JPH0342743Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342743Y2 JPH0342743Y2 JP1986016294U JP1629486U JPH0342743Y2 JP H0342743 Y2 JPH0342743 Y2 JP H0342743Y2 JP 1986016294 U JP1986016294 U JP 1986016294U JP 1629486 U JP1629486 U JP 1629486U JP H0342743 Y2 JPH0342743 Y2 JP H0342743Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- plate
- socket
- metal container
- noise filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 23
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 15
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 8
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は電気機器等に使用され、ノイズを効率
良く防止するソケツト付ノイズフイルタに関す
る。
良く防止するソケツト付ノイズフイルタに関す
る。
第3図を参照して従来のソケツト付ノイズフイ
ルタの一例を説明する。金属製容器本体1は、対
向する両端面と上面との開口された箱状体14
と、この箱状体14の開口部の一端側に、該箱状
体の両側板に対して折り曲げ片5を介しスポツト
溶接にて取りつけられた鍔受け板4と、箱状体1
4の内底にスポツト溶接にて取り付けられ、縦方
向にスリツトを有する2段に折り返えされたアー
ス用導体板3とから成る。
ルタの一例を説明する。金属製容器本体1は、対
向する両端面と上面との開口された箱状体14
と、この箱状体14の開口部の一端側に、該箱状
体の両側板に対して折り曲げ片5を介しスポツト
溶接にて取りつけられた鍔受け板4と、箱状体1
4の内底にスポツト溶接にて取り付けられ、縦方
向にスリツトを有する2段に折り返えされたアー
ス用導体板3とから成る。
この容器本体1に取り付けられた鍔受け板4の
開口部には外部回路接続端子12とアース端子1
1とを有する鍔付ソケツトの胴部が嵌め込まれ
る。そしてこの胴部から突出しているアース端子
11はアース用導体板3の自由端部に半田付によ
り接続する。一方、鍔受け板4と対向する容器本
体1の開口部の他端側には、外部回路接続端子7
及びアース端子8を有する方形絶縁板6を嵌め入
れる。このアース端子8は容器本1と半田付によ
り接続する。それから、容器本体1内には図示し
ないノイズフイルタを構成するインダクタやコン
デンサなどの回路素子を収納する。この回路素子
の外部回路へのリード線(図示せず)は絶縁板6
の接続端子7及び鍔付ソケツト10の接続端子1
2と接続し、アース用リード線(図示せず)は金
属製容器の板状蓋体13の切り込みを通して外部
に引き出して、容器本体1に蓋体13を接合する
際に、容器に半田付けされる。
開口部には外部回路接続端子12とアース端子1
1とを有する鍔付ソケツトの胴部が嵌め込まれ
る。そしてこの胴部から突出しているアース端子
11はアース用導体板3の自由端部に半田付によ
り接続する。一方、鍔受け板4と対向する容器本
体1の開口部の他端側には、外部回路接続端子7
及びアース端子8を有する方形絶縁板6を嵌め入
れる。このアース端子8は容器本1と半田付によ
り接続する。それから、容器本体1内には図示し
ないノイズフイルタを構成するインダクタやコン
デンサなどの回路素子を収納する。この回路素子
の外部回路へのリード線(図示せず)は絶縁板6
の接続端子7及び鍔付ソケツト10の接続端子1
2と接続し、アース用リード線(図示せず)は金
属製容器の板状蓋体13の切り込みを通して外部
に引き出して、容器本体1に蓋体13を接合する
際に、容器に半田付けされる。
しかし従来のソケツト付ノイズフイルタの金属
製容器は箱状体14とアース用導体板3との鍔受
け板4と蓋体13の1個の部品からなる為、部品
点数が多くなる。特にアース用導体板3は、箱状
体14の内底に、2段階に折り曲げて方形の貫通
孔を設けて所要の位置及び向きに配置し、スポツ
ト溶接により固着する必要があるなどの面倒な点
がある為、部品費が高く、スポツト溶接工数が多
いという問題点がある。
製容器は箱状体14とアース用導体板3との鍔受
け板4と蓋体13の1個の部品からなる為、部品
点数が多くなる。特にアース用導体板3は、箱状
体14の内底に、2段階に折り曲げて方形の貫通
孔を設けて所要の位置及び向きに配置し、スポツ
ト溶接により固着する必要があるなどの面倒な点
がある為、部品費が高く、スポツト溶接工数が多
いという問題点がある。
本考案の目的は、金属製容器に設ける鍔受け板
とアース用導体板とを一体に形成することにより
従来の欠点を解消することにある。
とアース用導体板とを一体に形成することにより
