JPH0343401A - 置換されたポリサツカライドおよびその製法 - Google Patents

置換されたポリサツカライドおよびその製法

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JPH0343401A
JPH0343401A JP2170400A JP17040090A JPH0343401A JP H0343401 A JPH0343401 A JP H0343401A JP 2170400 A JP2170400 A JP 2170400A JP 17040090 A JP17040090 A JP 17040090A JP H0343401 A JPH0343401 A JP H0343401A
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ミヒアエル・マーゲルシユテート
Merten Schlingmann
メルテン・シュリングマン
Elmar Dr Schrinner
エルマル・シユリナー
Axel Walch
アクセル・ヴアルヒ
Matthias Wiesner
マテイーアス・ヴイースナー
Irvin Dr Winkler
イルヴイン・ヴインクラー
Hubert Bader
フーベルト・バーダー
Arnold Dr Paessens
アーノルト・ペーゼンス
Lothar Dr Biesert
ロータル.ビーゼルト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、置換されたポリサッカライド、その製法およ
びウィルス病の予防および治療に対するその使用Iこ関
するものである。i酸化ポリサッカライドがウィルス病
の治療に適していることは既に知られている(例えば、
WO88105,301およびEP O,240,09
8を参照された)。これらの化合物は活性を示すけれど
も、これらの化合物は、例えば、血液凝固に影響を及ぼ
すという不利点を有している(例えば、Ryde等二T
hrombosis Re5earch 23 (19
81) 435〜.445を参照されたい)。ウィルス
病の治療に対する良好な化合物を得る目的で、驚くべき
ことには、OH基が単に部分的に硫酸化されそしてさら
にOH基の他の一部がエーテル化またはエステル化され
ているポリサッカライドは、単にWt酸化されたポリサ
ッカライドよりもウィルスに対してより大なる活性度を
有しそして同時に血液凝固に対する影響が少ないという
ことを見出した。本発明により使用することのできる化
合物の若干は、既に日本特許出願昭46−36,277
号から知られている。しかしながら、該出願明細書には
、完全に異なる適用に対するそれらの化合物の活性のみ
が記載されている。ウィルスに対してのべた化合物の活
性は、例えば末梢血管の拡張および血液循環の改善のよ
うな化合物の既知の作用という事実を考えると、予期さ
れない。
例えば、キシロフラン、リポフランおよび種々なデキス
トランのような大部分の中性のポリサッカライドは全く
抗−〇IV活性を示さない(H,Nakashima等
: Jap、  J、 Cancer Res、/Ga
un 78(11)、1164−68.1987)ため
にそしてまたその多くの陽イオン性および中性誘導体は
同じ程度不活性であるCP、  Ebbesen : 
Br1m  J。
Cancer 30(1)、68−72.1974)た
めに、本発明による化合物に対して記載した活性もまた
驚くべきことである。
さらに、低分子量の化合物の薬学的活性は、どのような
程度においても重合体の薬学的活性についての結論を引
き出すことを可能にしないので、薬学的に活性な重合体
化合物の発見は困難である。すなわち、例えば、ある若
干の低分子量の活性化合物は、脂肪親和性基の導入によ
ってその細胞膜透過性に関して変化されるが、このよう
な変化は、高分子量の物質においては脂肪親和性基の導
入によって起らない(Advanced Drug D
elivery Reviews l、 1987.2
35〜248、Elsevier)。
従うて、本発明は、線状または分枝鎖状であってもよく
、そして単量体単位当り1個の置換されたまたは置換さ
れないアミノ基を含有していてもよい一様なまたは異な
る天然に存在するまたは合成の単量体からなり、そして
OH基が平均して式−X−B−Y 〔式中、 Xは、オキシ基または式I (炭素原子はBに結合している)の基を示し、Bは、2
〜30個の炭素原子を有する非−芳香族炭化水素基(こ
の基のアルキル鎖において、3個までのメチレン単位は
オキシ基により置換されていてもよく、この基の中にお
いて3個までのC−C二重結合が存在していてもよくそ
してこの基は3個までのC3〜C2−アルキル基により
置換されていてもよい)を示し、モしてYは、もしもX
がオキシ基である場合は、水素、C0ORまたは0SO
3R’ (式中、Rは生理学的に許容し得る1価または
2価の陽イオンであるかまたは20個までの炭素原子を
有する炭化水素基または3〜10個の炭素原子を有する
モノ−またはビスエーテル基を示しそしてR′は生理学
的に許容し得る陽イオンを示す)であることができ、ま
たは Yは、もしもXが式工の基である場合は、水素またはC
00R(式中、Rは上述した意義を有す)を示す〕 の基によって5〜80%置換されており、そして上述し
たポリサッカライドのOH基が式050.M(式中、M
は生理学的に許容し得る陽イオンを示す)の基によって
10〜95%置換されておりそしてOH基の0〜40%
が置換されていない置換されたポリサッカライド(前述
した日本特許出願明細書昭46−36.277号に既に
記載されているコンドロイチンサルフェートのバルミチ
ン酸エステルおよびデキストランサルフェートのラウリ
ン酸エステルを除く)に関するものである。
好ましい置換されたポリサッカライドは、次の化合物の
群から選択された一様なまたは異なる単量体単位から構
成されるかまたは次の化合物からなるポリサッカライド
マトリックスを有するものである。
キシロース、アラビノース、ラムノース、フコース、グ
ルツース、マンノース、ガラクトース、7ラクトース、
グルコサミン、ガラクトサミン、マンノサミン、グルク
ロン酸、ガラクトウロン酸、マンヌロン酸、カラゲナン
、フコイダン、ラミナラン、アルギネート、レンチナン
、プルラン、キシラン、デキストラン、ヘパリン、ケラ
タンサルフェート、コンドロイチン4−および6−サル
フェート、デルマタンサルフェート、ヘパリンサルフェ
ート、ヒアルロン酸、タイクラロン酸および澱粉、セル
