JPS61252984A - 極低温流体用弁装置 - Google Patents

極低温流体用弁装置

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JPS61252984A
JPS61252984A JP9520785A JP9520785A JPS61252984A JP S61252984 A JPS61252984 A JP S61252984A JP 9520785 A JP9520785 A JP 9520785A JP 9520785 A JP9520785 A JP 9520785A JP S61252984 A JPS61252984 A JP S61252984A
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JP
Japan
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valve
valve device
main body
coil
device main
Prior art date
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Pending
Application number
JP9520785A
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English (en)
Inventor
Shigeo Nakayama
茂雄 中山
Akira Murase
村瀬 暁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPS61252984A publication Critical patent/JPS61252984A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、f!低温流体用弁装置に係り、特に。
熱侵入を防止した状態で弁装置本体の開閉を簡単に行な
えるようにした極低温流体用弁装置に関する。
〔発明の技術的背秦とその問題点〕
周知のように、超電導磁石は、超電導コイルと。
この超電導コイルを極低温に冷却する液体ヘリウムで代
表される極低温液体とをタライオスタット内に収容した
構成となっている。
このような超電導磁石の形成工程において、タライオス
タット内に液体ヘリウムを導入する方式としては1通常
、5図に示す方式が採用されている。すなわち、超電導
コイル1が収容されているクライオスタット2内に第1
のトランスファーチューブ3の一端側を差し込むととも
に液体ヘリウム5が収容されているヘリウム容器5内に
第2のトランスファーチューブ4の一端側を差し込み。
この第2のトランスファーチューブ4の他端と第1のト
ランスファーチューブ3の他端とを弁装置7で接続する
。そして、ヘリウム容器6内の上部空間を調整バルブ8
を介して加圧ガスボンベ9に接続し、ヘリウム容器6内
の上部空間圧力を高めることによってヘリウム容器6内
の液体ヘリウム5を第2のトランスファーチューブ4.
弁装置7゜第1のトランスファーチューブ3を介してク
ライオスタット2内へと押し出すようにしている。なお
、クライオスタット2内の液位は、液面計10で検出さ
れ表示器11に表示される。
ところで、上記のような液体ヘリウム導入系では、弁装
置7として1通常、第6図に示すように構成されたもの
が使用されている。すなわち、この弁装置7は、第1の
トランスファーチューブ3の端部に、このチューブと一
体的に形成された弁構成要素12と、第2のトランスフ
ァーチューブ4の端部に、このチューブと一体的に形成
され上記弁構成要素12に対して嵌入接続される弁構成
要素13とで構成されている。
第1のトランスファーチューブ3は、内部に液体ヘリウ
ムを直接通流させる内管15と、この内管15の外側に
同心的に配置された外管16とで構成されており、内管
15と外管16との間の空間17は真空断熱層に形成さ
れている。そして。
前記弁構成要素12は、内管15の端部を所定長さに屋
っで大径に延長させた部分18と、外管16の端部を同
じく所定長さに亙っで大径に延長させた部分19とによ
って構成されている。
一方、第2のトランスファーチューブ4も内部に液体ヘ
リウムを直接通流させる内管20と、この内管20の外
側に同心的に配置された外管21とで構成されており、
内管20と外管21との間の空間22は真空断熱層に形
成されている。なお。
内管20t3よび外管21は、第1のトランスファーチ
ューブ3のそれよりそれぞれ小径に形成されている。そ
して、前記弁構成要素13は、内管2、 Oを延長させ
た部分23と、外管21を延長させた部分24と1部分
23の開口端部を開口端に近付くにしたがってテーバ状
に瓶口させて形成された弁座25と1部分24を覆うよ
うに装着された有底筒状の筒体26と、この筒体26の
、いわゆる底壁内面に突設され弁体27と、この弁体2
7の周囲に複数箇所に亙って設けられた孔28とで構成
されている。筒体26は、その開口部側の内周面に形成
されたネジ部29を部分24の外周面に形成されたネジ
部30に螺合させることによって部分24に支持されて
いる。そして、上記のように構成された弁構成要素13
は、筒体26の外周面と弁構成要素12の部分18の内
周面との間にシールリング31を介在させた状態で弁構
成要素12に嵌入接続されている。すなわち、この弁装
