JPH0346764B2 - - Google Patents

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JPH0346764B2
JPH0346764B2 JP52058570A JP5857077A JPH0346764B2 JP H0346764 B2 JPH0346764 B2 JP H0346764B2 JP 52058570 A JP52058570 A JP 52058570A JP 5857077 A JP5857077 A JP 5857077A JP H0346764 B2 JPH0346764 B2 JP H0346764B2
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JP
Japan
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signal
coil
measurement
coils
measuring device
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JP52058570A
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English (en)
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JPS537359A (en
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Uiruherumu Rinderu Suten
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Studsvik Energiteknik AB
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Studsvik Energiteknik AB
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Publication date
Application filed by Studsvik Energiteknik AB filed Critical Studsvik Energiteknik AB
Publication of JPS537359A publication Critical patent/JPS537359A/ja
Publication of JPH0346764B2 publication Critical patent/JPH0346764B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/22Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water
    • G01F23/26Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring variations of capacity or inductance of capacitors or inductors arising from the presence of liquid or fluent solid material in the electric or electromagnetic fields
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/16Controlling or regulating processes or operations
    • B22D11/18Controlling or regulating processes or operations for pouring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
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    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/16Controlling or regulating processes or operations
    • B22D11/18Controlling or regulating processes or operations for pouring
    • B22D11/181Controlling or regulating processes or operations for pouring responsive to molten metal level or slag level
    • B22D11/186Controlling or regulating processes or operations for pouring responsive to molten metal level or slag level by using electric, magnetic, sonic or ultrasonic means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/50Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring linear speed
    • G01P3/505Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring linear speed by using eddy currents
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P5/00Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
    • G01P5/08Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by measuring variation of an electric variable directly affected by the flow, e.g. by using dynamo-electric effect

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  • Continuous Casting (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、容器や管などに入つた導電性液体物