ローズ、グリコゲン、キチンまたはペクチンの部分的加
水分解物。
上述した化合物は、合皮または天然源の何れであっても
よく、例えば特に、植物または微生物源のものである。
硫酸化形態の既に天然に存在する化合物を、天然に存在
するサルフェートをもってまたは追加的な硫酸化後に、
使用することができる。特に好ましいポリサッカライド
は、キシランおよびデキストランである。
本発明によるポリサッカライドのOH基は、式−X−B
−Yの基によって好ましくは5〜80%、特に好ましく
は5〜50%そして特に10〜40%置換されており、
そしてさらに式OSO,Mの基によって10〜95%、
特に好ましくは45〜95%そして特に50〜90%置
換されており、モしてOH基の好ましくは0〜40%、
特に好ましくは0〜20%そして特に0〜lO%が置換
されていない。
好ましい基Bは、2〜20個の炭素原子を有し、1個の
二重結合を有しているかまたは二重結合を有しておらず
そして置換されていないかまたは1個のC,−C,−ア
ルキル基により置換されている。
Xがオキシ基である場合は、Yは、好ましくはH%C0
ORまたは0SO3R’ (式中、Rはアルカリ金属陽
イオン、特にカリウムまたはナトリウムまたは分枝鎖状
または非分枝鎖状のCI−C,−アルキル基でありモし
てR1は好ましくはアルカリ金属陽イオン、特にナトリ
ウムである)である。
Xが式Iの基である場合は、Yは、好ましくは、Hまた
は弐〇〇OR(式中、Rは、アルカリ金属陽イオン、好
ましくはナトリウムまたはカリウム、分枝鎖状または非
分枝鎖状のC3〜C8−アルキル基または6〜9個の炭
素原子を有するモノ−またはビスエーテル基である)の
基を示す。
式−X−B−Yの基の例は、エトキシ、プロポキシ、イ
ソプロポキシ、ブトキシ、ヘキシルオキシ、オクチルオ
キシ、デシルオキシ、ドデシルオキシ、グロビオニルオ
キシ、ブチリルオキシ、バレリルオキシ、ヘキサノイル
オキシ、オクタノイルオキシ、デカノイルオキシ、ドデ
カノイルオキシ、バルミトイルオキシ、ステアロイルオ
キシ、2−メチルブチリルオキシ、9−オクタデセノイ
ルオキシ、リノロイルオキシ、リルノイルオキシ、コレ
ステリルオキシ、ヒドロキシオキサリルオキシ、ヒドロ
キシマロニルオキシ、ヒドロキシサクシニルオキシ、ヒ
ドロキシグルタリルオキシ、ヒドロキシアジポイルオキ
シ、クロトノイルオキシ、メサコノイルオキシおよび非
分枝鎖状のC1〜C,−アルコールと上述したジカルボ
ン酸とのエステル、または((1,3−ジイソプロポキ
シ)−プロピル−2−オキシカルボニルヨープロパノイ
ルオキシである。
ドデカノイルオキシおよびステアロイルオキシ基が、殊
にキシランポリサッカライドマトリックスに対して、特
に重要である。
本発明による置換されたポリサッカライドは、広範囲に
わたって延長される平均分子量を有することができる。
好ましくは、置換されたポリサッカライドは、100K
Dまで、特に好ましくは40KDまでそして特に1〜2
2KDの平均分子量を有す。ポリサッカライドマトリッ
クスがキシランまたはデキストランからなりそして1〜
22KDの平均分子量を有する本発明による置換された
ポリサッカライドが、特に重要である。
さらに、本発明は、塩基性触媒の存在下において、ポリ
サッカライドをハロゲン化アルキルマタハω−ハロゲノ
カルボン酸塩で部分的にエーテル化しそしてそれから生
成物を直接またはアルコキシル化後に完全にまたは部分
的に硫酸化することからなるXがオキシ基である置換さ
れたポリサッカライドの製法を包含する。この方法にお
いては、アルキル化は、例えば、DIJF。
ジオキサン、DIJSOなどのような無水の溶剤中にお
いて、ハロゲン化アルキルまたはω−ハロゲノカルボン
酸塩を使用して実施される。この場合、例えば、アルカ
リ金属水酸化物を塩基性触媒として使用することができ
る。特に適当なハロゲン化アルキルは、臭化アルキルお
よび沃化アルキルである。この方法の特に好適な変形法
は、一般的な実施説明Iに記載される通りである。
さらに、本発明は、ポリサッカライドを七ノーまたはジ
カルボン酸でまたはジカルボン酸モノエステルで部分的
にアシル化しそしてポリサッカライド中に残っているO
H基を完全にまたは部分的に′rEH化することからな
るXが式Iの基である置換されたポリサッカライドの製
法に関するものである。アシル化に対しては、種種な方
法を使用することができる〔例えば、Organiku
mlVEB、 Verlag der Wissens
chafLen。
Berlin 1977、Chapter 7またはH
ouber+−Weyl、Volume  8.503
頁、Georg−Thieme−VerlagStut
tgart (1952)を参照されたい〕。
好適な方法は、約20〜60’Oの温度で例えば無水の
DMFまたはDMSOのような有機溶剤中において、ポ
リサッカライドに導入されるカルボン酸またはその誘導
体を等モル量のN、N’−カルポニルジイミダゾールと
反応させそして特定のポリサッカライドを形成されたア
シルイミダゾールでアシル化することからなる。後者の
反応は、既に説明した溶剤中の特定のポリサッカライド
を約20〜60℃で添加することによって行うことがで
きる。アシル化の程度は、特定のポリサッカライドに対
するアシルイミダゾールの量の比によって決定される。
ポリサッカライドをアシル化する好適な方法は、一般的
な実施説明■に記載する通りである。
置換されたポリサッカライドは、種々な方法で硫酸化す
ることができる〔例えば、Whistler等: Ca
rbohydr、 Chem、 2.298 (196
3)、US2.715.091またはCH293,56
6を参照されたい〕。
好適な方法は、硫酸化されるポリサッカライドを有機溶
剤、好ましくはDMFにとりそしてそれから約30〜6
0℃の温度で、好ましくはピリジンで複合体とした複合
三酸化硫黄を加えることからなる。実験は、1個のOH
基の硫酸化に対して二酸化硫黄複合体約1.5〜3当量
が必要であるということを示す。硫酸化が行われた場合
、反応生成物を水にとりそして混合物を好ましくはNa
OHで中和しそしてそれから既知方法により処理するこ
とができる。本発明による特に好適なポリサッカライド
の硫酸化方法は、一般的な実施説明■に記載される通り
である。
アミノ官能が存在するポリサッカライドは、硫酸化前に
、反応が行われた場合に再び分裂除去できる保護基で保
護しなければならない。
適当な保護基は、例えば、E、  WGnschによっ
てHouben−Weyl、 Volume 15. 
