JPH0343454B2 - - Google Patents

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JPH0343454B2
JPH0343454B2 JP61291178A JP29117886A JPH0343454B2 JP H0343454 B2 JPH0343454 B2 JP H0343454B2 JP 61291178 A JP61291178 A JP 61291178A JP 29117886 A JP29117886 A JP 29117886A JP H0343454 B2 JPH0343454 B2 JP H0343454B2
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Japan
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housing
turbine
shroud
turbine wheel
center
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Hideo Yamaji
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はターボチヤージヤのハウジング構
造、詳しくは、タービンホイールを包囲するシユ
ラウドをタービンハウジングから離間させてセン
タハウジングにより位置決めして設け、タービン
ハウジングの熱歪によりシユラウドとタービンホ
イールとのクリアランスが変化することを防止す
るハウジング構造に関する。
(従来の技術) ターボチヤージヤは、特公昭38−7653号公報に
記載されているように、コンプレツサハウジング
とタービンハウジングとをセンタハウジングを介
し接合し、コンプレツサハウジングに収容された
コンプレツサインペラとタービンハウジングに収
容されたタービンホイールとをセンタハウジング
に支持されたシヤフトによつて連結する。このよ
うなターボチヤージヤは、一般に、排気熱の影響
による高温下で作動するため、各ハウジング等を
耐熱材で構成し、また、シヤフトを支持するセン
タハウジングを冷却してシヤフトの焼付を防止す
る。しかしながら、このようなターボチヤージヤ
にあつては、タービンハウジングとセンタハウジ
ングとが大きな面積で直接に接触するためセンタ
ハウジングへの伝熱量が大きく、また、センタハ
ウジングとタービンハウジングとの組立に比較的
大きな公差が許容されるためタービンハウジング
とタービンホイールとの間のクリアランスの正確
な管理が困難であるという欠点があつた。
そこで、本出願人にあつては、特願昭61−
124996号明細書(昭和61年5月30日付提出)等に
おいて、タービンハウジングに該タービンハウジ
ングとセンタハウジングとの間でベースプレート
を嵌着するとともに、このベースプレートにター
ビンハウジング内でのトツププレートを固設して
タービンホイールを包囲し、このタービンホイー
ルに排気を導いてタービンホイールを駆動するタ
ーボチヤージヤを提案している。この先願にかか
るターボチヤージヤは、ベースプレートによつて
センタハウジングへの伝熱を阻止し、また、ター
ビンホイールの外周にトツププレートを同心状に
配置してトツププレートの外周のクリアランス
(ノズル部)をタービンホイールとの間に形成し、
タービンホイールの外周のクリアランスを正確に
管理する。
(この発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この先願にかかるターボチヤー
ジヤにあつては、ベースプレートがタービンハウ
ジングに嵌着してベースプレートの外周面がター
ビンハウジングの内周面に適切に密着しているた
め、排気熱によりタービンハウジングが熱歪を生
じると、この熱歪によりベースプレートも歪を生
じ、このベースプレートの歪に影響されてタービ
ンホイールとトツププレートとの同心度が狂うと
いう欠点があつた。すなわち、タービンハウジン
グは、一般に、排気に旋回流を生じさせる螺旋状
のスクロール通路および該スクロール通路に接線
方向を指向して開口する排気の導入口が形成され
て非対称形状を有するため、その熱歪も局部的に
大きく、ベースプレートの歪による同心度の狂い
も大きなものであつた。この結果、タービンホイ
ールとノズル部を形成するトツププレートとの干