質のレベル、距離および速度などの量の高温度に
おける電磁測定装置に関し、特に、溶けた金属の
ような非常に温度の高い導電性溶融物質について
使用するに適した装置に関するものである。この
装置は、送信信号を供給するための交流電源と、
その交流電源からの送信信号が供給されそれによ
り交流磁場を発生するように配置された少なくと
も1つの送信コイルと、その交流磁場を感知しそ
れに依存した受信信号を発生するように配置され
た少なくとも1つの受信コイルと、その受信信号
を検出し測定信号を発生するために前記受信コイ
ルに結合された装置とを備え、前記送信コイルお
よび受信コイルは前記容器や管などの壁に関連し
て配置され、それにより少くとも1つの受信コイ
ルにより感知された交流磁場が上述した量の少く
とも1つにしたがつて変化するようになつてい
る。ここで、「壁」という表現は非常に広い意味
を持つ、したがつて「壁」という表現はたとえば
側壁、下部壁および上部壁のような外側部材と、
たとえば内部に配置された中心ポスト、制御ロツ
ド等の側壁および下部壁のような内側部材との内
方を含む。
導電性材料の溶融液体を取り扱う冶金工業にお
いて、魚雷型トリベ車、連続鋳造用の鋳型、炉お
よびトリベ等においては、容器内の高温液体のレ
ベルを測定するための装置が要求されている。最
近、連続プロセスや、大きな制御能力が要される
プロセスに対する大幅な改変のためこの必要性が
強まつてきた。このような産業界では避けられな
い厳しい条件、たとえば高温度腐食性物質、容器
内や容器外の雰囲気中に鉄および他の導電材料が
たくさんあることにより、特に電磁気的に所望の
測定を行うことは非常に困難であつた。
それにもかかわらず、E−形をした鉄または強
磁性コア上に配置された3つのコイルを備えた溶
融炉のレベルの電磁測定装置が提案されている。
この装置によれば、コアは溶融物に直接接触する
炉のライニング壁の特別な引つ込んだ所に配置さ
れる。しかし、実用上そのような装置は、特に高
温が原因する困難さがあるため冷却が必要とさ
れ、それ故価額が高いにもかかわらず信頼性は低
いものとなる。また、鉄または強磁性の連続コア
を用いる必要性があるので、コイルの寸法と位置
およびさまざまな測定目的へのコイルの適用に関
する問題が生ずる。
前述した種類の工業分野においては、導電性液
体物質を入れた容器内においてよく見出されるよ
うな溶解しにくい材料からなるライニングの非常
に速い損耗や浸食を測定し指示するための装置が
非常に必要である。その理由は安全性と経済性の
点から容器の作動を中止しいつ新しいライニング
と交換しなければならないかを正確に決定するこ
とは大変重要なことだからである。
この目的のために、たとえば段階状に配置され
た熱電対または導体ループのような素子をライニ
ングに挿入することが提案されている。この素子
は損耗およば浸食が進むにつれて破壊され、それ
によりどれだけ損耗および浸食が進行したかを指
示する電気的に検出可能な条件ができる。
しかし、これらの解決法には多くの欠点があ
り、たとえばライニングを交換する時、挿入した
素子を取り換えなければならないこと、他の部品
との接続作業が要求される複数個の素子とそれに
開連する多数の導入線が必要となること、予想外
の現象が測定に影響を及ぼすことなどがある。し
たがつて、上述したような型の装置はどれもあま
り用いられなかつた。
前述した種類の工業分野において、特に制御の
目的から管内を流れる導電性液体物質の流速を測
定するための装置が非常に要求されている。現在
まで電磁的に作動するこの型の充分な装置は開発
されていない。
したがつて本発明の目的は、本明細書の導入部
で説明した新規の改良装置を提供することにあ
る。
本発明に係る装置によれば、レベル、距離(特
に損耗および腐食)及び速度(特に流速)などの
内の1つ以上の量が測定でき、導電性液体物質に
関し単純かつ容易に配置できる抵抗素子を頻繁に
交換されるライニング中に配置することにより長
寿命にし、さらに他の装置に容易に適用できる柔
軟性を与え、測定値が正確かつ容易に読み取れる
ようにして、前述した欠点をなくしている。
本発明の装置は、1回巻きまたは数回巻きでコ
アのない送信および受信コイルの組み合せと、少
なくとも2つの信号チヤンネルと、信号チヤンネ
ルから送られた信号の間に差動、又は減算等の逆
作用をさせるための装置とを備えている。前記送
信および受信コイルは分離して配置されており、
これにより測定目的に応じて自由かつ容易に配置
位置を設定できる。また、前記2つの信号チヤン
ネルの各々は送信または受信信号を送るかまたは
通過させるように配置されており、しかも前記信
号チヤンネルの少なくとも1つは信号チヤンネル
から送られた信号の位相振幅調整のための信号処
理装置を有している。それらチヤンネルの信号間
に逆作用をさせるための前記装置は、導電性液体
物質が基準位置にありかつ前記信号処理装置が適
切に調整されている時、得られた基準測定信号は
少なくとも妨害信号や不平衡信号に関してほぼ平
衡されるように動作する。そのような平衡動作に
より極めて良好な精度と信頼度をもつて非常に小
さな信号変化を検出することができ、従つて、1
巻きあるいは数回巻きのコアのない送受信コイル
を用いることができる。この信号変化というのは
前述した量の変化によるものであり、その他のも
のを識別することは大変難かしい。
「コアのない」という術語は、導電性液体物質
がコイルコアを構成する場合のようにコイルが液
体をとりかこまないことも意味している。
「分離した」という術語は原理的にはコイルは
互いに機械的に接触しておらず互いにさまざさな
距離に離れて配置されることを意味すると理解す
べきである。これにより測定の際受信コイルの1
つまたはいくつかに最大の磁場変化を得るのに最
も望ましい位置を選択することがとりわけ可能に
なる。
後で詳しく説明する保護外装の内側に1つまた
は数個の導体を含む1回巻きのコイルだけを各コ
イルは含むことが好ましい。
本発明によれば、前述した逆作用は以下の3つ
の主原理のどれかにしたがつて得ることができ
る。第1の主原理によれば、第1の信号チヤンネ
ルは少くとも1つの受信コイルからの受信信号を
送り出し、第2の信号チヤンネルは送信コイル側
からの送信信号を送り出し、それら送り出された
信号を結合するようにしている。第2の主原理に
よれば、第1の信号チヤンネルは第1の受信コイ
ルの少なくとも1つからの第1の受信信号を送り
出し、第2の信号チヤンネルは第2の受信コイル
の少くとも1つからの第2の受信信号を送り出
し、それらから送り出された信号を結合するよう
にしている。この点で、第1の主原理および第2
の主原理の両方は、逆作用をさせる装置と測定信
号を発生させる装置が、信号チヤンネルを介して
送り出された信号と信号チヤンネルの少くとも1
つで処理された信号とを結合し、測定信号を表わ