I /If 、 Georg ThiemeVerla
g Stuttgart(1974)に記載されている
さらに、本発明は、ウィルスにより引き起される病気を
抑制(combat ing)するための置換されたポ
リサッカライドの使用に関するものである。置換された
ポリサッカライドは、例えば庖疹ウィルスのようなヒト
に対して[[性である多数のウィルスに対して活性であ
る。しかしながら、レトロウィルス、特にHIVに対す
る置換されたポリサッカライドの活性が、特に重要であ
る。本発明による化合物は、ウィルス、特にレトロウィ
ルスにより引き起される病気を抑制、すなわち、治療ま
たは予防するために、種々な方法で投与することができ
る。例えば、置換されたポリサッカライドは、静脈内的
に、筋肉内的に、腹腔内的に、皮下的に、連続静脈内滴
注として、直腸的にまたは経口的に投与することができ
る。急性の病気に対しては、連続静脈内滴注としての投
与が、好ましい。例えば、経口的投与は、長期間の薬物
治療に使用される。
さらに、本発明は、本発明による置換されたポリサッカ
ライドを含有する薬学的組成物に関するものである。本
発明による薬学的組成物は、少なくとも1種の置換され
たポリサッカライドを、もし適当であるならば他の補助
剤および(または)賦形剤と一緒に、適当な投与形態に
することにより製造される。補助剤および賦形剤は、担
体、防腐剤および他の慣用の補助剤の群から選択される
例えば、澱粉例えば、馬鈴薯、とうもろこしまたは小麦
澱粉、セルローズまたはその誘導体、特に微小結晶性セ
ルローズ、二酸化珪素、種々な糖1例えばラクトース、
炭酸マグネシウムおよび(まI;は)燐酸カルシウムの
ような補助剤を、経口投与形態に対して使用することが
できる。
さらに、例えば粘質物−形成剤および樹脂のような医薬
の耐容性を改善する補助剤を、経口投与形態に添加する
ことが有利である。医薬は、また、良好な耐容性の目的
で、胃液中で不溶性であるカプセルの形態で投与するこ
ともできる。
さらに、もし適当である場合は、例えばセルローズまた
はポリスチレン樹脂を基にしl;透過性膜のような透過
膜の形態の遅延剤またはイオン交換体を投与形態または
組み合わせ製剤の成分に添加することが有利である。
本発明の薬剤について使用される投与量は、医薬の投与
形態および患者の状態、体重および病気の性質のような
種々な因子に依存する。しかしながら、短期間の投与に
おける場合にかぎって、置換されたポリサッカライドの
1日当りの投与量は約5000+++9を超えなければ
ならない。
体重的70kgのヒトに対して、置換されたポリサンカ
ライド約10〜2500mgが好ましい1日当りの投与
量である。置換されたポリサッカライドの1日当りの投
与量は、単一の投与量においてまたは数回の少量の投与
量において投与することができる。1日当り3〜8回の
投与量の投与が好ましい。ある場合においては、例えば
連続静脈内滴注の形態の置換されたポリサッカライドの
連続投与が使用される。
試験管内および生体内における本発明による置換された
ポリサッカライドの抗ウイルス性は、次の実験において
証明される。
1、 1(IVに対する活性、細胞培養における試験方
法の説明: 培  地   RIJPI  pH6,8完全な培地は
、さらに、子牛の血清20%および組換えインターロイ
キン2 201.U、/++12ヲ含有する。
m  胞 Ficoll”’勾配遠心分離によって新鮮な供血者の
血液から単離したリンパ球を、37°Cで0025%下
で、植物性血球凝集素(Wel lcome) 2 u
9/mQを添加した完全培地中で36時間培養する。
DMSo 10%の添加後、細胞を5XlO’の細胞密
度で凍結しそして液体窒素中で貯蔵する。実験に当って
は、細胞を解氷し、RP旧培地中で洗滌しそして完全培
地中で3〜4日培養する。
混合物 試験標本を、普通12mg/rsQの濃度で完全培地に
溶解する。それぞれの場合において、完全培地0.5m
Qを24個の穴の多穴皿に導入する。溶解した標本0.
1mQの添加後、それぞれの場合において標本0.1m
+2を移すことによって、希釈を、7アクター5の等比
希釈系で遂行する。1−当り5 X 10’のリンパ球
を含有する懸濁液0.4mαを、それぞれの混合物に加
える。
細胞変性効果が3〜4日後に混合物中で検出され得るよ
うに調節されたHIVI(D34、GeorgSpey
er  Haus、  Frankfurt/Main
)またはHIVIt (ROD)感染リンパ球の上澄液
0.1mQを、混合物に加える。感染単位の多重性(m
ultiplicity)は、0.01〜0.02であ
る。
すなわち、実験混合物は、完全培地中に次の成分を含有
し7ている。
200μg/ rtrn〜1−67’97 m(1の標
本0.5mQ 約lX10”、yへaの細胞 0.4mQ 実験混合物は、また、標本を含有していない感染コント
ロールであるかまたは標準標本、例えば0.2μg /
 rn Qの3′−アジド−3′−デオキシチミジンま
たは25μg/ra(lのベントサンポリサルフェート
を含有する。
評  価 感染後4日月に、混合物の顕微鏡検査によって評価を行
う。ウィルス多重度(multipli−cation
)および最小阻止濃度(MIC)をウィルス−関連シン
シチウム(virus−related 5yncyt
ia)形成の助けにより測定する。この試験の結果は、
第1表に示される通りである。
第1表:リンパ球培養におけるHIV−Iに対する活性
度 標 本 IC (μ9/m12) 化合物に相当する実施例 ■ 0 0 0 1 0 2 <0.8 3 4 0 5 〈0.8 比較:デキストラン10,0OODからのデキストラン
サルフェート 0 キシランサルフェート 0 第2表:リンパ球培養における旧V−■(ROD)に対
する活性度 比較:デキストラン1.0OODからのデキストランサ
ルフェート 5 デキストラン5 、000 Dからの デキストランサルフェート      50デキストラ
ンサルフエートlO0 組換えHIV RTを使用した逆転写酵素阻止試験試験
は、96個の穴を有するマイクロタイタープレートで実
施する。混合物100μQは、トリス−HCl2 (p
)18.0) 100mM、 KCl280mM、 M
gCQx 10mM。
ジチオスレイトール5 mM、 (’H)dTTP (
デオキシチミジントリホスフェート)lOμQ(121
ci/mmoQ、 l−0mC1/ mQ)、ポリ(r
A)オリゴ(dT)12−18 (Deutsche 
Pharmacia GmbH,FreiburgFR
G) 1.5μ9、オヨびHIV RT (希釈した1
 : 200、D E A E / P C/ A g
 a (r C)フラクション)(Hansen J、
5chulze T、、 M611ing K、 :R
Nase Hactivityassociated 
with bacterial  expressed
reverse transcriptase of 
Human T−callLynphotropic 
Virus  nI/Lymph adenopaLh
yassociated Virus、  J、 Bi
ol、 Chem−1262゜12393〜12396
 (1987)) 10μQを含有する。
41 ’0で90分培養した後、凍結(−80℃)およ
び10%強度のTCA(トリクロロ酢酸)50μaおよ
びNaピロホスフェート50μaの存在下で再解氷する
ことによって、核酸を沈殿させる。ワットマン(RI 
GF/Cフィルター上に混合物を吸収させ、10%強度
のTCA/10mMのNaピロホスフェート(1:1)
、それから、lomMのNaピロホス7x−ト、H2O
および70%強度のエタノールそれぞれ約2禦Qで洗滌
