JPH0342822Y2 - - Google Patents

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JPH0342822Y2
JPH0342822Y2 JP1986020551U JP2055186U JPH0342822Y2 JP H0342822 Y2 JPH0342822 Y2 JP H0342822Y2 JP 1986020551 U JP1986020551 U JP 1986020551U JP 2055186 U JP2055186 U JP 2055186U JP H0342822 Y2 JPH0342822 Y2 JP H0342822Y2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C17/00Sofas; Couches; Beds
    • A47C17/84Suspended beds, e.g. suspended from ceiling

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ベツドの使用時にはベツドを上方
からガイドレールに沿つて下降させ、ベツドの不
使用時にはベツドをガイドレールに沿つて上昇さ
せ、天井面に収納することができる昇降式ベツド
に関するものである。
〔従来の技術〕
我が国の住宅事情から、1人当りの占める床面
積は、欧米諸国と比較して未だ十分とはいえず、
また将来にわたつても期待できる材料がないのが
実情である。上記のような事情から、床面積の有
効利用として、当然のように上へ上への思想が登
場してくることになる。そして、マンシヨン、特
にワンルームマンシヨンや独身寮等は上記事情も
あり床面積を大きく占めるベツドを、次に示す固
定式ベツドあるいは可動式ベツドとして設置して
いる。
上記従来の固定式ベツドは第9図に示すよう
に、床面51にではなく天井面を若干高くした天
井部52に近い側壁53からベツド床部54を水
平状に突設して、このベツド床部54にベツドマ
ツトや布団を敷設してベツドとしていた。この固
定式ベツド55は、床面51から約2m程度の高
さ位置にベツドがあるため、登り降り用のはしご
56を常設していた。
また可動式ベツドの従来例としては、側壁収納
タイプのものがある。これはベツド不使用時に
は、ベツドの一側を支点として壁側に90゜転回し
て、ベツド底部を壁面の一部として収納し、ベツ
ド使用時には上記とは逆に、壁側からベツドを
90゜転回させ引き倒して使用するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来技術には、次のような問題点がある。
(A) 固定式ベツドについて a ベツドの位置が高く、はしごを用いての登り
降りに苦労する。
b ベツドから天井面までのスペースが狭く、精
神的圧迫感がある。
c はしごが常設されているので、これが邪魔と
なるばかりか、家具や荷物を設置する場合の障
害となる。
d ベツドが常に見えているので、来客時には見
苦しく、特に女性は気を使いブラインドとなる
もので目隠しする等の手段を行つている。
e 室内天井高さを通常施行より高くすることに
なり、建物の構造に特別の配慮をする必要があ
る。
(B) 可動式ベツドについて a ベツドを側壁に立てた状態で収納するので、
布団類が片寄ることになる。
b ベツドを収納する側壁の厚さを、通常施行よ
り厚くする必要がある。
この考案は上記問題点を解消し、ベツドの使用
時にはベツド架台がガイドレールに沿つて水平態
に下降して、不使用時にはベツド架台を水平態に
上昇させて天井面に収納する昇降式ベツドを提供
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記問題点を解決するための手段と
して、次のように構成した。
すなわち、ベツド架台の対向する側板の外方に
夫々別体のガイドレールを垂設し、このガイドレ
ールに対応する上記ベツド架台の側板相当位置
に、回転支持体を具備する懸吊支持部を突設し
て、上記ガイドレールに収嵌するとともに、上記
