JPH034699A - 環状アレイ超音波センサー - Google Patents

環状アレイ超音波センサー

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JPH034699A
JPH034699A JP2126521A JP12652190A JPH034699A JP H034699 A JPH034699 A JP H034699A JP 2126521 A JP2126521 A JP 2126521A JP 12652190 A JP12652190 A JP 12652190A JP H034699 A JPH034699 A JP H034699A
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JP
Japan
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layer
ring
array
shell
sensor
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Application number
JP2126521A
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English (en)
Inventor
J Fleming Dias
ジェイ・フレミング・ディアス
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HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH034699A publication Critical patent/JPH034699A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B06GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
    • B06B1/00Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency
    • B06B1/02Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy
    • B06B1/06Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction
    • B06B1/0607Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction using multiple elements
    • B06B1/0622Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction using multiple elements on one surface
    • B06B1/0625Annular array
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/42Piezoelectric device making

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、超音波画像の形成に用いられる超音波センサ
ーアレイの製造方法の改善に関する。このようなセンサ
ーは、超音波、非侵入医療用画像形成等のアプリケーシ
ョンに用いられる。本発明は、特に、密封されたセンサ
ーアレイの製造方法を対象としている。この方法を用い
て生産されたアレイは、すぐれた音響性能を持つことに
なる。
それは、それらのインピーダンス整合を最適化できるか
らである。
〔発明の技術的背景及びその問題点〕
超音波アレイは、ソナーシステムと同様に働く。
大きな違いは、超音波アレイから目標までの距離が、ソ
ナーからその目標までの距離よりもはるかに短いという
点にある。送信段階では、トランスデユーサアレイは超
音波エネルギーの発生器として働く。聴音、あるいは受
信の段階では、トランスデユーサアレイは、反射された
超音波エネルギーのセンサーとして働く。いずれの場合
も、超音波アレイ素子はトランスデユーサとして働く。
送信中、それらは電気エネルギーを超音波エネルギーに
変換し、受信中は、超音波エネルギーを電気エネルギー
に変換する。
超音波ビームはこの送受信の進行中、特定の方向に向け
られ、超音波エネルギーは、所与の方向にある目標まで
の異なる距離から受は取られる。
受は取られるエネルギーの量は、目標物内で反射された
音響エネルギーの量に対応する。超音波“画像°゛は、
アレイを異なる方向に順次向けていき、多数の個々の点
の画像から一つの画像が構築されて形成される。通常、
