JPH0346000A - 乗物用模擬音発生装置 - Google Patents

乗物用模擬音発生装置

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JPH0346000A
JPH0346000A JP18088889A JP18088889A JPH0346000A JP H0346000 A JPH0346000 A JP H0346000A JP 18088889 A JP18088889 A JP 18088889A JP 18088889 A JP18088889 A JP 18088889A JP H0346000 A JPH0346000 A JP H0346000A
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JP18088889A
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Tsuneyuki Egami
常幸 江上
Yoji Higashiyama
東山 陽治
Masanori Kato
正典 加藤
Makoto Asai
真 浅井
Kunio Kanamaru
邦郎 金丸
Masahide Ono
大野 正英
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Toyota Motor Corp
Soken Inc
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Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、音の特徴パラメータから音を合威する装置で
、特に車両の乗物で感じる各程合を横桟的に発生して、
乗物音の評価・シュミレーショ〉に、あるいは、娯楽の
ための遊技用乗物の動作着発生装置等として使用できる
乗物用模擬音発生装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車の車室内には種々の騒音が感じられる。
例えば、エンジンから発生するエンジン音や、層面とタ
イヤの接触部より発生するロードノイズイボデイを通過
する空気の流れにより発生する風りり音などがその代表
例である。
これらの音から成る車内騒音は、運転者や他Q乗具に心
理的に不快な影響を与えるために、車pの品質の重要な
要素のひとつである。従って、4内騒音のうち不快な成
分は低減させ、逆に快<13しる成分は増大させること
により車両の感性品鵞が向上するという観点にたち、車
内騒音を改良することか必要となってきている。
従来、上記改良をする際は車室内騒音を録音尋で録音し
、この録音した音を無響室にてパネラ−に試聴させる心
理的実験による評価を行なって、その結果を踏まえて車
両を改造し、再度同様の評価をするという繰り返しを行
なっていた。
しかし、この評価方法では無響室でパネラ−が評価する
ので、走行中の車内に居る状態ではなく、視感から得ら
れる情報や体感による加速度や振動がパネラ−の心理に
与える影響が異なるため、車内騒音の改良は困難を極め
ている。
さらに、改良を加えた後に再評価を実施するので、前回
の評価から今回の評価までに期間がかかるため、改良サ
イクルが長くなってしまうという問題があった。
また、模擬音を発生させるためには、スペクトルが時間
的に変化し、周期性を持つ任意波形を、ディジタル信号
処理により、実時間で発生する任意波形発生装置とも言
える模擬音発生装置が必要である。
ところで、従来のディジタル信号処理により、任意波形
を発生する方法には、■発生させようとする任意波形を
A/D変換し、このディジタル量を記憶し、その記憶デ
ータをD/A変換して再生するもの、■PCM、■Δ変
調、■フーリエ変換■線形予測、■C3Mの様に一度、
原音を分析してパラメータを抽出し情報量を圧縮して記
憶し、その記憶データから分析の逆フィルタを用いて再
生するものなどがある。
一方、人間の聴覚が周波数分析と密接に関連しているこ
とや、発生の際にパラメータ間の補間を行なう時には、
周波数領域でのパラメータの方が補間特性が良いことが
知られており、周波数領域でのパラメータから発生波形
を制jnすることが容易な装置が望まれている。このう
ち周波数領域のパラメータから信号波形を発生し時間的
にスペクトル制御が容易な装置の主なものとして、逆フ
ーリエ変換や、複合正弦波合成がある。
逆フーリエ変換法の場合、高速に実行できるディジタル
信号プロセッサTMS32020を用いても256点の
FFTが訳3+msかかり、実時間処理が要求される応
用では実行速度が追いつかなく発生する信号の帯域の上
限が制限される。複合正弦波合成法は複数の正弦波の和
で波形を合成する方法であるが、合成するためのパラメ
ータ情報は複数個の正弦波の振幅と周波数のペアであり
、位相情報がないため任意波形を発生することができな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
そのために、本発明が解決しようと、することは、車両
の運転状態に単心して任意の模擬音を発生することがで
き、しかも模擬音の変更や調整の容易な乗物用模擬音発
