JPH0343105B2 - - Google Patents
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- JPH0343105B2 JPH0343105B2 JP56082763A JP8276381A JPH0343105B2 JP H0343105 B2 JPH0343105 B2 JP H0343105B2 JP 56082763 A JP56082763 A JP 56082763A JP 8276381 A JP8276381 A JP 8276381A JP H0343105 B2 JPH0343105 B2 JP H0343105B2
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- JP
- Japan
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- parking
- lever
- gear
- shifter
- parking position
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3416—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K20/00—Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T1/00—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
- B60T1/005—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles by locking of wheel or transmission rotation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/08—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism
- F16H63/20—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism with preselection and subsequent movement of each final output mechanism by movement of the final actuating mechanism in two different ways, e.g. guided by a shift gate
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19637—Gearing with brake means for gearing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20012—Multiple controlled elements
- Y10T74/20018—Transmission control
- Y10T74/20085—Restriction of shift, gear selection, or gear engagement
- Y10T74/20104—Shift element interlock
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Description
本発明は、特に流体式、電磁式等のようにエン
ジン停止の際に解放状態に保持されるクラツチを
備えた自動車におけるチエンジレバーのパーキン
グロツク機構に関するものである。
ジン停止の際に解放状態に保持されるクラツチを
備えた自動車におけるチエンジレバーのパーキン
グロツク機構に関するものである。
【従来の技術】
流体式トルクコンバータまたは電磁式のクラツ
チが付いた変速機を搭載する自動車では、エンジ
ン停止の際にクラツチの係合が解放されてエンジ
ンと変速機以降の動力伝達系とを切離す。そのた
め、エンジン停止状態で駐車する場合に、変速機
を或る変速段のギヤの噛合いにより連結状態にし
ても、上述のようにエンジンが切離されている関
係で、そのクランク軸系の回転に対する摩擦拘束
力を駐車ブレーキに利用できない。従つてこの種
の自動車では、チエンジレバーのシフトパターン
にパーキング位置が設定されると共に、動力伝達
系にそれを機械的にロツクするロツク機構が付設
され、エンジン停止状態での駐車の場合に動力伝
達系の回転を変速機ハウジング側で固定保持する
ようにしている。 ここで実際のパーキングロツク装置は、例えば
前進4段後進1段の変速機の場合の後退段と同一
シフト方向の反対側が空いているので、この後退
段位置の反対側にパーキング位置を定めており、
チエンジレバーをパーキング位置に操作したとき
後退段と共通のシフタレールを後退段の場合と反
対の方向に移動して、ポウルの爪を変速機の例え
ば出力軸に取付けてあるパーキングギヤに嵌合し
てその回転をロツクする構造である。従つてチエ
ンジレバー以降の変速操作系が衝撃等でパーキン
グ位置から抜けるとパーキングロツクが解除され
て不慮の事故を招くおそれがあり、そこでこのよ
うな危険を回避するため、後退段及びパーキング
位置にセレクトした場合に付与されるアクセント
スプリングの力を利用して変速操作系をパーキン
グ位置にロツクする方法が提案されている。 かかるチエンジレバーのパーキング位置ロツク