渉やタービンホイールの周囲から漏洩する排気量
も増大し、タービン効率を低下させる原因となつ
ていた。
この発明は、上記欠点を鑑みてなされたもの
で、タービンハウジングの熱歪によつてトツププ
レートとタービンホイールとの同心度が狂うこと
を防止したターボチヤージヤのハウジング構造を
提供し、タービンホイールの干渉やタービン効率
の低下を防止することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明にかかるターボチヤージヤのハウジン
グ構造は、コンプレツサインペラが収容されたコ
ンプレツサハウジングとタービンホイールが収容
されたタービンハウジングとをセンタハウジング
を介し接合するとともに、前記タービンハウジン
グ内に前記タービンハウジングとは別部材、かつ
固定ベーンおよび可動ベーンからなる可変ノズル
が環状に配設されたシユラウドを配置して該シユ
ラウドによりタービンホイールを包囲し、該ター
ビンホイールと前記コンプレツサインペラとを前
記センタハウジングに支持されたシヤフトによつ
て連結するターボチヤージヤにおいて、 前記シユラウドおよび前記センタハウジングに
それぞれ嵌合してセンタハウジングと前記シユラ
ウドとの位置を決定する位置合せ部を設けるとと
もに、このシユラウドとタービンハウジングとの
間に径方向に隙間を設けたことを特徴とする。
(作用) この発明にかかるターボチヤージヤのハウジン
グ構造によれば、シユラウドは比較的一定の温度
を維持するセンタハウジングに位置合せ部により
位置決めされて支持されるため、これらシユラウ
ドとタービンホイールとの相対位置がタービンハ
ウジング等の温度によつて影響を受けることも無
い。したがつて、タービンホイールの外周のシユ
ラウドとの間のクリアランスをタービンハウジン
グの熱歪の有無にかかわり無く略一定に保持で
き、タービンホイールの干渉あるいは外周のクリ
アランスを経て漏洩する排気量が増大することも
無く、タービン効率の低下を防止できる。さら
に、タービンハウジングとシユラウドとの間には
径方向に〓間があるため、タービンハウジングが
熱歪を生じてもこのタービンハウジングの熱歪は
隙間により吸収されてシユラウドに歪を生じさせ
ることはない。したがつて、タービンハウジング
の歪の有無にかかわりなくタービンホイールの周
囲のクリアランスが一定に維持され、タービンハ
ウジングの熱歪によつてタービンホイールの干渉
やタービン効率が低下することを防止でき、ま
た、タービンハウジングの剛性をそれ程確保する
必要がなく軽量化を図ることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図から第3図はこの発明の一実施例にかか
るターボチヤージヤを表し、第1図が全体の縦断
面図、第2図が第1図の−矢視断面図、第3
図が要部拡大断面図である。
図中、11は後述するコンプレツサインペラを
回転自在に収容したコンプレツサハウジング、1
2は後述するタービンホイールを回転自在に収容
したタービンハウジング、13はコンプレツサイ
ンペラとタービンホイールとを連結するシヤフト
を支持したセンタハウジングであり、コンプレツ
サケーシング11とタービンハウジング12とは
センタハウジング13を間に一体的に接合されて
いる。コンプレツサハウジング11には、図中左
方の開口端に背板14がボルト15と取付板16
とによつて固定され、内部に軸方向通路17およ
びスクロール通路18が画成されている。背板1
4はボルト19によつてセンタハウジング13と
結合されている。軸方向通路17は図中左端部が
スクロール通路18の中心部と連通し、これら通
路17,18の連通する部分にシヤフト20の図
中右端に取り付けられたコンプレツサインペラ2
1が回転自在に収容されている。軸方向通路17
はは図中右端に吸気を導入する吸気導入口17a
が開口し、また、スクロール通路18は上方に図
外のエンジンの燃焼室に連絡された吸気導出口
(図示せず)が開口している。
センタハウジング13には内部に2つの軸受部
22,23が形成され、これら軸受部22,23
に形成された軸受孔22a,23aにそれぞれフ
ロートベアリング24,25を介してシヤフト2
0が回転自在に支持されている。シヤフト20
は、図中右端が背板14をブツシユ26を介して
回転自在に貫通してコンプレツサインペラ21と
結合され、図中左端がタービンホイールに結合さ