生装置を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
このために本発明は、乗物の運転状態を検出する運転状
態検出手段、 合成音の基となる一組の合成パラメータ
を複数組記憶しており瞬時にランダムアクセス可能なパ
ラメータ記憶手段、前記一組の合成パラメータから前記
合成音の信号を合成する合成手段、 前記運転状態検出手段により検出した運転状態を把握し
て前記パラメータ記憶手段に記憶した複数組の合成パラ
メータのうちの一組の合成パラメータを前記合成手段に
指示する制御手段、および前記合成手段からの前記合成
音の信号で模擬音を再生するスピーカを備えたものであ
る。
(作用〕 上記構威においては、ランダムにアクセスすることので
きるパラメータ記憶手段から、運転状態に応じ一組の合
成パラメータを瞬時に取出して、この合成パラメータに
よって模擬音を合成できるから、運転状態の時々刻々の
変化に単心した模擬音が再生できる。
しかも、パラメータ記憶手段に記憶している合成パラメ
ータのデータを更新するだけで、異なる任意の音を再生
できるから、乗物の種類が変わったり、異なる音にした
い場合にはソフトウェアの変更で対応することができる
〔発明の効果〕
本発明においては、乗物の操作に応じて瞬時に任意の音
を発生させることができ、かつ、音の変更が容易である
ため、一種類の模擬音発生装置でタイプの異なる種々の
乗物に応じた模擬音を発生でき、乗物の騒音や警報音の
評価用シュミレータや、娯楽のための乗物用シュミレー
タ(模擬車両)等を容易に構成できる。
又、本発明の他の構成は、関数メモリ手段、乗算累積手
段、ディジタルアナログ変換手段を用いて、異なった複
数の関数の重ね合わせとしての任意波形の値を逐次計算
して出力するものである。
そして、それにより本発明は周波数領域での制御が容易
で、一組の合成パラメータだけで任意波形が合成され、
この合成パラメータを複数組記憶しておくことにより、
任意波形を連続して次々に実時間で発生することができ
るものである。
〔実施例〕
第1図は本発明の装置を車両に搭載した模式図で、lは
車両内で運転操作される機器で、この場合はエンジンと
しである。2は本発明の模擬音発生装置、301,30
2,303は車両に取り付けたスピーカ(SP)で模擬
音発生装置2で駆動され模擬音を発する。
次に模擬音発生装置2の構威について第2図を用いて説
明する。なお、この実施例では関数として正弦波を用い
ている。従って、異なった複数の正弦波の重ね合わせと
して任意波形を発生する。
第2図において、4は車両内機器の運転状態を検出する
運転状態検出手段で詳細は公知のため図示しないが例え
ば、エンジン(E/G)の回転数・吸気管圧力・車速・
加速量などでもって運転状態を表す、さらに、エンジン
回転数は図示しない点火装置の駆動信号の一周期を計数
して、その計数値の逆数として求める。さらに、吸気管
圧力は図示しない公知の半導体式圧力センサを用いてエ
ンジンの吸気管の圧力を絶対圧で検出して求める。
圧力センサの出力が電圧信号の場合は、図示しないが公
知のA/D変換器でディジタル量に変換する。また加速
量は吸気管圧力とエンジン回転数の2次元マツプから得
られる吸入空気量をエンジン回転数で割算をして求めた
エンシフ1回転当たりの吸入空気量をもとにその微分値
により求める。
また車速は図示しないがスピードメータを駆動するメー
タケーブルの回転を公知のリードスイッチ型のセンサで
検出する。
5は後述する制御手段、6はパラメータ記憶手段で、ラ
ンダムアクセスメモリなどで構威し、エンジン音とロー
ドノイズと風切り音などの3種類の音に関する合成パラ
メータが同一のフォーマットで記憶されている。7は合
成手段で、制御手段5から現在の車両内機器lの運転状
態を指示され、その運転状態に対応した合成すべき3種
の音についてそれぞれ一組ずつの合成パラメータをパラ
メータ記憶手段6から読み取り、エンジン音とロードノ
イズと風切り音の3種の音を合威し各スピーカ301,
302.303を駆動する。
次に、第2図に示した制御手段5の構成について第3図
を用いて説明する。第3図において、51はマイクロコ
ンピュータ(以下CPLIと呼ぶ)で、例えば日立製の
HD68HCOOOを使用し、本装置の制御や演算を行
なう。52はリードオンリメモリ(以下ROMと呼ぶ)
で、CPU51が実行するプログラムやデータが格納し
てあり、例えば富士連装のMBM27C64を使用する
。53はランダムアクセスメモリ(以下1’?AMと呼
ぶ)で、CPU51がプログラムを実行する際のワーキ
ング用のメモリとして使用され、例えば日立製HM62
64を用いる。54はフロッピーディスクコントローラ
(以下FDCと呼ぶ)で、例えば富士連装M88.87
7Aを使用する。このフロッピーディスクコントローラ
54は、CPU51にて制御され、フロッピーディスク
ドライブ(以下FDDと呼ぶ〉55を介して図示してい
ないフロッピーディスクに格納されている合成パラメー
タを読み出す。そして、前述のCPU51が前記合成パ
ラメータを第2図のパラメータ記憶手段6へ転送スる。
56は入出力インタフェースで、第2図の運転状態検出
手段4で検出された各運転状態信号のデータがこのイン
タフェース56を介してCPU51に読み込まれる。5
