JPH0344718Y2 - - Google Patents

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JPH0344718Y2
JPH0344718Y2 JP1983191448U JP19144883U JPH0344718Y2 JP H0344718 Y2 JPH0344718 Y2 JP H0344718Y2 JP 1983191448 U JP1983191448 U JP 1983191448U JP 19144883 U JP19144883 U JP 19144883U JP H0344718 Y2 JPH0344718 Y2 JP H0344718Y2
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stem
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liquid filling
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、液充填バルブに関するものである。
(従来の技術) 従来の液充填バルブを第1,2,3図により説
明すると、1が外側のバルブ開閉レバーで、同外
側のバルブ開閉レバー1は、軸2を介して内側の
バルブ開閉レバー3に固定され、これらが軸2を
介してフイラーボウル4の側壁に回転可能に取付
けられている。なお第2図のaはバルブ開閉レバ
ー1の閉位置、bはバルブ開閉レバー1の開位置
である。また5がチヤージングバルブで、同チヤ
ージングバルブ5は、バルブ本体上部5aとバル
ブ本体下部5bとこれらに挟み込まれたパツキン
6とよりなり、バルブ本体下部5bは、ステム7
に対して摺動自在の関係にあり、ばね8がステム
7とバルブ本体下部5bとの間に介装されてお
り、このばね8によりチヤージングバルブ5がス
テム7の上部に浮上状態に支持されている。また
5cがバルブ本体下部5bに設けたベント孔で、
上記チヤージングバルブ5と上記パツキン6と上
記ステム7とでガス抜きバルブ200が構成され
ている。またステム7には、カラー9が固定さ
れ、同カラー9は、ばね10によりスプリングケ
ース11の中を上方に付勢されている。またステ
ム7の下部には、大径部12が形成され、この大
径部12にパツキンが内蔵されており(以下この
部分をパツキン12と称する)、同パツキン12
とスニフトブロツク13とにより主液バルブ10
0が構成されている。また同スニフトバルブ13
内には、袋ナツト14とスニフトステム15とパ
ツキン16とばね17とよりなるスニフトバルブ
150と、スニフトオリフイス18とが設けられ
ている。また同スニフトバルブ13の下部には、
外側のセンタリングカツプ19と内側のセンタリ
ングカツプ20とが設けられ、これらが取付金具
21とパツキン22とを介してフイラーボウル4
に取付けられている。またステム7の下部には、
ベントチユーブ23がねじ込まれており、同ベン
トチユーブ23には、スプレツダ24が取付けら
れ、同スプレツダ24の下部には、ベントホール
25が穿設されている。また26がびんで、この
びん26がエアシリンダ27により下方から押し
上げられ、びん口が内側のセンタリングカツプ2
0に押し付けられて、同びん口と同内側のセンタ
リングカツプ20との間に液漏れが生じないよう
になつている。また11aが上記スプリングケー
ス11の液通路である。なお第3図は、外側のバ
ルブ開閉レバー1及び内側のバルブ開閉レバー3
がb位置にあつて、前記主液バルブ100と前記
ガス抜きバルブ200とが開にされて、液が充填
される状態を示し、このとき、第2図の状態に対
しベンドチユーブ23とステム7とがC寸法だけ
上昇し、チヤージバルブ5がd寸法だけ上昇して
いる。なおこれらの間には、C<dの関係があ
る。
次に前記第1,2,3図に示す従来の液充填バ
ルブの作用を説明する。先ずエアシリンダ27に
より、ビン26を押し上げる。そうすると、第2
図の状態になるが、未だ主液はびんに入つていな
い。同第2図に状態において、外側のバルブ開閉
レバー1と内側のバルブ開閉レバー3とをa位置
からb位置へ動かすと、チヤージングバルブ5が
上昇して、同チヤージングバルブ5のみが第3図
の状態になる。次いでフイラーボウル4内のカウ
ンタ圧力(通常は1〜4Kg/cm2G)が矢印28,
29,30の逆向きに流れて、びん26内がフイ
ラーボウル4内の圧力と同じ圧力になる。これに
より、ばね10がステム7及びベントチユーブ2
3を押し上げて、これが第3図の状態になる。こ
こで主液が矢印31,32,33,34,35,
36に流れて、びん26内へ流入し、びん26内
の気体が矢印30,29,28に流れて、フイラ
ーボウル4内へ戻り、それからは液充填が進行す
る。液充填が進行して、びん26内の液面37が
上昇して、ベントホール25が塞がれると、矢印
30の気体の流れが止まる。この瞬間に主液は流
れの速度を急激に減じ、びん26内の液が気体に
