JPH0343549A - コンクリート構造物の補強構造 - Google Patents

コンクリート構造物の補強構造

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JPH0343549A
JPH0343549A JP17781789A JP17781789A JPH0343549A JP H0343549 A JPH0343549 A JP H0343549A JP 17781789 A JP17781789 A JP 17781789A JP 17781789 A JP17781789 A JP 17781789A JP H0343549 A JPH0343549 A JP H0343549A
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reinforcing
reinforcement
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aramid fiber
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、床版、壁、スラブ、ビアー、柱等のコンクリ
ート構造物の補強構造に関するものであり、さらに詳し
くは、補強部に生ずる応力を負担するアラミド繊維製補
強材と、当該アラミド繊維製補強材を補強対象コンクリ
ート面(以下「補強面」と称する。)上に固着し、埋設
するポリマーセメント硬化体とで構成するコンクリート
構造物の補強構造に関するものである。
[従来の技術] 圧縮強度に強いこと、経済性に優れること等の理由によ
りコンクリートを使用して構造物を構築することが多い
。ここで、床版、壁、スラブ、ビアー、柱等も例外では
なく、コンクリート製のものが多い。
ところが、コンクリートは引張応力か弱いため、長年に
わたり、死荷重、活荷重の影響を受けると、前記コンク
リート構造物に、ひび割れが生じる。
ひび割れが増加成長するとコンクリートの部分的落下、
さらには、抜は落ち等が発生する。そのため、前記コン
クリート構造物が、所期の設計強度を発揮することがで
きなくなったり、所要の防水性、耐火性等を得ることが
できなくなることがある。特に、引張応力が生じる前記
床版等の下部において、ひび割れ等が発生し、所期の設
計強度を得ることができなくなること等が多く発生する
一方、安全基準等の改正により、既存のコンクリート構
造物を前記安全基準等を満たすように補強する必要が生
ずることもある。
上記のいずれの場合においても、ひび割れ等により強度
が低下した部分、又は、安全基準等を満たさなくなった
部分を補強しなければならない。
かかる補強をするための補強構造としては、第8図に示
すようなものが一般的である。第8図はコンクリート構
造物の補強構造の縦断面図である。
前記コンクリート構造物の補強構造は、第8図に示すよ
うに、前記コンクリート構造物への補強部110の補強
面120に、取り付けしている鉄筋200と、当該鉄筋
200を固着し、埋設しているポリマーセメント硬化体
300とにより構成するものである。ここで、前記ポリ
マーセメント硬化体300は、引張及び曲げ強度、接着
性、水密性、耐磨耗性に優れ、前記コンクリート構造物
Aの振動等に対する追従性に優れているものである。そ
のため、前記鉄筋200を固着し、埋設するための材と
して、前記ポリマーセメントを近年盛んに使用している
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、ポリマーセメントは高価であるため、鉄
筋を補強材として使用すると、前記ポリマーセメントの
履工量が多くなり、補強工事に高額を要するという問題
点があった。蓋し、第8図に示すように、鉄筋200を
前記補強材として用いる場合、前記鉄筋200の鉄筋径
dは本発明にかかる繊維束の直径よりも太く、かつ、前
記鉄筋200の防錆等の観点から、かぶりの厚さCを前
記鉄筋径6以上としなければならない(コンクリート標
卓示方書解説、23条等、土木学会)ので、履工の厚さ
tは前記鉄筋径dの3倍以上となるからである。
また、コンクリート構造物Aである、コンクリート製の
床版等の補強については、引張応力が生じる前記床版等
