JPH0343803B2 - - Google Patents

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JPH0343803B2
JPH0343803B2 JP55045804A JP4580480A JPH0343803B2 JP H0343803 B2 JPH0343803 B2 JP H0343803B2 JP 55045804 A JP55045804 A JP 55045804A JP 4580480 A JP4580480 A JP 4580480A JP H0343803 B2 JPH0343803 B2 JP H0343803B2
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JP
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transistor
circuit
resistor
emitter
collector
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JPS55154830A (en
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Aran Kurisutofuaasun Uooren
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International Business Machines Corp
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Publication of JPH0343803B2 publication Critical patent/JPH0343803B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • G05F1/575Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices characterised by the feedback circuit

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は供給電圧の正確な調整を必要とする低
電位の半導体集積回路に適用する場合に最適な基
準電圧発生回路に関する。
半導体の電流及び電位の調整回路構成は周知で
ある。より低い電力で、より高速であり、より正
確な公差を有し、より低価格の回路の需要が次第
に生じている。上記問題のうちの特定のものを解
決する特定の方法が提示されてきた。技術者を悩
ましてきた1つの特定の問題は、最近の半導体装
置群を動作させる比較的低いコレクタ電極の電位
によつて起こつている問題である。この電位はし
かし上記の半導体装置群のベース及びエミツタの
電極間の電位降下より2乃至3倍大きい。理解さ
れるように、これらのより低い電位比で所望の調
整を達成するのはさらに困難である。
本願発明は上述の事情を考慮してなされたもの
であり、低電位の基準電圧を安定的に供給できる
基準電圧発生回路を提供することを目的としてい
る。
この発明では以上の目的を達成するために、 共通エミツタ接続された第1のトランジスタお
よび第2のトランジスタならびにこれらトランジ
スタの一方のコレクタに接続された負荷用の第1
の抵抗器を具備して増幅器を構成し、上記第1の
トランジスタのベースに入力基準電圧を供給する
とともに上記第2のトランジスタのベースに上記
増幅器の出力を帰還してなり、上記増幅器の出力
を出力基準電圧として導出する基準電圧発生回路
において、 上記第1のトランジスタおよび第2のトランジ
スタの共通エミツタに接続されてそれらの電流源
をなす第3のトランジスタと、 上記一方のコレクタからのコレクタ出力を受け
取るエミツタフオロワ型の第4のトランジスタ
と、 この第4のトランジスタのエミツタ出力を受け
取る第2の抵抗器および順方向の第1のダイオー
ドの直列回路と、 上記第1のダイオードとともに第1のカレント
ミラー回路をなす第5のトランジスタと、 この第5のトランジスタのコレクタエミツタ通
路に対して並列に接続されるとともに上記第3の
トランジスタとともに第2のカレントミラー回路