代わつてベントホーク25を経てベントチユーブ
23の内部を上昇する。ベントチユーブ23から
ステム7内に入つた主液は、静的にバランスする
点39(h1=h2)に到達すると、ステム7への流
入が停止する。一方、スニフトブロツク13の通
路にある液は、液の表面張力によりスプレツダ2
4のところに一時的に保持されている。この液
は、機械振動及びびん26内の圧力とカウンタ圧
力との差異により、バランスが崩れて、気液の置
換が起こり、矢印33のところに新たな気液界面
が生じる。このことをガブ落下という。ここで外
側のバルブ開閉レバー1と内側のバルブ開閉レバ
ー3とをa位置に戻すと、第2図の状態になつ
て、液充填後の主液バルブ100とガス抜きバル
ブ200とが閉じる。この場合、ステム7の上部
40とびん26の上部41とには、カウンタ圧力
がある。スニフトステム15を矢印42方向に押
すと、スニフトバルブが開き、上記各部40,4
1のカウンタ圧力がスニフトオリフイス18によ
り絞られながら大気中へ放出される。このように
びん26内の圧力が大気中へ放出されることをス
ニフトと呼ぶ。次いでエアシリンダ27を下げ
て、びん26をびん詰めバルブより離す。かくし
て液充填作用の1サイクルが終了し、それからも
前記の液充填作用が繰り返し行われる。
(考案が解決しようとする課題) 前記第1,2,3図に示す従来の液充填バルブ
には次の問題があつた。即ち、 () フイラーボウル4に液を導入する前に、
CIP(Clean In Place,カセイソーダ熱水によ
る洗浄と熱水による殺菌)作業を実施するが、
ばね10等の部分の汚れは落ち難い。このばね
10は液充填作用上、省略することができなく
て、そこに汚れが溜まる。
() 液充填バルブの開閉がバルブ開閉レバー
1の機械的動作により行われるので、騒音や振
動が発生する。
() ステム7が長いので、ホツトとコールド
フイリングを兼用する場合、液充填バルブを閉
じると、熱膨張によりステム7及びチヤージバ
ルブ5等に無理な力が加わつて、バルブ開閉レ
バー1や軸2を損傷させる。
という問題があつた。
本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであ
り、その目的とする処は、バルブ(ステム)を上
方に付勢するばねを省略できる。液充填バルブの
開閉時に生じていた騒音や振動を防止できる。さ
らに耐久性を向上できる液充填バルブを提供しよ
うとする点にある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案は、フイ
ラーボール4の鉛直な回転中心軸を中心とする円
周上の等ピツチ位置に同回転中心軸に平行に配設
して同フイラーボウル4の底部を上下方向に貫通
した多数の液体充填路と、同液体充填路内を上下
方向に貫通して上端開口部が上記フイラーボウル
4の気相部内に突出した中空のステム7と同中空
のステム7の上端部を開閉するチヤージングバル
ブ57とを有するガス抜きバルブ200と、上記
液体充填路の下部に設けたスニフトブロツク13
上方の液体充填路と下方の液体充填路との間を開
閉するステム7下端部側の主液バルブ100と、
上記スニフトブロツク13に設けたスニフトバル
ブ150とを具えた液充填バルブにおいて、前記
チヤージングバルブ57を前記ステム7の上端部
に設けた鍔部7aの周りに昇降可能に組付け、同
鍔部7aの上面に接触するパツキン59を同チヤ
ージングバルブ57内の上下中間部に設け、同鍔
部7aの下面に接触する鍔部57aを同チヤージ
ングバルブ57の下部に設け、同チヤージングバ
ルブ57または同チヤージングバルブ57に固定
したプレート63に一対の永久磁石58a,58
bを取付け、前記フイラーボール4または同フイ
ラーボール4に固定したブロツク50に一対の強
磁性材製バー53a,53bを取付けて、同強磁
性材製バー53a,53bの一端部を上記永久磁
石58a,58bの端面に対向させ、同強磁性材
製バー53a,53bを介して前記主液バルブ1
00と前記ガス抜きバルブ200とを開閉制御す
る外部磁界装置129,130を、上記強磁性材
製バー53a,53bの他端面に対向する断面コ
字状の鉄心52とコイル51とにより構成すると
ともに、同外部磁界装置129,130を前記フ
イラーボール4外に設置している。
(作用) 本考案の液充填バルブは前記のように構成され
ており、主液バルブ100及びガス抜きバルブ2
00の開閉が非接触で行われて、従来の液充填バ
ルブの開閉時に生じていた騒音や振動が防止され
る。また上記のように構成されており、ガス抜き
バルブ200のステム7を上方に付勢するばね1
0が省略される。また主液バルブ100及びガス
抜きバルブ200の開閉が非接触で行われ、従来
のバルブ作動装置1〜3に生じていた損傷が防止
されて、耐久性が向上する。
(実施例) 次に本考案の液充填バルブを第4図乃至第8図
に示す第1実施例により説明すると、12〜27
が前記従来の技術の項で述べた部分と同一の部
分、53a,53bが強磁性材料により作られた