れている。なお、27はワツシヤ、28はカラ
ー、29はスラストベアリングであり、これらが
シヤフト20の段部とブツシユ26との間に介装
されている。
センタハウジング13には、また、前記軸受部
22,23の上方にフロートベアリング24,2
5へ潤滑油を供給する給油通路30が、軸受部2
2,23の下方に潤滑油を排出する排油通路31
として機能する空孔31(排油通路31と同一符
号を付す)が形成されている。給油通路30は、
上端が開口した導入孔30aと、該導入孔30a
の下端に連通し図中右端がスラストベアリング2
9との摺接面に開口した横孔30bと、該横孔3
0bに連通してそれぞれが前記軸受孔22a,2
3aの周面に開口した2つの分配孔30c,30
dと、から構成されている。導入孔30aは上端
開口が図外のオイルポンプ等の潤滑油供給源に連
絡され、また、空孔31は下端の開口がオイルパ
ン等に連絡されている。これら給油通路30およ
び排油通路31は、潤滑油供給源から供給される
潤滑油をベアリング24,25,29に導いて潤
滑とともに冷却を行い、この後、この潤滑油をオ
イルパン等へ還流させて回収する。なお、32は
給油通路30および排油通路31のタービンハウ
ジング12側に形成された冷却水のウオータジヤ
ケツトであり、このウオータジヤケツト32は下
部に注水口が上部に排水口が開口している。この
ウオータジヤケツト32は、タービンハウジング
12からの伝熱を阻止し、また、ヒートソークバ
ツク時に冷却水を蒸発させてその気化熱で軸受部
22,23を冷却する。
タービンハウジング12は、スタツドボルト3
3が螺着され、このスタツドボルト33にナツト
34により締結された取付板35によつてセンタ
ハウジング13に固定されている。このタービン
ハウジング12は、図中右方の開口端がタービン
ハウジング12とセンタハウジング13との間に
外周縁を挟着されたベーン保持部材(シユラウ
ド)36により閉止され、また、ベーン保持部材
36にボルト37によつて固定されたトツププレ
ート(シユラウド)38が内周部に嵌合してい
る。タービンハウジング12には、内部にスクロ
ール通路39と出口通路40とが画成され、ま
た、スクロール通路39に接線方向を指向して開
口する排気導入口39aおよび出口通路40の左
端に開口する排気排出口40aが形成されてい
る。スクロール通路39の中央部と出口通路40
の右端部とは連通し、これら通路39,40が連
通する部分にシヤフト20の左端部に固設された
タービンホイール41が回転自在に配置されてい
る。
トツププレート38は、タービンハウジング1
2の出口通路40の内端部にシールリング42を
介して嵌入した円筒部38aと、該円筒部38a
の外周の軸方向中央部から径方向に一体に延出し
た円板部38bとから構成されている。円筒部3
8a内には前述したタービンホイール41が外周
に所定のクリアランスをもつて回転自在に配置さ
れ、また、円板部38bはスクロール通路39を
外周路39bと内周路39cとに区画している。
このトツププレート38は、円板部38bとター
ビンハウジング12の内壁との間および円筒部3
8aとタービンハウジング12の内周壁との間に
それぞれ微少のクリアランスをもつて配置され、
タービンハウジング12側から円板部38b、ベ
ーン保持部材36および後述する遮熱板を貫通し
てベーン保持部材36に螺合した前述のボルト3
7によつてベーン保持部材36に固定されてい
る。なお、ボルト37は、センタハウジング13
側の端部が遮熱板のセンタハウジング13側端部
に溶接されて緩みが防止される。
ベーン保持部材36は、シヤフト20が回転自
在に貫通した円板部36aと、該円板部36aの
外周部から軸線方向にトツププレート38側に向
かつて一体に延出した翼状の4つの固定ベーン4
3とから構成されている。円板部36aには、外
周にフランジ36bが、また、センタハウジング
13側端部に環のボス(位置合せ部)36cが一
体に形成されている。第3図に詳示するように、
フランジ36bは前述のようにタービンハウジン
グ12とセンタハウジング13との間に挟着さ
れ、また、ボス36cはセンタハウジング13の
タービンハウジング13側端面に形成された位置
合せ孔(位置合せ部)13aに嵌入している。こ
のボス36cは、外周部が位置合せ孔13aの内
周部と嵌合し、また、フランジ36bのセンタ−
ハウジング側端面が対応するセンタ−ハウジング
