JPH0344673Y2 - - Google Patents

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JPH0344673Y2
JPH0344673Y2 JP1984000616U JP61684U JPH0344673Y2 JP H0344673 Y2 JPH0344673 Y2 JP H0344673Y2 JP 1984000616 U JP1984000616 U JP 1984000616U JP 61684 U JP61684 U JP 61684U JP H0344673 Y2 JPH0344673 Y2 JP H0344673Y2
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JP
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JP1984000616U
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English (en)
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JPS60112448U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は物品収納箱の開閉扉に関し、さらに詳
細にいえば、垂直状態から略水平状態に回動させ
ることにより物品収納空間の前面を開放し、その
まま後方へスライドさせることにより収納状態に
保持される物品収納箱の開閉扉に関する。
(従来技術) 物品収納箱としては、引出しを引き出すことに
より物品収納空間の上面を開放し、上面から物品
を出し入れする構成するもの、および前扉を回動
させることにより物品収納空間の前面を開放し、
前面から物品を出し入れする構成するものがあ
る。
このうち後者の物品収納箱は、フアイル等を立
てたままで収納した場合に、前面を開放するのみ
でフアイルの背表紙を一見直ちに確認することが
でき、背表紙の表示を見て必要なフアイル等を速
やかに取り出すことかできて便利である。更に
は、前扉を回動させた後、後方にスライドさせて
物品収納箱内に収納させることにより、前扉が不
本意に回動して物品収納箱の前面を閉塞するとい
う不都合を解消し得て使い勝手を一層向上させる
ことができる。
このような構成の物品収納箱においても、近年
外形に対するその内部の物品収納空間をなるべく
大きく確保したいという要望がある。従つて、か
かる要望から、物品収納箱の前扉の厚みも可及的
に小さく設定するのが一般的とされている。とこ
ろが、前扉に設けられた埋込式の取手部に指が非
常に入れずらいという問題が新たに生じて来た。
このため、この問題を解決すべく、取手部のみを
物品収納空間側へより大きく膨出させることが考
えられるが、このようにすると、前扉を物品収納
空間にスライドさせながら収納させる際に、前記
取手部が物品収納空間内にフアイル等に当つてし
まい、前扉を物品収納箱内に収容させることがで
きないという不都合が生じてしまう。更に、物品
収納空間の利用可能高さも小さくなるという不都
合も生じてしまう。
(目的) 本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであ
り、開閉扉の回動操作時にのみ取手部の充分な操
作空間を確保することができ、かつ他の時には開
閉扉を薄肉化することができる物品収納箱の開閉
扉を提供することを目的とする。
(考案の構成) かかる目的を達成するための本考案の物品収納
箱の開閉扉の構成としては、垂直状態で物品収納
空間の前面を閉塞し、略水平状態に回動させて物
品収納空間の前面を開放し、略水平に後方へスラ
イドさせて収納状態に保持される物品収納箱の開
閉扉において、前記開閉扉の物品収納空間前面を
閉塞する壁部の所定位置に、周縁部を縁カバーで
被覆した透孔を形成して取手部を設け、前記透孔
よりも大きい剛性閉塞板を前記縁カバーの後壁周
面に当て付けて、前記透孔を閉塞するように、剛
性閉塞板を前記壁部の後面に後方回動可能に設け
るとともに、この剛性閉塞板をばねで前方回動付
勢保持させてあることを特徴としている。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面によつて詳
細に説明する。
第1図乃至第3図は物品収納空間を上下2段に
形成した物品収納箱1を示しており、各物品収納
空間2の前面に本考案の最も要旨とする開閉扉3
を設けている。開閉扉3は、金属製平板材の四辺
を後方に折曲形成し、さらに内方に折曲形成する
ことにより構成されており、下辺のみは折曲内端
辺から前方に折曲形成することにより第4図に示
す如く閉扉用の下取手部4を構成している。そし
て、開閉扉3の中央部所定位置に形成した透孔5
の周縁部に合成樹脂製の縁カバー6を取付けるこ
とにより開扉用の取手部7を構成し、更に開閉扉
3の後面所定位置に、蝶板9を介して前記透孔5
よりも大きい、しかも、第4図の実線と2点鎖線
で示すように、屈曲しない剛性板材によつてなる
剛性閉塞板8で、該剛性閉塞板8を縁カバー6の
後壁周面に当て付けて後方回動可能に設けるとと
も、ばね9′等によつて剛性閉塞板8を前方回動
付勢保持させることによつて、常時は剛性閉塞板
8にて取手部7の後面を閉塞し、開扉操作時には
操作者の手、指にて取手部7の後面を開放し得る
ようにしている。また、開閉扉3を回動させ、お
よび水平にスライドさせる案内機構は次のとおり
である。物品収納空間2の側壁10上部内面に水
平方向にのびるコ字状の金属製ガイドレール11
を取付けており、このガイドレール11の下面板
内側辺を下向き折曲し、その前端部内面に金属製
のストツパー12を取付けている。そして、ガイ
ドレール11の前端縁に近接させて合成樹脂製の
逆U字状ガイド部材13を取付け、ガイド部材1
3の上面とガイドレール11の下面板11aとを
略面一状としている。一方、開閉扉3の上部後面
板に取付けた板材14aに対して蝶番14bによ
り回動自在に連結された板材14cの下面に、ガ
イドレール11の下面板11aとスライド自在に
当接する合成樹脂製のスライダー15を取付ける
とともに、スライダー15と近接させて、上記ス
トツパー12と係合可能な係合片16を一体的に
形成している。尚、17は物品収納空間2に設け
られた前方へスライド自在な棚であり、18は仕
切板であり、19は開閉扉3を閉扉状態に保持す
るマグネツトである。