しそしてフィルターを120℃で乾燥した後に、結合放
射能を測定する。
阻止剤の不存在下においてDNA中に混入された3Hc
pmを、100%として定義する。これは、反応当り8
0.000〜200.000cpmの混入に相当する。
阻止剤の異なる濃度を、この試験において調査する。バ
ッチにおける最終濃度のμg/m(lを述べる。
第3表: HIV逆転写酵素阻止試験 化合物に相当する実施例 0.159 3 0.041 比較:キシランサル7エート 0.497 細胞培養における庖疹に対する抗ウ ィルス活性 試験物質を、細胞培養培地(Dulbecco’s M
EM)に溶解しそしてファクター3の等比希釈系で標準
マイクロタイタープレート中の細胞培養培地100μQ
に導入する。次に2 X 10’細胞/rnQの細胞密
度の子牛血清5%を含有する培地中のヒーラまたはベロ
細胞の懸濁液100μaを加える。この混合物を、細胞
が72時間以内に細胞変性効果(CPE)を示すように
調節された特定の試験ウィルスの懸濁液50μaで感染
させる。評価は、細胞ローンの顕微鏡的評価および中性
赤色吸収(濾過後の色試験)の光度測定により行う。細
胞の約50%が、感染後生存する標本の濃度(μ97m
0を、MICと仮定する。
第4表:庖疹に対する作用 化合物に相当する実施例2         4.94
4         4.94 6         4.94 7         4.94 10         4.94 11         <0.18 12         1.65 13         4.94 24         4.94 26         1.65 27         1.65 比較:キシランサルフェート 4.94 2、 レトロウィルスを使用したマウスにおける生体内
試験 ヒトのHIV感染については、実験動物の確信のもてる
モデル感染は存在しないので、化学療法剤の試験に対し
ては他のレトロウィルスによる感染によらねばならない
。本発明の場合においては、フレンド白血病ウィルスに
よるマウスの感染を選んだ。
普通の実験マウス(NMRI=Naval  Medi
calResearch lm5Litute)を、フ
レンドウィルスを含有するマウス血清を使用した静脈内
注射によって感染させる。未処理のコントロール動物に
おいては、感染の徴候として肺臓および肝臓の有意な拡
大が2週間または3週間以内に生ずる。
処理は、試験物質の腹腔的投与により10日にわたって
および試験物質の経口的投与により16日にわたって実
施する。処理は、試験物質の腹腔的投与の場合において
は注射後48時間後そして経口投与の場合においては注
射前4日前に開始する。感染後14日日月、動物を、頚
椎の脱臼によって犠牲にしそして開く。肺臓を取出しそ
して重量を計る。処理した動物の肺臓重量を、治療活性
を測定するパラメーターとして、未処理の感染コントロ
ールの肺臓重量に関して示す。
経口投与においては、試験物質を飲み水に溶解する。そ
れぞれloom(2の容積の飲み水容器を24時間毎に
取り替える。毎日測定される実験動物群当りの飲み水の
消費から、24時間当り一匹のマウスに投与した平均投
与量を計算する。
非感染の成人実験マウス(体重20〜24g)の肺臓重
量が体重の1%以下であるのに対して、感染した動物の
肺臓は、実験の終りにおいて、体重の約10%までに達
する。
使用した比較標本は、腹腔的投与におけるスラミン(−
3,3’−ウレイレン−ビス−(8−(3−ベンズアミ
ド−4−メチルベンズアミド)ナフタレン−1,3,5
−トリスルホン酸)でありそして腹腔内および経口投与
におけるペントサンポリサルフェートである。
結果は、第5表および第6表に示す通りである。
第5表:マウスのFLVモデル 処理の開始  :  感染2日後 処理の期間  =lO日 ウィルス希釈 :   l : 5.000投与方法 
:  腹腔内 肺臓除去  :  感染後の14日 コントロール スラミン xS xS 実施例14 実施例13 実施例15 コントロール スラミン xS xS 実施例1fi 実施例11 実施例17 10X1.0 10X0.5 10X1.0 10X0.1 10X1.0 10X1.0 0XI−0 10X0.5 10X1.0 10X1.0 10X1.0 10X0.5 6.41±3.11 4.96±1.45 5.67±2.31 5.07±3.19 3.79±1.50 2.95±0.95゜ 2.42±1.00 7.25±2.91 5.68±2.57 5.40±1,53 5.60±2.62 4.94±1.81 4.60±1.83 3.79±1.92 1.0000 0.0985 0.2883 0.2141 0.0372 0.0156 0.0046 t、ooo。
O,1069 0,0601 0,1532 0,0223 0,0152 0,0038 xS:キシランサルフェート 第6表: マウスのFLYモデル 処理の開始 処理の期間 ウィルス希釈: 投与方法 肺臓除去 感染4日前 16日 1 : 5,000 飲み水によって経口的 感染後14日 コントロール xS 実施例18 実施例19 実施例20 16X49.0 16X42.4 16X22.3 16X41.4 xS:キシランサルフェート 7.34±2.36 6.43±3.25 4.54±1.11 3.58±2.05 5.9l−i=1.94 1.0000 0.2548 0.0019 (LOOIO 0,0835 3、細胞培養におけるVISNAウィルスに対する作用 V I SNAウィルスおよび旧Vウィルス(ヒト免疫
欠損のウィルス)は、何れも、レンチウィルスのレトロ
ウィルス亜科に属する(Haase A、T。
Nature (1986) 322.130〜136
)。この2種のウィルスは、他のレトロウィルスに比較
して類似したゲノム組織化および複合転写パターンを有
している(Sonijo P、等: Ce1l (19
85)、42.369〜382゜Davis J、L、
等:Journal of Virology(198
7)、61(5)、 1325〜13.31)。
V I SNAウィルス試験は、O,Narayan等
(Jour−nal of Infectior+s 
Diseases 135.5.1977.800〜8
06)の方法によって実施する。このために、本発明の
化合物を、96個の穴を有するマイクロタイタープレー
トで非−細胞毒性濃度の培養培地中で希釈する。次に、
生産培地中の羊からの線維芽細胞(l穴当り5X10’
細胞)をそれぞれの穴に加える。次に、それぞれの穴に
、約2.5X 10’のTCID、。(TCID=組織
培養感染量)の力価を有するV I SNAウィルス溶
液を含有させる。
このウィルスの量は、約0.05のMO+(感染の多重
度)に相当する。
これらの感染条件下において、ウィルス−誘起細胞変性
効果は、試験物質を含有していない感染コントロールに
おいて5〜lO日の間で得られる。感染したそして処理
した細胞およびコントロール細胞を、co、 5%下3
7°0で7日間培養する。
未処理のウィルスコントロールにおケルウィルス−誘起
細胞発病効果の発現に関しては、培養物はホルマリンで
固定しモしてギムザ溶液で染色された。
作用力価は、シンシチウム形成により測定した3段階で
評価する。1411″はウィルス多重度の約20%阻止
、2゛″は約70〜80%阻止そして゛3″′第7表二
VISNAウィルスに対する作用濃度(μQ/ mQ’
)      500  250 125 62.53
1゜ 実施例1に相当 する化合物 2〜1 実施例2に相当 する化合物    2〜32222〜1実施例3に相当 する化合物     2  2 2 2〜12〜lキシ
ランサル フェート       2   22   2   2
