JPH0345342A - ドリップ吸収シートの製造方法 - Google Patents
ドリップ吸収シートの製造方法Info
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- JPH0345342A JPH0345342A JP1181470A JP18147089A JPH0345342A JP H0345342 A JPH0345342 A JP H0345342A JP 1181470 A JP1181470 A JP 1181470A JP 18147089 A JP18147089 A JP 18147089A JP H0345342 A JPH0345342 A JP H0345342A
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Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、畜肉や魚肉等の食品から生しるドリップを吸
収、保持するためのドリップ吸収シートの製造方法に関
する。
収、保持するためのドリップ吸収シートの製造方法に関
する。
〈従来の技(ネi〉
従来、高吸水性樹脂を利用したドリップ吸収シー l−
は、例えば特公昭63−63376号公報に示されるよ
うに、高吸水性樹脂を接着性バインダー中に混合分散し
たものを基体シートに塗工し、吸水層を形成するものが
多かった。
は、例えば特公昭63−63376号公報に示されるよ
うに、高吸水性樹脂を接着性バインダー中に混合分散し
たものを基体シートに塗工し、吸水層を形成するものが
多かった。
しかしながら、」二連のようにして形成された吸水層は
、高吸水性樹脂がバインダーに被覆されるので吸水率が
低く、不経済であった。
、高吸水性樹脂がバインダーに被覆されるので吸水率が
低く、不経済であった。
このため、特公昭64−5543号公報に示されるよう
に、基体シート上に高吸水性樹脂を粉末状態で散布し、
これをプラスチックフィルムで被覆する方法が提案され
ている。
に、基体シート上に高吸水性樹脂を粉末状態で散布し、
これをプラスチックフィルムで被覆する方法が提案され
ている。
〈発明が解決しようとする課題〉
ところで、上述した従来の技術にるドリップ吸収シート
は、通常長尺の基体シートを用いて連続的に生産される
ため、製品とするには所定寸法に切断しなければならな
い。このため、得られた製品の切断端面には高吸水性樹
脂が露出し、これが脱落して食品を汚染しててしまう欠
点があり、食品用途には適さない。この欠点を解消する
には、得られた製品をさらに他の包装材料で包装すれば
よいが、−度切断されたシートを他の包装材料で包装す
ることは技術的にも困難であり、また不経済でもある。
は、通常長尺の基体シートを用いて連続的に生産される
ため、製品とするには所定寸法に切断しなければならな
い。このため、得られた製品の切断端面には高吸水性樹
脂が露出し、これが脱落して食品を汚染しててしまう欠
点があり、食品用途には適さない。この欠点を解消する
には、得られた製品をさらに他の包装材料で包装すれば
よいが、−度切断されたシートを他の包装材料で包装す
ることは技術的にも困難であり、また不経済でもある。
そこで本発明は、高吸水性樹脂が脱落して食品を汚染す
ることのないドリップ吸収シーl−を、工業的に安価に
生造することのできるドリップ吸収シートの製造方法を
提供するものである。
ることのないドリップ吸収シーl−を、工業的に安価に
生造することのできるドリップ吸収シートの製造方法を
提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉
すなわち、本発明は、巻出ロールから供給される2枚の
ヒートシール可能な不織布の間に、2枚の薄葉紙間に粉
末状態の高吸水性樹脂を挟持させ全体を微小凹凸形状と
した吸水シートを同様に巻出し、該吸水シートを所定寸
法に裁断しながら間隔をあけて連続的に供給した後、不
織布の両側端を不織布同士でシールするとともに、供給
された吸水シートの前記間隔の部分において不織布同士
をシールすることを特徴とする、ドリップ吸収シートの
製造方法である。
ヒートシール可能な不織布の間に、2枚の薄葉紙間に粉
末状態の高吸水性樹脂を挟持させ全体を微小凹凸形状と
した吸水シートを同様に巻出し、該吸水シートを所定寸
法に裁断しながら間隔をあけて連続的に供給した後、不
織布の両側端を不織布同士でシールするとともに、供給
された吸水シートの前記間隔の部分において不織布同士