機構に関しては、従来例えば特開昭55−166723号
公報にみられる先行技術がある。これはチエンジ
レバーのセレクト操作で複数本のシフタレールと
一体的なシフタアームの凹部に選択的に係合する
セレクトレバーの係止部を利用するもので、その
係止部をコ字形に形成して、パーキング位置への
シフトの際にアクセントスプリング力で係止部を
隣りのシフタアームにおける凹部の爪に係合する
ものである。
チが付いた変速機を搭載する自動車では、エンジ
ン停止の際にクラツチの係合が解放されてエンジ
ンと変速機以降の動力伝達系とを切離す。そのた
め、エンジン停止状態で駐車する場合に、変速機
を或る変速段のギヤの噛合いにより連結状態にし
ても、上述のようにエンジンが切離されている関
係で、そのクランク軸系の回転に対する摩擦拘束
力を駐車ブレーキに利用できない。従つてこの種
の自動車では、チエンジレバーのシフトパターン
にパーキング位置が設定されると共に、動力伝達
系にそれを機械的にロツクするロツク機構が付設
され、エンジン停止状態での駐車の場合に動力伝
達系の回転を変速機ハウジング側で固定保持する
ようにしている。 ここで実際のパーキングロツク装置は、例えば
前進4段後進1段の変速機の場合の後退段と同一
シフト方向の反対側が空いているので、この後退
段位置の反対側にパーキング位置を定めており、
チエンジレバーをパーキング位置に操作したとき
後退段と共通のシフタレールを後退段の場合と反
対の方向に移動して、ポウルの爪を変速機の例え
ば出力軸に取付けてあるパーキングギヤに嵌合し
てその回転をロツクする構造である。従つてチエ
ンジレバー以降の変速操作系が衝撃等でパーキン
グ位置から抜けるとパーキングロツクが解除され
て不慮の事故を招くおそれがあり、そこでこのよ
うな危険を回避するため、後退段及びパーキング
位置にセレクトした場合に付与されるアクセント
スプリングの力を利用して変速操作系をパーキン
グ位置にロツクする方法が提案されている。 かかるチエンジレバーのパーキング位置ロツク
機構に関しては、従来例えば特開昭55−166723号
公報にみられる先行技術がある。これはチエンジ
レバーのセレクト操作で複数本のシフタレールと
一体的なシフタアームの凹部に選択的に係合する
セレクトレバーの係止部を利用するもので、その
係止部をコ字形に形成して、パーキング位置への
シフトの際にアクセントスプリング力で係止部を
隣りのシフタアームにおける凹部の爪に係合する
ものである。
そのため、セレクトレバー係止部はコ字形の形
状により強度的に不利になり、またその係止部と
係合するシフタアーム及びそれと一体的なシフタ
レールは移動自在でボールロツク等により位置決
めされているにすぎないので、安定性に欠ける。 本発明はこのような事情に鑑み、チエンジレバ
ーのセレクト操作により移動し且つそのシフト操
作により回動するセレクトレバーに、セレクト操
作時のみ一緒に移動してそのセレクトレバーの係
止部が誤つた選択を行うのを防ぐインターロツク
プレート付のものに関し、そのインターロツクプ
レートを利用することによりパーキング位置でシ
フタアーム側を確実にロツクするようにしたチエ
ンジレバーのパーキングロツク機構を提供するこ
とを目的とする。
状により強度的に不利になり、またその係止部と
係合するシフタアーム及びそれと一体的なシフタ
レールは移動自在でボールロツク等により位置決
めされているにすぎないので、安定性に欠ける。 本発明はこのような事情に鑑み、チエンジレバ
ーのセレクト操作により移動し且つそのシフト操
作により回動するセレクトレバーに、セレクト操
作時のみ一緒に移動してそのセレクトレバーの係
止部が誤つた選択を行うのを防ぐインターロツク
プレート付のものに関し、そのインターロツクプ
レートを利用することによりパーキング位置でシ
フタアーム側を確実にロツクするようにしたチエ
ンジレバーのパーキングロツク機構を提供するこ
とを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、パーキン
グ位置を後退段と同じセレクト方向でそれと反対
のシフト方向に設け、チエンジレバーを上記パー
キング位置に操作した場合に、セレクトレバー及
びそれに付設されるインターロツクプレートを共
にアクセントスプリングに抗して移動し、且つ上
記セレクトレバーのみを回動してパーキングロツ
ク用のシフタアームを移動する変速操作機構にお
いて、該シフタアームの上記セレクトレバー係止
部と係合する凹部の爪部が、パーキング位置への
操作の際に位置する個所の上記インターロツクプ
レート側に切欠きを形成し、パーキング位置への
操作後チエンジレバーから手を離した場合に、上
記アクセントスプリングにより上記シフタアーム
の爪部を上記インターロツクプレートの切欠きに
係合させて該シフタアームの戻りを阻止するよう
に構成されている。
グ位置を後退段と同じセレクト方向でそれと反対
のシフト方向に設け、チエンジレバーを上記パー
キング位置に操作した場合に、セレクトレバー及
びそれに付設されるインターロツクプレートを共
にアクセントスプリングに抗して移動し、且つ上
記セレクトレバーのみを回動してパーキングロツ
ク用のシフタアームを移動する変速操作機構にお
いて、該シフタアームの上記セレクトレバー係止
部と係合する凹部の爪部が、パーキング位置への
操作の際に位置する個所の上記インターロツクプ
レート側に切欠きを形成し、パーキング位置への
操作後チエンジレバーから手を離した場合に、上
記アクセントスプリングにより上記シフタアーム
の爪部を上記インターロツクプレートの切欠きに
係合させて該シフタアームの戻りを阻止するよう
