JPH0346185A - 磁気記憶素子 - Google Patents

磁気記憶素子

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Publication number
JPH0346185A
JPH0346185A JP1183053A JP18305389A JPH0346185A JP H0346185 A JPH0346185 A JP H0346185A JP 1183053 A JP1183053 A JP 1183053A JP 18305389 A JP18305389 A JP 18305389A JP H0346185 A JPH0346185 A JP H0346185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
coil
magnetic
stripe domain
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1183053A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuharu Hidaka
檜高 靖治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP1183053A priority Critical patent/JPH0346185A/ja
Publication of JPH0346185A publication Critical patent/JPH0346185A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は不揮発性の超高密度固体磁気記憶素子に関する
(従来の技術) 膜面に垂直方向を強磁性体(フェリ磁性体を含む)膜に
存在するストライプドメインの周囲のブロッホ磁壁(以
下、磁壁と称する)中に作った相隣る2本の垂直ブロッ
ホライン(以下、VBLと称する)からなるVBL対を
情報記憶単位として用いる磁気記憶素子においては、高
密度記憶を可能にするためVBL対を磁壁の運動によっ
て誘起されるジャイロ力を利用して転送する方式が望ま
しい。
この転送方式においては、VBL対の安定転送を得るた
め、ストライブドメイン磁壁土にVBL対間隔を一定に
保つように、また1ビツトずつ選択転送できるようにビ
ット間障壁を付加する。その理由は1)VBL対の転送
の一方向性を保証するため、2)VBL対転送を妨げる
ストライプドメイン保持層の磁気的不均一の影響を軽減
するため、3)VBL対転送条件に余裕度を与えるため
などである。
さらに該ストライプドメインの磁壁運動を生じさせるた
め、素子形成領域にストライプドメイン保持層面に垂直
方向に均一なパルスバイアス磁界を印加することが必要
である。該パルスバイアス磁界を印加するにはストライ
ブドメイン保持層の中で、情報担体であるVBL対を安
定化させている領域(ストライブドメインを配列してい
る領域)に均一なパルスバイアス磁界を印加できるよう
にコイルを設置する必要がある。このコイルは断面積を
大きくし過ぎると、必要な磁界を発生するのに大きな電
流を必要とし、また、コイルの自己インダクタンスが大
きくなってしまい、立上がりが急峻な磁界を発生するの
に非常に高い電流電圧を必要とすることになる。このた
め、コイルの形状を可能な限り小さくし、さらに磁界発
生効率をよくするためには、なるべくコイル面をストラ
イブドメイン保持層に密着させて設置するのが望ましい
従来、外付はコイルが利用されていたが、上述のような
仕様を再現性よく満足することが非常′に難しかった。
(発明が解決しようとする問題) 外付はコイルは膜面とコイル断面とを一致させて配置す
ることが非常に難しい技術であった。ブロッホラインメ
モリで利用しているVBL対はパルスバイアス磁界の大
きさに敏感に影響を受けるので、素子動作の余裕度を大
きくしようとすると、コイルを精度よく設置することが
重要になる。
本発明は、上述のような従来の欠点を除去してメモリ動
作の安定性を増加した磁気記憶素子を提示することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明では、パターン形状技術を使って、パルスバイア
ス磁界印加用コイルをストライブドメイン保持層上に寸
法精度よく定められた位置に設置していることを特徴と
する磁気記憶素子を提示している。
本発明は上述の構成を取ることにより、従来技術の問題
点を解決し、素子特性が優れた磁気記憶素子を提示して
いる。
(作用) VBL対を利用したブロッホラインメモリでは各種動作
に必要な局所磁界を導体パターンに与えた電流によって
発生している。したがって、ストライブドメイン保持層
上には各種電流のための多層構造導体パターンを各層間
に絶縁層を入れながら配置している。この各種電流用多
層導体パターンマスクにVBL対駆動駆動用パルスバイ
アス磁界生するためのコイルのパターンマスクも同時に
入れておく。素子部のみを取り囲むコイル形状にし、各
種電流用の導体パターンのリード線はスルーホールによ
って、−コイルの最上面まで引き上げ、そこからコイル
の外へ出しておく。こうすることにより、不必要な領域
に磁界を与えることなく必要領域のみに有効に磁界を加
えることが可能になり、消費電力、印加電流電圧を必要
以上に高くする必要がなくなるので、小型化、低消費電
力化に適合した素子を得ることが可能になる。
(実施例1) 第1図は本発明により、形成した導体パターンの断面を
示している。導体層はこの例では、図に示す3.4.5
.6の4層で、各導体層間には絶縁層を配置しである。
また、必要に応じてスルーホールを通して異なる層間の
接続をしている。各導体層からのリード線はスルーホー
