JPH0343610Y2 - - Google Patents

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JPH0343610Y2
JPH0343610Y2 JP4113889U JP4113889U JPH0343610Y2 JP H0343610 Y2 JPH0343610 Y2 JP H0343610Y2 JP 4113889 U JP4113889 U JP 4113889U JP 4113889 U JP4113889 U JP 4113889U JP H0343610 Y2 JPH0343610 Y2 JP H0343610Y2
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JP
Japan
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outer lens
brake light
auxiliary brake
wall surface
housing
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JP4113889U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車に本来設けられている制動灯に
加えて、後続車からの一層の視認性を向上させる
ために、前記した本来の制動灯よりも高い位置に
追加して設けられる補助制動灯に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のこの種の補助制動灯21の例を示すもの
が第3図であり、この補助制動灯21には、プリ
ント基板22上に例えば横一列に配列された複数
のLEDランプ23と、アウタレンズ24と、そ
れ等を保持収納するハウジング25とがあり、前
記LEDランプ23はチツプをレンズ作用を有す
るモールドケース23aで封止したものであるの
で、LEDランプ23自体が10゜程度の照射角を持
ち、依つて通常に白熱ランプなどで使用される反
射鏡或はインナーレンズは使用されることが無
く、アウタレンズ24には前記した照射角を制動
灯の配光特性に適合させるための凸レンズカツト
24aが施され、更に前記ハウジング25の内部
が必要以上に透視されるのを防止するなどの目的
で、前記アウタレンズ24或はLEDランプ23
は透明赤色で着色されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記補助制動灯21は高い位置
に取付ける必要がある取付状態の制約から、例え
ばスポイラ後端面、或はトランクリツド上面など
自動車車体の一部に追加する形状で配設されるこ
とが多く、このときに前記で説明したようにアウ
タレンズ24が車体色と異なる色彩で形成されて
いることは違和感が多く、自動車デザインの統一
性を保つ目的から車体色に観視できる補助制動灯
の開発が課題とされているものであつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記した課題を解決するための具体的
手段として、複数のLEDランプと、該LEDラン
プに対応する凸レンズカツトが施されたアウタレ
ンズと、ハウジングとで成る補助制動灯におい
て、前記LEDランプのモールドケースと前記ア
ウタレンズとを無色透明の部材で形成すると共
に、前記ハウジングには前記アウタレンズの凸レ
ンズカツトの焦点面に略沿うように壁面が設けら
れ且つ該壁面の前記アウタレンズに対峙する面に
は着色は成されていることを特徴とする車体色補
助制動灯を提供することで、非点灯時には車体色
として観視可能な補助制動灯を提供して、前記従
来の課題を解決するものである。
〔実施例〕
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図に符号1で示すものは車体色補助制動灯
1(以下、補助制動灯1と略称する)であり、ト
ランクリツド10の上方に、例えばスポイラ11
に吊下げ状態で設置された、この補助制動灯1に
は、基板2上に横一列など適宜に配列された複数
のLEDランプ3が光源として用いられ、同時に、
前記LEDランプ3からの所定の照射角を持つ光
束を補助制動灯1に適する配光特性とするための
凸レンズカツト4aが施されたアウタレンズ4が
前記LEDランプ3の前方に配設されているもの
であることは従来例のものと同様であるが、本考
案により前記アウタレンズ4を形成する部材と、
前記LEDランプ3のモールドケース3aとは共
に無色透明として形成されている。
同時に、前記補助制動灯1のハウジング5には
前記アウタレンズ4に施された凸レンズカツト4
aの焦点面に略沿うようにした壁面6が設けら
れ、該壁面6の前記アウタレンズ4に対峙する面
には、例えば塗装などで所望する着色が成されて
いる。
ここで、第2図により前記壁面6の構成および
作用効果に付いて更に詳細に説明を行えば、前記
