JPH0342748Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342748Y2 JPH0342748Y2 JP1984093731U JP9373184U JPH0342748Y2 JP H0342748 Y2 JPH0342748 Y2 JP H0342748Y2 JP 1984093731 U JP1984093731 U JP 1984093731U JP 9373184 U JP9373184 U JP 9373184U JP H0342748 Y2 JPH0342748 Y2 JP H0342748Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- frequency
- adjustment
- hole
- adjusted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Transmitters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案はアンテナ付き小型電子機器に関す
る。
る。
従来、FMトランスミツタ等の送信器を備えた
小型電子機器においては、予め、送信周波数が調
整されているが、その周波数の近くにFM放送が
ある場合や、送信周波数を変えたい場合等には、
機器ケースの裏蓋を外すか、あるいは機器ケース
に形成された周波数の調整穴に調整用の工具を差
し込む等して、周波数調整を行なつている。
小型電子機器においては、予め、送信周波数が調
整されているが、その周波数の近くにFM放送が
ある場合や、送信周波数を変えたい場合等には、
機器ケースの裏蓋を外すか、あるいは機器ケース
に形成された周波数の調整穴に調整用の工具を差
し込む等して、周波数調整を行なつている。
しかしながら、上記のような周波数の調整方法
では、裏蓋を外したり、あるいは調整穴に差し込
んだりする工具が必要であり、調整作業が面倒で
ある等の欠点がある。特に、機器ケースに調整穴
を設けたりすると、外観が著しく損なわれるとい
う不都合がある。
では、裏蓋を外したり、あるいは調整穴に差し込
んだりする工具が必要であり、調整作業が面倒で
ある等の欠点がある。特に、機器ケースに調整穴
を設けたりすると、外観が著しく損なわれるとい
う不都合がある。
この考案は上記のような事情を考慮してなされ
たもので、工具等を一切用いることなく、簡単な
構造で、極めて容易に周波数調整ができ、しかも
外観を損なうことのないアンテナ付き小型電子機
器を提供することにある。
たもので、工具等を一切用いることなく、簡単な
構造で、極めて容易に周波数調整ができ、しかも
外観を損なうことのないアンテナ付き小型電子機
器を提供することにある。
この考案は上記のような目的を達成するため
に、周波数調整をアンテナで行なうようにしたも
のである。
に、周波数調整をアンテナで行なうようにしたも
のである。
〔第1実施例〕
以下、この考案を電子腕時計に適用した場合の
第1実施例につき、第1図および第2図を参照し
て説明する。
第1実施例につき、第1図および第2図を参照し
て説明する。
第1図は電子腕時計の外観図である。この電子
腕時計1は時計機能のほかに、送信機能を備えた
ものである。即ち、時計ケース2にはその上面に
時計ガラス3が装着されており、この時計ガラス
3の下には時刻等の情報を表示する表示装置4お
よびマイク5が配置されている。また、時計ガラ
ス3にはアンテナ収納部3aが形成されており、
このアンテナ収納部3a内にアンテナ6が収納さ
れるようになつている。このアンテナ6は電波を
送信するものであり、後述するように時計ケース
2に取り付けられている。さらに、時計ケース2
の側壁には押釦スイツチ7,7および電源スイツ
チ8が設けられている。押釦スイツチ7,7は時
刻修正等を行なうものであり、電源スイツチ8は
送信機能、つまりマイク5を使用するときの電源
のオン・オフを行なうものである。なお、図中
9,9は時計バンドである。
腕時計1は時計機能のほかに、送信機能を備えた
ものである。即ち、時計ケース2にはその上面に
時計ガラス3が装着されており、この時計ガラス
3の下には時刻等の情報を表示する表示装置4お
よびマイク5が配置されている。また、時計ガラ
ス3にはアンテナ収納部3aが形成されており、
このアンテナ収納部3a内にアンテナ6が収納さ
れるようになつている。このアンテナ6は電波を
送信するものであり、後述するように時計ケース
2に取り付けられている。さらに、時計ケース2
の側壁には押釦スイツチ7,7および電源スイツ
チ8が設けられている。押釦スイツチ7,7は時
刻修正等を行なうものであり、電源スイツチ8は
送信機能、つまりマイク5を使用するときの電源
のオン・オフを行なうものである。なお、図中