をなす順方向の第2のダイオードと、 この第2のダイオードおよび第5のトランジス
タのエミツタコレクタ通路の並列回路に電流を供
給する第3の抵抗器とを有し、 上記第2および第3の抵抗器の抵抗値を同一に
し、かつ上記第2および第3の抵抗器の抵抗値と
上記第1の抵抗器の抵抗値との比に応じて上記第
2のトランジスタのコレクタに現れる出力基準電
圧を設定するようにした基準電圧発生回路を提案
する。
この基準電圧発生回路では、後の記載から明ら
かなように、第1、第2および第3の抵抗器の抵
抗値の設定により、差動接続した第2のトランジ
スタのコレクタすなわち基準出力端から所望の電
圧を供給でき、しかも回路構成上ダイオードのカ
レントミラーを主に用いたフイードバツク・パス
を形成して基準電圧を生成しているため、低電位
の基準電圧を供給できる利点がある。
以下この発明の実施例について説明する。
第1図はこの発明の第1の実施例を示す。この
第1図において、第1の実施例の基準電圧発生回
路は、正の付勢電位点とここでは大地として示さ
れている固定基準電位点との間に直列に接続され
た2つの抵抗体131,132を含む。2つの抵
抗体131,132の接合点における基準電位
は、相補的な入力トランジスタ136を有する第
1の増幅回路10′のトランジスタ134のベー
ス電極に印加される。この入力トランジスタ13
6のエミツタ電極はトランジスタ138により大
地基準電位に接続される。
増幅回路10′からの出力は、より高い正の付
勢電位が印加される負荷抵抗体144の反対側で
得られる。トランジスタ134のコレクタ電極は
第2の正の付勢電位源に直接接続されるが、他の
トランジスタ136のコレクタ電極は負荷抵抗体
144を介して同じ付勢電位に接続される。トラ
ンジスタ136のコレクタ電極は、増幅回路2
0′のトランジスタ160のベース電極に接続さ
れる。正の付勢電位が抵抗体162を介して増幅
トランジスタ160のコレクタ電極に印加され
る。上記トランジスタ160の出力は、トランジ
スタ166,168及び169しか示されていな
いが調整された電位即ち電圧出力の数多くのトラ
ンジスタのベース電極に印加される。上記トラン
ジスタは、実質的に共通接続された電極のような
ものを有するエミツタ・フオロワ回路構成におい
て、共通接続されたエミツタ電極に接続された各
負荷素子と効果的に接続される。出力トランジス
タ166,168及び169はこうして、トラン
ジスタ136のコレクタからベースに至る増幅回
路10′の負のフイードバツク・パスに組込まれ
る。即ちフイードバツク・ループはトランジスタ
160を含む。ダイオード167は、トランジス
タ166,168及び169に対するターン・オ
フ・バイアスを提供する。調整された電位レベル
が必要とされる地点に全く接近して半導体チツプ
の回りに配置されている、これら出力エミツタ・
フオロワ回路の出力トランジスタが数多く存在す
る場合には、1000程度までの論理回路負荷が適用
されると良い。
この実施例の基準電圧発生回路は、増幅回路ト
ランジスタ136のコレクタ電極と電流源トラン
ジスタ138のベース電極との間に結合された一
組の相互接続された電流ミラー回路を含む。この
基準電圧発生回路は、ベース電極が増幅トランジ
スタ136のコレクタ電極に接続され、コレクタ
電極が正の付勢電位源に接続され、そしてエミツ
タ電極が、ダイオード174により固定基準電位
点に接続されている抵抗体172に接続されてい
る、入力回路トランジスタ170を含む。出力回
路トランジスタ180は、抵抗体172及びダイ
オード174の間の接合点に接続されたベース電
極と、固定基準電位点に接続されたエミツタ電極
と、負荷抵抗体182に接続されたコレクタ電極
とを有する。この負荷抵抗体は、ダイオード18
6により第2の正の付勢電位源に接続される。出
力回路のトランジスタ180のコレクタ電極は、
接続されたダイオード188によりそのベースか
ら固定基準電位点に接続された電流源トランジス
タ138のベース電極に、接続される。
差動増幅回路が示されてきたが、第2図及び第
3図の簡略化されたダイヤグラムにより示された
回路の動作との関連から明らかとなるように、こ
の実施例の基準電圧発生回路は単一のトランジス
タを含む単一の変換回路に容易に適用される。上
記第2図及び第3図では、種々の構成部品は同じ