補助制動灯1を例えば後続車の運転者が正面Sの
位置から観視した場合には、この補助制動灯1の
アウタレンズ4の内面は前記凸レンズカツト4a
を介して観視されるものとなり、且つ前記した後
続車から観視するような遠方から観視する状態に
おいては、無限遠から観視するのと略等価であ
り、依つて観視位置方向からの前記凸レンズカツ
ト4aの焦点像Psが拡大して観視されるものと
なる。
同様にして上方Uからの観視時にはこの位置か
らの軸線に沿う焦点像Puが、下方Dからの観視
においては焦点像Pdが観視されるものとなり、
前記凸レンズカツト4aのような単レンズ構成に
おいては前記焦点像Pu,Ps,Pdを連続させる線
は収差により略円弧状となる。
図示は省略するが左右方向からの観視に対して
も同様となり、前記を総合した焦点面Pは凹球面
となる。ここで、前記焦点面Pに車体色などの着
色を行つておけばアウタレンズ4を非点灯時に観
視したときには、車体色として観測されるものと
なり、点灯時には従来のものと全く同様にLED
ランプ3の発光色である赤色で光輝するものとな
る。
以上の説明から明らかなように前記壁面6の前
記アウタレンズ4に対峙する面は前記凸レンズカ
ツト4aの夫々に対して凹球面を形成しているこ
とが、広い範囲から前記補助制動灯1を車体色と
して観視される要件となり、更に云えば、図示の
ように壁面6を前記凸レンズカツト4aの焦点面
Pに沿うようにすることで拡大率を一定とし、例
えば色斑などを生ぜず好結果を得易いものとす
る。
尚、上記の説明は実施の一例を示すもので、前
記凸レンズカツト4aが例えば水平方向に円筒の
軸を持つ円筒状レンズとして形成されている場合
には前記壁面6も同様な凹面として形成すれば良
く、また、前記した壁面6の着色はハウジング5
を形成する素材自体を車体色のものを使用しても
良いものである。また、この種の補助制動灯1は
車体に取付けられた状態により観視範囲は限定さ
れるので、前記壁面6もその観視範囲に対応する
部分のみに設ければ良いものであることは云うま
でもない。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案によりLEDラ
ンプとアウタレンズとを無色透明とし、このアウ
タレンズに施された凸レンズカツトの焦点面に沿
う壁面をハウジングに形成し、前記壁面の前記ア
ウタレンズと対峙する面を車体色としたことで、
非点灯時には前記アウタレンズは車体色で観視さ
れるものとなり、例えば自動車全体のデザインの
統一性を損なうこと無く、当該の補助制動灯を設
置可能となると云う極めて優れた効果を奏するも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車体色補助制動灯の一実
施例を示す断面図、第2図は同じ実施例の作用を
示す説明図、第3図は従来例を示す断面図であ
る。 1……車体色補助制動灯、2……基板、3……
LEDランプ、3a……モールドケース、4……
アウタレンズ、4a……凸レンズカツト、5……
ハウジング、6……壁面、P……焦点面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のLEDランプと、該LEDランプに対応す
    る凸レンズカツトが施されたアウタレンズと、ハ
    ウジングとで成る補助制動灯において、前記
    LEDランプのモールドケースと前記アウタレン
    ズとを無色透明の部材で形成すると共に、前記ハ
    ウジングには前記アウタレンズの凸レンズカツト
    の焦点面に略沿うように壁面が設けられ且つ該壁
    面の前記アウタレンズに対峙する面には着色は成
    されていることを特徴とする車体色補助制動灯。
JP4113889U 1989-04-07 1989-04-07 Expired JPH0343610Y2 (ja)

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JP4113889U JPH0343610Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07

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JP4113889U JPH0343610Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07

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Publication Number Publication Date
JPH02131206U JPH02131206U (ja) 1990-10-31
JPH0343610Y2 true JPH0343610Y2 (ja) 1991-09-12

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