜した軸受133内に装
着される。軸Gと軸5との間の最小可能傾斜角
(角度α)は、中間部分31の下端の直径Dを決
定する強度についての構造上の要求によつて定め
られる。その直径はハウジング材料の厚みと動力
伝達軸5の直径dによつて決まる。
第4図において、真直なブラケツト27が例え
ばリベツト27aによつてエンジン部1に固く取
り付けられ、また、枢動軸受133がブラケツト
27に装着される。船体10hの船底10に明け
た開口12はプロペラ脚集合体2のまわりで船体
10hに密着されている膜12aによつて密封さ
れ、また、環状弾性部材40によつて船内で取り
囲まれている。環状弾性部材40は、プロペラ脚
集合体2用の軸受133が装着されている箇所で
ブラケツト27の後方端部を支持しかつ確実に密
封する。エンジン部1の後方部は環状弾性部材4
0によつて支持される。後方のゴム製ブロツク1
d(第1図)は省略されている。環状弾性部材4
0は、エンジン部1の一部重量およびプロペラ脚
集合体2の全重量(水中に没している部分の浮力
を除く)によつて一定に圧縮される。
第5図および第6図においては、両実施例にお
いて枢動軸受133はプロペラ脚集合体2用の円
錐またはじようご形状の受け部分133aからで
きている。受け部分133aが円錐支承ベツド1
33bに軸受内で枢動自在に装着される。円錐支
承ベツド133bは船体10h内で必要な傾斜を
もつて装着される。第5図は舵取軸Gおよび枢動
軸受133を示す。枢動軸受133は球軸受の玉
133cのようなころがり要素を有し、密封パツ
キング133dが嵌め込まれている。第6図に示
す軸受133の実施例は自動密封滑動または受支
承部材133eを有している。
プロペラ脚集合体2が船体の船底10から枢動
自在に突出している第4図の構造は、冷却水導入
のための特別の構造を許し、冷却水管129のオ
リフイス開口29用のくし28およびグリル29
aを有する自動洗浄機構28mを形成させること
ができる。自動洗浄機構28mは第7図および第
11図に詳細に示されている。第7図において
は、冷却水導入管129(第4図および第8図)
の入口またはオリフイス部分29は船外構成体3
0内に設けられる。冷却水導入口またはオリフイ
ス開口29それ自体はグリル29aによつて覆わ
れる。グリル29aは横断溝29a′を有し、装着
ねじ229によつて船外構成体30に着脱自在に
固定される。洗浄くし28は、船体の船底10に
または船体10hの別の枢動不可能部品に外側か
ら装着するための装着部材を有している。洗浄く
し28は、グリルの溝29aに嵌合するくし状歯
28′を有している。くし状歯28′はプロペラ脚
集合体2の側舷舵取運動の際に溝29a′をかき取
つて清浄にする。これによつて、水草、くず等の
堆積による冷却水導入管またはオリフイス開口2
9の閉塞が防止される。上述した自動洗浄機構は
第2図の実施例にも等しく適用できる。
第8図は、中間構成体31を通る縮小断面で、
ベンドを有する冷却水導入管129の実施例を示
す。管129の上方部分は舵取軸Gに同軸に延
び、また下方部分129′においてはこの同軸関
係は存在しない。冷却水導入管129は同時に中
間構成体31の内側で空間31Kに滑滑油を冷却
する。潤滑油は船外構成体30(第2,4,7
図)と中間構成体31との間にある溝129aを
通つて空間31Kに注入される。
船外構成体30は、船内構成体31への取付け
部分、すなわち例えば第7図の面L上で最上部分
において、好ましくは対称形状になされているの
で、船外構成体30は必要に応じて第10図の推
進プロペラまたは第9図の牽引プロペラに対して
装着されてもよい。船外構成体30は、第7図に
示すように船尾において対面する取付け部分3P
とプロペラ・シヤフト3bとの位置においてかま
たは鏡像関係、すなわち船首において対面して逆
向きに回されるプロペラ4用の取付け部分3Pと
プロペラ・シヤフト3bとの位置において、フラ
ンジ30aによつて中間構成体31に接続されて
もよい。冷却水導入管の入口部分が2重にされて
2つの入口部分を形成する。一方の入口部分29
は左位置にあり、また、他方の入口部分29′は
右位置にある。
安定化フイン(横方向の面)128がそれ自体
は公知のものであるが、好ましくは設けられる。
プロペラ脚集合体2への取付け部分128aが使
用しない、冷却水管入口またはオリフイス部分2
9,29′の一方に対しての閉鎖キヤツプとして
の形状を有するように、安定化フイン128はグ
リルと同じ形状をしており、取付けねじ228を
同様な固定要素229が設けられている。したが
つて、船外構成体30が逆の位置に装着されたと
き、グリル29aとフイン128とが容易に互い
に位置を替えることができるので、グリル29a
が船首に配置され、また、フイン128が矢印M
(第7,9,10図)に示す駆動方向に関して船
尾に配置される。
第9図および第10図は牽引駆動機および推進
駆動二重プロペラ集合体をそれぞれ示す。プロペ
ラ脚集合体または下方ユニツト2のプロペラ・ハ
ウジング3は、閉鎖キヤツプが船首位置または船
尾位置に必要とされるかどうかにもとづいて、異
なつた形状の閉鎖キヤツプ3e,3fを流体力学
観点から嵌合させる。キヤツプ3fは、第9図に
示すように、プロペラのボスに設けた排気ガス放
出部分4Gを閉鎖できるように好ましくは成形さ
れる。
第11図は、船体10hの底板10に設けられ
た傾斜ベツド11cに装着された本発明にもとづ
