JPH0342738Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342738Y2 JPH0342738Y2 JP15699586U JP15699586U JPH0342738Y2 JP H0342738 Y2 JPH0342738 Y2 JP H0342738Y2 JP 15699586 U JP15699586 U JP 15699586U JP 15699586 U JP15699586 U JP 15699586U JP H0342738 Y2 JPH0342738 Y2 JP H0342738Y2
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- JP
- Japan
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- sleeve
- coaxial line
- antenna
- support pipe
- frequency
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- Expired
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、UHF帯で異なる複数の周波数での
使用が可能な、自動車電話やコードレステレホン
等に好適の多周波共用スリーブアンテナに関す
る。
使用が可能な、自動車電話やコードレステレホン
等に好適の多周波共用スリーブアンテナに関す
る。
UHF帯に使用する従来のスリーブアンテナ１
を第５図の原理図で説明すると、図中符号２は、
一端にコネクタ３を備えた同軸線路であり、その
中心導体がエレメント４としてλ／４長（４分の
１波長）突出し、同軸線路２の外側にはその外導
体５に接続する円筒スリーブ６が同じくλ／４の
長さに構成されている。
を第５図の原理図で説明すると、図中符号２は、
一端にコネクタ３を備えた同軸線路であり、その
中心導体がエレメント４としてλ／４長（４分の
１波長）突出し、同軸線路２の外側にはその外導
体５に接続する円筒スリーブ６が同じくλ／４の
長さに構成されている。
上述の従来例によるスリーブアンテナ１は、円
筒スリーブ６が放射素子として働くため半波長ア
ンテナを形成するが、円筒スリーブ６が分岐阻止
回路として働くので狭帯域である。そのため２周
波以上の多周波の使用を可能とするためには、円
筒スリーブ６を多重にしたり、エレメント４先端
にコイル部を形成する必要があり、形状が大型化
してデザインや取扱い性の悪化を招くという問題
があつた。
筒スリーブ６が放射素子として働くため半波長ア
ンテナを形成するが、円筒スリーブ６が分岐阻止
回路として働くので狭帯域である。そのため２周
波以上の多周波の使用を可能とするためには、円
筒スリーブ６を多重にしたり、エレメント４先端
にコイル部を形成する必要があり、形状が大型化
してデザインや取扱い性の悪化を招くという問題
があつた。
そこで本考案は、UHF帯で複数の周波数での
使用が可能であり、形状もスリムで小型化できる
多周波共用スリーブアンテナを提供することを目
的とする。
使用が可能であり、形状もスリムで小型化できる
多周波共用スリーブアンテナを提供することを目
的とする。
この目的のため本考案は、同軸線路の中心導体
に接続するエレメントと、上記同軸線路の外導体
に接続するスリーブとを備えるスリーブアンテナ
において、上記スリーブは、同軸線路に一定間隔
をあけて外装する絶縁支持体パイプ上に形成され
た複数本の矩形導体で構成し、これらの矩形導体
は、複数の使用波長に応じた長さにそれぞれ設定
したことを特徴とする。
に接続するエレメントと、上記同軸線路の外導体
に接続するスリーブとを備えるスリーブアンテナ
において、上記スリーブは、同軸線路に一定間隔
をあけて外装する絶縁支持体パイプ上に形成され
た複数本の矩形導体で構成し、これらの矩形導体
は、複数の使用波長に応じた長さにそれぞれ設定
したことを特徴とする。
このような手段により、異なる複数の周波数に
対してそれぞれの矩形導体がスリーブとして機能
するから、UHF帯で複数の周波数での使用が可
能となる。また、複数のスリーブが単一の絶縁支
持体パイプ上に構成されるので、形状がスリムで
小型化する。
対してそれぞれの矩形導体がスリーブとして機能
するから、UHF帯で複数の周波数での使用が可
能となる。また、複数のスリーブが単一の絶縁支
持体パイプ上に構成されるので、形状がスリムで
小型化する。
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を具体
的に説明する。
的に説明する。
第１図は多周波共用スリーブアンテナのうち２
周波共用のスリーブアンテナ７の原理図を示し、
図中符号８は、第５図に示す従来例の同軸線路２
と同様の同軸線路であり、一端部にコネクタ９を
備えてなる。
周波共用のスリーブアンテナ７の原理図を示し、
図中符号８は、第５図に示す従来例の同軸線路２
と同様の同軸線路であり、一端部にコネクタ９を
備えてなる。
ここで同軸線路８の外側には、その外導体１０
に接続する２つの矩形導体からなるスリーブ１
