JPH034216A - 光ビーム制御装置 - Google Patents
光ビーム制御装置Info
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- JPH034216A JPH034216A JP14009889A JP14009889A JPH034216A JP H034216 A JPH034216 A JP H034216A JP 14009889 A JP14009889 A JP 14009889A JP 14009889 A JP14009889 A JP 14009889A JP H034216 A JPH034216 A JP H034216A
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- 101100055370 Candida boidinii AOD1 gene Proteins 0.000 abstract 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 5
- 101150054427 AOD1 gene Proteins 0.000 description 3
- 101100108974 Emericella nidulans (strain FGSC A4 / ATCC 38163 / CBS 112.46 / NRRL 194 / M139) alxA gene Proteins 0.000 description 3
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- LAJZODKXOMJMPK-UHFFFAOYSA-N tellurium dioxide Chemical compound O=[Te]=O LAJZODKXOMJMPK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、音響光学素子を用いて光ビームを制御する
ための光ビーム制御装置に関する。
ための光ビーム制御装置に関する。
(従来の技術)
レーザビームの回折状態を超音波で制御することにより
、出射光の強度や出射角度を調整するAO素子(AOM
、AOD)が広く用いられている。
、出射光の強度や出射角度を調整するAO素子(AOM
、AOD)が広く用いられている。
このAO素子は、高速な制御が可能で小型であることな
ど、多くの利点を備えている。
ど、多くの利点を備えている。
AO素子の出射光のうち、1次回折光が制御可能な光で
あるが、回折効率は一般に100%には至らないので、
0次光(非回折光)も同時に出射されるのが普通である
。しかし、0次光の強度や出射方向は制御できないので
、不要光として除去する必要がある。
あるが、回折効率は一般に100%には至らないので、
0次光(非回折光)も同時に出射されるのが普通である
。しかし、0次光の強度や出射方向は制御できないので
、不要光として除去する必要がある。
AO素子からの0次出射光を除去する手段として、例え
ば特公昭61−55659号公報に示されているように
0次出射光を遮蔽するビームストッパを設けるものや、
特開昭58−193516号公報に示されているように
1次出射光のみを通過させるアパーチャを設けるものな
どが知られている。
ば特公昭61−55659号公報に示されているように
0次出射光を遮蔽するビームストッパを設けるものや、
特開昭58−193516号公報に示されているように
1次出射光のみを通過させるアパーチャを設けるものな
どが知られている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、ビームストッパやアパーチャなどの遮蔽手段を
設けて0次出射光を除去するためには、これらの遮蔽手
段が置かれた場所において、0次光と1次光とがかなり
空間的に分離されていなければならない。従って、AO
素子から遮蔽手段までにかなりの距離が必要となり、小
型であるというAO素子の利点を充分に生かせないとい
う問題があった。
設けて0次出射光を除去するためには、これらの遮蔽手
段が置かれた場所において、0次光と1次光とがかなり
空間的に分離されていなければならない。従って、AO
素子から遮蔽手段までにかなりの距離が必要となり、小
型であるというAO素子の利点を充分に生かせないとい
う問題があった。
(発明の目的)
この発明は、従来の技術における上述の課題を解決する
ためになされたものであり、小型のままで0次出射光を
除去することのできる光ビーム制御装置を得ることを目
的とする。
ためになされたものであり、小型のままで0次出射光を
除去することのできる光ビーム制御装置を得ることを目
的とする。
(課題を解決するための手段)
上述の課題を解決するため、この発明では、入射光の偏
光方向が1次出射光の偏光方向に対して直交した方向に
ある音響光学素子と、前記音響光学素子の出射側に設け
られ、前記1次出射光と同一の偏光方向の光ビームのみ
を透過させる遮蔽手段とを備える。
光方向が1次出射光の偏光方向に対して直交した方向に
ある音響光学素子と、前記音響光学素子の出射側に設け
られ、前記1次出射光と同一の偏光方向の光ビームのみ
を透過させる遮蔽手段とを備える。
(作用)
遮蔽手段は、1次出射光と同一の偏光方向の光ビームの
みを透過させるので、1次出射光は透過するが、これと
直交する偏光方向を有する0次出射光は遮蔽手段によっ
て除去される。
みを透過させるので、1次出射光は透過するが、これと
直交する偏光方向を有する0次出射光は遮蔽手段によっ
て除去される。
(実施例)
第1A図は、この発明の第1の実施例としての光ビーム
制御装置を示す正面図である。また、第1B図はその平
