JPH0346947Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346947Y2 JPH0346947Y2 JP8928588U JP8928588U JPH0346947Y2 JP H0346947 Y2 JPH0346947 Y2 JP H0346947Y2 JP 8928588 U JP8928588 U JP 8928588U JP 8928588 U JP8928588 U JP 8928588U JP H0346947 Y2 JPH0346947 Y2 JP H0346947Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presser
- guide rod
- magnetic sheet
- frame
- writing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 7
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は、盲人筆記用定規に関する。
「従来の技術」
盲人が原稿用紙に筆記しようとする場合には、
字を何処に書けばよいかを案内する定規が必要で
ある。
字を何処に書けばよいかを案内する定規が必要で
ある。
例えば第3図に示すものは、薄板体1に原稿用
紙の枡目と同じ孔群2,…を穿孔したもので、こ
れを用紙(図示省略)上に載せ、手先で該孔2を
確認しながら、孔2内に字を書き込んでいくとし
たものである。
紙の枡目と同じ孔群2,…を穿孔したもので、こ
れを用紙(図示省略)上に載せ、手先で該孔2を
確認しながら、孔2内に字を書き込んでいくとし
たものである。
又、第4図に示すものは原稿用紙に載置され、
当該用紙とほぼ同じ大きさの矩形の囲繞枠3の対
向辺3a,3bに等間隔ピツチにて嵌着溝4,…
を刻設し、かかる両辺に対向して設けられた嵌着
溝4,4間に両端部が該嵌着溝4,…に押し込み
嵌合する着脱自在な架構棧5を装着させ架構棧5
に沿つて筆記し、次いで、架構棧5を次位置に移
動させて次行の筆記を行なつていくとしたもので
ある。
当該用紙とほぼ同じ大きさの矩形の囲繞枠3の対
向辺3a,3bに等間隔ピツチにて嵌着溝4,…
を刻設し、かかる両辺に対向して設けられた嵌着
溝4,4間に両端部が該嵌着溝4,…に押し込み
嵌合する着脱自在な架構棧5を装着させ架構棧5
に沿つて筆記し、次いで、架構棧5を次位置に移
動させて次行の筆記を行なつていくとしたもので
ある。
「考案が解決しようとする課題」
従来の技術で述べたもののうち、前者において
は筆記される字の四周を堰が囲むものとなつてい
るので、極めて窮屈で自由に筆記出来ないと共
に、字の大きさが定格に定められてしまうので、
字の大きさの変更が不可であるという難点があ
る。
は筆記される字の四周を堰が囲むものとなつてい
るので、極めて窮屈で自由に筆記出来ないと共
に、字の大きさが定格に定められてしまうので、
字の大きさの変更が不可であるという難点があ
る。
又、後者においては筆記される字の四周のうち
一辺のみを拘束するだけなので、上述の如き窮屈
さは無いが、脱嵌後の架構棧5の再装着には両端
夫々の嵌着に充分な注意を要し、迅速な行改えが
期し難いという難点があると共に架構棧5の複数
回の盛替えによつて筆記する字を大きく変更させ
ることが可能であるが、その単位ピツチは使用上
大きく設計されているので、微調整変更は不可で
ある。また、いずれのものにあつても、筆記対象
用紙の大きさは定格に定められて専用化してお
り、例えば原稿用紙、葉書、封筒のいずれについ
ても使用することは不可能となつている。
一辺のみを拘束するだけなので、上述の如き窮屈
さは無いが、脱嵌後の架構棧5の再装着には両端
夫々の嵌着に充分な注意を要し、迅速な行改えが
期し難いという難点があると共に架構棧5の複数
回の盛替えによつて筆記する字を大きく変更させ
ることが可能であるが、その単位ピツチは使用上
大きく設計されているので、微調整変更は不可で
ある。また、いずれのものにあつても、筆記対象
用紙の大きさは定格に定められて専用化してお
り、例えば原稿用紙、葉書、封筒のいずれについ
ても使用することは不可能となつている。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、筆記される字の四周の一辺のみを拘束
して自由な筆記を確保したガイド棒が簡単な作業
で所定の単位ピツチの整数倍移動が確実になし得
て、行改え並びに字の大きさの微調整変更が容易
であり、さらには、原稿用紙、葉書、封筒の如何
を問わず使用出来る盲人筆記用定規を提供しよう
とするものである。
点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、筆記される字の四周の一辺のみを拘束
して自由な筆記を確保したガイド棒が簡単な作業
で所定の単位ピツチの整数倍移動が確実になし得
て、行改え並びに字の大きさの微調整変更が容易
であり、さらには、原稿用紙、葉書、封筒の如何
を問わず使用出来る盲人筆記用定規を提供しよう
とするものである。
「問題を解決するための手段」
上記目的を達成するために、本案における盲人