ベツド架台を懸吊する懸吊材の一端側は上記ガイ
ドレールの上部に止着し、他端側は当該回転支持
体を経由して上記ベツド架台に支持ローラを介在
して張設した環状ワイヤのジヨイント部に接続
し、更に常時一定の出力で上記懸吊材を引張する
方向に作用させベツド架台の均衡を保持するバラ
ンサーを上記ジヨイント部に接続してなることを
特徴とする昇降式ベツドとした。
〔作用〕
この考案の昇降式ベツドによれば、ベツド架台
は一端側をガイドレールの上部に止着し、他端側
は回転支持体を経由して、ベツド架台の環状ワイ
ヤのジヨイント部に接続した懸吊材で懸吊され、
この懸吊材を常時一定の出力で引張する方向に作
用するバランサーで水平態に均衡を保持してい
る。そして上記ガイドレールに沿つてベツド架台
を上下動させると、バランサーの一定出力でジヨ
イント部が環状ワイヤに沿つて一方あるいは他方
に移動するので、これにつれて懸吊材が全て均等
距離だけ変動し、懸吊支持体をガイドレールに案
内しながらベツド架台を水平態に均衡しつつ昇降
する。
〔実施例〕
この考案に係る昇降式ベツドの一実施例を、図
面に基づいて説明する。図面の第1図は昇降式ベ
ツドの斜視図、第2図は昇降式ベツドの平面図、
第3図は懸吊支持部の断面図、第4図は第3図
−線矢視図、第5図はストツパとガイドレール
との係着状態を示す斜視図、第6図はロツク機構
を示す正面断面図、第7図はジヨイント部のジヨ
イント金具の斜視図である。
第1図に示すように昇降式ベツドAは、複数本
のガイドレールBと、ベツド架台Cとからなつて
いる。
上記ガイドレールBは、室内側壁Dの対向する
両側に、第4図に示すように横断面視〓形の形鋼
1をL形取付具2をもつて垂直状に付設してい
る。このガイドレールBは形鋼1の底部1′が両
側に固着したL形取付具2の取付部2′より高い
位置となるように溶接してあり、取付部2′と室
内側壁Dとをボルト3の締着をもつて固定してい
る。そしてガイドレールBは第1図に示すように
室内天井部から床面には至らない範囲にわたり室
内側壁Dの片側に2本平行に付設し、これに対向
する室内側壁Dの片側にも2本平行に付設してい
る。ガイドレールBで囲繞する床面位置に机や荷
物を置かない場合等には、ガイドレールBの下端
部を床面に近接させ、床面近くで使用するように
してもよい。第3図及び第5図に図示するよう
に、ガイドレールBの下部には、形鋼の底部1′
にダルマ穴4を複数個形成し、側面視L形をなす
ストツパ5の背面5′に上記ダルマ穴4に嵌入し、
掛止する突部6を形成している。このストツパ5
は、後記するベツド架台Cの下限高さを調整位置
決めするもので、各ガイドレールBにおいて夫々
同一高さとなる位置に調整する。
前記ベツド架台Cは第2図に示すように、短尺
側板7,7′と長尺側板8,8′とで、平面視矩形
となるように組成している。これら側板7,7′、
8,8′で囲繞する内側には右中桟9、左中桟1
0、前中桟11、後中桟12等の中桟を組成し、
ベツド架台Cを補強している。
両短尺側板7,7′の外方端部には、回転支持
体13を具備する懸吊支持部Eを片側に2個所づ
つ前記ガイドレールBに収嵌する位置に突設して
いる。この懸吊支持部Eは第3図及び第4図に示
すように、上部振止めローラ14及び下部振止め
ローラ14′を夫々軸支して、下部にはストツパ
5に当接する箱部15を形成している。そしてこ
の箱部15と上部振止めローラ14との間に、前
記回転支持体13を取付けるための開口部16を
形成している。この開口部16の両側には、折曲
げ取付部17を突設してベツド架台C側から突設
した部材取付金具18に外嵌させ、溶接により懸
吊支持部E全体を突出状に固着している。上記開
口部16には、上下に取付鍔部19を形成して、
ローラ20を軸支した回転支持体13を、このロ
ーラ20を外嵌して前記取付鍔部19をボルト締
めして取付けている。そして、上記懸吊支持部E
は第4図のように、前記各ガイドレールB詳しく
は形鋼1内に収嵌する。
ベツド架台Cの右中桟9及び左中桟10の外側
には、第2図に示すように、4個の支持ローラ2
2,22a,22b,22c,22dを固着し、
この支持ローラ22に環状ワイヤ21を平面視矩
