JPH0342445Y2 - - Google Patents

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JPH0342445Y2
JPH0342445Y2 JP12214284U JP12214284U JPH0342445Y2 JP H0342445 Y2 JPH0342445 Y2 JP H0342445Y2 JP 12214284 U JP12214284 U JP 12214284U JP 12214284 U JP12214284 U JP 12214284U JP H0342445 Y2 JPH0342445 Y2 JP H0342445Y2
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JP
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sleeve
volts
photoreceptor
bias voltage
delay circuit
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JP12214284U
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JPS6136851U (ja
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Developing For Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、複写機、プリンタ等の静電記録機の
反転現像に関するものである。
(ロ) 従来の技術 第3図は従来の静電記録機の要部説明図であつ
て、以下この図にもとづいて従来の静電記録機の
反転現像について説明する。
第3図において、1は感光体としての感光体ド
ラム、2は感光体ドラム1を一様に帯電させる帯
電用コロトロン、3は形成すべき画像に対応する
光信号を感光体ドラム1に収束させ、静電潜像を
形成する光学系(図示せず)を構成する短焦点レ
ンズ列である。また、4は前記静電潜像をトナー
にて現像する現像装置であつて、この現像装置4
内にはキヤリアとトナーとが混合された現像剤5
が蓄えられている。6,6は現像剤5をかきまぜ
る攬拌ローラ、7はマグネツトローラ(図示せ
ず)が内装され、その外周部にアルミニウム等の
導電体から成るスリーブ8が設けられた磁気円筒
体である。一方、9はスイツチ10を介して前記
スリーブ8に連結されたバイアス電源であつて、
このバイアス電源9はスイツチ10の閉成時にス
リーブ8にバイアス電圧を印加する。
次に、感光体ドラム1にアモルフアスシリコン
感光体を用いたときの動作について説明する。反
転現像時において、感光体ドラム1は帯電用コロ
トロン2によりVS(300〜400ボルト)にプラス帯
電させられ、次に短焦点レンズ列3の光信号によ
り静電潜像が形成される。一方、スリーブ8の表
面には現像剤5が付着しており、トナーがプラス
に、キヤリアがマイナスに帯電されている。そし
て、反転現像時においては、スリーブ8にはバイ
アス電源9によりバイアス電圧(VB)が印加さ
れている。なお、バイアス電圧(VB)はVSと
VBとの差(△VBS=VS−VB)が110ボルト<
△VBS<250ボルトとなるように設定されてい
る。ところで、バイアス電圧をこのように設定す
るのは、以下に説明する理由からであるが、ここ
では説明を簡単にするために、感光体ドラム1の
光の照射部を画像部(電位は0ボルトに近い)、
非照射部を非画像部(電位はVS)と称する。
(a) まず、△VBS<110ボルトの場合であるが、
このときは非画像部からスリーブ8に向かう電
界が弱くなり、プラス帯電されているトナーが
画像部のみならず、非画像部にも付着してしま
う。
(b) 次に、250ボルト<△VBSのときは、非画像
部からスリーブ8に向かう電界が強くなりすぎ
る。このため、マイナス帯電されているキヤリ
アが非画像部に引き付けられ、付着してしま
う。
このように、△VBS<110ボルト、250ボルト
<△VBSの場合はよくない。なお、以上の数値
はスリーブ8にアルミニウム、感光体にアモルフ
アスシリコンを用いたものである。
ところで、反転現像を停止するには、感光体ド
ラム1への帯電電圧(VS)とスリーブ8へのバ
イアス電圧(VB)とを禁止せねばならない。し
かるに、このとき第4図に示すように、バイアス
電圧(VB)はVBから一気に0ボルトになるの
であるが、感光体ドラムの帯電電圧(VS)はVS
から漸次に0ボルトの減少していき、一気に0ボ
ルトとはならない。このため反転現像の停止時に
一時的に△VBSが250ボルトより大になり、前述
の(b)の理由から感光体ドラム1にキヤリアが付着
するという問題点が発生していた。
なお、反転現像については、共立出版発行の電
子写真P25からP26にかけて述べられている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従来の静電記録機による反転現像では、反転現
像の停止時に感光体ドラムの表面にキヤリアが付
着してしまいよくなかつた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、反転現像の停止時に感光体ドラムの
表面にトナーおよびキヤリアが付着しない静電記
録機を実現せんとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は感光体と、この感光体を帯電させる帯