参照番号に、プライムが付されて与えられている
が、これにより第2図に示された回路の対応する
これらの素子の関係が容易に理解されることにな
る。設計上、トランジスタの全ては実質的に同じ
ベース・エミツタ電位勾配を有し、また示された
全てのダイオードは実質的に同じ構造のトランジ
スタのベース及びコレクタ電極を相互接続するこ
とにより形成し、これにより陽極と陰極の電位勾
配は実質的にVBEに等しくなるという利点を有す
る。また全てのトランジスタは、非常に大きなベ
ータ(β)比を有し、これによりベース電流は無
視できエミツタ及びコレクタ電流は実質的に等し
くなる。装置によりかなり異なるダイオード及び
トランジスタの特性が調整されなければならない
ような場合に、当業者は容易にこの技術を適用す
ることができる。しかししばしば、集積回路装置
の設計における通常の場合のように、かなり良く
似た構造により与えられる簡略化及び信頼性の利
点により、装置の選択は制限されることになる。
さて第2図を特定して参照すると、この図には
2つの電流ミラー回路が別々に示されている。電
流I1はトランジスタ138′を流れるが、このト
ランジスタはダイオード188′を流れる電流の
鏡像であり、これ故に同じ値の電流I1がダイオー
ド188′、抵抗体182′及びダイオード18
6′を流れる。同様に、電流I2はトランジスタ1
80′を流れるが、このトランジスタはダイオー
ド174′を流れる電流の鏡像であり、それで同
じ値の電流I2がトランジスタ170′、抵抗体1
72′及びダイオード174′を流れる。抵抗体1
72′及び182′は互いに同じ値にされる。好ま
しくはトランジスタ136′に接続された負荷抵
抗体素子144′の値の半分に等しくすると良い。
2つの電流ミラー回路を流れる電流は、オームの
法則を適用することにより次のように表わされ
る。(プライム記号は省略している)。
I1=(V++−2VBE)/R182 (1) I2=(V++−V144−2VBE)/R172 (2) 次に第3図を参照すると、この図はトランジス
タ回路において本発明により相互接続された電流
ミラー回路の簡略化されたダイヤグラムを示して
いる。
I=I1−I2 (3) 1/2R144=R172=R182を代入して I=(V++−2VBE)/R182−(V++ −V144−2VBE)/R172 (4) =2V144/R144 (5) V144/R144=IR144より I=2IR144 I134=I−IR144=IR144=I136 (6) このようにトランジスタ素子134′及び13
6′の2つのコレクタ電流は等しいので、トラン
ジスタ134′及び136′のベース電圧は非常に
高い精度で等しくなる。
なお以上の説明ではR172およびR182をR144の2
倍にしたが、R172およびR182をR144のN倍にすれ
ば、トランジスタ138のコレクタ電流Iと抵抗
R144の電流IR144との間に I=N・IR144の関係が成立する。トランジスタ
138を定電流とみなせば、電流IR144を抵抗17
2,184,144の抵抗値R172、R182、R144
設定でき、この結果トランジスタ136のコレク
タに現れる出力電圧をこれら抵抗値 R172、R182、R144で調整できることがわかる。
また基準電圧を得るために行われるフイードバツ
クはカレントミラーのダイオードおよびトランジ
スタのエミツタ・ベース接合であるため低い電位
の基準電圧を発生するのに最適である。
消費電力は次のようになる。
P=V++(I138+IR182+IR172) (7) I138=IR182+IR172 (8) それ故に P=V++・2I182 (9) IR182=(V++−2VBE)/R182 (10) P=2V++(V++−2VBE)/R182 (11) 試験された回路の一例では V++=5V R182=R172=2.0KΩ VBE=0.75V これから公称電力は P=2×5(5−2×0.75)/2 =17.5ミリワツト つぎにこの発明の第2の実施例が、第4図に示
されている。ここでは、第1の基準電位発生回路
12′は、正の付勢電位点と大地としてここでは
示されている固定基準電位点との間に直列に接続
された一組の抵抗体201及び202を含む。ト
ランジスタ192のベース電極は、抵抗体201
及び202の接合点に接続される。そこでベース
電流は、温度及びプロセスの変化に対して他の調