9,9は時計バンドである。
第2図は上記電子腕時計1の要部拡大断面図で
ある。時計ガラス3のアンテナ収納部3aに対応
する時計ケース2には上下に貫通する貫通孔2a
が形成されている。この貫通孔2a内にはアンテ
ナ6の端部6aが防水リング10を介して回転お
よび上下動可能に取り付けられている。この場
合、アンテナ6の端部6aは貫通孔2aを通り抜
けて時計ケース2内へ突出しており、この突出し
た部分には抜け防止金具11が設けられていると
共に、その下端部に調整金具12が形成されてい
る。抜け防止金具11はアンテナ6の端部6aが
上方へ抜けないように係止するのであり、その下
側にはコイルばね13が配置されている。このコ
イルばね13は抜け防止金具11を弾性的に押し
上げるものであり、時計ケース2内に設けられた
回路基板14上に配置されている。また、回路基
板14上には周波数調整コイル15が調整金具1
2に対応して設けられてあいる。この周波数調整
コイル15は周波数を調整するものであり、アン
テナ6の端部6aが押し下げられて調整金具12
が差し込まれ、この状態でアンテナ6を回わすこ
とにより、周波数が調整されるようになつてい
る。また、周波数調整コイル15は周波数制御部
15に接続されている。この周波数制御部16は
マイク5から与えられた音声信号を調整された周
波数でアンテナ6へ出力し、アンテナ6から電波
として送信するものである。なお、回路基板14
には上述した電子腕時計1の総ての電子回路が設
けられている。
ある。時計ガラス3のアンテナ収納部3aに対応
する時計ケース2には上下に貫通する貫通孔2a
が形成されている。この貫通孔2a内にはアンテ
ナ6の端部6aが防水リング10を介して回転お
よび上下動可能に取り付けられている。この場
合、アンテナ6の端部6aは貫通孔2aを通り抜
けて時計ケース2内へ突出しており、この突出し
た部分には抜け防止金具11が設けられていると
共に、その下端部に調整金具12が形成されてい
る。抜け防止金具11はアンテナ6の端部6aが
上方へ抜けないように係止するのであり、その下
側にはコイルばね13が配置されている。このコ
イルばね13は抜け防止金具11を弾性的に押し
上げるものであり、時計ケース2内に設けられた
回路基板14上に配置されている。また、回路基
板14上には周波数調整コイル15が調整金具1
2に対応して設けられてあいる。この周波数調整
コイル15は周波数を調整するものであり、アン
テナ6の端部6aが押し下げられて調整金具12
が差し込まれ、この状態でアンテナ6を回わすこ
とにより、周波数が調整されるようになつてい
る。また、周波数調整コイル15は周波数制御部
15に接続されている。この周波数制御部16は
マイク5から与えられた音声信号を調整された周
波数でアンテナ6へ出力し、アンテナ6から電波
として送信するものである。なお、回路基板14
には上述した電子腕時計1の総ての電子回路が設
けられている。
次に、上記のように構成された電子腕時計1を
使用する場合について簡単に説明する。
使用する場合について簡単に説明する。
通常は表示装置4に時刻情報が表示され、腕時
計として使用することができる。また、送信した
い場合には、アンテナ収納部3aからアンテナ6
を引き出し、時計ケース2上に立てると共に、電
源スイツチ8を押し、オンにすればよい。する
と、マイク5から音声信号が周波数制御部16に
与えられ、この音声信号が周波数調整コイル15
で予め調整された周波数でアンテナ6に電波信号
として与えられ、このアンテナ6から電波として
送信される。また、送信周波数を変えたい場合に
は、アンテナ6の端部6aをコイルばね13に抗
して押し下げ、調整金具12を下側の周波数調整
コイル15に差し込み、この状態でアンテナ6を
回わせば、周波数が調整される。なお、調整後は
コイルばね13により、アンテナ6の端部6aは
元の位置に押し上げられ、周波数調整コイル15
の上方に離間対応する。
計として使用することができる。また、送信した
い場合には、アンテナ収納部3aからアンテナ6
を引き出し、時計ケース2上に立てると共に、電
源スイツチ8を押し、オンにすればよい。する
と、マイク5から音声信号が周波数制御部16に
与えられ、この音声信号が周波数調整コイル15
で予め調整された周波数でアンテナ6に電波信号
として与えられ、このアンテナ6から電波として
送信される。また、送信周波数を変えたい場合に
は、アンテナ6の端部6aをコイルばね13に抗
して押し下げ、調整金具12を下側の周波数調整
コイル15に差し込み、この状態でアンテナ6を
回わせば、周波数が調整される。なお、調整後は
コイルばね13により、アンテナ6の端部6aは
元の位置に押し上げられ、周波数調整コイル15
の上方に離間対応する。
しかるに、上記のような電子腕時計1によれ