の下部を補強することが殆どである。かかる補強工事に
おいては、作業者は前記床版等の下に設けた足場から上
方を向いて行うため、重量が大きい、前記補強材として
の前記鉄筋200を配筋する作業には、相当の労力を要
する。そのため、前記補強材として鉄筋を使用する場合
には、かかる補強工事に相当の労力及び期間を要すると
いう問題点があった。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、ポリマ
ーセメントの履工員を、鉄筋を補強材として用いる場合
よりも少な(することにより、補強工事に要する経費を
軽減することができるコンクリート構造物の補強構造を
提供することを目的とする。
また、本発明は、床版等の下部を補強する場合における
作業性を、鉄筋を補強材として用いる場合よりも向上し
、補強工事に要する労力及び経費を軽減し、かかる構築
期間を短縮することができる、コンクリート構造物の補
強構造を提供することも目的とする。
さらに、本発明は、鉄筋よりも引張強度の高いアラミド
繊維製補強材を使用することにより、鉄筋に比べて補強
効果を向上することができる、コンクリート構造物の補
強構造を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の要旨は、補強部に生ずる応力を負担する補強材
と、当該補強材を、補強面上に固着し、埋設するポリマ
ーセメント硬化体とで構成したコンクリ−ト構造物の補
強構造において、前記補強材は、アラミド繊維を主成分
とする繊維束が互いに交差する格子状であり、かつ、前
記繊維束の交差部に、前記補強材を前記補強面に取り付
けるための取付部を前記繊維束と一体に設けている、ア
ラミド繊維製補強材であることを特徴とする、コンクリ
ート構造物の補強構造に存在する。
また、前記アラミド繊維製補強材の、前記補強面上への
取り付けを容易にし、補強工事に要する労力を軽減し、
かかる構築期間を短縮するためには、前記取付部に、格
子面と直交する孔を形成することが望ましい。
さらに、前記アラミド繊維製補強材と前記ポリマーセメ
ント硬化体との付着力を増加することにより補強効果を
向上するためには、前記繊維束に嵯りを加えることによ
り表面に凹凸ができるようにすることが望ましい。
[作用コ アラミド繊維製補強材は、ポリマーセメントの覆工量の
減少を可能とする。蓋し、繊維束の直径を、補強材とし
ての鉄筋の鉄筋径よりも小さくすることを可能とするの
で(本発明においては、前記繊維束の直径は1mm乃至
5mm程度であり、鉄筋径は一般的に6mm乃至13m
mであり、(D6、D8、DIO1D13の公称直径は
、それぞれ6.35mm、7.94mm、9.53mm
12.7mmrJ ISハンドブック、土木第719頁
、1985、日本規格協会等」)である。)前記繊維束
の交差部の高さを、各前記鉄筋の交差部の高さよりも低
くすることを可能とし、また、アラミド繊維は、酸化す
ることがないので、鉄筋を補強材として用いる場合に比
べ、かぶりの厚さを薄くすることを可能とし、したがっ
て、前記アラミド繊維製補強材は、鉄筋を補強材として
用いた場合に比べ、覆工の厚さを薄くすることにより、
前記覆工量の減少を可能とするからである。その結果、
本発明は、補強工事に要する経費の軽減を可能とする。
ここで、前記アラミド繊維は、同強度の鉄筋よりも高価
であるが、前記アラミド繊維を用いたことによる経費の
増大よりも、前記覆工員を少なくすることによる経費の
軽減のほうが、はるかに大きい。それ故、全体としてみ
れば、補強工事に要する経費の軽減を可能とする。
また、前記覆工の厚さの減少は、前記ポリマーセメント
の打設回数の減少を可能とする。蓋し、前記ポリマーセ
メントを打設する場合、落下等による不経済が生じない
ようにするために、数回に分けて打設するので、前記覆
工の厚さを薄くすることにより打設回数の減少を可能と
するからである。したがって、本発明は、鉄筋を前記補
強材として用いる場合に比べ、補強工事に要する労力の
軽減と、かかる構築期間の短縮とを可能とする。
また、前記アラミド繊維製補強材は、床版等の下部を補
強する場合の作業者の負担の軽減を可能とする。蓋し、
前記アラミド繊維の比重は鋼よりもはるかに小さく (