す差信号を得るようにした結合手段を含むように
してもよい。第3の主原理によれば、第1の信号
チヤンネルは第1の送信コイルの少くとも1つに
第1の送信信号を送り、第2の信号チヤンネルは
第2の送信コイルの少くとも1つに第2の送信信
号を送り、送信コイルで発生された交流磁場が受
信コイルの少くとも1つで互いに逆作用をするよ
うに配置された送信コイルと受信コイルに送信信
号が供給され、また、受信信号を検出するための
装置は受信コイルの少くとも1つに結合されるよ
うにされる。
第2と第3の主原理に関しては、受信コイルと
送信コイルは各々中和作用をするように結合され
ていると言つてもよい。「逆作用」という表現に
含まれる差動作用はコイル以外の信号処理で行う
ようにしてもよい。従つて、以下、共同作用又は
相互作用が直接コイルに発生してもしなくても、
コイルに関連して得られた信号が共同作用され又
は加算される時は、共同作用か又は相互作用がさ
れるようにコイルは結合されているものとする。
少なくとも1つのコイル(送信コイルまたは受
信コイル)という表現をこれまでに用いてきた
が、その表現は共同作用あるいは逆作用をするよ
うに結合される場合、対称に配置された2つ以上
のコイルを意味し、さらに信号チヤンネルを加え
てもよいと理解すべきである。
また本発明による装置では完全にまたは部分的
に重ねた信号チヤンネル、および信号結合装置の
複数グループと1組の送信コイルと受信コイルを
結合することにより前述した主なる原理を1つ以
上応用でき、それにより2つの異なる測定すべき
量の同時測定または容易に切換え可能な測定が可
能になる。その場合、異なる測定目的に対し異な
る周波数の信号を供給する交流電源を備えること
が望ましい。さらに信号チヤンネルまたは装置の
受信側の共通でない信号通路に特に周波数選択装
置を与えてもよい。
1つの量だけを測定する場合も、交流電源の周
波数に整合するカツトオフ周波数をもつ帯域フイ
ルターのような周波数選択装置を、受信側の信号
チヤンネルまたは信号通路に設けると都合がよ
い。交流電源の周波数は1〜10KHzの大きさが適
当である。しかし、その周波数は50KHzの線周波
数あるいは100KHzの2重線周波数の干渉あるい
は妨害信号が測定に影響を及ぼすほど低いもので
あつてはならない。また前記周波数は交流磁場の
所望の浸入の深さに合せて使用すべきである。測
定すべき導電性液体を遮蔽する金属を交流磁場が
通過しなければならない時、あるいは流速を測定
したい時、すなわち交流磁場が流れている材料全
体を通過しなければならない時は当然非常に低い
周波数のものが適当である。
再生可能な測定結果を得るためには、1以上の
送信コイルにより発生した交流磁場は、たとえば
温度が変わる場合のような作動条件が変化して
も、強度については変化しないことが重要であ
る。このためには、交流電源を送信コイルの定電
流電源として配置することが望ましく、それによ
り前記コイルにより発生した交流磁場の強さがコ
イルの誘導リアクタンスと電流の大きさとの積に
比例するので、温度変化による送信コイルの抵抗
変化の影響はなくなる。
前述したように、本発明にしたがつて用いられ
る送信コイルと受信コイルは、コアがなく各々は
1回巻き、あるいは数回巻き数個の導体である。
これにより高温で応用された際、コイルの位置に
関係したいくつかの困難な問題が取り除かれる。
したがつて、コイルの巻線間絶縁に関係すること
であるが、熱的に発生する巻線の相対的ずれおよ
びれんがライニング内にコイルが含まれるかまた
は隣接している時の炭素の沈澱による問題点がさ
けられる。さらにコイルは非常に簡単なデザイン
のものでよく、所望により適当なたとえば方形、
三角形、円形等の平面または立体構造でもよい。
これによりコイルを極めて容易に、たとえば耐火
性ライニングの内部あるいはそれに隣接して配置
できる。コイルの導体即ち巻線がライニングの分
離したれんが間の結合部に位置するようにコイル
を配置すると都合がよい。さらにコイルは1つ以
上のれんがに特別に施されたみぞまたは凹所に容
易に配置することができる。コイルをあらかじめ
挿入して製造したれんがを用いてもよい。簡単な
デザインにより、コイルを取扱い容易な大きさに
し、しかも容器、管またはその類似物にライニン
グを施こす者によつてコイルを配置し又は備えつ
けることを可能にすることができる。言い換えれ
ば、コイルの設置をれんが設置技術で行うことが
できる。
コイルは導電性外装内に外装から絶縁されて収
納されることが望ましく、外装は短絡されておら
ず非磁性であることが望ましい。外装は管状であ
ることが望ましく、ステインレス鋼または他の任
意の高温に耐える材料で製造してよい。外装内部
の絶縁はセラミツク材料で行うことができる。こ
の様なデザインによりコイルは機械的に強固でか
つ電気的に絶縁されるだけでなく非常に耐久性の
あるものになり、それにより電気的防害の影響を
ずつと減少することができる。
前述した型の外装は1つあるいは数個のコイル
の一部をなすいくつかの巻線即ち導体を収納また
はとりかこんでいる。したがつて、1つの外装内
に本発明による装置のすべての送信コイルおよび
受信コイルを収納できる。収納された導体は固定
中心導体に対し管状で共軸であることが望まし
い。収納導体は7個以下であることが適切である
ことは既に知られており、1つ、2つあるいは4
つが好ましい。
前述した型の外装が送信コイルまたは受信コイ
ルのコイル導体即ち巻線を含むようにすることも
できる。外装が数個の巻線を含む時、外装はその
中央で分割し、2つのコイルを相互に接続形成す
るようにすることができる。この型の送信コイル
の製作から生じるコイル導体のさまざまな抵抗
は、前述した定電流供給技術を用いると問題がな
くなる。
前に説明したように、本発明を応用するとき、
1つ以上の受信コイルにより感知された交流磁場
は測定すべき量とともに変化する範囲内では、送
信コイルと受信コイルの位置は自由に定めること
ができる。送信コイルと受信コイルは互いに対称
に配置されることが好ましく、導電性液体物質に
関しても対称であることが好ましいが、これは本
発明による信号処理から考えた場合に必ずしも必
要ではない。
しかし、送信コイルと受信コイルの位置に関
し、いくつかの都合のよう様態を指摘することが
できる。
第1の主な様態は、コイルは分離して壁に沿つ
て間隔をあけその内側に配置するのが望ましく、
各コイルの軸は容器、管またはその類似物の方に
向けられるのが好ましい。
レベルを測定する際(壁は原理上垂直になつて
いる)、導電性液体物質のレベルが壁に沿つて変
化するにつれて非対称な交流磁場を与えるように
コイルは高さの位置に関して互いに上下に配置さ
れる。この場合コイルは少くとも3つのコイルを
含み、そのうち2つは逆作用のために結合された
受信コイルであり、残り1つは送信コイルであ