7はデータ転送等に必要なパスラインである。
次に、第2図に示したパラメータ記憶手段6の構成につ
いて第4図を用いて説明する。第4図において61は正
弦波の振幅情報(振幅データともいう)を記憶する振幅
メモリ、62は正弦波の周波数情報を記憶する周波数メ
モリである。また、63は正弦波の位相情報を記憶する
位相メモリで、64は帯域分割フィルタの振幅情報を記
憶するノイズ振幅メモリである。これらのメモリ61,
62.63および64は、それぞれデュアルポートメモ
リ構成となっており、例えば富士連装MB8422を使
用する。各メモリ61,62,63゜64の第一のボー
トは、前述の制御手段5とパスライン57で接続されて
おり、第二のボートはパスライン65で第2図の合成手
段7と接続されている。
次に、各メモリ61,62,63.64のデータ構成を
第5図を用いて説明する。振幅メモリ61と周波数メモ
リ62と位相メモリ63とノイズ振幅メモリ64は第一
のボートからみると、そのアドレスマツプはリニアに配
置してあり、振幅メモリ61は相対アドレス0OOOO
OHから、周波数メモリ62は相対アドレス00300
0Hから、位相メモリ63は相対アドレス006000
Hから開始し、ノイズ振幅メモリ64は相対アドレス0
09000Hから開始し、それぞれ12にバイトの容量
となっている。振幅メモリ61と周波数メモリ62と位
相メモリ63とノイズ振幅メモリ64はそれぞれ同一の
データ構成である。そして、振幅メモリ61を例にとる
と、アドレスの先頭から32バイトごとのブロックデー
タが合計351ブロック分(AMPI−AMP351)
記憶できる。351ブロツクにしたのは、エンジン回転
数でOrpmから700Orpmまでを2Orpmステ
ップずつ区切りをつけて運転状態を把握し、この運転状
態に応じて波形を変えるためである。
この各ブロックには、データ当たり2バイトの16デー
タが記憶できる。先頭のブロックデータであるAMPI
を例にとると、16個のデータ(AMPI−1〜AMP
I−16)が存在する。この振幅メモリ61と周波数メ
モリ62と位相メモリ63に記憶した合成パラメータか
ら任意波形、つまり特にこの場合は車内音のうちの周期
音を合成する。そしてそのためには、振幅メモリ61と
周波数メモリ62と位相メモリ63の同一番号のブロッ
クデータを使用する。すなわち、i番目のブロックから
周期音5i(t)を合成するには振幅パラメータAMP
iのデータと周波数パラメータFREQiのデータと位
相パラメータPHAStのデータとから次式にて合成す
る。
ここで、jは第5図の各メモリのブロックデータ内の1
6個のデータの番号である。すなわち、第5図では35
1個のブロックが存在するから、第5図に示す合成パラ
メータから、351個の周期音信号が合成できる。しか
も、各周期音信号は16本の線スペクトルからなる。
ノイズ振幅メモリ64は、振幅メモリ61.周波数メモ
リ621位相メモリ63とは使用する目的が異なり、単
に帯域分割フィルタ群の利得を決定するためのものであ
る。第5図に示した各メモリ61,62,63.64の
相対アドレスはパラメータ記憶手段の第一のボートから
みたアドレスでアドレスマツプはリニヤに配置しである
。一方、第二のボートからみたアドレスは振幅メモリ6
1゜周波数メモリ622位相メモリ63.ノイズ振幅メ
モリ64共に同一のアドレス上に配置しである。
なお、第5図に示したメモリマツプはエンジン音とロー
ドノイズと風切り音のうちのエンジン音に関するもので
、他の2種の音はこのエンジン音と同一構成のため図示
を省略した。
次に、第2図に示した合成手段7の構成について第6図
を用いて説明する。第6図において、701は合成手段
を作動させる基準のクロック信号を発生する16MHz
の水晶振動子をもちいた公知の発振器で、たとえばTD
C30BCI6MHz(NDK社製)を用いる。なお、
発振器701には図示しない公知の分周器が含まれてお
り16MHを分周した各種のクロック信号を発生する。
702は公知のカウンタで発振器701のクロック信号
のうちIMHzのクロック信号を4ビツトで計算する。
カウンタ702の計数内容j′は第5図に示したパラメ
ータ記憶手段6の振幅メモリ61と周波数メモリ62と
位相メモリ63とノイズ振幅メモリ64のブロックデー
タ内の16個のデータの番号jと次式の関係となってい
る。
j=J’+1           ・・・・・・弐−
2すなわち、カウンタ702の計数内容j′が0のとき
は、ブロックデータの1番と対応じている。
703は制御手段5のパスライン57に接続されて制御
手段5から指示される運転状態を記憶して、この運転状
態の内容をパラメータ記憶手段6のパスライン65に出
力する公知のラッチで、たとえば5N74LS373 
(TI社製)を使用する。704は第1の加算器で、例
えば5N74LS83(TI社製)を使用し、一方の入
力はパスライン65に接続され、パラメータ記憶手段6
の周波数データが入力され、他方の入力は後述の第1の
ラッチ群713の出力が接続されて、この両人力の加算
を行なう。705は公知の比較器で、例えば5N74L
S85 (TI社製)を使用して、一方の入力は第1の
加算器704の出力が接続され、他方の入力は第1の定
数回路706と接続されてこの両人力の大小比較を行な