前記アラミド繊維の比重はl。
39であり、前記鋼の比重は7.874である。
)、かつ、前記繊維束の直径を前記鉄筋径よりも小さく
することを可能とするので、前記補強材全体の重量の軽
減を可能とするからである。したがって、本発明は、鉄
筋を前記補強材として用いる場合よりも、補強工事に要
する労力の軽減と、かかる構築期間の短縮とを可能とす
る。
また、前記アラミド繊維製補強材はフレキシビリティ−
に富むので、前記アラミド繊維製補強材をロール状に巻
くこと等を可能とするので、前記補強材の揚重、運搬等
に要する労力の軽減を可能とする。したがって、本発明
は、前記補強材として鉄筋を用いる場合に比べて補強工
事に要する労力の軽減と、かかる構築期間の短縮とを可
能とする。
また、前記アラミド繊維製補強材の引張強度は、前記補
強材として鉄筋の引張強度よりもはるかに高い(鉄筋の
引張強度は39kgf/mm”乃至70kgf/mm”
であるのに対しくJISハンドブック、土木第717頁
、1985、日本規格協会等)、前記アラミド繊維の引
張強度は約31Okgf/mm”である)。したがって
、本発明は、前記補強材に前記鉄筋を使用する場合に比
べ補強強度を高くすることを可能とする。
また、前記取付部は、前記アラミド繊維製補強材の、前
記補強面への取り付けの容易化を可能とする。蓋し、補
強工事の現場において、前記取付部を設ける作業の省略
を可能とするからである。
したがって、本発明は、前記取付部を設けていない場合
に比べ、補強工事に要する労力の軽減と、かかる構築期
間の短縮とを可能とする。
さらに、前記取付部に、格子面と直交する孔を形成する
と、当該孔は、前記アラミド繊維製補強材の、補強面へ
の取り付けの容易化を可能とする。
蓋し、コンクリート釘、アンカービン等を前記取付部へ
の圧入の省略を可能とするからである。したがって、本
発明は、前記孔を形成することにより、前記孔を形成し
ない場合に比べ、補強工事に要する労力の軽減と、かか
る構築期間の短縮とを可能とする。
また、前記孔は、前記取付部への圧入の省略を可能とす
るので、前記圧入の際に生じる、前記取付部の破損をな
くすことを可能とする。その結果、本発明は、補強工事
に要する労力の軽減と構築期間の短縮とを可能とする。
また、前記繊維束は嵯りを加えることにより表面に凹凸
ができるようにすると、前記繊維束は、補強効果の向上
を可能とする。蓋し、前記ポリマーセメントとの付着面
積が増加し、活荷重により生じる変動に対する追従性の
増加を可能とするからである。したがって、本発明は、
各前記繊維束に嵯りを加えない場合に比べ、かかるコン
クリート構造物の補強構造の補強効果の向上を可能とす
る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。たたし、本実施例に記載されている構成部品
の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的
な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに
限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない
本実施例にかかる補強構造を第1図乃至第5図を用いて
説明する。第1図はコンクリート構造物の補強構造の縦
断面図、第2図はアラミド繊維製補強材の平面図、第3
図は取付部の拡大平面図、第4図は取付部の断面斜視図
、第5図は繊維束の一部平面図である。
本実施例にかかるコンクリート構造物の補強構造は、第
1図に示すように、コンクリート構造物である床版10
0の、補強部110に生ずる応力を負担する補強材とし
てのアラミド繊維製補強材400と、当該アラミド繊維
性補強材を、補強面120上に固着し、埋設する、ポリ
マーセメント硬化体とで構成している。符号Cはかぶり
の厚さ、符号tは覆工の厚さ、符号500はコンクリー
ト釘である。
前記補強材は、第2図に示すように、アラミド繊維を主
成分とする繊維束410が互いに交差する格子状であり
、かつ、前記繊維束410の交差部420に、前記補強
材を前記補強面120に取り付けるための取付部430
を前記繊維束410と一体に設けている、アラミド繊維
製補強材4゜Oである。