る。しかし、これに代り3つのうち2つは逆作用
のために結合された送信コイルとし、残り1つは
受信コイルとしてもよい。送信コイルまたは代り
の受信コイルは逆作用をするように結合された2
つのコイルの間の高さ位置に配置されるのが好ま
しい。それから信号処理が前述した第2または第
3の主なる原理にしたがつて適切に実行される。
バランスのとれた基本測定信号を与える調整は、
導電性物質の非常に低いレベルにおいて(たとえ
ば液体注入の場合の高いレベルの測定)、あるい
は導電性物質の正常レベルにおいて(たとえば液
体を給出する場合の低いレベルの測定)適切に行
われる。
距離(特に損耗および腐食)を測定する際は、
受信コイルが送信コイルにより発生した交流磁場
をできるだけ広範囲まで感知し、導電性液体物質
の距離変化による磁場の変化を感知しうる限り、
コイルの位置は自由に決めうる。数個の送信コイ
ルまたは代りの受信コイルは共同作用に結合され
る。損耗と腐食を測定する際は、導電性液体物質
が正常のレベルにあるときコイルがその物質でほ
ぼ完全に「被われる」ようにコイルは適当に配置
される。コイルが上部壁に配置される時は、距離
測定はレベル測定を意味する。信号処理が前述し
た第1の主なる原理にしたがつて実行され、それ
からバランスのとれた基本測定信号を与える調整
が損耗と腐食の測定に関係して前記材料の正常レ
ベルで実行される。
速度を測定する際、コイルは流れの方向で見て
互いに前後に配置された少くとも3つのコイルを
含み、そのうち2つは逆作用をするように結合さ
れた受信コイルで残り1つは送信コイルであり、
あるいはその代りに3つのうち2つは逆作用をす
るように結合された送信コイルで残りの1つを受
信コイルとしてもよく、送信コイルあるいはその
代りの受信コイルが流れの方向で見て逆作用をす
るように結合された2つのコイルの間に配置され
てもよい。信号処理は前述した第2と第3の主な
る原理にしたがつてそれぞれ実行される。導電性
液体物質が流れていない位置にある間に、バラン
スのとれた基本測定信号を与える調整は適切に実
行される。
第2の主な原理によれば、コイルは壁に関して
共軸にその壁内に配置されることが望ましく、コ
イルの軸は容器、管またはその類似物の方に向け
られており、壁と導電性液体物質との界面に実質
的に直角であることが望ましい。この場合、コイ
ルは軸方向で見て前後あるいは互いに内側に配置
されており、少くとも一部は互いに外側に(たと
えば対向して結合されかつ軸方向で見て第3のコ
イルの内側または外側に前後に位置する2つのコ
イル)あるいは同一平面に(たとえば互いにらせ
ん状に)配置される。
レベルを測定する時(壁は原理上垂直である)、
3つのコイルを用いることが望ましく、それらの
うち2つは逆作用をするように結合され、第3の
コイルについて対称に配置される。この場合中和
作用をするように結合された2つの受信コイルを
用いるかまたは逆作用をするように結合された2
つの送信コイルを用いることが可能であり、信号
処理は前述した第2および第3の主なる原理にし
たがつて実行される。
距離(損耗および腐食の他、上部壁から導電性
液体物質までの距離)を測定する際、レベルを測
定した時と同じコイル配置と信号処理を用いるこ
とが望ましい。
速度を測定する時も、レベルを測定した時と同
じコイル配置と信号処理を用いることが望まし
い。
すべての場合、平衡基本測定信号を与える調整
は第1の主な原理の調整に対応する方法で実行さ
れる。
しかし、第2の様態でレベルを測定するには前
述の第1の主なる原理にしたがい信号処理と組み
合せて共同作用に結合されたコイルを用いること
ができるが、その場合に得られる測定信号は概し
て等価コイル配置では小さいことを注意すべきで
ある。この調整は上述したのと同じ方法で適切に
実行される。
これまでの説明により、本発明にしたがい導電
性液体物質に関する多数の所定の量のうち所望の
量の測定をさまざまな応用およびさまざまな条件
の下で与えることが簡単な規格部品の組合せを用
いることによりできることが明らかとなる。言い
換えれば、本発明によれば、さまざまな測定目的
に極めて容易に応用できる装置が提供される。
本発明を添付した図面に示す実施例に基づき詳
細に説明する。
第1図には、前述した第2の主たる原理にした
がつて信号を処理するための本発明による装置の
一実施例の概略ブロツク線図が示されている。そ
の装置は送信コイル1および反作用状態に結合さ
れた2つの受信コイル2と3を含む。送信コイル
1は増幅器5と電流感知回路6を介して交流電源
4に結合されている。回路6はフイードバツク線
7を介して増幅器5を制御し、その結果、送信コ
イル1に一定の大きさの電流を供給する。受信コ
イル2は第1の信号チヤンネル9の入力に結合さ
れており、チヤンネル9の出力は信号結合装置1
0の2つの入力の1つに結合されている。受信コ
イル3は第2の信号チヤンネル11の入力に接続
されており、第2の信号チヤンネル11の出力は
回路10の他の入力に接続されている。各信号チ
ヤンネルは入力増幅器12と、一方のチヤンネル
に対応受信コイルから送り出された受信信号の位
相と振幅の調整を制御するための回路13と、所
定の動作周波数の信号を通すように設計された高
域フイルター14とを直列に接続した回路を有す
る。回路10は2つの送り出された受信信号の差
に依存する測定信号を発生するためのものであ
る。回路10から得た測定信号は監視および数値
表現回路15に与えられる。
第1図の装置に含まれるすべての回路または部
品は当業者によく知られているものであり、した
がつて詳しく説明する必要はない。しかし目的を
明確に例示するために以下の説明をつけ加える。
ただ1回巻きまたは数回巻きを持つ受信コイル
が使用され、得られる信号が非常に低いので、入
力増幅器は適当な変圧比を持つた入力変圧器を備
えている。その場合、変圧器の1次巻線の誘導リ
アクタンスはそれに関係した受信コイルの電気抵
抗と同じ大きさであることが必要である。変圧器
はできるだけ受信コイルに接近して配置すると共
に、コイルと変圧器の間および変圧器と入力増幅
器の基板との間の結合リード線と同じように十分
に遮蔽されている。
位相・振幅調整のための回路13は調整可能な
利得を持つ増幅器に直列して結合された調整可能
なCR回路を含む。その1つの例が第14図に概
略的に示されている。第14図に示された回路1
3は直列に結合された2つのOR回路を含み、そ
のCR回路の各々はコンデンサーCと可変抵抗R
で構成されており、可変フイードバツク抵抗R1
によりゲインが制御されている演算増幅器が後に
続いて結合されている。回路13を通過する信号
の位相と振幅は可変抵抗RとR1をセツトするこ
とにより変えられることは明らかである。
結合回路10は2つの入力を備えた増幅器から
なる単純な構成をしている。
