JPH0343087A - ミコバクテリウム属の同定のためのdnaのハイブリダイゼーシヨンプローブ - Google Patents

ミコバクテリウム属の同定のためのdnaのハイブリダイゼーシヨンプローブ

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JPH0343087A
JPH0343087A JP2124304A JP12430490A JPH0343087A JP H0343087 A JPH0343087 A JP H0343087A JP 2124304 A JP2124304 A JP 2124304A JP 12430490 A JP12430490 A JP 12430490A JP H0343087 A JPH0343087 A JP H0343087A
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JP
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mycobacterium
tuberculosis
nucleic acid
dna
mycobacterium tuberculosis
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Dyann F Wirth
ダイアン・エフ・ワース
Rubina J Patel
ルビナ・ジエイ・パテル
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    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6876Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes
    • C12Q1/6888Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes for detection or identification of organisms
    • C12Q1/689Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes for detection or identification of organisms for bacteria

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ミコバクテリウム属(Mycobacter
ium)の同定のためのDNAのハイブリダイゼーショ
ンプローブに関する。
本発明は、要約すれば、次の通りである:ヒト型結核菌
(Mycobacterium  tuberculo
sis)(以後、M、tuberculosis)のゲ
ノムの核酸に対して特異的な核酸配列を開示する。この
配列はM、tuberculosisからのものであり
、モしてミコバクテリアの結核のコンプレックスのある
構成員、例えば、M、tuberculosiss ウ
シ型結核菌(Mycobacterium  bovi
s)(以後、M、bovis)およびM、tlovis
のモントリオール(Montrea+)菌株(Calm
ette  Bacille−Guerin)とハイブ
リダイゼーションすることができる。本発明は、また、
M、tab、erculosisの分離された核酸配列
から誘導されたオリゴデオキシリボヌクレオチドのプラ
イマーを使用するポリメラーゼ連鎖反応(P CR)に
よるミコバクテリアの核酸の増幅により同定されf: 
D N A断片に関する。このようにして増幅されたD
NA断片は、M、tuberculosisからの核酸
と特異的にハイブリダイゼーションするであろう。
本発明は、また、核酸配列を使用する診断方法、例えば
、ハイブリダイゼーションアッセイ、およびこのアッセ
イを実施するためのキットに関する。
ミコバクテリアは、酸抵抗性のグラム陽性バクテリアの
種々の集合体であり、それらのあるものはヒトおよび動
物における重要な病気を引き起こす因子である、ブルー
ム(Bloom)ら、Rev、Infect、Dis、
、5ニア65−780 (1983);チャバラス(C
haparas)、CRD  Rev、Microbi
o!、、9:139−197 (1982)。人間にお
いて、2つの最も普通のミコバクテリアが引き起こす病
気はらいおよび結核であり、これらは、それぞれ、らい
菌(Mycobacterium  Ieprae)お
よびヒト型結核菌(Mycobacterium  t
uberculosis)の感染から生ずる。
他のミコバクテリア種は、結核および結核様病気を引き
起こすことができる。ワレス(Wallace)、R,
J、ら、感染症の概観(Review  of  In
fectious  Disease)、5 : 65
7−679 (1984)、例えばぜ鳥型結核菌(My
cobacter iumavium)(以後、M、a
vium)は、ニワトリおよび他の鳥類における結核を
引き起こす。
M、avium−intracel、Iulare複合
体は、後天性免疫欠損症候群(AIDS)をもつ個体の
うちで重要な病原体となった。AIDSをもつ個体のあ
る群は、同様によく結核の顕著に増加した発生を有する
。ピチェニク(Pitchenik)、A、E、、内科
学の記録(Annals  of  Internal
  Medicine)、101:641−645 (
1985)。
ウシ型結核菌(Mycobacterium(M。
)bovis)は、ウシにおける結核を引き起こす種で
あり、そしてヒトおよび他の動物に伝染し、結核をまた
引き起こす。ミコバクテリウム(Mycobacter
iacea)族の「結核コンプレックス」は、また、M
、africanumおよびM、m1crotiを包含
する。パテル(Patel)、R,J、 ら、Rev、
Infect。
Diseases、土工:5upp1.2S411−5
419 (1989)。
