JPH034663A

JPH034663A - ハードコピー装置

Info

Publication number: JPH034663A
Application number: JP1138870A
Authority: JP
Inventors: Seishi Kageyama; 景山　聖之; Katsunori Hirata; 平田　克紀
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-05-31
Filing date: 1989-05-31
Publication date: 1991-01-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、たとえば電話回線を介して受信したファク
シミリ情報を選択的にプリント出力することが可能なフ
ァクシミリ装置などのハードコピー装置に関する。

（従来の技術）一般に、ファクシミリ装置では、電話回線などを介して
受信したすべてのファクシミリ情報をプリント出力（ハ
ードコピー出力）するようになっている。このため、こ
の種の装置では、ファクシミリ情報の重要度や必要度な
どにかかわらず、ファクシミリ用紙の使用量が増え、保
守および用紙の使用に対し大きな費用を要していた。特
に、一般家庭においては、ダイレクトメールなどの受信
回数が多いため、非常に不経済なものとなっていた。

そこで、受信したファクシミリ情報を一旦記憶し、その
情報を画像モニタに表示するようにしたファクシミリ装
置が実用化されている。この装置によれば、画像モニタ
上で選択された情報のみをプリント出力することにより
、保存や記録の不要な情報、または−度見るだけですむ
ような情報によるファクシミリ用紙の無駄な使用を防止
できる。

このため、プリント出力の枚数が減り、経済的である。

しかしながら、上記同様の機能を一般家庭などにおいて
実現するために、ファクシミリ情報の表示用に専用の画
像モニタを設けた場合、その設置場所および設置費用が
必要となるという点で問題があった。

（発明が解決しようとする課題）上記したように、従来のハードコピー装置にあっては、
画像モニタの設置場所および設置費用を必要とするとい
う欠点があった。

そこで、この発明は、専用の画像モニタを不要とし、し
かも必要な画像情報のみを選択的にプリント出力するこ
とができる経済的なハードコピー装置を提供することを
目的としている。

［発明の構成コ（課題を解決するための手段）上記の目的を達成するために、この発明のハードコピー
装置にあっては、受信した画像情報を記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶されている画像情報をプリント
出力する出力手段と、前記記憶手段に記憶されている画
像情報をテレビジョン信号に変換してテレビジョン受像
機に送信する送信手段と、前記テレビジョン受像機に表
示される画像情報にもとづいて前記出力手段の出力動作
を指示する指示手段とから構成されている。

（作用）この発明は、上記した手段により、一般の家庭用テレビ
ジョン受像機を画像モニタとして用いることが可能とな
るため、専用のモニタを設置する場所およびそれにかか
る費用を不要とすることができるものである。

（実施例）以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図は、この発明のハードコピー装置として、たとえ
ばファクシミリ装置の構成を概略的に示すものである。

第１図において、たとえば電話回線を送信されてくるフ
ァクシミリ情報（画像情報）は、ファクシミリ装置１０
で受信される。このファクシミリ装置１０で受信された
ファクシミリ情報は、電話機２０を介してファクシミリ
受信機３０に送られる。

このファクシミリ受信機３０では、切換器３１によって
音声受話器４０と信号処理部３２とが切換えられること
により、電話機２０からのファクシミリ情報が信号処理
部３２に送られる。信号処理部３２では、受けたファク
シミリ情報に周知の復調処理々（施される。この信号処
理部３２で復調されたファクシミリ情報は、ディジタル
データとなって画像メモリ（記憶手段）３３に記憶され
る。

上記画像メモリ３３は、たとえば半導体メモリ、磁気デ
ィスク装置、またはイレーザブル（書き換え可能な）光
デイスク装置などの記憶メディアによって構成されてい
る。

画像メモリ３３に記憶されたファクシミリ情報（ディジ
タルデータ）は、制御処理部３４の制御によってプリン
ト部（出力手段）３５に送られる。

このプリント部３５に送られたファクシミリ情報は、フ
ァクシミリ用紙上にハードコピーされる。

そして、プリント出力としてファクシミリ装置１０外へ
排出される。

また、画像メモリ３３に記憶されたファクシミリ情報は
、制御処理部３４の制御によって無線送信部（送信手段
）３６に送られる。無線送信部３６では、受信したファ
クシミリ情報に変調処理などが施される。すなわち、フ
ァクシミリ情報は、通常のテレビジョン（Ｔ　Ｖ）信号
と同じＮＴＳＣ（Ｎａｔｉｏｎａｌ　　Ｔｅｌｅｖｉｓ
ｉｏｎＳｙｓｔｅｍ　　Ｃｏｍｍ１ｔｔｅｅ）信号、つ
まりＴＶベースバンド信号に一度は変換され、その後に
ＲＦ　（ｒａｄｉｏ　　ｆ　ｒｅｑｅｎｃｙ）方式に変
換される。そして、室内に設置されているアンテナ部（
ＴＶアンテナ）５０に向けて無線送信される。

アンテナ部５０で受信された無線送信信号は、復調され
て画像モニタとしてのＴＶ受像機６０により表示される
。このＴＶ受像機６０としては、一般の家庭などにある
通常のＴＶ受像機が利用される。