以上の構成であれば、第4図の二点鎖線で示す
如く、取手部7から手、指を入れることにより剛
性閉塞板8をバネ9′等に抗して後方回動させ、
手、指を確実に取手部7に引つ掛けることができ
る。次いで開閉扉3を上方回動させて水平状態と
し(第2図参照)、そのままで取手部7から手を
離し、開閉扉3の下端縁を押して後方へスライド
させれば、取手部7の後面を剛性閉塞板8によつ
て閉塞し、開閉扉3が薄型化しているので僅かな
収納空間に収納される(第3図参照)。
したがつて、この状態で、棚17を前方へ引出
して、該棚17上に置かれたフアイル等を出し入
れすることができる。
また、閉扉する場合には下取手部4に手、指を
引つ掛けて引つ張ることにより開閉扉3を前方に
引き出し(第2図参照)、次いで下方に回動させ
ることにより物品収納空間2の前面を閉塞するこ
とができる(第1図参照)。
尚、本考案は以上の実施例に限定されるもので
は全くなく、例えば開閉扉3を物品収納空間2の
下方に収納するよう構成することが可能であり、
その他本考案の要旨を変更しない範囲内において
種々の設計変更を施すことができる。
(効果) 以上のように本考案は、開閉扉の取手部後面を
閉塞する閉塞板を後方回動可能であり、かつ前方
回動付勢保持させているで、取手部に手、指を引
つ掛ける場合には充分な手、指の挿入空間を確保
することができ、しかも開閉扉収納時には薄型化
して物品収納空間を広く確保することができる。
また、本考案のように、開閉扉の壁部の所定位
置に形成した取手部よりも大きな剛性閉塞板を取
手部の縁カバーの後壁周面にばねを介して当て付
けて、前記透孔を形成するように前記壁部の後面
に設ける構成であると、剛性閉塞板を透孔内に正
確に嵌装させて壁部に取付ける場合のように、剛
性閉塞板や透孔の加工精度の厳格化が要求されな
いとともに、剛性閉塞板の透孔への嵌合位置や剛
性閉塞板の壁部への取付け位置の厳格化も要求さ
れず、簡単な取付け作業で剛性閉塞板を確実に回
動操作できる体裁のよい取手を構成できるととも
に、ばねで付勢された剛性閉塞板を縁カバー後壁
周面に当て付けるようにしたことによつて、取手
部の透孔をきつちりと閉塞することができる利点
を有する。
また、本考案のように、剛性閉塞板を、取手部
の透孔よりも大きくする構成であると、剛性閉塞
板に付設するばねも、剛性閉塞板に合わせて、ば
ね長の長い適当な大きさの、つまり耐久性のよい
適度の前方回動付勢力が得られるものを設定でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は物品収納箱の閉扉状態を示す斜視図、
第2図は物品収納箱の開扉途中状態を示す斜視
図、第3図は物品収納箱の開扉状態を示す斜視
図、第4図は開閉扉と該開閉扉の案内機構を示す
要部斜視図。 1……物品収納箱、2……物品収納空間、3…
…開閉扉、5……透孔、6……縁カバー、7……
取手部、8……剛性閉塞板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 垂直状態で物品収納空間の前面を閉塞し、略水
    平状態に回動させて物品収納空間の前面を開放
    し、略水平に後方へスライドさせて収納状態に保
    持される物品収納箱の開閉扉において、 前記開閉扉の物品収納空間前面を閉塞する壁部
    の所定位置に、周縁部を縁カバーで被覆した透孔
    を形成して取手部を設け、前記透孔よりも大きい
    剛性閉塞板を前記縁カバーの後壁周面に当て付け
    て、前記透孔を閉塞するように、剛性閉塞板を前
    記壁部の後面に後方回動可能に設けるとともに、
    この剛性閉塞板をばねで前方回動付勢保持させて
    あることを特徴とする物品収納箱の開閉扉。
JP61684U 1984-01-06 1984-01-06 物品収納箱の開閉扉 Granted JPS60112448U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61684U JPS60112448U (ja) 1984-01-06 1984-01-06 物品収納箱の開閉扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61684U JPS60112448U (ja) 1984-01-06 1984-01-06 物品収納箱の開閉扉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60112448U JPS60112448U (ja) 1985-07-30
JPH0344673Y2 true JPH0344673Y2 (ja) 1991-09-19

Family

ID=30472616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61684U Granted JPS60112448U (ja) 1984-01-06 1984-01-06 物品収納箱の開閉扉

Country Status (1)

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JP (1) JPS60112448U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020179458A (ja) * 2019-04-25 2020-11-05 グラフテック株式会社 カッティングプロッタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5544751U (ja) * 1978-09-18 1980-03-24

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5544751U (ja) * 1978-09-18 1980-03-24

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020179458A (ja) * 2019-04-25 2020-11-05 グラフテック株式会社 カッティングプロッタ

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Publication number Publication date
JPS60112448U (ja) 1985-07-30

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