JPH0345690Y2 - - Google Patents

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JPH0345690Y2
JPH0345690Y2 JP5916186U JP5916186U JPH0345690Y2 JP H0345690 Y2 JPH0345690 Y2 JP H0345690Y2 JP 5916186 U JP5916186 U JP 5916186U JP 5916186 U JP5916186 U JP 5916186U JP H0345690 Y2 JPH0345690 Y2 JP H0345690Y2
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living body
blood pressure
air
compression device
air supply
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、血圧測定に際して用いられる圧迫装
置の改良に関するものである。
従来技術とその問題点 一般に、血圧測定に際しては、生体の一部に巻
き付けられ、空気ボンベなどの昇圧装置からその
内部に気体を供給されて膨張することにより生体
の一部を圧迫する帯状の圧迫装置が用いられてい
る。
しかしながら、かかる従来の圧迫装置において
は、手術後の患者などの長時間監視が必要な生体
の血圧値を一定の時間間隔で連続的に測定する場
合には、生体の一部が長時間圧迫装置下にあるた
め、特に夏期においては汗などに起因して生体の
一部が蒸れて生体に著しい不快感を与える場合が
ある。
問題点を解決するための手段 本考案は以上の事情を背景として為されたもの
であり、その要旨とするところは、生体の一部に
巻き付けられ、血圧測定に際して該生体の一部を
圧迫する帯状の圧迫装置であつて、前記生体の一
部に巻き付けられた状態において該生体の一部と
の間に空気を供給するための空気供給装置を内周
側に備えたことにある。
作用および考案の効果 このようにすれば、生体の一部との間に空気を
供給するための空気供給装置が内周側に備えられ
ているので、各血圧測定間の待機時間中において
前記空気供給装置内に空気が供給されることによ
り生体の一部が常に乾燥させられた状態となる。
したがつて、本考案の圧迫装置によれば、汗など
の湿気に起因して生体の一部が蒸れることが好適
に防止されて、長時間にわたる血圧測定時に生体
に著しい不快感を与えることが解消されるという
効果が得られるのである。
実施例 以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図は、自動血圧計に用いられる圧迫装置の
例を示すものであり、圧迫装置10は、生体の一
部たとえば上腕部に巻き付けるための適当な幅寸
法および長さ寸法であつて、長手袋状のゴム製の
カフ12と、カフ12より幾らか小さい長さ寸法
かつ略同じ幅寸法でカフ12の一面に接着されて
いるゴム製の空気供給袋14とから構成されてい
る。空気供給袋14には、第2図に示すように、
カフ12と接着されていない側の一面に小径の空
気孔16が多数形成されている。また、カフ12
および空気供給袋14は、共に可撓性のチユーブ
18および20により後述の電動ポンプ26と連
結されている。
また、カフ12表裏両面の端部には一対のフア
スナ22が(他方は図示せず)部分的に備えられ
ており、両方のフアスナ22を互いに密着させる
ことにより、圧迫装置10の両端部が部分的に重
なつて円筒状となるようにされ、その径の大きさ
はある程度の範囲において自由に調節できるよう
になつている。
第3図は、圧迫装置10を適用した自動血圧測
定装置の要部を概略的に示すものである。圧迫装
置10のカフ12には、カフ12の圧力を検出す
る圧力センサ24、血圧測定時にカフ12内に開
閉弁25を介して空気を供給しそれを昇圧する電
動ポンプ26、カフ12内の空気を急速に排出す
る急速排気弁28、および絞り29を備えてカフ
12内の空気を徐々に排出する徐速排気弁30が
接続されており、電動ポンプ26は開閉弁32を
介して空気供給袋14とも接続されている。
血圧測定回路34は、電動ポンプ26、開閉弁
25、急速排気弁28、徐速排気弁30、および
開閉弁32に接続されて指令信号を出力すること
によりこれらを制御するものである。また、この
血圧測定回路34へ圧力センサ24からカフ12
の圧力振動に基づく生体の脈波(心拍に同期した
圧力変動波)を表す信号が出力され、この信号の
大きさの変化に基づいて血圧測定回路34におい
て生体の血圧値が決定されるようになつている。
なお、脈音(コロトコフ音)を検出するためのマ
イクロホンを設け、脈音の発生および消滅に基づ
いて血圧測定をするようにしても良い。
以下に、本実施例の圧迫装置10が第3図の血
圧測定装置に適用された場合の作動を説明する。
先ず、生体の一部に、第1図に示すように空気
供給袋14を内周側にして、圧迫装置10を巻回
する。その後、図示しない起動押釦が操作される
ことにより血圧測定回路34が一定時間間隔にて
自動的に血圧測定を繰り返す連続測定モードとさ
れる。この連続測定モードにおける血圧測定時に
は、先ず、血圧測定回路34から指令信号が出力
されて、開閉弁32が閉じられ且つ開閉弁25が
開状態とされるとともに電動ポンプ26が作動さ
れ、カフ12内に空気が供給される。カフ12が
充分に昇圧されると電動ポンプ26が停止され且
つ開閉弁25が閉じられ、その後、血圧測定回路
34から徐速排気弁30に指令信号が出力されて
カフ12内の空気が徐々に排出される。この排出
過程におけるカフ12の圧力を圧力センサ24に
て検出することにより、脈波を表す信号が血圧測
定回路34に出力されて、これに基づいて血圧値
が決定される。
このようにして血圧測定が終了すると、血圧測
定回路34の指令信号に対応して急速排気弁28
が作動されて、カフ12内の空気が急速に排出さ
れる。そして、血圧測定回路34の指令に応答し
て、開閉弁25が閉じられ且つ開閉弁32が開か