従来の欠点を解消することにある。
本考案のソケツト付ノイズフイルタは対向する
両端面と上面とが開口された金属容器と、該金属
容器の開口された一端に接合により直角に組合わ
された鍔受け板と、該鍔受け板の中央開口部に挿
入された接続端子およびアース端子を有する鍔付
きソケツトと、前記金属容器の開口された他端に
取付けられた接続端子およびアース端子を有する
端子板と、前記金属容器内に収容され、前記鍔付
きソケツトの端子と前記端子板の端子との間に接
続されたノイズフイルタと、前記金属容器の上部
を蔽う蓋体とからなるソケツト付ノイズフイルタ
において、前記鍔受け板には中央部を切り込み
後、折り曲げにより形成された接合部とアース用
導体板とが備えられ、該接合部が前記金属容器の
底面に合わせて接合され、該アース用導体板に前
記鍔付きソケツトのアース端子の突出部が挟接さ
れるように接続されたことを特徴とする。
両端面と上面とが開口された金属容器と、該金属
容器の開口された一端に接合により直角に組合わ
された鍔受け板と、該鍔受け板の中央開口部に挿
入された接続端子およびアース端子を有する鍔付
きソケツトと、前記金属容器の開口された他端に
取付けられた接続端子およびアース端子を有する
端子板と、前記金属容器内に収容され、前記鍔付
きソケツトの端子と前記端子板の端子との間に接
続されたノイズフイルタと、前記金属容器の上部
を蔽う蓋体とからなるソケツト付ノイズフイルタ
において、前記鍔受け板には中央部を切り込み
後、折り曲げにより形成された接合部とアース用
導体板とが備えられ、該接合部が前記金属容器の
底面に合わせて接合され、該アース用導体板に前
記鍔付きソケツトのアース端子の突出部が挟接さ
れるように接続されたことを特徴とする。
第1図は、本考案のソケツト付ノイズフイルタ
を構成する金属製箱形容器の一実施例を示す分解
斜視図(蓋体13は図示しない)である。金属製
容器本体21は箱状体23と鍔受け板24とから
構成されている。箱状体23は、底板28と、そ
の底板28の対向する2辺に設けた左右側板29
a,29bと、底板28の他の2辺の一方に、左
右側板と接合する折り曲げ片30a,30bを両
端に有し、かつ方形の切り欠き部22を有する前
面側板30とから成る。
を構成する金属製箱形容器の一実施例を示す分解
斜視図(蓋体13は図示しない)である。金属製
容器本体21は箱状体23と鍔受け板24とから
構成されている。箱状体23は、底板28と、そ
の底板28の対向する2辺に設けた左右側板29
a,29bと、底板28の他の2辺の一方に、左
右側板と接合する折り曲げ片30a,30bを両
端に有し、かつ方形の切り欠き部22を有する前
面側板30とから成る。
長円形の鍔受け板24には、一点鎖線で示すご
とく、中間部に互いに対向するように長方形の凹
部を有するように両側縁と上辺に切り込みを入れ
る。これにより、切り込み部は、方形舌片25と
小舌片26とにより区別される。そして舌片18
は、図示したように下辺線に沿つて直角に折り曲
げられる。小舌片26は、さらに、両端を図に示
すように折り曲げて直角に引き起こされ、第3図
で示したものと同じ鍔付ソケツト10のアース端
子11を挟装できるように形成されてアース用導
体板27となる。さらに鍔付ソケツト10の胴部
が挿入できるように鍔受け板24の貫通孔が大き
く切りとられる。
とく、中間部に互いに対向するように長方形の凹
部を有するように両側縁と上辺に切り込みを入れ
る。これにより、切り込み部は、方形舌片25と
小舌片26とにより区別される。そして舌片18
は、図示したように下辺線に沿つて直角に折り曲
げられる。小舌片26は、さらに、両端を図に示
すように折り曲げて直角に引き起こされ、第3図
で示したものと同じ鍔付ソケツト10のアース端
子11を挟装できるように形成されてアース用導
体板27となる。さらに鍔付ソケツト10の胴部
が挿入できるように鍔受け板24の貫通孔が大き
く切りとられる。
このようにして形成された鍔受け板24は箱状
体23の後面開口部から折り曲げられた方形舌片
25を内方に向けて挿入した後、箱状体23の底
板28上に方形舌片25を重ね合わせ、スポツト
溶接により接合することにより金属製容器本体2
1が形成される。なお、その後の鍔付ソケツト、
絶縁板、ノイズフイルタおよび板状蓋体の組み込
みは第3図の従来例と同じである。
体23の後面開口部から折り曲げられた方形舌片
25を内方に向けて挿入した後、箱状体23の底
板28上に方形舌片25を重ね合わせ、スポツト
溶接により接合することにより金属製容器本体2
1が形成される。なお、その後の鍔付ソケツト、
絶縁板、ノイズフイルタおよび板状蓋体の組み込
みは第3図の従来例と同じである。
第2図は、本考案のノイズフイルタに用いる金
属製箱形容器の他の実施例を分解して示してい
る。この図において、鍔受け板24は、第1図で
説明したものと同じく、方形舌片25と小舌片2
6とによつてアース用導体板27を一体で形成し
たものである。金属製容器本体41は、底板42
と鍔受け板24で構成され、鍔受け板24の舌片
25はその背面が底板42の内底に重ねられ、ス
ポツト溶接により固着される。ソケツト付ノイズ
フイルタとしての組み上げは、従来例について説