い、第1の加算器704の出力が第1の定数回路706
の値より大きくなった時に比較信号を出力する。707
は第2の加算器で、例えば5N74LS83 (TI社
製)を使用し、一方の入力は第1の加算器704の出力
が接続され、他方の入力は第2の定数回路708と接続
されて、この両人力の加算を行なう。第2の定数回路7
08の定数値は第1の定数回路706の定数値の符号が
反転した値となるようにあらかじめ設定されている。
709は第1のバッファで、例えはSN74 LS24
4(TI社製)を使用し、第1の加算器704の出力が
接続される。710は第2のバッファで、例えば5N7
4LS244 (TI社製)を使用し、第2の加算器7
07の出力が接続される。
711は第3のバッファで、例えばSN74 LS24
4(TI社製)を使用し、パスライン65が接続され、
パラメータ記憶手段6の位相データが人力される。71
2は切り換えタイミング回路で第1のバッファ709と
第2のバッファ710と第3のバッファ711のいずれ
かのバッファをアクティブにする。713は多チャンネ
ルf1Mの第1のラッチ群で、たとえば5N74LS3
74(TI社製)を使用し、本実施例ではパラメータ記
憶手段6のブロンク当たりのデータ数であるところの1
6データにあわせて16チヤンネルのラッチ群を構成し
ており、16チヤンネルのラッチのいずれかのチャンネ
ルのみがアクティブになり、複数のチャンネルが同時に
アクティブになることはない。
714は正弦波メモリで、512にビットのリードオン
リメモリ(ROM)であるMBMB27C512(富士
通型)を10個使用して、正弦波の一周期分のデータを
312500点分記憶してある。1点のデータは符号付
き16ビツトの2の補数表現で構成しである。
715は乗算累積器で、例えば3M5810(NPC社
製)を使用する6乗算累積器715の一方の入力はパス
ライン65に接続され、パラメータ記憶手段6の振幅デ
ータが入力される。もう一方の入力は正弦波メモリ71
4に接続されてsin演算の結果が入力される。乗算累
積器715はこの再入力データの乗算累積を行なう。
716はディジタル−アナログ変換器(以後D/Aと呼
ぶ)で、乗算累積器715のディジタル出力データをア
ナログ信号に変換するもので、例えばDAC80(バー
ブラウン社製)を使用する。
717はカウンタ702の計数データと発振器701の
16MHzのクロック信号から各種タイミング信号を作
成する54179回路である。
71Bは公知のランダムバイナリジェネレータ(以下R
BGと呼ぶ)で例えばCG742L(NF社製)を用い
て周期がランダムな矩形波を出力する。719は公知の
バターワース型ローパスフィルタ(以下LPFと呼ぶ)
で例えば5R−4BL(NF社製)を使用してRBGl
 1 Bの出力が入力されて、ホワイトノイズを出力す
る。720は1/3オクターブのバンドパスフィルタ群
(以下BPF群と呼ぶ)で、例えばバイパスフィルタ5
R−4FHとローパスフィルタ5R−4FL(ともにN
F社製)からなり、帯域分割数は16チヤンネルとしで
ある。721は第2のラッチ群で、例えば5N74LS
374 (TI社)を使用して16チヤンネルのラッチ
群を構成し、その入力はパスライン65に接続しである
。722は可変利得増幅器(以下VGAと呼ぶ)群で、
例えばAD526(AD社製)を使用する。
723はアナログ加算器で、オペアンプを使用した公知
の加算回路を用いてVGA群722の出力(帯域分割数
が16チヤンネル)をすべて加算する。724は前段が
オペアンプを使用した公知の加算回路で後段がTA72
22AP (来旨製)の音響用リニアICを用いた公知
のアンプで、D/A716の出力信号とアナログ加算器
723の出力信号を加算し、さらに電力増幅をしてスピ
ーカの1つである例えばスピーカ303を駆動する。
なお第6図に示した合成手段7はエンジン音やロードノ
イズや風切り音のうちの一つを合成するもので、他の音
の合成に関しては同一構成のため構成説明を省略した。
次に上記一実施例の作動について説明する。
今、走行中の車両10の車室内でエンジン音を発生する
ことを考える。車両10がエンジン回転数200Orp
m+で定速走行中とすると、運転状態検出手段4により
このエンジンlの回転数が検出される。制御手段5は、
第3図のROM52に格納しであるプログラムにより、
運転状態検出手段4で検出されたエンジン回転数を人出
力インタフェース56を介して読み取り、20rpm単
位で標本化して(2000/20=100)パスライン
57を介して第6図の合成手段7に「エンジン回転数と
しての100の値」を指示する。つまり、制御手段5は
、発生しようとする任意波形の番号(番号はOから35
0まであり、−例として100とした)をパスライン5
7を介して合成手段7のラッチ703に指示する。この
指示を受けた合成手段7はラッチ703(第6図)によ
り任意波形の番号値100を記憶するとともにパスライ
ン65に出力する。なお、第5図の如くブロックデータ
の1つ(AMPI)は任意波形の1つの波高値に対応じ
ている0発振器701から出力する1MHzのクロック
信号を計数するカウンタ702は4ビツトカウンタの構
成であるから、計数値の初期状態がOからLus毎に1
ずつ増えて最大15まで計数し、次のll1s後の計数