4、血液凝固に対する置換されたポリサ・ンカライドの
作用 トロンビン時間(TT)および部分的トロンビン時間(
PTT)を、凝固の過程に対する物質の影響の評価のた
めに測定する。ヘパリンを、61、u、/mQの濃度で
、比較物質として使用する。
それぞれの場合において、重量でヘパリンの61.0に
相当する本発明による置換されたポリサッカライドの濃
度を使用する。
物質を計量しそしてアルブミン1%を含有する生理食塩
溶液中に、6vng/mQの濃度で溶解する。それぞれ
の場合において、この10μQをクエン酸塩添加血漿1
m+2に加える。室温で15分培養した後、TTおよび
PTTを測定する。
実験の結果は、第8表に記録される通りである。実験結
果は、本発明による置換されたポリサッカライドが、血
液凝固に対してヘパリンおよびキシランサルフェートよ
りはるかに小さい影響を及ぼすことを示す。
第8表:血液凝固に対する作用 実施例21 2 3 4 5 キシランサル7エート ヘパリン(610/m(1) コントロール 18.1       61.5 19.4       55.2 21.7       72.4 24.9       +24.3 19.5       67.2 28.4      >400 >400       >400 18.3       41.8 一般的な実施説明I: ポリサッカライドのアルキル化および硫酸化炭水化物を
無水のDMSOに溶解して約5%強度の溶液を得、そし
て加熱しながら、酸素を排除して(窒素またはアルゴン
雰囲気)、所望の程度のエーテル化Iこ対して必要な量
の水酸化カリウムおよび臭化アルキルまたは沃化アルキ
ル(アルキル化剤に対する塩基の比1.5:1)と−緒
4コ】6時間撹拌する。次に、1.5〜3倍過剰の三酸
化硫黄−ピリジン複合体(遊離OH基を基にして)を加
えそして硫酸化を50°Cで更に3時間実施する。次に
、溶液を真空濃縮し、残留物を水にとりそして混合物を
水性NaOHで中和する。
適当な隔膜を通した限外が過によって、精製および脱塩
を実施する。
一般的な実施説明■: ポリサッカライドのアシル化 撹拌しながら、N、N’−カルボニルジイミダゾール(
CDI)等モル量を、50℃の無水のDMSO中の導入
されるカルボン酸の溶液に、小量ずつ加える。CO2の
逃出は、反応性のアシルイミダゾールの形成を示す。混
合物を、50’Oで更に1時間撹拌し次にDIJSO中
のポリサッカライドの溶液を加える。この場合使用され
る量は、所望のエステル化の程度によって選定される。
反応混合物を50℃で3時間放置しそしてそれから真空
濃縮する。
一般的な実施説明■: ポリサッカライドの硫酸化 硫酸化すべきポリサッカライドを、DMFにとりモして
50°Cで過剰の三酸化硫黄−ピリジン複合体(1個の
遊離の014基当り1.5〜3当量)で3時間硫酸化す
る。溶剤を除去した後、残留物を水にとりそしてNaO
Hで中和しそして溶液を再び濃縮してピリジンおよびD
MFを除去する。残留物を再び水に溶解しそして適当な
排除限界の隔膜を通した限外が過によって塩および不純
物を除去する。乾燥物質を基にして2%重量強度の燐酸
塩緩衝液(pH7)を保持物質に加えそして漬合物を噴
霧−または凍結−乾燥する。
実施例 l プロパノイル−キシランサルフェート GWI(一般的な実施説明)■および■によってプロピ
オン酸5 mQc4−97g. 67ミリ%/l,)9
J:びN,N’−カルボニルジイミダゾール(CDI)
目1(6ミリモル)を、無水のDMSO 20Cmff
中において、キシラン(分子量M〜4,OOOD)15
g(114ミリモル)と反応させそして次に生成物を、
無水のDMI300+Q中において、SO,−ピリジン
複合体60≦(377ミリモル)で硫酸化する。
処理、精製および凍結乾燥を行って、帯黄色の無定形の
粉末26.79を得る。
アシル化の程度:OH基の20%(0.0中における1
 3C−NMRによる) 硫酸化の程度:OH基の75% 分析値:C26.7% H4.5% S 12.9%I
R(KBr) : 1740cm−’ (vs, x 
ステルco)’ ”C−NIJR(DtO) :δー1
76〜178ppm(m, Co)、95〜103pp
m(m, C−1)、69 〜79ppm(m, C−
2.3.4)、56〜64ppm(+n. C−5. 
Co−CH,)、28.5ppm(s, CH.)、9
、2ppm(s, CH,)。
アシル化の程度は、定量曲目C−NMR(INVGAT
法) g− h if 6 CHsC9.2ppm) 
8よびC−t (95 〜79ppm)のシグナルの積
分から測定することができる。
実施例 2 デキストラン6、000Dからのプロパノイル−デキス
トランサルフェートNa塩 GWInオよびm j: J: ッテ、無水(7)DM
SO 200+nQ中において、プロピオン酸9.21
1<2(9.14g. 123ミリモル)およびCDI
 209(123ミリモル)をデキストラン(M〜 6
,000D)209(123ミリモル)と反応させそし
て次に無水のDMF 300+llQ中において、生成
物を503−ピリジン複合体1009 (630ミリモ
ル)で硫酸化する。
処理、精製および乾燥を行って、白色の無定形の粉末3
5.99を得る。
アシル化の程度二〇H基の29%( + ”C−NMR
による) 硫酸化の程度:56% 分析値:C26.2% H4.5% S 13.6%I
R(KBr) : 1742c+x−’ (vs.エス
テルco)■C−NMR(020) : 、a − 1
77ppm(bs, Co)、95.5−99、5pp
m(m. C−1)、65〜80ppm(m, C−2
.3,4.5.6。
Co−CH 、 )、23ppm(s, CHz)、8
.7ppm(s, CHs)。
実施例 3 デキストラン6、000Dからのヘキサノイル−デキス
トランサルフェートNa塩 \((’ DA   /’ tl GWIllオよび■によって、無水DNS0 200m
12中において、ヘキサン酸14+1!(139. 1
1129モル)、CDI 18.1g ( 111ミリ
モル)およびデキストラン(M″″6,OOOD)20
g(123ミリモル)を反応させそして次に無水のDM
F 300rRQ中において、反応生成物をSO,−ピ
リジン複合体909(566ミリモル)で硫酸化する。
収量:僅かに帯黄色の無定形粉末44.29アシル化の
程度二〇H基の20%(D,0中の13C−NMRによ
る) 硫酸化の程度:65% 分析値:C26.4% H4.3% S 13.6%I
R(KBr) : 1740cm”’ (vs, xス
テルCO)口C−NMR(DtO) :δ= 177、
5ppm(bs, co)、97〜19、5ppm(m
.  C−1)、66−79ppm(+n, C−2.
3.4.5.6。
Go−CH,)、33.5、32.2、25.6、23
.2ppm(s. 4 XCH.)、5.0ppm(s
, CHs)。
実施例 4 デキストラン3,500Dからのドデカノイル−デ キストランサルフェートNa塩 \(CHz)+。−CH。
GWI IIおよび■によっ”C1無水のDMSO20
0+J中においC、ドデカン酸14.8g(0,074
モル)、CDI 12g(0,074モル)およびデキ
ストラン(M〜3.500)20g(0,123モル)
を反応させそして次に無水(’)DIJF 300+1
lff中におイテ、反応生成物をSO,−ピリジン複合
体90g(0,57モル)でi酸化する。
収量:白色の無定形の粉末42.3g アシル化の程度:OH基の6%(目C−NMRによる) 硫酸化の程度:83% 分析値:C21,3% H3,1% 317.3%IR
(KBr) : 1741cm−’ (s、 xステル
−CO)口C−NMR(D20) : δ= 177.