各信号チヤンネルから送り出され結合回路に与
えられる受信信号が逆位相である場合、たとえ
ば、受信コイル2と3に誘導された信号が逆方向
であ場合とか、送られてきた信号相互間に位相差
が本質的にないような基本状態にある場合には、
増幅器はそれら入力信号を加算して差信号を発生
するように構成されている。一方、信号チヤンネ
ルにより送り出された印加受信信号の位相が逆で
ない場合は、所望の差信号を発生させるために入
力信号を減算する増幅器に代えるようにする。
最も簡単には、監視・評価回路15は測定信号
を整流した後その大きさを表示する装置で構成し
てもよい。しかし、前記回路は測定信号の大きさ
の変化を監視したり追従するための特別の回路を
含んでもよく、それによりたとえば信号の大きさ
が所定の値を超えたりそれ以下に降下したりする
時に警告したり、あるいは測定量に依存する動作
を制御するための制御信号を与えることもでき
る。また回路15は得られた測定信号をデータ処
理するためのマイクロコンピユータに結合し、あ
るいはそれを含むようにしてもよい。たとえば、
レベルのような第1の量を測定している間に、第
1の量の測定により得られた基本値に基づき、か
つ測定信号の変化の特徴的原因を用いて、損耗お
よび腐食のような第2の量を計算しかつ監視する
ためにマイクロコンピユータを用いてもよい。
第1図の装置を実施する際、回路13は導電性
液体物質が基本位置にある間に調整され、回路1
5に得られる測定信号を可能なかぎり低くし、で
きればゼロになるようにすることが望ましい。こ
れにより装置は平衡にされ、すなわち外部からの
妨害あるいは干渉電磁場の影響や測定すべき物質
以外の周囲にある導電性物質の影響を除くことが
できる。後者の物質を測定位置に入れるか又はそ
こから取り除くとすると、交番磁場に不平衡を生
じ、それが受信信号をわずかに変化させるので、
その不平衡は正確に検出される。
第2図は、前述した第3の主なる原理にしたが
つて信号を処理するための本発明による装置の一
実施例の概略を示すブロツク図である。その装置
は逆作用状態に結合された2つの送信コイル21
と22および1つの受信コイル23を含む。送信
コイル21は第1の信号チヤンネル25を介して
交流電源4に接続され、送信コイル22は第2の
信号チヤンネル27を介して交流電源4に接続さ
れる。信号チヤンネルの各々は増幅器5、各信号
チヤンネルにより送り出された送信信号の位相・
振幅調整を制御して実行するための回路13と電
流感知回路6を含み、この回路6はフイードバツ
ク線7を介して増幅器を制御しそれにより関連送
信コイルに一定の大きさの電流が供給される。回
路13が所望のように調整された後に定電流を保
つ動作が行われるようにフイードバツク回路はス
イツチ動される。受信コイル23は入力増幅器1
2に結合され、その増幅器12は高域フイルター
14を介して監視・評価回路15に結合される。
送信コイル21と22は受信コイル23に交流
磁場を鎖交するように配置される。基本測定信号
の調整に関してだけでなく残りの回路および部品
に関しても第1図に関して前述したものと同様の
条件が適用される。
第3図は、前述した第1の主なる原理にしたが
い信号を処理するための本発明による装置の一実
施例の概略を示すブロツク図である。この装置は
1つの送信コイル31および共同作用状態に(直
列に)結合された2つの受信コイル32と33を
含む。送信コイル31は増幅器5と電流感知回路
6を介して交流電源4に結合され、回路6はフイ
ードバツク線7を介して増幅器5を制御しその結
果送信コイル31に一定の大きさの電流が供給さ
れる。直列に結合された受信コイル32,33が
第1の信号チヤンネル35の入力に結合さてお
り、そのチヤンネル35の出力は信号結合回路1
0の2つの入力の1つに結合される。第2の信号
チヤンネルの入力は交流電源4に結合され、その
チヤンネルの出力は信号結合回路10のもう1つ
の入力に結合される。信号チヤンネルの各々は、
増幅器12と、各信号チヤンネルにより送り出さ
れた信号の位相・振幅調整を制御実行するための
回路13と、高域フイルター14とを含む。信号
チヤンネル35の増幅器12は入力増幅器の性質
を備えている。回路10が監視・評価回路15に
供給される信号の差信号を発生するように配置さ
れる。
基本測定信号の調整に関してだけでなく使用す
る回路および部品に関しても第1図に関係して前
述したものと同様の条件が適用される。
第4図は、前述した第1および第2の主たる原
理にしたがつて信号を同時に処理するための本発
明による装置の一実施例の概略を示すブロツク図
である。この装置は2つの量、たとえば容器の垂
直な壁に関するレベルと損耗または腐食との2つ
か、あるいは、チヤンネルに関する速度と損耗ま
たは腐食との2つの量を測定するためのものであ
る。この装置は実質的には第1図と第3図の装置
の組み合せである。したがつて、この装置は送信
コイル41と2つの受信コイル42と43を含
む。送信コイルには前述したものと同じように交
流電源4から定電流が供給される。第1図の装置
の場合と同じように受信コイルの信号は差信号を
発生する第1の結合回路10には信号チヤンネル
45と47を介して受信信号が与えられる。第1
の測定すべき量に関係して得られた第1の測定信
号のための第1の監視・評価回路15が第1の結
合回路10に続けて結合される。信号チヤンネル
45と47により送り出された受信信号は和信号
を発生するための第2の結合装置48にも供給さ
れる。第3図の装置の場合と同じように、得られ
た和信号と、第2の測定信号を表わす第2の差信
号を発生するために第3の信号チヤンネル49を
介して交流電源4から送り出された信号とが第3
の結合回路10′で結合される。前記第2の測定
信号のための第2の監視・評価回路15′が結合
回路10′に続けて配置されている。
使用する回路および部品に関しては第1図と第
3図に関係して前述したものと同じ条件が適用さ
れる。
第4図の装置は2段階で調整されまたは平衡に
される。第1の基本位置においては、信号チヤン
ネル45と47中の回路13は第1の基本測定信
号が回路10から得られるように調整される。そ
の後で、信号チヤンネル49の回路13は第2の
基本測定信号が回路10′から得られるように調
整される。この第2の調整は、測定目的に応じて
前記第1の基本位置またはもう1つの位置で実行
される。このもう1つの位置は第1の量を測定す
る時は正常位置であつてもよい。
第5図と第6図は、溶けた金属50の鋳型の垂
直な壁に配置された本発明によるコイル装置の一
例を略示したものである。このコイル装置はほぼ
偏平で方形をした1回巻きのコイルを3つを含ん
でおり、それらのコイルは壁の外側絶縁体55と
れんが56から成る内側ライニングとの間の境界
において垂直に下から順に配置されている。した
がつて、コイルは実質的には同一平面内に配置さ
