JPH0343110B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343110B2 JPH0343110B2 JP60032610A JP3261085A JPH0343110B2 JP H0343110 B2 JPH0343110 B2 JP H0343110B2 JP 60032610 A JP60032610 A JP 60032610A JP 3261085 A JP3261085 A JP 3261085A JP H0343110 B2 JPH0343110 B2 JP H0343110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- drain pipe
- vehicle
- outdoor
- condensed water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 2
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、車両用空調装置に係り、特に屋根に
設置するものに好適な車両用空調装置の排水構造
に関するものである。
設置するものに好適な車両用空調装置の排水構造
に関するものである。
従来、天井内に埋込む構造の空調装置における
排水構造は、排水管と該空調装置底面の下側に通
して車体側の排水管と接続するものとし、該排水
管は室内熱交換器からの凝縮水および該空調装置
の室外部に侵入する雨水の排水用として複数設置
される構造が知られている。(公開技報83−12884
号)ところが、排水管を空調装置の底面と車両の
天井板との間に通すことになるため、該空調装置
を天井内に埋込むんで設置する場合には、天井高
さを低くしなければならない。また、凝縮水用の
排水管と雨水用の排水管を集約してその本数を少
なくすることがコスト的にも望ましいが、室外部
からの雨水が室内部へ逆流し凝縮水の排水作用に
支障をきたし、露受皿から凝縮水があふれ車内に
落下することも考えられるので、排水管は必らず
凝縮水用と室外部用を分離しておく必要がある。
したがつて、コスト的に不利であつた。さらに、
構造的に排水管の溶接接続部が多いので、該溶接
部からの水漏れの要因個所が多くなるとともに、
底面が排水管の設置によつて凸凹しているので断
熱材の取付け作業煩雑になる恐れがあつた。
排水構造は、排水管と該空調装置底面の下側に通
して車体側の排水管と接続するものとし、該排水
管は室内熱交換器からの凝縮水および該空調装置
の室外部に侵入する雨水の排水用として複数設置
される構造が知られている。(公開技報83−12884
号)ところが、排水管を空調装置の底面と車両の
天井板との間に通すことになるため、該空調装置
を天井内に埋込むんで設置する場合には、天井高
さを低くしなければならない。また、凝縮水用の
排水管と雨水用の排水管を集約してその本数を少
なくすることがコスト的にも望ましいが、室外部
からの雨水が室内部へ逆流し凝縮水の排水作用に
支障をきたし、露受皿から凝縮水があふれ車内に
落下することも考えられるので、排水管は必らず
凝縮水用と室外部用を分離しておく必要がある。
したがつて、コスト的に不利であつた。さらに、
構造的に排水管の溶接接続部が多いので、該溶接
部からの水漏れの要因個所が多くなるとともに、
底面が排水管の設置によつて凸凹しているので断
熱材の取付け作業煩雑になる恐れがあつた。
本発明の目的とするところは、空調装置の底面
における突出部材をなくして天井高さを確保し、
かつ、凝縮水の排水に支障をきたすことがなく構
造の簡単な車両用空調装置の排水構造を提供する
ことにある。
における突出部材をなくして天井高さを確保し、
かつ、凝縮水の排水に支障をきたすことがなく構
造の簡単な車両用空調装置の排水構造を提供する
ことにある。
本発明は、室内熱交換器に対応して設置される
凝縮水を受ける露受皿を室外部底面よりも高い位
置に設置し、一端を前記露受皿に連結し他端を室
外部内にその底面より離して開口させ前記凝縮水
を排水する配管を設け、かつ、該室外部にその底
面と同じ位置に配置された配水管を設けたことを
特徴とするものである。
凝縮水を受ける露受皿を室外部底面よりも高い位
置に設置し、一端を前記露受皿に連結し他端を室
外部内にその底面より離して開口させ前記凝縮水
を排水する配管を設け、かつ、該室外部にその底
面と同じ位置に配置された配水管を設けたことを
特徴とするものである。
以下、本発明の一実施例を第1〜第3図により
説明する。同図において、空調装置1は圧縮器
3、室内フアン4、室内熱交5などからなる室内
側と、室外フアン6、室外熱交7などからなる室
外側とから構成されている。前記室内熱交5は、
空調装置1の底面12から浮かして配置し、該室
内熱交5の下部には室内熱交5から発生する凝縮
水を受ける露受皿8を設けている。この露受皿8
から水平に室内側排水管9をだして室内側と室外
側間の仕切板15を貫通させ、その先端を室外側
の底面12から離して突出させている。空調装置
の室外側の端部13は底面12側を傾斜させて構
成し、室外側排水管10を底面12と同一位置に
設けている。底面12の外周には全面断熱材11
を取付けている。この空調装置1は車両2の両車
端の屋根内に埋込まれるように取付けられ、パツ
キン19により車外とシールされている。室外側
の排水管10はゴムホース17により車体側の排
水管18に接続されている。
説明する。同図において、空調装置1は圧縮器
3、室内フアン4、室内熱交5などからなる室内
側と、室外フアン6、室外熱交7などからなる室
外側とから構成されている。前記室内熱交5は、
空調装置1の底面12から浮かして配置し、該室
内熱交5の下部には室内熱交5から発生する凝縮
水を受ける露受皿8を設けている。この露受皿8
から水平に室内側排水管9をだして室内側と室外
側間の仕切板15を貫通させ、その先端を室外側
の底面12から離して突出させている。空調装置
の室外側の端部13は底面12側を傾斜させて構
成し、室外側排水管10を底面12と同一位置に
設けている。底面12の外周には全面断熱材11
を取付けている。この空調装置1は車両2の両車
端の屋根内に埋込まれるように取付けられ、パツ
キン19により車外とシールされている。室外側
の排水管10はゴムホース17により車体側の排
水管18に接続されている。
このような構成において、空調装置1の排水は
室内熱交5から発生する凝縮水と室外側の開口部
13から室外側に入りこむ雨水を排水する必要が
あるが、凝縮水は露受皿8から室内側排水管9に
より室外側に排出され、室外側の底面12上を流
れて室外側排水管10を経て車外へ排出される。
次に、室外側に入りこむ雨水は室外側に排出した
凝縮水同様室外側排水管10からゴムホース1
7、車体側排水管18を通つて車外へ排出され
る。
室内熱交5から発生する凝縮水と室外側の開口部
13から室外側に入りこむ雨水を排水する必要が
あるが、凝縮水は露受皿8から室内側排水管9に
より室外側に排出され、室外側の底面12上を流
れて室外側排水管10を経て車外へ排出される。
次に、室外側に入りこむ雨水は室外側に排出した
凝縮水同様室外側排水管10からゴムホース1
7、車体側排水管18を通つて車外へ排出され
る。
このような構成によれば、空調装置1の底面1
2と車両2の天井16との間に排水管を設けない
構造のため、車両2の天井16部の高さを確保す
ることができる。また、空調装置1側へ排出する
排水管18はその排水能力を考慮すれば最少本数
でも良いので空調装置1および車両2の製作コス
トの低減が図れるとともに、使用者側にとつても
保守の面から有利であり、かつ、雨水の漏れの要
因となる個所を最少限にできる。さらに、室内側
排水管9の先端を底面12から離し、凝縮水の露
受皿8も底面12から浮かして配置しているた
め、室外側に入りこんだ雨水が室内側排水管9を
逆流することはない。また、室外側排水管10を
装置の端部13に突出させることになるが、端部
13を傾斜させて構成し室外側排水管10の先端
が装置の端部13より突出しない構造となつてお
り、装置本体の長さに影響しない。したがつて、
空調装置1を塔載するために車体屋根の開口部を
より大きくする必要がない。さらに、前述のよう
に室外側排水管10は端部13から突出している
ため、空調装置1の底面12は平担であり、断熱
材11の取付けについてその作業性が非常によ
い。
2と車両2の天井16との間に排水管を設けない
構造のため、車両2の天井16部の高さを確保す
ることができる。また、空調装置1側へ排出する
排水管18はその排水能力を考慮すれば最少本数
でも良いので空調装置1および車両2の製作コス
トの低減が図れるとともに、使用者側にとつても
保守の面から有利であり、かつ、雨水の漏れの要
因となる個所を最少限にできる。さらに、室内側
排水管9の先端を底面12から離し、凝縮水の露
受皿8も底面12から浮かして配置しているた
め、室外側に入りこんだ雨水が室内側排水管9を
逆流することはない。また、室外側排水管10を
装置の端部13に突出させることになるが、端部
13を傾斜させて構成し室外側排水管10の先端
が装置の端部13より突出しない構造となつてお
り、装置本体の長さに影響しない。したがつて、
空調装置1を塔載するために車体屋根の開口部を
より大きくする必要がない。さらに、前述のよう
に室外側排水管10は端部13から突出している
ため、空調装置1の底面12は平担であり、断熱
材11の取付けについてその作業性が非常によ
い。
以上説明したように本発明によれば、空調装置
の底面における突出部材をなくして天井高さを確
保し、かつ、凝縮水の排水に支障をきたすことが
なく構造の簡単な車両用空調装置の排水構造を提
供することができる。
の底面における突出部材をなくして天井高さを確
保し、かつ、凝縮水の排水に支障をきたすことが
なく構造の簡単な車両用空調装置の排水構造を提
供することができる。
第1図は本発明による排水構造を備えた空調装
置の平面図、第2図は第1図のA―A部断面図、
第3図は第1図の空調装置を塔載した状態を示す
車両の側面図である。 1…空調装置、2…車両、8…受皿、9…室内
側排水管、10…室外側排水管、12…底面、1
6…天井、17…ドレンホース、18…車体側排
水管。
置の平面図、第2図は第1図のA―A部断面図、
第3図は第1図の空調装置を塔載した状態を示す
車両の側面図である。 1…空調装置、2…車両、8…受皿、9…室内
側排水管、10…室外側排水管、12…底面、1
6…天井、17…ドレンホース、18…車体側排
水管。
Claims (1)
- 1 車両の屋根部に設置される車両用空調装置の
排水構造において、室内熱交換器に対応して設置
される凝縮水を受ける露受皿を室外部底面よりも
高い位置に設置し、一端を前記露受皿に連結し他
端を室外部内にその底面より離して開口させ前記
凝縮水を排水する配管を設け、かつ、該室外部に
その底面と同じ位置に配置された配水管を設けた
ことを特徴とする車両用空調装置の排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3261085A JPS61193963A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 車両用空調装置の排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3261085A JPS61193963A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 車両用空調装置の排水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61193963A JPS61193963A (ja) | 1986-08-28 |
JPH0343110B2 true JPH0343110B2 (ja) | 1991-07-01 |
Family
ID=12363622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3261085A Granted JPS61193963A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 車両用空調装置の排水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61193963A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS566612B2 (ja) * | 1976-09-29 | 1981-02-12 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55131810U (ja) * | 1979-03-15 | 1980-09-18 | ||
JPS566612U (ja) * | 1979-06-27 | 1981-01-21 |
-
1985
- 1985-02-22 JP JP3261085A patent/JPS61193963A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS566612B2 (ja) * | 1976-09-29 | 1981-02-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61193963A (ja) | 1986-08-28 |
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