JPH0343188A - カッテングプロッタによるコーナ部切断法 - Google Patents

カッテングプロッタによるコーナ部切断法

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JPH0343188A
JPH0343188A JP17846289A JP17846289A JPH0343188A JP H0343188 A JPH0343188 A JP H0343188A JP 17846289 A JP17846289 A JP 17846289A JP 17846289 A JP17846289 A JP 17846289A JP H0343188 A JPH0343188 A JP H0343188A
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JP
Japan
Prior art keywords
cutter
cutting
sheet
tip
corner part
Prior art date
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Pending
Application number
JP17846289A
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English (en)
Inventor
Ichiro Haruhara
一郎 春原
Yoshikazu Takizawa
義和 滝沢
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Mimaki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mimaki Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カッテングブロックによりシート表面にコー
ナ部を切り抜く際に用いる、カッテングプロッタによる
コーナ部切断法に関する。
[従来の技術] 近時、塩化ビニル、アクリルなどのシートから看板や標
識用等の袋文字(いわゆる−筆書きのように文字周囲を
その輪郭に沿って切り抜いたものをいう)を、カッテン
グプロッタを用いて切り抜くことが行われている。
上記カッテングプロッタは、記録面に搭載したシート上
をX−Y方向に相対的に移動するベンキャリッジに、第
4図に示したような、カッタを装着している。このカッ
タ30は、先端に斜め上方を向く帯状の刃先34を持つ
刃本体32を、その軸心36を中心にホルダ38内に回
転自在に支持していて、カッタの刃本体32をホルダ3
8内で回転させて、カッタの刀先34を、シート表面の
カット方向に向けることができる。
このプロッタによれば、その記録面に搭載したシート表
面に上記力フタの刃先34を押接させた状態で、上記ベ
ンキャリッジをシート上をX−Y方向に相対的に移動さ
せることにより、シート表面をカット中のカッタの刃本
体32をホルダ38内で回転させて、カッタの刃先34
をシート表面のカット方向に向けながら、カッタの刃先
34で記録面に搭載したシート表面を所定形状にカット
できる。
また、前記袋文字側り抜き用の塩化ビニルなどのシート
は、その裏面に台紙を貼着した、2層構造をしていて、
袋文字を切り抜いた際に、台紙上にその切り抜いた袋文
字をそのまま残すことができる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、第5図に示したように、カッテン−グブロッ
タにより上記2層構造をしたシートlOOの塩化ビニル
10表面などに袋文字を切り抜いた際には、その袋文字
のエツジ状に尖るなどしたコーナ部20内側にあたる隅
部や点等が、カッテングプロッタのベンキャリッジに装
着したカッタの刃先34に押されて、塩化ビニル10な
どを貼着した台紙12上から剥がれて台紙12上方に捲
れ上がった状態となった。具体的には、カッタの刃先3
4が塩化ビニル10表面に切り抜くコーナ部20の先端
に達した際に、カッタの刃本体32をホルダ38内で回
転させて、カッタの帯状の刃先34を上記コーナ部の先
端に続く塩化ビニル10表面のカット方向に向けた場合
に、カッタの帯状の刃先34に押されて、コーナ部内側
の塩化ビニル部分22が台紙12上方に捲れ上がった。
そして、その袋文字のコーナ部20内側にあたる隅部や
点等が台紙12上から離脱して、その一部が紛失したり
、その一部がジャム現象(シートの一部がカッタの刃先
にまとわり付いて複雑に折り重なることをいう)を起こ
したりすることがあった。
本発明は、かかる問題点を解消した、2層構造をしたシ
ートの塩化ビニル表面などに袋文字などのコーナ部を切
り抜いた際に、その切り抜いたコーナ部内側が、カッタ