さらに、具体的に説明すると、前記繊維束41Oの直径
を2mmとし、前記格子の間隔を50mmとしている。
また、前記取付部430の間隔は1000mmとしてい
る。なお、以上の数値は本発明の範囲をそれらに限定す
るものではなく、コンクリート構造物の補強部110に
生じる応力や、前記アラミド繊維製補強材400を取り
付ける際の作業性等を考慮し、本発明を実施するうえで
好適な数値を採用することができる。
前記交差部420には、前記取付部430を、前記繊維
束410と一体となるように設けている。
さらに、詳しくは、前記交差部420を、後に削孔する
ことにより形成する貫通孔431の位置に、一致しない
位置となるように、設けている。蓋し、前記取付部43
0の設けた後に、後記する貫通孔431を設ける場合に
は、前記繊維束410を破断することとなるからである
なお、本実施例にかかる取付部430は、第4図に示す
ように直方体をしてなるものであるが、他の形状、例え
ば、立方体、円筒形、円錐台形、半円球形等、本発明を
実施するうえで好適な形状とすることができる。また、
前記取付部430はプラスチック製であるが、本発明に
おいては他のもの、例えば、耐アルカリ性、耐酸性、耐
薬品性等に優れるビニルエステル等、本発明を実施する
うえで好適なものを用いることもできる。
前記取付部430には、第3図及び第4図に示すように
、格子面と直交した貫通孔431を形成している。本発
明において、格子面と直交するとは、物理的意味におけ
る直交ではなく、本発明を実施するうえで支障のない範
囲の交わりをいう。
前記貫通孔431の孔径については、後記するコンクリ
ート釘500等の直径を考慮して定めている。なお、本
実施例においては、前記取付部430に形成している孔
を貫通孔431としているが、本発明においては他の形
状、例えば、第6図に示すような貫通してない孔や、第
7図に示すような、コンクリート釘500の頭部を収納
することができる孔等、本発明を実施するうえで好適な
ものとすることができる。また、前記貫通孔431又は
孔を形成しなくとも、前記取付部430を、プラスチッ
ク、ビニールエステル等の軟らかいものによりに成形す
ることとすれば、コンクリート釘500やアンカーピン
等により、前記取付部430を前記補強面120上に取
り付けることができる。
前記交差部420は、第4図に示すように、直角に交差
する2本の前記繊維束410を結び付けることによりな
るものである。なお、本実施例においては複数の前記ア
ラミド繊維を結び付けることにより前記交差部420を
構成しているが、本発明の範囲をそれに限定するもので
はなく、例えば、合成接着材等により前記両者を固定す
る等、本発明を実施するうえで好適なものとすることが
できる。
本実施例にかかる前記繊維束410には、第5図に示す
ように、嵯りを加えて凹凸を設けている。
前記繊維束410は、複数本の前記アラミド繊維を嵯る
ことによりなるものである。前記繊維束410の本数に
ついては、前記繊維束410の直径が2mmとなるよう
に定めている。なお、本実施例にかかる前記繊維束41
0は複数本の前記アラミド繊維を経ることによりなるも
のであるが、他の方法により、例えば、前記繊維束41
0自体を経ることにより凹凸を設けること等、本発明を
実施するうえで好適な方法により、前記アラ ミ ド繊
維束410に嵯りを加えることができる前記ポリマーセ
メント硬化体は、ポリマーセメントモルタルが硬化した
ものである。覆工の厚さは10mmとしている。なお、
本実施例においては、前記ポリマーセメント硬化体とし
て、前記ポリマーセメントモルタルが硬化したものを用
いているが、本発明においては、例えば、ポリマーセメ
ントコンクリートや、ポリマーセメントペーストが硬化
したもの等、本発明を実施するうえで好適なものを用い
ることができる。
次ぎに、本実施例にかかるコンクリート構造物の補強構
造の構築方法について説明する。
まず、前記床版lOOの補強面120に前記アラミド繊
維製補強材400を取り付ける。当該取り付けは、前記
取付部430に格子面と直交するように形成している孔
に、コンクリート釘500を打ち込むことにより行う。
なお、本発明においては、前記コンクリート釘500以
外のもの、例えば、アンカーピン等、本発明を実施する