整器の電位によく追従するように、基準電位を僅
かに修正する。接合点での基準電圧は、他の相補
的な入力トランジスタ206を有する差動増幅回
路10′の最初の入力段の1入力トランジスタ2
04のベース電極に接続されて印加される。2つ
のトランジスタのエミツタ電極は抵抗体208を
通つて大地に接続される。キヤパシタ210は、
第1のトランジスタ204のベース電極とコレク
タ電極との間に接続される。負荷抵抗体212及
び214は各々トランジスタ204及び206の
コレクタ電極に接続され、また第2の正の電位点
に接続されているトランジスタ216のエミツ
タ・コレクタ回路に共に接続されている。差動増
幅回路10′の第2段の入力トランジスタを形成
する一組のトランジスタ222及び224は、各
トランジスタ206及び204のコレクタ電極に
接続されているベース電極を各々有する。トラン
ジスタ222及び224のエミツタ電極は、大地
として示された固定基準電位点にトランジスタ2
26のコレクタ・エミツタ回路を通つて共に接続
されている。トランジスタ222のコレクタ電極
は、トランジスタ216のベース電極及び第2の
正の電位点に接続された負荷抵抗体228に接続
される。トランジスタ224のコレクタ電極は第
2の正の電位点に直接に接続される。トランジス
タ230は、増幅回路10′のトランジスタ20
4のコレクタ電極に接続されたベース電極を有
し、コレクタ電極は制限抵抗体232を通つて第
2の正の付勢電位点に接続されている。エミツタ
電極は、並列に接続された抵抗体231及びキヤ
パシタ237を通つて、この図ではトランジスタ
234,236,238及び239のみが示され
ているが数多くの調整された電圧出力トランジス
タのベース電極へ共に接続される。この出力トラ
ンジスタのコレクタ電極は、全て第1の正の付勢
電位点に接続される。また共通の負荷抵抗体23
5がエミツタ電極と固定基準電位点との間に接続
される。特にトランジスタ234,236,23
8及び239に対するバイアス電流は、共通に接
続されたベース電極とエミツタ電極との間に接続
された抵抗対233により提供される。基準電圧
出力トランジスタ234のエミツタ電極は他の8
つの出力トランジスタのエミツタ電極に共通に接
続されているが、これは特に反転回路30′の入
力トランジスタを形成しているトランジスタ24
0のベース電極に接続されている。トランジスタ
240のエミツタ電極は抵抗体242を通つて大
地に接続される。反転回路30′は2つの他のト
ランジスタ244及び246並びにダイオード2
48を含む。このダイオードはトランジスタ24
4及び246のベース電極間に接続されている。
ダイオード248の陽極は正の付勢電位点に接続
されている。一方トランジスタ246のコレクタ
電極は、負荷抵抗体247を通つて正の電位点に
及び増幅回路10′のトランジスタ206のベー
ス電極に接続される。トランジスタ244のエミ
ツタ電極は、反転回路の入力トランジスタ240
のコレクタ電極に直接に接続される。
第4図の実施例の基準電圧発生回路は増幅回路
のトランジスタ222のコレクタ電極に接続され
たベース電極を有する入力トランジスタ312を
含む。トランジスタ312のコレクタ・エミツタ
回路は、第2の正の電位点と固定基準電位点との
間で抵抗体314及びダイオード316と直列に
接続される。好ましくは抵抗体318及びダイオ
ード319は、後で述べられるように回路をトリ
ミングするためにダイオード316の両端に直列
に接続される。抵抗体314とダイオード316
の接合点はトランジスタ320のベース電極に接
続される。このトランジスタのエミツタ電極は固
定基準電位点に接続されるが、一方コレクタ電極
は、トランジスタ226のベース電極及びダイオ
ード322、抵抗体324及び他のダイオード3
26を含む直列回路の接合点に接続される。この
ダイオードは、トランジスタ320のコレクタ・
エミツタ回路及びトランジスタ226のベース・
エミツタ回路を固定基準電位点にスイツチする。
ダイヤグラムは、回路の動作を理解するのに便
利な通常の方法で描かれている。例えば、電源
VRSの電圧出力トランジスタ234は出力分配グ
リツド(格子)の近くに位置するように示されて
いる。一方他の出力トランジスタ236,238
及び239は、それらを駆動するトランジスタ2