筆記用定規は、マグネツトシートを敷設の原稿用
紙下敷台の対向両辺部に、両端支持の押え棒を架
構し、当該押え棒とマグネツトシートとの間に両
端部に該押え棒嵌合用の周溝を刻設した断面正角
状の磁性体よりなるガイド棒を挾着させたもので
ある。
筆記用定規は、マグネツトシートを敷設の原稿用
紙下敷台の対向両辺部に、両端支持の押え棒を架
構し、当該押え棒とマグネツトシートとの間に両
端部に該押え棒嵌合用の周溝を刻設した断面正角
状の磁性体よりなるガイド棒を挾着させたもので
ある。
また、マグネツトシートを敷設の原稿用紙下敷
台の一辺に、両端支持の並行帯板よりなる押え枠
を架構し、当該押え枠とマグネツトシートとの間
に一端部に該押え枠嵌合用の並行周溝を刻設した
断面正角状の磁性体よりなるガイド棒を挾着させ
たものである。
台の一辺に、両端支持の並行帯板よりなる押え枠
を架構し、当該押え枠とマグネツトシートとの間
に一端部に該押え枠嵌合用の並行周溝を刻設した
断面正角状の磁性体よりなるガイド棒を挾着させ
たものである。
「作用」
安定載置の期し得る断面正角状の磁性体よりな
るガイド棒は、マグネツトシートに対して磁力で
もつて強く吸着されていると共に、両端または一
端は押え棒または押え枠に係嵌されて揺動が阻止
される。
るガイド棒は、マグネツトシートに対して磁力で
もつて強く吸着されていると共に、両端または一
端は押え棒または押え枠に係嵌されて揺動が阻止
される。
しかして、ガイド棒の筆記時のみだりな揺動は
生じない。
生じない。
一方、断面正角のガイド棒は、磁力による吸着
作用で容易に転動する。
作用で容易に転動する。
しかして、ガイド棒の角辺ピツチを単位とした
移動は単に指先でガイド棒を押すことにてなし得
る。該角辺ピツチは例えば正六角の如く多角の場
合には小ピツチであり、字の大きさ変更の微調整
が可能となる。
移動は単に指先でガイド棒を押すことにてなし得
る。該角辺ピツチは例えば正六角の如く多角の場
合には小ピツチであり、字の大きさ変更の微調整
が可能となる。
マグネツトシート内に載置され得る筆記対象物
は、ガイド棒で押止されるので、原稿、葉書、封
筒の如何を問わず可能である。
は、ガイド棒で押止されるので、原稿、葉書、封
筒の如何を問わず可能である。
「実施例」
実施例について図面を参照して説明する。第1
図a,bに示す実施例において、原稿用紙下敷台
6の表面にはマグネツトシート7が敷設されてい
る。
図a,bに示す実施例において、原稿用紙下敷台
6の表面にはマグネツトシート7が敷設されてい
る。
下敷台6の互いに対向する両辺6a,6b部に
は押え棒8,9が突設された両端支持用の対向ブ
ラケツト部10,10′,11,11′を介して架
構されている。ガイド棒12は、安定載置の期し
得る断面3,4,5,6角等の断面正角状の磁性
体よりなるもので、両端部には該押え棒8,9嵌
合用の周溝12a,12bが刻設されている。
は押え棒8,9が突設された両端支持用の対向ブ
ラケツト部10,10′,11,11′を介して架
構されている。ガイド棒12は、安定載置の期し
得る断面3,4,5,6角等の断面正角状の磁性
体よりなるもので、両端部には該押え棒8,9嵌
合用の周溝12a,12bが刻設されている。
しかして、ガイド棒12は、押え棒8,9に両
端を係嵌され、みだりな揺動が阻止された状態で
マグネツトシート7に吸着されている。
端を係嵌され、みだりな揺動が阻止された状態で
マグネツトシート7に吸着されている。
ガイド棒12の移動は摺動ではなく転動によ
る。指先で行なわれる転動付勢力に対してガイド
棒12はごく軽い抵抗で従い、角部を乗り超えた
ところで作用する平面部へのマグネツトシート7
の強い磁力による吸着力で、一単位の転動をす
る。
る。指先で行なわれる転動付勢力に対してガイド
棒12はごく軽い抵抗で従い、角部を乗り超えた
ところで作用する平面部へのマグネツトシート7
の強い磁力による吸着力で、一単位の転動をす
る。
かかる区切りの良い転動は、指先にいくつかの
角辺ピツチ分を転動したかを使用者に知覚させ
る。
角辺ピツチ分を転動したかを使用者に知覚させ
る。
尚、この際両端の押え棒8,9と周溝12a,
12bの嵌合による拘束は、ガイド棒12の揺動
を規制し続ける。
12bの嵌合による拘束は、ガイド棒12の揺動
を規制し続ける。
第2図に示す実施例は、ガイド棒12の揺動規
制手段を違えたものである。
制手段を違えたものである。
すなわち、下敷台6の一辺6aに並行帯板より
なる押え枠13が突設された両端支持用の対向ブ
ラケツト部14,14′を介して架構されている。
なる押え枠13が突設された両端支持用の対向ブ
ラケツト部14,14′を介して架構されている。
一方、ガイド棒12の一端部には、該押え枠1
3嵌合用の並行周溝12cが刻設されている。
3嵌合用の並行周溝12cが刻設されている。
しかして、ガイド棒12は一端部の2点で係嵌
する押え枠13によつて拘束されて、みだりな揺
動が規制される。
する押え枠13によつて拘束されて、みだりな揺
動が規制される。
上述のものは、第1図のものに比し、筆記者の
手元側に押え棒9が無い点で好便である。
手元側に押え棒9が無い点で好便である。
図中15,…はガイド棒12に定間隔に刻設す
るを良しとする一字の目安用周溝である。