くS駆動機を示す。洗浄くし28は船底10に明
けた開口12を通過し、固定(回転または側舷舵
取不可能)部品28Sに取り付けられる。
エンジン部1(第2図)をプロペラ4に接続す
る動力伝達機構は3つの部品に分割された垂直に
延びる動力伝達軸を有している。その3つの部品
は、下方部品50、中間部品51、上方部品52
からできている。これらの部品は、構成体ユニツ
ト30,31,32がプロペラ脚集合体2である
ときに、スプライン連結によつて互いに連結され
る。
傾斜ベツド11cと支承ベツド133bとの間
に、第4図の弾性部材40と同様な密封および緩
衝機能を有する弾性部材40が設けられる。開口
12は特別に密封されず、空間120が水で満た
され、流線形部材120aが密封をせずに原理的
には流体力学上の流線形機能を与える。他の部品
は第2図から第10図までについて述べたものと
類似している。
プロペラ脚集合体2上にある第2図の舵取機構
26は、必要に応じて選択された伝達比で共通回
転するように船舶の従来の舵(図示せず)に機械
的に接続されてもよい。
本発明にもとづく側舷操舵船内船外機は、前述
したように、帆船に対して利点がある。しかしな
がら、曲がつた航路にそつて駆動する際に、この
ような船舶が航路からはずれてわずかに横に滑る
ので、船内船外機は船舶(水上滑走艇)を操縦す
るのに特に適している。曲がつた航路を航行する
ことを容易にする本発明にもとづく枢動プロペ
ラ・ハウジングを有する駆動機にくらべて、たわ
まされた舵を有する駆動ユニツトは曲がつた航路
を航行することを困難にする。
第12図においては第4図の実施例の変更例が
示される。支持ブラケツト20は角度の付いた型
式のブラケツトであり、フライホイル・ハウジン
グ1aに固定された垂直脚20aとおよびプロペ
ラ脚集合体2を支持する水平脚20bとを有して
いる。プロペラ脚集合体は、ブラケツト20の水
平脚20b内で回転軸受21に固いが枢動自在に
装着されるので、プロペラ脚集合体2およびエン
ジン部1は応力および振動に関して一体の慣性質
量として作用する。プロペラ脚集合体2をエンジ
ン部1に固定する際にそれをさらに容易にするた
めに、プロペラ脚集合体2の上端は上方かさ歯車
列1c用のハウジング1c′にある軸受21の軸方
向支承部分21aに軸方向に係合する。ハウジン
グ1c′はロツド20′によつてブラケツト20に
固く連続され、したがつてエンジン部1に固定さ
れる。上方かさ歯車列1c′は水平出力軸1bに同
軸でかつ軸1bによつて駆動される。上方かさ歯
車列1cはプロペラ脚集合体2内で垂直下方に下
方かさ歯車列3cまで延びる垂直動力伝達軸5を
駆動する。下方かさ歯車列3cは水平プロペラ・
シヤフト3bとプロペラ脚集合体2のプロペラ・
ハウジング3に装着されたプロペラ4を駆動す
る。上方かさ歯車列1cと出力軸1bは、プロペ
ラ脚集合体2を装着ブラケツト20に取り付ける
位置の上で間隔をあけて配置される。曲げモーメ
ントがプロペラ脚集合体2からこの取付け位置に
おけるエンジン部1に伝達され、これによりエン
ジン部は出力軸1bがエンジン部1から外に延び
る領域、すなわちハウジング1aのキヤツプ1
a′、において解放される。プロペラ脚集合体2は
舵レバー26′またはその他の側舷装置に接続さ
れて、側舷操舵を行うように軸受21の垂直軸の
まわりで一方の側または他方の側にプロペラ脚集
合体2を枢動させる。この実施例においては、舵
取軸は動力伝達軸5と同軸になつている。
エンジン部1は、並んで配置されるかまたは横
方向に間隔をあけて振動減衰ブロツク1d上に従
来の方法で前方部分近くに乗る。振動減衰ブロツ
ク1dの1つだけが第12図の側面に示されてい
る。支持ブラケツト20はその自由端で、開口1
2およびプロペラ脚集合体2を取り囲む弾性振動
減衰環状要素40上に乗つている。全体の船内船
外機、すなわち、エンジン部1、プロペラ脚集合
体2、ハウジング1c′は、エンジン部1の前方端
および船体10hに装着された振動減衰部材上の
後方またはプロペラ脚端において定置している一
体の慣性質量を形成する。薄い密封膜12aは開
口12内に設けられ、船体12hおよびプロペラ
脚集合体2のまわりに密着される。軸受21は密
封され、また、環状要素40が開口12を密封す
る。
第13図において、真直支持ブラケツト27は
1対の腕27aを有している。各腕27aはエン
ジン部1の各側にあり、それぞれは例えばリベツ
ト27′によつてエンジン部1の下方部分の前部
および後部に固定される。ブラケツト27は、エ
ンジン出力軸1bの下でエンジン部1の後方でベ
ースまたはプラツトホーム27bを有している。
プロペラ脚集合体2はベース27bの穴27cを
通つて延び、ボルト2bによつてベース27bに
密着固定される。ブラケツト・ベース27bと船
体10hとの間にある弾性環状部材40は密封を
形成するので、必要に応じて別個の密封膜が省略
されてもよい。水平エンジン出力軸1bと水平プ
ロペラ軸3bとの間の駆動機構は前述したものと
同じである。
第14図に示す実施例においては、エンジン部
1が緩衝ブロツク1d上で前方端付近に装着さ
れ、また、エンジン出力軸1bが突出するキヤツ
プ1a′を有するフライホイル・ハウジング1aを
後方端に有している。支持ブラケツト20″はフ
ライホイル・キヤツプ1a′に固定された前方垂直
部分を有する部分的に管状形状をしていて、角度
を付けて下方後方に傾斜し、支持部材33に装着
されたソケツト部品2eに固定された下方端に乗