30の近くに示されている。電圧出力トランジス
タの各種類ごとに、全てのベース電極は共通に接
続され、全てのコレクタ電極も共通に接続されま
た全てのエミツタ電極も共通に接続されることに
注意すべきだ。このことは、たとえ調整され電圧
出力トランジスタが半導体チツプ上に設けられる
場合でも同じことが言える。これ故に所定の等電
位導電体の多くは、この構成ではチツプ上に設け
られる。しかしながら、調整された出力電圧を伝
える各導電体では、実際に電圧降下が存在する。
共通のエミツタ・フオロワ・トランジスタがフイ
ードバツク・ループに存在するので、温度及び負
荷の変化による共通のVBE降下における変化は、
共通の出力電圧において比較的わずかの変化しか
生じさせない。本発明による電圧調整回路の幾つ
かの適用においては、論理的な電圧レベルの上限
と下限の間の差は、接続されるトランジスタのベ
ース・エミツタ電圧の3分の2程度である。この
ような構成では、導電体に沿つた電圧降下は必ず
しも無視して考えられるとは限らない。それ故に
半導体チツプは好ましくは、第4図に示されてい
るように調整器の電圧出力トランジスタ234,
236,238及び239のエミツタ電極間で格
子状に接続される。ベース電流が低く無視できる
電圧降下のみが現われる場合には、調整された電
位の出力トランジスタは通常の回路配線により接
続されたベース電極を有する。エミツタ電極は実
際には第4図に示されたような格子状の構造に一
緒に接続され、個々の負荷は非常に短い格子状導
電体を介して最も近くの出力トランジスタの各エ
ミツタ電極に接続される。なぜならこれらの場所
は電流が比較的大きいからである。出力トランジ
スタの接続は通常、均等に離された交点で格子状
の導電体に接続することによつて行なうが、負荷
回路は最も近い地点の導電体に沿つた地点で接続
される。この構造では、論理回路への論理電圧及
び電流のレベルは、半導体チツプの至る所で実質
的に均一である。
第4図を特定して参照するに、抵抗体201及
び202を含む電圧分割器は、好ましくは3.0V
の付勢電位レベル(+記号で示された)より
0.265V低いトランジスタ204のベース電極に
印加するための電圧を与える。所望の論理回路の
信号の振動は、0.530V(0.265Vの2倍)である。
トランジスタ192及び194は1つの論理回路
の負荷をシミユレートする。この負荷の目的は、
低いベータ(β)の半導体チツプ上の論理回路に
おいてより幅広い電圧の振動が許容できる場合に
これをもたらすことである。これにより“最も悪
い場合”の動作が改良される。発生回路12′の
出力インピーダンスは、反転回路30′を含むシ
ミユレートされた論理回路と同じ1000Ωである。
これ故に、トランジスタ204のベース電極にお
ける、増幅回路10′の入力段の回路による基準
発生回路12′の負荷は、トランジスタ206の
ベース電極による抵抗体247の負荷により補正
される。このトランジスタ206は、±5ミリボ
ルト以内の良好なVBE追従動作(トラツキング)
を達成するために、大きく作られたエミツタを有
する。抵抗体208はエミツタ電流全体を約1ミ
リアンペアに保ち、またフエイズ・シフトが180°
又はそれより大きい周波数において、フイードバ
ツク・オープン・ループ利得の大きさが1以下と
なることを保証することにより、キヤパシタ21
0及び237は、増幅器20′及び30′を通るフ
イードバツク・ループの振動を防ぐ。
増幅器20′は、トランジスタ230と、調整
された電源出力を半導体チツプ上の1000或はその
程度の論理回路に電力を供給し分配するために、
この図ではトランジスタ234,236,238
及び239のみが示されている出力トランジスタ
と、を含む2段エミツタ・フオロワ回路である。
抵抗体231及び233を含む電圧分割器は、ト
ランジスタ230のエミツタ及び並列に接続され
たトランジスタ236,238等のベースの間に
さらにVBEの降下を生じる。これは、トランジス
タ230のベース電極を十分高く保つために必要
とされるので、増幅回路10′のトランジスタ2
04は飽和しない。抵抗体233の抵抗値はま
た、トランジスタ230のベース・エミツタ接合
及び並列のトランジスタ236等のベース・コレ
クタ接合を通つて正の付勢電位に、増幅回路1
0′の反転した出力がラツチ動作するのを防ぐた
めに、必要とされる。調整された電源による、供