現在、はとんどすべての結核はM、tuberculo
sisの呼吸の感染により引き起こされる。感染はある
ものにおいて無症候性であるが、他の個体において、そ
れは重大な衰弱または死に導く肺の病変を生成する。
今日、結核はことに開発途上国において有意の健康の問
題である。世界中で、はぼ1100万人はこの病気をも
ち、そして毎年約350万人はこの病気に新しくかかる
。米国コンブレス(Congress)、OTA、r熱
帯病についての生医学の研究および関係する技術の状勢
(S t a t us  of  Biomedic
al  Re5earch  and  Re1ate
d  Technology  for  Tropi
cal  Diseas e s) 、0TA−H−2
58、ワシントンD。
C,,1985゜ これらのミコバクテリアの病気の診断手段はめったに適
切ではない。効率よい患者の管理および伝染の抑制は、
実験室において病因学の因子の急速に同定のための技術
のにおける現在の不適切さにより危うくされる。比較的
小さい数のバチルス属は顕微鏡検査により検出すること
ができる、シューメイカ−(Shoemake r)、
S−A、 ら1Am、  Res、  Re5pir、
Dis、  、 131エフロ0−763 (1985
)、が、ヒト型結核菌(Mycobacterium 
 tuberculosis)は形態学単独にに基づい
て他の酸抵抗性バチルス属から弁別することができない
こうして、酸抵抗性微生物を含有する標本を培養して、
基準、例えば、増殖速度、コロニーの形態学、生化学的
挙動、および薬物感受性により、より明確な同定を可能
としなくてはならない。ベスタル(Vestal)、A
、L−HEW  Publ、No、(CDC)77−8
230アトランタ、1975 ;ベイテス(Bates
)、J、H,、Am、Res、Re5pir、Dis、
、132:1342(1985)、M、tubercu
losisは培養が困難であり、そして15〜20時間
の世代時間を有する。ワイン(Wayne)L、G、、
Am、Res、Re5pir、Dis。
、125 (Suppl、)31−41 (1982)
、実験室の結果を得ることができる前の6週までの遅延
は異常でない。
最近、ミコバクテリアの同定についての新規なアプロー
チはこの待機期間を7〜lO日に短縮した。参照、例え
ば、グロス(Gross)、W。
M、およびJ、E、ホウキンス(Hawk i n s
)J、Cl1n、Microbiol、、21:565
−568 (1985);キニスレイ(Knisley
)、C,V、ら、J、Cl1n、Microbiol、
、22ニア61 767 (1985)。これらの方法
の大部分は、有機体が生体外で多少複製することを必要
とする。M、tuberculosisにおけるリポソ
ームのRNA配列に対して相同性のDNAプローブは、
ジエン−プローブ(Gen−Probe)(カリフォル
ニア州すンジエゴ)から商業的に入手可能である。
コーン(Kohne) 、D、E、 、WO34027
21(1984年7月19日);ホウガン(Hogan
)、j、J、、WO3803957(1988午6月2
日)。このプローブを使用して実施する診断試験は培養
した有機体について実施しか(でけか^九・い−か〆t
?^ デの嘴辻I→玖中ぬ標本への直接の適用について
試験されなかったからである。
M、tuberculosisの感染についての改良さ
れた診断アッセイが要求されている。
本発明は、ヒト型結核菌(Mycobacterium
  tuberculosis)のゲノムの核酸に特異
的にハイブリダイゼーションする核酸配列に関する。と
くに、本発明は、ヒト型結核菌(Mycobacter
ium  tuberculosis)、ウシ型結核菌
(Mycobacterium  bovis)、およ
びウシ型結核菌(Mycobacterium  bo
vis)のモントリオール(Montreal)菌株(
Bcille  Calmette−Guerfn)か
らの核酸にハイブリダイゼーションするが、鳥型結核菌
(Mycobacter、ium  avium)、ミ
コバクテリウム・イントラセールラレ(Mycobac
terium  1ntracelluIare)、お
よびミコバクテリウム・スクロフう−h r’7 /、
 / LJ−、−−1−−−h −−rofulace
um)からの核酸にハイブリダイゼーションしない、ヒ
ト型結核菌(Mycobacterium  tube
rculosis)の分離されたデオキシリボ核酸配列
に関する。本発明は、また、前述の配列から誘導された
オリゴデオキシリボヌクレオチドのプライマーを使用す
るポリメラーゼ連鎖反応によるミコバクテリアの核酸の
増幅により同定される核酸配列に関する。
本発明の核酸配列は、M、tuberculosisの
急速な同定のためのハイブリダイゼーションアッセイに
おいて、核酸プローブとして有用である。
ヒト型結核菌(Mycobacteriumtuber
culosis)の核酸に対して特異的にハイブリダイ
ゼーションするDNA断片を分離し、そして配列決定す
る。この断片は1.016塩基対から戊り、そしてその
ヌクレオチド配列は第1図に記載されている。この断片
をプラスミFpMTbA中にクローニングした、パテル
(Patel)、R,J、ら、Rev、Infect。
Diseases、土工:5upp1.2S411−5
419 (1989)、その教示をここに引用によって
加える。クローニングした断片は507および509塩
基の2つのほぼ同一の断片から成る。参照、第1図およ
び例示。このDNA断片は、M、tuberculos
is、M+ bovis、およびM、bovis  B
GC(Bacille  Calmette−Guer
in)に特異的にハイブリダイゼーションする。DNA
断片は、M、avium、M、1ntracellu1
@re、およびM−scrofulaceumにハイブ
リダイゼーションしない。この核酸の断片、この断片の
一部分、またはこの断片の機能的に同等の変異型は、後