る。プロペラ脚集合体2は上方構成体32、中間
構成体31、ユニツトとして一体に固定されたプ
ロペラ・ハウジング3を有する下方またはプロペ
ラ構成体30を備えている。エンジン出力軸1b
はユニバーサル・ジヨイント1dによつて枝軸1
b′および上方構成体32のハウジング1c′内の上
方かさ歯車列1cに接続される。上方構成体32
は垂直動力伝達軸5を駆動する。軸5は下方かさ
歯車列3c、水平プロペラ軸3b、単または二重
プロペラ4,4′を駆動する。プロペラ脚集合体
2は、中間構成体31上に内側軸受部とソケツト
部2e上に外側軸受部を有する軸受133によつ
て回転自在に支持される。ブラケツト20″およ
び軸受133が乗つているソケツト部2eが第1
1図に示すように環状弾性振動減衰部材40に装
着されかつ密着される。部材40は船体の底板1
0に設けた環状ベツド11cに密着装着される。
したがつて、ソケツト部2eおよび減衰部材40
は、ブラケツト20″を通つてエンジン部1の後
端および船体10hにプロペラ脚集合体2を弾性
的に支持する支持部材33を形成する。軸受13
3の枢動軸、したがつて側舷軸Sが動力伝達軸5
の軸Dに対して鋭角αで前方に傾斜される。
支持ブラケツト20の別の実施例が第15図
に示され、エンジン部1のフライホイル・ハウジ
ング1aのキヤツプ1a′に同様に固定される。他
の支持ブラケツトと同様な支持ブラケツト20
がキヤツプ1a′からエンジン出力軸1bに向かつ
て突出し、第14図のブラケツト20″と、キヤ
ツプ1a′に取り付けた垂直部分20aと、後方
に延びる部分20bと、下方に延びる部分20
cとを有している。下方に延びる部分20c
の底はねじ2cによつてプロペラ脚集合体2(下
方ハウジング)に直接またはソケツト部2eをか
いして固定される。
本発明にもとづく構造は、第12図および第1
3図に示す単独のプロペラ、第14図に示す二重
プロペラ、または第10図に示す推進型のプロペ
ラもしくは第9図に示す牽引型のプロペラを有す
る駆動機に用いられる。支持ブラケツトはエンジ
ン部に関して後方または逆方向に、すなわちエン
ジン部1およびプロペラ脚集合体2が必要な場合
には第7,8,9,10図の駆動方向Mに突出し
てもよい。
支持ブラケツトは、エンジン出力軸1bとプロ
ペラ軸3bとの間で、実質的にはこれらの軸の間
で中央に、すなわち、出力軸1bと上方かさ歯車
列1cの下に、好ましくは船体10hの船底10
の付近でエンジン部1の底でプロペラ脚集合体2
に固定される。エンジン部1を支持する第1弾性
部材とおよびブラケツトを支持しかつプロペラ脚
集合体2をブラケツトに取り付ける第2弾性部材
とが実質的に水平方向に一致している。したがつ
て、プロペラの推力Rによつて生じる曲げモーメ
ントの第12,13,14図に示すレバー・アー
ムH′は、同様な寸法を有する従来の駆動機の第
1図に示すレバー・アームHにくらべて、小さく
なつている。曲げモーメントMはレバー・アーム
Hと推力Rとの積(M=H×R)であるので、曲
げモーメント(H′×R)が小さくされる。プロ
ペラ脚集合体をエンジン部に取り付けるときの応
力も減少され、振動が減少され、同軸にされた緩
衝部材に装着されたエンジン部とプロペラ脚集合
体の一体の大きな質量によつて容易に減衰され
る。減少されたレバー・アームを有するこの改良
された構成は、振動および雑音を船体10に直接
に伝達する開口12において、プロペラ脚集合体
を船体に直接に接触させないことによつて得られ
る。
第16図から第18図までは、構成体ハウジン
グ構造の3つの異なる実施例をそれぞれ示す。そ
れぞれは本発明のいくつかの原理を使用してい
る。
第16図のプロペラ脚集合体2′は、動力伝達
駆動機構を備えたプロペラ・ハウジング部3を有
する船外構成体30からできている。動力伝達機
構は、動力伝達軸50と、90°のかさ歯車である
下方かさ歯車列3cと、プロペラ4を支持しかつ
駆動するプロペラ・シヤフト3bとを有してい
る。船外構成体30は、動力伝達軸50を受ける
開放上端を有する水封包囲体を形成し、開口12
と同軸であり、取付け部材10aによつて、例え
ば詳細には図示していないが船体10hの底10
に開口12のまわりに溶接等によつて密着固定さ
れる。船内構成体32は動力伝達機構を有してい
る。動力伝達機構は、90゜の上方かさ歯車列1c、
動力伝達軸52、エンジン部1の出力軸1bに継
手5a,5bによつて連結された枝軸1b′を有し
ている。船内構成体32は、船底10に明けた開
口12上に配置された開放上端と、下方接続フラ
ンジ32aとを有している。このフランジ32a
は、開口12のまわりで船底10に保持ねじ32
a″によつて取り付けられる。船内構成体32は、
エンジン部1に固定するために上方端において上
方または接続フランジ32bを有する。
各船外船内構成体30および32は、それらの
隣接した自由端において着脱自在の継手50a,
53aの継手部50a,52aを有する軸50,
52を備えている。上方かさ歯車列1cは軸5
2、継手50a,52a、軸50を駆動する。こ
れらは着脱自在の動力伝達軸機構を形成する。こ
の機構は、歯車列3c、軸3b、プロペラ4を駆
動するために、船内構成体32、開放下方端、開
口12、船外構成体30の開放上方端を通つて延
びている。実際には、継手のこれらの部品はスプ
ライン・ジヨイントによつて形成される。このス
プライン・ジヨイントは、第19図および第20