3ppm(bs、 Co)、97〜99ppm(bs、
C−1)、66〜78.5ppm(m、C−2,3,4
,5,6゜Co−CH,)、35.5.33.3.31
.4.26.0,24.3ppm(s、  9 xcH
,)、15.5ppm(s、CH3)。
実施例 5 デカノイル−キシランサルフェートNa塩GWI nお
よび■によって、無水のDMSO200+++Q中にお
いて、ドデカン酸9.1g(0,045モル)、CDl
7.36g(0,045モル)およびキシラン159(
0,114モル)を反応させそしてそれから無水のDM
F 300mα中において反応生成物を5O1−ピリジ
ン複合体60g(0,38モル)で硫酸化する。
収量:淡い帯褐色の無定形粉末30 、5gアシル化の
程度二〇H基の20%(” C−NMRによる) 硫酸化の程度:  72.5% 分析値:C30−4% H4,4% S 12.0%I
R(KBr) : 1740cm−’ (s、エステル
Co)目C−NMR(D、O) : δ−174〜17
8.5ppm(bs、 CO)、94.5−105−1
O6pp、C−1)、57−83.5ppm(m、C−
2゜3.4,5.Co−CH,)、35.3.33.4
.31,5.26.0゜24、Ippm(bs、  9
 xCH2)、15.7ppmCs、  CH3)。
実施例 6 デキストラン10,0OODからのヘキサノイル−デキ
ストランサルフェートNa塩 GWI  mおよび■によって、無水のDMSO50+
Q中において、ヘキサン酸1.1mQ(1,089,9
ミリモル)、CDI 1.5g(9ミリモル)およびデ
キストラン(M′″10,0OOD ) 5 g(31
ミリモル)を反応させそして次に無水のDMF  10
0m12中において反応生成物を5O2−ピリジン複合
体30g(189ミリモル)で硫酸化する。
収量:白色の無定形の粉末10.7g アシル化の程度・OH基の10%(’ ”C−NMRに
よる) 硫酸化の程度:51% 分析値:C27,0% H4,2% S 14.1%I
R(KBr) : 1738cm−’ (m、エステル
Co)口C−NMR(D!O) : δ−175,5〜
178ppm(m、 Co)、96−96−99pp、
C−1)、66〜81ppm(m、C−2,3,4,5
゜6、Co−CH2)、35.7.32.1,25.5
.23.4ppm(s、4xCH,)、15.0ppm
(s、CH3)。
実施例 7 デキストラン10,0OODからのヘキサノイル−デキ
ストランサルフェートNa塩 GWI  nおよび■によって、無水のDMSO50+
+++2中において、ヘキサン酸2 、2m12(2、
16g、18ミリモル)、CDI 3.h(18ミリモ
ル)およびデキストラン(M−10,0OOD ) 5
 g(31ミリモル)を反応させそして次にDMF 1
00m12中において反応生成物を503−ピリジン複
合体309(189ミリモル)で硫酸化する。
収量:白色の無定形の粉末11.8g アシル化の程度:OH基の20%(”C−NMRによる
) 硫酸化の程度:57% 分析値:C29,1% H4,3% S 13.8%I
R(KBr) : 1740c+++−’ (s、エス
テルCo)目C−NMR(D、O) :δ−176〜1
78.5ppm(bs、 Co)、96.5〜99−5
99−5pp、 C−1)、66〜82ppm(m、 
C−2,3゜4.5,6. co−c、Hz)、35.
6.32.1.25.8.23.5ppm(s、  4
 XCHx)、15.2ppm(s、 CHz)。
実施例 8 デキストラン10.0OODからのヘキサノイル−デキ
ストランサルフェートNa塩 GWI  IIおよび■によって、無水のDNSO50
mQ中において、ヘキサン酸5JmQ(5,389,4
6ミリモル)、CDI 7.5g(46ミリモル)およ
びデキストラン(M〜10,0OOD ) 59(31
ミリモル)を反応させそして次に無水のDMF  lo
o+a12中におし1て反応生成物をSO1ピリジン複
合体20g(126ミリモル)で硫酸化する。
収量:白色の無定形の粉末12.29 アシル化の程度:OH基の44%(”C−NMRによる
) 硫酸化の程度:50% 分析値:C33,6% H5,2% S9.7%IR(
KBr) : 1741cm−’ (vs、エステルC
O)目C−NMR(D*0) :δ−172,5〜17
9ppm(m、 Co)、96.2〜99−99−7p
p、 C−1)、65〜79ppm(m、 C−2,3
゜4.5.6.  Co−仁H8)、35.6.32.
2.25.7.23.8(s。
4XCHり、14.8ppm(s、 CH3)。
実施例 9 デキストラン6 、000 Dからのヘキサデカノイル
−デキストランサルフェートNa塩 cwt  nおよび■によって、無水のDMSO20m
(1中において、ヘキサデカン酸1.9g(7,4ミリ
モル)、cDI 1.2g(7,529モル)およびデ
キストラン(M〜6.000D ) 29(12,3ミ
リモル)を反応させそして次に無水のDMF  100
m2中において反応生成物を5O1−ピリジン複合体1
09(63ミリモル)で硫酸化する。
収量:白色の無定形の粉末4.3g アシル化の程度:OH基の20%(’ 3C−NMRに
よる) 硫酸化の程度=70% 分析値:C26,9% H4,8% S 12.6%I
R(KBr) : 1740cm−’ (s、エステル
Co)2860.2930ci+−’(s、 CHz)
口C−NMR(D、O) :δ−174〜179.5p
pm(m、 Co)、98.5〜100.5ppm(m
、 C−1)、62〜83ppm(m、 C−2,3゜
4.5,6.−Go−CH2)、39.0.34.9.