述するように、M、tuberculosisについて
のハイブリダイゼーションアッセイにおいて使用するこ
とができる。
機能的に同等の変異型は、M、tuberculosi
sへのハイブリダイゼーションに対する配列の特異性に
影響を与えないで、塩基対が欠失され、挿入されいるか
、あるいは置換されている配列を包含する。
DNA断片は、また、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)
技術によるミコバクテリアのDNA配列の増幅のための
プライマー源である。これは追加の配列特異的核酸配列
の同定を可能とする。2つの増幅すべきミコバクテリア
のゲノム(すなわち、鋳型)の領域をフランキングする
(flank)、オリゴデオキシリボヌクレオチドのプ
ライマー一般に約18〜22ヌクレオチドの長さ、を使
用する。一方のプライマーは(+)鋳型鎖に対して相補
的であり、そして他方は(−)鋳型鎖に対して相補的で
ある。一方のプライマーを変性したゲノムの鋳型の(+
)鎖にアニーリングし、そしてDNA特異的(dire
cted)DNAポリメラーゼおよびデオキシヌクレオ
シドトリホスフェートで伸長する。これは標的配列のレ
プリカである(−)鎖の断片を合皮する。同時に、同様
な反応は他方のプライマーを使用して起こり、新しい(
+)鎖をつくる。これらの新しく合皮されたDNA鎖は
、それら自体プライマーのための鋳型である。変性、ア
ニーリングおよび伸長の反復したサイクルは、プライマ
ーにより定められたミコバクテリアの標的配列を増幅す
る。このようにして、DNA配列は増幅され、そしてハ
イブリダイゼーションアッセイにおいてDNAプローブ
として使用することができる。参照、例えば、米国特許
第4.683.202号(Mullis)、その開示を
ここに引用によって加える。
次いで、明確な増幅されたDNA断片をクロマトグラフ
ィーのゲルで精製することができる。増幅したDNA断
片の特異性は、増幅した断片をミコバクテリアのDNA
とハイブリダイゼーションするか、あるいはそれをPC
R産生物のためのハイブリダイゼーションプローブとし
て使用することによって試験することができる。
好ましいプライマーは長さが18〜22ヌクレオチドで
あり、そして9MTb4の1016塩基対の配列から合
皮する。これらのプライマーは、ミコバクテリアの1l
lffiDNAとのポリメラーゼ連鎖反応において使用
する。この手順は2対のオリゴヌクレオチドのプライマ
ー(第2図に示す配列:を使用して実施した。プライマ
ーをM、tuberculosisの6つのATCC菌
株およびM。
aviumの3つの菌株の核酸にハイブリダイゼーショ
ンした。明確な断片を増幅し、そして臭化エチジウムで
染色したアガロースゲルまたはポリアクリルアミドゲル
で分割した。これらのゲルからのDNAをニトロセルロ
ースのフィルターに移し、そしてM、tubercul
osisのDNAから誘導されたプライマーとのポリメ
ラーゼ連鎖反応により増幅したDNAから成るグローブ
との配列特異性について試験した。下により詳細に記載
するように、M、tuberculosisの核酸にお
いて増幅した断片との有意なハイブリダイゼーションが
存在したが、M、aviumの核酸を含有するフィルタ
ーへの検出可能なハイブリダイゼーションは存在しなか
った。PCR増幅した配列は、M、tuberculo
sisの検出のための核酸ハイブリダイゼーションアッ
セイにおいて使用することができる。
記載する方法は一般的応用を有する:それを使用して他
の配列特異性のミコバクテリアの核酸配列同定および分
離することができる。例えば、ミコバクテリアの種から
のゲノムのDNA断片をクローニングし、そして配列決
定することができる。
配列のデータから、オリゴヌクレオチドのプライマーは
ミコバクテリアのDNAのPCR増幅のために合皮する
ことができる。増幅したDNAは配列特異性について試
験することができる。
本発明の核酸配列は、M、tubercul。
sisを検出するためのプローブとして使用することが
できる。ハイブリダイゼーシBンアッセイは種々の実施
態様を有することができる。一般に、試験すべき核酸の
試料を核酸グローブとともに、それがヒト型結核菌(M
ycobacterium  tuberculosi
s)の核酸に特異的Iこハイブリダイゼーションする厳
格さの適当な条件下にインキュベーションする。インキ
ュベーション後、ハイブリダイゼーションしないプロー
ブを除去し、そして試料をヒト型結核菌(Mycoba
cterium   tuberculosis)の核
酸の存在または量の指示として、ハイブリダイゼーショ
ンしたグローブについて分析スる。
分析すべき核酸をミコバクテリアのJflaから抽出す
る。必要に応じて、抽出したDNAを制限酵素で消化し
、そして生ずるDNA断片を大きさに基づいて分離する
(例えば、ゲル電気泳動により)DNAはニトロセルロ
ースのフィルターへ結合することができる。次いで、ニ
トロセルロースに結合した断片を、標識した核酸プロー
ブでプロービングする。標識を放射性同位元素、例えば
、32Pであることができる。ニトロセルロースに結合
した断片は、標識したプローブ: DNAの複合体の発
生を明らかにする。
他の実施態様において、本発明の核酸プローブを使用し
て、試料のDNAを固体の支持体上に特異的に固定化ま
たは「捕捉コする。プローブを固体の支持体、例えば、
ポリスチレンへ結合する。
プローブは、また、支持体の層または下層へ結合するこ
とができ、これは固体の支持体上へ直接被覆する。プロ
ーブは、下層へ結合することができるオリゴマーのヌク
レオチドの「ティル」を通して、下層へ添付することが
できる。適当な条件下に、プローブは試料中の標的核酸
配列にハイブリダイゼーションし、こうして相補的標的
DNA配列んハイブリダイゼーションした捕捉プローブ
から成る複合体を形成する。固体の支持体は、必要に応
じて、試料から分離することができ、そして−船釣標識
を固体の支持体に添加する。標識のデオキシヌクレオシ