センサーは前後に二方向に物理的に走査され、それによ
って、通常、毎秒20セクター走査に相当する、約10
ヘルツの速度で“2セクター走査″゛を行う。
人体内の組織のような、物体あるいは目標の超音波の点
画像は、超音波アレイから一つあるいはそれ以上の超音
波エネルギーのパルスを送出して、そのパルスが物体と
結合されるようにすることによって形成される。その後
、超音波アレイは、物体内部からのエコーを“聴く°“
、エコーは、その物体の音響特性に変化のあるいかなる
場所でも起こる。変化は、音の速度が変わるいかなる場
所でも起こる。このような音の速度の変化は、“音響イ
ンピーダンス゛°の変化と呼ばれる。音響インピーダン
スは、たとえば、血液と柔らかい組織との界面で変化す
る。超音波画像形成が起こるためには、音響インピーダ
ンスの変化が必要である。なぜなら、音響インピーダン
スの変化がなければ、反射されたエネルギーに変化が起
こらず、したがって画像が形成されないことになる。
しかし、超音波アレイの近傍での音響インピーダンスの
大きな不整合は望ましくない。発信器、あるいは受信器
での音響インピーダンスの不整合は、“目標”に送出さ
れる、あるいは目標から帰ってきて受信されるエネルギ
ーの量を減少させる。
センサーアレイを物体に対して“インピーダンス整合”
させなければ、発生した超音波エネルギーのごくわずか
な部分しか目標に入って行かない。
同様に、インピーダンス整合しなければ、目標から帰っ
てくるエネルギーのごくわずかな部分しかセンサーアレ
イに受は取られない。
このように、超音波エネルギーを、人体等の、画像形成
される物体に効率的に結合するために、アレイと物体と
のインピーダンスが密接に整合されなければならない。
インピーダンス整合には、音響エネルギーの速度が象、
激に変化するのではなく、徐々に変化することが必要で
ある。インピーダンス整合は、センサーアレイに施され
る特殊なコーティングを用いて行われる。
たとえば、超音波アレイと人体との間のインピーダンス
整合を容易にするために、トランスデユーサは、音響窓
の付いた、柔軟な、液体の満たされた容器の内部に取り
つけられ、窓が人体に対向して配置される。液体と柔軟
な容器は、人体へのインピーダンス整合をよくし、一方
、アレイは液体中で機械的に走査されうる。プレイは、
アレイの凹面に接着された、ひとつあるいはそれ以上の
インピーダンス整合材の層によって、容器内の液体とイ
ンピーダンス整合される。
超音波エネルギーを集中するために、センサーは通常薄
い球形シェルから切り出された円形部の形に設計される
。エネルギーはシェルの凹面から放出され、またそこで
受けられる。このような形状は、球形シェルの湾曲の中
心に中性焦点をもっている。受信性能を最大とするため
、センサーシステムは、小さなセンサーのアレイとして
製造することができる。ある広く用いられる設計では、
球形シェルから多数の環を形成する。それぞれの環へ戻
る信号は少しずつ異なる時間に到達し、それら個別の信
号を、画像品質を最適化するように処理することができ
る。環状アレイセンサーと呼ばれるこのタイプのセンサ
ーが、本特許出願の内容である。
超音波エネルギーは、凹面(望ましい)側と凸面(望ま
しくない)側の両方から放出されまた受は取られるため
、凸面側の結合は最小にしなければならない。これは、
アレイの凸面側に、音響減衰層、音響裏当てを設けてな
される。
現在の諸設計では、音響裏当てはまた、別々の環を一体
に保持するための機械的構造としても働く。製造は、球
形シェルから切り出される圧電材のシェルから開始され
る。個々の電気コネクタがシェルの凸面に環が配置され
る位置で取りつけられる。その後、減衰音響裏当てが凸
面に施される。
音響裏当てには、センサー素子を一体に保持するのに十
分な強度がなければならない。音響裏当ては電気コネク
タをそれらの取りつけ点でカプセル封じする。
その後、センサーは環状アレイセンサーへと形成される
。球形シェルが、−組の連動“穴鋸”(ganged″
hole saws”)を用いて環へと切り込まれる。
切り込みは凹面からなされ音響裏当てに接触する深さま
でなされる。
このように、超音波トランスデユーサアレイには、二つ
の主要な要件がある。アレイは液体中に浸漬した状態で
機能しうるよう、密封されていなければならない。また
、その凹面側は、通常水と同様の音響インピーダンスを
持つ液浸媒体に対して、効率的にインピーダンス整合さ
れなければならない。
前述の通り、現在の技術において、アレイは圧電シェル
を同心の環に切ることによって形成される。切り込みは
、殻を真直ぐに凹面から凸面まで“穴鋸パで切断してな
される。こうして、アレイは、−組の個別の同心環と一
つの中央円盤からなる。
これらの素子はすべて、アレイを形成するために強固に
一体に取りつけなければならない。それぞれの素子の凸
面側に別々のリード線を接続しなければならない。また
、接地リードをすべての要素の凹面側に接続しなければ