32.8.25.5(bs。
14XCH*)、16.8ppm(s、 CHs)。
実施例 10 デキストラン6.000Dからのドデカノイル−デキス
トランサルフェートNa塩 GWI IIおよび■によって、無水のDMSO200
+nQ中において、ドデカン酸159(75ミリモル)
、CD112g(75ミリモル)およびデキストラン(
M〜6.000D )20g(123ミリモル)を反応
させそして次に無水のDMF 300mQ中において反
応生成物を5O1−ピリジン複合体90g(566ミリ
モル)で硫酸化する。
収量:淡い帯黄色の無定形の粉末47.49アシル化の
程度:OH基の20%(目C−NMRによる) 硫酸化の程度:48% IR(KBr) = 1740cm−’ (m、エステ
ルCO)”C−NMR(D、O)  二 δ −175
,5〜 180ppm(ya、  Co) 、97〜7
9.5ppm(+o、 C−1)、65.5〜79.5
ppm(+o、 C−2゜3.4.5,6. C0−C
H,)、35.6.33.8.31.0.26.2.2
4.0ppm(bs、 IOX CH2)、15.5p
pm(s、 CB、)。
実施例 11 デキストラン6 、000 Dからのヘキサノイル−デ キストランサルフェー トNa塩 アシル化の程度二〇H基の14% (”C−NMRによ る) 硫酸化の程度: 66% 分析値: 22.9% 3.9% 14.1% 実施例 2 デキストラン6 、000 Dからのプロパノイル−デ
キストランサルフェー トNa塩 アシル化の程度: OH基の22% 硫酸化の程度: 59% 分析値: 23.7% 4.0% 13.9% 実施例 3 ヘキサノイル−キシランサルフェートNa塩アシル化の
程度: 0H基の25% 硫酸化の程度ニ ア0% 分析値: 24.5% 2.8% 13.8% 実施例 4 デキストラン10,0OODからの((1,3−ジ−イ
ソプロポキシル)−プロピル−2−オキシカルホニル〕
−プロパノイル−デキストランサルフェートNa塩 CH。
CH。
アシル化の程度二〇H基の10% 硫酸化の程度:66% 分析値:C25,0% H4,1% S 13.3%実
施例 15 水素添加デキストラン3,500Dからのヘキサノイル
−デキストランサルフェートNa塩アシル化の程度:O
H基の20% 硫酸化の程度ニア8% 分析値:C2:L8% H3,4% S 15.9%実
施例 16 デキストラン10,0OODからのプロパノイル−デキ
ストランサルフェートNa塩 アシル化の程度二〇H基の38% 硫酸化の程度:53% 分析値:C24−7% H4,0% S 11.2%実
施例 17 デキストラン20 、000 Dからのヘキサノイル−
デキストランサルフェートNa塩 アシル化の程度二〇H基の8% 硫酸化の程度:55% 分析値:C27,2% H3,1% S 16.0%実
施例 18 デキストラン3.500Dからのプロパノイル−デキス
トランサルフェートNa塩 アシル化の程度:OH基の21% 硫酸化の程度:65% 分析値:C23,0% H4,1% S 15.2%実
施例 19 デキストラン10,0OODからのドデカノイル−デキ
ストランサルフェートNa塩 アシル化の程度:OH基の17% 硫酸化の程度二80% 分析値:C25,9% H4,6% 514.6%実施
例 20 ヘキサノイル−キシランサルフェートNa塩アシル化の
程度二〇H基の10% 硫酸化の程度ニア8% 分析値:C21,7% H3゜9% 314.6%実施
例 21 プロパノイル−キシランサルフェートNa塩アシル化の
程度:OH基の20% 硫酸化の程度ニア2% 分析値:C22,5% H3,1% S 12.7%実
施例 22 プロパノイル−キシランサルフェートNaflアシル化
の程度二〇H基の39% Fi&#化の程度: 54% 分析値: 26.6% 3.5% 10.4% 実施例 3 ヘキサノイル−キシランサルフェー トNa塩 アシル化の程度: OH基の16% 硫酸化の程度: 56% 分析値:C 26,65% 3.65% 11.4% 実施例 4 ドデカノイル−キジランスサルフェー トNa塩 アシル化の程度:OH基の12% 硫酸化の程度: 81% 分析値: 24.5% 3.7% 13.4% 実施例 5 ヘキサノイル イル− キシランサルフェー)Na 塩 GWI ■によって、 70℃で無水のDMSO 200m(l中 で、 キシラン20g(152ミリモル) をバルミチン 酸15.5g(60,5ミリモル)およびN、N’−力
ルボニルジイミダゾール9.89(60,5ミリモル)
と3時間反応させる。次に、溶剤を真空下で除去しモし
てGWI  I[[によって、50℃でDIJF 20
OmQ中で残留物を二酸化硫黄−ピリジン複合体809
(0,5モル)で3時間硫酸化する。
処理、限外濾過および凍結乾燥によって、帯黄色の無定
形の粉末46.29を得る。
アシル化の程度:OH基の20% 硫酸化の程度=50% 分析値:C38,65% H5,95% S 9.1%
IR(KBr) : 1742c+11−’ (vs、
エステルCo)口C−NIJR(D、O) :δ= 1
71” 178.5ppm(m、 Co)、92−5−
100.5ppm(m、 C−1)、47〜81ppm
(m、 C−2,3゜4.5. Co−CH,)、34
.1.31.8.26.5.24.4ppm(m。
14XcL)、15.21)9!II(S、 CH,)
実施例 26 水素添加デキストラン6 、500 Dからのヘキシル
−デキストランサルフェートNa塩 −X−B−Y=−0−(CHx)s−CHsGWI  
Iによって、水素添加デキストラン(M〜6.500D
 ) 5 gを無水のDMSOloO+*Qに溶解しそ
して窒素下において50℃で、粉末状水酸化ナトリウム
1.2gおよび1−ブロモヘキサン3.9rxQ(OH
基を基にして30%の当量に相当する)と8時間反応さ
せる。次に、はげしく撹拌しながら、二酸化硫黄−ピリ
ジン複合体22gを加えそして硫酸化を50℃で3時間
実施する。処理、限外濾過および凍結乾燥により、帯黄
色の無定形の粉末8.99を得る。
アルキル化の程度二〇H基の12% 硫酸化の程度:83% 分析値:C20,1% H2,9% S 16.4%目
C−NMR(D*O) :δ−97〜99.5ppm(
m、 C−1)、65.5〜81ppm(m、 C−2
,3,4,5,6,0−CHi)、32.4.30.7
.26.3.23.5ppm(4s、 4 xCH,)
、15.1ppm(s、CHs)。
実施例 27 デキストランIO,ooODからのブチル−デキストラ
ンサルフェートNa塩 −X−B−Y=1−0−(CHz)s−CHs一般的な
実施説明Iによって、窒素雰囲気下50℃で無水のDM
SO100m12中において、デキストラン(M’″I
O,oooD ) 5 gを1−ブロモブタン211Q
および粉末状水酸化カリウム1gと8時間反応させる。
次に、反応生成物を50℃で三酸化硫黄−ピリジン複合
体22gで3時間硫酸化する。
処理、精製および凍結乾燥により、淡い帯黄色の無定形
の粉末8.1gを得る。
アルキル化の程度二〇H基の8% 硫酸化の程度ニア2% 分析値:C20,1% H3,1% S 16.8%目
C−NMR(D、O) :δ=98.2〜99.5pp
m(m、 C−1)、65.5〜84.5ppm(m、
C−2,3,4,5,6,0−CHz)、33.2−2
0,5ppm(bs、  2 XCH,)、 15.3
ppm(bs、CH,)。
実施例 28 デキストラン10,0OODからのオクチル−デキスト
ランサルフェートNa塩 X−B−Y=−0−(CHz)、−C)Is一般的な実
施説明I(こよって、デキストラン(M〜10,0OO
D) 59を、窒素下において、l−ヨードオクタン3
.4m12および粉末状NaOH1gと反応させそして
それから反応生成物を三酸化硫黄−ビリジン複合体22
gで硫酸化する。
収量:淡い帯褐色の無定形粉末10.2gアルキル化の
程度二〇H基の7% 硫酸化の程度:89% 分析値:C18,7% H2,7% 517.6%’ 
”C−NMR(D!O) :δ−96,5〜99.5p
pm(m、 C−1)67〜78.5ppm(m、 C
−2,3,4,5,6,0−CH2)、33.6.31
.0.27.5.24.2ppm(bs、 6 xCH
,)、15.8pp(s、 CH,)。
実施例 29 水素添加デキストラン6.500Dからのヘキシル−デ
キストランサルフェートNa塩 一般的な5I!施説明Iによって、窒素雰囲気下無水の
DMSO100mff中において、水素添加デキストラ
ン(M〜6,500D ) 5 gを、1−ブロモヘキ
サン5.2+aおよび粉末状水酸化ナトリウム1.6g
と反応させそして次に反応生成物を三酸化硫黄−ピリジ
ン複合体22gで硫酸化する。
収量二ベージュ色の無定形粉末8.89アルキル化の程
度二〇H基の7% 硫酸化の程度:80% 分析値:C18,3% H2,9% 316.1%ロC
−NMR(D、O) :δ−97,5ppm(bs、 
C−1)、67.0〜80.5ppm (m、 C−2
,3,4,5,6,0−CH2) 、32.5.30.