形となるように張設している。上記環状ワイヤ2
1の内、右中桟9の支持ローラ22bと左中桟1
0の支持ローラ22dとの間には、環状ワイヤ2
1の移動につれて、上記距離を一方から他方へ、
あるいは他方から一方へ移動するジヨイント金具
23を介在させてなるジヨイント部G1を形成し
ている。また同様に右中桟9の支持ローラ22a
と左中機10の支持ローラ22cとの間に環状ワ
イヤ21にも、上記距離を一方から他方へあるい
は他方から一方へ移動するジヨイント金具23を
介在させてなるジヨイント部G2を形成している。
上記ジヨイント金具23は第7図に示すよう
に、環状ワイヤ21の両端部を接続する環状側取
付部24と、後記する懸吊材を接続する懸吊側取
付部25とからなる平面視十文字形をなしてい
る。上記環状側取付部24の前後部にはフツクネ
ジ26a,26bを夫々ナツトを介在して螺着し
ている。また懸吊側取付部25も同様に、上記環
状側取付部24を境に右左部に、フツクネジ26
c,26dを夫々ナツトを介在して螺着してい
る。
上記両ジヨイント部G1,G2には、懸吊材であ
るワイヤ27,27a,27b,27c,27d
を接続している。このワイヤ27の一端側は第3
図に示すように、夫々ガイドレールBの上部にお
いて、形鋼1の底部1′にボルト、ナツトによる
ワイヤ掛止部28を形成し、ワイヤ端部の環状部
をもつて掛止し、ボルトの締着で止着している。
一方ワイヤ27の他端側は、ガイドレールBの形
鋼1内を垂下し、前記懸吊支持部Eの回転支持体
13のローラ20に架け、ワイヤ27a及びワイ
ヤ27bは、その先端環状部を前記一方のジヨイ
ント部G1の懸吊側取付部25のフツクネジ26
c,26dに掛止するとともに、ワイヤ27c及
び27dは、その先端環状部を他方のジヨイント
部G2の懸吊側取付部25のフツクネジ26c,
26dに掛止している。そして第2図に示すよう
に、ワイヤ27は夫々途中で案内ローラ29,3
0に支持されている。
上記ベツド架台Cの短尺側板7,7′の内側に
は、夫々バランサーである第1バランサースプリ
ング31及び第2バランサースプリング33を固
設している。第1バランサースプリング31は、
巻出したバランサーワイヤ32の先端環状部を前
記他方のジヨイント部G2、ジヨイント金具23
の環状側取付部24の後部フツクネジ26bに掛
止している。また第2バランサースプリング33
も同様に、バランサーワイヤ34の先端環状部を
一方のジヨイント部G1のジヨイント金具23の
フツクネジ26bに掛止している。両バランサー
スプリング31,33は、いずれも常時一定の出
力で懸吊材であるワイヤ27を引張する方向に作
用するように、両ジヨイント部G1,G2に接続し
てあり、ベツド架台cを含めたベツド全体の重量
を2等分して均衡するようにしている。詳しくは
両バランサースプリング31,33がワイヤ27
を常に引つ張る方向に作用するように、しかも一
定の出力が得られるように、山形をなすワイヤ2
7の巻取り路、すなわち、出力点半径長さと、山
形部内に設けたバランサーワイヤ32,34の引
出し作動に連動して巻かれるゼンマイの内部応力
との関係で、ワイヤ27を常に引つ張る方向に出
力させている。したがつて第1バランサースプリ
ング31及び第2バランサースプリング33の作
用で、環状ワイヤ21を通じてワイヤ27a,2
7b,27c,27dを4個所均等に緊張させ、
ベツド架台Cを水平態に均衡させている。
なお上記実施例の外に、バランサースプリング
とジヨイント部を夫々1個づつ取付けたベツド架
台でも適用できる。この場合には、そのバランサ
ースプリングが1個だけでベツド重量に均衡する
出力のバランサーを固設して、唯一のジヨイント
部とバランサーワイヤを接続し、懸吊材であるワ
イヤは全て案内ローラを介してジヨイント金具の
懸吊側取付部のフツクネジに掛止するようにすれ
ばよい。
次にロツク機構Fについて、第2図及び第6図
に基づいて説明する。ロツク機構Fはロツクシヤ
フト36と連結したロツクレバー35を、第2図
においては手前側となる長尺側板8の右寄りの適
当位置で突出させている。ロツクシヤフト36
は、両長尺側板8,8′間の前中桟11及び後中
