JPH0343875B2 - - Google Patents
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- JPH0343875B2 JPH0343875B2 JP4069580A JP4069580A JPH0343875B2 JP H0343875 B2 JPH0343875 B2 JP H0343875B2 JP 4069580 A JP4069580 A JP 4069580A JP 4069580 A JP4069580 A JP 4069580A JP H0343875 B2 JPH0343875 B2 JP H0343875B2
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- thyristor
- field winding
- bypass
- synchronous machine
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P9/00—Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
- H02P9/10—Control effected upon generator excitation circuit to reduce harmful effects of overloads or transients, e.g. sudden application of load, sudden removal of load, sudden change of load
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L24/00—Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
- H01L24/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/10—Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/11—Device type
- H01L2924/13—Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
- H01L2924/1301—Thyristor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は同期機の界磁巻線に開閉器を介さず直
接制御整流された界磁電流を供給するようにした
同期機の励磁装置に関する。
接制御整流された界磁電流を供給するようにした
同期機の励磁装置に関する。
従来、同期機の励磁装置としては交流電源出力
を電源しや断器を介してサイリスタ整流装置に供
給し、このサイリスタ整流装置により交流電源出
力を制御整流してその出力を同期機の界磁巻線に
開閉器を介さず直接供給するようにしたものがあ
る。
を電源しや断器を介してサイリスタ整流装置に供
給し、このサイリスタ整流装置により交流電源出
力を制御整流してその出力を同期機の界磁巻線に
開閉器を介さず直接供給するようにしたものがあ
る。
第1図はかかる従来の同期機の励磁装置の構成
例を示すものである。第1図において、1は界磁
巻線1Fを備えた発電機で、この発電機1の出力
端は系統並列投入用の主しや断器2、主変圧器3
を直列に介して交流系統4に接続されている。ま
た、5は発電機1の界磁巻線1Fを励磁する励磁
回路に設けられたサイリスタ整流装置で、その交
流側入力端は電源しや断器6、励磁電源変圧器7
を直列に介して主変圧器3と主しや断器2とを結
ぶ電路に接続されている。さらに8は入力端が計
器用変圧器9を介して発電機1と主しや断器2と
を結ぶ電路に接続された自動電圧調整装置で、こ
の自動電圧調整装置8は発電機1の出力電圧が所
定の電圧になるように上記サイリスタ整流装置5
のサイリスタを導通制御するものである。10は
発電機1の界磁巻線1Fに並列に接続されたバイ
パス用サイリスタ、11は同じく界磁巻線1Fに
並列に接続されバイパス用サイリスタ10に対し
てゲート点弧信号を与える自動点弧回路である。
例を示すものである。第1図において、1は界磁
巻線1Fを備えた発電機で、この発電機1の出力
端は系統並列投入用の主しや断器2、主変圧器3
を直列に介して交流系統4に接続されている。ま
た、5は発電機1の界磁巻線1Fを励磁する励磁
回路に設けられたサイリスタ整流装置で、その交
流側入力端は電源しや断器6、励磁電源変圧器7
を直列に介して主変圧器3と主しや断器2とを結
ぶ電路に接続されている。さらに8は入力端が計