うえで好適なものを用いることにより前記取り付けを行
うことができる。
次いで、前記ポリマーセメントモルタルを打設すること
により、前記アラミド繊維製補強材を前記補強面120
上に固着し、埋設する。前記打設方法は、2回に分けて
、鏝、ヘラ等を用いて塗り込むことにより行う。2回に
分けて行うこととしているのは、前記ポリマーセメント
モルタルの落下等により、不経済なこととならないよう
にするためである。本実施例においては、前記覆工の厚
さが10mmとなるように、5mmづつ2回に分けて行
っている。なお、本実施例においては、鏝を用いて前記
ポリマーセメントモルタルを塗り込むことにより、前記
アラミド繊維製補強材400を、前記補強面120上に
固着し、埋設しているが、本発明においては他の方法、
例えば、吹き付け、型枠等により、前記アラミド繊維製
補強材4OOを、前記補強面120上に固着し、埋設す
ることもできる。
以上の工程により、本実施例にかかるコンクリート構造
物の補強構造を構築することができる。
次ぎに、前記アラミド繊維製補強材の製造古注について
説明する。
まず、嵯りを加えている前記繊維束410を、格子状に
なるように編む。格子状となるように編む方法としては
、従来技術である、漁網等の編方により行えば良い。漁
網と同様の編方とすれば前記交差部420を、本実施例
にかかる交差部420のように2本の前記繊維束410
を結び付けることができる。なお、前記アラミド繊維に
嵯りを加える方法としては前記繊維束410を製造する
方法としては、従来技術により行うことができる。
次いで、前記取付部430を、前記繊維束41Oと一体
となるように設ける。前記取付部430を、前記繊維束
410と一体となるように設けるためには、プラスチッ
ク、又は、ビニールエステル等の本発明を実施するうえ
で好適なものを材料として、成型することにより設ける
ことができる。
当該成型方法についても、従来技術を用いることができ
る。
最後に、前記取付部430に、前記貫通孔431を形成
する。当該形成方法については、穿孔機械等の削孔能力
を有するものを用いることにより行うことができる。
なお、初めから前記貫通孔431を形成するように、前
記取付部430を成型することもできる。
勿Km、かかる場合においては、上記する削孔工程を行
う必要はない。
以上の工程を行うことにより、前記アラミド繊維製補強
材400を製造することができる。
次ぎに、以上のように構成した、本実施例にかかるコン
クリート構造物の補強構造の作用について説明する。
前記アラミド繊維製補強材400は、前記ポリマーセメ
ントモルタルの覆工量の減少を可能とする。蓋し、前記
繊維束410の直径を、前記補強材としての鉄筋の鉄筋
径よりも小さくすることを可能とするので、前記繊維束
410の交差部420の高さを、各前記鉄筋の交差部4
20の高さよりも低くすることを可能とし、また、前記
アラミド繊維は、酸化することがないので、鉄筋を補強
材として用いる場合に比べ、前記かぶりの厚さCを薄く
することを可能とし、したがって、前記アラミド繊維製
補強材400は、鉄筋を前記補強材として用いた場合に
比べ、前記層上の厚さを薄くして、前記ポリマーセメン
トモルタルの覆工量の減少を可能とするからである。し
たがって、本実施例によれば、鉄筋を前記補強材として
用いる場合に比べ、補強工事に要する経費の軽減が可能
となる。
また、前記層上の厚さの減少は、補強工事に要する労力
を減少し、かかる構築期間の短縮とを可能とする。蓋し
、前記ポリマーセメントモルタルを打設する場合、落下
等による不経済が生じないようにするために、数回に分
けて打設するので、前記層上の厚さを薄くすることによ
り打設回数の減少を可能とするからである。したがって
、本実施例によれば、鉄筋を前記補強材として用いる場
合に比べ、補強工事に要する労力の軽減と、かかる構築
期間を短縮することが可能となる。
また、前記アラミド繊維製補強材400は、床版100
等の下部を補強する場合の作業者の負担の軽減を可能と
する。°蓋し、前記アラミド繊維の比重は鋼よりもはる
かに小さく、かつ、前記繊維束410の直径を前記鉄筋
径よりも小さくすることを可能とするので、前記補強材
全体の重量の軽減を可能とするからである。したがって