桟12を貫通させ、ロツクシヤフト36の前端側
と後端側に連結プレート37,37′を固定して
横架している。両連結プレート37,37′には
夫々ロツクシヤフト36とは直交方向に延びる左
右のラツチバー38a,38b,38c,38d
を延出し、両短尺側板7,7′に取付けたラツチ
ガイド39から突出するようにしている。更にラ
ツチバーの一方38b及び38dには、ラツチバ
ー基端部と連結プレート37′,37との連結部
に一端側を掛止し、他端側を長尺側板8,8′に
掛止したスプリング40を張設している。このス
プリング40の張設により第6図において垂直当
りピン41aの突出で連結プレート37′,37
を垂直状態としラツチバー38c,38d,38
a,38bの突出長さを一定に維持するととも
に、回動当りピン41bの突出で連結プレート3
7′,37の回動範囲を限定し、ラツチバー38
c,38d,38a,38bの引込み長さを一定
に維持している。
上記ラツチバー38a,38b,38c,38
dの突出する位置は第2図に示すように、同一の
室内側壁Dで並列するガイドレールBに接近した
内側としているので、これらがガイドレールBの
内側には、ベツド架台Cの上限、下限位置でラツ
チバー38a,38b,38c,38dに掛るラ
ツチ掛り42を取付けている。ラツチ掛り42の
取付態様は、第6図に示すように、ベツド架台C
を上昇してガイドレールBの上限に相当する位置
に一側と他側で対向するガイドレールの4個所同
一位置で、L字形のラツチ掛り42を傾斜部43
先端が上向きとなるように、ハの字形に取付けて
いる。そしてラツチバー38c,38dの先端突
出側が、このラツチ掛り42の下方から上動して
きて、傾斜部43で摺接する起伏のストローク分
だけ引込んだ後、傾斜部43を越えると、スプリ
ング40の作用で、再びラツチバー38c,38
dが突出し、ベツド架台Cの下方への動作を抑制
している。また図示はしないがベツド架台Cを下
降してガイドレールBの下限に相当する位置に、
またストツパ5の当接に対応する位置に、ガイド
レールBの4個所同一位置にラツチ掛り42を上
記とは逆に傾斜部43先端が下向きとなるよう
に、逆ハの字形に取付けることにより、ベツド架
台Cを下限まで下降して固定する際のロツクとし
ている。この場合も前記同様、ベツド架台Cの下
降動作だけで、各ラツチバーがラツチ掛りに掛止
してロツクされることになる。以上ロツク機構F
の解除には、ロツクレバー35を回動させること
により、ラツチバー38a,38b,38c,3
8dが引込み方向に連動するので、この状態でベ
ツド架台Cを上昇あるいは下降させればよい。
ベツド架台Cは、第1図及び第6図に示すよう
に、上面に、バランサースプリング等の機構部を
被う床板44を張つて布団等を敷設するように
し、下面には底板45を張つている。この底板4
5は天井と同色にすれば、ベツド架台Cを上昇し
て天井に収納しても見立たなくなる。
また第1図に示すように、側板7,7′、8,
8′の上部には安全手摺り44を夫々取付けると
ともに、ベツド架台Cの底板45の中間付近に
は、短尺側板7,7′と平行状に把手47を取付
けて、ベツド架台Cの昇降用把手としている。
以上一実施例の昇降式ベツドの作動原理を、第
8図に基づいて説明する。
ベツド架台Cには、前記したようにその自重の
みならず機構部や布団の重さも加わつた重量Wが
荷重している。そしてベツド重量Wを4本のワイ
ヤ27,27a,27b,27c,27dに4等
分に分割して懸吊させるために、ワイヤ27a,
27bは、環状ワイヤ21における一方のジヨイ
ント部G1に接続してあり、ワイヤ27c,27
dは他方のジヨイント部G2に接続している。さ
らに一方のジヨイント部G1には第2バランサー
スプリング33から引出したバランサーワイヤ3
4を接続してあり、また他方のジヨイント部G2
には第1バランサースプリング31から引出した
バランサーワイヤ32を接続して、両バランサー
スプリング31,33の常に一定の出力でワイヤ
27a,27b,27c,27dを引張する方向
に作用させているので、ベツド架台Cを水平態に
均衡保持している。
上記状態のベツド架台Cを上昇すると、両ジヨ