をシールすることを特徴とする、ドリップ吸収シートの
製造方法である。
〈作用〉
本発明において、吸水シートは、高吸水性樹脂が粉末状
態で挟持されており、食品から生しるドリップを十分に
吸収、保持する。高吸水性樹脂は、2枚の薄葉紙間に挟
持され、全体を微小凹凸形状とすることにより固定され
ており、吸水シート全体に均一に分散している。
態で挟持されており、食品から生しるドリップを十分に
吸収、保持する。高吸水性樹脂は、2枚の薄葉紙間に挟
持され、全体を微小凹凸形状とすることにより固定され
ており、吸水シート全体に均一に分散している。
本発明では、上記吸水シートを所定寸法に裁断しながら
2枚の不織布間に供給することにより、工程を簡略化し
ている。そして、不織布の両端および吸水シートの間隔
の部分で不織布同士をシールすることにより、吸水シー
トを密封している。
2枚の不織布間に供給することにより、工程を簡略化し
ている。そして、不織布の両端および吸水シートの間隔
の部分で不織布同士をシールすることにより、吸水シー
トを密封している。
〈実施例〉
次に、図面を参照して本発明を説明する。第1図は本発
明の製造方法の工程説明図、第2図は本発明により得ら
れるドリップ吸収シートの一例を示す部分破断平面図、
第3図は回倒の断面図である。
明の製造方法の工程説明図、第2図は本発明により得ら
れるドリップ吸収シートの一例を示す部分破断平面図、
第3図は回倒の断面図である。
本発明で用いる吸水シート(2)は、2枚の薄葉紙(3
)、例えばティンシュペーパーの如キ15〜20g/ボ
程度の無サイズ紙の間に、粉末状態の高吸水性樹脂(4
)を−献布し、全面にエンボス加工を施して全体を微小
凹凸形状とすることにより高吸水性樹脂(4)を固定し
て得られるもので、長尺のロール状で供給される。高吸
水性樹脂(4)としては公知のものが使用でき、例えば
デンプン系、アクリル酸系、アクリロニトリル系、カル
ボキシメチルセルロース系等積々のものが知られている
。高吸水性樹脂(4)は自重の数十倍から数千倍の水を
吸収、保持可能であり、粉末状態で挟持されることによ
りその性能が十分に発揮される。特に、エンボス加工に
よる固定は、接着剤を用いることがないので吸水が妨げ
られることがなく、また、加熱が行なわれないため、樹
脂の変性がなく、しかもエネルギーコストも低くずみ好
適である。
)、例えばティンシュペーパーの如キ15〜20g/ボ
程度の無サイズ紙の間に、粉末状態の高吸水性樹脂(4
)を−献布し、全面にエンボス加工を施して全体を微小
凹凸形状とすることにより高吸水性樹脂(4)を固定し
て得られるもので、長尺のロール状で供給される。高吸
水性樹脂(4)としては公知のものが使用でき、例えば
デンプン系、アクリル酸系、アクリロニトリル系、カル
ボキシメチルセルロース系等積々のものが知られている
。高吸水性樹脂(4)は自重の数十倍から数千倍の水を
吸収、保持可能であり、粉末状態で挟持されることによ
りその性能が十分に発揮される。特に、エンボス加工に
よる固定は、接着剤を用いることがないので吸水が妨げ
られることがなく、また、加熱が行なわれないため、樹
脂の変性がなく、しかもエネルギーコストも低くずみ好
適である。
高吸水性樹脂(4)の散布量は、吸水シート(2)の吸
水度が2.5 f / n(以上となるようにすること
が好ましく、樹脂の種類にもよるが10〜50g/n(
程度が一般的である。
水度が2.5 f / n(以上となるようにすること
が好ましく、樹脂の種類にもよるが10〜50g/n(
程度が一般的である。
不織布(1)としては、ヒートシールが可能な合成繊維
からなるものが用いられ、ポリエチレン系、ポリプロピ
レン系などのポリオレフィン系不織布が好適である。不
織布(1)は、高吸水性樹脂(4)が通過しない程度の
目の細かさを有していることが必要であり、坪量的15
〜30g/rriのものが好適に使用できる。
からなるものが用いられ、ポリエチレン系、ポリプロピ
レン系などのポリオレフィン系不織布が好適である。不
織布(1)は、高吸水性樹脂(4)が通過しない程度の
目の細かさを有していることが必要であり、坪量的15
〜30g/rriのものが好適に使用できる。
上述の吸水シー1− (2)は、図示のように、巻出ロ
ール(5)から供給される2枚の不織布(1)の間に、
裁断部(6ンにおいて所定寸法に切断されながら連続的
に供給される。この際、裁断された吸水シート(2)は
、不織布(1)同士をシール可能とする間隔(7)をあ
けて供給される。間隔(7)は、通常20〜50mm程
度あれば十分である。