一対のバーで、同強磁性材製バー53a,53b
がフイラーボウル4の側面に設けた孔53c,5
3dを貫通して、フイラーボウル4の内外に位置
し、同強磁性材製バー53a,53bの外端面が
フイラーボウル4の外部にあつてコイル51の巻
かれた鉄芯52の磁極端面に対して狭いギヤツプ
l0を存して対向し、同強磁性材製バー53a,5
3bの反対側端面(フイラーボウル4の内部側端
面)が第5図に示すように角度θのコニカル状に
なつている。また63が強磁性材製プレートで、
同強磁性材製プレート63がチヤージングバルブ
57が固定され、同強磁性材製プレート63に永
久磁石58a,58bが取付けられ、同永久磁石
58a,58bが上記強磁性材製バー53a,5
3bの反鉄芯側端面形状に合わせたコニカル状の
凸部を持ち、チヤージングバルブ57が閉じると
き、同チヤージングバルブ57がパツキン59を
介してステム7の軸方向開口部に当接し、そこで
シールされて、ガス抜きバルブ20が閉じてい
る。またこのとき、ステム7は、シートパツキン
12を介してスニフトブロツク13に押し付けら
れ、フイラーボウル4の液部と外部とが遮断され
て、主液バルブ100が閉じている。またフニフ
トブロツク13の下部には、外側のセンタリング
カツプ19と内側のセンタリングカツプ20とが
設けられ、これらが取付金具21とパツキン61
とブロツク50とOリング60とを介してフイラ
ーボウル4に取付けられている。なお袋ナツト1
4とスニフトステム15とパツキン16とばね1
7とスプレツダ24とベントチユーブ23とベン
トホール25とびん26とエアシリンダ27と
は、従来のものと同じなので、具体的な説明は省
略する。またステム7には、Oリング56a,5
6bを介してリング55が取付けられるとともに
羽根62が固定されており、同ステム7は、ケー
ス54に沿つて上下方向に移動可能であり、バル
ブが開くとき、ステム7の鍔7aがチヤージング
バルブ57の鍔57bを押し上げる。またチヤー
ジングバルブ57には、孔57aが設けられてお
り、フイラーボウル4内の気相部とびん26内と
が通じるようになつている。
次に前記第4図乃至第8図に示す液充填バルブ
の作用を具体的に説明する。
先ず液充填バルブに開動作について説明する。
エアシリンダ27によりびん26のびん口を内側
のセンタリングカツプ20に押し付けて、びん2
6内とびん26外とを遮断し、次いでフイラーボ
ウル4の外部にあるコイル51に電流を流し、鉄
心52に磁界を生じさせて、狭いギヤツプl0を介
して対向している強磁性材製バー53a,53b
を磁化させる。このとき、例えば鉄心52の強磁
性材製バー53a側端面にN極を生じさせるよう
にすれば、強磁性材製バー53aの鉄心52側一
端面がS極になり、強磁性材製バー53aのフイ
ラーボウル4内側の他端面にN極が誘起される。
一方、強磁性材製バー53bのフイラーボウル4
内側の他端面がS極になる。そして強磁性材製プ
レート63に固定されている永久磁石58aの強
磁性材製バー53a側の端面をN極にし、永久磁
石58bの強磁性材製バー53b側の端面をS極
にしており、チヤージングバルブ57には、磁力
により上方への押上力が発生する。このとき、フ
イラーボウル4の内部は、ある圧力になつている
が、その圧力に打ち勝つ力が永久磁石58a,5
8bと磁化した強磁性材製バー53a,53bと
により発生しており、チヤージングバルブ57が
第5図に示す状態から第6図に示すように上方に
押し上げられる。チヤージングバルブ57が第6
図のように押し上げられると、強磁性材製バー5
3a,53bと永久磁石58a,58bとの隙間
がl1からl2になり、スイラーボウル4内のガスが
孔57aからステム7の軸心部に設けた液通孔を
経てびん26内へ矢印イのように流入する。即
ち、ガス抜きバルブ200が開く。ガスがびん2
6内へ流入するにつれてびん26内の圧力がフイ
ラーボウル4内の圧力に近づいて、チヤージング
バルブ57を押し下げている力が軽減する。また
このようにチヤージングバルブ57を押し下げて
いる力が軽減すると、チヤージングバルブ57が
第7図のようにさらに押し上げられ、強磁性材製
バー53a,53bと永久磁石58a,58bと
の隙間がl3になり、チヤージングバルブ57の鍔
57bとステム7の鍔7aとが係合して、ステム
7が押し上げられる。ステム7が押し上げられる
と、フイラーボウル4の液部とびん26内とをシ
ールしているシートパツキン12がスニフトブロ
ツク13から離れて、液がびん26内に流入し始
める。即ち、主液バルブ100が開く。以上がバ
ルブ開動作である。液の流入停止動作については
従来と同じなので、詳細な説明は省略する。
次に液充填バルブの閉動作について説明する。
第7図の状態のときに、コイル51の電流方向を
変え、鉄心52に発生する磁界の方向を前記バル
ブ開動作のときとは逆にする。そうすると、強磁
性材製バー53aの永久磁石58a側端面に異極
のS極が発生し、強磁性材製バー53bと永久磁
石58bとの間も同様に異極になり、吸引力が発