ドトリホスフェートは試料からのミコバクテリアのDN
Aの指示体として働く。
固体の支持体、下層を調製し、そしてグローブを標識す
る方法は、この分野I;おいてよく知られている。参照
、ナガタ(Nagata)ら、FEBS、183.37
9−382 (1985)は、ポリスチレンのマイクロ
タイタープレートのウェルへ固定化したDNAの使用を
記載しでいる;ポリスキー−シンキン(Po Iysk
y−cynkin)ら、臨床化学(clinical 
 ’Chemistry)、31:ldl只−IAA’
J (1985)は、臨床的アッセイにおける固定化し
た捕捉グローブの使用を記載している;ウオルフ(Wo
lf)ら、核酸の研究(Nucleic  Ac1ds
  Re5earch)、上5:2911−2926 
(1987)は、ラテックス被覆したポリスチレンビー
ズへのオリゴヌクレオチドの共有結合の取り付けの方法
を記載している;スタビンスキー(Stabinsky
)の米国特許第4゜751.177号は、ティルト(t
ailed)捕捉プローブおよびオリゴ−(dT)を含
有する固体の支持体を記載している:およびソダーラン
ド(Sode r 1 and)の英国特許出願GB2
1694403A号(1985)は、親和性に基づく捕
捉ハイブリダイゼーション方法を記載している。
ハイブリダイゼーションアッセイは、プローブとの接触
およびハイブリダイゼーションを起こすために十分な、
任意のバクテリアの試料について実施することができる
。試料は、細胞内の分子構造を崩壊する因子を使用して
前処理する。これらの因子または手順は、試料中に存在
する細胞を崩壊して、核酸を解放するであろう。このよ
うな因子は、一般に、細胞の分子構造を崩壊する化合物
または溶媒である、すなわち、これらの因子は、一般に
標本中に見いだされる、タンパク質、核酸および多糖類
を包含する、バイオポリマーの二次、三次および/また
は四次構造を崩壊することができる。分子構造を崩壊す
る因子の例は、次の通りである:カオトロピズムの塩類
(例えば、グアジニウムチオシアネート)、および大き
い酸性アニオンの一価の塩類(例えば、トリクロロアセ
テート、トリフルオロアセテート)、変性洗浄剤(例え
ば、ドデシル硫酸塩)、加水分解性酵素(例えば、プロ
テアーゼ)、および疎水性結合を崩壊する化合物(例え
ば、フェノール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、テトラメチル尿素、塩酸グアジニウム)ま
たは水素結合(例えば、尿素、ホルムアミド)。分子構
造を崩壊する物理学的または機械的手段、例えば、凍結
融解を、また、使用して試験のための試料を調製するこ
とができる。好ましい凍結−融解の技術は、ミコバクテ
リアの細胞を約−70℃に凍結し、次いで試料を融解す
ることである。これはリゼイトを提供し、これは分離ま
たは濾過の工程を必要としないで核酸グローブとのハイ
ブリダイゼーションにおいて直接使用することができる
。分子構造を崩壊する因子は、単一にまたは種々の組み
合わせで使用してジサルファイド結果を達成することが
できる。
これらの手順により抽出されたミコバクテリアのDNA
は、それ自体、PCR方法により増幅することができる
。もとの試料が小さい数の標的ミコバクテリアのDNA
を含有する場合、このような増幅は望ましい。この増幅
工程のために選択したDNAプライマーは、検出するこ
とを意図する特定の標的ミコバクテリアがどれであるか
に依存する。
本発明のDNAハイブリダイゼーションプローブは、臨
床的使用のためのキットに組み込むことができる。この
ようなキットは核酸プローブおよび、必要に応じて、グ
ローブを標識する手段を包含するであろう。プローブは
遊離の形態で使用するか、あるいは捕捉グローブとして
固体の支持体へ結合することができる。キットは、また
、細胞溶解のための溶液または他のカオトロビズム剤、
洗浄溶液および緩衝剤をアッセイの特定のフォーマット
に依存して含有することができる。
次の実施例によって、本発明をさらに説明する。
実施例 実施例1 この実施例は、M、tuberculosisからの1
016塩基対のDNA配列のサブクローニングおよび配
列決定を例示する。
クローニングベクターpBIuescrpt KS(+、)およびSK(+)(Stratagene
  Cloning  Systemss カリ7オル
ニア州ラジヨラ)を、HindllIおよび5all 
(New  England  BiolBbs、マサ
チュセッツ州ベベリイ)で消化し、そして仔つシ腸ホス
ファターゼ(Boehringer  Mannhei
m  Biochemicals、インジアナ州インジ
アナポリス)。M。
tuberculosisの460bpを含有するpB
R322プラスミドを、源材料として使用した。、ペイ
チル(Facet)ら、Rev、Infect、Dis
eases、Supplement2.5411−S4
19 (1989)、その開示をここに引用によって加
える。lOμgのこのプラスミドを順次にHindII
I、5a11およびpvu I Iで消化し、モしてミ
コバクテリアのインサートを含有するほぼ1.6キロ塩
基(kb)のHindlII−SalI断片を、T4リ
ガーゼとの一夜のインキュベーションの間にpBIue
scriptベクター中に強制的にクローニングした。
結合反応のアリコートを使用して、Escherich
ia  coli  JM109を形質転換した。10
0μg / m Qのアンピシリン、0.33ミリモル
のイソプロピル−8−D−チオガラクトプラノシド(I
 PTG、S i gmaChemical  Go、
、ミゾリー州セントルイス)および0.003%の5−
ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−ベーターD−ガ
ラクトピラノシド(X−ga 1.S i gma)を
含有するLB寒天平板からのほぼ6つの白色コロニーを
、各ベクターについて不規則にピックアップし、そして