で0となる繰り返し計数を行ない、パスライン65に1
μs毎にO〜15までのデータを繰り返し出力する。こ
の第6図のラッチ703の出力データとカウンタ702
の出力データとは、パラメータ記憶手段6の振幅メモリ
61.周波数メモリ621位相メモリ63及びノイズ振
幅メモリ64の第二のボートの相対アドレス(第二のボ
ートからみたアドレスは各メモリ共、同一アドレス上に
配置しである)を決定するもので、そのビット構成はカ
ウンタ702の出力データがA1−A4の4ビツトで、
ラッチ703の出力データがA5〜A13の9ビツトと
しである。したがって、0〜350まである任意波形の
番号の1つ(例えば100)を記憶しているラッチ70
3のラッチデータをDatal  (任意波形番号デー
タ〉とし、0〜15の16個のデータを繰り返し出力す
るカウンタ702の出力データを口aLa2とすると、
カウンタ702の計数内容j′はブロックデータ内の1
6個のデータの番号jとj=j’ +1の関係があり、
よって、Da ta2はデータの番号jに関連するから
、第二のボートの相対アドレスAddrは次式となる。
Addr= (Data I X 16 +Data2
 ) X 2−式−3つまり、任意波形のブロックの位
置と、ブロックデータ内の16個のデータの番号jとが
判明すればAddrが決定できる。
したがって、エンジン回転数が2000rp−で(任意
波形の番号は前述の如く100とした)、カウンタ70
2の計数値がOのときは、アドレスAddrの値は10
0X16X2となり、16進数で000 C80Hとな
り、パラメータ記憶手段6のブロック番号は101番が
選択される。そして、合成手段7は振幅メモリ61のA
MP 101と、周波数メモリ62のFREQI 01
と、位相メモリ63のPHAS 101のデータを用い
て周期音合成をし、ノイズ振幅メモリ64のN0IZI
O1のデータを用いて不規則音合成をする。
まず、周期音合成について以下に述べる。第6図の合成
手段7のカウンタ702の計数値とラッチ群713のラ
ッチデータとは、初期状態では共にOとなっており、第
1のバッファ709と第2のバッファ710はインアク
ティブで第3のバッファ711のみアクティブとなって
いる。この時に前述の如くエンジン回転数の瞬時値が2
000「p−で任意波形の番号を100としたときのア
ドレスである000C80Hがパラメータ記憶手段6に
与えられて、位相データPHASIOI−1がパスライ
ン65に乗り、第3のバッファ711に入力されてラッ
チ群713の第1チヤンネルにラッチされる。このラッ
チデータがラッチ群713より出力される。ラッチ群7
13の出力データは正弦波メモリ714のアドレスを決
定するように構成されており、その出力データは第1の
加算器704の一方の入力ならびに正弦波メモリ714
に送られる。
ラッチ群713の出力データであるアドレス(位相デー
タにより決定されたアドレス)から、正弦波メモリ71
4は正弦波データ(ある1つの波高の瞬時値データ)を
乗算累積器715に送る。
一方バスライン65からは振幅メモリ61のデータAM
PIOI−1が送られ、この振幅データを受は取った乗
算累積器715はこの振幅データと前述の正弦波データ
との乗算を行なう。この時、タイミング回路717の指
示により、カウンタ702の計数値がOであることを知
らされた乗算累積値715は単に乗算をした結果のデー
タを記憶するのみであり、D/A716にデータを出力
しない。以上の実行を1tISで行ない、この間カウン
タ702の計数値はOから1になっている。
次にカウンタ702が計数を1つ増加して計数値が2に
なると、第1のラッチ群713はタイミング回路717
からの指示により第2チヤンネルのみがアクティブにな
る。その結果、パスライン65に乗っている位相データ
PHAS 101−2が、第3のバッファ711に入力
されて第1のラッチ9113の16あるチャンネルのう
ちの第2チヤンネルにラッチされる。この第2チヤンネ
ルにラッチされたデータから、正弦波メモリ14は正弦
波データ(波高の瞬時値)を乗算累積器715に送り、
乗算累積器715はこのデータとパスライン65から送
られてくる振幅メモリ61のデータAMPIOI−2と
の乗算を行ない、この乗算結果(瞬時値データ)と前回
の記憶していた乗算結果のデータを加算して記憶する。
この操作をカウンタ702の計数値が15を越えるまで
繰り返すと、乗算累積器715の記憶データは、16個
の振幅データと16個の位相データとを使って16回の
乗算と15回の加算(計数値Oのときは加算しない)を
行った結果のデータ(波高の瞬時値の合計で、これも波
高値である。)となる。しかし、この間D/A716に
出力していない。また、第1のラッチ群713の16個
ある各チャンネルには正弦波メモリ714に与えた各デ
ータの各アドレスがラッチされている。この時点から1
μs経過すると、カウンタ702はIMH2のクロック
信号により計数値が15から元のOになる。
カウンタ702の計数値が15から元の0になるタイミ
ングでD/A716は乗算累積器715の記憶データ(
1つの波高値)を取り込み、アナログデータに変換して
、アンプ724に出力する。
この結果、スピーカ301にはある値をもった電圧が印
