JPH0343491B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343491B2 JPH0343491B2 JP60129660A JP12966085A JPH0343491B2 JP H0343491 B2 JPH0343491 B2 JP H0343491B2 JP 60129660 A JP60129660 A JP 60129660A JP 12966085 A JP12966085 A JP 12966085A JP H0343491 B2 JPH0343491 B2 JP H0343491B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- male
- female
- load
- female thread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はねじにかゝり、特に締着時に負荷ねじ
面圧が均圧になるようにした均圧ねじに関する。 〔従来技術とその問題点〕 締結を目的とするボルト、ナツト等のねじ山の
フランク角は、例えば規格メートルねじの場合雄
ねじ、雌ねじとも30度に定められており、両者は
幾何学的に同一角度とするのが従来の常識であつ
た。しかし、締付けによりねじ山が負荷された
際、立体形状の違いのため雄ねじのねじ山は雌ね
じのねじ山より弾性変形しやすいので、負荷ねじ
面間に発生している面圧は均等ではなく、必ず雄
ねじ谷底側に負荷が偏つて作用している。そのた
めになじみが失われ、かつトルク半径が小さくな
り、ゆるみやすいという傾向を生じる。 第2図は規格メートルねじのねじ山の形状を示
している。こゝで雄ねじ1、雌ねじ2ともフラン
ク角は30度であり、無負荷の状態では雄ねじ1と
雌ねじ2とはねじ面同士で接触する。締付けによ
りねじ山が負荷したときは、ねじ山はそれぞれ弾
性変形する。第3図および第4図は、雄ねじ1と
雌ねじ2の横断図を示す。それぞれの図におい
て、一定の角度θに狭まれたねじ山の付け根の円
周長さは雄ねじ1の場合AB、雌ねじ2の場合
CDであり、当然AB<CDの関係が成り立つ。し
たがつて、ねじ山が同じ荷重で別々に負荷したと
きは雄ねじ1のねじ山の弾性変形は雌ねじ2のね
じ山のそれより大きいので、負荷によるねじ山の
倒れは雄ねじ1の方が大きい。雄ねじ1と雌ねじ
2のねじ面が接触したまま弾性変形する場合は、
荷重の作用中心は半径の小さい側へ移動してバラ
ンスしようとする。このためねじ山間の接触面圧
の分布は一様でなく、雄ねじ1の谷底1a側に偏
つて作用している。この状態は、ねじ山の接触面
におけるなじみを悪くし、ナツトがゆるみ回転す
るさいのトルク半径を小さくするので、ゆるみや
すいという傾向をもたらす。 〔発明の目的〕 本発明は上記従来技術の欠点に着目し、これを
改善することを目的としてなされたもので、無負
荷のとき雄ねじの山頂角部で接触するように雌ね
じのねじ山のフランク角を標準とし、雄ねじをこ
れより大きくすることにより、、負荷時の面圧を
均等化し、上述の不具合を除去しようとするもの
である。 〔発明の概要〕 上記目的を達成するため、本発明は、互いに嵌
り合う雄ねじと雌ねじの負荷ねじ面同士のフラン
ク角を、無負荷時の雌ねじの山頂角部で接触する
よう雄ねじを標準ねじ山角とし、雌ねじをこれよ
り略1°20′〜3°30′の範囲で大きくしたことを特徴
とするものである。 〔発明の実施例〕 以下、本発明を第1図に示す実施例により第2
図と共通する部分には同一符号を用いて説明す
る。 第1図に示すように、雌ねじ2の負荷ねじ面2
a側のフランク角は、30度より僅かに大きな値
(+α)とされている。これにより、ねじ面間の
接触面圧の分布を一様にしてなじみが良く、トル
ク半径の減小を防いでゆるみにくくするとともに
接触応力に対して強度が増加する効果をもたら
す。 aの値については、呼び径10mmのメートル並目
ねじの六角ナツトを200Kgf‐cmで締めつけた場
合のゆるみ試験の結果によれば、1度20分〜3度
30分程度であり、好ましくは2°00′〜3°00′とされ
る。 下表に本発明をナツトの雌ねじに施した場合の
試験結果を示す。
面圧が均圧になるようにした均圧ねじに関する。 〔従来技術とその問題点〕 締結を目的とするボルト、ナツト等のねじ山の
フランク角は、例えば規格メートルねじの場合雄
ねじ、雌ねじとも30度に定められており、両者は
幾何学的に同一角度とするのが従来の常識であつ
た。しかし、締付けによりねじ山が負荷された
際、立体形状の違いのため雄ねじのねじ山は雌ね
じのねじ山より弾性変形しやすいので、負荷ねじ
面間に発生している面圧は均等ではなく、必ず雄
ねじ谷底側に負荷が偏つて作用している。そのた
めになじみが失われ、かつトルク半径が小さくな
り、ゆるみやすいという傾向を生じる。 第2図は規格メートルねじのねじ山の形状を示
している。こゝで雄ねじ1、雌ねじ2ともフラン
ク角は30度であり、無負荷の状態では雄ねじ1と
雌ねじ2とはねじ面同士で接触する。締付けによ
りねじ山が負荷したときは、ねじ山はそれぞれ弾
性変形する。第3図および第4図は、雄ねじ1と
雌ねじ2の横断図を示す。それぞれの図におい
て、一定の角度θに狭まれたねじ山の付け根の円
周長さは雄ねじ1の場合AB、雌ねじ2の場合
CDであり、当然AB<CDの関係が成り立つ。し
たがつて、ねじ山が同じ荷重で別々に負荷したと
きは雄ねじ1のねじ山の弾性変形は雌ねじ2のね
じ山のそれより大きいので、負荷によるねじ山の
倒れは雄ねじ1の方が大きい。雄ねじ1と雌ねじ
2のねじ面が接触したまま弾性変形する場合は、
荷重の作用中心は半径の小さい側へ移動してバラ
ンスしようとする。このためねじ山間の接触面圧
の分布は一様でなく、雄ねじ1の谷底1a側に偏
つて作用している。この状態は、ねじ山の接触面
におけるなじみを悪くし、ナツトがゆるみ回転す
るさいのトルク半径を小さくするので、ゆるみや
すいという傾向をもたらす。 〔発明の目的〕 本発明は上記従来技術の欠点に着目し、これを