図に示すように、シヤフト(例えば50)上に外
側溝(例えば50a)を、また、軸で滑動する接
続スリーブ(例えば51a)内に内側溝を設けた
ものである。枝軸1b′および慣用の継手5a,5
bがエンジン部1の出力軸1bを上方かさ歯車列
1cに着脱自在に駆動連結できるように設けられ
る。両船内および船外構成体30,32はプロペ
ラ脚集合体2として一体に機能し、また、船外構
成体30が開口12を密封し続けるので、開口1
2を通つて船体10h内に漏れず、かつ、開口1
2に別の密封要素または膜を必要とせず、着脱自
在の下方および上方連結フランジ32a,32
b、継手50a,50bおよび継手5a,5bに
よつて、船内構成体32の修理または交換のため
に構成体30,32が除去されてもよい。
本発明の種々の実施例および変更例の以下の記
載においては、変更された構造が記述され、他の
実施例または変更例において類似の部品について
前述したことが適用される。
第17図に示す実施例において、船内構成体3
2は船体10hの底板10に取付け部材10bに
よつて取り付けられ、また、船外構成体30には
保持ねじ(説明の便宜上図示していない)によつ
て固定された連結フランジ30aが設けられる。
密封膜12aは開口12内で底板10に密着され
る。密封膜12aを通して軸52が通過する。軸
52の連結要素がシヤフト50上で連結要素50
aに連結するように膜12aの船外側舷に配置さ
れる。
第18図に示す最適実施例においては、第3の
構成体ユニツト、すなわち中間構成体31が船体
10hの底板10に固定される。中間構成体31
には、一方では船外構成体30の接続フランジ3
0aに取り付けるために下方接続フランジ31が
設けられ、他方では船内構成体32の下方接続フ
ランジに取り付けるために上方接続フランジ31
aaが設けられている。中間構成体32内には、
密封膜12aと動力伝達軸部分51とが設けられ
ている。軸部分51は膜12aを密着して通過
し、また、軸50,52上にある対応する連結部
品51a,51aaが軸51の両端に設けられる。
船内構成体32は前述した第16図に示されてい
るようなものであり、また、船外構成体30は前
述した第17図に示されているようなものであ
る。
第18図に示すこの最適実施例においては、構
成体30,32が取り除かれてはいるが、船体は
密封されたままになつており、また、修理または
改造のために必要な場合には、船外構成体30の
下で(すなわち、船外側から)中間構成体31か
らばかりではなく、船内構成体32の上で(すな
わち、船内側から)中間構成体31からも取り外
すことが容易である。
第19図および第21図には、中間構成体31
が支持部材33に装着されている別の実施例が示
されている。支持部材33は船体10hの底板1
0に明けた穴12に固定される。中間構成体31
は平らなカラー31bを有し、また支持部材33
上の例えばゴムのような密封パツキング33a上
に乗る。中間構成体31の内側で、軸51は密封
パツキング12aを密着して通過する。船外構成
体30には、接続フランジに代つて、保持ねじ3
0″が中間構成体31の接続フランジ31aの雌
ねじ穴(図示なし)へと通過する開口30bに隣
接する別のくぼみ30a′が設けられる。船内構成
体32は第18図に示すように中間構成体31の
フランジ31aaにねじ止めされるフランジ32
aを有する。
第20図には連結部分50aおよび51aが示
されている。これらは軸50の外側スプライン5
0aとそれぞれの軸51に固定された内側スプラ
インを有するスリーブ51aによつて構成され
る。他の連結部分51aa,52aは類似のもの
である。周知のように、スプライン・ジヨイント
は一方の部分を他方の部分に軸方向に挿入するこ
とによつて、容易に組み立てられることもでき
る。さらに、このスプライン・ジヨイントは入れ
子式効果、すなわち、運転中でもある程度軸方向
移動ができるようになつている。
第21図に示す中間構成体31は、例えばロー
ルまたはボール・ベアリング33bによつて、支
持部材内に回転自在に装着されてもよい。これに
より例えば第12図に示すように、側舷操舵可能
な船内船外機が得られる。軸部分51は2つのパ
ツキング12a′によつて密封され、また、中間構
成体は別のパツキング12a″によつて支持部材3
3に関して密着される。
第2図においては、3つの構成体ユニツトを組
み込まれたプロペラ脚集合体または下方ユニツト
の別の実施例が示されている。この実施例では、
エンジン部1にはフライホイル・ハウジング1a
が設けられ、また、第5図で拡大して示すよう
に、船体10hの底板10上で枢動軸受133が
傾斜した状態で装着される。構成体ユニツト3
0,31,32からなるプロペラ脚集合体2は舵
取軸Gのまわりで回転できるように枢動軸受13
3に枢動自在に取り付けられる。
中間構成体31は円錐状の外側包囲面を有し、
その面は枢動軸受133に嵌合支持される。外側
包囲面の軸は側舷舵取軸Gに同軸であるかまたは
より正確には軸Gを構成する。中間構成体31は
Kにおいて、すなわち円錐面の最も狭い場所にお
いて船外構成体30に取り付けられ、これにより
円錐枢動軸受133への下方ユニツトの挿入を可
能にする。円錐包囲面は下方ユニツト用の受け面
を形成し、また、その面は構成体自体の上に直接
に設けられることに代つて、第5図および第6図
に示したように、構成体のまわりで別個の部品上
に配置されてもよい。
第4図にもとづく別の3つの構成体の実施例に
