JPH0346196Y2 - - Google Patents

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JPH0346196Y2
JPH0346196Y2 JP7169188U JP7169188U JPH0346196Y2 JP H0346196 Y2 JPH0346196 Y2 JP H0346196Y2 JP 7169188 U JP7169188 U JP 7169188U JP 7169188 U JP7169188 U JP 7169188U JP H0346196 Y2 JPH0346196 Y2 JP H0346196Y2
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JP
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lever
throttle lever
recess
throttle
connecting member
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JP7169188U
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Fertilizing (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、内燃機関を動力源として液体の供
給、注入、分配、散布等を行う液体取扱作業機
械、特に、薬液や肥料を土壌中へ注入するための
土壌注液機、薬液を周囲の樹木等へ散布するため
の薬液散布機等の作業機械に関する。
従来の技術 従来のこのような作業機械では、例えば、作業
者が機械を手押しするために把持するハンドル等
に、内燃機関を制御するためのスロツトルレバー
と、タンクやポンプ等の液体供給源からの液体流
路を開閉するための開閉コツクのコツクレバーと
をそれぞれ互に別々に作動させるように設け、作
業者はハンドルを押す等しながらスロツトルレバ
ー及びコツクレバーを別々に操作し、機関出力の
制御及び液体送出の制御を行うように構成されて
いる。
考案が解決しようとする課題 このような従来の技術では、スロツトルレバー
及びコツクレバーをそれぞれ個別に操作するため
に制御に時間がかかり、夫々を適正に制御するま
でにかなり大きな時間差があり、コツクレバーを
先に開くと液体の均等配分が阻害されたり、また
スロツトルレバーを先に開くと液体の無配分箇所
が発生したり、これ等の不都合の対策としてスロ
ツトルレバー及びコツクレバーを連動させても、
コツクレバーの開度に対するスロツトルレバーの
最適開度範囲が使用する内燃機関やポンプの種類
等によつて相違するために、完全な解決策とはな
らない等の不都合があつた。
そこで、本考案は上述したような従来の技術の
不都合を取除くと共に簡単で便利な形の液体取扱
作業機械を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案によれば、内燃機関を制御するためのス
ロツトルレバーと、液体供給源からの液体流路を
開閉するための開閉コツクのコツクレバーとを有
する液体取扱作業機械は、スロツトルレバーをコ
ツクレバーの下側面に近接して同軸状に且つ互に
独立に回動可能に配置し、前記コツクレバーの前
記下側面に凹部を形成し、前記スロツトルレバー
に連結部材を取付けて該連結部材の上端部を前記
凹部中に配置し、且つ前記凹部の側面から該凹部
中へ突出して該凹部中での前記連結部材の遊動間
隔を調整する調整部材を前記両レバー間に設けた
構成を特徴とする。
作 用 従つて、本考案の上記構成によれば、調整部材
を操作することによつてスロツトルレバー及びコ
ツクレバーの連動範囲を簡単に調整し、両レバー
の連動関係を最適状態に維持することができる。
実施例 次に、本考案を図面の実施例に基づいて説明す
る。
図示した実施例は、本考案を土壌注液機に適用
した例であり、第1図及び第2図に示すように、
土壌注液機を押して走行させるために作業者が把
持するハンドル1にコツク本体2がボルト3で固
定されている。前記コツク本体2はその内部を貫
通する液体流路4を形成しており、該流路4の一
端部5はポンプやタンク等の薬液、肥料等の液体
供給源(図示せず)へ連結され、前記流路4の他
端部6は、液体を土壌中へ注入するための複数個
の液体注入管を設けたロータ(図示せず)へ連結
されるようになつている。前記コツク本体2は弁
体7を回動可能に取付けており、該弁体7は、前
記コツク本体2の流路4を横断するように延び
て、該流路4を流通する流体の流れを遮断するよ
うに配置される。更に、前記弁体7は、前記コツ
ク本体2のの流路4と整合し得るように通穴8を
形成しており、前記弁体7を回動して、前記通穴
8を前記コツク本体2の流路4に整合させること
によつて、流体を前記コツク本体2の一端部5か
ら他端部6へ流通させることができる。また、前
記コツク本体2の流路4に対する前記弁体7の通
穴8の整合の程度を調節することによつて流路4
を流通する液体の量を調節することもできる。
前記弁体7の上半部9は、第2図に示すように
前記コツク本体2の上端部10から外方へ突出し
ている。前記弁体7の上半部9の上方部分に横方
向へ延びるコツクレバー11がナツト12で固定
されている。前記コツクレバー11は、使用中に
作業者によつて操作され、前記弁体7がコツク本
体2の流路4を完全に閉じる全閉位置、即ち第1
図に示すコツクレバー11の位置と、前記弁体7
の通穴8がコツク本体2の流路4と完全に整合す
る全開位置、即ち第1図のコツクレバー11の位
置から時計方向へ約90度回動した位置との間を移
動することができる。
更に、前記弁体7の上半部9は、前記コツクレ
バー11の下で、該コツクレバー11の下側面1
3及び前記コツク本体2の上端部10の間にスロ
ツトルレバー14を遊嵌しており、該スロツトル
レバー14は、前記コツクレバー11の下側面1
3に当接する押え部材15、及び前記スロツトル
レバー14と前記押え部材15の間に作用する板
ばね16によつて、前記弁体7に対して同軸状に
且つ離脱不能にしながら独立に任意の位置に回動