ならない。加えて、アレイ内部の液体はアレイの正常な
動作を妨げるため、アレイは密封しなければならない。
さらに、このアレイの凹面には、良好なインピーダンス
整合コーティングを施すことが必要である。
現在の技術においては、アレイの凹面側に施される第一
のコーティングは三つの別々の条件を満たさなければな
らない。
a、良好な導電体であること。
b、圧電素子に対する密封シールを形成すること。
C1良好な音響インピーダンス特性を持つこと。
これらの条件は互いに矛盾するものであり、一つの材料
で三つの条件はすべてを良く満たすものはない。グラフ
ァイトはおそらく周知の材料で最良のものである。しか
し、グラファイトには多くの欠点がある。そのインピー
ダンスは最適ではなく、グラファイトと圧電材の間の接
着剤を密封することは困難であり、またそれは脆弱でも
ある。
〔発明の目的〕
本発明は、電気的あるいは機械的性能をそこなわずに、
機械的な一体性、密封性、および水に対する良好なイン
ピーダンス整合とを同時に提供できる超音波トランスデ
ユーサアレイを提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本特許出願において開示される環状アレイセンサーは、
現在の環状センサーアレイに見られる液体漏れおよびイ
ンピーダンス整合不良の問題を克服するものである。本
発明によって達成される性能改善の鍵は、センサーアレ
イの新規な製造方法である。アレイは、作用凹面が密封
され、かつ導電層によって被覆されるように製造される
。二つの方法が説明される。第一の方法では、圧電シェ
ルに凸面側から切りこむことによってアレイを形成する
。このとき、切り込みがアレイの凹面出力側を切り抜く
ことのないようにする。第二の方法では、凹面側が、銅
などの、圧電アレイ素子と同様の音響インピーダンスを
持つ導電材の層で一体に接合される。この導電層は、ア
レイのそれぞれの素子に非常に密着して接合され、その
結果、密封性のよい接合となる。
第一の方法の結果、はとんど切りこまれて、同心の環に
よって囲まれた一つの中央円盤を成している一片の圧電
材から形成されたアレイが得られる。凸面側から見ると
、圧電素子は従来の技術を用いて製造されたアレイと基
本的に同一に見える。
凹面側から見ると、それは連続的でかつ密封されてみえ
る。したがって、このアレイの凹面側の密封には特別な
配慮は必要とされない。その後、導電層が凹面側を覆っ
て施され、アレイのすべての素子に共通な接地として働
(。
第二の方法の結果、アレイの凹面側は、圧電センサー材
の凹面側に密封された連続する銅の層として現れる。い
ずれの方法が用いられても、独立したインピーダンス整
合コーティングを凹面に施すことができ、これら独立の
コーティングは密封性を提供する必要はない。
通常、このようなコーティングは、アレイと水の間のイ
ンピーダンス整合をもたらすために必要とされる。コー
ティングは最適なインピーダンス整合特性を持・つよう
に選定することができる。その電気的特性については特
別な配慮は必要とされない。なぜなら、最適な導電性が
別のコーティングによって提供されるからである。
本発明では、密封はアレイの素子のそれぞれが電気的に
接続される凸面側において必要である。
凸面側ではインピーダンス整合の必要がないため、密封
は標準の封止技術を用いて行うことができる。
本発明に特有の価値は、本発明を用いて製作されたセン
サーアレイが従来の技術を用いて製作されたものより実
質的に信鎖性が高いことにある。
現在よく見られる液体漏れによる不良はなくなるであろ
う。超音波画像形成の医療へのアプリケーションでは、
しばしば生命に関わる状況があり、したがって、本発明
を用いたセンサーアレイの信軌性の向上は、生命の救済
に直接つながるものである。
〔発明の実施例〕
第1図は、環状アレイセンサーIOに作り込まれる圧電
材料のシェル12および導電材のリング18の断面図で
ある。シェル12は、球形シェルからスー2イスした一
部のような形状であり、凹面14、凸面16およびシェ
ルの端部15を持つ、リング18は、内側面20.下端
部22、外側面24、上端部25を持つ。
第1図に示すように、第一の製造ステップは、リフロー
半田玉26を用いて圧電シェルをリングに固着すること
である。
第2図は、第1図に示すように固着した圧電シェル12
と導電リング18の底面図である。
第3図は、環状センサーアレイを製造する第二のステッ
プを示す、厚さ約200オングストロームのクロム層2
8が凹面14、凸面16およびリング18の下端部22
に真空蒸着され、三つの面すべてに密着する。その後、
厚さ約3000オングストロームの金の層30がクロム
層28の上に真空蒸着される。この二つの層がともに凹
面14、凸面16およびリング18の下端部22に密着
する。このステップの完了後、圧電材12とリング18
との間に小さなギャップ31があってもよい。