れ、その長手方向部はほぼ水平になるように配置
される。コイルはそれらの長い側および短い側が
れんが56の間の結合部に一致するように配置し
てコイル設置を容易にする。コイル51,52,
53のそれぞれの結合リード線57,58,59
は各コイルの1つの隅から絶縁体55と鋳型の外
側鋼鉄容器60を通過して任意の適当な方向(図
示されていない。)へ引き出される。結合リード
線はコイルリード線が直線のびたものでもよい。
鋳型の外側で結合リード線は装置の他の回路に結
合するための従来のリード線に結合される。
コイルの具体的大きさは0.1×0.3mである。コ
イル相互の垂直距離は0.2mであるようにコイル
は配置され、すなわちコイルはれんが1行分だけ
離れている。
第7図は、コイル51,52又は53横断面を
示す図であり、本発明によるコイルリード線の特
別な構造を明示するものである。したがつて、コ
イルリード線は、たとえば〓カンザル〓
(Kanthal)のような高温に耐える材料でできた
内側ワイヤ71と、そのワイヤを取り囲むセラミ
ツク材料でできた高温に耐える絶縁体72と、た
とえばクローム、ニツケルまたはステインレス鋼
のような高温に耐える導電性材料でできた外装7
3から成る。このような構成のコイルでは、一般
的な意味で影響を最も受けず、機械的に強固で、
取り扱いやすいコイルが得られ、コイル導体は影
響を受けたり変化を起こす危険性が少くなる。電
気的妨害を遮断する外装73の一方の終端は接地
されてもよい。第7図に示すコイルリード線の実
用的大きさは次のようなものである。
トランスミツターコイル:内部導体の直径 2mm 外装の内直径 4mm 外装の外直径 5mm レシーバーコイル:内部導体の直径 0.5mm 外装の内直径 2mm 外装の外直径 3mm 絶縁体はたとえばAl2O3でしたされたSiO2の被
いでもよい。
第5図と第6図のコイル装置は鋳型に合まれた
溶融金属50のレベルを測定するために用いるこ
とが望ましい。第1図または第2図による装置に
コイルを用いた時、すなわちコイル52と53が
逆作用状態に結合されたコイルを構成する時、溶
融物のレベルに対する測定信号の大きさの関係は
第11図に示すようになる。測定信号の最高値は
溶けた金属の表面が第6図に示されるように中心
のコイル51のまつすぐ前にある時得られる。
測定信号の最高値はれんが56の損耗および腐
食が進行するにつれて増加する。これにより測定
信号の最高値を測定することにより極めて簡単に
損耗あるいは腐食の程度を広範囲に決定すること
もできる。これは、単に本発明に係る監視・評価
回路に含まれる測定装置により実現することがで
きる。
第8図と第9図には、第5図と第6図の場合と
同じ種類の垂直な壁に配置された本発明によるコ
イル装置のもう1つの例が概略示されている。こ
のコイル装置は、第5図と第6図に示す実施例と
同様に3つのコイル81,82,83が配置され
ている。しかし、この場合コイルはれんが56の
ライニング内に共軸に配置され、コイルは軸方向
に分離されている。コイルはれんが56の間の結
合部に配置される。このコイルの結合リード線は
第5図と第6図で説明したものと同様のものが適
用できる。
第8図は第9図のコイル装置は、第1図または
第2図による装置と結合してレベルを測定するた
めに用いることが望ましい。これにより得られる
溶融物のレベルに対する測定信号の大きさの関係
は第12図に示される曲線のようになる。この曲
線の変曲点に対応するレベルで溶融物50の表面
は第9図に示したようにコイルの軸と一致する。
第10図には、2つの垂直な側壁101と10
2および下部壁103により形成された開いたチ
ヤンネル内の導電性材料の液体100の流速を測
定するのに適した本発明によるコイル装置のもう
1つの例が概略示されている。方形の送信コイル
104が側壁101の外側に隣接して配置され、
2つの方形受信コイル105と106が側壁10
2の外側に隣接して配置されている。コイルはす
べて1回巻きのコイルで、第7図に示すようなも
のが用いられる。受信コイル105と106は送
信コイル104に対向して配置され受信コイルの
各々は送信コイルの大きさの1/2の大きさを持つ。
受信コイルは一続きのコイルリード巻線でできて
おり逆方向に結合された2つのコイルを形成す
る。
第5図、第6図および第8図から第10図を参
照して理解できるように、送受信コイルの軸は全
て容器(導電性液体収容部)の方に向いているの
で、その液体に対する測定を高感度に行うことが
できる。
コイルの内部導体は第1図の測定装置に結合さ
れることが望ましい。この場合に得られる流速に
対する測定信号の大きさの関係は第13図の曲線
のようになる。測定周波数およびコイルの大きさ
を適切に選ぶと、測定信号の大きさは流れの断面
積に無関係になり、実際の流量に依存する。
最後に、本発明を実施する場合の実用的な数値
を示す。
送信コイルの電気抵抗 :1〜10Ω 送信コイルを通る電流 :1〜10A 受信コイルの電気抵抗 :1〜100Ω 1回巻きの受信コイルの出力電圧:0.1〜1
mVの大きさ
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図まではそれぞれ本発明に係る
4つの異なる実施例を示すブロツク図、第5図は
炉または鋳型の壁に配置された測定コイルの位置
を示すために第6図の−線に沿つて見た垂直
部分構成図、第6図は第5図の−線から見た
垂直部分断面図、第7図はコイルリード線の断面
図、第8図と第9図はそれぞれ第5図と第6図と
同様に示した測定コイルの他の配置例を示す垂直
部分構成図、第10図は流れている導電性物質の
チヤンネルに関する本発明による測定コイルの配
置を示した一部断面にした斜視図、第11図から
第13図までは本発明のさまざまな実施例での測
定量に対する測定信号の関係を示すさまざまな線
図、第14図は本発明による位相振幅調整のため
の回路のブロツク図である。 参照番号の説明、1……送信コイル、2,3…
…受信コイル、4……交流電源、5……増幅器、
6……電流感知回路、7……フイードバツク線、
9,11……信号チヤンネル、10……信号結合
装置、12……入力増幅器、13……位相振幅調
整装置、14……高域フイルター、15……監
視・評価装置、21,22……送信コイル、23
……受信コイル、25,27……信号チヤンネ
ル、31……送信コイル、32,33……受信コ
イル、35,37……信号チヤンネル、41……
送信コイル、42,43……受信コイル、45,
47,49……信号チヤンネル、48……結合回
路、50……溶融金属、51,52,53……1
回巻きのコイル、55……絶縁体、56……れん
が、57,58,59……結合リード線、71…
…内部ワイヤ、72……耐熱性絶縁体、73……
外装、100……導電性液体物質、101,10
