JPH0345466Y2 - - Google Patents

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JPH0345466Y2
JPH0345466Y2 JP1985164383U JP16438385U JPH0345466Y2 JP H0345466 Y2 JPH0345466 Y2 JP H0345466Y2 JP 1985164383 U JP1985164383 U JP 1985164383U JP 16438385 U JP16438385 U JP 16438385U JP H0345466 Y2 JPH0345466 Y2 JP H0345466Y2
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JP
Japan
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connecting rod
shaft
mounting plate
base
eaves gutter
Prior art date
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JP1985164383U
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JPS6273031U (ja
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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は軒樋を吊る軒樋吊り具の構造の改良に
関するものである。
[背景技術] 従来から軒樋を吊る吊り具本体と、建物の軒先
に取り付ける取り付け板と、吊り具本体と取り付
け板とを連結する連結杆とよりなる軒樋吊り具は
あるが、連結杆の先端は吊り具本体に一体に連結
され、連結杆の基端は取り付け板に回転不能に取
着されている。このため吊り具本体と取り付け板
との間の間隔を変えることができず吊り具本体に
吊る軒樋の建物の軒先に対する出を調整すること
はできなかつた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは吊り具本体及び
取り付け板との間隔を変えて吊り具本体に吊る軒
樋の出を調整できると共に大きな寸法出の調整が
できる軒樋吊り具を提供するにある。
[考案の開示] 本考案軒樋吊り具は、軒樋1を吊る吊り具本体
2と、建物の軒先に取り付ける取り付け板3と、
吊り具本体2と取り付け板3とを連結する連結杆
4とよりなり、連結杆4の先端部に連結杆4の長
手方向に長い長孔15を設け、長孔5に挿通した
軸部8の一端の抜け止め部8aを吊り具本体2に
係止すると共に軸部8の他端の一端の抜け止め部
8aと連結杆4との間に長孔5の軸部8に対する
摺動を止め得る止め具17を設け、該止め具17
を軸部8に回転自在に装着した基盤17aが軸部
8側が薄く軸部8から離れるほど厚くなるように
下面を傾斜面17bとすると共に基盤17aの上
面につまみを設けて基盤17aの厚さの厚い部分
が連結杆4上に位置した状態で長孔5の軸部8に
対する摺動を止め且つ基盤17aの厚さの厚い部
分が連結杆4の側方に突出した状態で長孔5の軸
部8に対する摺動を可能とするように構成し、連
結杆4の基端を取り付け板3に回転自在に取着し
て成るものであつて、上述のように構成すること
により従来例の欠点を解決したものである。つま
り吊り具本体2や取り付け板3に対して連結杆4
を回転して連結杆4の角度を変えることと、軸部
8に対して長孔15を摺動させることとにより、
吊り具本体2と取り付け板3との間の間隔を変え
ることができて吊り具本体2に吊る軒樋1の出を
変えることができるようになると共に大きな寸法
範囲で軒樋1の出の調整ができるようになつた。
以下本考案を実施例により詳述する。
第1図に示すように吊り具本体2は帯板を折曲
し形成され、吊り具本体2の前端にL字状の前部
係止部5を設けると共に吊り具本体2の後端には
コ字状の後部嵌合部6を設けてある。吊り具本体
2の後端手前には抜け止めばね7を装着してあ
る。連結杆4の先端部には連結杆4の長手方向に
長孔15を穿孔してあり、リベツトのような軸部
8を吊り具本体2と長孔15に挿通してあり、軸
部8の上下に抜け止め部8aを設けてある。長孔
15は上記軸部8に対して摺動及び回転自在にし
てある。上端の抜け止め部8aと連結杆4との間
には止め具17を設けてある。本実施例の場合止
め具17は第3図に示すように軸部8に回転自在
に装着した基盤17aの下面に傾斜面17bを設
け、周囲の適所につまみ17cを設けて形成され
ており、基盤17aの厚さの薄い部分が連結杆4
の上面に位置するときは長孔15が軸部8に対し
て摺動及び回転でき、基盤17aの厚さの厚い部
分が連結杆4上にくるように回転すると連結杆4
が下方に押されて長孔15が軸部8に対して摺動
及び回転しないようになつている。取り付け板3
は上下方向を向く半筒状の軸受9を設けると共に
取り付け孔10を設けて形成されている。連結杆
4の基端には下方に垂直に曲げられた円柱状の回
転軸11が設けられ、取り付け板3の軸受9に回
転軸11を回転自在に取着してある。このように
構成された軒樋吊り具Aは建物の軒先に桁方向に
等間隔に複数個配置され、取り付け板3が鼻板1
2等に取着される。軒樋1は角樋状であつて、前
部耳部13aと後部耳部13bとを有し、前部耳
部13aの内面側にL字状の係止溝14を有す
る。この軒樋1は吊り具本体2の下方に配置さ
れ、軒樋1の後部耳部13bを後部嵌合部6に嵌
合し、前部耳部13aの係止溝14に前部係止部
5を係止することにより吊られる。しかして連結
杆4の先端を吊り具本体2に対して回転すると共