に構成されている。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体
的に説明する。まず、本発明が適用される自動車
に変速機が車体左右方向に向けて搭載される横置
き変速機であり、且つその変速機は電磁粉式クラ
ツチ付き変速機で、手動操作されるチエンジレバ
ーのシフトパターンに前進各変速段、後退段及び
パーキングの各位置を有しており、チエンジレバ
ーから上記横置きの電磁粉式クラツチ付き変速機
に平面視略L字形に屈曲して変速操作機構が設け
られるものである。 そこで第1図において横置きの電磁粉式クラツ
チ付き変速機について説明すると、符号1はエン
ジンからのクランク軸、2は電磁粉式クラツチ、
3は例えば前進4段後進1段の変速機、4は終減
速機である。 電磁粉式クラツチ2は、クラツチ等のケース5
内にクランク軸1に対してドライププレート6を
介して結合されるドライブメンバ7を有し、この
ドライブメンバ7にコイル8が内蔵してあり、且
つメンバ7内側にはパウダー室9から電磁粉が集
積されるギヤツプ10を介してドリブンメンバ1
1が近接して嵌合し、このドリブンメンバ11の
ボス部11aが、変速機3の入力軸12に回転方
向一体的にスプライン結合している。また、ドラ
イブメンバ7にはキヤツプ13が一体的に取付け
られ、このキヤツプ13のボス部13aに給電ブ
ラシ14と摺接するスリツプリング15が設置さ
れて、スリツプリング15をコード等によりコイ
ル8に結線して給電するようになつている。 これにより、エンジン運転時ドライブメンバ7
のコイル8に電流を通じて、そのドライブメンバ
7およびドリブンメンバ11相互に磁力線を生じ
させ、ギヤツプ10に電磁粉を鎖状に結合して集
積することで、その結合により、ドライブおよび
ドリブンメンバ7,11を係合してエンジンクラ
ンク軸1の動力を変速機入力軸12に伝達するの
である。そして、コイル電流を例えば変速時に変
化して電磁粉による結合力を減じることにより、
クラツチ解放状態になり、これらの変速とコイル
電流変化を同時に行うことでクラツチペダルの操
作を不要にしたオートクラツチシステムになる。
一方、エンジン停止時には、バツテリーの電気容
量に限度があり、車両走行しないのであるから、
クラツチ係合状態に保持する必要性もないなどの
点を考慮してコイル電流を断つようになつてお
り、これによりクラツチ解放状態になる。 変速機3は、上記ケース5内において入力軸1
2に第1速ないし第4速のドライブギヤ16ない
し19が一体的に設けられ、この入力軸12に対
して出力軸20が平行配置されて、そこに上記各
ギヤ16ないし19と常時噛合うドリブンギヤ2
1ないし24が回転自在に嵌合してある。そして
隣接する2個のドリブンギヤ21,22を同期機
構25で出力軸20に選択的に結合し、ドリブン
ギヤ23,24を同様に他の同期機構26で出力
軸20に選択的に結合するようになつており、更
に後進用のギヤ機構27が設けられる。これによ
り、後述する変速操作機構で、同期機構25をギ
ヤ21側に動作して、それを出力軸20に結合す
ることで、入力軸12の回転がギヤ16,21に
より最も減速して出力軸20に伝達して第1速が
得られる。以下同様にして、同期機構25をギヤ
22側に動作して第2速が、同期機構26をギヤ
23または24の側に動作して第3速または第4
速が得られ、ギヤ機構27の動作で後退段が得ら
れる。 また、出力軸20のクラツチ側端部には出力ギ
ヤ28が設けられ、これが終減速機4の差動装置
29におけるリングギヤ30に噛合つており、こ
れにより変速機出力軸20の動力がリングギヤ3
0からケース31、スパイダ32、ピニオン33
を介してサイドギヤ34に伝達され、更に車軸3
5を介して駆動輪に伝達される。 そこで、このような動力伝達系において、変速
機3の出力軸20の出力ギヤ28と反対側が軸受
36を介して更に延長されて、そこにパーキング
ギヤ37が取付けられ、このギヤ37等を覆うよ
うにカバー38がケース5に被着してある。 次いで変速操作機構について説明すると、第2
図と第3図において、符号40は図示しないチエ
ンジレバーからのコントロールシヤフトであり、
このコントロールシヤフト40が上記変速機3の
終減速機4、電磁粉式クラツチ2のキヤツプボス
部13aの付近の下部を通り、そのシヤフト40
と一体的なアーム41がケース5の電磁粉式クラ
ツチ2と変速機3の間の仕切り5aの変速機側に
取付けられたセレクト装置42のセレクトレバー
43に連結している。また変速機3の出力軸20
の下部にはそれに沿つて、第1速と第2速のシフ
タレール44、第3速と第4速のシフタレール4
5及び後退段とパーキングのシフタレール46が
水平面上平行に配置してあり、シフタレール44
には同期機構25を動作するシフタフオーク47
とシフタアーム48が、シフタレール45には同
期機構26を動作するシフタフオーク50bを一
体的に備えたシフタアーム50が、シフタレール
46には後進用ギヤ機構27のアイドラギヤ27
aを反転リンク機構49を介して動作する中空軸
状のシフタアーム51がそれぞれ取付けられてい
る。 セレクト装置42は第4図ないし第6図に詳記
するように、筐体52内にシヤフト53が垂直に
取付けられて、このシヤフト53の下部にセレク
トレバー43がセレクト操作の場合に上下動し、
シフト操作の場合に回動するように嵌合し、セレ
クトレバー43を挾むようにしてインターロツク
プレート54がその上下動の場合のみ一緒に移動
すべく取付けてある。シヤフト53の上部にはロ
ツクボール55を有するプランジヤ56がセレク
