JPH0343581Y2 - - Google Patents

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JPH0343581Y2
JPH0343581Y2 JP1054484U JP1054484U JPH0343581Y2 JP H0343581 Y2 JPH0343581 Y2 JP H0343581Y2 JP 1054484 U JP1054484 U JP 1054484U JP 1054484 U JP1054484 U JP 1054484U JP H0343581 Y2 JPH0343581 Y2 JP H0343581Y2
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precooler
main
wire
condenser
main body
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JP1054484U
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は回転式圧縮機及びワイヤーフインチユー
ブ形の凝縮器を備えた冷却装置に関する。
(ロ) 従来技術 冷却装置に用いられる回転式圧縮機は、特開昭
55−123391号公報、実開昭51−26505号公報及び
実公昭50−10579号公報等に示される如く、回転
圧縮要素の吐出側と、密閉容器とを連通させるデ
イスーパーヒータと称する予冷器を本体に付設
し、圧縮された吐出ガスを予冷器を通して本体外
へ導いて冷却し、しかる後再び本体内に導き、冷
媒ガスと混合して吐出された冷凍機油を分離して
本体内にもどし、且つモータの巻線等の電動要素
を冷却している。前記予冷器は蛇行状に曲成され
た冷媒管と、該管の両面に固着せる多数本の金属
製ワイヤーフインとからなるワイヤーフインチユ
ーブコンデンサと称せられる自然放熱式のもので
ある。かゝる予冷器は、その出入口両端が溶着等
の手段により本体に直接固定され、中央部分即ち
冷媒管の曲部が遊端状態となつているために、冷
媒管を通過する冷媒の脈動及び本体の電動要素の
振動が伝わり、振動して騒音が発生するばかりで
なく、本体との溶着部分に亀裂の発生する恐れも
生じた。
又、冷却装置に使用されるワイヤーフインチユ
ーブコンデンサと称される自然放熱式の凝縮器
は、実開昭51−65368号公報、実開昭52−6267号
公報及び実公昭48−28356号公報等に示される如
く、蛇行状に曲成された冷媒管と、該管の両面に
固着せる多数本の金属製ワイヤーフインとを平板
状に形成したものを2枚又はそれ以上にお互いに
重なるように曲成され、且つ相互に重なり合う冷
媒管又はワイヤーフインの所定間隔を維持する保
持具でもつて冷蔵庫等の断熱箱体に取り付けられ
ている。かゝる保持具の中には、ゴム等の弾性材
料よりなる支持部材を内設してこの支持部材に冷
媒管を嵌めこんだ構成のものがあるが、圧縮機の
吐出口に近く冷媒の脈動の最も大きい冷媒管の入
口付近を支持する点及び保持具自身硬質である点
からして、支持部材による緩衝効果は余り期待で
きるものではなく、冷媒の脈動、電動要素の振動
が支持部材及び保持具を介して断熱箱体に伝わ
り、断熱箱体が共鳴する欠点が生じた。
(ハ) 考案の目的 本案は従来技術の欠点を解決することにある。
(ニ) 考案の構成 圧縮機本体に付設された冷媒管からなる予冷器
と、この予冷器の冷媒流れ方向の下流に位置する
ワイヤーフインチユーブ形の主凝縮器とを間隔を
存して相互に重ね合わせ、前記間隔に該間隔を維
持するゴム等の弾性材料からなるスペーサを配置
すると共に、このスペーサを主凝縮器のワイヤー
フインに当接させてなる冷却装置。
(ホ) 考案の実施例 第1図は本案冷却装置の冷凍サイクルを示し、
1は回転式圧縮機、2は予冷器、3は副凝縮器、
4は熱交換管、5は主凝縮器、6はドライヤー、
7はキヤピラリーチユーブ等の絞り装置、8は蒸
発器でこれらの冷凍部品を配管でもつて順次環状
に接続することにより、冷媒を矢印の如く循環し
て圧縮、凝縮液化、減圧、蒸発気化させる所定の
作用をなす。前記予冷器は、前記圧縮機本体に付
設された蛇行状の冷媒管9と、この管の両面にこ
の管と直交して固定された多数本のワイヤーフイ
ン10A,10Bとから構成されたワイヤーフイ
ンチユーブ形の自然放熱式のもので、モータの巻
線等電動要素を冷却するために高温高圧のガス冷
媒を本体外に導いて若干その温度を下げた後、本
体内に再び戻す。又、前記副凝縮器は、前記予冷
器と同様にワイヤーフインチユーブ形をなし、蛇
行状に曲成された冷媒管11と、多数本のワイヤ
ーフイン12A,12Bとから構成されており、
圧縮機1本体から送られ内部を通過する冷媒を気
液混合乃至は液状態(外気温によつて状態変化す
る)にして熱交換管4に導く。この熱交換管は後
述する断熱箱体の外箱の結露部分に設けられ、該
部分を加熱して結露を防止する。又、前記主凝縮
器は、前記予冷器及び副凝縮器と同様にワイヤー
フインチユーブ形をなし、蛇行状に曲成された冷
媒管13と、多数本のワイヤーフイン14A,1
4Bとから構成されており、熱交換管4からの冷
媒が気液混合状態である場合には、これを液状態
に熱交換する。
前記冷却装置は第2図乃至第4図に示す如く断
熱箱体15に配置される。前記断熱箱体は第2図
に示す如く、外面に蒸発器8を装着した内箱16
と、前壁内面に熱交換管4を装着した外箱17
と、この内外両箱間に充填された発泡断熱材18
とからなる貯蔵部Aと、この貯蔵部の直下に位置
し、前記冷却装置のコンデンシングユニツトを収
納設置する機械部Bとから構成されている。19
は圧縮機1を載置するベースアングル、20A,
20Bは前記ベースアングルの前後両縁に止着さ
れた一対の保持具、21A,21Bは間隔を存し
て重ね合わされた主副凝縮器5,3のワイヤーフ
イン14A,14B,12A,12Bを挾着する
樹脂製スペーサである。このスペーサは、前述し
た実開昭51−65368号公報に示される形状のもの
を用いており、前記一対の保持具にビス等で止着
される。前記主副両凝縮器及び予冷器の配置は、