に連結杆4の基端を取り付け板3に対して回転す
ることにより連結杆4の角度を変えたり、止め具
17を緩めて長孔15を軸部8に対して摺動させ
て止め具17を締めたりして軒樋1の軒先方向へ
の出を調整する。このとき第4図に示すように複
数個の軒樋吊り具Aのうち適宜の軒樋吊り具
A′の連結杆4の傾斜する方向が他のものと線対
称になりように逆に向けておくと、軒樋1の出を
調整したあと軒樋1が軒棟方向に動くのが阻止で
きる。
[考案の効果] 本考案は叙述のように連結杆の先端部に連結杆
の長手方向に長い長孔を設け、長孔に挿通した軸
部の一端の抜け止め部を吊り具本体に係止すると
共に軸部の他端の抜け止め部と連結杆との間に長
孔の軸部に対する摺動を止め得る止め具を設け、
連結杆の基端を取り付け板に回転自在に取着して
いるので、連結杆の先端を吊り具本体に対して回
転すると共に連結杆の基端を取り付け板に対して
回転することにより連結杆の角度を変えたり、ま
た止め具を緩めて長孔を軸部に対して摺動させて
止め具を締めたりして吊り具本体と取り付け板と
の間の間隔を変えることができるものであつて、
吊り具本体に吊つた軒樋の出を自在に調整できる
ものであり、特に、止め具を軸部に回転自在に装
着した基盤が軸部側が薄く軸部から離れるほど厚
くなるように下面を傾斜面とすると共に基盤の上
面につまみを設けて基盤の厚さの厚い部分が連結
杆上に位置した状態で長孔の軸部に対する摺動を
止め且つ基盤の厚さの厚い部分が連結杆の側方に
突出した状態で長孔の軸部に対する摺動を可能と
するように構成してあることで、止め具のつまみ
を指でつかんでほぼ90°以内の回転操作で長孔の
軸部に対する摺動を止めたり、あるいは逆に摺動
できるようにしたりできるものであり、軒先とい
う高所においる作業がきわめて簡単となるもので
ある。しかも、連結杆の角度を変えることと、長
孔を軸部に対して摺動させることとにより軒樋の
出を調整できて出の調整できる寸法が大きくな
り、また、止め具で回動を変えることで軒樋が前
後方向に動かないように固定できるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
同上の取り付け板部の斜視図、第3図は同上の止
め具の正面図、第4図は同上の軒樋吊り具の取り
付け状態の概略平面図であつて、1は軒樋、2は
吊り具本体、3は取り付け板、4は連結杆、8は
軸部、15は長孔、17は止め具である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軒樋を吊る吊り具本体と、建物の軒先に取り付
    ける取り付け板と、吊り具本体と取り付け板とを
    連結する連結杆とよりなり、連結杆の先端部に連
    結杆の長手方向に長い長孔を設け、長孔に挿通し
    た軸部の一端の抜け止め部を吊り具本体に係止す
    ると共に軸部の他端の抜け止め部と連結杆との間
    に長孔の軸部に対する摺動を止め得る止め具を設
    け、該止め具を軸部に回転自在に装着した基盤が
    軸部側が薄く軸部から離れるほど厚くなるように
    下面を傾斜面とすると共に基盤の上面につまみを
    設けて基盤の厚さの厚い部分が連結杆上に位置し
    た状態で長孔の軸部に対する摺動を止め且つ基盤
    の厚さの厚い部分が連結杆の側方に突出した状態
    で長孔の軸部に対する摺動を可能とするように構
    成し、連結杆の基端を取り付け板に回転自在に取
    着して成る軒樋吊り具。
JP1985164383U 1985-10-25 1985-10-25 Expired JPH0345466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985164383U JPH0345466Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985164383U JPH0345466Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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Publication Number Publication Date
JPS6273031U JPS6273031U (ja) 1987-05-11
JPH0345466Y2 true JPH0345466Y2 (ja) 1991-09-26

Family

ID=31093454

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JP1985164383U Expired JPH0345466Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076281Y2 (ja) * 1987-08-26 1995-02-15 松下電工株式会社 樋支持具
JPH0623636Y2 (ja) * 1987-08-26 1994-06-22 松下電工株式会社 樋支持具
JPH0720260Y2 (ja) * 1989-01-14 1995-05-15 松下電工株式会社 軒樋吊り具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59124238U (ja) * 1983-02-09 1984-08-21 株式会社大阪戸樋受製作所 自在型正面打ち樋受金具
JPS6084629U (ja) * 1983-11-17 1985-06-11 東洋化学株式会社 軒樋吊金具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6273031U (ja) 1987-05-11

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