加される。この−例の動作は16μsの時間で実行され
る。なお、前述の式−1において、時間tが0のときは
2π/ 5 X F RE Q i −jの項は関係な
くなるので、振幅データAMPと位相データPRASの
みが使用されたのである。
カウンタ702の計数値がOになると、次の16μs期
間が開始し、上記動作を再度繰り返すのであるが、初期
状態とは異なり(初期状態では計数値0のときは第3の
バッファ711のみアクティブ)、第1のバッファ70
9がアクティブ状態となり、第3のバッフ1711はイ
ンアクティブ状態となる。このとき、第2のバッファ7
10はインアクティブ状態のままである。
また、第1のラッチ群713の各チャンネルには前回の
16μs期間での正弦波メモリ714に出力したデータ
のアドレスPHASIQI−1(iは第1のラッチ群7
13の各チャンネル番号に対応)が記憶されているので
、第1の加算器704の一方の入力には前回の16μs
期間での位相データPHASIOI−1が入力されてい
る。
第1の加算器704の他方の入力にはパラメータ記憶手
段6の周波数メモリ62のデータFREQIOI−1が
入力され、この再入力データPHAS101−1および
FREQIOI−1の加算値が第1の加算器704から
出力される。この出力データは第1のバッファ709を
介して第1のラッチ群713の第1チヤンネルにラッチ
される。
このラッチされたデータは正弦波メモリ714のアクセ
スアドレスであり、前回のアドレスに周波数データFR
EQIOI−1の分だけ加算されたアドレスとなってい
る。正弦波メモリ714には312500点の波高値デ
ータが記憶されており、周波数データFREQI O1
−1の値が100であれば(後述のfdが100であれ
ば)、第1のラッチ群713の第1チヤンネルのラッチ
データによる正弦波メモリ714のアクセスアドレスは
16μs毎に100ずつ増加してゆくので、31250
0点の°波高値データをもつ正弦波メモリ714を16
μs毎に100点飛びにアクセスすることになり正弦数
メモリ714に記憶された正弦波の一周期(2π分)を
3125回(1回16,1/S)でアクセスすることに
なる。従って、この正弦波メモリ714からは、−周期
が16μ5X3125回−50m5 (すなわち20H
z)の正弦波のデータを得ることがてきる。つまり、2
000rpn+で一定としたときのエンジン回転数に対
応する周期音は、この場合、20Hzの正弦波形となる
第1のう・フチ群713の残りのチャンネル2〜16も
第1チヤンネルと同様に正弦波メモリ714のアクセス
すべきアドレスを示すので、この残りのチャンネル2〜
16からは、周波数メモリ62に記憶したFREQIO
I−2からFREQIol−16に対応した周波数の正
弦波のデータを得ることができる。
なお、周波数メモリ62に記憶したデータ(f d)と
周波数(F)との関係は、 であるから、次式となり、(fd)が変われば周波数が
それに比例して変化し、これが周期音の特徴である。
F = r d x 10 ’ / (312500x
16) ・・−・・・式−4従って、第5図の1つのブ
ロックデータの中の16個の周波数データ(FREQj
−i、i =1・・・16)から得られた正弦波データ
(波高の瞬時値)に、それぞれ振幅メモリ61の16個
の振幅データ(AMPj−i、i=1・・・16)を乗
算して、すべて加算することで、式−1の演算をなし得
る。16μs期間が繰り返される毎に、第1のラッチ群
713の各チャンネルのラッチデータは周波数メモリ6
2のFREQIOI−1のブロックデータの値ずつ増加
する。このとき、第1のラッチ群713の各チャンネル
のラッチデータが312500を越えると、つまり16
μSを3125回繰り返すと正弦波メモリのアドレス範
囲を越えてしまう。そこで、第1のラッチ群713が第
1の加算器704の出力データをラッチする前にこの第
1の加算器704の出力データと第1の定数(3125
00)とを比較する。この比較の結果、もし、第1の加
算器704の出力データが第1の定数回路706の定数
よりも小さい場合は、第1のバッファ709はアクティ
ブのままで、第1のラッチ群713は第1の加算器70
4の出力データをラッチする。逆に、第1の加算器70
4の出力データが第1の定数回路706の定数よりも大
きい場合は、第1のバッファ709はインアクティブと
なり第2のバッファ710がアクティブとなる。このと
き、第2の加算器707は、第1の加算器704の出力
データと第2の定数回路708の定数とを加算し、この
加算データを第2のバッファ710を介して第1のラッ
チ群713に出力している。しかし、第2の定数回路7
08の定数が−312500としであるので、第2の加
算器707の出力データは、第1の加算器704の出力
データから312500を減算した値となる。したがっ
て、第1のラッチ群713がラッチするデータは常にO
〜312500までの値となる。
以上の−ようにして、乗算累積器715は六−1の計算
結果を16μs毎にD/A716に出力する。つまり、
16μs毎に任意波形の中の1つの波高値信号がD/A
716に出力される。このため、時間の進行につれて、
D/A716の出力から周期音信号を表わす任意波形の
波高値が16μs毎に次々と連続して出力され、スピー