おいては、真直横材またはブラケツト27がエン
ジン部1に取り付けられ、また、枢動軸受133
がブラケツトに装着される。船体10hの底板1
0に明けた開口12は膜12aによつて密封さ
れ、また環状弾性部材40によつて船内で包囲さ
れる。部材40は、プロペラ脚集合体2用の軸受
133が装着されているブラケツト27の後方端
部を支持する。
構成体30,32または30,31,32から
なるプロペラ脚集合体または下方ユニツト2は、
必ずしも正確に垂直方向に延びている必要はな
い。第22図には船体10hの底板10に取り付
けられた傾斜横材11Aが示されている。横材1
1Aは、支持部材が装着されている開口12Tを
底板10に隣接して有している。中間構成体31
は、横材11Aを通つてほぼ直角に軸51′によ
つて構成される軸とともに延びている。構成体3
0,32は中間構成体31が取り付けられてい
て、軸50′,52′によつて構成される軸に対し
て角度β、γになつており、この角度β、γは軸
51′に対しては90゜および180゜以外のものであ
る。図示する実施例においては、βは約150゜であ
り、γは約135゜である。したがつて、軸50′お
よび52′は約105゜の角度で接ている。角度αは
他の実施例においては90゜からあまりにかけ離れ
てはいない。船外構成体30は、船内構成体32
に配置された上方かさ歯車列1c′ばかりではな
く、下方かさ歯車列3c′に加えて、別の中間かさ
歯車列3dを有している。これらのかさ歯車列は
それらが90゜以上のかさ歯車列である点で、前述
したかさ歯車列とは相違している。
船内船外機は、前述したように、垂直出力軸を
有するエンジン部を備えていてもよい。第23図
には、本発明に関連した解決策が示されている。
船内構成体には、第2の接続フランジ32aaが
設けられている。垂直出力軸1b″を有するエンジ
ン部1′は、対応する接続フランジ1aaによつて
第2の接続フランジ32aaに取り付けられる。
その他の点では、この船内船外機は第18図と同
様である。
別個の構成体の軸部分を接続する連結部品は、
第24図に示すような磁気結合部品50a′,52
a′によつて構成されてもよい。これらの部品は非
磁性材料の密封膜12aによつて分離されてい
る。この場合には、中間構成体31はそれ自体の
軸部分である必要はなく、単に膜12aとなるこ
とがわかる。
第25図は、船外に組み立てられた本発明にも
とづく船内船外機が斜視図で示されている。エン
ジン部には支持部1d(第1図)に固定されるべ
きホルダー1d′が設けられている。フオーク形状
の案内1gはフライホイル・ハウジング1aのキ
ヤツプ1a′に取り付けられる。ハウジング1aか
ら船内構成体32のかさ歯車列のハウジング1
c′が突出している。船内構成体32の接続フラン
ジ32aはねじ32a′によつて中間構成体31に
取り付けられる。中間構成体31は第12図の環
状弾性部材40上に乗り、また、案内1gはロツ
ド20′およびブラケツト20の機能を同時に満
たす。
第22図においては、少なくとも船内部分が駆
動機の水平出力軸のような水平部分に対して90−
120゜の角度で接している場合には、プロペラ脚集
合体は本明細書においてはほゞ垂直方向に延びて
いることをいう。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図から第25図までに示す本発明
に関連した従来のS駆動機の一部断面概略側面
図。第2図は本発明にもとづく舵取船内船外機の
第1実施例の一部断面概略側面図。第3図は舵取
軸と動力伝達軸との間の関係を示す概略図。第4
図は第2実施例の一部断面、第5図は第2図およ
び第4図の軸受機構の変更例の拡大縦断面図。第
6図は軸受機構の別の変更例の拡大縦断面図。第
7図はプロペラを除去した状態における下方ユニ
ツトの船外プロペラ部分の最適実施例の部分側面
図。第8図は下方ユニツトの共同中間部分の縮少
縦断面図。第9図は二重牽引プロペラ・ユニツト
の装着状態を示す部分側面図。第10図は二重推
進プロペラ・ユニツトの装着状態を示す部分側面
図。第11図は本発明にもとづくS駆動機の一部
断面部分側面図。第12図は支持ブラケツトの実
施例の一部断面概略側面図。第13図は支持ブラ
ケツトの別の実施例の一部断面概略側面図。第1
4図は別の実施例の概略側面図。第15図は変更
ブラケツトの部分斜視図。第16図。第17図。
第18図は構成体ハウジングの第1、第2、第3
の主実施例の一部断面分解概略部分側面図。第1
9図は第18図の変更例の一部断面分解概略側面
図。第20図は第19図の継手およびシヤフトの
線20−20からみた拡大横断面図。第21図は
第18,19,23図の実施例の中間構成体の変
更例の拡大縦断面図。第22図は正確には垂直に
伸びてはいない下方ユニツトを備えた本発明にも
とづく船内船外機の一部断面側面図。第23図は
第18図の実施例の変更例の一部断面分解側面
図。第24図はシヤフトの分離部分間にトルクを
伝達する磁気継手を用いた変更実施例の部分断面
図。第25図は本発明にもとづく変更船内船外機
の斜視図。 1……エンジン部、1a……フライホイル・ハ
ウジング、1a′……キヤツプ、1c……上方かさ
歯車列、1b……出力軸、1d……弾性部材、2
……プロペラ脚集合体、3……プロペラ・ハウジ
ング、3b……プロペラ・シヤフト、3c……下
方かさ歯車列、4……プロペラ、5……動力伝達
軸、10……底板、12……開口、12a……密