に当接している。さらに、このボス36cには内
周部に遮熱板44が嵌着され、この遮熱板44と
円板部36aとの間に断熱層44aを形成してい
る。遮熱板44は溶接によつてベーン保持部材3
6に固定されている。このベーン保持部材36
は、円板部36aの外周壁およびフランジ36b
の外周壁とタービンハウジング12の内周壁との
間にそれぞれクリアランス59a,59bを有
し、ボス36cがセンタハウジング13の位置合
せ孔13aに嵌合して同心度および軸方向の位置
決めされる。なお、第1図中、60aはセンタハ
ウジング13とベーン保持部材36との回転方向
の位置合せ用のノツクピン、同様に、60bはベ
ーン保持部材36とトツププレート38との位置
合せ用のノツクピンである。
固定ベーン43は、第2図に示すように、部分
円弧状を成し、タービンホイール41と同心状に
回転方向等間隔に配設されている。これら固定ベ
ーン43の間には、それぞれ、部分円弧状の4つ
の可動ベーン45が配置され、これら固定ベーン
43と可動ベーン45とによつてそれぞれスクロ
ール通路39の外周路39bと内周路39cとの
間に4つの可変絞り46が構成されている。可動
ベーン45は、それぞれベーン保持部材36の円
板部36aに形成された孔36bを回転自在に貫
通したピン47に一端が固設され、ピン47の回
動にともない傾斜して可変絞り46の流路面積
(開度)を変更する。
ピン47は、センタハウジング13側に突出し
た端部が図示しないリンク機構を介してアクチユ
エータに接続され、このアクチユエータにより駆
動される。このリンク機構等は、本出願人が先に
提出した特願昭61−125000号明細書等に詳細に記
載されているため、以下の説明は省略する。
なお、48は外周縁が遮熱板44の内周端とセ
ンタハウジング13の外周壁との間に挟着された
円板状のシールド板、49はタービンハウジング
12に螺着した取付用のスタツドボルトであり、
シールド板48は前述した遮熱板44とともに排
気熱のセンタハウジング13への伝熱を阻止す
る。
次に、本実施例の作用を説明する。
このターボチヤージヤは、エンジンの回転速度
が比較的小さく排気の流量も少ない場合、可動ベ
ーン45が第2図に示すように位置して可変絞り
46を最小開度とする。このため、排気導入口3
9aから導入された排気は、スクロール通路39
の外周路39bから可変絞り46を経て加速され
て内周路39c内に流入し、内周路39c内で旋
回弁を生じてタービンホイール41を駆動する。
したがつて、コンプレツサインペラ21が高速で
回転されて吸入を加圧し、エンジンの低速運転時
の過給効果が確保される。
また、エンジンの回転速度が増大して排気の流
量も多くなつた場合には、エンジンの回転速度に
応じ可動ベーン45が中心方向へ駆動され可変絞
り46の開度が増大する。このため、排気の流動
抵抗も小さくなり、エンジンの排気背圧を小さく
することができる。そして、前述のように、ター
ビンホイール41が排気により駆動され、コンプ
レツサインペラ21が吸気を加圧して過給を行
う。
一方、このターボチヤージヤは、スクロール通
路39等を流れる排気の熱によりタービンハウジ
ング12が加熱されてタービンハウジング12等
が熱膨張を生じるが、ベーン保持部材36はボス
36cがセンタハウジング13の位置合せ孔13
aに嵌合してセンタハウジング13を基準に位置
が決定されているため、ベーン保持部材36およ
び該ベーン保持部材36に固定されるトツププレ
ート38がタービンハウジング12等の熱膨張の
影響を受けることは無く、タービンハウジング1
2等が加熱される運転時にトツププレート38と
タービンホイール41との間のクリアランスを一
定に保つことができる。すなわち、センタハウジ
ング13は潤滑油および冷却水により冷却されて
運転時にも低温状態(約300[℃]以下)を維持
するため、センタハウジング13の熱膨張(熱
歪)は微少であり、このセンタハウジング13に
シヤフト20によつて支持されるタービンホイー
ル41とセンタハウジング13にベーン保持部材
36によつて位置合せされたトツププレート38
との間のクリアランスが変化することはほとんど
無い。したがつて、トツププレート38とタービ
ンホイール41との間のクリアランスの増大によ
る漏洩する排気量の増大、また、クリアランスの
減少によるタービンホイール41とトツププレー
ト38との干渉が生じることも無く、タービン効
率を低下させること無くまた芯ずれによるタービ