置7は、第7図に示すように手動で筒体26を回転させ
ることによって弁座25と弁体27とからなる弁装置本
体の開閉を行なうように構成されている。なお、第6図
および第7図中32.33は、シールリングを示してい
る。
しかしながら、上記のように構成された従来の。
いわゆる極低温流体用弁装置にあっては1手動操作によ
って弁の開閉を制御しなければならないため使い難(、
液体ヘリウム導入作業等を迅速に行なえない問題があっ
た。
〔発明の目的〕
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、熱侵入を防止した状態で弁装置
本体の開閉制御の容易化を図れる極低温流体用弁装置を
提供することにある。
(発明の概要〕 本発明によれば、極低温流体を通流させる内管と、この
内情の外側に上記内管との間に真空断熱層を介在させて
設けられた外管と、前記内管を通して流れる極低温流体
の通路を選択的に開閉する弁装置本体と、この弁装置本
体の可動部に復元力を与えて常時は上記弁装置本体を閉
状態に保持する弾性体と、前記弁装置本体の可動部に連
結された磁性体と、前記真空断熱層より外側に配置され
前記磁性体との間に前記弾性体の復元力とは逆向きの電
磁力を選択的に作用させて前記弁装置本体を開に制御す
る制御コイルとを備えた極低温流体用弁装置が提供され
る。
〔発明の効果〕
本発明に係る弁装置は、全体的に内管と外管とからなる
二重管構造に構成され、内管と外管との間が真空断熱層
に形成され、しかも、内管側に弁装置本体を位置させて
いる。したがって、外部からの熱侵入を最少限に抑制す
ることができる。また、制御コイルの付勢および付勢停
止だけで弁装置本体を開閉制御できるので、操作性を大
幅に向上させることができる。勿論、制御コイルの付勢
エネルギを可変することによって、いわゆる弁の開度も
細かく制御することができる。
〔発明の実施例〕
以下1本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は1本発明の一実施例に係る極低温流体用弁装置
を示すもので、第6図と同一部分は同一符号で示しであ
る。したがって2重複する部分の説明は省略する。
この実施例に係る弁装置Aは、第1のトランスファーチ
ューブ4の外管21を延長させた部分24を覆うように
装着された有底筒状の筒体26′ aの開口端部に外側
に向けて延びる鍔48を設け。
この鍔48の図中上面に上下方向に着磁された環状の永
久磁石49を固定している。また1部分24の外周で、
かつ永久磁石49より図中上方位置にコイル50を配置
し、このコイル50を部分24に形成された突部51と
部分24の外周に螺合されたリング52とで固定してい
る。また、筒体26aの外側に0図中上方部分が大径に
形成された段付き筒体53を同心的に配置し、この段付
き筒体53の上端部を締付はリング54で突部51に締
付は固定している。そして1段付き筒体53内に存在す
る段部と前述した鍔48との間にはコイルスプリング5
5が装着されている。なお。
上述した構成要素のうち、永久磁石49を除いた構成要
素は非磁性材で形成されている。また、コイル50の線
端は1段付き筒体53に設けられた孔を通して外部に導
かれている。さらに1図中56.57はシールリングを
示している。
このような構成であると、コイルスプリング55の復元
力によって筒体26aに常に図中上方に向かう催奇力が
作用するので、常時は、第1図に示すように弁体27が
弁座25に密接した状態となる。したがって、いわゆる
弁装置本体は、常時は閉じられた状態に保持される。
このような状態において、コイル50と永久磁石49と
の間に電磁的反発力が作用するように上記コイル50を
付勢すると、筒体26aはコイルスプリング55の復元
力に抗して図中下方へと移動する。この結果、第2図に
示すように弁座25から弁体27が離れ1両者間にコイ
ル50に流れる電流に対応した断面積の流路Pが形成さ
れる。
そして、コイル50の付勢を停止すると、コイルスプリ
ング55の復元力で弁体27が上昇し、第1図に示すよ
うに弁座25の開口を閉じる。したがって、弁装置とし
ての機能が良好に発揮されることになる。
そして、この場合には、コイル50に流す電流を制御す
るだけで、いわゆる弁装置本体の開度を自由にコントロ
ールすることができるので、液体ヘリウム導入系等に組
み込んだとき作業能率の向上化に寄与できるとともに系
の完全自動化の実現にも寄与することができる。また、
弁座25と弁体27とからなる弁装置本体の大部分は真
空断熱層によって覆われているので熱侵入量を僅かに抑
えることもでき、結局、前述した効果を発揮させること
ができる。
第3図は1本発明の他の実施例に係る極低温流体用弁装
置を示すものである。第1図に示した実施例においては
、内管、外管、真空断熱層を軸方向に分離し1分離端に
おいて互いに結合して上記内管相互を接続するとともに
接続部分に弁装置本体を位置させているが、この第3図
に示す実施例では内管内に弁装置本体を完全に位置させ
るようにしている。
すなわち、内管61の内面に環状の突部を設け。
この突部で弁座62を形成するとともに上記弁座62に
下流側から選択的に嵌入する弁体63を設けている。弁
体63は、弁座62に直接嵌入する弁体本体64と、こ
の弁体本体64の下流側端部に固定された磁性材65と
で構成されている。内管61の内周面で弁体63より下
流位置には環状板66が固定してあり、この環状板66
と弁体63″との間にはコイルスプリング67が装着さ