ール(5)から供給される2枚の不織布(1)の間に、
裁断部(6ンにおいて所定寸法に切断されながら連続的
に供給される。この際、裁断された吸水シート(2)は
、不織布(1)同士をシール可能とする間隔(7)をあ
けて供給される。間隔(7)は、通常20〜50mm程
度あれば十分である。
また、吸水シー1− (2)を供給する際、必要に応じ
て他の吸水紙などを同時に供給してもよい。例えば不織
布(1)として比較的坪量の小さいものを用いた場合、
高吸水性樹脂(4)が漏れることを防ぐためには上記吸
水紙等を与えることは有効である。
て他の吸水紙などを同時に供給してもよい。例えば不織
布(1)として比較的坪量の小さいものを用いた場合、
高吸水性樹脂(4)が漏れることを防ぐためには上記吸
水紙等を与えることは有効である。
吸水シート(2)が供給された後、2枚の不織布(1)
は、両側端及び前記吸水シートの間隔(7)の部分にお
いて不織布同士がヒートシール手段(11)によりシ−
ルされ、吸水シート(2)が密封される。第2図、第3
図に示すドリップ吸水シート(2)では、前記不織布(
1)の両側端のシール部(8)は吸水シート(2)の外
方において形成されているが、第4図、第5図に示すよ
うに、不織布(1)の一方を吸水シート(2)の端部を
覆うように折り曲げて他方の不織布(1)を重ね、シー
ルしてもよい。
は、両側端及び前記吸水シートの間隔(7)の部分にお
いて不織布同士がヒートシール手段(11)によりシ−
ルされ、吸水シート(2)が密封される。第2図、第3
図に示すドリップ吸水シート(2)では、前記不織布(
1)の両側端のシール部(8)は吸水シート(2)の外
方において形成されているが、第4図、第5図に示すよ
うに、不織布(1)の一方を吸水シート(2)の端部を
覆うように折り曲げて他方の不織布(1)を重ね、シー
ルしてもよい。
第6図は本発明によるドリップ吸収シートの他の一例を
示す平面図であり、吸水シート(2)を複数列配列した
ものである。すなわち、2枚の不織布(1)間に適宜間
隔をあけて複数の吸水シート(2)を並べて供給し、各
列の間隔部分(9)において不織布(1)同士をシール
するとともに前述の実施例同様吸水シート(2)の裁断
・供給時に設けられる間隔(7)の部分において不織布
(1)同士をシールしてなるドリップ吸収シートである
。第6図の例においては、上記シール部にミシン目等の
切取線0■が設けられ、所望の大きさに切断可能とされ
ている。
示す平面図であり、吸水シート(2)を複数列配列した
ものである。すなわち、2枚の不織布(1)間に適宜間
隔をあけて複数の吸水シート(2)を並べて供給し、各
列の間隔部分(9)において不織布(1)同士をシール
するとともに前述の実施例同様吸水シート(2)の裁断
・供給時に設けられる間隔(7)の部分において不織布
(1)同士をシールしてなるドリップ吸収シートである
。第6図の例においては、上記シール部にミシン目等の
切取線0■が設けられ、所望の大きさに切断可能とされ
ている。
以上のようにして得られる本発明のドリップ吸収シート
は、例えばトレー状食品容器の底部に配置したり、それ
自体でブロック肉等を包装して全体をプラスチック袋に
封入する等して使用することにより、食品から生しるド
リップを吸収、保持する。
は、例えばトレー状食品容器の底部に配置したり、それ
自体でブロック肉等を包装して全体をプラスチック袋に
封入する等して使用することにより、食品から生しるド
リップを吸収、保持する。
〈発明の効果〉
本発明は以上述べたように、吸水シーI・を不織布で包
み込んでシールするので、高吸水性樹脂が露出すること
がなく、食品が汚染される心配がない。そして、吸水シ
ートは不織布の間に裁断されながら間隔をあけて供給さ
れるので、上記シールが連続的にかつ容易にでき、従っ
てドリップ吸収シートを安価に製造することができるも
のである。
み込んでシールするので、高吸水性樹脂が露出すること
がなく、食品が汚染される心配がない。そして、吸水シ
ートは不織布の間に裁断されながら間隔をあけて供給さ
れるので、上記シールが連続的にかつ容易にでき、従っ
てドリップ吸収シートを安価に製造することができるも
のである。
第1図は本発明の製造方法の工程説明図、第2図は本発
明により得られるドリップ吸収シートの一例を示す部分
破断平面図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図は
他の一例を示す同平面図、第5図は第4図のB−B断面
図、第6図はさらに他の例を示す平面図である。 (1)・・・・不織布 (2)・・・・吸水シー