5m+2のLBジグロス中一夜増殖させた。1%のアガ
ロースゲルのミニ調製物の電気泳動において、すべての
コロニーは同一大きさのインサートを有することが示さ
れた。プラスミドのpMTB4KS2およびpMTb4
3に2を、塩化セシウムの密度遠心により精製した。
B、 配列決定についてネステッド(nested)欠
失 プラスミドpMTb4KS2をグロトタイプとして使用
して、ネステッド欠失をつくった。プラスミドpMTb
4SK2を順次にKpnlおよび5altで消化し、モ
してフェノール/クロロホルムで精製し、そしてエタノ
ール沈澱させた。直線化したDNAをエクソヌクレアー
ゼIIIで室温において0.2.4.6.8および10
分間消化した。各時点において、消化物のアリコートを
氷上に維持したヤエナリヌクレアーゼを含有する管に移
した。次いで、これらの管を一緒に30°Cニオいて3
0分間インキュベーションした。フェノール/クロロホ
ルムの処理およびエタノール沈澱後、平滑末端のDNA
をT4リガーゼで一夜インキユペーションした。Esc
herichiacoli  JM109を円形化した
分子で形質転換し、そしてアンピシリン、IPTG、お
よびX−galを含有するLB寒天上に配置した。26
の白色コロニーの原培養物を5mffのLBブロスから
つくり、そして−20℃において貯蔵した。
適当な欠失を含有するクローンを、アガロースゲル上で
展開したミニ調製物から同定した。
−末鎖DNA (s 5DNA)を、形質転換したE、
coliをヘルパー77−ジR408またはVO2−M
13と5または50rrlの培地中で接触させることに
よって得た。プロトコルを追跡するか、あるいはDNA
ポリメラーゼのクレノー断片(New  Englan
d  Biolabs)または修飾したバクテリオファ
ージT7DNAポリメラーゼ、セクエナーゼ(Sequ
enase)(United  5tates  Bi
ochemicals、オハイオ州りレベランド)を使
用して、わずかに修飾してpMTb43に4−1.9M
Tb4SK4−2および9MTb4SK4−3からの5
sDNAを配列決定した。反応の各組について、バタテ
リオファージM13から商業的に調製されたs 5DN
Aを対照として含めた。二本鎖配列決定(Intern
ational  Biotechnologie、I
nc、、−コネチカット州ニューヘブン)をpMTb4
KS2について実施した。
すべての配列決定反応は、36S標識したdATPを使
用して実施した。反応物は、変性6%のポリアクリルア
ミドゲル上の適用前に、−80℃において貯蔵するか、
あるいは氷上で維持し、そしてプロトコルに依存して、
適用直前に2分間70〜95℃に加熱した。販売者の手
順における修飾は次のものを包含した250℃において
実施したクレノー反応:50℃において実施した配列反
応;セクエナーゼとのより短い反応:セクエナーゼキッ
トを使用する72℃におけるTagポリメラーゼ(Pe
rkin  Elmaer  Cetus。
コネチカット州ノーウオーク):および100℃に加熱
した直後の試料の適用。
ネステッド欠失をつくる別法は、オリゴヌクレオチドの
プライマーおよび配列を単一方向において合皮すること
であった。pBR322配列はマニアチス(Mania
tis)ら、モレキュラー・クローニング(Molec
ular  Cloning):実験室のマニュアル(
A  Laboratory  Manual)、コー
ルド・スプリング・ハーバ−・ラボラトリ−、コールド
・ハーバ−(Gold   Spring   Har
bor   Laboratory)、1982、また
はコンピュータープログラムrDNAインスベクター(
Inspector)I I+J  (Textco、
ニューハンプシャイヤー州W、レナノン)から入手した
。プライマーは、必要に応じて、破壊したpBR322
EcoRV部位からほぼ40塩基はなれた部位から出発
して、発生させた。pMTb45に2において、5つの
プライマーを発生させて、1.106ヌクレオチドより
大きい配列を決定した。このM、tuberculos
is特異的配列は、14ヌクレオチドの差をもつ507
および509塩基の2つのほぼ同一の断片から構成され
ている。
配列決定反応物のアリコートを、7モルの尿素および0
.5×〜1.5X)リス−ホウ酸塩−EDTAの緩衝液
の勾配(THE)または8モルの尿素およびl XTB
Eを含有する、6%のポリアクリルアミドゲル上に適用
した。ゲルを100ワツトで予備展開して、ゲルおよび
緩衝液室CB i 。
−Rad  Laboratories、ニューヨーク
州ロックダレセンター)の温度を55℃までにした。試
料をシャークツース(shark’  tooth)で
適用し、そしてブロモフェノールブルーがゲルの底に到
達するまで、通常非勾配について2時間および勾配ゲル
について2.5時間展開した。ある場合において、反応
の他のアリコートを隣接するレーンで適用して、ゲル当
たりの読むことのできる塩基の数を増加した。
ゲルを10%のM e OH% 10%の氷酢酸中に4
5〜60分間浸漬し、吸取紙(Schleiher  
&  5chuel+、ニューハングシャイヤー州ケー
ネ)に移し、そして80℃にセットしたゲル乾燥器で4
5〜60分間乾燥した。ゲルをコダックX−OmatA
Rフィルムに一80℃において24〜48時間露出した
結果 各向きにおいて9MTb4からのHindIll−Sa
ll断片を含有する組み換えBluescriptプラ
スミドを、pMTb4KS2およびpMTb4SK2と
表示した。E、coliJM109は、これらのプラス
ミドで形質転換すると、J)BR322またはpUCベ
クターの組み換え体で形質転換したときより、非常によ
りゆっくり複製した。塩化セシウムで精製したとき、9
MTb43に2  DNAの収量(5,136mg15
00mGの培養物)はpMTb4KS2のそれ(0,9
49mg1500rrlの培養物)よりすぐれた。より
長いインキュベーシゴンはコロニーをIPTG/X−g
al寒天寒天上板上ルーに変えるため要し、そして制限
エンドヌクレアーゼを使用する消化は高い酵素濃度おい
てさえ不完全であった。
pMTb4SK2をプロトタイプとして使用してネステ
ッド欠失をつくった。エキンヌークレーゼ111、ヤエ
ナリヌクレアーゼ、およびT4リガーゼで処理後得られ
た26の形質転換体のうちで、4分の時点からの3つの
クローン(pMTb4Sに4−1.pMTb43に4−
2および9MTb4SK4−3)は適当な欠失を含有す
ると思われた。まず、5sDNAは5m12の培地中の
ヘルパー77−ジR408との同時培養によりこれらの
3つのクローンから得た。究極的に、ヘルパー7アージ
VC5−M13を使用して、50m+2の培養物中でp
MTb4KS2およびpMTb43に2から5sDNA
をレスキュー (rescue) した。pMTb4K
S2は面倒であることが証明された。非常に少量(およ
び希釈した)の5sDNAが、50m+2の培養物から
でさえ、回収された。
さらに、ヘルパーファージは一本M4 p M T b
 4 KS2よりむしろ増幅されるように思われた。
最初に、配列決定反応をクレノーポリメラーゼを使用し
て37℃において実施し、70℃に加熱し、そして6%
の緩衝液の勾配のポリアクリルアミドゲル上に適用して
、読むことができる塩基の数を最大にした。同定された
3つのクローンのうちで、9MTb4SK4−2は、は
ぼ300ヌクレオチドの最良の配列のデータを提供した
。9MTb4SK4−3から得られた配列は、pBR3
22におけるHindl11部位の近い領域のそれであ
った。配列はp M T b 43 K 4−1から得
られなかった。9MTb4中に存在するミコバクテリア
の配列の一部分を含有するpMTb5(Patel  
et  al、、5upra)、およびpMTb4KS
2を使用する二本鎖の配列決定の試みは、はとんど皮切
しなかった。
必要に応じてプライマーを合皮するために、9MTb4
SK2中のミコバクテリアの断片に沿って単一方向にお
いて「ウオーク(walk)Jすることが可能であった
。これは欠失をつくり、モして欠失を含有するクローン
を同定する試みより効率よい。プライマーは、必要に応
じて、破壊されたpBR322EcoRV部位から約4
0塩基はなれて出発して発生させた。最良の条件下に、
最初の125塩基のみをpMTb4KS2中で決定する
ことができた。しかしながら、9MTb4SK2におい
て、5つのプライマーを発生させ、そしてpMTb4S
K2配列の決定に使用した。
これにより、制限エンドヌクレアーゼの消化により決定
されたpMTb4の前に構成した地図においてBamH
Iの補正を行うことができた。ペイチル(Patel)
ら、5upra、第4図、p。
5416゜ p M T b d中のミコバクテリアのインサートは
、2つの507および509塩基対のほぼ同一の断片か
ら構成されている(第1図)。この図面は、2つのほぼ
同一の二量体の断片の1つのみを示す。
ヌクレオチド配列はコンピュータープログラム「PCG
ENEJおよびDNAインスベクター11+(Inte
ligenetics、Inc、)を使用して分析した
。結果を組み合わせることによって、グアニン+シトシ
ン(CC)の含量は69%であり、これは発表された報
告と一致する。データバンクをスクリーニングして、本
質的に挿入配列との、可能な相同性をさがした。有意の
相同性は発見されなかった。
実施例2 およびM−tub/erculosis特異的プロ材料
および方法 A、 オリゴヌクレオチドのプライマーの合皮pMTb
4SK2から決定したヌクレオチド配列から誘導しかつ
17〜22ヌクレオチドの範囲のormを、ホスホルア
ミダイト化学に基づいて自動化DNA合戊合皮(BIO
SEARCH8600、カリフォルニア州すンラフェロ
)で発生させた。合成後、プライマー溶液をガラスのバ
イアルに移し、そして濃水酸化アンモニウムとともに5
0°Cにおいて4時間インキュベーションした。
水酸化アンモニウムをスピード−バク(Speed−V
ac)/コンセントレーター(Savant  ins
truments、Inc、、ニューヨーク州)中の蒸
発させ、ペレットを0.5mQの無菌の脱イオン蒸留水
で2回洗浄および乾燥した。ペレットを最後に0.5r
rlの10ミリモルのトリス−HCl、pH8,0,1
ミリモルのE度を分光光度計で決定し、そしてアリコー
トをポリアクリルアミドゲルに適用して、それが劣化し
いことを評価した。
B、 ポリメラーゼ連鎖反応(P CR)による増担 PCHのための反応緩衝液は50ミリモルのKCl51
0ミリモルのトリス−MC1%pH8゜4.1.5ミリ
モルのMgC+、、および0.01%のゼラチンから或
っていた。100μaの反応混合物はDNA、1μモル
までのプライマーl×反応緩衝液、および0.2ミリモ
ルのプライマーに対してdATP、dCTPldGTP
、およびdTTPを含有した。体積を無菌の脱イオン蒸
留水で構成した。反応混合物を95℃において第1変性
工程のためにインキユベーシーンし、管を瞬間的に遠心
し、そして直ちに氷上に配置し、その間Tagポリメラ
ーゼおよび鉱油を添加した。
アニーリング温度は37℃または55℃であり、モして
合成を72℃において実施した。反応を手動であるいは
DNAの熱サイクラ−(Perkin  E 1me 
r  Ce t u s)により進行させた。
25サイクルの終わりにおいて、管を室温に冷却し、遠
心し、次いで鉱油のできるたけ多くを除去した。反応物
を4℃で貯蔵した。
反応物のl/lOの体積(10μ<2)を4%Nusi
eve (FMCBioproducts。
メイン州ロックランド)、3%のNuSieve+1%
のアガロース、1.8%のアガロース、または6%のポ
リアクリルアミドゲル上に適用し、そしてIXTBE緩
衝液で100ボルトで2時間展開した(Patelら、
1989.5upra)。ゲルを0.5μg / m 
Qの臭化エチジウムで染色し、そして紫外線で可視化し
たPCR産生物をポラロイド667フイルムで前に記載
されたように写真に取った(Patelら、1989.