器用変圧器9を介して発電機1と主しや断器2と
を結ぶ電路に接続された自動電圧調整装置で、こ
の自動電圧調整装置8は発電機1の出力電圧が所
定の電圧になるように上記サイリスタ整流装置5
のサイリスタを導通制御するものである。10は
発電機1の界磁巻線1Fに並列に接続されたバイ
パス用サイリスタ、11は同じく界磁巻線1Fに
並列に接続されバイパス用サイリスタ10に対し
てゲート点弧信号を与える自動点弧回路である。
このような構成の同期機の励磁装置において、
今、自動電圧調整装置8の出力によりサイリスタ
整流装置5のサイリスタが導通制御され発電機1
の出力電圧が所定の電圧となるように界磁巻線1
Fの励磁電流が制御されているものとする。この
ような状態にあるとき、発電機1の界磁巻線1F
の励磁を停止するには、まず電源しや断器6を開
放する。すると界磁巻線1Fには逆電圧が発生
し、バイパス用サイリスタ10には設定値以上の
順方向電圧がかかり、同時に自動点弧回路11に
よりバイパス用サイリスタ10を自動点弧させ
る。したがつて界磁巻線1Fとバイパス用サイリ
スタ10と閉回路が形成されるので、界磁巻線に
流れる電流を瞬断することによる大電圧の発生を
抑えて界磁電流を減衰させることができる。
今、自動電圧調整装置8の出力によりサイリスタ
整流装置5のサイリスタが導通制御され発電機1
の出力電圧が所定の電圧となるように界磁巻線1
Fの励磁電流が制御されているものとする。この
ような状態にあるとき、発電機1の界磁巻線1F
の励磁を停止するには、まず電源しや断器6を開
放する。すると界磁巻線1Fには逆電圧が発生
し、バイパス用サイリスタ10には設定値以上の
順方向電圧がかかり、同時に自動点弧回路11に
よりバイパス用サイリスタ10を自動点弧させ
る。したがつて界磁巻線1Fとバイパス用サイリ
スタ10と閉回路が形成されるので、界磁巻線に
流れる電流を瞬断することによる大電圧の発生を
抑えて界磁電流を減衰させることができる。
しかるに近年発電機の大容量化に伴ない界磁電
流も増大するため、その励磁停止時に流れる通過
電流を第1図に示す如く励磁回路に設けられた1
個のバイパス用サイリスタで減衰させるものでは
通過電流容量が不足するようになつてきている。
このため励磁回路に設けられるバイパス用サイリ
スタの個数を増やしてこれらを並列に接続すれ
ば、総合的に通電電流容量を増加し得、バイパス
用サイリスタの電流容量の問題を解決することが
できる。しかし、発電機の運転中にはこれらのバ
イパス用サイリスタは使用されないため、単に励
磁停止時の通電だけの目的でサイリスタを増やす
ことは装置のコスト上昇をもたらし、経済的に不
利なものとなる。また、バイパス用サイリスタの
個数を増した場合、各々のサイリスタ素子の特性
の違いやバイパス用サイリスタを並列に接続する
ことにより自動点弧回路が複雑化し、このため、
信頼性が低下するとともにバイパス用サイリスタ
の点弧失敗等を招くことがある。したがつて、こ
のような場合には励磁停止時に発生する界磁巻線
のエネルギーをバイパスさせることができず、セ
レンアレスタ等の保護用品をを破壊させ、サイリ
スタ装置等に少なからずダメージを与える不都合
が発生する。
流も増大するため、その励磁停止時に流れる通過
電流を第1図に示す如く励磁回路に設けられた1
個のバイパス用サイリスタで減衰させるものでは
通過電流容量が不足するようになつてきている。
このため励磁回路に設けられるバイパス用サイリ
スタの個数を増やしてこれらを並列に接続すれ
ば、総合的に通電電流容量を増加し得、バイパス
用サイリスタの電流容量の問題を解決することが
できる。しかし、発電機の運転中にはこれらのバ
イパス用サイリスタは使用されないため、単に励
磁停止時の通電だけの目的でサイリスタを増やす
ことは装置のコスト上昇をもたらし、経済的に不
利なものとなる。また、バイパス用サイリスタの
個数を増した場合、各々のサイリスタ素子の特性
の違いやバイパス用サイリスタを並列に接続する
ことにより自動点弧回路が複雑化し、このため、
信頼性が低下するとともにバイパス用サイリスタ
の点弧失敗等を招くことがある。したがつて、こ
のような場合には励磁停止時に発生する界磁巻線
のエネルギーをバイパスさせることができず、セ
レンアレスタ等の保護用品をを破壊させ、サイリ
スタ装置等に少なからずダメージを与える不都合
が発生する。
本発明は同期機の励磁停止時に発生する界磁巻
線の逆電圧によるエネルギーのバイパス通電容量
を増加させることができる信頼性の高い同期機の
励磁装置を提供することを目的とする。
線の逆電圧によるエネルギーのバイパス通電容量
を増加させることができる信頼性の高い同期機の
励磁装置を提供することを目的とする。