し得るように取付けられている。前記押え部材1
5の周囲壁部分17は、前記スロツトルレバー1
4の最大回動範囲を規制するように形成されてい
る。前記スロツトルレバー14は、前記コツクレ
バー11から下方へ小さい間隔をもつて離間され
てほぼ平行に横方向へ延び、コツクレバー11の
長さよりも短い長さを以て形成されている。更
に、前記スロツトルレバー14は、ボーデンワイ
ヤ18によつて内燃機関の気化器のスロツトル弁
(図示せず)へ連結されており、前記スロツトル
レバー14は通常は第1図に示す位置、即ち内燃
機関をアイドリング状態に維持する位置に維持さ
れ、第1図の位置から時計方向へ回動されるにつ
れてスロツトル弁を開き、内燃機関をアイドリン
グ状態から増速して機体の走行を開始したり、液
体供給ポンプを作動させたりするようになつてい
る。
前記コツクレバー11は、前記弁体7の上半部
9に近い下側面13の部分に、下方へ開いた凹部
19を形成している。一方、前記スロツトルレバ
ー14、前記はコツクレバー11の凹部19の直
下に位置する部分に連結部材20を設けている。
該連結部材20は、第3図に最良に示すように、
前記スロツトルレバー14を上下に貫通し、該ス
ロツトルレバー14の横方向ねじ穴に螺合された
ねじ21、押しばね26ボール27、及びサーク
リツプ28によつて、前記スロツトルレバー14
に上下位置可変に保持されている。通常作業中、
前記連結部材20の上端部22は、前記コツクレ
バー11の凹部19内へ延びて配置され、前記連
結部材20の上端部22は、前記凹部19の側面
23及び24の内側面の間隔Sよりかなり小さい
寸法の横幅Wを有するように形成されている。前
記コツクレバー11は、その凹部19の一方の側
面23(第1図で見て右側)から前記凹部19中
へ突出する調整ねじ25を調整部材として螺着し
ており、該調整ねじ25は、それを前記凹部19
内へねじ込むことによつて、該凹部19内での前
記連結部材20と前記コツクレバー11との間の
遊動間隔Pを調整し、それにより、特にスロツト
ル弁の高速側開度の調整をすることができる。即
ち、コツクレバー11を第1図をみて時計方向へ
回動する時、調整ねじ25が連結部材20の上端
部22に当接するまでの間は、スロツトルレバー
14は回動せず、内燃機関をアイドリング状態に
維持しているが、コツクレバー11が更に時計方
向へ回動されて、スロツトルレバー14が調整ね
じ25に押されて一緒に連動して時計方向へ回動
すると、内燃機関は増速される。このように、コ
ツクレバー11とスロツトルレバー14との連動
範囲及び連動開始時期は、調整ねじ25を適当に
調整することによつて簡単に行われ、内燃機関の
回転数とコツク本体2からの液体の送出及び遮断
の時期との関係を機械の使用目的に最良に合致せ
ることができる。図示した実施例、即ち土壌注液
機では、好ましくは、コツクレバー11の約90度
の回動に対してスロツトルレバー14が約35度の
角度だけ回動し得るように設定される。また、連
結部材20を第3図の位置から下げ、その上端部
22をコツクレバー11の凹部19から下方へ抜
き出すことによつて、コツクレバー11及びスロ
ツトルレバー14の連動を解除して個別に回動
し、内燃機関系統及び液体送出系統をそれぞれ個
別に試運転したりすることができる。
考案の効果 以上説明した本考案の構成により、本考案は、
単に調整部材を操作することによつて内燃機関の
回転数とコツク本体2からの液体の送出及び遮断
の時期との関係等を機械の使用目的に最良に合致
せることができ、また連結部材はコツクレバーの
下側でその凹部内に配置させるので機械の外見が
すつきりし且つ秀れたデザイン性をもつ等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る液体取扱作業装置の一実
施例を示す要部平面図、第2図は第1図の−
矢視要部断面図、そして第3図は第1図の−
矢視要部断面図である。 11……コツクレバー、13……コツクレバー
の下側面、14……スロツトルレバー、19……
スロツトルレバーの凹部、20……連結部材、2
2……連結部材の上端部、23,24……凹部の
側面、25……調整部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関を制御するためのスロツトルレバー
    と、液体供給源からの液体流路を開閉するための
    開閉コツクのコツクレバーとを有する液体取扱作
    業機械において、スロツトルレバー14をコツク
    レバー11の下側面13に近接して同軸状に且つ
    互に独立に回動可能に配置し、前記コツクレバー
    の前記下側面に凹部19を形成し、前記スロツト
    ルレバーに連結部材20を取付けて該連結部材の
    上端部22を前記凹部中に配置し、前記凹部の側
    面23から該凹部中へ突出して該凹部中での前記
    連結部材の遊動間隔Pを調整する調整部材25を
    前記両レバー間に設けたことを特徴とする液体取
    扱作業機械。
JP7169188U 1988-06-01 1988-06-01 Expired JPH0346196Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7169188U JPH0346196Y2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01

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JP7169188U JPH0346196Y2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01

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Publication Number Publication Date
JPH01176724U JPH01176724U (ja) 1989-12-18
JPH0346196Y2 true JPH0346196Y2 (ja) 1991-09-30

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