カから周期音が再生される。
次に不規則音信号の合成について述べる。なお、不規則
音とは、例えばエンジンの回転数の上昇と共に周波数の
高くなる周期音とは異なり、エンジン回転数に周波数が
関係のない音をいう。ラッチ703とカウンタ702と
から出力された式−3に対応したアドレスは、パスライ
ン65を介してパラメータ記憶手段6へ送られることは
周期音信号の合成ですでに述べた。このアドレスはノイ
ズ振幅メモリ64にも与えられ、16μS期間の間にカ
ウンタ702が計数をする毎に、ノイズ振幅メモリ64
の16個のデータが第2のう・7チ群721の16個の
チャンネルにそれぞれラッチされる。一方、RBG71
8で発生した信号は周期がランダムな矩形波であるので
、その信号の振幅変化の確率分布は矩形波のハイレベル
への立上り点とローレベルへの立下り点の所で密になっ
ている。
そこで、この信号をLPF719に入力しているので、
LPF719の出力信号の振幅変化の確率分布はガウス
分布(正規分布)となる、従って、LPF719の出力
信号はホワイトノイズ(周波数fによらず一定のスペク
トルレベルをもつ白色雑音)となる。
LPF719の出力信号をBPF群720の16個のバ
ンドパスフィルタに入力しているので、BFP720か
らは夫々の帯域が1/3オクターブの帯域分割ノイズが
16個出力される。なお、BPF群は前にも述べたよう
に、バイパスフィルタとローパスフィルタとからなり、
帯域分割数は16チヤンネルとしである。この16個の
帯域分割ノイズがそれぞれVGA群722の16個のV
GA (可変利得増幅器)にてそれぞれ増幅される。コ
ノとき、VGA群722の16個(7)VGAの利得は
前述の16チヤンネルのラッチ群を持った第2のラッチ
群721にラッチしであるデータ(ノイズデータ)で決
定される。これにより、VGA群722の16個のアナ
ログ信号の利得はノイズデータで夫々決定される。そし
て、この16個のアナログ信号はアナログ加算器723
により加算されるので、アナログ加算器723の出力信
号は帯域が1/3オクターブ毎に分割された16帯域で
かつ帯域毎に利得レベルがノイズ振幅メモリ64に格納
されたブロックデータで決定された信号となる。
このアナログ加算器723の出力信号である不規則音信
号とD/A716から出力される周期音とがAMP?2
4で加えられてパワー増幅されてスピーカ303からエ
ンジン回転数に比例した周波数をもつ周期音と、エンジ
ン回転数には周波数が関係せず、利得レベルのみが関係
する不規則音とが合成されたエンジン音が発生する。こ
のときの車両のエンジン回転数は200Orpmで一定
値である。この状態から車両の運転状態が変わり、エン
ジン回転数が別の値となると、運転状態検出手段4によ
り新しい運転状態が検出され、その運転状態であるエン
ジン回転数に対応した上述の作動が行われるので、スピ
ーカ303から発生するエンジン音はエンジン回転数に
追従する。なお、この際、音が変化する時にクリック音
が生じるので、これを防止するために、ブロックパラメ
ータの各位相情報を設定する際に合成波形がゼロから始
まりゼロで終わる周期波形となる様にしておくと良い。
以上述べた実施例においては、合成手段7により車内音
は、エンジンの回転数のみを制御パラメータとしたエン
ジン音の発生を示したが、第5図に示したパラメータ記
憶手段6のメモリを1ページとみなして、このようなペ
ージ数を増やすとともに、ページに対応した運転状態信
号(例えば加減速信号)をもエンジン音の制御情報とし
て追加しても良い。このためには、例えば第5図に示し
たパラメータ記憶手段6のメモリはエンジン回転数で3
51のブロックのいずれかを選択し、さらにページ数を
5ページにして、各ページを加速量として減速・定常・
緩加速・中加速・急加速の各状態に対応させても良い。
また、車内音の合成方法として、車内音をスペクトル領
域で周期音と不規則音に分解して、周期音を複数の正弦
波の波高値の加算による合成をし、不規則音をフィルタ
バンク合成とし、両者をアナログ加算して合成したが、
車内音を高速フーリエ変換して得たフーリエ係数をパラ
メータとしてパラメータ記憶手段に記憶し、このデータ
を逆フーリエ変換して合成してもよい、また、車内音か
らPARCOR係数を求めて、これをパラメータとして
パラメータ記憶手段に記憶し、このデータからPARC
OR合威をして合成い。また、LPG(線形予測符号化
法)、LSP(線スペクトル対合酸)、C3M(複合正
弦波合成)を合成方法として採用してもよい。
また、上述の実施例ではパラメータ記憶手段として半導
体メモリを使用したが、磁気や光を使用した記憶装置で
もよい。
また、上述の実施例では合成音をエンジン音とロードノ
イズと風切り音としたが、ディフィレンシャルギャーノ
イズやミッションギヤーノイズを発生させてもよい。
なお、本発明の実施例は次のような構成と利点を持つ。
a0合合成パラメータ振幅情報と位相情報と周波数情報
とを少なくとも含み、前記パラメータ記憶手段は、複数
のアドレスに前記振幅情報と位相情報と周波数情報とが
ストアされたランダムアクセスメモリからなり、前記運
転状態検出手段は少なくとも前記乗物のエンジン回転数
を検出して、このエンジン回転数に応じた信号を前記制
御手段に送り、該制御手段は前記パラメータ記憶手段の