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。第2図は本発明の同期機の励磁装置の構成図
を示すもので、第1図と同一部分には同一記号を
付してその説明を省略し、ここでは異なる点につ
いてのみ述べる。本実施例では第2図に示すよう
にサイリスタ整流装置5を構成する全てのサイリ
スタに対して点弧パルスを与える点流パルス発生
回路(以下、特殊点流パルス発生装置と呼ぶ)1
2を設け、またバイパス用サイリスタ10に直列
にバイパス用放電抵抗13を設ける構成とするも
のである。
る。第2図は本発明の同期機の励磁装置の構成図
を示すもので、第1図と同一部分には同一記号を
付してその説明を省略し、ここでは異なる点につ
いてのみ述べる。本実施例では第2図に示すよう
にサイリスタ整流装置5を構成する全てのサイリ
スタに対して点弧パルスを与える点流パルス発生
回路(以下、特殊点流パルス発生装置と呼ぶ)1
2を設け、またバイパス用サイリスタ10に直列
にバイパス用放電抵抗13を設ける構成とするも
のである。
上記特殊転流パルス発生装置12は、第3図に
示すように抵抗RとコンデンサCとの組合せ回路
により構成されており、またその制御回路は第4
図に示すように構成されている。すなわち、第4
図に示すように制御電源母線P,N間に電源しや
断器6が開放すると閉じる補助常閉接点6−bと
補助リレーXとを直列に接続し、また特殊転流パ
ルス発生装置12の電源接続端を制御電源母線
P,N間に接続し、その出力端に補助リレーXの
常開接点X−aを接続し、この常開接点X−aを
通して点弧パルス信号が送出できるようになつて
いる。なお、第3図では抵抗RとコンデンサCと
で特殊転流パルス発生装置12を構成するように
したが、静止形半導体素子やトランス等でも構成
でき、また第4図に示す制御回路では補助リレー
Xを用いたが、これをタイマー等に置き換えても
よいことは勿論である。
示すように抵抗RとコンデンサCとの組合せ回路
により構成されており、またその制御回路は第4
図に示すように構成されている。すなわち、第4
図に示すように制御電源母線P,N間に電源しや
断器6が開放すると閉じる補助常閉接点6−bと
補助リレーXとを直列に接続し、また特殊転流パ
ルス発生装置12の電源接続端を制御電源母線
P,N間に接続し、その出力端に補助リレーXの
常開接点X−aを接続し、この常開接点X−aを
通して点弧パルス信号が送出できるようになつて
いる。なお、第3図では抵抗RとコンデンサCと
で特殊転流パルス発生装置12を構成するように
したが、静止形半導体素子やトランス等でも構成
でき、また第4図に示す制御回路では補助リレー
Xを用いたが、これをタイマー等に置き換えても
よいことは勿論である。
次に作用について述べるに、その理解を容易に
するため第2図の要部を詳細に示す第5図を参照
しながら説明する。ここで、第5図において、サ
イリスタ整流装置5は通常3相ブリツジである
が、これを単相ブリツジに単純化して示したもの
で、5−U,5−V,5−X,5−Yはサイリス
タである。また14は主回路と電子回路を絶縁す
るゲートパルストランス、15,16は逆流防止
用ダイオードで、これら逆流防止用ダイオード1
5,16は自動電圧調整装置8と特殊転流パルス
発生装置12の何れからの信号もサイリスタ整流
装置5に伝え、逆に自動電圧調整装置8の出力が
特殊転流パルス発生装置12に、また特殊転流パ
ルス発生装置12の出力が自動電圧調整装置にそ
れぞれ流入することを防止するためのものであ
る。
するため第2図の要部を詳細に示す第5図を参照
しながら説明する。ここで、第5図において、サ
イリスタ整流装置5は通常3相ブリツジである
が、これを単相ブリツジに単純化して示したもの
で、5−U,5−V,5−X,5−Yはサイリス
タである。また14は主回路と電子回路を絶縁す
るゲートパルストランス、15,16は逆流防止
用ダイオードで、これら逆流防止用ダイオード1
5,16は自動電圧調整装置8と特殊転流パルス
発生装置12の何れからの信号もサイリスタ整流
装置5に伝え、逆に自動電圧調整装置8の出力が
特殊転流パルス発生装置12に、また特殊転流パ
ルス発生装置12の出力が自動電圧調整装置にそ
れぞれ流入することを防止するためのものであ
る。
第5図において、今、発電機1が運転状態にあ
るとすれば、サイリスタ整流装置5は自動電圧調
整装置8の出力により制御動作しており、電源し
や断器6を介して加えられる電源入力を直流に変
換して発電機1の界磁巻線1Fに供給し、発電機
1の出力電圧が所定の電圧になるように界磁制御
されている。この場合、サイリスタ整流装置5は
サイリスタ5−Uと5−Y,5−Vと5−Xとい
う対になつて順次点弧されている。このような状