、本実施例よれば、鉄筋を前記補強材として用いる場合
に比べ、補強工事に要する労力の軽減と、かかる構築期
間の短縮とが可能となる。
また、前記アラミド繊維製補強材400はフレキンビリ
ティ−に富むので、前記アラミド繊維製補強材400を
ロール状に巻くこと等が可能となる。したがって、本実
施例によれば、揚重、運搬等を容易にし、補強工事に要
する労力の軽減と、かかる構築期間の短縮とが可能とな
る。
また、前記アラミド繊維製補強材400の引張強度は、
前記補強材として鉄筋の引張強度よりもはるかに高いの
で、前記鉄筋を使用する場合に比べ、補強強度の向上を
可能とする。したがって、本実施例によれば、鉄筋を前
記補強材として用いる場合に比べて補強効果を高くする
ことが可能となる。
また、前記取付部430は、前記アラミド繊維製補強材
400の、前記補強面120への取り付けの容易化を可
能とする。蓋し、補強工事の現場において、取付部43
0を設ける作業の省略を可能とするからである。したが
って、本実施例によれば、補強工事に要する労力の軽減
と、かかる構築期間の短縮とが可能となる。
さらに、本実施例においては、前記取付部430に、格
子面と直交する貫通孔431を形成しているので、前記
アラミド繊維製補強材400の、前記補強面120への
取り付けの容易化を可能とする。蓋し、コンクリート釘
500.アンカービン等を前記取付部430への圧入の
省略を可能とするからである。したがって、本実施例に
よれば、前記貫通孔431を形成しない場合に比べ補強
工事に要する労力の軽減と、かかる構築期間の短縮とが
可能となる。
また、前記貫通孔431は、前記取付部430への圧入
の省略を可能とするので、前記圧入の際に生じる、前記
取付部430の破損をなくすことを可能とする。したが
って、本実施例によれば、前記取付部430に前記貫通
孔431を開けていない場合に比べ、補強工事に要する
労力の軽減と、かかる構築期間の短縮とが可能となる。
また、経りを加えることにより表面に凹凸ができるよう
にした前記繊維束410は、補強効果の向上を可能とす
る。蓋し、前記ポリマーセメントモルタルとの付着面積
が増加し、活荷重により生じる変動に対する追従性の増
加を可能とするからである。したがって、本実施例によ
れば、各前記繊維束410に繕りを加えない場合に比べ
、かかるコンクリート構造物の補強構造の補強強度を高
くすることが可能となる。
なお、前記取付部430に形成している孔の形状を第7
図に示すような形状とすれば、前記コンクリート釘50
0又はアンカービン等の頭部、前記取付部430内に収
納することが可能となる。
したがって、かかる実施例によれば、前記アンカービン
等、の頭部の高さ分だけ、前記覆工の厚さを減少するこ
とが可能となる。
次ぎに、以上のように構成した、本実施例にかかるコン
クリート構造物の補強構造の効果について説明する。
本実施例によれば、前記補強材であるアラミド繊維製補
強材400の各繊維束410の交差部420の高さを、
各鉄筋の交差部420の高さよりも低くし、かつ、鉄筋
を前記補強材として用いる場合に比べ、かぶりの厚さC
を薄くすることができるので、鉄筋を補強材として用い
る場合よりも覆工の厚さを薄くすることができる。した
がって、前記ポリマーセメントモルタルの覆工量を少な
くすることができる。その結果、鉄筋を前記補強材とし
て用いる場合に比べ、補強工事に要する経費を軽減する
ができる。
また、前記覆工の厚さを減少することができるので、補
強工事に要する労力を減少し、かかる構築期間を減少す
ることができる。
また、前記補強材としての鉄筋よりも重量の少ないアラ
ミド繊維製補強材400を、前記補強材として、用いる
ので、床版1・OO等の下部を補強する場合の作業者の
負担を軽減することができる。
その結果、鉄筋を前記補強材として用いる場合に比べ、
かかる補強工事に要する労力を軽減することができ、か
かる構築期間を短縮することができる。
また、前記アラミド繊維性補強材を、ロール状に巻くこ
と等ができるので、揚重、運搬等を容易にし、補強工事
に要する労力の軽減と、かかる構築期間を短縮すること
ができる。
また、前記補強材として、鉄筋よりも引張強度の高いア
ラミド繊維製補強材400を使用することにより、前記