れている。内管61の外側には真空断熱層としての空間
68を存して外管69が設けられている。そして、外管
69の外周面で前記環状板66の外側位置にはコイル7
0が装着されている。なお、この実施例においても磁性
材65以外の構成要素は非磁性材で形成されている。
このような構成であると、常時は、コイルスプリング6
7の復元力を受けて弁体63が弁座62に嵌入し、いわ
ゆる弁装置本体が閉じた状態に保持される。このような
状態で、コイル70を付勢すると、磁性材65にコイル
スプリング67の復元力に抗してコイル70の中心に向
かう電磁力が作用する。この結果、第4図に示すように
、弁座62から弁体63が離れ、結局、第1図に示した
実施例と同様に弁装置としての機能を良好に発揮するこ
とになる。そして、この場合には、真空断熱層外から完
全非接触状態で弁体63を制御しているので前記実施例
に比べて熱侵入を非常に少なくできる利点がある。
なお0本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く種々変形することができる。すなわち。
各実施例では弁体の方を移動させるようにしているが弁
座の方を移動させるようにしてもよい。また、各実施例
ではコイルスプリングで偏置力を得るようにしているが
、コイルスプリングに限られるものではなく、要は弾性
体であればよい。また。
対象とする流体も液体ヘリウムに限られるものではなく
極低温流体全般に適用できる。また、弁装置本体を開制
御させるだめの力は仕様に応じて電磁的反発力または電
磁的吸引力を選択すればよい。
さらに、電磁駆動形態に影響を与えない範囲で各部要素
を磁性材で形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る極低温流体用弁装置の
縦断面図、第2図は同装置の作用を説明するための図、
第3図は本発明の他の実施例に係る極低温流体用弁装置
の縦断面図、第4図は同装置の作用を説明するための図
、第5図はタライオスタット内に液体ヘリウムを導入す
るための一方式を説明するための図、第6図は従来の極
低温流体用弁装置の縦断面図、第7図は同装置の作用を
説明するための図である。 A、Aa−・・弁装置、12a、12b−・・弁構成要
素、15.20,61・・・内管、17.22,68・
・・真空断熱層としての空間、18.23・・・内管を
延長させた部分、19.24・・・外管を延長させた部
分、25.62・・・弁座、27.63・・・弁体。 26a・・・筒体、49・・・永久磁石、50.70・
・・コイル、55.67・・・コイルスプリング、65
・・・磁性材。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図    第4図 第1図 第2図 第5図 第6図   第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)極低温流体を通流させる内管と、この内管の外側
    に上記内管との間に真空断熱層を介在させて設けられた
    外管と、前記内管を通して流れる極低温流体の通路を選
    択的に開閉する弁装置本体と、この弁装置本体の可動部
    に復元力を与えて常時は上記弁装置本体を閉状態に保持
    する弾性体と、前記弁装置本体の可動部に連結された磁
    性体と、前記真空断熱層より外側に配置され前記磁性体
    との間に前記弾性体の復元力とは逆向きの電磁力を選択
    的に作用させて前記弁装置本体を開に制御する制御コイ
    ルとを具備してなることを特徴とする極低温流体用弁装
    置。
  2. (2)前記内管、外管および真空断熱層が軸方向に分離
    され、分離端において互いに結合されて上記内管相互が
    接続されるとともに上記内管相互の接続部分に前記弁装
    置本体が配置されてなることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の極低温流体用弁装置。
  3. (3)前記内管および外管は、それぞれ非磁性材で形成
    されてなることを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の極低温流体用弁装置。
JP9520785A 1985-05-02 1985-05-02 極低温流体用弁装置 Pending JPS61252984A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5557925A (en) * 1993-09-10 1996-09-24 Teisan K.K. Piping installation for low temperature fluid
US5597009A (en) * 1994-03-17 1997-01-28 Societe Europeenne De Propulsion Vacuum-enclosed integral cryogenic valve
US5623960A (en) * 1992-12-18 1997-04-29 Teisan Kabushiki Kaisha Solenoid-operated valve for thermally insulated piping and attachment construction therefor

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