態にあるとき、発電機1の界磁巻線1Fの励磁を
停止するには、まず電源しや断器6を開放する。
するとサイリスタ整流装置5への電源入力が断た
れるため、界磁巻線1Fには今まで流れていた界
磁電流経路が断たれるので、その変化を妨げる方
向の逆電圧、つまりバイパス用サイリスタ10に
対して順方向の電圧が発生する。この逆電圧が自
動点弧回路11の設定値以上になると、自動点弧
回路11が働き、バイパス用サイリスタ10を自
動点弧する。この場合バイパス用サイリスタ10
は電源しや断器6が開き始めると同時に点弧され
て導通するので、今までサイリスタ整流装置5を
通して流れていた電流がバイパス用放電抵抗1
3、バイパス用サイリスタ10および界磁巻線1
Fを通る閉回路に流れるようになる。次いで電源
しや断器6が完全に開放状態になると、サイリス
タ整流装置5の入力電圧が断たれるため、サイリ
スタ5−U,5−Y,5−V,5−Xは全てオフ
の状態になり、サイリスタ整流装置5の各サイリ
スタには電流が流れなくなる。しかしサイリスタ
整流装置5の各サイリスタ5−U,5−X,5−
V,5−Yは前述した如くバイパス用サイリスタ
10が点弧してバイパス電流が流れると、この時
点からバイパス用放電抵抗13よりそのアノード
電圧が確保されるので、上記サイリスタ5−U,
5−X,5−V,5−Yは点弧パルスが加えられ
れば、いつでも点弧できる状態になつている。
るとすれば、サイリスタ整流装置5は自動電圧調
整装置8の出力により制御動作しており、電源し
や断器6を介して加えられる電源入力を直流に変
換して発電機1の界磁巻線1Fに供給し、発電機
1の出力電圧が所定の電圧になるように界磁制御
されている。この場合、サイリスタ整流装置5は
サイリスタ5−Uと5−Y,5−Vと5−Xとい
う対になつて順次点弧されている。このような状
態にあるとき、発電機1の界磁巻線1Fの励磁を
停止するには、まず電源しや断器6を開放する。
するとサイリスタ整流装置5への電源入力が断た
れるため、界磁巻線1Fには今まで流れていた界
磁電流経路が断たれるので、その変化を妨げる方
向の逆電圧、つまりバイパス用サイリスタ10に
対して順方向の電圧が発生する。この逆電圧が自
動点弧回路11の設定値以上になると、自動点弧
回路11が働き、バイパス用サイリスタ10を自
動点弧する。この場合バイパス用サイリスタ10
は電源しや断器6が開き始めると同時に点弧され
て導通するので、今までサイリスタ整流装置5を
通して流れていた電流がバイパス用放電抵抗1
3、バイパス用サイリスタ10および界磁巻線1
Fを通る閉回路に流れるようになる。次いで電源
しや断器6が完全に開放状態になると、サイリス
タ整流装置5の入力電圧が断たれるため、サイリ
スタ5−U,5−Y,5−V,5−Xは全てオフ
の状態になり、サイリスタ整流装置5の各サイリ
スタには電流が流れなくなる。しかしサイリスタ
整流装置5の各サイリスタ5−U,5−X,5−
V,5−Yは前述した如くバイパス用サイリスタ
10が点弧してバイパス電流が流れると、この時
点からバイパス用放電抵抗13よりそのアノード
電圧が確保されるので、上記サイリスタ5−U,
5−X,5−V,5−Yは点弧パルスが加えられ
れば、いつでも点弧できる状態になつている。
このような状態にある時、サイリスタ5−U,
5−V,5−X,5−Yに特殊転流パルス発生装
置12により点弧パルスを与えると、サイリスタ
5−U,5−V,5−X,5−Yは全て導通状態
になる。この場合、特殊転流パルス発生装置12
は第3図に示す如くコンデンサCが充電された状
態にあり、またその制御は第4図に示す如く電源
しや断器6の開放により閉じる補助常閉接点6−
bにより補助リレーXが動作し、その常開接点X
−aが閉じることによりコンデンサCの充電電荷
を放電させ、これが点弧パルスとして送出され
る。したがつて通常運転中はサイリスタ5−U,
5−V,5−X,5−Yが5−Uと5−Y、5−
Vと5−Xという対になつて順次点弧制御される
が、電源しや断器6が開放された状態では特殊転
流パルス発生装置12によりサイリスタ5−U,
5−V,5−X,5−Yが全て同時に点弧される
ことになる。これにより、サイリスタ整流装置5
の各サイリスタ5−U,5−V,5−X,5−Y
が同時に導通するので、このサイリスタ整流装置
12により励磁回路が短絡状態となり、バイパス
用サイリスタ10とバイパス用放電抵抗13を通
して界磁巻線1Fに流れていた電流がサイリスタ
5−Uと5−X、5−Vと5−Yを通して流れる
ようになる。
5−V,5−X,5−Yに特殊転流パルス発生装
置12により点弧パルスを与えると、サイリスタ
5−U,5−V,5−X,5−Yは全て導通状態
になる。この場合、特殊転流パルス発生装置12