改善することを目的としてなされたもので、無負
荷のとき雄ねじの山頂角部で接触するように雌ね
じのねじ山のフランク角を標準とし、雄ねじをこ
れより大きくすることにより、、負荷時の面圧を
均等化し、上述の不具合を除去しようとするもの
である。 〔発明の概要〕 上記目的を達成するため、本発明は、互いに嵌
り合う雄ねじと雌ねじの負荷ねじ面同士のフラン
ク角を、無負荷時の雌ねじの山頂角部で接触する
よう雄ねじを標準ねじ山角とし、雌ねじをこれよ
り略1°20′〜3°30′の範囲で大きくしたことを特徴
とするものである。 〔発明の実施例〕 以下、本発明を第1図に示す実施例により第2
図と共通する部分には同一符号を用いて説明す
る。 第1図に示すように、雌ねじ2の負荷ねじ面2
a側のフランク角は、30度より僅かに大きな値
(+α)とされている。これにより、ねじ面間の
接触面圧の分布を一様にしてなじみが良く、トル
ク半径の減小を防いでゆるみにくくするとともに
接触応力に対して強度が増加する効果をもたら
す。 aの値については、呼び径10mmのメートル並目
ねじの六角ナツトを200Kgf‐cmで締めつけた場
合のゆるみ試験の結果によれば、1度20分〜3度
30分程度であり、好ましくは2°00′〜3°00′とされ
る。 下表に本発明をナツトの雌ねじに施した場合の
試験結果を示す。
以上説明したように、本発明は、互いに嵌り合
う雄ねじと雌ねじの負荷ねじ面同士のフランク角
を、無負荷時の雌ねじの山頂角部で接触するよう
雄ねじを標準ねじ山角たし、雌ねじをこれより略
1°20′〜3°30′の範囲で大きくする構成としたこと
により、ねじ山の強度を低下させることなくねじ
山のたわみによつて締着時における負荷時の負荷
ねじ面の面圧を均等化することができ、これによ
りトルク半径を大きくすることができてゆるみが
生じにくいねじとすることができる。
う雄ねじと雌ねじの負荷ねじ面同士のフランク角
を、無負荷時の雌ねじの山頂角部で接触するよう
雄ねじを標準ねじ山角たし、雌ねじをこれより略
1°20′〜3°30′の範囲で大きくする構成としたこと
により、ねじ山の強度を低下させることなくねじ
山のたわみによつて締着時における負荷時の負荷
ねじ面の面圧を均等化することができ、これによ
りトルク半径を大きくすることができてゆるみが
生じにくいねじとすることができる。
第1図は本発明による均圧ねじの一実施例を示
すねじ山の断面図、第2図は規格メートルねじの
ねじ山の形状を示す断面図、第3図および第4図
は雄ねじおよび雌ねじの横断面図で、ねじ山の弾
性変形の違いを説明するための図である。 1……雄ねじ、1a……谷底、2……雌ねじ、
1b,2a……負荷ねじ面。
すねじ山の断面図、第2図は規格メートルねじの
ねじ山の形状を示す断面図、第3図および第4図
は雄ねじおよび雌ねじの横断面図で、ねじ山の弾
性変形の違いを説明するための図である。 1……雄ねじ、1a……谷底、2……雌ねじ、
1b,2a……負荷ねじ面。
Claims (1)
- 1 互いに嵌り合う雄ねじと雌ねじの負荷ねじ面
同士のフランク角を、無負荷時の雌ねじの山頂角
部で接触するよう雄ねじを標準ねじ山角とし、雌
ねじを雄ねじに対し略1°20′〜3°30′の範囲で大き
くしたことを特徴とする均圧ねじ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12966085A JPS61286605A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 均圧ねじ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12966085A JPS61286605A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 均圧ねじ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61286605A JPS61286605A (ja) | 1986-12-17 |
| JPH0343491B2 true JPH0343491B2 (ja) | 1991-07-02 |
Family
ID=15014995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12966085A Granted JPS61286605A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 均圧ねじ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61286605A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4520771B2 (ja) | 2004-05-27 | 2010-08-11 | 株式会社スズキ螺子製作所 | 緩み防止用のタッピングねじ |
| JP5096111B2 (ja) * | 2007-11-08 | 2012-12-12 | 濱中ナット株式会社 | ボルト及びナット |
| CN104822980A (zh) * | 2012-10-01 | 2015-08-05 | 恩特格里斯公司 | 连接系统和方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61241512A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-27 | ジエイムズ・エツチ・ソ−プ | 戻り止めねじ山およびその形成方法 |
-
1985
- 1985-06-14 JP JP12966085A patent/JPS61286605A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61286605A (ja) | 1986-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |