JPH0343373Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0343373Y2 JPH0343373Y2 JP1987085747U JP8574787U JPH0343373Y2 JP H0343373 Y2 JPH0343373 Y2 JP H0343373Y2 JP 1987085747 U JP1987085747 U JP 1987085747U JP 8574787 U JP8574787 U JP 8574787U JP H0343373 Y2 JPH0343373 Y2 JP H0343373Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- cooling fan
- heat dissipation
- wind speed
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 22
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、油圧シヨベルやアースドリル等の掘
削機、クレーン等の荷役機、杭打機その他の各種
建設機械に使用される水冷式エンジンのラジエー
タに関する。
削機、クレーン等の荷役機、杭打機その他の各種
建設機械に使用される水冷式エンジンのラジエー
タに関する。
(従来の技術)
建設機械における従来のラジエータにおいて
は、冷却フアンの中心付近の風速は、フアンの捻
れもなく、かつ駆動用のプーリ等の存在のため、
非常に遅くなつている。このため、ラジエータの
冷却フアン中心付近に対応する部分の放熱作用が
弱く、ラジエータの放熱部が有効に利用されず、
必要放熱量を得ることができず、このため、放熱
面積を大きくしなければならず、ラジエータが大
型のものとならざるをえないという問題点があつ
た。
は、冷却フアンの中心付近の風速は、フアンの捻
れもなく、かつ駆動用のプーリ等の存在のため、
非常に遅くなつている。このため、ラジエータの
冷却フアン中心付近に対応する部分の放熱作用が
弱く、ラジエータの放熱部が有効に利用されず、
必要放熱量を得ることができず、このため、放熱
面積を大きくしなければならず、ラジエータが大
型のものとならざるをえないという問題点があつ
た。
また、ラジエータの放熱効果を上げるために冷
却フアンの回転数を上げなければならず、騒音発
生の原因になるという問題点があつた。
却フアンの回転数を上げなければならず、騒音発
生の原因になるという問題点があつた。
また、風速が冷却フアンの半径方向に不均一で
あるため、ラジエータの放熱板における冷却風通
過部分が集中し、その集中部分に目詰りを生じや
すいという問題点があつた。
あるため、ラジエータの放熱板における冷却風通
過部分が集中し、その集中部分に目詰りを生じや
すいという問題点があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたもの
で、ラジエータにおける熱交換が有効に行なわれ
る構成の建設機械エンジン用ラジエータを提供す
ることを目的とする。
で、ラジエータにおける熱交換が有効に行なわれ
る構成の建設機械エンジン用ラジエータを提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するため、本考案の建設機械エ
ンジン用ラジエータは、ラジエータと冷却フアン
との間に、ラジエータ側より冷却フアン側にわた
つて次第に大径となるように形成された複数枚の
円形フインを同心状に配設した整流体を介在させ
たことを特徴とする。
ンジン用ラジエータは、ラジエータと冷却フアン
との間に、ラジエータ側より冷却フアン側にわた
つて次第に大径となるように形成された複数枚の
円形フインを同心状に配設した整流体を介在させ
たことを特徴とする。
(実施例)
以下本考案の詳細を実施例により説明する。第
1図ないし第3図は本考案の建設機械エンジン用
ラジエータであり、ラジエータ1とエンジン5に
より駆動される冷却フアン4との間に、複数の円
形フイン2a〜2eを同心に配設した整流体2を
介在させてなり、各円形フイン2a〜2eは、ラ
ジエータ1側から冷却フアン4側にわたつて次第
に大径となるようなテーパ形を有する。3は風の
巻込み防止を図るシユラウドであり、冷却フアン
4を囲むように取付けられている。
1図ないし第3図は本考案の建設機械エンジン用
ラジエータであり、ラジエータ1とエンジン5に
より駆動される冷却フアン4との間に、複数の円
形フイン2a〜2eを同心に配設した整流体2を
介在させてなり、各円形フイン2a〜2eは、ラ
ジエータ1側から冷却フアン4側にわたつて次第
に大径となるようなテーパ形を有する。3は風の
巻込み防止を図るシユラウドであり、冷却フアン
4を囲むように取付けられている。
この構成によれば、第2図、第3図に示すよう
に、冷却フアン4により矢印Aに示すように吸込
まれる冷却風は、冷却フイン2a〜2eにより冷
却フアン4の羽根4a側に広がるように流れ、そ
の結果、ラジエータ1の前面1aの中心における
風速も大となり、風速分布は、冷却フアン4の半
径方向に均一化される。
に、冷却フアン4により矢印Aに示すように吸込
まれる冷却風は、冷却フイン2a〜2eにより冷
却フアン4の羽根4a側に広がるように流れ、そ
の結果、ラジエータ1の前面1aの中心における
風速も大となり、風速分布は、冷却フアン4の半
径方向に均一化される。
(考案の効果)
以上述べたように、本考案による建設機械エン
ジン用ラジエータは、ラジエータと冷却フアンと