面図である。この光ビーム制御装置10は、音響光学偏
向器(AOD)1と、偏光板2とを備えている。AOD
Iは、二酸化テルル(T e O2)結晶である音響媒
質1aと超音波振動子(トランスデユーサ)lbとを備
えている。
制御装置を示す正面図である。また、第1B図はその平
面図である。この光ビーム制御装置10は、音響光学偏
向器(AOD)1と、偏光板2とを備えている。AOD
Iは、二酸化テルル(T e O2)結晶である音響媒
質1aと超音波振動子(トランスデユーサ)lbとを備
えている。
このAODlでは、トランスデユーサ1bから発振され
た超音波はT e O2結晶1a内を伝播する横波超音
波となっている。このようなAOD 1に光ビームL、
が入射すると、その1次回折光である出射光La□(以
下、「1次出射光」と呼ぶ。)の偏光方向が、入射光L
に対して90°回転する。従って、たとえば入射光L
がp偏光であれば、1吹出射光La工はS偏光になる
。AOD素子のこのような特性については、日経エレク
トロニクス、1975年8月25日号1第76頁〜第9
6頁や、IEEE Journal of Quant
um Electronics、 vol、QE−3第
85頁〜第93頁などに紹介されている。
た超音波はT e O2結晶1a内を伝播する横波超音
波となっている。このようなAOD 1に光ビームL、
が入射すると、その1次回折光である出射光La□(以
下、「1次出射光」と呼ぶ。)の偏光方向が、入射光L
に対して90°回転する。従って、たとえば入射光L
がp偏光であれば、1吹出射光La工はS偏光になる
。AOD素子のこのような特性については、日経エレク
トロニクス、1975年8月25日号1第76頁〜第9
6頁や、IEEE Journal of Quant
um Electronics、 vol、QE−3第
85頁〜第93頁などに紹介されている。
AOD 1はトランスデユーサ1bで発振される超音波
の周波数を調節することによって、1吹出射光La□の
偏向角θを制御する素子である。従って、1吹出射光L
a□はZ方向に偏向される。
の周波数を調節することによって、1吹出射光La□の
偏向角θを制御する素子である。従って、1吹出射光L
a□はZ方向に偏向される。
AODlへの入射光り、は偏向方向Zに平行な直線偏光
のレーザビームである。従って、AODlからの1次出
射光”atは偏光方向が90″回転して、偏光方向Zに
垂直な直線偏光となる。また、他の出射光として、0次
回折光Lao(以下、「0次出射光」と呼ぶ。)もAO
D 1から出射される。
のレーザビームである。従って、AODlからの1次出
射光”atは偏光方向が90″回転して、偏光方向Zに
垂直な直線偏光となる。また、他の出射光として、0次
回折光Lao(以下、「0次出射光」と呼ぶ。)もAO
D 1から出射される。
一方、偏光板2は、1吹出射光Lalのみを透過させる
特性を有している。従って、1次出射光り、1と直交す
る偏光方向を有する0次出射光り、。は偏光板2によっ
て遮断される。
特性を有している。従って、1次出射光り、1と直交す
る偏光方向を有する0次出射光り、。は偏光板2によっ
て遮断される。
なお、第1A図および第1B図ではAODlと偏光板2
とは空間的に離れているが、偏光板2をAOD 1の出
射面1sに貼り付けてもよい。このようにすれば、光ビ
ーム制御装置10全体を、より小型化できるという利点
がある。
とは空間的に離れているが、偏光板2をAOD 1の出
射面1sに貼り付けてもよい。このようにすれば、光ビ
ーム制御装置10全体を、より小型化できるという利点
がある。
第2A図は、この発明の第2の実施例としての光ビーム
制御装置を示す正面図である。第28図はその平面図で
ある。この光ビーム制御装置2゜は、第1A図および第
1B図における偏光板2を、偏光ビームスプリッタ3と
吸収膜4とで置換えたものである。この吸収膜4は、偏
光ビームスプリッタ3の(−X)方向の出射面3a上に
蒸着されている。
制御装置を示す正面図である。第28図はその平面図で
ある。この光ビーム制御装置2゜は、第1A図および第
1B図における偏光板2を、偏光ビームスプリッタ3と
吸収膜4とで置換えたものである。この吸収膜4は、偏
光ビームスプリッタ3の(−X)方向の出射面3a上に
蒸着されている。
この光ビーム制御装置20では、1吹出射光La□は偏
光ビームスプリッタ3をそのまま透過する。一方、0吹
出射光Laoは偏光ビームスプリッタ3内で(−X)方
向に反射され、吸収膜4によって吸収される。
光ビームスプリッタ3をそのまま透過する。一方、0吹
出射光Laoは偏光ビームスプリッタ3内で(−X)方
向に反射され、吸収膜4によって吸収される。
なお、吸収膜4は、単にO吹出射光Laoが外部に漏れ
出ないようにするためのものであり、必ずしも設ける必
要はない。すなわち、AODlの出射側に、1次出射光
”atをそのまま透過させる偏光ビームスプリッタ3を
設けるだけで、0次出射光り、。を除去するという目的
は達成できる。
出ないようにするためのものであり、必ずしも設ける必
要はない。すなわち、AODlの出射側に、1次出射光
”atをそのまま透過させる偏光ビームスプリッタ3を
設けるだけで、0次出射光り、。を除去するという目的
は達成できる。
さらに、AODlと偏光ビームスプリッタ3とを貼り合
わせてもよいことは、偏光板2を用いた場合と同様であ
る。
わせてもよいことは、偏光板2を用いた場合と同様であ
る。
また、上記実施例ではT e O2結晶を用いたAOD
lを音響光学素子として用いたが、このようなAODに
限らず、A OPvlやその他の音響光学素子であって
、1次出射光の偏光方向が入射光の偏光方向に対して直
交した方向となるものであればこの発明が適用できる。
lを音響光学素子として用いたが、このようなAODに