１，１２が構成される。これらのスリーブ１１，
１２の長さは、使用波長λ1，λ2に応じてそれぞれ
λ1／４，λ2／４に設定されており、また中心導体
１３に接続するエレメント１４の長さは、上記使
用波長λ1，λ2との間で両波長がうまく使用できる
適当長さに設定される。
に接続する２つの矩形導体からなるスリーブ１
１，１２が構成される。これらのスリーブ１１，
１２の長さは、使用波長λ1，λ2に応じてそれぞれ
λ1／４，λ2／４に設定されており、また中心導体
１３に接続するエレメント１４の長さは、上記使
用波長λ1，λ2との間で両波長がうまく使用できる
適当長さに設定される。
第２図は第１図の原理図に基づくより具体的な
構成例を示し、一端にコネクタ９を備える同軸線
路８は、中心導体１３に絶縁被覆１５が施され、
この絶縁被覆１５の外側にパイプ状の外導体１０
が嵌合してなる。そしてエレメント１４は、上記
絶縁被覆１５を施した中心導体１３で構成され
る。
構成例を示し、一端にコネクタ９を備える同軸線
路８は、中心導体１３に絶縁被覆１５が施され、
この絶縁被覆１５の外側にパイプ状の外導体１０
が嵌合してなる。そしてエレメント１４は、上記
絶縁被覆１５を施した中心導体１３で構成され
る。
上記同軸線路８の下端部には絶縁樹脂製の段付
リング状をなすスペーサ１６が、また上端部には
導電金属製の段付リング状をなす接続金具１７が
それぞれ嵌合固定され、これらのスペーサ１６、
接続金具１７を介して同軸線路８の外側には、絶
縁樹脂製の支持体パイプ１８が同心状に外装され
る。ここで、第３図にも示すように支持体パイプ
１８の外周には、直径線上の対向位置においてそ
れぞれ長手方向に延びる導体箔が張設されて２つ
のスリーブ１１，１２が構成され、これらは一端
が接続金具１７を介して前記同軸線路８の外導体
１０に接続している。なお、第２図中、符号１９
はエレメント１４の先端からコネクタ９部にかけ
てスリーブアンテナ７の略全体を覆う絶縁ゴム被
覆、符号２０はエレメント１４の先端を覆つて絶
縁ゴム被覆１９の外周に嵌合するキヤツプであ
る。
リング状をなすスペーサ１６が、また上端部には
導電金属製の段付リング状をなす接続金具１７が
それぞれ嵌合固定され、これらのスペーサ１６、
接続金具１７を介して同軸線路８の外側には、絶
縁樹脂製の支持体パイプ１８が同心状に外装され
る。ここで、第３図にも示すように支持体パイプ
１８の外周には、直径線上の対向位置においてそ
れぞれ長手方向に延びる導体箔が張設されて２つ
のスリーブ１１，１２が構成され、これらは一端
が接続金具１７を介して前記同軸線路８の外導体
１０に接続している。なお、第２図中、符号１９
はエレメント１４の先端からコネクタ９部にかけ
てスリーブアンテナ７の略全体を覆う絶縁ゴム被
覆、符号２０はエレメント１４の先端を覆つて絶
縁ゴム被覆１９の外周に嵌合するキヤツプであ
る。
以上の構成では、スリーブ１１，１２が円筒状
ではなく、矩形状に分割構成されているので、分
岐阻止回路としての機能は低下し、スリーブアン
テナ７は広帯域である。そしてスリーブ１１，１
２の長さがλ1／４，λ2／４であることから、スリ
ーブアンテナ７は、波長λ1，λ2に相当する周波数
f1，f2を共振周波数とした２周波共用アンテナと
なる。
ではなく、矩形状に分割構成されているので、分
岐阻止回路としての機能は低下し、スリーブアン
テナ７は広帯域である。そしてスリーブ１１，１
２の長さがλ1／４，λ2／４であることから、スリ
ーブアンテナ７は、波長λ1，λ2に相当する周波数
f1，f2を共振周波数とした２周波共用アンテナと
なる。
またスペーサ１６は、スリーブ１１，１２部分
を外れた支持体パイプ１８の端部を支持するの
で、静電容量を形成せず、設定した周波数からず
れたり、インピーダンスの不一致、利得の低下な
どの特性上の劣化を防止できる。
を外れた支持体パイプ１８の端部を支持するの
で、静電容量を形成せず、設定した周波数からず
れたり、インピーダンスの不一致、利得の低下な
どの特性上の劣化を防止できる。
なお前記実施例では、使用波長がλ1，λ2の２周
波共用アンテナについて説明したが、導体箔から
なるスリーブの数をｎ本とし、それぞれの長さを
使用波長λ1，λ2，λ3，…λnの1/4に設定すると共
にエレメントの長さをλ1とλnの間の所定長さに
設定すれば、ｎ周波共用スリーブアンテナとな
る。
波共用アンテナについて説明したが、導体箔から
なるスリーブの数をｎ本とし、それぞれの長さを
使用波長λ1，λ2，λ3，…λnの1/4に設定すると共
にエレメントの長さをλ1とλnの間の所定長さに
設定すれば、ｎ周波共用スリーブアンテナとな
る。
また、前記実施例において、支持体パイプ１８
におけるスペーサ１６の嵌合部とスリーブ１１，
１２の端部との間の外周に切欠き窓２１，２１を
形成することにより（第４図ａ，ｂ参照）、静電
容量を変化して性能改善を図ることができる。
におけるスペーサ１６の嵌合部とスリーブ１１，
１２の端部との間の外周に切欠き窓２１，２１を
形成することにより（第４図ａ，ｂ参照）、静電
容量を変化して性能改善を図ることができる。
以上説明したとおり本考案によれば、異なる周
波数に対してそれぞれの矩形導体がスリーブとし