ト薄葉紙 巻出しロール 間隔 切取線 (4)・・・・高吸水性樹脂 (6)・・・・裁断部 (8)・・・・ シール部 特 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫
明により得られるドリップ吸収シートの一例を示す部分
破断平面図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図は
他の一例を示す同平面図、第5図は第4図のB−B断面
図、第6図はさらに他の例を示す平面図である。 (1)・・・・不織布 (2)・・・・吸水シー
ト薄葉紙 巻出しロール 間隔 切取線 (4)・・・・高吸水性樹脂 (6)・・・・裁断部 (8)・・・・ シール部 特 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫
Claims (1)
- 巻出ロールから供給される2枚のヒートシール可能な不
織布の間に、2枚の薄葉紙間に粉末状態の高吸水性樹脂
を挟持させ全体を微小凹凸形状とした吸水シートを同様
に巻出し、該吸収シートを所定寸法に裁断しながら間隔
をあけて連続的に供給した後、不織布の両側端を不織布
同士でシールするとともに、供給された吸水シートの前
記間隔の部分において不織布同士をシールすることを特
徴とする、ドリップ吸収シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181470A JP2782807B2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | ドリップ吸収シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181470A JP2782807B2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | ドリップ吸収シートの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0345342A true JPH0345342A (ja) | 1991-02-26 |
JP2782807B2 JP2782807B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=16101319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1181470A Expired - Lifetime JP2782807B2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | ドリップ吸収シートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2782807B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009037623A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Korea Electronics Telecommun | 交通統制ロボットとこれを用いた交通統制システム及びその制御方法 |
JP2015016904A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | ユニ・チャーム株式会社 | 液吸収性の複合シート |
-
1989
- 1989-07-13 JP JP1181470A patent/JP2782807B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009037623A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Korea Electronics Telecommun | 交通統制ロボットとこれを用いた交通統制システム及びその制御方法 |
JP2015016904A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | ユニ・チャーム株式会社 | 液吸収性の複合シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2782807B2 (ja) | 1998-08-06 |
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