封膜、10h……船体、26……舵取軸、30…
…船外構成体、31……中間構成体、32……船
内構成体、133……枢動軸受。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ほぼ水平に延びる出力軸を有する船内設置エ
    ンジン部と、船体底板に明けた開口と、上方船内
    部分と下方船外部分とを有しかつ前記開口を通つ
    てほぼ垂直に延びるプロペラ脚集合体と、該集合
    体内でほぼ垂直に延びる動力伝達軸と、前記出力
    軸を前記動力伝達軸に接続するように前記上方部
    分に装着された上方かさ歯車機構と、前記下方船
    外部分から水平方向に突出する推進軸と、前記動
    力伝達軸を前記推進軸に駆動接続するように前記
    下方船外部分内にある下方かさ歯車機構と、前記
    推進軸の突出部分に装着された推進機構とからな
    る船舶に用いる船内船外機において、駆動側舷舵
    取をするために船内には、前記エンジン部と前記
    上方かさ歯車機構との間で前記出力軸にユニバー
    サル・ジヨイントを設け、上端で前方に向かつて
    前記動力伝達軸に対して鋭角度で傾斜しかつ前記
    ユニバーサル・ジヨイントをかいして通過する側
    舷舵取軸のまわりで前記集合体が枢動できるよう
    に前記集合体を支持する軸受機構を設け、該集合
    体および前記動力伝達軸を包囲するように前記軸
    受機構を形成しかつ装着し、前記舵取を行うため
    の実質的な舵取シヤフトは設けられていないこと
    を特徴とした船内船外機。 2 前記軸受機構が前記プロペラ脚集合体に取り
    付けられた凸面と、船体内に支持されかつ前記凸
    面を回動自在に受ける凹面とからなることを特徴
    とした特許請求の範囲第1項に記載の船内船外
    機。 3 前記軸受機構が船体の底板に固定されている
    ことを特徴とした特許請求の範囲第1項に記載の
    船内船外機。 4 前記軸受機構は、外径から内径まで下方にテ
    ーパが付けられていて前記側舷舵取軸に対して軸
    方向に整列された傾斜位置に装着できるように構
    成された凹円錐軸受ベツド面と、前記側舷舵取軸
    のまわりで枢動できかつ凹円錐軸受ベツド面との
    間に設けられた前記軸受機構を密封するために前
    記プロペラ脚集合体を支持するように前記凹円錐
    軸受ベツド面上に支持されかつ前記プロペラ脚集
    合体上で下方にテーパを付けられている対応する
    凸円錐軸受面とを有することを特徴とした特許請
    求の範囲第1項に記載の船内船外機。 5 前記プロペラ脚集合体は、その下端に前記凸
    円錐軸受面を有していて前記凹円錐軸受ベツド面
    内で上から前記凸円錐軸受面を密封する第1構成
    体と、該第1構成体の下側から取り付けられかつ
    前記下方船外ハウジング部分を画定する下方船外
    構成体とからなることを特徴とした特許請求の範
    囲第4項に記載の船内船外機。 6 前記第1構成体は前記上方船内ハウジング部
    分を形成する上方船内構成体と、該上方船内構成
    体に上端で連結されかつ前記凸円錐軸受面を形成
    された中間構成体とからなることを特徴とした特
    許請求の範囲第5項に記載の船内船外機。 7 前記プロペラ脚集合体内に装着され、冷却水
    を受けるように前記プロペラ脚集合体の前方船外
    縁上にオリフイス部分とおよび該オリフイス部分
    からの水を受けかつ前記側舷舵取軸に偏心して延
    びる端部分とを有する冷却水導入管部材をさらに
    有することを特徴とした特許請求の範囲第1項に
    記載の船内船外機。 8 前記冷却水導入管部材は前記下方船外構成体
    の船外船首にあるオリフイスとおよび船体に固定
    された洗浄くし状部材とを有し、前記オリフイス
    は前記側舷舵取軸に関して横切つて延びる少なく
    とも1つの溝を有するグリルによつて画定され、
    前記洗浄くし状部材は船体の底板の外側に装着さ
    れかつ前記溝に嵌合する少なくとも1つのくし状
    歯を有していて、前記プロペラ脚集合体の側舷舵
    取移動に応答して該溝が前記くし状歯上を動いて
    該くし状歯によつて自動的にかき取り洗浄される
    ようになつていることを特徴とした特許請求の範
    囲第5項に記載の船内船外機。 9 前記第1構成体に上端部において装着される
    前記下方船外構成体が前記動力伝達軸に関して対
    称であり、前記プロペラ・シヤフトが船尾または
    船首に突出している端部に選択的に装着できるよ
    うに設けられていることを特徴とした特許請求の
    範囲第5項に記載の船内船外機。 10 前記冷却水導入管部材は、前記下方船外構
    成体の船首および船尾に対称状に配置された2つ
    のオリフイスとおよび閉鎖部材とを有し、前記グ
    リルは船首にある前記オリフイス上で前記船外構
    成体に取り付けられていて、前記洗浄くし状部材
    と共同し、また、前記閉鎖部材は前記下方船外構
    成体に装着されて船尾にある他方のオリフイスを
    閉鎖することを特徴とした特許請求の範囲第9項
    に記載の船内船外機。 11 前記閉鎖部材は縦方向に船尾まで延びる安
    定化フインによつて形成されることを特徴とした