2……側壁、103……下部壁、104……方形
送信コイル、105,106……方形受信コイ
ル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送信信号を供給するための交流電源と、交流
    磁場を発生するために該交流電源から送信信号が
    供給される少くとも1つの送信コイルと、前記交
    流磁場を感知し該交流磁場に依存して受信信号を
    発生する少くとも1つの受信コイルとが、該2種
    類のコイルのうち少くとも一方を2以上にするよ
    うに設けられてなる送受信コイル対と、 前記交流電源及び前記受信コイルに接続され、
    前記交流電源からの送信信号及び前記受信コイル
    からの受信信号をそれぞれ検知して測定信号を発
    生するための装置とからなり、 前記2種類のコイルは前記受信コイルにより感
    知されるべき交流磁場が該容器、管等の中に含ま
    れた高温導電性液体のレベル、距離及び速度の少
    くとも1つの量にしたがつて変化するように前記
    容器、管等の壁に配置され、前記量を高温下で電
    磁測定する装置において、 前記送信コイル及び前記受信コイルは前記容器
    の内側の耐火性ライニング内に分離して配置され
    た1巻きあるいは数回巻きのコアのないコイルで
    あつて、そのコイルの軸が容器、管等の方に向い
    ており、 更に前記交流電源及び前記測定信号発生装置の
    間であつて前記送受信コイル対を含む回路部分
    と、前記交流電源及び前記測定信号発生装置の間
    であつて前記送受信コイルを含んだ回路と並列に
    設けられた回路部分とにそれぞれ配置され、少く
    とも一方が伝達されるべき信号の位相又は振幅の
    調整のための信号処理装置を有する少くとも3つ
    の信号チヤンネル、 及び前記導電性液体物質が基本位置にありかつ
    前記信号処理装置が適切に調整されているときに
    得られた基本測定信号が妨害及び非平衡信号に関
    して少くとも実質的に平衡にされるように前記信
    号チヤンネルによつて伝達された信号間に逆作用
    をさせるための装置を備えたことを特徴とする電
    磁測定装置。 2 特許請求の範囲第1項の電磁測定装置におい
    て、前記送信コイルおよび前記受信コイルは電気
    的に遮蔽されていることを特徴とする電磁測定装
    置。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の電
    磁測定装置において、前記送信コイルと前記受信
    コイルの導体は絶縁されて金属外装内に収納され
    ており、該金属外装は短絡されていないことを特
    徴とする電磁測定装置。 4 特許請求の範囲第1項から第3項までの内の
    いずれか1項に記載の電磁測定装置において、逆
    作用を発生するための前記装置および測定信号を
    発生するための前記装置は前記信号チヤンネルに
    より送り出され信号チヤンネルの少くとも一つで
    処理された信号を結合するための結合装置を含
    み、それにより測定信号を示す差信号が得られる
    ことを特徴とする電磁測定装置。 5 特許請求の範囲第4項に記載の電磁測定装置
    において、少くとも1つの第1の信号チヤンネル
    が少くとも1つの受信コイルから受信信号を送り
    出すように配置されており、第2の信号チヤンネ
    ルが送信コイル側からの送信信号を送り出すよう
    に配置されることを特徴とする電磁測定装置。 6 特許請求の範囲第5項に記載の電磁測定装置
    において、少くとも2つの受信コイルに発生され
    2つの第1の信号チヤンネルにより送り出された
    信号を加算しそれにより合成受信信号を発生する
    加算装置を含むことを特徴とする電磁測定装置。 7 特許請求の範囲第6項に記載の電磁測定装置
    において、前記加算装置は前記少くとも2つの受
    信コイルを信号で共同作用するように結合するた
    めの装置を含むことを特徴とする電磁測定装置。 8 特許請求の範囲第5項に記載の電磁測定装置
    において、少くとも2つの受信コイルに発生さ
    れ、2つの第1の信号チヤンネルにより送り出さ
    れた信号を減じ、合成受信信号を発生するための
    減算装置を含むことを特徴とする電磁測定装置。 9 特許請求の範囲第8項に記載の電磁測定装置
    において、前記減算装置は前記少くとも2つの受
    信コイルを信号で逆作用的に結合するための装置
    を含むことを特徴とする前記電磁測定装置。 10 特許請求の範囲第4項に記載の電磁測定装
    置において、第1の信号チヤンネルが少くとも1
    つの第1の受信コイルから第1の受信信号を送り
    出すように配置され、第2の信号チヤンネルが少
    くとも1つの第2の受信コイルから第2の受信信
    号を送り出すように配置されていることを特徴と
    する電磁測定装置。 11 特許請求の範囲第1項から第3項までのい
    ずれか1項に記載の電磁測定装置において、1方
    の信号チヤンネルが第1の送信コイルに送信信号
    を送り出すように配置され、他方の信号チヤンネ
    ルが第2の送信コイルに送信信号を送り出すよう
    に配置されており、逆作用を発生させるための前
    記装置は送信コイルに発生した交流磁場が前記少
    くとも1つの受信コイルにおいて互いに逆作用を
    するような送信信号を送信コイルに与えるための
    装置を含むことを特徴とする電磁測定装置。 12 特許請求の範囲第1項から第5項までのい
    ずれか1項に記載の電磁測定装置において、少く
    とも3つの信号チヤンネルを含み、その3つの信
    号チヤンネルのうち第1および第2の2つは同じ
    型の信号を送り出すように配置され、前記2つの
    信号チヤンネルの少くとも一方は信号処理装置を
    含んでおり、第3の信号チヤンネルは送信コイル
    側から送信信号を送り出すように配置されてお
    り、かつ信号処理装置を含み、逆作用を発生する
    ための前記装置は選択的な2つの様態にしたがう
    ような作用を発生するために配置されており、第
    1の様態は第1の量の平衡測定のため前記2つの
    信号チヤンネルにより送り出された信号の間の逆
    作用であり第2の様態は前記第3の信号チヤンネ
    ルにより送り出された送信信号と前記少くとも1
    つの受信コイルから得られた信号との間の第2の
    量の測定のための逆作用であることを特徴とする
    電磁測定装置。 13 特許請求の範囲第12項に記載の電磁測定
    装置において、第1の信号チヤンネルが少くとも