電用コロトロンと、感光体に静電潜像を形成する
光学系と、前記静電潜像を現像する現像装置と、
を具備する静電記録機において、前記現像装置に
は、外周部にスリーブを有する磁気円筒体が設け
られ、前記スリーブとアースとの間には遅延回路
が接続されていることを特徴とする静電記録機で
ある。
(ホ) 作用 本考案は、スリーブに連結された遅延回路によ
り、反転現像の停止時にスリーブのバイアス電圧
を漸次に減少させ得る。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例の要部説明図、第2
図は帯電電圧(VS)とバイアス電圧(VB)と
のタイムチヤート図である。以下、これらの図に
もとづいて本考案の一実施例を説明するが、第1
図および第2図において、第3図、第4図と同一
部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
第1図において、11は遅延回路であつて、こ
こではコンデンサ12と抵抗13とを並列に連結
して構成している。この遅延回路11の一端は接
地されており、他端はスイツチ10の一端とスリ
ーブ8とに連結されている。そして、バイアス電
源9と遅延回路11とはスイツチ10を介して並
列に連結されていて、スイツチ10を開閉するこ
とによつて、コンデンサ12の電荷を充放電させ
ることができる。なお、コンデンサ12の容量を
C、抵抗13の抵抗値をRとすると、遅延回路1
1の時定数はRCで定まり、RおよびCの値を調
節することによつて、所望の時定数が得られる。
次に、この実施例の動作について説明する。ま
ず、反転現像時にはスイツチ10は閉成されてお
り、スリーブ8にバイアス電圧(VB)が印加さ
れ、コンデンサ12に電荷が充電されている。こ
のときは、感光体ドラム1の帯電電圧(VS)と、
スリーブ8のバイアス電圧(VB)とは、その差
△VBSが110ボルト<△VBS<250ボルトとなる
ように調節されている。
次に、反転現像を停止するには、感光体ドラム
1の帯電を禁止し、同時にスイツチ10を開放す
る。すると、第2図に示すように、感光体ドラム
1の帯電電圧はVSから漸次に0ボルトに減少す
る。一方、スリーブ8のバイアス電圧はバイアス
電源9からの電圧の印加はなくなるのであるが、
遅延回路11からの電圧の印加を受け、時定数
RCに応じて一気にではなく第2図に示すように
漸次に0ボルトに減少する。このとき、遅延回路
11の時定数を調節することによつて、感光体ド
ラム1の帯電電圧と、スリーブ8のバイアス電圧
との減少の割合を同程度にすることができる。し
たがつて、帯電電圧とバイアス電圧との差△
VBSは、バイアス電圧が0ボルトに落ちるまで
は110ボルト<△VBS<250ボルトの関係を満足
するので、反転現像の停止時において、トナーと
キヤリアとの感光体ドラム1への付着が防止され
る。
(ト) 考案の効果 本考案は、反転現像を停止したときに、遅延回
路により漸次にスリーブのバイアス電圧を減少さ
せるので、反転現像の停止時にトナーおよびキヤ
リアが感光体に付着するのを防止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部説明図、第2
図はそのタイムチヤート図、第3図は従来の静電
記録機の要部説明図、第4図はそのタイムチヤー
ト図である。 1……感光体ドラム(感光体)、2……帯電用
コロトロン、4……現像装置、7……磁気円筒
体、8……スリーブ、11……遅延回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 感光体と、この感光体を帯電させる帯電用コロ
    トロンと、感光体に静電潜像を形成する光学系
    と、前記静電潜像を現像する現像装置と、を具備
    する静電記録機において、 前記現像装置には、外周部にスリーブを有する
    磁気円筒体が設けられ、前記スリーブとアースと
    の間に遅延回路が接続されていることを特徴とす
    る静電記録機。
JP12214284U 1984-08-09 1984-08-09 静電記録機 Granted JPS6136851U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12214284U JPS6136851U (ja) 1984-08-09 1984-08-09 静電記録機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12214284U JPS6136851U (ja) 1984-08-09 1984-08-09 静電記録機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6136851U JPS6136851U (ja) 1986-03-07
JPH0342445Y2 true JPH0342445Y2 (ja) 1991-09-05

Family

ID=30680904

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JP12214284U Granted JPS6136851U (ja) 1984-08-09 1984-08-09 静電記録機

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JPS6136851U (ja) 1986-03-07

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