5upra)a標準の手順(Maniatisら、5u
pra)をサザンのトランスファー(trans f 
e r) 、ニック翻訳およびオートラジオグラフィー
について実施するかlあるいは前に記載されたように修
飾した(Patelら、1989.5upra)。
蔓至 pMTb4SK2から決定したヌクレオチド配列(第1
図)を使用して、2対のプライマー、ABおよびCD、
を第2図に示すように合成した。
これらのプライマーをM、tuberculosIsお
よびM、aviumからのDNAとのポリメラーゼ連鎖
反応において使用した。lpgのDNAを使用して、多
数の断片をプライマーABおよびより少ない程度にCD
をもつM、tuberculosisのDNA中で増幅
した。ここで使用したM、tuberculosisの
菌株は、次の通りであった=M、tuberculos
is  H37Rv  ATCC23618およびAT
CC25618;M、tuberculosis  H
37Ra  ATCC25177;M。
tuberculosis  H4Ra  ATCC3
5917;M、tuberculosisErdman
  ATCC35801;M、tuberculosi
s  Indian  ATCC35811およびM、
tuberculosis   Aoyama   A
TCC35813゜プライ?−ABをもつM、aviu
m  DNA中で多少の増幅が存在するが、プライマー
CDでは容易には可視化されなかった。これらの手順に
おいて使用したM、avium  DNAは、M。
avium菌株ATCC25291,M、avium 
 Pa5teur  8063、および土からの同定し
ないM、aviumから抽出した。
これらのゲル中のDNAをニトロセルロースのフィルタ
ーに移シ、次いでフィルターを[アルファー32P]標
識したPCR産生物でプロービングしたaM、tube
rculosis  DNA中で増幅された断片とのハ
イブリダイゼーションは存在したが、M、avium 
 DNAを含有するフィルターへの検出可能なハイブリ
ダイゼーションは存在しなかった。lng=lfgのM
、tuberculosis  DNAの1:10希釈
の範囲をプライマーABとのPCHにおいて使用したと
き、明確なバンドはlngのレーンにおける臭化エチジ
ウム染色したゲルにおいて見ることができた。
第3図は、プライマーCDを使用してM、tuberc
ulosisのDNAを増幅した、サザンプロットの結
果を示す。主要なPCR増幅したバンドをゲルから切断
し、そして第3図部位種々のミコバクテリアのDNAに
対する放射線標識したハイブリダイゼーションプローブ
として使用した。PCR増幅したrcDプローブ」はM
、tuberculosisに最も強くハイブリダイゼ
ーションした。それは、また、M、bovisBCGに
ハイブリダイゼーションしたが、M、aviumおよび
M、kansasiiにハイブリダイゼーションしなか
った。
プラスミドの受託 プラスミドpMTb4はアメリカン・タイプ・カルチャ
ー・コレクション(the  American  T
ype  Cu1ture  Co’1lection
)に1986年3月20日にE、c。
1i  K12  HBIOI中でATCCNo。
67045で受託された。
同等の実施態様 当業者は、ここに詳細に説明した本発明の特定の実施態
様に対して多数の同等の実施態様を認識するか、あるい
は日常の実験により確証することができるであろう。こ
のような同等の実施態様は特許請求の範囲に包含される
ことを意図する。
本発明の主な特徴および態様は、次の通りである。
1、ヒト型結核菌(Mycobacterium  t
uberculosis)のゲノムの核酸に特異的にハ
イブリダイゼーションすることを特徴とする分離された
核酸配列。
2、ヒト型結核菌(Mycobacterium  t
uberculosis)、ウシ型結核菌(Mycob
acterium  bovis)、およびウシ型結核
mW(Mycobacterium  bovis)の
モントリオール(Montreal)i1株(Baci
lle  Calmette−Guerin)からの核
酸にハイブリダイゼーションするが、鳥型結核苗(My
cobacterium  avium)、ミコバクテ
リウム・イントラセルラレ(Mycobacteriu
mintracellulare)、およびミコバクテ
リウム・スクロフラセウム(Mycobacteriu
m  scrofulaceum)からの核酸にハイブ
リダイゼーションしないことを特徴とする、ヒト型結核
菌(Mycobacterium  tubercul
osis)の分離されたデオキシリボ核酸配列。
3、第1図のヌクレオチド配列またはその補体を有する
、上記第2項記載の核酸配列。
4、ポリメラーゼ連鎖反応によるミコバクテリアの核酸
の増幅により同定され、前記ポリメラーゼ連鎖反応は上
記第1項記載の核酸から誘導されたオリゴデオキシリボ
ヌクレオチドのプライマーの対を利用することを特徴と
する、分離されたデオキシリボ核酸配列。
5、オリゴデオキシリボヌクレオチドのプライマーの前
記対は第2図に示すヌクレオチド配列を有する、上記第
4項記載の分離されたデオキシリボ核酸配列。
6、上記第1項記載の核酸を含有するクローニングベク
ター 7、プラスミドpMTb4、ATCC受は入れ番号67
045゜ 8、核酸の試料をヒト型結核菌(Mycotbacte
rium  tuberculosis)のゲノムの核
酸に特異的にハイブリダイゼーションする核酸プローブ
と接触させ、前記プローブおよび前記試料を、標識した
プローブが相補的ヌクレオチド配列と特異的にハイブリ
ダイゼーションすることができる条件下に、インキュベ
ーションし、ハイブリダイゼーションしないプローブを
除去し、そして前記試料を、ヒト型結核菌(Mycob
acterium  tuberculosis)の存
在の指示として、ハイブリダイゼーションしたプローブ