ルを通して7まで膜面に垂直方向に引き出す。そのレベ
ルからチップ周辺のポンディングパッド9ヘリード線を
導く。このように工夫することにより、VBL対転退転
送路む素子主要部に均一なパルスバイアス磁界が加える
コイルを、各導体層用のマスクにコイル形状用の導体パ
ターンマスクを配置しておくことにより、第1図に8で
示すコイルが自動的に形状される。第2図は以上の方法
で形状したコイルの概略図である。コイルを形状する各
線輪3’、 4’、 5’、 6’は導体パターンの3
、4.5.6とそれぞれ同一マスクに入っている。10
は層間絶縁層。各線輪は層間絶縁層のスルーホールを通
して接続されている。11.11’はコイルのリード線
である。このコイルのリード線である。このコイルの中
に第3図に示す導体パターン部がすっぽりと収まった形
状になる。各導体パターン層のリード線7が膜面垂直方
向に層間絶縁層に開けたスルーホールを通して膜面法線
方向に引出され、コイルの上面の上を絶縁層を介して横
切り、ポンディングパッドに接続されている。
(実施例2) 第4図は本発明により、形威した導体パターンとコイル
の相対位置関係を導体パターン層の断面図上に示してい
る。導体層はこの例では、図に示す3゜4、5.6の4
層で、各導体層間には絶縁層を配置しである。また、必
要に応じてスルー、ホールを通して異なる層間の接続を
している。各リード線はそのままチップ周辺のポンディ
ングパッド9に接続する。その上に平坦化プロセスを利
用してフラット面を形威し、その上にVBL対転退転送
路む素子主要部に均一なパルスバイアス磁界を加えるコ
イルとして所定のターン数をもつコイルを形成する。
こうすることにより、VBL対転退転送路む素子主要部
に均一なパルスバイアス磁界が加えることができる。第
4図に8で示すコイルを形成する。この方法の特徴はコ
イルのターン数を導体パターンの層の数とは独立に決め
られる所にある。
(発明の効果) 本発明により、この磁気記憶素子の最大の課題の一つで
あったマイナーループであるストライブドメイン磁壁に
均一なパルスバイアス磁界を精度よく与えることができ
るようになり、VBL対を安定性よく1ビツトずつ選択
転送することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成例におけるパルスバイアス磁界印
加用コイルと導体パターンとの相対位置関係を示した図
、第2図はコイルの例を詳細に示した図、第3図は素子
用の多層導体パターンの概略図、第4図は本発明の他の
構成例を示す図。 図において、 1ニスドライブドメイン保持層基板、2ニスドライブド
メイン保持層、3.4.5.6:素子に各種局所磁界を
印加する多層導体パターン層、7:導体パターンのリー
ド線、8:パルスバイアス磁界発生コイル、9:ポンデ
ィングパッド、10:各導体パターン層間の絶縁層、1
1゜11′:コイルのリード線、12:各層間接続用導
体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  情報の読み出し、書き込み、蓄積の機能を備えてなる
    磁気記憶素子において、膜面に垂直な方向を磁化容易方
    向とする強磁性体膜(フェリ磁性体膜も含む)に存在す
    るストライプドメインの周辺のブロッホ磁壁中に作った
    相隣合う2つの垂直ブロッホラインからなる垂直ブロッ
    ホライン対を記憶単位として用いる磁気記憶素子におい
    て、該強磁性体膜表面上の素子部を取り囲む位置にパル
    ス磁界発生コイルが積層形成されてあることを特徴とす
    る磁気記憶素子。
JP1183053A 1989-07-14 1989-07-14 磁気記憶素子 Pending JPH0346185A (ja)

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JP1183053A JPH0346185A (ja) 1989-07-14 1989-07-14 磁気記憶素子

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JP1183053A JPH0346185A (ja) 1989-07-14 1989-07-14 磁気記憶素子

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Publication Number Publication Date
JPH0346185A true JPH0346185A (ja) 1991-02-27

Family

ID=16128915

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1183053A Pending JPH0346185A (ja) 1989-07-14 1989-07-14 磁気記憶素子

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JP (1) JPH0346185A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5748523A (en) * 1992-09-10 1998-05-05 National Semiconductor Corporation Integrated circuit magnetic memory element having a magnetizable member and at least two conductive winding

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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