生して、チヤージングバルブ57が引き下げられ
る。チヤージングバルブ57が引下げられると、
パツキン59がステム7の上部に当接して、これ
をシールし、ステム7が同様に押し下げられて、
シートパツキン12により液とびん26と間がシ
ールされる。この状態で、スニフトステム15を
押し、びん26内を大気に開放して、液の充填さ
れたびん26を打栓機に転送する。これらの動作
は、従来と同じなので、それ以上の詳細な説明は
省略する。液充填機にびん26がない状態では、
磁界がなくても、スイラーボウル4内の圧力、ス
テム7とチヤージングバルブ57の重量等によ
り、充填機内の液がシートパツキン12によりシ
ールされる。
前記液充填バルブにおいて、強磁性材製バー5
3a,53bをハードな磁性材料(保磁力の大き
い強磁性材料)により構成すると、外部磁界がな
くなつたときでも、主液バルブ100及びガス抜
きバルブ200を開若しくは閉位置に保持でき
て、外部磁界発生装置をフイラー(液充填機)の
広い範囲に設ける必要がなくなる。次にこの実施
例を第9図により説明する。第9図は、フイラー
(液充填機)の平面図で、びん26が割り出しス
クリユー102により等ピツチ間隔にされ、入口
スターホイール103を経てフイラー104へ供
給される。同フイラー104では、点ハから点ニ
の間でバルブが開き、点ホから点ヘの間でバルブ
が閉じる。この動作を行うために、コイル51と
鉄心52とよりなる外部磁界発生装置129,1
30がフイラー104の非回転部に固定されてい
る。同外部磁界発生装置129,130は、磁界
の方向が互いに逆になるようにコイル51に直流
電流を流す。フイラー104に入つたびん26
は、液が充填された後、出口スターホイール10
5を通過し、打栓機106等で蓋をされて、出口
スター107からコンベア上ヘ排出される。なお
強磁性材製バー53a,53bをハードな磁性材
料(保磁力の大きい強磁性材料)により構成する
以外の構成は、前記第4図乃至第8図に示す構成
と同じである。
次に前記第9図に示した液充填バルブの作用を
具体的に説明する。スイラー104に供給された
びん26は、シリンダ27により内側のセンタリ
ングカツプ20により押し付けられて、びん26
内とびん26外とが遮断される。また強磁性材製
バー53a,53bが外部磁界発生装置129の
ところにくると、外部磁界により、強磁性材製バ
ー53a,53bが外部磁界により磁化されて、
永久磁石になる。このときの磁化状況を示すと、
第11図の磁化曲線になる。同第11図では、横
軸に外部磁界Hの強さを、縦軸に強磁性材製バー
53a,53bの磁束密度Bをとつており、外部
磁界Hにより、点oから点aに磁化される。次い
で外部磁界のない区域(第9図の点ニ〜点ホ)に
来るが、そうすると、強磁性材製バー53a,5
3bが残留磁界(Br)を有する磁石になる。こ
のとき、外部磁界の方向により、強磁性材製バー
53a,53bの磁化の方向が決まり、例えばフ
イラーボウル4の中の強磁性材製バー53aの端
面がN極に、強磁性材製バー53bの端面がS極
に、磁化される。一方、強磁性体プレート63に
固定されている永久磁石58aのバー53a側端
面がN極に、強磁性体プレート63に固定されて
いる永久磁石58bのバー53b側端面がS極に
なつており、互いが反発し合い、チヤージングバ
ルブ57を上方へ押し上げる力が発生する。フイ
ラーボウル4の内部は、ある圧力になつている
が、その圧力に打ち勝つ力が永久磁石58a,5
8b及び磁化した強磁性材製バー53a,53b
により発生して、チヤージバルブ57が上方へ押
し上げられる。またチヤージングバルブ57が押
し上げられると、強磁性材製バー53a,53b
と永久磁石58a,58bとの間の隙間がl1から
l2になり(第6図参照)、フイラーボウル4内の
ガスが孔57aとステム7の軸心に設けた貫通孔
とを経てびん26内へ矢印イのように流入する。
ガスが流入するにつれてびん26内の圧力がフイ
ラーボウル4内の圧力に近づいて、チヤージング
バルブ57を押し下げている力が軽減される。ま
たチヤージングバルブ57を押し下げている力が
軽減されると、チヤージングバルブ57が第7図
のようにさらに押し上げられて、強磁性材製バー
53a,53bと永久磁石58a,58bとの隙
間がl3になり、チヤージングバルブ57の鍔部5
7aとステム7の鍔部7aとの係合により押し上
げられる。またステム7が上昇すると、フイラー
ボウル4の液部とびん26内とをシールしている
シートパツキン12がスニフトブロツク13から
離れて、びん26内に液が流入し始める。即ち、
主液バルブ100が開く。以上がバルブの開動作
でしる。液の流入停止動作については従来と同じ
なので、それ以上の詳細な説明は省略する。
またバルブの閉動作は次の通りである。強磁性
材製バー53a,53bが外部磁界発生装置13
0の区域(第9図の点ホ〜点ヘ)に入ると、外部
磁界発生装置129と逆方向の磁界−Hが与えら
れ、第11図に示すように磁化曲線が点bから点
cを経て点dとなつて、強磁性材製バー53a,