トレバー43及びインターロツクプレート54を
最も上方移動した後退段及びパーキングへのセレ
クトの場合にのみ連動して、アクセントスプリン
グ57により節度感を付与するように設けられ
る。セレクトレバー43はベルクランクの如く形
成されて、略90度の角度で係止部43aと連結部
43bを有し、その連結部43bが上記コントロ
ールシヤフト40からのアーム41に連結してお
り、係止部43aの方向の筐体52側には窓58
が開口している。インターロツクプレート54は
セレクトレバー43の係止部43aを上下から挾
むように接近させた2個の舌片54a,54bを
有し、これらの舌片54a,54bを筐体52側
の溝59に嵌合して回り止めされている。 ところで、セレクトレバー43の係止部43a
とインターロツクプレート54の舌片54a,5
4bは略同一の幅で、中立位置において一直線上
に並ぶものであり、この位置にて第4図のように
シフタアーム48,50,51の凹部48a,5
0a,51aが下から順に重ねて配置される。そ
して、後退段及びパーキングを得る最上のシフタ
アーム51の凹部51aにおいて第4図の右側、
即ち後退段へのシフト方向側の爪部51bが若干
厚くされ、第4図左側のパーキング位置へのシフ
トの際に爪部51bが位置する個所の上方舌片5
4aの下端に切欠き60が係合すべく形成され
る。 第2図、第7図及び第8図において変速機3の
パーキングギヤ37をロツクするパーキングロツ
ク装置61について説明すると、そのパーキング
ギヤ37の近傍のシフタレール46側にカム62
がパーキング位置へのシフト時にはスプリング6
3を介して移動し、パーキング位置から戻す場合
はスナツプリング64で直接的に後退するように
装着され、パーキングギヤ37の直下にパーキン
グポウル65が一端をシヤフト66で支持すると
共にリターン用のスプリング67が付勢されて、
他端の爪65aをパーキングギヤ37に噛合うよ
うに架設してある。そして上記カム62とポウル
65にそれぞれ斜面部62a,65bが形成され
て、カム62を軸方向に移動する場合にそれらの
斜面部62a,65bの係合作用によりポウル6
5を上方へ方向変換して揺動させ、爪65aをパ
ーキングギヤ37に噛合わせるようになつてい
る。 本発明はこのように構成されているから、第2
図のようにコントロールシヤフト40を左側に回
すことでアーム41によりセレクトレバー43と
インターロツクプレート54が共に下方に移動し
て、上方の舌片54aにより上部2個のシフタア
ーム50,51の凹部50a,51aが閉塞さ
れ、これにより係止部43aは最下のシフタアー
ム8の凹部48aとのみ確実に係合して第1速及
び第2速へのセレクトが行われる。そこでこの状
態でコントロールシヤフト40を軸方向移動する
と、セレクトレバー43の回動により、その係止
部43aと係合するシフタアーム48、シフタレ
ール44及びシフタフオーク47が移動して第1
速または第2速にシフトされる。また、コントロ
ールシヤフト40を中立位置にすると、セレクト
レバー43とインターロツクプレート54が少し
上方移動してそのプレート54をプランジヤ56
に当接するようになる。この場合には、第4図の
ように上下の舌片54a,54bが上下のシフタ
アーム51,48の凹部51a,48aを閉塞す
ることで、係止部43aが中間のシフタアーム5
0の凹部50aにのみ係合し、こうして上記同様
に操作することで第3速または第4速が得られ
る。 次いでコントロールシヤフト40を力を入れて
強く右側に回すと、セレクトレバー43とインタ
ーロツクプレート54及びプランジヤ56がアク
セントスプリング57に抗して更に上方移動し、
下部2個のシフタアーム50,48の凹部50
a,48aが下方の舌片54bで閉塞されること
により係止部43aは最上のシフタアーム51の
凹部51aにのみ係合する。そこでこの状態でコ
ントロールシヤフト40を軸方向一方に移動して
セレクトレバー43によりシフタアーム51及び
シフタレール46を第2図の右側に移動すると、
反転リンク機構49により後進用ギヤ機構27の
アイドラギヤ27aが第1図の左側に移動して後
退段が得られる。 一方、エンジン停止後の駐車の際にコントロー
ルシヤフト40を上記後退段と同様にセレクト
し、その場合と逆方向のパーキング位置にシフト
すると、セレクトレバー43の係止部43aによ
りシフタアーム51が第9図のように左側に移動
し、これによりシフタレール46も第2図におい
て同様に左側に移動する。そのため、パーキング
ロツク装置61においてスプリング63を介して
カム62も移動し、それとパーキングポウル65
の斜面部62a,65bの係合によりポウル65
の爪65aがパーキングギヤ37に噛合つて、そ
のギヤ37と共に変速機出力軸20を含む動力伝
達系がロツクされる。 ところでこのとき、インターロツクプレート5
4の舌片54aにおける切欠き60にシフト状態
のシフタアーム51の凹部51aにおける一方の
爪部51bが近接して一致しているため、上記パ
ーキング位置へシフトした後にチエンジレバーか
ら手を離すとアクセントスプリング57によりプ
ランジヤ56、インターロツクプレート54及び
セレクトレバー43が若干下降して上記切欠き6
0に爪部51bが係合する。そこで、コントロー
ルシヤフト40以降パーキングロツク装置61に
至る変速操作系の戻りが阻止されて、そのパーキ
ングロツク状態が安易に解除しないように保持さ
れる。この結果、パーキング位置の最終のシフト
パターンは第2図のようにシフト後中立位置側に
若干セレクトしたものになる。 従つて、パーキング位置を解く場合は、コント