は第3図に示す如くコンデンサCが充電された状
態にあり、またその制御は第4図に示す如く電源
しや断器6の開放により閉じる補助常閉接点6−
bにより補助リレーXが動作し、その常開接点X
−aが閉じることによりコンデンサCの充電電荷
を放電させ、これが点弧パルスとして送出され
る。したがつて通常運転中はサイリスタ5−U,
5−V,5−X,5−Yが5−Uと5−Y、5−
Vと5−Xという対になつて順次点弧制御される
が、電源しや断器6が開放された状態では特殊転
流パルス発生装置12によりサイリスタ5−U,
5−V,5−X,5−Yが全て同時に点弧される
ことになる。これにより、サイリスタ整流装置5
の各サイリスタ5−U,5−V,5−X,5−Y
が同時に導通するので、このサイリスタ整流装置
12により励磁回路が短絡状態となり、バイパス
用サイリスタ10とバイパス用放電抵抗13を通
して界磁巻線1Fに流れていた電流がサイリスタ
5−Uと5−X、5−Vと5−Yを通して流れる
ようになる。
このように本実施例ではバイパス用サイリスタ
10をフラツシユ的に用い、主に界磁巻線1Fの
エネルギーをサイリスタ整流装置5のサイリスタ
5−Uと5−X,5−Vと5−Yにバイパスさせ
て流れるようにしたので、バイパス電流の分流回
路数を増加させ得、バイパス通電容量を飛躍的に
増大させることができる。通常サイリスタ整流装
置は複数個のサイリスタを多並列にして構成して
いるので、上記のように各サイリスタの全てを同
時に点弧すれば、複数の分流回路を形成すること
ができる。
10をフラツシユ的に用い、主に界磁巻線1Fの
エネルギーをサイリスタ整流装置5のサイリスタ
5−Uと5−X,5−Vと5−Yにバイパスさせ
て流れるようにしたので、バイパス電流の分流回
路数を増加させ得、バイパス通電容量を飛躍的に
増大させることができる。通常サイリスタ整流装
置は複数個のサイリスタを多並列にして構成して
いるので、上記のように各サイリスタの全てを同
時に点弧すれば、複数の分流回路を形成すること
ができる。
上記ではサイリスタ整流装置5を単相全波ブリ
ツジについて述べたが、3相全波ブリツジの場合
も同様なので、ここではその説明を省略する。
ツジについて述べたが、3相全波ブリツジの場合
も同様なので、ここではその説明を省略する。
なお、上記実施例では特殊転流パルス発生装置
12を設けてその点弧パルスをサイリスタ整流装
置5に与えるようにしたが、その機能を自動電圧
調整装置8に持たせるようにしてもよく、また電
源しや断器6を開く前にサイリスタ整流装置5を
ゲートブロツクするようにしてもよい。
12を設けてその点弧パルスをサイリスタ整流装
置5に与えるようにしたが、その機能を自動電圧
調整装置8に持たせるようにしてもよく、また電
源しや断器6を開く前にサイリスタ整流装置5を
ゲートブロツクするようにしてもよい。
以上述べたように本発明によれば、サイリスタ
整流装置により制御整流された電流を開閉器を介
さず直接界磁巻線に供給するようにした同期機の
励磁装置において、界磁巻線の励磁停止時、この
界磁巻線と並列に設けられたバイパス用サイリス
タを界磁巻線に発生する逆電圧により点弧して瞬
時のみこのバイパス用サイリスタを通して界磁巻
線を流し、次いでこの界磁電流を主にサイリスタ
整流装置のサイリスタ群を全て同時に点弧するこ
とにより形成される複数の分流回路を通して流す
ようにしたので、同期機の大容量化に伴つて界磁
電流が増大しても回路構成を簡単且つ安価にして
対処し得る信頼性の高い同期機の励磁装置が提供
できる。
整流装置により制御整流された電流を開閉器を介
さず直接界磁巻線に供給するようにした同期機の
励磁装置において、界磁巻線の励磁停止時、この
界磁巻線と並列に設けられたバイパス用サイリス
タを界磁巻線に発生する逆電圧により点弧して瞬
時のみこのバイパス用サイリスタを通して界磁巻
線を流し、次いでこの界磁電流を主にサイリスタ
整流装置のサイリスタ群を全て同時に点弧するこ
とにより形成される複数の分流回路を通して流す
ようにしたので、同期機の大容量化に伴つて界磁
電流が増大しても回路構成を簡単且つ安価にして
対処し得る信頼性の高い同期機の励磁装置が提供
できる。
第1図は従来装置の構成例を示す回路図、第2
図は本発明装置の一実施例の構成を示す回路図、
第3図は同実施例における特殊転流パルス発生装
置の内部構成例を示す回路図、第4図は同じく特
殊転流パルス発生装置の制御回路図、第5図は第
2図に示す回路構成においてその作用説明に必要
な部分を詳細に示す回路図である。 1……発電機、1F……界磁巻線、5……サイ
リスタ整流装置、8……自動電圧調整装置、10
……バイパス用サイリスタ、11……自動点弧回
路、12……特殊転流パルス発生装置、13……