ンホイールの干渉も無く高い信頼性が得られる。
さらに、このターボチヤージヤにあつては、セ
ンタハウジング13は非対称形状であるため加熱
時に熱歪が局部的に大きくなるが、ベーン保存部
材36の外周面とタービンハウジング12との間
にはクリアランス59a,59bが、また、トツ
ププレート38とタービンハウジング12との間
にもクリアランスがあるため、これらクリアラン
ス59a,59bによりタービンハウジング12
の熱歪が吸収され、このタービンハウジング12
の熱歪により影響されてトツププレート38およ
びベーン保持部材36が歪を生じることは無い。
この事は可動ベーン45を熱歪に影響されること
なく確実に作動することができる。したがつて、
トツププレート38とタービンホイール41との
間のクリアランスはタービンハウジング12の局
部的な熱歪によつても影響されず、前述のよう
に、タービン効率の低下とともにタービンホイー
ル41のトツププレート38との干渉が防止でき
る。さらに可動ベーン45とベーン保持部材36
あるいはトツププレート38とのクリアランスも
熱的影響を受けず、可動ベーン45の最挟時の排
気ガスリークを最小限に抑える等タービン効率の
低下も防止できる。
なお、述した実施例では、ボス38cを位置合
せ孔13aに嵌合させてベーン保持部材36とセ
ンタハウジング13との位置合せを行うが、セン
タハウジング13に遮熱板44を溶接等で固着
し、もしくはコンプレツサーー側に見られる様な
ヒートインシユレーターを組み込み、この遮熱板
44をベーン保持部材36に嵌合させて位置合せ
を行うこともできることは言うまでも無く、ま
た、ノツクピン等を位置合せ部として用いて位置
合せができることも言うまでも無い。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明にかかるターボ
チヤージヤのハウジング構造によれば、シユラウ
ドとタービンハウジングとの間にクリアランスを
設けるとともにシユラウドをセンタハウジングを
基準に位置合せするため、タービンハウジングの
温度にかかわり無くタービンホイールとシユラウ
ドとの間のクリアランスを一定に保持でき、この
クリアランスの変化に起因したタービン効率の低
下およびタービンホイールのシユラウドへの干渉
が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の一実施例にかかる
ターボチヤージヤのハウジング構造を示し、第1
図が縦断面図、第2図が第1図の−矢視断面
図、第3図が要部拡大断面図である。 11…コンプレツサハウジング、12…タービ
ンハウジング、13…センタハウジング、13a
…位置合せ孔(位置合せ部)、20…シヤフト、
21…コンプレツサインペラ、36…ベーン保持
部材(シユラウド)、36c…ボス(位置合せ
部)、38…スクロール通路、40…出口通路、
41…タービンホイール、43…固定ベーン、4
4…遮熱板、59a,59b…クリアランス、6
0a,60b…ノツクピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンプレツサインペラが収容されたコンプレ
    ツサハウジングとタービンホイールが収容された
    タービンハウジングとをセンタハウジングを介し
    接合するとともに、前記タービンハウジング内に
    前記タービンハウジングとは別部材、かつ固定ベ
    ーンおよび可動ベーンからなる可変ノズルが環状
    に配設されたシユラウドを配置して該シユラウド
    によりタービンホイールを包囲し、該タービンホ
    イールと前記コンプレツサインペラとを前記セン
    タハウジングに支持されたシヤフトによつて連結
    するターボチヤージヤにおいて、 前記シユラウドおよび前記センタハウジングに
    それぞれ嵌合してセンタハウジングと前記シユラ
    ウドとの位置を決定する位置合せ部を設けるとと
    もに、このシユラウドとタービンハウジングとの
    間に径方向の〓間を設けたことを特徴とするター
    ボチヤージヤのハウジング構造。
JP29117886A 1986-12-05 1986-12-05 タ−ボチヤ−ジヤのハウジング構造 Granted JPS63143327A (ja)

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