ロールシヤフト40によりまず若干セレクトして
セレクトレバー43、インターロツクプレート5
4等を上方移動することにより、舌片54aの切
欠き60と爪部51bの係合を解除する。すると
変速操作系はフリーの状態になり、これにより上
述と逆に操作することで、パーキングギヤ37か
らポウル65の爪65aが外れてパーキングロツ
クも解除する。 なお、上記実施例では変速操作系としてコント
ロールシヤフト40以降について説明したが、実
際にはそのコントロールシヤフト40以前にチエ
ンジレバーがあり、そのチエンジレバーでのシフ
トパターンは第2図のものに対し上下を反対にし
たものになつている。
的に説明する。まず、本発明が適用される自動車
に変速機が車体左右方向に向けて搭載される横置
き変速機であり、且つその変速機は電磁粉式クラ
ツチ付き変速機で、手動操作されるチエンジレバ
ーのシフトパターンに前進各変速段、後退段及び
パーキングの各位置を有しており、チエンジレバ
ーから上記横置きの電磁粉式クラツチ付き変速機
に平面視略L字形に屈曲して変速操作機構が設け
られるものである。 そこで第1図において横置きの電磁粉式クラツ
チ付き変速機について説明すると、符号1はエン
ジンからのクランク軸、2は電磁粉式クラツチ、
3は例えば前進4段後進1段の変速機、4は終減
速機である。 電磁粉式クラツチ2は、クラツチ等のケース5
内にクランク軸1に対してドライププレート6を
介して結合されるドライブメンバ7を有し、この
ドライブメンバ7にコイル8が内蔵してあり、且
つメンバ7内側にはパウダー室9から電磁粉が集
積されるギヤツプ10を介してドリブンメンバ1
1が近接して嵌合し、このドリブンメンバ11の
ボス部11aが、変速機3の入力軸12に回転方
向一体的にスプライン結合している。また、ドラ
イブメンバ7にはキヤツプ13が一体的に取付け
られ、このキヤツプ13のボス部13aに給電ブ
ラシ14と摺接するスリツプリング15が設置さ
れて、スリツプリング15をコード等によりコイ
ル8に結線して給電するようになつている。 これにより、エンジン運転時ドライブメンバ7
のコイル8に電流を通じて、そのドライブメンバ
7およびドリブンメンバ11相互に磁力線を生じ
させ、ギヤツプ10に電磁粉を鎖状に結合して集
積することで、その結合により、ドライブおよび
ドリブンメンバ7,11を係合してエンジンクラ
ンク軸1の動力を変速機入力軸12に伝達するの
である。そして、コイル電流を例えば変速時に変
化して電磁粉による結合力を減じることにより、
クラツチ解放状態になり、これらの変速とコイル
電流変化を同時に行うことでクラツチペダルの操
作を不要にしたオートクラツチシステムになる。
一方、エンジン停止時には、バツテリーの電気容
量に限度があり、車両走行しないのであるから、
クラツチ係合状態に保持する必要性もないなどの
点を考慮してコイル電流を断つようになつてお
り、これによりクラツチ解放状態になる。 変速機3は、上記ケース5内において入力軸1
2に第1速ないし第4速のドライブギヤ16ない
し19が一体的に設けられ、この入力軸12に対
して出力軸20が平行配置されて、そこに上記各
ギヤ16ないし19と常時噛合うドリブンギヤ2
1ないし24が回転自在に嵌合してある。そして
隣接する2個のドリブンギヤ21,22を同期機
構25で出力軸20に選択的に結合し、ドリブン
ギヤ23,24を同様に他の同期機構26で出力
軸20に選択的に結合するようになつており、更
に後進用のギヤ機構27が設けられる。これによ
り、後述する変速操作機構で、同期機構25をギ
ヤ21側に動作して、それを出力軸20に結合す
ることで、入力軸12の回転がギヤ16,21に
より最も減速して出力軸20に伝達して第1速が
得られる。以下同様にして、同期機構25をギヤ
22側に動作して第2速が、同期機構26をギヤ
23または24の側に動作して第3速または第4
速が得られ、ギヤ機構27の動作で後退段が得ら
れる。 また、出力軸20のクラツチ側端部には出力ギ
ヤ28が設けられ、これが終減速機4の差動装置
29におけるリングギヤ30に噛合つており、こ
れにより変速機出力軸20の動力がリングギヤ3
0からケース31、スパイダ32、ピニオン33
を介してサイドギヤ34に伝達され、更に車軸3
5を介して駆動輪に伝達される。 そこで、このような動力伝達系において、変速
機3の出力軸20の出力ギヤ28と反対側が軸受
36を介して更に延長されて、そこにパーキング
ギヤ37が取付けられ、このギヤ37等を覆うよ
うにカバー38がケース5に被着してある。 次いで変速操作機構について説明すると、第2
図と第3図において、符号40は図示しないチエ
ンジレバーからのコントロールシヤフトであり、
このコントロールシヤフト40が上記変速機3の
終減速機4、電磁粉式クラツチ2のキヤツプボス
部13aの付近の下部を通り、そのシヤフト40
と一体的なアーム41がケース5の電磁粉式クラ
ツチ2と変速機3の間の仕切り5aの変速機側に
取付けられたセレクト装置42のセレクトレバー
43に連結している。また変速機3の出力軸20
の下部にはそれに沿つて、第1速と第2速のシフ
タレール44、第3速と第4速のシフタレール4
5及び後退段とパーキングのシフタレール46が
水平面上平行に配置してあり、シフタレール44
には同期機構25を動作するシフタフオーク47
とシフタアーム48が、シフタレール45には同
期機構26を動作するシフタフオーク50bを一
体的に備えたシフタアーム50が、シフタレール
46には後進用ギヤ機構27のアイドラギヤ27