バイパス用放電抵抗。
図は本発明装置の一実施例の構成を示す回路図、
第3図は同実施例における特殊転流パルス発生装
置の内部構成例を示す回路図、第4図は同じく特
殊転流パルス発生装置の制御回路図、第5図は第
2図に示す回路構成においてその作用説明に必要
な部分を詳細に示す回路図である。 1……発電機、1F……界磁巻線、5……サイ
リスタ整流装置、8……自動電圧調整装置、10
……バイパス用サイリスタ、11……自動点弧回
路、12……特殊転流パルス発生装置、13……
バイパス用放電抵抗。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 交流電源出力を電源しや断器6を介してサイ
リスタ整流装置5に供給し、制御整流した直流出
力を同期機の界磁巻線1Fに開閉器を介さずに直
接供給する同期機の励磁装置において、 前記界磁巻線と並列に正方向出力を阻止する極
性に設けられたバイパス用サイリスタ10と、 前記界磁巻線と並列に設けられ、この界磁巻線
の設定値以上の逆電圧が発生したとき前記バイパ
ス用サイリスタを点弧させ界磁巻線を転流させる
自動点弧回路11と、 前記バイパス用サイリスタと直列に設けられ、
界磁電流が転流したとき前記サイリスタ整流装置
のアノード電圧を確保する放電抵抗13と、 前記電源しや断器が解放されたことを条件に前
記放電抵抗によりアノード電圧が確保されたとき
サイリスタ整流装置を構成する全てのサイリスタ
に同時に点弧パルスを与え界磁電流を転流させる
転流パルス発生回路12とを具備することを特徴
とする同期機の励磁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4069580A JPS56139100A (en) | 1980-03-29 | 1980-03-29 | Exciter for synchronizer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4069580A JPS56139100A (en) | 1980-03-29 | 1980-03-29 | Exciter for synchronizer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56139100A JPS56139100A (en) | 1981-10-30 |
JPH0343875B2 true JPH0343875B2 (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=12587682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4069580A Granted JPS56139100A (en) | 1980-03-29 | 1980-03-29 | Exciter for synchronizer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56139100A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59132798A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-07-30 | Nippon Electric Ind Co Ltd | 交流発電機用自動電圧調整器 |
JPS62141977A (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-25 | Toshiba Corp | プラズマ励起装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5395214A (en) * | 1977-02-01 | 1978-08-21 | Toshiba Corp | Synchronous machine |
-
1980
- 1980-03-29 JP JP4069580A patent/JPS56139100A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5395214A (en) * | 1977-02-01 | 1978-08-21 | Toshiba Corp | Synchronous machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56139100A (en) | 1981-10-30 |
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