て機能するから、UHF帯で複数の周波数での使
用が可能となる。また複数のスリーブが単一の支
持体パイプ上に構成されるので形状がスリムで小
型化し、デザイン上有利となり取扱い性も向上す
る。
波数に対してそれぞれの矩形導体がスリーブとし
て機能するから、UHF帯で複数の周波数での使
用が可能となる。また複数のスリーブが単一の支
持体パイプ上に構成されるので形状がスリムで小
型化し、デザイン上有利となり取扱い性も向上す
る。
さらに実施態様項のように絶縁支持体パイプ
を、複数本の矩形導体から離れた端部において絶
縁スペーサを介して同軸線路上に支持したことに
より、電気的特性の劣化を招くことがない。
を、複数本の矩形導体から離れた端部において絶
縁スペーサを介して同軸線路上に支持したことに
より、電気的特性の劣化を招くことがない。
第１図は本考案の一実施例を示す原理図、第２
図は同具体的構成例を示す２周波スリーブアンテ
ナの一部を断面とした正面図、第３図は支持体パ
イプ部分の斜視図、第４図ａは支持体パイプの下
端部正面図、第４図ｂは同下端部側面図、第５図
は一従来例を示す原理図である。 １……スリーブアンテナ、２……同軸線路、３
……コネクタ、４……エレメント、５……外導
体、６……円筒スリーブ、７……スリーブアンテ
ナ、８……同軸線路、９……コネクタ、１０……
外導体、１１，１２……スリーブ、１３……中心
導体、１４……エレメント、１５……絶縁被覆、
１６……スペーサ、１７……接続金具、１８……
支持体パイプ、１９……絶縁ゴム被覆、２０……
キヤツプ。
図は同具体的構成例を示す２周波スリーブアンテ
ナの一部を断面とした正面図、第３図は支持体パ
イプ部分の斜視図、第４図ａは支持体パイプの下
端部正面図、第４図ｂは同下端部側面図、第５図
は一従来例を示す原理図である。 １……スリーブアンテナ、２……同軸線路、３
……コネクタ、４……エレメント、５……外導
体、６……円筒スリーブ、７……スリーブアンテ
ナ、８……同軸線路、９……コネクタ、１０……
外導体、１１，１２……スリーブ、１３……中心
導体、１４……エレメント、１５……絶縁被覆、
１６……スペーサ、１７……接続金具、１８……
支持体パイプ、１９……絶縁ゴム被覆、２０……
キヤツプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 同軸線路の中心導体に接続するエレメント
と、上記同軸線路の外導体に接続するスリーブ
とを備えるスリーブアンテナにおいて、上記ス
リーブは、同軸線路に一定間隔をあけて外装す
る絶縁支持体パイプ上に形成された複数本の矩
形導体で構成し、これらの矩形導体は、複数の
使用波長に応じた長さにそれぞれ設定したこと
を特徴とする多周波共用スリーブアンテナ。 (2) 上記絶縁支持体パイプは、複数本の矩形導体
から離れた端部において絶縁スペーサを介して
同軸線路上に支持したことを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第１項記載の多周波共用スリ
ーブアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15699586U JPH0342738Y2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15699586U JPH0342738Y2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6361805U JPS6361805U (ja) | 1988-04-23 |
| JPH0342738Y2 true JPH0342738Y2 (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=31079132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15699586U Expired JPH0342738Y2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0342738Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2504284Y2 (ja) * | 1988-11-21 | 1996-07-10 | 日本電信電話株式会社 | 二波長共振形のスリ―ブアンテナ |
| JP2775556B2 (ja) * | 1992-09-22 | 1998-07-16 | 松下電器産業株式会社 | アンテナ装置 |
| JP5632207B2 (ja) * | 2010-06-15 | 2014-11-26 | 正雄 作間 | アンテナ |
-
1986
- 1986-10-13 JP JP15699586U patent/JPH0342738Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6361805U (ja) | 1988-04-23 |
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