ば、工具等を一切用いることなく、アンテナ6を
押し下げて回わすだけの簡単な操作で、極めて容
易に周波数の調整ができ、しかも従来のような裏
蓋あるいは調整穴等を設ける必要がないので、外
観が損なわれることがなく、デザイン的に好まし
いものを得ることができる。
ば、工具等を一切用いることなく、アンテナ6を
押し下げて回わすだけの簡単な操作で、極めて容
易に周波数の調整ができ、しかも従来のような裏
蓋あるいは調整穴等を設ける必要がないので、外
観が損なわれることがなく、デザイン的に好まし
いものを得ることができる。
〔第2実施例〕
次に、第3図を参照して、この考案の第2実施
例を説明する。この第2実施例は上述した電子腕
時計1にラジオ等の受信機能を追加したものであ
り、上述した第1実施例と同一部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。
例を説明する。この第2実施例は上述した電子腕
時計1にラジオ等の受信機能を追加したものであ
り、上述した第1実施例と同一部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。
図中20は切替スイツチであり、21はラジオ
受信部である。切替スイツチ20は送信機能と受
信機とを切り替えるものであり、ラジオ受信部2
1は切替スイツチ20を受信機能に切り替えたと
きに、アンテナ6で受信した電波を周波数調整コ
イル15に基づいて選択(選局)し、マイク・ス
ピーカ部22からラジオの音声を発するものであ
る。即ち、ラジオ受信部21はアンテナ6で受信
した電波信号が第1のスイツチ23を介して与え
られると共に、周波数調整コイル15で調整され
た周波数指定信号が第2、第3のスイツチ24,
25を介して与えられ、これらに基づいてマイ
ク・スピーカ部22に第4のスイツチ26を介し
音声信号を与えるようになつている。この場合、
マイク・スピーカ部22から発される音はボリユ
ームスイツチ27により音量が制御されるように
なつている。なお、上述した第1〜第4のスイツ
チ23,24,25,26は切替スイツチ20に
連動して切り替わるようになつている。
受信部である。切替スイツチ20は送信機能と受
信機とを切り替えるものであり、ラジオ受信部2
1は切替スイツチ20を受信機能に切り替えたと
きに、アンテナ6で受信した電波を周波数調整コ
イル15に基づいて選択(選局)し、マイク・ス
ピーカ部22からラジオの音声を発するものであ
る。即ち、ラジオ受信部21はアンテナ6で受信
した電波信号が第1のスイツチ23を介して与え
られると共に、周波数調整コイル15で調整され
た周波数指定信号が第2、第3のスイツチ24,
25を介して与えられ、これらに基づいてマイ
ク・スピーカ部22に第4のスイツチ26を介し
音声信号を与えるようになつている。この場合、
マイク・スピーカ部22から発される音はボリユ
ームスイツチ27により音量が制御されるように
なつている。なお、上述した第1〜第4のスイツ
チ23,24,25,26は切替スイツチ20に
連動して切り替わるようになつている。
しかるに、上記のような受信機能を備えた電子
腕時計においては、前述した第1実施例と同様の
作用効果があるほか、特にアンテナ6の操作で周
波数調整コイル15の周波数を調整することによ
り、ラジオの選局をも行なうことができるので、
チユーニング用スイツチを新たに設ける必要がな
い等の効果がある。
腕時計においては、前述した第1実施例と同様の
作用効果があるほか、特にアンテナ6の操作で周
波数調整コイル15の周波数を調整することによ
り、ラジオの選局をも行なうことができるので、
チユーニング用スイツチを新たに設ける必要がな
い等の効果がある。
なお、上述した各実施例は電子腕時計に適用し
た場合について説明したが、この考案はこれに限
られることなく、電子式卓上計算機等の小型電子
機器にも広く適用することができる。
た場合について説明したが、この考案はこれに限
られることなく、電子式卓上計算機等の小型電子
機器にも広く適用することができる。
以上説明したように、この考案のアンテナ付き
小型電子機器によれば、周波数調整をアンテナで
行なうようにしたので、工具等を一切用いること
なく、極めて簡単に周波数の調整ができ、しかも
外観を損なうことがなく、デザイン的にも好まし
いものを得ることができる等の利点がある。
小型電子機器によれば、周波数調整をアンテナで
行なうようにしたので、工具等を一切用いること
なく、極めて簡単に周波数の調整ができ、しかも
外観を損なうことがなく、デザイン的にも好まし
いものを得ることができる等の利点がある。
第1図および第2図はこの考案を電子腕時計に
適用した場合の第1実施例を示し、第1図はその
電子腕時計の外観平面図、第2図はその要部拡大
断面図、第3図は第2実施例を示す要部拡大断面