53bが逆方向に磁化される。これにより、強磁
性材製バー53a,53bと永久磁石58a,5
8bとの間に吸引力が発生し、ステム7の上部に
パツキン59を、スニフトブロツク13にシート
パツキン12を、それぞれ押し付けて、ガス抜き
バルブ200及び主液バルブ100を閉じる。こ
の状態で、スニフトステム15を押して、びん2
6内のガスを大気に放散し、液の充填されたびん
26を打栓機106等へ転送する。びんのない状
態では、外部磁界がなくなつても、強磁性材製バ
ー53a,53bは、磁化曲線上の点eで磁化さ
れているので、永久磁石58a,58bとの間で
吸引力が発生しているし、フイラーボウル4内の
圧力、ステム7とチヤージングバルブ57の重量
等により、ガス通路がパツキン59で、液通路が
シートパツキン12で、それぞれシールされてい
る。また次の充填工程では、外部磁界発生装置1
29により外部磁界Hが与えられ、第11図の磁
化曲線が点eから点fを経て点aに至り、バルブ
の開動作が始まる。このように前記各工程が繰り
返し行われて、液がびん26へ次々に充填され
る。本実施例では、強磁性材製バー53a,53
bにハードな強磁性体材料を使用すると、その保
持力により外部磁界発生装置129をフイラー1
04きの広い回転角範囲に設ける必要がなくな
る。即ち、外部磁界発生装置129,130を、
強磁性材製バー53a,53bを磁化するに足る
時間に相当するフイラー4の回転角区間にだけ設
ければよい。
前記液充填バルブにおいて、強磁性材製バー5
3a,53bを、磁性流体を封入した軟磁性材製
バー53a,53bに変えると、エネルギーロス
を少なくすることができる。次にこの第2の実施
例を第10図により説明すると、70が水等の溶
媒と超微粒子の強磁性体とを混合して得た磁性流
体で、同磁性流体70が軟磁性材製バー53a,
53bに封入されている。この軟磁性材製バー5
3a,53bが外部磁界発生装置129(第9図
参照)のところにくると、外部磁界Hにより、磁
性流体70が磁化される。このときの磁化の状況
を示すと、第12図の磁化曲線になる。同第12
図は、横軸に磁界Hの強さ、縦軸に磁性流体の磁
束密度Bをとつており、外部磁界により、点oか
ら点gに磁化される。このとき、外部磁界の方向
により、バー53a側の鉄心52の端面にN極が
生じ、フイラーボウル4の内側のバー53aの端
面が同じN極に磁化される。また反対の軟磁性材
製バー53b側の鉄心52の端面及びフイラーボ
ウル4の内側の軟磁性材製バー53b側の端面が
S極になる。一方、強磁性体プレート63に固定
された永久磁石58aのバー53a側端面をN極
に、永久磁石58bのバー53b側端面をS極
に、しているので、互いに反発し合い、チヤージ
ングバルブ57には上方への押し上げ力が発生す
る。フイラーボウル4の内部は、ある圧力になつ
ており、その圧力に打ち勝つ力が永久磁石58
a,58bと磁化した軟磁性材製バー53a,5
3bとに発生して、チヤージングバルブ57が上
方へ押し上げられる。またチヤージングバルブ5
7が上方へ押し上げられると、軟磁性材製バー5
3a,53bと永久磁石58a,58bとの隙間
がl2になり、フイラーボウル4内のガスが孔57
aとステム7の軸心部に設けた貫通孔とを経てび
ん26内へ第6図の矢印イのように流入する。ガ
スが流入するにつれて、びん26内の圧力がフイ
ラーボウル4内の圧力に近づいて、チヤージング
バルブ57を押し下げている力が軽減する。この
チヤージングバルブ57を押し下げている力が軽
減すると、チヤージングバルブ57がさらに押し
上げられ、軟磁性材製バー53a,53bと永久
磁石58a,58bとの隙間がl3になり、チヤー
ジングバルブ57の鍔部57aとステム7の鍔部
7aとの係合によりステム7が押し上げられる。
ステム7が上昇すると、フイラーボウル4の液部
とびん26内とをシールしているシートパツキン
12がスニフトブロツク13から離れて、即ち、
主液バルブ100が開いて、液がびん26内に流
入し始める。以上がバルブの開動作である。
次にバルブの閉動作を説明する。軟磁性材製バ
ー53a,53bが外部磁界発生装置129を外
れて、点ニ〜点ホの区域にくると、外部磁界がな
くなるので、磁性流体70の磁化曲線は点gから
点oになつて、磁気がなくなる。そうすると、軟
磁性材製バー53a,53bと永久磁石58a,
58bとの間に働いていた磁気による反発力が0
になり、チヤージングバルブ57及びステム7が
自重により落下して、パツキン59とステム7の
上部及びスニフトブロツク13とシートパツキン
12とが接触する。また軟磁性材製バー53a,
53bが外部磁界発生装置129と逆方向の磁界
が与えられ、第12図に示すように磁化曲線が点
oから点hになつて、逆方向に磁化される。これ
により、軟磁性材製バー53a,53bと永久磁
石58a,58bとの間に吸引力が発生し、ステ
ム7の上にパツキン59を、スニフトブロツク1
3にシートパツキン12を、それぞれ押し付け
て、ガス及び液の通路を閉じる。この状態で、ス