限らず、A OPvlやその他の音響光学素子であって
、1次出射光の偏光方向が入射光の偏光方向に対して直
交した方向となるものであればこの発明が適用できる。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明によれば、遮蔽手段が、
1次出射光と同一の偏光方向の光ビームのみを透過させ
るので、1次出射光はこれを透過するが、これと直交す
る偏光方向を有する0次出射光は遮蔽手段によって除去
される。この遮蔽手段は、音響光学素子の出射側に近接
して配置することができるので、小型のままで0次出射
光を除去できる光ビーム制御装置を得ることができると
いう効果がある。
1次出射光と同一の偏光方向の光ビームのみを透過させ
るので、1次出射光はこれを透過するが、これと直交す
る偏光方向を有する0次出射光は遮蔽手段によって除去
される。この遮蔽手段は、音響光学素子の出射側に近接
して配置することができるので、小型のままで0次出射
光を除去できる光ビーム制御装置を得ることができると
いう効果がある。
第1A図は、この発明の第1の実施例の正面図、第1B
図は、その平面図、 第2A図は、この発明の第2の実施例の正面図、その平
面図である。 2・・・偏光板、 第2B図は、 1・・・AOD。 3・・・偏光ビームスプリ 4・・・吸収膜、 Lao・・・0次出射光、 ツタ、 L ・・・入射光、 Lat・・・1次出射光
図は、その平面図、 第2A図は、この発明の第2の実施例の正面図、その平
面図である。 2・・・偏光板、 第2B図は、 1・・・AOD。 3・・・偏光ビームスプリ 4・・・吸収膜、 Lao・・・0次出射光、 ツタ、 L ・・・入射光、 Lat・・・1次出射光
Claims (1)
- (1)入射光の偏光方向が1次出射光の偏光方向に対し
て直交した方向にある音響光学素子と、前記音響光学素
子の出射側に設けられ、前記1次出射光と同一の偏光方
向の光ビームのみを透過させる遮蔽手段とを備えること
を特徴とする光ビーム制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14009889A JPH034216A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 光ビーム制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14009889A JPH034216A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 光ビーム制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH034216A true JPH034216A (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=15260902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14009889A Pending JPH034216A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 光ビーム制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH034216A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008209797A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | レーザ照射装置、及び、露光方法 |
JP2013152471A (ja) * | 2006-09-12 | 2013-08-08 | Ucl Business Plc | ビーム偏向装置及び方法 |
US9341919B2 (en) | 2010-04-21 | 2016-05-17 | Ucl Business Plc | Methods and apparatus for controling drive frequencies of acousto-optic deflectors |
-
1989
- 1989-05-31 JP JP14009889A patent/JPH034216A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013152471A (ja) * | 2006-09-12 | 2013-08-08 | Ucl Business Plc | ビーム偏向装置及び方法 |
US8687268B2 (en) | 2006-09-12 | 2014-04-01 | Ucl Business Plc | Imaging apparatus and methods |
US9104087B2 (en) | 2006-09-12 | 2015-08-11 | Ucl Business Plc | Imaging apparatus and methods |
JP2008209797A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | レーザ照射装置、及び、露光方法 |
US9341919B2 (en) | 2010-04-21 | 2016-05-17 | Ucl Business Plc | Methods and apparatus for controling drive frequencies of acousto-optic deflectors |
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