    1つの第1の受信コイルから第1の受信信号を送
    り出すように配置され、第2の信号チヤンネルが
    少くとも1つの第2の受信コイルから第2の受信
    信号を送り出すように配置され、逆作用を発生す
    るための前記装置と測定信号を発生するための前
    記装置は前記送り出された第1と第2の受信信号
    を結合するための第1の結合装置を含み、その結
    果第1の量に関する第1の測定信号を示す第1の
    差信号が得られ、前記2つの装置はさらに和信号
    を発生するために前記第1と第2の受信信号を加
    える加算装置と送り出された送信信号と前記和信
    号を結合するための第2の結合装置を含み、それ
    により第2の量に関係した測定信号を表す第2の
    差信号が得られることを特徴とする電磁測定装
    置。 14 特許請求の範囲第13項に記載の電磁測定
    装置において、前記加算装置は送り出された第1
    と第2の受信信号を結合し和信号を得る第3の結
    合装置を含むことを特徴とする電磁測定装置。 15 特許請求の範囲第13項に記載の電磁測定
    装置において、前記加算装置は前記第1および第
    2の受信信号を共同作用的に結合するための変換
    器を含むことを特徴とする電磁測定装置。 16 特許請求の範囲第12項に記載の電磁測定
    装置において、逆作用を発生するための前記装置
    は前記選択的な2つの様態にしたがうような作用
    を制御して与えるために配置され、前記装置は第
    1の様態において第3の信号チヤンネルにより送
    り出された信号を無効にするための第1の制御装
    置と第2の様態において前記逆作用を共同作用に
    変えるための第2の制御装置を含み、それにより
    第1の様態において第1の量が測定され、液体が
    第1の基本位置にあり前記2つの信号チヤンネル
    の前記信号処理装置が適当に調整されている時前
    記第1の量に関して得られた第1の基本測定信号
    が実質的に平衡にされ、その結果第2の様態にお
    いて第2の量が測定され、液体が第2の基本位置
    にあり第3の信号チヤンネルの前記信号処理装置
    が適当に調整されている時第2の量に関して得ら
    れた第2の基本測定信号が実質的に平衡にされる
    ことを特徴とする電磁測定装置。 17 特許請求の範囲第16項に記載の電磁測定
    装置において、逆作用を発生するための前記装置
    と測定信号を発生するための前記装置は第3の信
    号チヤンネルにより送り出された信号と前記少く
    とも1つの受信コイルから得られた信号を結合す
    るための第1の結合装置を含み、前記第1の制御
    装置は第1の様態において第3の信号チヤンネル
    により送り出された信号を選択的に無効にするよ
    うに配置され、それによりこの場合に得られる測
    定信号は前記少くとも1つの受信コイルから得ら
    れる信号にほとんど依存しないことを特徴とする
    電磁測定装置。 18 特許請求の範囲第17項に記載の電磁測定
    装置において、第1の信号チヤンネルが少くとも
    1つの受信コイルから第1の受信信号を送り出す
    ように配置され、第2の信号チヤンネルが少くと
    も1つの第2の受信コイルから第2の受信信号を
    送り出すように配置されており、逆作用を発生さ
    せるための前記装置と測定信号を発生するための
    前記装置は前記送り出された第1および第2の受
    信信号を結合するための第2の結合装置を含み前
    記少くとも1つの受信コイルから得られる信号を
    発生することを特徴とする電磁測定装置。 19 特許請求の範囲第1項に記載の電磁測定装
    置において、前記各コイルの軸は実質的に平行で
    あることを特徴とする電磁測定装置。 20 特許請求の範囲第1項から第19項の内の
    いずれか1項に記載の電磁測定装置において、前
    記コイルは実質的に平面になつていることを特徴
    とする電磁測定装置。 21 特許請求の範囲第19項又は第20項に記
    載の電磁測定装置において、前記コイルは互いに
    分離されて配置され重ならないことを特徴とする
    電磁測定装置。 22 特許請求の範囲第19項又は第20項に記
    載の電磁測定装置において、前記コイルの軸は一
    致することを特徴とする電磁測定装置。 23 送信信号を供給するための交流電源と、 交流磁場を発生するために該交流電源から送信
    信号が供給される少くとも1つの送信コイルと、
    前記交流磁場を感知し該交流磁場に依存して受信
    信号を発生する2以上の受信コイルとが設けられ
    てなる送受信コイル対と、 前記交流電源及び前記受信コイルに接続され、
    前記交流電源からの送信信号及び前記受信コイル
    からの受信信号をそれぞれ検知して測定信号を発
    生するための装置とからなり、 前記2種類のコイルは前記受信コイルにより感
    知されるべき交流磁場が該容器、管等の中に含ま
    れた高温導電性液体の距離にしたがつて変化する
    ように前記容器、管等の壁に配置され、前記距離
    を高温下で電磁測定する装置において、 前記送信コイル及び前記受信コイルは前記容器
    の内側の耐火性ライニング内に分離して配置され
    た1巻きあるいは数回巻きのコアのないコイルで
    あつて、そのコイルの軸が容器、管等の方に向い
    ており、 更に前記交流電源及び前記測定信号発生装置の
    間であつて前記送受信コイル対を含む回路部分
    と、前記交流電源及び前記測定信号発生装置の間
    であつて前記送受信コイルを含んだ回路と平行に
    設けられた回路部分とにそれぞれ配置され、少く
    とも一方が伝達されるべき信号の位相又は振幅の
    調整のための信号処理装置を有する少くとも2つ
    の信号チヤンネル、 及び前記導電性液体物質が基本位置にありかつ
    前記信号処理装置が適切に調整されているときに
    得られた基本測定信号が妨害及び非平衡信号に関
    して少くとも実質的に平衡にされるように前記信
    号チヤンネルによつて伝達された信号間に逆作用
    をさせるための装置を備えたことを特徴とする電
    磁測定装置。
JP5857077A 1976-05-20 1977-05-20 Electromagnetic device for measuring quantity on conductive liquid Granted JPS537359A (en)

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