の刃先に押されて、台紙上方に捲れ上がって紛失したり
ジャム現象を起こしたりすることのない、カッテングプ
ロッタによるコーナ部切断法(以下、切断法という)を
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的のために、本発明の切断法は、先端に斜め上方
を向く帯状の刃先を持つ刃本体を、その軸心を中心にホ
ルダ内に回転自在に支持したカッタを、前記刃先を記録
面に搭載したシート表面に所定筆圧で押接させた状態で
、シート上をX−Y方向に相対的に移動させて、シート
表面をカットするカッテングプロッタにおいて、前記カ
ッタの刃先がシート表面に切り抜くコーナ部の先端に達
した際に、カッタの筆圧を低下させて、カッタの刃先を
前記シート表面またはその近くに乗り上げさせた状態と
した後、カッタの刃本体をホルダ内で回転させて、カッ
タの刃先を前記コーナ部の先端に続くシート表面のカッ
ト方向に向けることを特徴としている。
[作用] 上記構成の切断法においては、カッタの刃本体をホルダ
内で回転させて、カッタの刃先をシート表面に切り抜く
コーナ部の先端に続くシート表面のカット方向に向ける
際に、カッタの筆圧を低下させて、カッタの刃先をシー
ト表面またはその近くに乗り上げさせた状態としている
。従って、シート表面にコーナ部を切り抜こうとして、
カッタの刃本体をホルダ内で回転させた際に、カッタの
刃先が上記コーナ部内側のシート部分を押して、そのシ
ート部分を捲れ上がらせることがない。
[実施例] 次に、本発明の実施例を図面に従い説明する。
第3図は、いわゆる縦型と呼ばれるカッテングプロッタ
の概略側面図を示している。
このプロッタは、記録面40に搭載したシートlOOを
その前後、即ちY方向に移動させる送り手段50のグリ
ッドローラ52とピンチローラ54などと、記録面40
上をその左右、即ちX方向に移動するベンキャリッジ6
0であって、既述第4図に示したカッタ30を装着した
ベンキャリッジ60と、該ベンキャリッジに装着したカ
ッタ30を前記記録面40に搭載したシート100表面
に降下押接させたりシートlOO上方に上昇させたりす
る昇降手段(図示せず)とを備えている。
このプロッタによれば、昇降手段によりベンキャリッジ
60に装着したカッタ30を降下させて、その刃先32
を記録面40に搭載したシート100表面に押接させた
状態で、ベンキャリッジ60をX方向に移動させるとと
もに、シート100を記録面40上をY方向に移動させ
ることにより、シート100表面を所定形状にカットで
きる。
また、このプロッタは、前記送り手段50やベンキャリ
ッジ60や昇降手段を駆動させるモータやアクチュエー
タなどの駆動手段(図示せず)を作動制御するCPU 
(中央演算処理装置)と、該CPUに指令を与えるコン
ピュータ(図示せず)とを備えていて、コンピュータに
インプットしたプログラムに従い、上記CPUを作動さ
せて、前記送り手段50やベンキャリッジ60や昇降手
段を自動制御できる。
以下、上述構成のカッテングプロッタにより、コンピュ
ータにインプットしたプログラムに従い、CPUを作動
させて、本発明の切断法を用いてシート表面にコーナ部
をカットする方法を詳述する。
例えば台紙12上に塩化ビニル10を貼着した2層構造
のシー)100の塩化ビニル10表iに袋文字などをカ
ット中に、第2図に示したように、塩化ビニル10表面
に袋文字などの一部を構成するエツジ状をしたコーナ部
20を切り抜こうとして、ベンキャリッジ60に装着し
た力、夕の刃先34がそのコーナ部20の先端に達した
際に、昇降手段を動作させてカッタ30の筆圧を低下さ
せる。そして、第1図に示したように、上記コーナ部2
0の先端に達したカッタの刃先34をシート100表面
またはその近く、即ち塩化ビニル10表面またはその近
く(図では、塩化ビニル表面近くとしている)に乗り上
げさせた状態とする。その後、ベンキャリッジ60を所
定距離X方向に移動させるとともに、送り手段50によ
りシート100を記録面40上を所定距離Y方向に移動
させて、ベンキャリッジ60をシート100上を円弧を
描くように相対的に移動させることにより、カッタの刃
本体32をホルダ38内で所定角度回転させて、カッタ
の刃先34を上記コーナ部20の先端に続くシートl0
0表面、即ち塩化ビニル10表面のカット方向に向ける
すると、上記コーナ部20内側の塩化ビニル10をその
裏面に貼着した台紙12上方に捲れ上がらせずに、カッ
タの刃先34をコーナ部20に続く塩化ビニル10表面
のカット方向に円滑かつ確実に向けることができる。
ここで、上記カッタの刃先34をシートl00表面また
はその近くに乗り上げさせた状態として、ベンキャリッ
ジ60をシート100上を円弧を描くように相対的に移
動させることにより、カッタの刃本体32をその軸心を
中心にホルダ38内で所定角度回転させることができる