明したと同様にソケツト、絶縁板および箱状蓋体
43を取り付けて完成される。
属製箱形容器の他の実施例を分解して示してい
る。この図において、鍔受け板24は、第1図で
説明したものと同じく、方形舌片25と小舌片2
6とによつてアース用導体板27を一体で形成し
たものである。金属製容器本体41は、底板42
と鍔受け板24で構成され、鍔受け板24の舌片
25はその背面が底板42の内底に重ねられ、ス
ポツト溶接により固着される。ソケツト付ノイズ
フイルタとしての組み上げは、従来例について説
明したと同様にソケツト、絶縁板および箱状蓋体
43を取り付けて完成される。
以上に説明したように、本考案は、鍔受け板と
アース用導体板とを一体的に形成したで、部品点
数が減り、又、スポツト溶接する際のアース用導
体板の位置ぎめや、アース用導体板の2段に折り
曲げて貫通孔を設けることを必要とせず、さらに
スポツト溶接個所を少なくできることにより、資
材費および工数を削減でき安価なソケツト付ノイ
ズフイルタを提供することができる。
アース用導体板とを一体的に形成したで、部品点
数が減り、又、スポツト溶接する際のアース用導
体板の位置ぎめや、アース用導体板の2段に折り
曲げて貫通孔を設けることを必要とせず、さらに
スポツト溶接個所を少なくできることにより、資
材費および工数を削減でき安価なソケツト付ノイ
ズフイルタを提供することができる。
第1図は本考案のノイズフイルタに用いる金属
製箱形容器の一実施例の要部を示す分解斜視図、
第2図は同じく金属製箱形容器の他の実施例を示
す分解斜視図である。第3図は従来のソケツト付
ノイズフイルタの一例を示す分解斜視図である。 1,21,41……金属製容器、3……アース
用端子板、14,23……箱状体、4,24……
鍔受け板、11……アース端子、25……方形舌
片、26……小舌片、43……箱状蓋体。
製箱形容器の一実施例の要部を示す分解斜視図、
第2図は同じく金属製箱形容器の他の実施例を示
す分解斜視図である。第3図は従来のソケツト付
ノイズフイルタの一例を示す分解斜視図である。 1,21,41……金属製容器、3……アース
用端子板、14,23……箱状体、4,24……
鍔受け板、11……アース端子、25……方形舌
片、26……小舌片、43……箱状蓋体。
Claims (1)
- 対向する両端面と上面とが開口された金属容器
と、該金属容器の開口された一端に接合により直
角に組合わされた鍔受け板と、該鍔受け板の中央
開口部に挿入された接続端子およびアース端子を
有する鍔付きソケツトと、前記金属容器の開口さ
れた他端に取付けられた接続端子およびアース端
子を有する端子板と、前記金属容器内に収容さ
れ、前記鍔付きソケツトの端子と前記端子板の端
子との間に接続されたノイズフイルタと、前記金
属容器の上部を蔽う蓋体とからなるソケツト付ノ
イズフイルタにおいて、前記鍔受け板には中央部
を切り込み後、折り曲げにより形成された接合部
とアース用導体板とが備えられ、該接合部が前記
金属容器の底面は合わせて接合され、該アース用
導体板に前記鍔付きソケツトのアース端子の突出
部が挟接されるように接続されたことを特徴とす
るソケツト付ノイズフイルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986016294U JPH0342743Y2 (ja) | 1986-02-08 | 1986-02-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986016294U JPH0342743Y2 (ja) | 1986-02-08 | 1986-02-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62129825U JPS62129825U (ja) | 1987-08-17 |
JPH0342743Y2 true JPH0342743Y2 (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=30808020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986016294U Expired JPH0342743Y2 (ja) | 1986-02-08 | 1986-02-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0342743Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7508262B2 (ja) * | 2020-05-01 | 2024-07-01 | キヤノン株式会社 | 電子装置及び接合方法 |
-
1986
- 1986-02-08 JP JP1986016294U patent/JPH0342743Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62129825U (ja) | 1987-08-17 |
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