について分析するからなることを特徴とする、ヒト型結
核菌(Mycobacter ium  tuberc
ulosis)の核酸を検出する方法。
9、前記核酸プローブは、ヒト型結核菌(Mycoba
cterium  tuberculosis)、ウシ
型結核菌(Mycobacterium  bovis
)、およびウシ型結核菌(Mycobacterium
  bovis)のモントリオール(Montreal
)菌株(BacilIe  Calmette−Gue
rin)からの核酸にハイブリダイゼーションするが、
鳥型結核菌(Mycobacterium  aviu
m)、ミコバクテリウム・イントラセルラレ(Myc。
bacterium  1ntracellulare
)、およびミコバクテリウム・スクロ7ラセウム(My
cobacterium  scrofulaceum
)からの核酸にハイブリダイゼーションしない、上記第
8項記載の方法。
10、前記核酸プローブは第1図のヌクレオチド配列ま
たはその補体を有する、上記第9項記載の方法。
11、前記グローブは、上記wc1項記載の核酸から誘
導されたオリゴデオキシリボヌクレオチドのプライマー
の対とのポリメラーゼ連鎖反応によるミコバクテリアの
核酸の増幅により同定されたデオキシリボ核酸配列から
なる、上記第1O項記載の方法。
12、オリゴデオキシリボヌクレオチドのプライマーの
前記対は第2図に示すヌクレオチド配列を有する、上記
第11項記載の方法。
13、核酸プローブは標識されている、上記第8項記載
の方法。
14、標識は放射性同位元素である0、上記第13項記
載の方法。
15、試験すべき核酸はポリメラーゼ連鎖反応技術によ
り増幅される、上記第8項記載の方法。
16、試料はミコバクテリア細胞の凍結融解により調製
される、上記第8項記載の方法。
17、ミコバクテリア細胞を約−70℃に凍結し、次い
で融解する、上記第16項記載の方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は、pMTb4のミコバクテリアのインサートの
ヌクレオチド配列を示す。ポリメラーゼ連鎖反応におい
て使用するオリゴヌクレオチドのプライマーの位置は、
また、示されている。「N」で表されているヌクレオチ
ドは、明瞭に決定されたものである。 第2図は、ポリメラーゼ連鎖反応において使用した2対
のプライマー、ABおよびCD、のヌクレオチド配列を
示す。これらのオリゴクレオチドのプライマーの位置は
、また、上の第1図に示されている。 第3図は、選択したミコバクテリアに対するプローブと
して、放射線標識したPCR増幅したハイブリダイゼー
ションアッセイを使用する、ハイブリダイゼーションア
ッセイの結果を示すサザンプロットである。PCR増幅
した断片は、第1図および第2図のCDプライマーから
誘導され、そして鋳型としてM、tuberculos
isDNAを使用する。 F工GURE  2 GGGTCGGTGACTCCGGGGGCT 3’C
CGGTGGGMCGGGGGCGCT 3”TACG
GATTCCGTCCACCGTCAT 3”CACC
GGCGGMCACTGCA 3”FIGURE 3 M、 tuberculosis PCRM、○viu
m M、 konsasii CG M、 bovis M、tb マー〃−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒト型結核菌(Mycobacteriumtub
    erculosis)のゲノムの核酸に特異的にハイブ
    リダイゼーシヨンプローブすることを特徴とする分離さ
    れた核酸配列。 2、ヒト型結核菌(Mycobacteriumtub
    erculosis)、ウシ型結核菌(Mycobac
    teriumbovis)、およびウシ型結核菌(My
    cobacteriumbovis)のモントリオール
    (Montreal)菌株(BacilleCalme
    tre−Guerin)からの核酸にハイブリダイゼー
    シヨンするが、鳥型結核菌(Mycobacteriu
    mavium)、ミコバクテリウム・イントラセルラ(
    Mycobacteriumintracellula
    re)、およびミコババクテリウム・スクロフラセウム
    (Mycobacteriumscrofulaceu
    m)からの核酸にハイブリダイゼーションしないことを
    特徴とする、ヒト型結核菌(Mycobacteriu
    mtuberculosis)の分離されたデオキシリ
    ボ核酸配列。 3、ポリメラーゼ連鎖反応によるミコバクテリアの核酸
    の増幅により同定され、前記ポリメラーゼ連鎖反応は特
    許請求の範囲第1項記載の核酸から誘導されたオリゴデ
    オキシリボヌクレオチドのプライマーの対を利用するこ
    とを特徴とする、分離されたデオキシリボ核酸配列。 4、特許請求の範囲第1項記載の核酸を含有するクロー
    ニングベクター。 5、核酸の試料をヒト型結核菌(Mycobacter
    iumtuberculosis)のゲノムの核酸に特
    異的にハイブリダイゼーションする核酸プローブと接触
    させ、前記プローブおよび前記試料を、標識したプロー
    ブが相補的ヌクレオチド配列と特異的にハイブリダイゼ
    ーションすることができる条件下に、インキュベーショ
    ンし、ハイブリダイゼーションしないプローブを除去し
    、そして前記試料を、ヒト型結核菌(Mycobact
    eriumtuberculosis)の存在の指示と
    して、ハイブリダイゼーションしたプローブについて分
    析するからなることを特徴とする、ヒト型結核菌(My
    cobacteriumtuberculosis)の
    核酸を検出する方法。
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