の間に、ラジエータ側より冷却フアン側にわたつ
て次第に大径となるように形成された複数枚の円
形フインを同心状に配設した整流体を介在させた
ので、ラジエータを通過する風速を冷却フアンの
半径方向について均一化することができるため、
ラジエータにおける放熱作用が効率良く行なわ
れ、ラジエータの放熱面積を小さくすることがで
きるから、ラジエータの小形化に寄与できる。
ジン用ラジエータは、ラジエータと冷却フアンと
の間に、ラジエータ側より冷却フアン側にわたつ
て次第に大径となるように形成された複数枚の円
形フインを同心状に配設した整流体を介在させた
ので、ラジエータを通過する風速を冷却フアンの
半径方向について均一化することができるため、
ラジエータにおける放熱作用が効率良く行なわ
れ、ラジエータの放熱面積を小さくすることがで
きるから、ラジエータの小形化に寄与できる。
また、冷却フアンの回転数を上げなくともラジ
エータの放熱作用が効率良く行なわれるので、冷
却フアンの騒音を低下させることができる。
エータの放熱作用が効率良く行なわれるので、冷
却フアンの騒音を低下させることができる。
また、風速が均一化されるので、風流の集中が
緩和され、放熱板の目詰りを減少させることがで
きる。
緩和され、放熱板の目詰りを減少させることがで
きる。
第1図は本考案の建設機械エンジン用ラジエー
タの一実施例を示す正面図、第2図はその一部断
面平面図、第3図は該実施例の一部断面側面図で
ある。
タの一実施例を示す正面図、第2図はその一部断
面平面図、第3図は該実施例の一部断面側面図で
ある。
Claims (1)
- ラジエータと冷却フアンとの間に、ラジエータ
側より冷却フアン側にわたつて次第に大径となる
ように形成された複数枚の円形フインを同心状に
配設した整流体を介在させたことを特徴とする建
設機械エンジン用ラジエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987085747U JPH0343373Y2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987085747U JPH0343373Y2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63193730U JPS63193730U (ja) | 1988-12-13 |
JPH0343373Y2 true JPH0343373Y2 (ja) | 1991-09-11 |
Family
ID=30941435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987085747U Expired JPH0343373Y2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343373Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58165210U (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-02 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 内燃機関の冷却装置 |
-
1987
- 1987-06-03 JP JP1987085747U patent/JPH0343373Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63193730U (ja) | 1988-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0486399A (ja) | 遠心成分要素を有する軸流フアン | |
CN1074811C (zh) | 热交换器的冷却装置 | |
CN105437093A (zh) | 一种风扇散热式砂轮 | |
JPH0343373Y2 (ja) | ||
JPH07103903B2 (ja) | 回転継手装置 | |
JP2008223570A (ja) | 作業機械の冷却装置 | |
JPS6136606Y2 (ja) | ||
CN205423321U (zh) | 一种离合器风扇 | |
JPS5819291Y2 (ja) | 整流板付排風ダクト | |
CN107227497A (zh) | 一种新型化纤设备冷却器 | |
JP3115332B2 (ja) | 水冷エンジン用冷却水ポンプ | |
JP5308234B2 (ja) | 建設機械の冷却ファン装置 | |
JPH09125972A (ja) | 油圧ショベルの冷却装置 | |
JPH0640318U (ja) | 吸い込みファン用ラジエータ冷却装置 | |
JPS6019942Y2 (ja) | 自動車機関の冷却用流体接手付きファン | |
KR20180102411A (ko) | 차량용 엔진 쿨링팬 | |
JPH0452427Y2 (ja) | ||
JPS6066533U (ja) | 車両用クロスフロ−型冷却フアン装置 | |
JPS59183099A (ja) | 軸流フアン | |
CN213574327U (zh) | 一种自主驱动吸风散热器 | |
JPH057039Y2 (ja) | ||
JPS6153416A (ja) | 冷却装置 | |
JPH0569398U (ja) | ポンプ用インペラ | |
JPS643774Y2 (ja) | ||
JPS60224918A (ja) | バ−チカルエンジンにおける冷却装置 |