理由を詳述すると、第2図にカッタ30の向きをその刃
本体32をシート100表面に倒して示したように、カ
ッタの刃本体32の斜め上方を向く刃先34のエツジ状
に尖った先端部分は、刃本体の軸心36に対して所定距
離偏心した位置にある。従って、カッタの刃本体の刃先
34の上記先端部分をシート100表面またはその近く
に乗り上げさせて該部分に押接させた状態で、カッタ3
0を装着したベンキャリッジ60をシー)100上を円
弧を描くように相対的に移動させると、それに伴って、
カッタのホルダ38内に回転自在に支持した上記刃本体
32がその軸心36を中心に所定角度回転するからであ
る。参考までに、この際のカッタ30の軸心、即ち刃本
体の軸心36のシート100に対する相対的な移動経路
を示すと、第2図中に破線14で示したようになる。
なお、本発明の切断法は、いわゆる横型と呼ばれるカッ
テングプロッタ、即ちシートを搭載する広い平面状をし
た記録面と、該記録面上をX−Y方向に移動するベンキ
ャリッジであって、シート表面をカットするカッタを装
着したベンキャリッジと、該ベンキャリッジに装着した
カッタを昇降させる昇降手段などを備えていて、記録面
に搭載したシート表面にカッタを所定筆圧で降下押接さ
せた状態で、ベンキャリッジを記録面に搭載したシート
上をX−Y方向に移動させることにより、シート表面を
カットできる、カッテングプロッタにも利用可能である
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明の切断法によれば、カッテ
ングプロツタにより、シート表面にコーナ部を切り抜く
際に、そのコーナ部内側のシートをカッタの刃先で捲れ
上がらせずに、シート表面にコーナ部を持つ袋文字など
を容易かつ的確にカットできる。
その結果、本発明の切断法によれば、カッテングプロッ
タにより、台紙上に貼着した塩化ビニル、アクリルなど
のシート表面に、看板、標識用などの袋文字などを、そ
のコーナ部にあたる隅部や点などを台紙上から捲れ上が
らせて紛失させたりジャム現象を起こさせたりすること
なく、カットすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図はそれぞれ本発明の切断法によりシート
表面にコーナ部を切断する方法を示す拡大断面図とその
平面図、第3図は縦型と呼ばれるカッテングプロッタの
概略構造を示す側面図、第4図はカッタの正面図、第5
図は従来の切断法によりシート表面にコーナ部を切断し
た場合の状態を示す拡大斜視図である。 IO・・・塩化ビニル、  12・・・台紙、100・
・・シート、  20・・・コーナ部、30・・・カッ
タ、  32・・・刃本体、34・・・刃先、 36・
・・軸心、 38・・・ホルダ、 40・・・記録面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、先端に斜め上方を向く帯状の刃先を持つ刃本体を、
    その軸心を中心にホルダ内に回転自在に支持したカッタ
    を、前記刃先を記録面に搭載したシート表面に所定筆圧
    で押接させた状態で、シート上をX−Y方向に相対的に
    移動させて、シート表面をカットするカッテングプロッ
    タにおいて、前記カッタの刃先がシート表面に切り抜く
    コーナ部の先端に達した際に、カッタの筆圧を低下させ
    て、カッタの刃先を前記シート表面またはその近くに乗
    り上げさせた状態とした後、カッタの刃本体をホルダ内
    で回転させて、カッタの刃先を前記コーナ部の先端に続
    くシート表面のカット方向に向けることを特徴とするカ
    ッテングプロッタによるコーナ部切断法。
JP17846289A 1989-07-11 1989-07-11 カッテングプロッタによるコーナ部切断法 Pending JPH0343188A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5496888A (en) * 1977-11-29 1979-07-31 Gerber Garment Technology Inc Program control sheet material cutting method for cutting sheet material by using cutting edge that can be polished and its device
JPS61152391A (ja) * 1984-12-27 1986-07-11 株式会社 写研 カツタ−を用いた図形切抜き装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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