    特許請求の範囲第10項に記載の船内船外機。 12 前記円錐軸受面は前記プロペラ脚集合体上
    で円錐形状の包囲面によつて形成されることを特
    徴とした特許請求の範囲第4項に記載の船内船外
    機。 13 出力軸機構を備えた船内設置エンジン部と
    船体底板に明けた開口とを有する船舶に用いる船
    内船外機において、前記開口を通つて実質的に垂
    直に延びるプロペラ脚集合体と、前記集合体の下
    方船外ハウジング部分に装着されていて船舶を推
    進させる推進機構と、前記開口内に前記プロペラ
    脚集合体を駆動自在に装着するように側舷舵取枢
    動運動を行う軸受機構と、前記下方部分の船外船
    首にオリフイスを有する冷却水導入管部材とから
    なり、該冷却水導入管部材は前記下方船外構成体
    の船外船首にあるオリフイスとおよび船体に固定
    された洗浄くし状部材とを有し、前記オリフイス
    は前記側舷舵取軸に関して横切つて延びる少なく
    とも1つの溝を有するグリルによつて画定され、
    前記洗浄くし状部材は船体の底板の外側に装着さ
    れかつ前記溝に嵌合する少なくとも1つのくし状
    歯を有していて、前記プロペラ脚集合体の側舷舵
    取移動に応答して該溝が前記くし状歯上を動いて
    前記溝を自動的にかき取り洗浄するようになつて
    いることを特徴とした船内船外機。 14 船体の底部に開口を有する船舶に用いる船
    内船外機において、一端が水平方向に突出してい
    るエンジン出力軸を有するエンジン部と、該エン
    ジン部の一端に密接に隣接して前記出力軸から下
    方に延びかつ前記開口を通つて延び船外底端にプ
    ロペラ・ハウジング部分を有するプロペラ脚集合
    体と、前記プロペラ・ハウジング上にあつて水平
    推進力を与える推進機構と、該推進機構を駆動す
    るように前記プロペラ脚集合体を通つて下方に前
    記エンジン出力軸を駆動連結する駆動機構と、前
    記エンジン部に固定され、該エンジン部の一端か
    ら突出した突出部分を有し、前記エンジン部、プ
    ロペラ脚集合体、駆動機構、推進機構を振動を受
    ける一体の慣性物体に結合するように前記出力軸
    の下側で間隔をあけて配置されて前記プロペラ脚
    集合体に固定された支持ブラケツト機構と、前記
    エンジン部に係合する第1振動減衰支持体とおよ
    び前記突出部分の領域において前記プロペラ脚集
    合体およびブラケツト機構を支持する第2振動減
    衰支持体とを有して船内に装着される弾性振動減
    衰支持機構と、前記プロペラ脚集合体と船体との
    間で水封を与える密封機構とからなる船内船外
    機。 15 前記第2振動減衰支持体が環状でありかつ
    前記プロペラ脚集合体および開口のまわりで船体
    とおよび前記支持ブラケツト機構の前記突出部分
    との間の間隔を密封することを特徴とした特許請
    求の範囲第14項に記載の船内船外機。 16 前記推進機構はスクリユ・プロペラであ
    り、前記駆動機構は前記エンジン出力軸に同軸で
    かつ該軸によつて駆動される上方かさ歯車列と、
    前記プロペラ・ハウジング内にある下方かさ歯車
    列と、前記上方かさ歯車列によつて駆動されかつ
    前記下方かさ歯車列を駆動するように前記プロペ
    ラ脚集合体を通つて垂直下方に延びる動力伝達軸
    と、前記下方かさ歯車列によつて駆動されかつ前
    記プロペラを駆動する水平プロペラ・シヤフトと
    からなり、前記支持ブラケツト機構の突出部分が
    前記出力軸および上方かさ歯車列の下方で間隔を
    あけて前記プロペラ脚集合体のまわりに配置され
    かつ該脚集合体に取り付けられ、前記出力軸とプ
    ロペラ・シヤフトとの間で中心方向にかつ前記弾
    性振動減衰支持機構の領域内で水平方向に配置さ
    れ、前記第1振動減衰支持体はエンジン部の両側
    に横方向に間隔をあけた部分を有し、前記振動減
    衰支持体は前記支持ブラケツト機構の突出部分と
    船体との間に配置された環状部材であることを特
    徴とした特許請求の範囲第14項に記載の船内船
    外機。 17 前記プロペラ脚集合体は前記支持ブラケツ
    ト機構に回転不可能に取り付けられていることを
    特徴とした特許請求の範囲第15項に記載の船内
    船外機。 18 前記支持ブラケツト機構は部分的に管状に
    なつていることを特徴とした特許請求の範囲第1
    7項に記載の船内船外機。 19 船内設置エンジン部と船体底板に明けた開
    口とを有する船舶に用いる船内船外機において、
    船内に配置されかつ前記エンジン部に装着できる
    上方中間部分を有する船内構成体を有していてプ
    ロペラ機構を駆動するように前記開口を通つて前
    記エンジン部から下方に延びるプロペラ脚集合体
    と、船外に装着されるプロペラ・ハウジング部分
    とおよび該プロペラ・ハウジング部分に回転自在
    に装着されたプロペラ機構とを有する船外構成体
    と、前記エンジン部から前記プロペラ機構にトル
    クを伝達するように前記開口を通つて下方に伸び
    かつエンジンに駆動連結するように前記船内構成