ニフトステム15を押して、びん26内のガスを
大気へ放散し、液の充填されたびん26を打栓機
106等へ転送する。びんのない状態では、磁界
がなくても、フイラーボウル4内の圧力、ステム
7とチヤージングバルブ57の重量等により、ガ
ス通路がパツキン59で、液通路がシートパツキ
ン12で、それぞれシールされている。前述のよ
うにバー53a,53bに強磁性体を使用する
と、磁化曲線が第11図に示すようにヒステリシ
スループを描く。このように磁界Hの方向を反転
すると、通常の強磁性体ならば、無視し得ない大
きさのヒステリシスループを描き、このループを
囲む面積に比例するエネルギーがロスになる(内
部で熱になる)が、軟弱性材製バー53a,53
bを使用した本実施例の場合、第12図に示すよ
うにエネルギーロスが極めて小さくなるので、小
さな磁界Hで大きな磁束密度Bを得ることができ
る。
前記第1実施例(または第2実施例)の液充填
バルブにおいて、強磁性材製バー53a,53b
と永久磁石58a,58bとの対向端面をテーパ
状にすると、同じ磁気力で、より大きなストロー
クが得られる。次のこの第3の実施例を第13図
乃至第15図により具体的に説明する。この実施
例では、強磁性材製バー53a,53bと永久磁
石58a,58bとの対向端面がテーパ状に形成
されており、次の利点がある。即ち、強磁性材製
バー53a,53bと永久磁石58a,58bと
の対向端面に発生する力は、その隙間lにより左
右される。本実施例のように強磁性材製バー53
a,53bと永久磁石58a,58bとの対向端
面のテーパ角をθ、ストロークをSとすると、S
=lsinθにより表され、同じ隙間lで大きなスト
ロークSを得ることができる。
また第16図乃至第18図は、液充填バルブの
第4実施例を示しており、この実施例では、強磁
性材製バー53a,53bと永久磁石58a,5
8bとの対向面を水平面にする一方、強磁性材製
バー53a,53bをフイラーボウル4の気相部
に取付け、永久磁石58a,58bをチヤージン
グバルブ57にプレート63を介して取付けてお
り、この第4実施例でも、前記実施例と同様の作
用効果が達成される。
また第19図乃至第21図は、液充填バルブの
第5実施例を示しており、この実施例では、強磁
性材製バー53a,53bと永久磁石58a,5
8bとの距離l1をバルブが開くと、逆に大きくす
るようにしている。
前記第1実施例乃至第3実施例の実施例におい
て、強磁性材製バー53a,53bをフイラーボ
ウル4の下部等に設けたブロツク50に設ける
と、強磁性材製バー53a,53bがフイラーボ
ウル4を貫通しなくてすむので、バルブ交換が容
易になる。次のこの第6実施例を第22図乃至第
26図により具体的に説明すると、フイラーボウ
ル4の外部にコイル51と鉄心52とよりなる磁
界発生装置(図示せず)があり、これが強磁性材
により作られたバー53a,53bの端面53
a′,53b′と相対している。また強磁性材製バー
53a,53bの他の端面53a″,53b″が永久
磁石58と相対している。またバルブ57がブロ
ツク50の内部で永久磁石58,58a,58b
に固定され、その上部がフイラーボウル4の気相
部と孔57a及びステム7の軸心部に設けた貫通
孔を介して連通している。第24図の矢印イはガ
スの流れを表し、カウンタ時は、ガスがフイラー
ボウル4から孔57aとステム7の軸心部に設け
た貫通孔とを経てびん26内へ流入する。また充
填中は、それとは逆にびん26内のガスがフイラ
ーボウル4ヘリターンする。バルブ57には、O
リング56a,56bによりリング56が取付け
られている。また羽根63も取付けられており、
ケース54に沿つて上下方向に移動できるように
なつている。またステム7は、チヤージングバル
ブ57をガイドして上下方向に移動できるように
なつている。またブロツク50の内部には、強磁
性材製バー53a,53bが組み込まれている。
バルブを閉じている状態では、ステム7とフイラ
ーボウル4の気相部はパツキン59により、フイ
ラーボウル4の液部はシートパツキン12によ
り、それぞれシールされている。またスニフトブ
ロツク13の下部には、外側のセンタリングカツ
プ19と内側のセンタリングカツプ20とが設け
られ、これらが取付金具21とパツキン61とブ
ロツク50とOリング60とを介してフイラーボ
ウル4に取付けられている。袋ナツト14とフニ
フトステム15とパツキン16とばね17とスプ
レツダ24とベントチユーブ23とベントホール
25とびん26とシリンダ27とは、既に述べた
通りで、それ以上の説明は省略する。
この第6実施例の液充填バルブの作用は次の通
りである。既に述べたように液を充填する前に、
びん26を供給して、シリンダ27により内側の
センタリングカツプ20に押し付けて、びん26
の内・外を遮断する。次いでフイラーボウル4の
外部にある磁界発生装置により磁界を生じさせ
て、強磁性材製バー53a,53bを磁化する。
この磁界は、永久磁石58,58a,58bを吸
引する磁化極性であり(例えば永久磁石58の一
