JPH0344735Y2 - - Google Patents

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JPH0344735Y2
JPH0344735Y2 JP11815387U JP11815387U JPH0344735Y2 JP H0344735 Y2 JPH0344735 Y2 JP H0344735Y2 JP 11815387 U JP11815387 U JP 11815387U JP 11815387 U JP11815387 U JP 11815387U JP H0344735 Y2 JPH0344735 Y2 JP H0344735Y2
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JP
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attached
timing belt
rod
belt
claw
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JP11815387U
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、物体を搬送するための無端タイミン
グベルトに付加されて使用される棒状物保持器に
関するものである。
(従来技術とその問題点) 通常、偶数個のリンクで構成する一対のチエー
ンに、その進行方向に直交する一連の棒状物を固
定した機械部品は、火格子,取水口スクリーン,
実公昭49−42625号に示される選別分離装置等に
利用される。しかしながら、チエーンは、多数の
小部品を順次連結して組立したものであるから、
製造の工数が多く、高価でもある。しかも、騒音
が高いという欠点もある。そのため、チエーンの
代りにタイミングベルトを用いれば、騒音を効果
的に軽減しこの種の機械部品を合理的に構成する
ことができる。
このようにチエーンの代りにタイミングベルト
2に一連の棒状物を保持する手段として、第8図
の如くかまぼこ形のウレタン・アダプタ12を一
体形成したものが公知であるが、標準型のタイミ
ングベルトを使用出来ないこと、及びベルトの成
形段階でベルトの諸仕様を決めなければならない
こと等、需要への即応性に欠け、且つ充分なコス
ト低減化にはならない欠点がある。
(考案の目的) 本考案は、一般市場の標準型タイミングベルト
を使用して騒音を著しく軽減し、しかも容易にか
つ経済的にコンベアーベルトを組立形成し得る無
端タイミングベルト用棒状物保持器を提供するも
のである。
(考案の構成) この目的を達成するために、本考案による無端
タイミングベルト用棒状物保持器は、平坦部の両
端に一対の爪取付部が前記平坦部とコの字形をな
すように取付けられ、該一対の爪取付部の各内側
には爪が取付けられて該爪の内側端部と前記平坦
部との間の空隙部にタイミングベルトが該タイミ
ングベルトの弾性を利用して前記爪を乗り越えて
取付けられるように形成されるとともに、前記爪
取付部の一端にはコンベアーベルトを形成する単
位となる棒状物を取付けるための孔を有する筒体
が取付けられるように形成された構成を有してい
る。
以下図面により本考案を詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案の保持器1をタイミングベルト
2に取付けた状態を示す平面図、第2図はA−A
断面を含む側面図、第3図は同正面図、第5図は
B−B断面を含む正面図、第4図は保持器の底面
図である。
保持器1は、平坦部1aとその両端に平坦部1
aと直交するように形成された爪取付部1b,1
cを有し、1a,1b,1cはコの字形に形成さ
れていることになる。爪取付部1b,1cの内側
には爪6が図示では2個宛計4個形成されてお
り、爪6の内側端部と平坦部1aとの間の矩形断
面の空隙部に厚みa0で幅b0のタイミングベルト2
を挟持する構成である。爪取付部1cの外方には
中心に孔5を有する筒状体1dが取付けられてい
る。この保持器1は通常はプラスチツクで製作
し、保持すべき棒状物4の両端にそれぞれ1個使
用する。偶数の歯3を有する一対のタイミングベ
ルト2にそれぞれ偶数個の保持器1を、それぞれ
偶数枚目の歯3を跨ぐように、且つ棒状物4の先
端を挿入する孔5が対向するように取りつける。
タイミングベルト2を抱く前記の空隙部の幅寸法
a1は、ベルト2の厚みa0に対して、少なくとも1
%以上の締め代を持つように設計され、ベルト2
をその弾性変形を利用して爪6を乗り越えて嵌め
込み、更に一連の棒状物4の両端を挿入し終える
と、例えば第6図および第7図のように一定の軌
跡上を走行する格子面11を備えたコンベアーベ
ルトが形成される。
孔5は棒状物4の端部を若干の締め代で保持す
るので、棒状物4の剛性と長手方向の寸法公差の
条件が正しければ、一連の棒状物4の取り付けを
終えると、一対のタイミングベルト2は前後に配
置した4個のタイミングプーリ7上に適度の張力
で緊張され、円滑に走行出来るようになる。
爪6の傾斜は、保持器1をベルト2に嵌め込む
際有効に機能する。
従つて、本考案により、偶数枚の歯を有する一
対のタイミングベルトにそれぞれ歯数の半数又は
公約数に相当する数だけ、ベルトの弾性を利用し
て保持器1を取りつけ、ベルト2の走行方向に直
交して等ピツチで配置する棒状物4をその剛性を
も利用してベルト2の中立軸面に近接して保持
し、且つ一定の軌跡で移動するように形成するこ
とができる。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば通常のタイミン
グベルトを用いて簡単かつ容易にコンベアーベル
トを形成することができるので、その実用的効果
は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図及び第5図は本考案に
よる保持器をタイミングベルトに装着した状態を
示す平面図、A−A矢視断面を含む側面図,正面
図及びB−B矢視断面を含む正面図、第4図は本
考案による保持器の底面図、第6図及び第7図は
本考案による保持器を取付けるコンベアーベルト
の構成例を示す平面図及び側面図、第8図は従来
のタイミングベルトの構造例を示す斜視図であ
る。 1……保持器、1a……平坦部、1b,1c…
…爪取付部、1d……筒体、2……タイミングベ
ルト、3……歯、4……棒状物、5……孔、6…
…爪、7……タイミングプーリ、11……格子
面、12……ウレタン・アダプタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平坦部の両端に一対の爪取付部が前記平坦部と
    コの字形をなすように取付けられ、該一対の爪取
    付部の各内側には爪が取付けられて該爪の内側端
    部と前記平坦部との間の空隙部にタイミングベル
    トが該タイミングベルトの弾性を利用して前記爪
    を乗り越えて取付けられるように形成されるとと
    もに、前記爪取付部の一端にはコンベアーベルト
    を形成する単位となる棒状物を取付けるための孔
    を有する筒体が取付けられるように形成された無
    端タイミングベルト用棒状物保持器。
JP11815387U 1987-08-03 1987-08-03 Expired JPH0344735Y2 (ja)

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JP11815387U JPH0344735Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03

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JPS6424020U JPS6424020U (ja) 1989-02-09
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JP11815387U Expired JPH0344735Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03

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JP5972631B2 (ja) * 2012-03-27 2016-08-17 マルヤス機械株式会社 拡縮コンベヤ

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JPS6424020U (ja) 1989-02-09

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