aを反転リンク機構49を介して動作する中空軸
状のシフタアーム51がそれぞれ取付けられてい
る。 セレクト装置42は第4図ないし第6図に詳記
するように、筐体52内にシヤフト53が垂直に
取付けられて、このシヤフト53の下部にセレク
トレバー43がセレクト操作の場合に上下動し、
シフト操作の場合に回動するように嵌合し、セレ
クトレバー43を挾むようにしてインターロツク
プレート54がその上下動の場合のみ一緒に移動
すべく取付けてある。シヤフト53の上部にはロ
ツクボール55を有するプランジヤ56がセレク
トレバー43及びインターロツクプレート54を
最も上方移動した後退段及びパーキングへのセレ
クトの場合にのみ連動して、アクセントスプリン
グ57により節度感を付与するように設けられ
る。セレクトレバー43はベルクランクの如く形
成されて、略90度の角度で係止部43aと連結部
43bを有し、その連結部43bが上記コントロ
ールシヤフト40からのアーム41に連結してお
り、係止部43aの方向の筐体52側には窓58
が開口している。インターロツクプレート54は
セレクトレバー43の係止部43aを上下から挾
むように接近させた2個の舌片54a,54bを
有し、これらの舌片54a,54bを筐体52側
の溝59に嵌合して回り止めされている。 ところで、セレクトレバー43の係止部43a
とインターロツクプレート54の舌片54a,5
4bは略同一の幅で、中立位置において一直線上
に並ぶものであり、この位置にて第4図のように
シフタアーム48,50,51の凹部48a,5
0a,51aが下から順に重ねて配置される。そ
して、後退段及びパーキングを得る最上のシフタ
アーム51の凹部51aにおいて第4図の右側、
即ち後退段へのシフト方向側の爪部51bが若干
厚くされ、第4図左側のパーキング位置へのシフ
トの際に爪部51bが位置する個所の上方舌片5
4aの下端に切欠き60が係合すべく形成され
る。 第2図、第7図及び第8図において変速機3の
パーキングギヤ37をロツクするパーキングロツ
ク装置61について説明すると、そのパーキング
ギヤ37の近傍のシフタレール46側にカム62
がパーキング位置へのシフト時にはスプリング6
3を介して移動し、パーキング位置から戻す場合
はスナツプリング64で直接的に後退するように
装着され、パーキングギヤ37の直下にパーキン
グポウル65が一端をシヤフト66で支持すると
共にリターン用のスプリング67が付勢されて、
他端の爪65aをパーキングギヤ37に噛合うよ
うに架設してある。そして上記カム62とポウル
65にそれぞれ斜面部62a,65bが形成され
て、カム62を軸方向に移動する場合にそれらの
斜面部62a,65bの係合作用によりポウル6
5を上方へ方向変換して揺動させ、爪65aをパ
ーキングギヤ37に噛合わせるようになつてい
る。 本発明はこのように構成されているから、第2
図のようにコントロールシヤフト40を左側に回
すことでアーム41によりセレクトレバー43と
インターロツクプレート54が共に下方に移動し
て、上方の舌片54aにより上部2個のシフタア
ーム50,51の凹部50a,51aが閉塞さ
れ、これにより係止部43aは最下のシフタアー
ム8の凹部48aとのみ確実に係合して第1速及
び第2速へのセレクトが行われる。そこでこの状
態でコントロールシヤフト40を軸方向移動する
と、セレクトレバー43の回動により、その係止
部43aと係合するシフタアーム48、シフタレ
ール44及びシフタフオーク47が移動して第1
速または第2速にシフトされる。また、コントロ
ールシヤフト40を中立位置にすると、セレクト
レバー43とインターロツクプレート54が少し
上方移動してそのプレート54をプランジヤ56
に当接するようになる。この場合には、第4図の
ように上下の舌片54a,54bが上下のシフタ
アーム51,48の凹部51a,48aを閉塞す
ることで、係止部43aが中間のシフタアーム5
0の凹部50aにのみ係合し、こうして上記同様
に操作することで第3速または第4速が得られ
る。 次いでコントロールシヤフト40を力を入れて
強く右側に回すと、セレクトレバー43とインタ
ーロツクプレート54及びプランジヤ56がアク
セントスプリング57に抗して更に上方移動し、
下部2個のシフタアーム50,48の凹部50
a,48aが下方の舌片54bで閉塞されること
により係止部43aは最上のシフタアーム51の
凹部51aにのみ係合する。そこでこの状態でコ
ントロールシヤフト40を軸方向一方に移動して
セレクトレバー43によりシフタアーム51及び
シフタレール46を第2図の右側に移動すると、
反転リンク機構49により後進用ギヤ機構27の
アイドラギヤ27aが第1図の左側に移動して後
退段が得られる。 一方、エンジン停止後の駐車の際にコントロー
ルシヤフト40を上記後退段と同様にセレクト
し、その場合と逆方向のパーキング位置にシフト
すると、セレクトレバー43の係止部43aによ
りシフタアーム51が第9図のように左側に移動
し、これによりシフタレール46も第2図におい
て同様に左側に移動する。そのため、パーキング
ロツク装置61においてスプリング63を介して
カム62も移動し、それとパーキングポウル65
の斜面部62a,65bの係合によりポウル65
の爪65aがパーキングギヤ37に噛合つて、そ
のギヤ37と共に変速機出力軸20を含む動力伝
達系がロツクされる。 ところでこのとき、インターロツクプレート5
4の舌片54aにおける切欠き60にシフト状態
のシフタアーム51の凹部51aにおける一方の
爪部51bが近接して一致しているため、上記パ
ーキング位置へシフトした後にチエンジレバーか