5.26.2.23.8ppm(bs、 4 xCH,
)、14.9ppm(s、 CH3)。
実施例 30 水素添加デキストラン10,0OODからのヘキシル−
デキストランサルフェートNa塩 一般的な実施説明Iによって、窒素雰囲気下70°Cで
無水のDMSO100mff中において、水素添加デキ
ストラン(M〜6.500D ) 5 gを1−ブロモ
ヘキサン7.8rnn8よび水酸化ナトリウム2.49
と反応させそして次に反応生成物を三酸化硫黄−ピリジ
ン複合体22gで硫酸化する。
収量:帯褐色無定形粉末7.2g アルキル化の程度:OH基の17% 硫酸化の程度:64% 分析値:C26,7% H3,9% 315.2%目C
−NIJR(C20) :δ−97,2〜99.5pp
m(m、 C−1)、66.0−80.5ppm(m、
 C−2,3,4,5,6,0−CHz)、32.53
0.7.26.2.23.9ppm(bs、 4 xC
Hz)、15.0ppm(s、 C)+3)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)線状または分枝鎖状であってもよく、そして単量体
    単位当り1個の置換されたまたは置換されないアミノ基
    を含有していてもよい一様なまたは異なる天然に存在す
    るまたは合成の単量体からなり、そしてOH基が平均し
    て式−X−B−Y 〔式中、 Xは、オキシ基または式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ (炭素原子はBに結合している)の基を示し、 Bは、2〜30個の炭素原子を有する非−芳香族炭化水
    素基(この基のアルキル鎖において、3個までのメチレ
    ン単位はオキシ基により置換されていてもよく、この基
    の中において3個までのC−C二重結合が存在していて
    もよくそしてこの基は3個までのC_1〜C_4−アル
    キル基により置換されていてもよい)を示し、そして Yは、もしもXがオキシ基である場合は、 水素、COORまたはOSO_3R^1(式中、Rは生
    理学的に許容し得る1価または2価の陽イオンであるか
    または20個までの炭素原子を有する炭化水素基または
    3〜10個の炭素原子を有するモノーまたはビスエーテ
    ル基を示しそしてR^1は生理学的に許容し得る陽イオ
    ンを示す)であることができ、または Yは、もしもXが式 I の基である場合は、 水素またCOOR(式中、Rは上述した意義を有す)を
    示す〕 の基によって5〜80%置換されており、そして上述し
    たポリサッカライドのOH基が式OSO_3M(式中、
    Mは生理学的に許容し得る陽イオンを示す)の基によっ
    て10〜95%置換されておりそしてOH基の0〜40
    %が置換されていない置換されたポリサッカライド(コ
    ンドロイチンサルフェートのパルミチン酸エステルおよ
    びデキストランサルフェートのラウリン酸エステルを除
    く)。 2)Xがオキシ基でありそしてYが水素、COORまた
    はOSO_3R^1(式中、Rは生理学的に許容し得る
    陽イオンであるかまたは20個までの炭素原子を有する
    炭化水素基を示しそしてR^1は生理学的に許容し得る
    陽イオンを示す)であることができる請求項1記載の置
    換されたポリサッカライド。 3)Xが式 I の基でありそしてYが水素またはCOO
    R(式中、Rは前述した意義を有す)を示す請求項1記
    載の置換されたポリサッカライド。 4)ポリサッカライドマトリックスが次の化合物群から
    選択された一様なまたは異なる単量体から構成されるか
    または次の化合物からなる請求項1〜3の何れかの項記
    載の置換されたポリサッカライド。 キシロース、アラビノース、ラムノース、 フコース、グルコース、マンノース、ガラクトース、フ
    ラクトース、グルコサミン、ガラクトサミン、マンノサ
    ミン、グルクロン酸、ガラクトウロン酸、マンヌロン酸
    、カラゲナン、フコイダン、ラミナラン、アルギネート
    、レンチナン、プルラン、キシラン、デキストラン、ヘ
    パリン、ケラタンサルフェート、コンドロイチン4−お
    よび6−サルフェート、デルマタンサルフェート、ヘパ
    リンサルフェート、ヒアルロン酸、タイクウロン酸およ
    び澱粉、セルローズ、グリコゲン、キチンまたはペクチ
    ンの部分的加水分解物。 5)100KDまでの平均分子量を有する請求項1〜4
    の何れかの項記載の置換されたポリサッカライド。 6)ポリサッカライドマトリックスが1,000〜22
    ,000の平均分子量を有するキシランまたはデキスト
    ランからなる請求項1〜5の何れかの項記載の置換され
    たポリサッカライド。 7)塩基性の触媒下においてポリサッカライドをハロゲ
    ン化アルキルまたはω−ハロゲノカルボン酸塩で部分的
    にエーテル化しそしてそれから生成物を直接にまたはア
    ルコキシル化後に完全にまたは部分的に硫酸化すること
    からなる請求項1、2または4〜6の何れかの項記載の
    Xがオキシ基である置換されたポリサッカライドの製法
    。 8)ポリサッカライドをカルボン酸またはカルボン酸誘
    導体で部分的にアシル化しそして次にポリサッカライド
    中に残留するOH基を完全にまたは部分的に硫酸化する
    ことからなる請求項1、3または4〜6の何れかの項記
    載のXが式 I の基である置換されたポリサッカライド
    の製法。 9)ウィルスにより引き起される病気、特にHIVによ
    り引き起される病気を抑制するための前記請求項の何れ
    かの項記載の置換されたポリサッカライド(コンドロイ
    チンサルフェートのパルミチン酸エステルおよびデキス
    トランサルフェートのラウリン酸エステルを含む)の使
    用。 10)請求項1記載の化合物を含有する薬学的組成物。 11)ウィルス病、特にHIVにより引き起される病気
    を抑制するための前記請求項の何れかの項記載の化合物
    を含有する薬学的組成物。 12)ウィルス病、特にHIVにより引き起される病気
    を抑制する薬学的組成物を製造するための請求項1〜6
    の何れかの項記載の化合物の使用。 13)請求項1〜6の何れかの項記載の1種または2種
    以上の化合物を投与することからなるウィルス病の治療
    方法。 14)請求項1〜6の何れかの項記載の1種または2種
    以上の化合物を、適当な補助剤および(または)賦形剤
    と一緒に、適当な投与形態にすることからなるウィルス
    病抑制用の薬学的組成物の製法。
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