イント部G1,G2を引張している両バランサース
プリング31,33の作用で、環状ワイヤ21を
矢印Y方向に移動するので、ワイヤ27も夫々矢
印Y方向に変動し、一方のジヨイント部G1は支
持ローラ22bと支持ローラ22dとの間で、ま
た他方のジヨイント部G2は支持ローラ22aと
支持ローラ22cとの間で移動し、ワイヤ27
a,27b,27c,27dは相互に均等距離だ
け引つ張られ、ベツド架台Cは水平態に均衡を保
持しながら軽い力で上昇する。またベツド架台C
を下降させると上記とは逆に、環状ワイヤ21が
矢印Z方向に移動するので、ワイヤ27も矢印Z
方向に移送され、両ジヨイント部G1,G2は上記
同様に夫々支持ローラ22a,22b,22c,
22d間で移動し、ワイヤ27a,27b,27
c,27dを相互に均等距離だけ変動させ、ベツ
ド架台Cを水平態に均衡を保持しながら軽い力で
下降する。
なおこの実施例では、室内側壁の対向面にガイ
ドレールを付設したが、一方の室内側壁がない場
合でも適用可能で、この場合には一側のガイドレ
ールを天井部から床部にわたり立設すればよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成したので、次のよ
うな効果がある。
a ベツド架台はガイドレールに案内され、上昇
及び下降を行うので、ベツド使用時にはベツド
を下降すれば早速ベツドとして使用でき、はし
ごの登り降りをする苦労がいらない。
b 上記aからベツド使用時には、天井までのス
ペースが十分とれ精神的圧迫感がない。
c ベツド架台の下限位置を適宜の中途高さに調
整すれば、その位置から床面までのスペースに
机や荷物等を設置でき有効利用が計れる。
d ベツド不使用時には、ベツド架台を上昇して
天井側に収納できるので、ベツドが見立たず、
来客時でも見苦しいことがない。
e 天井高さを高くしたり、側壁を厚くする等の
特別な工事を必要とせず、既存の住宅室内に取
付け可能である。
f バランサーを固設して環状ワイヤのジヨイン
ト部と接続しているので、このジヨイント部と
接続している懸吊材を均等距離だけ変動可能で
あるので、僅かな力でベツド架台が昇降できる
ことはもとより、ベツド架台は水平態に均衡を
保持しつつ昇降できるので布団の片寄りが生じ
ない。
【図面の簡単な説明】
実施例図面の第1図は昇降式ベツドの斜視図、
第2図は昇降式ベツドの平面図、第3図は懸吊支
持部の断面図、第4図は第3図−線矢視図、
第5図はストツパとガイドレールとの係着状態を
示す斜視図、第6図はロツク機構を示す正面断面
図、第7図はジヨイント部のジヨイント金具の斜
視図、第8図は昇降式ベツドの作動原理を示す説
明図である。第9図は従来の固定式ベツドを示す
室内断面図である。 A……昇降式ベツド、B……ガイドレール、C
……ベツド架台、E……懸吊支持部、G1,G2
…ジヨイント部、7,7′……短尺側板、8,
8′……長尺側板、13……回転支持体、21…
…環状ワイヤ、22,22a,22b,22c,
22d……支持ローラ、27,27a,27b,
27c,27d……ワイヤ(懸吊材)、31,3
3……バランサースプリング(バランサー)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベツド架台の対向する側板の外方に夫々別体の
    ガイドレールを垂設し、該ガイドレールに対応す
    る前記ベツド架台の側板相当位置に、回転支持体
    を具備する懸吊支持部を突設して前記ガドレール
    に収嵌するとともに、前記ベツド架台を懸吊する
    懸吊材の一端側は前記ガイドレールの上部に止着
    し、他端側は当該回転支持体を経由して前記ベツ
    ド架台に支持ローラを介在して張設した環状ワイ
    ヤのジヨイント部に接続し、更に常時一定の出力
    で前記懸吊材を引張する方向に作用させベツド架
    台の均衡を保持するバランサーを前記ジヨイント
    部に接続してなることを特徴とする昇降式ベツ
    ド。
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