給された負荷におけるキヤパシタンスが充電して
いる時に、電力が増加する間にこれらの出力トラ
ンジスタにおけるエミツタ電流を安全レベルに制
限するために、エミツタ・フオロワ234,23
6,238及び239のコレクタ・リードに抵抗
体が挿入できる。前に述べたように、エミツタ・
フオロワ・トランジスタ234,236,238
及び239は、半導体チツプの回りに格子状に設
けられる。これ故に、比較的小さなベース電流の
みが分配されなければならず、これにより低い分
配電圧降下のみが小さな導電体から結果として生
じる。
反転回路30′においてトランジスタ244及
び246は、半導体チツプ上の各作動している論
理回路において各論理レベルにより注入されたベ
ース電流を補正する電流源トランジスタ240
に、ベース電流を注入する。抵抗体242は論理
回路電流源の抵抗体と同じ公称値を有するが、値
を選択する際にはより正確な許容誤差を必要とす
る。抵抗体247は論理負荷抵抗値の半分の値を
有するので、それ故に抵抗体247の両端間の電
圧は、伝導電流が典型的な論理負荷抵抗体内の電
流に等しい時には、基準回路12′の出力に整合
する。反転回路30′の電圧利得は、抵抗体24
2に対する抵抗体247の比即ち0.5にほぼ等し
い。
さらに第4図を参照するに、増幅回路10′の
第2段はまた、差動的に接続された共通のエミツ
タのペアである。トランジスタ222及び224
は大きなエミツタを有し、設計上は同一である。
トランジスタのこのペアは、前記米国特許第
4166982号公報に示された“evener”回路の一組
である。トランジスタ222及び224のエミツ
タ電流を等しくすることによりその精度は改良さ
れる。トランジスタのペアに対するバイアス動作
は、約0.5ミリアンペアの全電流源電流を有する。
本発明による回路が無ければ、この電流は、(+
+)記号により示された付勢電位の値に依存し
て、1:3から3:1までの比に分れる。この電
圧は、7.65乃至9.35V程度である。本発明による
回路は、ほぼ等しく分割されそして++記号によ
り印された付勢電位の変化に独立した電流を生じ
る。
示された設計(第4図)においては、抵抗体2
28の間の電位は約1.5乃至2.5Vであり、トラン
ジスタ間に第2次の効果が現われる、VBEにおけ
る差を減少させるのに十分な大きさである。これ
らのVBEの差は、大きさの許容誤差の効果を最小
にもする大きなエミツタを有するトランジスタを
設計することにより、最小にされる。抵抗体22
8の電流は、効果は小さいがトランジスタ312
から負荷動作を生ずるのには十分大きい。回路の
調整は、前記のような本発明による電流制御回路
でも望ましい。抵抗体318及びダイオード31
9は、調整を行なうためにトリミング回路を含
む。45乃至125の範囲のベータ及び公称75
乃至80のベータが通常のLSI部品の製造から期
待される。結果としてベース電流は、先に与えら
れた簡略化した分析より予期される完全な電流の
バランスの小さいがしかし測定できる転倒動作を
生じる。公称の条件下でトランジスタ222及び
224への電流を等しくするためには、電流源ト
ランジスタ226では、合計約1300ミクロンアン
ペアで約40ミクロンアンペアの増加が必要とされ
ることがわかつた。トリミング抵抗体318が
2KΩに等しい場合には、2つのトランジスタを
流れる電流は公称の設計では5ミクロンアンペア
以内である。
第4図の実施例でも、出力電流すなわちトラン
ジスタ222のコレクタ電流と、トランジスタ2
26のコレクタ電流の比は、電流ミラー回路の直
列抵抗体314又は324に対する負荷素子抵抗
体228の抵抗値の比により正確に設定される。
そしてこのため出力電流に係わる差動接続トラン
ジスタ222,224の両エミツタ電圧の比が所
望のものに設定される。これは、精度が抵抗体の
値の比にのみ依存して全く正確に行なわれる。
以上説明したようにこの発明によればダイオー
ドとトランジスタのベースエミツタ通路とからな
るカレントミラーを用いてフイードバツクを行
い、基準電圧を発生しているようにしているの
で、低電位の基準電圧を発生するのに最適であ
る。さらに3つの抵抗器の抵抗値を設定して所望
の電圧を発生できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施例を示す回路図、第