れると同時に電動ポンプ26が作動させられて、
空気供給袋14に空気が供給される。このような
状態が、次の血圧測定の開始まで持続される。
ここで、圧迫装置10は、第4図に示すような
状態となる。すなわち、空気供給袋14に空気が
供給されるとともに空気供給袋14の一面に形成
された多数の空気孔16から供給された空気が、
図中矢印で示すように、圧迫装置10が巻回され
た生体の一部に向かつて流出するのである。この
状態は、次の血圧測定時まで一定時間持続され、
以上の作動が繰り返されることにより、連続的に
生体の血圧値が測定されるのである。
以上のように、本実施例の圧迫装置10におい
ては、一定時間毎に連続的に行われる各血圧測定
の間では、生体の一部と接触した状態で巻回され
た空気供給袋14に電動ポンプ26から空気が供
給されて生体の一部との間に空気が流出されるの
である。
したがつて、本実施例によれば、長時間の連続
的な血圧測定を行う場合に、特に夏期においては
生体の発汗等の湿気に起因して圧迫装置下の生体
の一部が蒸れることにより生体に著しい不快感を
与えることが避けられなかつた従来の圧迫装置と
比較して、各血圧測定間において生体の一部と圧
迫装置10との間に空気が供給されているので、
生体の一部が常に乾燥した状態とされて蒸れが防
止されるため、生体に不快感を与えることが好適
に解消されるという効果が得られるのである。
以上、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明したが、本考案は、他の態様においても適
用される。
たとえば、第5図に示す空気供給袋36は、公
知の方法である高周波数溶着を用いて、ビニール
シートを二枚合わせたものの周辺部を溶着させる
ことにより一体とされており、また、その中央部
を長手方向に複数部分に仕切るように溶着され
て、一面上に小径の空気孔37を多数有る複数の
チユーブ部38と、各チユーブ部38および前記
チユーブ20と連通する連通部40とが形成され
ている。このような空気供給袋36によれば、空
気が各チユーブ部38に略均等に供給され得るの
で、圧迫装置10が生体の一部、たとえば上腕部
に巻回されてその各部分において加えられる圧力
が異なる場合でも、空気供給袋36の各部分にお
ける空気孔37から生体の一部に向かつて供給さ
れる空気は略均一となつて、圧迫装置10が巻回
された生体の一部が略まんべんなく乾燥される利
点がある。
また、前述の実施例では空気供給袋14,36
が直接生体に接するように構成されているが、織
布などを適宜介して間接的に接するように構成さ
れても良い。
また、空気供給袋14,36に形成される空気
孔16,37の大きさ、形状、数、配置は必要に
応じて変更され得る。
なお、上述したのはあくまでも本考案の一実施
例であり、本考案はその精神を逸脱しない範囲に
おいて種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である血圧測定用圧
迫装置を示す斜視図である。第2図は第1図に示
す空気供給袋を示す平面図である。第3図は本考
案が適用された血圧測定装置の要部を示す概略図
である。第4図は第2図の空気供給袋に空気が供
給された状態の圧迫装置を部分的に示す断面図で
ある。第5図は本考案の他の実施例の第2図に当
たる図である。 10:圧迫装置(血圧測定用圧迫装置)、14,
36:空気供給袋(空気供給装置)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 生体の一部に巻き付けられ、血圧測定に際して
    該生体の一部を圧迫する帯状の圧迫装置であつ
    て、 前記生体の一部に巻き付けられた状態において
    該生体の一部との間に空気を供給するための空気
    供給装置を内周側に備えたことを特徴とする血圧
    測定用圧迫装置。
JP5916186U 1986-04-18 1986-04-18 Expired JPH0345690Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5916186U JPH0345690Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5916186U JPH0345690Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62170002U JPS62170002U (ja) 1987-10-28
JPH0345690Y2 true JPH0345690Y2 (ja) 1991-09-26

Family

ID=30890394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5916186U Expired JPH0345690Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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JP (1) JPH0345690Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010220966A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Terumo Corp 血圧計及びその作動方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010220966A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Terumo Corp 血圧計及びその作動方法

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Publication number Publication date
JPS62170002U (ja) 1987-10-28

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