鉄筋を使用する場合に比べ補強効果を向上することがで
きる。
さらに、本実施例においては、前記取付部430に、格
子面と直交する貫通孔431を形成しているので、前記
アラミド繊維製補強材400の、前記補強面120への
取り付けを容易にすることができる。その結果、前記貫
通孔431を形成しない場合に比べ補強工事に要する労
力の軽減と、かかる構築期間を短縮することができる。
また、前記貫通孔431は前記取付部430の破損をな
くすことができるので、補強工事に要する労力の軽減と
、かかる構築期間を短縮することができる。
また、本実施例においては、各前記繊維束410に嵯り
を加えて、表面に凹凸ができるようにしている。したが
って、前記繊維束410と前記ポリマーセメントとの付
着面積を増加することができる。その結果、各前記繊維
束410に縒りを加えることがない場合に比べ、かかる
コンクリート構造物の補強構造の補強効果を増加するこ
とができる。
具体的には、前記補強材としてDIOを用いた場合には
、公称直径9.53mm (J Is/\ンドブソク、
土木第719頁、1985、日本規格協会等)とかぶり
の厚さCとを考慮すると、前記覆工の厚さは30mmと
なる。これに対し、本実施例においては、前記覆工の厚
さを10mmとしている。したがって、本実施例によれ
ば前記覆工の厚さを20mm減少することができる。ま
た、D13を用いた場合には、公称直径12.7mmと
かぶりの厚さCとを考慮すると、前記覆工の厚さは40
mmとなる。したがって、本実施例によれば前記覆工の
厚さを30mm減少することができる。
また、前記アラミド繊維の引張強度は310kgf/m
m1程度であり、再生丸鋼5RR24の引張強度は39
kgf/mm’乃至60kgf/mm宜である(JIS
ハンドブック、土木第717頁、1985、日本規格協
会等)。したがって、仮に、前記補強材としての鉄筋の
引張強度を50kgf/mm’とし、前記アラミド繊維
の引張強度を300 k g f / m m ”とす
ると、前記鉄筋が前記繊維束410と同様の応力を負担
するためには、前記繊維束410の断面積の6倍とじな
けらばならない。そして、前記鉄筋の比重は前記アラミ
ド繊維の比重の約6倍(前記鉄筋の比重は7゜874で
あり、前記アラミド繊維の比重は1,39)である。し
たがって、本実施例によれば、前記補強材の重量を、前
記補強材として鉄筋を使用する場合の約l/36にする
ことができる。
また、打設回数、即ち、前記ポリマーセメントモルタル
を前記補強面120に塗り込む回数は、DIOを前記補
強材として用いる場合は6回(1回の塗り込む厚さを5
mm、前記覆工の厚さを30mmとした場合。)であり
、D13を前記補強材として用いる場合は8回(1回の
塗り込む厚さを5mm、前記覆工の厚さを40mmとし
た場合。
)である。これに対し、本実施例においては2回で前記
打設を終了している。したがって、本実施例によればD
lOを用いる場合に比べ4回、また、D13を用いる場
合に比ベロ回の前記塗り込み作業を減少することができ
る。
なお、前記取付部430に形成している孔の形状を第7
図に示すような形状とすれば、前記コンクリート釘50
0又はアンカーピン等の頭部を、前記取付部430内に
収納することができる。その結果、前記頭部の高さを考
慮すことなく、前記覆工の厚さ、又は、前記取付部43
0の高さを決定することができる。
また、本実施例においては水平面の補強構造として用い
たが、例えば、ビアー、擁壁等の鉛直面等、本発明を適
用するうえで好適なものについての補強構造としても本
発明を用いることができる。
また、本実施例にかかるアラミド繊維製補強材400の
構造は一般的な意味おける格子状、すなわち、第2図に
示すような正方形状の格子状としているが、本発明にお
ける格子状には池の形状、例えば、菱形状、亀甲状等、
本発明を実施するうえで好適な形状も含む。
[発明の効果] 請求項1記載の発明は、以上のように構成しているので
、以下に記載するような効果を奏する。
補強材であるアラミド繊維製補強材の各繊維束の交差部
の高さを、各鉄筋の交差部の高さよりも低くし、かつ、
鉄筋を前記補強材として用いる場合に比べ、かぶりの厚
さを薄くすることができるので、鉄筋を補強材として用