一方、上記ファクシミリ装置１０には、たとえば無線通
信または光通信によるリモートコントロール用の出力制
御部（指示手段）７０が付属される。この出力制御部７
０は、使用者のマニュアル操作により、上記ＴＶ受像機
６０における表示画像の処理を無線によって指示するも
のである。すなわち、使用者によるＴＶ受像機６０に近
接しての表示画面の観察にもとづく、所要画面の選択表
示、拡大／縮小表示、移動表示、およびプリント出力、
または廃棄などの制御情報が出力されるようになってい
る。

上記出力制御部７０からの制御情報は、ファクシミリ受
信機３０内の制御情報受信部３７により受信される。こ
の制御情報受信部３７で受信された制御情報は、複合処
理が施される。この制御情報受信部３７で複合処理され
た制御情報は、前記制御処理部３４に供給される。制御
処理部３４では、前記出力制御部７０の指示にしたがっ
て、画像メモリ３３からのファクシミリ情報の読み出し
、削除、プリント部３５への出力などが行われる。

次に、上記のような構成において、所要のファクシミリ
情報をプリント出力する際の動作について説明する。

たとえば今、使用者がＴＶ受像機６０の表示画面を近接
して観Ｍｊシている状態において、マニュアル動作によ
って出力制御部７０が操作されたとする。すると、出力
制御部７０より対応する制御情報がファクシミリ受信機
３０に対して出力される。この制御情報は、制御情報受
信部３７を介して制御処理部３４に供給される。

ここで、上記制御情報として、所要画面の選択表示が指
示されたとする。すると、この指示に応じたファクシミ
リ情報、たとえば次画面に対応するファクシミリ情報が
画像メモリ３３より読み出される。このファクシミリ情
報は、無線通信部３６を介してアンテナ部５０に送信さ
れる。これにより、別の画像が前記ＴＶ受像機６０に表
示出力される。

また、制御情報として、拡大／縮小表示または移動表示
が指示された場合には、それぞれの処理が制御処理部３
４において行われる。そして、拡大／縮小または移動の
処理が行われたファクシミリ情報が、無線通信部３６を
介してアンテナ部５０に送信されることにより、対応す
る画像が前ＨＥ　Ｔ　Ｖ受像機６０に表示出力される。

さらに、制御情報として、廃棄が指示されると、ＴＶ受
像機６０で指示されている画像に対応するファクシミリ
情報が削除される。すなわち、プリント出力の必要性が
ない画像については、廃棄処理が行われる。

一方、前記ＴＶ受像機６０に画像が表示出力されている
状態において、制御情報として、プリント出力が指示さ
れたとする。すると、表示されている画像に対応するフ
ァクシミリ情報が画像メモリ３３からプリント部３５へ
送られる。これにより、前記ＴＶ受像機６０の画面に表
示されているのと同じ画像がハードコピーとしてプリン
ト出力される。したがって、ＴＶ受像機６０の表示画面
の観察によってプリント出力の必要性ありと判断された
画像のみを、ファクシミリ用紙を使用して出力させるこ
とができる。

なお、前記ＴＶ受像機６０の表示画面に表示されている
いないにかかわらず、任意の画像をプリント出力できる
ようにしても良い。

上記したように、一般の家庭にある通常のＴＶ受像機を
画像モニタとして利用できるようにしている。これによ
り、専用の画像モニタが不要となるとともに、必要な画
像のみを選択的にプリント出力することが可能である。

したがって、画像モニタの設置場所および設置費用など
を必要とすることなく、非常に経済的な装置とすること
ができるものである。

また、出力制御部による制御情報の送信を光または無線
などのリモートコントロールに・より行うようにしてい
る。このため、必要とする画像の選択が容易に行い得る
ものである。

なお、上記実施例においては、ファクシミリ装置とＴＶ
受像機とが離れた場所に設置される場合を仮定して、Ｔ
Ｖ受像機に対するファクシミリ情報の送信を無線通信に
より行うようにしたが、これに限らず、たとえば光通信
、もしくはケーブルなどを用いた有線などでも可能であ
る。また、同様に、ファクシミリ装置に対する出力制御
部からの制御情報の送信を有線により行うようにしても
良い。

さらに、図面では受信部についてのみ示しているが、フ
ァクシミリ情報を他のファクシミリ装置に送信するため
の送信部を備えるものにも適用可能なことはいうまでも
ない。

その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変型実施可能なことは勿論である。

［発明の効果］以上、詳述したようにこの発明によれば、般の家庭など
にある通常のＴＶ受像機を画像モニタとして利用できる
ようになるため、専用の画像モニタを不要とし、しかも
必要な画像情報のみを選択的にプリント出力することが
できる経済的なハードコピー装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例であるファクシミリ装置の
構成を概略的に示すブロック図である。１０・・・ファクシミリ装置、３０・・・ファクシミリ
受信機、３３・・・画像メモリ（記憶手段）、３４・・
・制御処理部、３５・・・プリント部（出力手段）３６
・・・無線送信部（送信手段）、６０・・・ＴＶ受像機
、７０・・・出力制御部（指示手段）。

Claims

【特許請求の範囲】受信した画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている画像情報をプリント出力
する出力手段と、前記記憶手段に記憶されている画像情報をテレビジョン
信号に変換してテレビジョン受像機に送信する送信手段
と、前記テレビジョン受像機に表示される画像情報にもとづ
いて前記出力手段の出力動作を指示する指示手段とを具備したことを特徴とするハードコピー装置。