方の端面58aをN極、他方の端面58bをS極
とすると、強磁性材製バー53aの端面53a″)
をS極に、強磁性材製バー53bの端面53b″を
N極に、それぞれ磁化する磁化極性であり、永久
磁石58と一体のチヤージングバルブ57がフイ
ラーボウル4内の圧力に打ち勝つて押し上げられ
る。チヤージングバルブ57が押し上げられる
と、ステム7の鍔7aに当接して、停止する。こ
れは、フイラーボウル4内の圧力により生じてい
るステム7とチヤージングバルブ57との下方へ
の押圧力が異なり(チヤージングバルブ57を下
方へ押し付けている力は、ステム7の孔の断面積
により、ステム7を下方へ押し付けている力は、
シートパツキン12部での断面積により、それぞ
れ決まり、上記下方へめの押圧力が異なり),後
者の方が大きくて、ステム7がより強い力で押し
付けられるためである。チヤージングバルブ57
が上昇すると、フイラーボウル4内のガスが孔5
7aとステム7の孔とを通つてびん26内へ流入
する。びん26内では、ガスの流入に伴つて圧力
が上昇するので、ステム7を押し付けている力が
次第に減少してゆく。磁気の吸引力がステム7を
押し付けている力に打ち勝つと、ステム7がチヤ
ージングバルブ57とともに上昇し、シートパツ
キン12に隙間が生じて、液の流入が始まる。以
上がバルブの開動作である。液の流入停止動作は
従来と同じである。
またバルブの閉動作は、次の通りである。外部
の磁界発生装置の磁界の方向を開動作と逆にす
る。そうすると、強磁性材製バー53a,53b
の端面53a″,53b″に生じる極性が反転するた
め、永久磁石58との間に反発力が生じて、チヤ
ージングバルブ57が押し下げられる。これに伴
つてステム7がパツキン59によりシールされ、
チヤージングバルブ57とともに下降して、シー
トパツキン12により液部がシールされる。この
状態で、スニフトステム15を押し、びん26の
内部を大気に開放して、液の充填されたびん26
を打栓機へ転送する。またびん26のない状態で
は、磁界がなくても、フイラーボウル4内の圧力
によりステム7とチヤージングバルブ57とがシ
ートパツキン12とパツキン59とによりシール
されているので、ガス及び液が漏れない。このよ
うに同第6実施例では、バルブ作動装置(強磁性
材製バー53a,53bの支持にフイラーボウル
4の側壁を使用していないので、バルブの交換が
容易になる。
また第27図及び第28図は、第7実施例を示
している。この実施例では、上記第6実施例を示
す第22図乃至第26図の永久磁石58と強磁性
材性バー53a,53bとの位置を反転したもの
で、バルブ開では反発力を、バルブ閉では吸引力
を、それぞれ利用している。即ち、バルブ開動作
のときには、外部磁気発生装置(図示せず)によ
り強磁性材性バー53a,53bに磁界を与え
て、磁化する。なおバルブ閉のときには、永久磁
石58の端面58a,58bと強磁性材性バー5
3a,53bとの距離l3が殆ど0である。永久磁
石58の端面58a,58bは相対する強磁性材
性バー53a,53bの端面53a″,53b″に生
じる極が同極であれば、距離l3の間に磁気による
反発力が生じて、チヤージングバルブ57が押し
上げられる。なお反発力はバルブの押し上げ始め
に距離l3に逆比例して、より大きくなるようにし
てある。以下、既に述べたようにバルブの開動作
が行われる。またバルブを閉じるときは、外部か
ら磁界の方向を反転させる。そうすると、強磁性
材性バー53a,53b及び永久磁石58の端面
53a″と58a及び53b″と58bとの間に吸引
力が発生して、バルブが閉じられる。
(考案の効果) 本考案の液充填バルブは前記のようにフイラー
ボール4の鉛直な回転中心軸を中心とする円周上
の等ピツチ位置に同回転中心軸に平行に配設して
同フイラーボウル4の底部を上下方向に貫通した
多数の液体充填路と、同液体充填路内を上下方向
に貫通して上端開口部が上記フイラーボウル4の
気相部内に突出した中空のステム7と同中空のス
テム7の上端部を開閉するチヤージングバルブ5
7とを有するガス抜きバルブ200と、上記液体
充填路の下部に設けたスニフトブロツク13上方
の液体充填路と下方の液体充填路との間を開閉す
るステム7下端部側の主液バルブ100と、上記
スニフトブロツク13に設けたスニフトバルブ1
50とを具えた液充填バルブにおいて、前記チヤ
ージングバルブ57を前記ステム7の上端部に設
けた鍔部7aの周りに昇降可能に組付け、同鍔部
7aの上面に接触するパツキン59を同チヤージ
ングバルブ57内の上下中間に設け、同鍔部7a
の下面に接触する鍔部57bを同チヤージングバ
ルブ57の下部に設け、同チヤージングバルブ5
7または同チヤージングバルブ57に固定したプ
レート63に一対の永久磁石58a,58bを取
付け、前記フイラーボール4または同フイラーボ
ール4に固定したブロツク50に一対の強磁性材
製バー53a,53bを取付けて、同強磁性材製
バー53a,53bの一端部を上記永久磁石58
a,58bの端面に対向させ、同強磁性材製バー