ら手を離すとアクセントスプリング57によりプ
ランジヤ56、インターロツクプレート54及び
セレクトレバー43が若干下降して上記切欠き6
0に爪部51bが係合する。そこで、コントロー
ルシヤフト40以降パーキングロツク装置61に
至る変速操作系の戻りが阻止されて、そのパーキ
ングロツク状態が安易に解除しないように保持さ
れる。この結果、パーキング位置の最終のシフト
パターンは第2図のようにシフト後中立位置側に
若干セレクトしたものになる。 従つて、パーキング位置を解く場合は、コント
ロールシヤフト40によりまず若干セレクトして
セレクトレバー43、インターロツクプレート5
4等を上方移動することにより、舌片54aの切
欠き60と爪部51bの係合を解除する。すると
変速操作系はフリーの状態になり、これにより上
述と逆に操作することで、パーキングギヤ37か
らポウル65の爪65aが外れてパーキングロツ
クも解除する。 なお、上記実施例では変速操作系としてコント
ロールシヤフト40以降について説明したが、実
際にはそのコントロールシヤフト40以前にチエ
ンジレバーがあり、そのチエンジレバーでのシフ
トパターンは第2図のものに対し上下を反対にし
たものになつている。
以上説明したように本発明によると、パーキン
グ位置へシフトした場合に、セレクトレバー43
に付設されて筐体52側で強固に支持されるイン
ターロツクプレート54を用い、その舌片54a
の切欠き60とシフタアーム51側の爪部51b
の係合により変速操作系をロツクしてパーキング
ロツク状態に保持するので、パーキング位置での
セレクト量が少なくて確実にロツクすることがで
き、その解除の操作系が容易になり、且つ他の操
作での強度的、操作的な不都合を生じない。ま
た、既製の構成部品を用いており、一部を変更す
るだけですむので構造的に有利である。
グ位置へシフトした場合に、セレクトレバー43
に付設されて筐体52側で強固に支持されるイン
ターロツクプレート54を用い、その舌片54a
の切欠き60とシフタアーム51側の爪部51b
の係合により変速操作系をロツクしてパーキング
ロツク状態に保持するので、パーキング位置での
セレクト量が少なくて確実にロツクすることがで
き、その解除の操作系が容易になり、且つ他の操
作での強度的、操作的な不都合を生じない。ま
た、既製の構成部品を用いており、一部を変更す
るだけですむので構造的に有利である。
第1図は本発明が適用される一例として電磁粉
式クラツチ付き変速機を示す断面図、第2図は変
速操作系の平面図、第3図は第2図の−断面
図、第4図は本発明の要部を示すセレクト装置の
断面図、第5図と第6図は同斜視図、第7図は第
1図の−断面図、第8図は第7図の−断
面図、第9図はパーキング位置へシフトした場合
の動作状態を示す断面図である。 37……パーキングギヤ、40……コントロー
ルシヤフト、43……セレクトレバー、43a…
…係止部、51……シフタアーム、51a……凹
部、51b……爪部、54……インターロツクプ
レート、56……プランジヤ、57……アクセン
トスプリング、60……切欠き、62……カム、
65……パーキングポウル。
式クラツチ付き変速機を示す断面図、第2図は変
速操作系の平面図、第3図は第2図の−断面
図、第4図は本発明の要部を示すセレクト装置の
断面図、第5図と第6図は同斜視図、第7図は第
1図の−断面図、第8図は第7図の−断
面図、第9図はパーキング位置へシフトした場合
の動作状態を示す断面図である。 37……パーキングギヤ、40……コントロー
ルシヤフト、43……セレクトレバー、43a…
…係止部、51……シフタアーム、51a……凹
部、51b……爪部、54……インターロツクプ
レート、56……プランジヤ、57……アクセン
トスプリング、60……切欠き、62……カム、
65……パーキングポウル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パーキング位置を後退段と同じセレクト方向
でそれと反対のシフト方向に設け、チエンジレバ
ーを上記パーキング位置に操作した場合に、セレ
クトレバー及びそれに付設されるインターロツク
プレートを共にアクセントスプリングに抗して移
動し、且つ上記セレクトレバーのみを回動してパ
ーキングロツク用のシフタアームを移動する変速
操作機構において、 該シフタアームの上記セレクトレバー係止部と
係合する凹部の爪部が、パーキング位置への操作
の際に位置する個所の上記インターロツクプレー
ト側に切欠きを形成し、パーキング位置への操作
後チエンジレバーから手を離した場合に、上記ア
クセントスプリングにより上記シフタアームの爪
部を上記インターロツクプレートの切欠きに係合
させて該シフタアームの戻りを阻止するように構
成したことを特徴とするチエンジレバーのパーキ
ングロツク機構。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56082763A JPS57198150A (en) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | Parking lock mechanism of change lever |
US06/382,435 US4493403A (en) | 1981-05-30 | 1982-05-26 | Parking lock mechanism for a shift lever |
GB8215348A GB2099935B (en) | 1981-05-30 | 1982-05-26 | Parking lock mechanism for a shift lever |