機械部Bの正面から見て主凝縮器5の右上に副凝
縮器3が、左上に予冷器2が夫々間隔を存して重
ね合わされている関係となつている。
而して、22A,22Bは主凝縮器5と予冷器
2との間の間隔に介在されるゴム等弾性部材から
なるスペーサで、芯部23と、この芯部から上下
両方向に延び、予冷器2の冷媒管9とワイヤーフ
イン10A,10Bとにて囲まれる空間L、主凝
縮器5の冷媒管13とワイヤーフイン14A,1
4Bとにて囲まれる空間Mに夫々挿入され、上面
がワイヤーフイン10Aよりも上方に、又下面が
ワイヤーフイン14Bよりも下方に夫々突出する
凸状の上下両差込部24A,24Bと、予冷器2
の一方のワイヤーフイン10B、主凝縮器5の他
方のワイヤーフイン14A、即ち近接して相対向
する両ワイヤーフイン10B,14Aに圧接する
上下一対の接触部25A,25Bとを夫々一体形
成している。この両スペーサのうち少なくとも一
方22Aは予冷器2の遊端側に配置されている。
26A,26Bは前記スペーサに埋設された固定
ボルト等の止め具で、そのネジ部27A,27B
の一部は差込部24A,24Bよりも上方又は下
方に突出している。前記ネジ部にはワツシヤ28
A,28Bを介してナツト29A,29Bが螺合
される。前記止め具、ワツシヤ、ナツトは、冷却
装置を装備した断熱箱体15の輸送時等、車輌の
振動により予冷器2が上方に浮き上がるのを防止
するためのものであり、輸送後はワツシヤ28
A,28B及びナツト29A,29Bを取り外し
てもよい。
かゝる構成によれば、予冷器2と主凝縮器5と
を弾性材料からなるスペーサ22A,22Bを介
して重ね合わせているので、圧縮機1から予冷器
2に導かれた冷媒の脈動及び圧縮機1の電動要素
の振動による予冷器2自身の振動をスペーサ22
A,22Bでもつて緩和できることに合わせて、
スペーサ22A,22Bが主凝縮器5のワイヤー
フイン14Aに当接しているので、このワイヤー
フイン14Aの弾性によりスペーサ22A,22
Bで緩和できなかつた振動を更に緩和することが
できる。この結果、予冷器2の遊端の振動を小さ
くして振動による冷媒管9と圧縮機1との溶着部
分の亀裂を回避できると共に、主凝縮器5を介し
て断熱箱体15に共鳴が発生するのを防止でき
る。又、予冷器2を主凝縮器5の上に重ね合わせ
ることにより、放熱温度の低い主凝縮器5が下方
に位置するので、温度の高い予冷器2からの放熱
で主凝縮器5が加熱されることはなく、主凝縮器
5の熱交換を良好に維持できる。
(ヘ) 考案の効果 本案は上述の如く構成されているので、下記に
列挙する効果が生じる。
弾性材料からなるスペーサを介して予冷器と
主凝縮器とを重ね合わせているので、冷媒の脈
動及び圧縮機の振動による予冷器の振動を緩和
できる。
スペーサが主凝縮器のワイヤーフインに当接
しているので、スペーサで緩和できなかつた振
動をワイヤーフインの弾性で更に緩和すること
ができ、この結果、予冷器の遊端の振動幅を小
さくして予冷器と圧縮機との溶着部分の亀裂発
生を回避できると共に、主凝縮器及びこの主凝
縮器から箱体に伝わる振動を緩和して、箱体に
おける共鳴発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本案冷却装置の実施例を示し、第
1図は冷凍サイクル図、第2図は冷却装置を配置
した箱体の要部縦断面図、第3図は冷却装置の要
部縦断面図、第4図は要部分解図である。 1……圧縮機、2……予冷器、5……主凝縮
器、9,13……冷媒管、14A,14B……ワ
イヤーフイン、22A,22B……スペーサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 圧縮機本体に付設され該圧縮機にて圧縮され
    た吐出ガスを前記本体外に導いて冷却した後本
    体内にもどす冷媒管からなる予冷器と、この予
    冷器の冷媒流れ方向の下流に位置するワイヤー
    フインチユーブ形の主凝縮器とを間隔を存して
    相互に重ね合わせ、前記間隔に該間隔を維持す
    るゴム等の弾性材料からなるスペーサを配置す
    ると共に、このスペーサを主凝縮器のワイヤー
    フインに当接させてなる冷却装置。 2 予冷器を主凝縮器の上に重ね合わせてなる実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の冷却装置。
JP1054484U 1984-01-27 1984-01-27 冷却装置 Granted JPS60123581U (ja)

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JP1054484U JPS60123581U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 冷却装置

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JP1054484U JPS60123581U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 冷却装置

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JPS60123581U JPS60123581U (ja) 1985-08-20
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JP4721698B2 (ja) * 2004-12-28 2011-07-13 株式会社不二工機 補助冷却装置
JP2008533424A (ja) * 2005-03-18 2008-08-21 キャリア・コマーシャル・リフリージレーション・インコーポレーテッド 熱交換器の構成

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JPS60123581U (ja) 1985-08-20

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