JP3025075U - 文 鎮 - Google Patents

文 鎮

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JP3025075U
JP3025075U JP1995013756U JP1375695U JP3025075U JP 3025075 U JP3025075 U JP 3025075U JP 1995013756 U JP1995013756 U JP 1995013756U JP 1375695 U JP1375695 U JP 1375695U JP 3025075 U JP3025075 U JP 3025075U
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JP
Japan
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paperweight
book
slide rod
slide
main body
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JP1995013756U
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English (en)
Inventor
裕司 田中
Original Assignee
裕司 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の文鎮では、本などを読むさいに、頁の上
にのせると、本を読むじゃまになり、本の小口にのせる
と、文鎖が斜めに傾斜して文鎖自体が滑り落ちてしま
い、重しの役に立たない。このために、本の小口にのせ
るても滑り落ちず、本の厚みが変わっても文鎮の長さを
可変して対処できる文鎖を提供する。 【構成】文鎮を本体10と、滑り止部12の大きく二つ
の部分で構成し、その二つの部分を、滑り止部12と一
体構造としたスライド棒11で連結する。その連結は、
本体10の底面に設けるスライド調整部で行う。スライ
ド調整部にはバネ13を埋め込み、スライド棒11に適
度な圧力をかけるとともに、スライド棒11の構造と作
用し、スライド棒11が抜け落ちるのを防ぐ手段として
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、紙片の乱れを防ぐためや、本などを読むさいの頁戻りなどを防ぐ文 鎖に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、文鎖は金属などの重い物質の塊である。 その形状は、重しを必要とする物の大きさなどにより、角柱であったり、円柱 であったり、長かったり、短かったり、様々な形にデザインされた物がある。 また、金属を使用した場合、表面が滑りやすいので、フェルトなどの柔らかく 表面摩擦の大きな布などで包んだ物もある。 更に、文鎮の滑りを悪くするために、文鎮底部に摩擦の大きなシートなどを貼 り付けることも、従来の技術から容易に考えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
文鎮の従来からの使い方は、押さえる紙などの上にのせて、紙などの乱れを防 ぐものである。 この文鎖を、本などを読むさいに、頁の上にのせると、本の余白部分は少ない ので、印刷面までかかってしまい、本を読むじゃまになる。 また、頁の上にのせるとじゃまになるので、本の小口にのせると、文鎮が斜め に傾斜して文鎮自体が滑り落ちてしまい、重しの役に立たない。 この解決策としては、文鎮の底面を滑り摩擦を大きくすることが考えられる。 このとき、適当な大きさの文鎮であれば問題ないが、大きすぎるとじゃまにな り、小さすぎると重しの役に立たなくなると言う問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
係る問題点を解決するために、文鎮を本体10と、滑り止部12の大きく二つ の部分で構成し、その二つの部分を、滑り止部12と一体構造としたスライド棒 11で連結する。 その連結は、本体10の底面に設けるスライド調整部で行う。 スライド調整部にはバネ13を埋め込み、スライド棒11に適度な圧力をかけ るとともに、スライド棒11の構造と作用し、スライド棒11が抜け落ちるのを 防ぐ手段としている。
【0005】
【作 用】
このような構成にすることにより、文鎖を傾斜して置くときには、文鎮として の重さのほとんどが本体10の垂直下の小口にかかり、文鎮としての機能を果た し、滑り止部12はその機能を補助するように作用し、文鎮が滑り落ちて重しの 役が立たなくなることを防ぐ。 また、丁度良い大きさの文鎮が無くとも、本体10と滑り止部12との間の距 離を適当に調整すれば、丁度良い大きさの文鎖となる。 更に、最少の部品点数で、文鎮全体が分離せず一体化できる。
【0006】
【実施例】
本考案を図1、2:の外観斜視図と、図3:正投影図、図4:A−A断面図、 図5:B−B断面図、図6:斜視分解図、図7:バネの効果図で説明する。 図1:は実施例で、本体10と滑り止部12との間の距離を大きくしたときの 斜視図であり、図2:も実施例で、本体10と滑り止部12との間の距離を最少 にしたときの斜視図である。 図1:に見られるように、本体10と滑り止部12は、スライド棒11で連結 されており、その距離が適当に加減できるようになっている。 その構造は、図3、4、5、6、7のようになっている。 文鎮全体は、本体10、スライド棒11、滑り止部12、バネ13、スライド カバー14の5点で構成される。 本体10の底部には、図6:斜視分解図に分かるように、スライド棒11とバ ネ13、スライドカバー14がはめ込まれるように溝が掘られている。 バネ13は板バネを折り曲げ、スライド棒11と接触する部分を丸く突起状に している。 スライド棒11は、滑り止部12にシリコン樹脂などの樹脂を使用する場合に 、滑り止部12に埋め込まれ一体となっている。 また、スライド棒11の、滑り止部12とは反対側の端は図7:のような鋸の 刃のような切り込みとなっている。 さらに実施例ではスライド棒11の適当な位置に浅い溝を設けている。 本体10の溝に、バネ13、スライド棒11の順にはめ込み、最後にスライド カバー14を圧入すると文鎮全体が一体となる。 滑り止部12を引くと、スライド棒11がスライドし、図7(A)のように適 当な位置に固定することができる。 スライド棒抜け防止機構は、図7(B)のように、バネ13の突起部と、スラ イド棒11の鋸の刃のような切り込みとが作用する。 滑り止部12を目一杯引くと、図7(B)のようにバネ13の突起部が、スラ イド棒11の鋸の刃のような溝に深く落ち込んでしまい、スライド棒11はそれ より引けないようになる。 滑り止部12を押し込むと、バネ13の突起部はスライド棒11の鋸の刃の傾 斜部に沿って押し上げられるので、滑り止部12は元のように押し込まれる。 以上のような構成で作られる本考案の文鎖を使用する例を図8に示す。
【0007】
【考案の効果】
本考案により、読書するさいなどに、頁の戻りや、風などによる乱れがなくな り、屋外で読書するときでも手で頁を押さえる必要が無くなる。 また、薄い頁の本などや、厚い頁の本などまで、この文鎮一個で対応できるの で、従来のように適当な大きさの文鎮を選ぶ必要も無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本体10と滑り止部12との間の距離をおおき
くしたときの外観斜視図
【図2】本体10と滑り止部12との間の距離を最少に
いたときの外観斜視図
【図3】文鎮の正投影図
【図4】文鎖の正投影図のA−A断面図
【図5】文鎖の正投影図のB−B断面図
【図6】スライド機構を示す斜視分解図
【図7】バネ13の効果を説明する(A)(B)図
【図8】本実施例の使用例図
【符号の説明】
10:文鎮本体 11:スライド棒 12:滑り止部 13:バネ 14:スライドカバー 100:文鎖全体 101:本

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】文鎮の構造に関し、重り部と、重り部が滑
    らないようにする部の二つの主要な要素で構成する。そ
    の二つの部の間を、少なくとも1本の棒で連結し、その
    二つの部の間の距離が可変でき、かつ、その二つの部
    が、連結する棒により分離できない構成とした文鎮。
JP1995013756U 1995-11-21 1995-11-21 文 鎮 Expired - Lifetime JP3025075U (ja)

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