2図および第3図は第1図実施例の動作を説明す
るための回路図、第4図はこの発明の第2の実施
例を示す回路図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 共通エミツタ接続された第1のトランジスタ
    および第2のトランジスタならびにこれらトラン
    ジスタの一方のコレクタに接続された負荷用の第
    1の抵抗器を具備して増幅器を構成し、上記第1
    のトランジスタのベースに入力基準電圧を供給す
    るとともに上記第2のトランジスタのベースに上
    記増幅器の出力を帰還してなり、上記増幅器の出
    力を出力基準電圧として導出する基準電圧発生回
    路において、 上記第1のトランジスタおよび第2のトランジ
    スタの共通エミツタに接続されてそれらの電流源
    をなす第3のトランジスタと、 上記一方のコレクタからのコレクタ出力を受け
    取るエミツタフオロワ型の第4のトランジスタ
    と、 この第4のトランジスタのエミツタ出力を受け
    取る第2の抵抗器および順方向の第1のダイオー
    ドの直列回路と、 上記第1のダイオードとともに第1のカレント
    ミラー回路をなす第5のトランジスタと、 この第5のトランジスタのコレクタエミツタ通
    路に対して並列に接続されるとともに上記第3の
    トランジスタとともに第2のカレントミラー回路
    をなす順方向の第2のダイオードと、 この第2のダイオードおよび第5のトランジス
    タのエミツタコレクタ通路の並列回路に電流を供
    給する第3の抵抗器と、 上記第2および第3の抵抗器の抵抗値を同一に
    し、かつ上記第2および第3の抵抗器の抵抗値と
    上記第1の抵抗器の抵抗値との比に応じて上記第
    2のトランジスタのコレクタに現れる出力基準電
    圧を設定するようにした基準電圧発生回路。
JP4580480A 1979-05-18 1980-04-09 Reference electric energy level generator Granted JPS55154830A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/040,270 US4270092A (en) 1979-05-18 1979-05-18 Current controlling circuitry for logical circuit reference electric level circuitry

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Publication Number Publication Date
JPS55154830A JPS55154830A (en) 1980-12-02
JPH0343803B2 true JPH0343803B2 (ja) 1991-07-03

Family

ID=21910077

Family Applications (1)

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JP4580480A Granted JPS55154830A (en) 1979-05-18 1980-04-09 Reference electric energy level generator

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US (1) US4270092A (ja)
EP (1) EP0019095B1 (ja)
JP (1) JPS55154830A (ja)
DE (1) DE3065750D1 (ja)

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JPS55154830A (en) 1980-12-02
DE3065750D1 (en) 1984-01-05
EP0019095B1 (en) 1983-11-30
EP0019095A1 (en) 1980-11-26
US4270092A (en) 1981-05-26

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