いる場合よりも層上の厚さを薄くすることができる。し
たがって、アラミド繊維製補強材をコンクリート構造物
の補強面上に固着し、埋設するための、ポリマーセメン
トの覆工量を少なくすることができる。その結果、鉄筋
を前記補強材として用いる場合に比べ、補強工事に要す
る経費を軽減するができる。
また、前記層上の厚さを減少することができるので、補
強工事に要する労力を減少し、かかる構築期間を減少す
ることができる。
また、前記補強材としての鉄筋よりも重量の少ないアラ
ミド繊維製補強材を、前記補強材として、用いるので、
床版等の下部を補強する場合の作業者の負担を軽減する
ことができる。その結果、鉄筋を前記補強材として用い
る場合に比べ、かかる補強工事に要する労力を軽減する
ことができ、かかる構築期間を短縮することができる。
また、前記アラミド繊維性補強材を、ロール状に巻くこ
と等ができるので、揚重、運搬等を容易にし、補強工事
に要する労力の軽減と、かかる構築期間を短縮すること
ができる。
また、前記補強材として、鉄筋よりも引張強度の高いア
ラミド繊維製補強材を使用することにより、前記鉄筋を
使用する場合に比べ補強効果を向上することができる。
請求項2記載の発明は、取付部に、格子面と直交する孔
を形成することにより、前記アラミド繊維製補強材の補
強面への取り付けを容易にすることができるので、前記
孔を形成しない場合に比べ、前記アラミド繊維製補強材
を前記補強面上に取り付ける作業を容易にすることがで
きる。その結果、補強工事に要する労力の軽減と、かか
る構築期間を短縮することができる。
また、前記孔は前記取付部の破損をなくすことができる
ので、補強工事に要する労力の軽減と、かかる構築期間
を短縮することができる。
請求項3記載の発明は、各前記繊維束に嵯りを加えるこ
とにより、表面に凹凸ができるようにした前記繊維束は
、前記ポリマーセメントとの付着面積を増加することが
できるので、各前記繊維束に嵯りを加えることがない場
合に比べ、かかるコンクリート構造物の補強構造の補強
効果を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は実施例を示すものであり、第1図は
コンクリート構造物の補強構造の縦断面図、第2図はア
ラミド繊維製補強材の平面図、第3図は取付部の拡大平
面図、第4図は取付部の断面斜視図、第5図は繊維束の
平面図、第6図及び第7図は取付部の断面斜視図、第8
図は従来例であるコンクリート構造物の補強構造の縦断
面図である。 A・・・・・・コンクリート構造物、 C・・・・・・かぶりの厚さ、 d・・・・・・鉄筋径、 t・・・・・・層上の厚さ、 100・・・・・・床版、 110・・・・・・補強部、 120・・・・・補強面、 200・・・・・・鉄筋、 300・・・・・・ポリマーセメント硬化体、400・
・・・・アラミド繊維製補強材、410・・・・・・繊
維束、 420・・・・・・交差部、 430・・・・・・取付部、 431・・・・・貫通孔、 500・・・・・・コンクリート釘、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)補強部に生ずる応力を負担する補強材と、当該補
    強材を、補強面上に固着し、埋設するポリマーセメント
    硬化体とで構成したコンクリート構造物の補強構造にお
    いて、前記補強材は、アラミド繊維を主成分とする繊維
    束が互いに交差する格子状であり、かつ、前記繊維束の
    交差部に、前記補強材を前記補強面に取り付けるための
    取付部を前記繊維束と一体に設けている、アラミド繊維
    製補強材であることを特徴とする、コンクリート構造物
    の補強構造。
  2. (2)前記取付部に、格子面と直交する孔を形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のコンクリート構造物の補
    強構造。
  3. (3)前記各繊維束に縒りを加えることにより、表面に
    凹凸ができるようにしたことを特徴とした請求項1又は
    2記載のコンクリート構造物の補強構造。
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