    体に装着された船内軸機構を有していて前記船内
    および船外構成体内にある動力伝達軸機構と、前
    記船外構成体内に装着されかつ前記プロペラ機構
    に駆動連結された下方かさ歯車列を有する船外軸
    機構と、前記船内および船外構成体が組み立てら
    れて前記プロペラ脚集合体を形成するときに前記
    船内および船外軸機構を駆動連結しかつ前記船内
    および船外構成体が分解されるときに前記船内お
    よび船外軸機構を分離する簡易着脱連結機構と、
    前記船内および船外構成体を互いにかつ前記開口
    のまわりで船体に取り付けて前記プロペラ脚集合
    体を水封しかつ駆動状態になる船体の開口を密封
    しならびに修理または交換をするために前記船内
    および船外構成体のうちの一方を取り外しそして
    他方を船体に取り付けたままで前記開口を密封し
    て船内への水の流入を防止する取付機構とからな
    る船内船外機。 20 前記取付機構は前記船外構成体を固定しか
    つ該構成体を開口のまわりで船体に密着させる船
    外取付部材と前記船内構成体を前記開口のまわり
    で船体に着脱自在に固定する船内取付部材とを有
    していることを特徴とした特許請求の範囲第19
    項に記載の船内船外機。 21 前記取付機構は前記船内構成体を前記開口
    のまわりに船体に固定する船内取付部材と、前記
    船外構成体を前記開口のまわりで船体に着脱自在
    に固定しかつ密着させる船外取付部材と、前記船
    内軸機構のまわりで前記開口を密封する膜とから
    なることを特徴とした特許請求の範囲第19項に
    記載の船内船外機。 22 前記取付機構は、前記開口内で船体に密着
    して取り付けられる管状の中間構成体と、該中間
    構成体を前記船内構成体に着脱自在に固定する船
    内取付部材と、前記中間構成体を前記船外構成体
    に着脱自在に密着して取り付ける船外取付部材
    と、前記中間構成体および前記伝達軸機構内にあ
    つてトルクを伝達する機構を有しかつ前記連結機
    構によつて前記船内軸機構および前記船外軸機構
    に連結された密封膜とを有することを特徴とした
    特許請求の範囲第19項に記載の船内船外機。 23 前記のトルク伝達機構は、前記密封膜を密
    着して通過する中間軸機構を有し、前記連結機構
    は前記船内および船外軸機構にそれぞれ着脱自在
    に駆動連結された船内船外連結機構を有している
    ことを特徴とした特許請求の範囲第22項に記載
    の船内船外機。 24 前記密封膜を通してトルクを伝達する機構
    が磁気結合機構であることを特徴とした特許請求
    の範囲第22項に記載の船内船外機。 25 前記船内船外連結機構はスプライン付きジ
    ヨイントを有する機械的連結機構であることを特
    徴とした特許請求の範囲第23項に記載の船内船
    外機。 26 前記船内および船外取付機構は、船内およ
    び船外構成体上にあるフランジと、前記中間構成
    体の端部のフランジと、およびねじ固定部材とで
    あることを特徴とした特許請求の範囲第23項に
    記載の船内船外機。 27 前記側舷舵取機構は、前記開口上で船内に
    取り付けられる舵取軸受を有し、前記構成体のう
    ちの一方は前記舵取軸受内に枢動自在に装着され
    かつ他方の構成体に回転不可能に装着されて前記
    舵取軸受内で前記プロペラ脚集合体を一体に回転
    することを特徴とした特許請求の範囲第22項に
    記載の船内船外機。 28 開口が船体の船底に隣接して傾斜した横材
    に設けられ、船外構成体は中間かさ歯車列を設け
    られ、すべての構成体内にあるすべてのかさ歯車
    列が90度以上の角度で交差するかさ歯車列になつ
    ていることを特徴とした特許請求の範囲第19項
    に記載の船内船外機。
JP58014722A 1982-02-03 1983-02-02 船内船外機 Granted JPS58180397A (ja)

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SE8200600-8 1982-02-03
SE8200601-6 1982-02-03

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JPS58180397A JPS58180397A (ja) 1983-10-21
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WO2016157398A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 ヤンマー株式会社 セイルドライブ装置

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JPS433473Y1 (ja) * 1964-01-30 1968-02-13
JPS54113189A (en) * 1978-02-10 1979-09-04 Hurth Verwaltungs Gmbh Driving gear of ship

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