第4図は、次の、厚さ約0.002インチの銅の層32
が金の層30の上に電気めっきされる製造ステップを示
す、もしギャップ31ができていた場合は銅がそれをふ
さぐ。銅の層32は、好適な配置で示されているが、そ
れはリングの下端部22にわたってめっきされ、リング
の外側面24にかかるというものである。
第5図は次のステップにおける圧電シェル単体を示し、
リングは示していない。スロット34がシエル12の凹
面14および凸面16に、それぞれのスロットがほとん
ど凹面14にまで伸長するように切りこまれる。それぞ
れのスロット34と凹面14との間には、アッセンブリ
ーに物理的一体性を与えるに十分な材料36が残されて
いる。その結果、中央円盤38と圧電材の薄い層によっ
て連結された多数の環40からなる構造になる。
第5図はまた、凹面14にめっきされる銅の層32への
インピーダンス整合層41の塗布を示す。
第6図は、個々の導体42およびシール44を加えたセ
ンサーアッセンブリー10を示す。個別の導体42が中
央円盤38の凸面16上の金層30、およびそれぞれの
環40の凸面16上の金層30に取りつけられる。
円盤38と環40はその後、導電層32とそれぞれの導
体42との間に直流電位を印加することによって成極(
poled)  される。
シール44はリングの外側面24に被さって伸長するカ
ップ状の膜である。シール膜は、内側の導電層46、中
央の非導電層48および外側の導電層50を持つサンド
インチ構造として示される。実際には、シールは内側の
導電層46と外側の導電層50のいずれかを欠いていて
もよい。内側の導電層46と外側の導電層50のいずれ
か、または両方がリングの上端部25の周囲を完全に覆
って、導電リング18の外側面24と電気的に接続され
るようにすることができる。それによってセンサーアッ
センブリ−10全体の周囲に電磁遮蔽が形成される。
導体42をシール44の外部に引き出すために用いられ
る密封された開口部52を製作するのに写真製版技術を
用いてもよい。シール44と凸面16との間の空隙は、
音響減衰材の層54で部分的に、あるいは完全に埋める
ことができる。音響減衰材の層54が別々の環40を機
械的に支持するために必要とされる現在のセンサーの設
計とは違って、音響減衰材の層54は削除することもで
きる。音響減衰材の層54なしで動作する場合は、“空
気で裏当てされた°°センサーとなり、それはより大き
な超音波出力能力を持つ。
この結果得られる環状アレイセンサー10は、すべての
側面で密封されたものとなる。音響整合層41は機械的
支持機能あるいは封止機能を持たないため、音響整合の
ために最適化することができる。
別の実施例の製造は前述した“一実施例”と同様の方法
で始まる。導電リング18と圧電シェル12が第1図お
よび第2図に示すように組み立てられる。
別の実施例の製造の次のステップは第7図に示す通りで
ある。第7図は圧電シェル12の一部を示し、リング1
8は示されていない。一連の浅い溝56が凹面14に切
られている。それぞれの溝56は約0.012インチの
幅寸法57と約o、oosインチの深さ寸法59を持つ
。溝を切られた凹面14と凸面16はその後、クロムの
薄い層と金の薄い層58を真空蒸着される。クロムの厚
さは約200オングストローム、金は約3000オング
ストロームである。
その後、第8図に示すように、銅の厚い層60が金の層
58の上に電気めっきされ、銅の層60が虜溝56のそ
れぞれを完全に満たし、凹面14の上に1000分の数
インチ伸長するようにする。その結果得られる溝44の
中の銅60の厚いリングがアッセンブリーに物理一体性
を与え中央円筒部38とすべての環40を互いに固定さ
れた位置関係に保持する。この別の実施例は、円盤38
と環40が、第5図に示す圧電材の薄い層36によって
ではなく、溝56内の銅のリング60によって結合され
る点で、“一実施例゛と異なる。
第9図に示す次のステップでは、スロット62が凸面1
6に、溝56と整列して切りこまれる。それぞれのスロ
ット62は、浅い、銅の満たされた溝56に接触する深
さだけ切りこまれる。スロット62の切り溝幅64は溝
の幅57よりも小さい、こうして、中央円盤38とそれ
ぞれの環40との間の圧電材がすべて除去される。
銅の層60は、一実施例における導電層32と同様に、
共通の電気接地として機能する。環の分離以降は、“一
実施例”の製造手順に従う。
第5図にしめすように、凹面14上の銅の層60にイン
ピーダンス整合層41が塗布される。
一実施例の手順にしたがって、第6図に示すように、個
々の導体42が中央円盤38および凸面16上のそれぞ
れの環40に取りつけられる。円盤38と環40は、導
電層60とそれぞれの導体42との間に直流電位を印加
することによって成極(poled)される。
シール44はリングの外側面24に被さって伸長するカ
ップ状の膜である。シール膜は、内側の導電層46、中
央の非導電層4日および外側の導電層50を持つサンド