るを良しとする一字の目安用周溝である。
当該溝15をガイドとして筆記をなし得る。
尚、本案品は叙上の如く、原稿載置面がマグネ
ツトシート7であるので、予じめ磁性体小片を用
意しておき、一行の途中で筆記を終えた場合、当
該部に該小片を置くと吸着して動かず、何処まで
筆記したかが判明して便利である。又、本案品に
あつては筆記対象物の大きさはマグネツトシート
7に載置可能であれば、ガイド棒12で押止され
て固定されるので何でも良く、原稿用紙、葉書、
封筒等の大きさの異なるものについて使用出来
る。
ツトシート7であるので、予じめ磁性体小片を用
意しておき、一行の途中で筆記を終えた場合、当
該部に該小片を置くと吸着して動かず、何処まで
筆記したかが判明して便利である。又、本案品に
あつては筆記対象物の大きさはマグネツトシート
7に載置可能であれば、ガイド棒12で押止され
て固定されるので何でも良く、原稿用紙、葉書、
封筒等の大きさの異なるものについて使用出来
る。
「考案の効果」
本考案は、上述のとおり構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
次に記載する効果を奏する。
(1) ガイド棒の移動が容易であると共に移動量が
判り易く、その移動ピツチ単位を小さく設定出
来て、字の大きさの微調整変更が自在である。
判り易く、その移動ピツチ単位を小さく設定出
来て、字の大きさの微調整変更が自在である。
(2) ガイド棒の固定が磁力の吸着力によつている
ので、極めて安定である。
ので、極めて安定である。
(3) ゴム材よりなるマグネツトシートは好適なク
ツシヨン性を有し、原稿下敷きとして好適であ
る。
ツシヨン性を有し、原稿下敷きとして好適であ
る。
(4) 筆記対象の大きさが定格に限定されず、マグ
ネツトシート7上に載置し得範囲内でどんなも
のにも適用できる。
ネツトシート7上に載置し得範囲内でどんなも
のにも適用できる。
第1図a,bは本案品の俯瞰図、a図中囲線b
部の詳示図、第2図は本案品の俯瞰図、第3,4
図は従来品の俯瞰図である。 1……薄板体、2……孔群、3……囲繞枠、3
a,3b……対向辺、4……嵌着溝、5……架構
棧、6……原稿用紙下敷台、6a,6b……両
辺、7……マグネツトシート、8,9……押え
棒、10,10′,11,11′……対向ブラケツ
ト部、12……ガイド棒、12a,12b……周
溝、13……押え枠、14,14′……対向ブラ
ケツト部、15……溝。
部の詳示図、第2図は本案品の俯瞰図、第3,4
図は従来品の俯瞰図である。 1……薄板体、2……孔群、3……囲繞枠、3
a,3b……対向辺、4……嵌着溝、5……架構
棧、6……原稿用紙下敷台、6a,6b……両
辺、7……マグネツトシート、8,9……押え
棒、10,10′,11,11′……対向ブラケツ
ト部、12……ガイド棒、12a,12b……周
溝、13……押え枠、14,14′……対向ブラ
ケツト部、15……溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) マグネツトシートを敷設の原稿用紙下敷台の
対向両辺部に、両端支持の押え棒を架構し、当
該押え棒とマグネツトシートとの間に両端部に
該押え棒嵌合用の周溝を刻設した断面正角状の
磁性体よりなるガイド棒を挾着させてなること
を特徴とする盲人筆記用定規。 (2) マグネツトシートを敷設の原稿用紙下敷台の
一辺に、両端支持の並行帯板よりなる押え枠を
架構し、当該押え枠とマグネツトシートとの間
に、一端部に該押え枠嵌合用の並行周溝を刻設
した断面正角状の磁性体よりなるガイド棒を挾
着させてなることを特徴とする盲人筆記用定
規。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8928588U JPH0346947Y2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8928588U JPH0346947Y2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0210994U JPH0210994U (ja) | 1990-01-24 |
JPH0346947Y2 true JPH0346947Y2 (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=31313836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8928588U Expired JPH0346947Y2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346947Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-05 JP JP8928588U patent/JPH0346947Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0210994U (ja) | 1990-01-24 |
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