DE3220260A DE3220260C2 (de) | 1981-05-30 | 1982-05-28 | Parksperreinrichtung für ein Getriebe eines Kraftfahrzeugs |
FR8209495A FR2506706A1 (fr) | 1981-05-30 | 1982-06-01 | Mecanisme de verrouillage d'un levier de changement de rapport en position de stationnement, pour vehicule automobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56082763A JPS57198150A (en) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | Parking lock mechanism of change lever |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57198150A JPS57198150A (en) | 1982-12-04 |
JPH0343105B2 true JPH0343105B2 (ja) | 1991-07-01 |
Family
ID=13783476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56082763A Granted JPS57198150A (en) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | Parking lock mechanism of change lever |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4493403A (ja) |
JP (1) | JPS57198150A (ja) |
DE (1) | DE3220260C2 (ja) |
FR (1) | FR2506706A1 (ja) |
GB (1) | GB2099935B (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
KR101453207B1 (ko) * | 2013-09-17 | 2014-10-22 | 주식회사 고리 | 소방배관용 조성물 및 이를 이용하여 성형한 단층형 소방배관 |
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JP3306217B2 (ja) * | 1994-04-04 | 2002-07-24 | 愛知機械工業株式会社 | 無段変速機のパーキング機構 |
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SE506065C2 (sv) * | 1996-02-28 | 1997-11-03 | Volvo Ab | Motorfordonsväxellåda med en parkeringsbroms |
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US10132408B2 (en) | 2016-08-17 | 2018-11-20 | GM Global Technology Operations LLC | Park actuator assembly for an automatic transmission and a transmission including a park actuator assembly |
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-
1981
- 1981-05-30 JP JP56082763A patent/JPS57198150A/ja active Granted
-
1982
- 1982-05-26 US US06/382,435 patent/US4493403A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-05-26 GB GB8215348A patent/GB2099935B/en not_active Expired
- 1982-05-28 DE DE3220260A patent/DE3220260C2/de not_active Expired
- 1982-06-01 FR FR8209495A patent/FR2506706A1/fr active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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DE3220260C2 (de) | 1986-06-19 |
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GB2099935A (en) | 1982-12-15 |
FR2506706B1 (ja) | 1985-03-22 |
GB2099935B (en) | 1985-05-15 |
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