インチ構造として示される。実際には、シールは内側の
導電層46と外側の導電層50のいずれかを欠いていて
もよい。内側の導電層46と外側の導電層50のいずれ
か、または両方がリングの上端部25の周囲を完全に覆
って、導電リング18の外側面24と電気的に接続され
るようにしてもよい。
それによってセンサーアッセンブリ−10全体の周囲に
電磁遮蔽が形成される。
導体42をシール44の外部に引き出すために用いられ
る密封された開口部52を製作するのに写真製版技術を
用いてもよい。シール44と凸面16との間の空隙は、
音響減衰材の層54で部分的に、あるいは完全に埋める
ことができる。音IP減衰材が塗布されない場合、“空
気で裏当てされた”センサーとなる。
この結果得られる環状アレイセンサー10は、すべての
側面で密封されたものとなる。音響整合層41は機械的
支持機能あるいは封止機能を持たないため、音響整合の
ために最適化することができる。
この環状アレイセンサーは、医療用超音波画像形成に使
用する高性能のセンサーアレイを提供する。また、精密
機器の非破壊試験等その他の超音波画像形成のアプリケ
ーションに用いて大きな利点を得ることもできる。本発
明は発展を続ける超音波画像形成の分野に大きな一歩を
もたらすものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明を用いることにより、電気
的あるいは機械的性能をそこなわずに、機械的な一体性
、密封性、および水に対する良好なインピーダンス整合
とを同時に提供できる超音波トランスデユーサアレイを
提供することができる。
第1図は装着用リングに圧電シェルが固着された後の超
音波センサーアレイの断面図である。
第2図は第1図に示す超音波センサーアレイの底面図で
ある。
第3図は圧電材の凹面とリングの下端とに薄い接着層が
付着された後の断面図である。
第4図は圧電材の凹面とリングの下端との上の薄い接着
層に導電層が付着された後の断面図である。
第5図は凸側から一連の環状に切り込まれた、リングの
ない、圧電シェルを示すものであって、平面図の左側は
凹側から見た図であり、右側は凸側から見た図である。
第6図は超音波アレイの各要素へのシェルの凸側におけ
る個々のリード線の固着法、及びリングの上端にわたる
シーリングカップの固着法を示す図である。
第7図乃至第9図はそれぞれ本発明の別の実施例におけ
る製造工程段階を示す図である。
12 : 28 : 32 : 42 : 54 : 圧電シェル、 クロム層、 銅の層、 41 導体、 音響減衰材の層 18:リング 30:金の層 :インピーダンス整合層 44:シール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  凹側(14)、凸側(16)、及びシェル端(15)
    を有する圧電シェル(12)と、 前記凹側(14)に近接した領域(36)が切断される
    ことなく前記凹側(14)に向けて前記凸側(16)か
    ら伸びた少なくとも1つの円形切り込み(34)によっ
    て中央円盤(38)と少なくとも1つの同心環(40)
    とに切り込まれた前記凸側(16)と、 外側端(24)、内側端(20)、下端(22)、及び
    上端(25)を備えたリングであって、前記下端(22
    )が前記凹側(14)と位置合わせされ、前記圧電シェ
    ル(12)の周りが前記リング(18)の内側にきちん
    と合うように固着される導電リング(18)と、前記凹
    側(14)と前記下端(22)とにわたって付着された
    導電コーティング(32)と、 前記リング(18)の前記上端(25)にわたって固着
    され、これによって前記凸側(16)との間の開空間(
    54)を密閉するシール(44)と、 前記中央円盤(38)と前記同心環(40)のそれぞれ
    とに前記凸側(16)で接続され、前記シール(44)
    を通して外部に通ずる電気的接続(42)と、を備えて
    成る超音波センサー。
JP2126521A 1989-05-16 1990-05-16 環状アレイ超音波センサー Pending JPH034699A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US352,526 1989-05-16
US07/352,526 US4992692A (en) 1989-05-16 1989-05-16 Annular array sensors

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US (1) US4992692A (ja)
EP (1) EP0397959B1 (ja)
JP (1) JPH034699A (ja)
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