53a,53bを介して前記主液バルブ100と
前記ガス抜きバルブ200とを開閉制御する外部
磁界装置129,130を、上記強磁性材製バー
53a,53bの他端面に対向する断面コ字状の
鉄心52とコイル51とにより構成するととも
に、同外部磁界装置129,130を前記フイラ
ーボール4外に設置しており、主液バルブ100
及びガス抜きバルブ200の開閉を非接触で行う
ことができて、従来の液充填バルブの開閉時に生
じていた騒音や振動を防止できる。また上記のよ
うに構成しており、ガス抜きバルブ200のステ
ム7を上方に付勢するばね10を省略できる。ま
た主液バルブ100及びガス抜きバルブ200の
開閉を非接触で行うことができ、従来のバルブ作
動装置1〜3に生じていた損傷を防止できて、耐
久性を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液充填バルブの分解斜視図、第
2,3図はその作用説明図、第4図は本考案に係
わる液充填バルブの第1実施例を示す縦断側面
図、第5,6,7図はその作用説明図、第8図は
第5図の矢視−線に沿う横断底面図、第9図
はフイラーボウルに組み込んだ状態を示す平面
図、第10図は第2実施例を示す縦断側面図、第
11,12図は第1、第2実施例の磁気作用の説
明図、第13図は第3実施例の縦断側面図、第1
4,15図はその作用説明図、第16図は第4実
施例を示す縦断側面図、第17,18図はその作
用説明図、第19図は第5実施例を示す縦断側面
図、第20,21図はその作用説明図、第22図
は第6実施例を示す縦断側面図、第23,24図
はその作用説明図、第25図はその要部を拡大し
て示す縦断側面図、第26図は第25図の矢視
−線に沿う横断平面図、第27図は第
7実施例を示す縦断側面図、第28図は第27図
の矢視−線に沿う横断底面図であ
る。 7……ステム、51……磁気発生装置129,
130のコイル、52……磁気発生装置129,
130の鉄心、53a,53b……強磁性材製バ
ー、57……チヤージングバルブ、58a,58
b……永久磁石、100……主液バルブ、12
9,130……磁気発生装置、200……ガス抜
きバルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイラーボール4の鉛直な回転中心軸を中心と
    する円周上の等ピツチ位置に同回転中心軸に平行
    に配設して同フイラーボール4の底部を上下方向
    に貫通した多数の液体充填路と、同液体充填路内
    を上下方向に貫通して上端開口部が上記フイラー
    ボール4の気相部内に突出した中空のステム7と
    同中空のステム7の上端部を開閉するチヤージン
    グバルブ57とを有するガス抜きバルブ200
    と、上記液体充填路の下部に設けたスニフトブロ
    ツク13上方の液体充填路と下方の液体充填路と
    の間を開閉するステム7下端部側の主液バルブ1
    00と、上記スニフトブロツク13に設けたスニ
    フトバルブ150とを具えた液充填バルブにおい
    て、前記チヤージングバルブ57を前記ステム7
    の上端部に設けた鍔部7aの周りに昇降可能に組
    付け、同鍔部7aの上面に接触するパツキン59
    を同チヤージングバルブ57内の上下中間部に設
    け、同鍔部7aの下面に接触する鍔部57bを同
    チヤージングバルブ57の下部に設け、同チヤー
    ジングバルブ57または同チヤージングバルブ5
    7に固定したプレート63に一対の永久磁石58
    a,58bを取付け、前記フイラーボール4また
    は同フイラーボール4に固定したブロツク50に
    一対の強磁性材製バー53a,53bを取付け
    て、同強磁性材製バー53a,53bの一端部を
    上記永久磁石58a,58bの端面に対向させ、
    同強磁性材製バー53a,53bを介して前記主
    液バルブ100と前記ガス抜きバルブ200とを
    開閉制御する外部磁界装置129,130を、上
    記強磁性材製バー53a,53bの他端面に対向
    する断面コ字状の鉄心52とコイル51とにより
    構成するとともに、同外部磁界装置129,13
    0を前記フイラーボール4外に設置したことを特
    徴とする液充填バルブ。
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JPS55107688A (en) * 1979-02-01 1980-08-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Method of bottling
JPS5652670A (en) * 1979-10-04 1981-05-11 Aisin Seiki Co Ltd Electromagnetic valve

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