図である。 1……電子腕時計、6……アンテナ、6a……
調整金具、15……周波数調整コイル。
適用した場合の第1実施例を示し、第1図はその
電子腕時計の外観平面図、第2図はその要部拡大
断面図、第3図は第2実施例を示す要部拡大断面
図である。 1……電子腕時計、6……アンテナ、6a……
調整金具、15……周波数調整コイル。
Claims (1)
- 貫通孔が形成された機器ケースと、この機器ケ
ースの前記貫通孔に回動可能に配置され且つ前記
機器ケース内部の端部に調整部が形成されたアン
テナ部材と、このアンテナ部材の前記調整部に対
向して設けられ前記調整部と係合し前記調整部が
回動されることによつて周波数が調整される周波
数調整部材と、前記アンテナ部材の前記調整部を
弾性的に前記機器ケースの前記貫通孔側に押上げ
前記調整部と前記周波数調整部材とを離間させる
弾性部材とを具備し、前記アンテナ部材を前記弾
性部材の弾性力に抗して押し下げて前記調整部を
前記周波数調整部材と係合させ、且つ、前記アン
テナ部材を回動することによつて周波数を調整し
てなるアンテナ付き小型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9373184U JPS619934U (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | アンテナ付き小型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9373184U JPS619934U (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | アンテナ付き小型電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS619934U JPS619934U (ja) | 1986-01-21 |
JPH0342748Y2 true JPH0342748Y2 (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=30651666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9373184U Granted JPS619934U (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | アンテナ付き小型電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS619934U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4720435U (ja) * | 1971-03-01 | 1972-11-08 | ||
JPS55136715A (en) * | 1979-04-11 | 1980-10-24 | Nippon Ferrite Ltd | Frequency tuner |
JPS5840948B2 (ja) * | 1978-10-09 | 1983-09-08 | ザ ダウ ケミカル カンパニ− | 4↓−アミノ↓−3,5,6↓−トリクロロ↓−2↓−ピコリン酸の結晶化方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5840948U (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-17 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 小型通信機 |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP9373184U patent/JPS619934U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4720435U (ja) * | 1971-03-01 | 1972-11-08 | ||
JPS5840948B2 (ja) * | 1978-10-09 | 1983-09-08 | ザ ダウ ケミカル カンパニ− | 4↓−アミノ↓−3,5,6↓−トリクロロ↓−2↓−ピコリン酸の結晶化方法 |
JPS55136715A (en) * | 1979-04-11 | 1980-10-24 | Nippon Ferrite Ltd | Frequency tuner |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS619934U (ja) | 1986-01-21 |
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