中の前記エンジン回転数に応じた信号によって決定され
た前記アドレスの中から前記合成パラメータを取出して
前記合成手段に該合成パラメータを指示し、前記エンジ
ン回転数に比例した周波数の周期的な模擬音を表わす周
期的模擬音信号を前記合成手段内にて合成し、この信号
から周期的な模擬音を前記スピーカから再生するように
構成されている。
b、前記合成パラメータの中に、更にノイズ情報が含ま
れており、該ノイズ情報に応じた振幅を持ち、かつ、前
記エンジン回転数には無関係な周波数を持つ不規則音を
表わす不規則音信号を前記合成手段にて合成して、この
不規則音信号を前記周期的模擬音信号に加算して、この
加算した信号から前記エンジンの前記模擬音を再生する
ように構成されている。
C1前記乗物用模擬音発生装置を、乗物となる自動車に
搭載し、該自動車の路上での走行における運転状態を前
記運転状態検出手段によって検出し、前記自動車の室内
に設けた前記スピーカを用いて、前記走行中に前記エン
ジンの音を前記室内に再生するように構成されている。
そして、これにより、 a′、エンジン回転数に比例した周波数特性を持つ周期
的な任意の波形をもつ模擬音を運転状態に応じて再生で
きる。
b′、エンジン回転数に応じてアクセスされる合成パラ
メータの中にノイズ情報を含ませることにより、エンジ
ン回転数の変化につれて振幅は変化するが、周波数がエ
ンジン回転数に無関係な不規則音を表わす信号を発生さ
せることができ、−層現実的なエンジン音を再生できる
c′、実際の走行中の自動車に搭載することにより、該
自動車の騒音評価をより正確に出来る。
この場合、騒音対策した音の比較的静かな自動車に本装
置を搭載し、異なる自動車の騒音を現実的に評価できる
更に、自車の騒音に新たな騒音を追加して、静かに走行
するように設計された自動車をスポーツ感覚のあふれた
自動車にイメージチェンジすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例を車両に搭載した模式
図、第2図は前記一実施例装置の更に具体例を示す全体
ブロック図、第3図は第2図に図示したブロックの中の
制御手段のブロック構成図、第4図は第2図のパラメー
タ記憶手段のブロック構成図、第5図は第4図のパラメ
ータ記憶手段の詳細なメモリマツプ図、第6図は第2図
の合成手段のブロック構成図である。 4・・・運転状態検出手段、6・・・パラメータ記憶手
段、7・・・合成手段、5・・・制御手段、301・・
・スピーカ、713・・・ラッチ手段、714・・・関
数メモリ手段、715・・・乗算累積手段2716・・
・ディジタルアナログ変換手段。 02 慎 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乗物の運転状態を検出する運転状態検出手段、合
    成音の基となる一組の合成パラメータを複数組記憶して
    おり瞬時にランダムアクセス可能なパラメータ記憶手段
    、 前記一組の合成パラメータから前記合成音の信号を合成
    する合成手段、 前記運転状態検出手段により検出した運転状態を把握し
    て前記パラメータ記憶手段に記憶した複数組の合成パラ
    メータのうちの一組の合成パラメータを前記合成手段に
    指示する制御手段、および前記合成手段からの前記合成
    音の信号で模擬音を再生するスピーカを備えた乗物用模
    擬音発生装置。
  2. (2)前記合成手段は、 前記パラメータ記憶手段から取出された合成パラメータ
    のうちの位相情報と周波数情報とを所定時間毎に次々と
    記憶するラッチ手段(713)、所定の関数のデータを
    記憶しており、前記ラッチ手段(713)からの信号に
    応じて前記所定の関数の波高値信号を出力する関数メモ
    リ手段(714)、 前記関数メモリ手段(714)の出力である前記波高値
    信号に前記パラメータ記憶手段からの前記振幅情報を乗
    算して、この乗算結果を累積する乗算累積手段(715
    )、および該乗算累積手段からのディジタル信号を前記
    模擬音を表わすアナログ信号に変換するディジタルアナ
    ログ変換手段(716)を備える請求項1記載の乗物用
    模擬音発生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212616A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Toshiyuki Kogure 車両の擬似音発生装置
JP4738452B2 (ja) * 2008-08-06 2011-08-03 三菱電機株式会社 加熱調理器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212616A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Toshiyuki Kogure 車両の擬似音発生装置
JP4598686B2 (ja) * 2006-02-08 2010-12-15 小暮 敏行 車両の擬似音発生装置
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