JPH0342014Y2 - - Google Patents
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- JPH0342014Y2 JPH0342014Y2 JP1213687U JP1213687U JPH0342014Y2 JP H0342014 Y2 JPH0342014 Y2 JP H0342014Y2 JP 1213687 U JP1213687 U JP 1213687U JP 1213687 U JP1213687 U JP 1213687U JP H0342014 Y2 JPH0342014 Y2 JP H0342014Y2
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- Japan
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- stem
- light refraction
- hook
- anvil
- swing
- Prior art date
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- Expired
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 6
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 4
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- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は鋲、ボタン、ホツク等の類似部品を衣
類あるいはカバン等のワークの所定位置にかしめ
るいわゆる鳩目ホツクかしめ機において、前記鳩
目ホツクがかしめられるワークのかしめ用マーキ
ング位置をアンビル上に位置決めするための光屈
折部をかしめ作業時においてはステムとアンビル
との間から逃す装置に関する。
類あるいはカバン等のワークの所定位置にかしめ
るいわゆる鳩目ホツクかしめ機において、前記鳩
目ホツクがかしめられるワークのかしめ用マーキ
ング位置をアンビル上に位置決めするための光屈
折部をかしめ作業時においてはステムとアンビル
との間から逃す装置に関する。
従来からのこのようなかしめ作業においてワー
クのかしめ用マーキング位置とステムとの間の位
置決めには作業者がその作業の都度、確認が容易
なようにそのかしめ位置に対して常に光を照射
し、この光とワークのかしめ用マーキング位置と
を一致させるようにしているものがあるが、この
光はステムとアンビルとを結ぶ中心線上をこれに
沿い、照射させる必要があるが、投光器をその中
心線上に設置することはスペース等の問題から不
可能であり、これを解決するために前記中心線に
交叉する方向から投光器で光を照射し、この光が
前記中心線に沿いアンビル上へ照射されるよう光
を屈折する屈折部をステムの下降時には機台の後
部に後退し、ステム6の上昇時には前方所定の位
置まで突出し、光をアンビル上に照射するものが
ある。
クのかしめ用マーキング位置とステムとの間の位
置決めには作業者がその作業の都度、確認が容易
なようにそのかしめ位置に対して常に光を照射
し、この光とワークのかしめ用マーキング位置と
を一致させるようにしているものがあるが、この
光はステムとアンビルとを結ぶ中心線上をこれに
沿い、照射させる必要があるが、投光器をその中
心線上に設置することはスペース等の問題から不
可能であり、これを解決するために前記中心線に
交叉する方向から投光器で光を照射し、この光が
前記中心線に沿いアンビル上へ照射されるよう光
を屈折する屈折部をステムの下降時には機台の後
部に後退し、ステム6の上昇時には前方所定の位
置まで突出し、光をアンビル上に照射するものが
ある。
しかしながらこのような装置においては、この
屈折部は機台内へ後退するようになつているた
め、かしめ時に生じる埃が付着しやすく、これの
除去作業が難しいので光の照射寿命が短くなり、
ステムとマーキング位置との位置決め作業がやり
難くくなつていた。また、この屈折部はかしめ時
にワーク等が接触しないように完全に機台に投入
する必要があるため、この屈折部を完全に後退さ
せねばならず、このためこの動作機構が複雑にな
る等の問題点がある。
屈折部は機台内へ後退するようになつているた
め、かしめ時に生じる埃が付着しやすく、これの
除去作業が難しいので光の照射寿命が短くなり、
ステムとマーキング位置との位置決め作業がやり
難くくなつていた。また、この屈折部はかしめ時
にワーク等が接触しないように完全に機台に投入
する必要があるため、この屈折部を完全に後退さ
せねばならず、このためこの動作機構が複雑にな
る等の問題点がある。
本考案はこのような問題点を解決するとともに
作業サイクル毎に確実な鳩目ホツクとワークのか
しめ用マーキング位置との位置合わせを容易にす
ることを目的とするものであり、作業サイクル毎
に上ホツク2、下ホツク3を夫々所定位置に保持
し、一方、このホツク2,3をワーク8の所定位
置にかしめるようかしめ位置を照射する投光器9
4を有し、この位置においてステム6が打圧して
上下ホツク2,3をアンビル7上のワーク8にか
しめるようにした鳩目ホツクかしめ機において、
ステム6とアンビル7とを結ぶ中心線に交叉する
光軸を有する位置に投光器94を配置し、前記ス
テム6を昇降動自在に案内するブラケツト4に光
軸を屈折させる屈折部93を有する光屈折ガイド
92を揺動自在に取付け、ステム6が上昇した時
に前記光軸がステム6とアンビル7とを結ぶ中心
線上に位置するよう光屈折ガイド92にこれを揺
動させる光屈折駆動手段を接続したものであつ
て、これにより正確なワークの位置決め作業が得
られる。尚、この中において、光屈折駆動手段は
ステム6の上昇及び下降信号により所定角度だけ
正逆回転するモータであつてもよく、また光屈折
駆動手段は駆動源からの動力を受けてステム6に
上昇又は下降動作を伝達する昇降伝達部材13に
連動されるカムレバー81と、このカムレバー8
1の垂直揺動を水平揺動に変える揺動伝達手段8
0と、前記ブラケツト4に揺動自在に軸支されて
一端が前記揺動伝達手段80に連結された光屈折
ガイド92とから構成されたもののどちらであつ
てもよい。
作業サイクル毎に確実な鳩目ホツクとワークのか
しめ用マーキング位置との位置合わせを容易にす
ることを目的とするものであり、作業サイクル毎
に上ホツク2、下ホツク3を夫々所定位置に保持
し、一方、このホツク2,3をワーク8の所定位
置にかしめるようかしめ位置を照射する投光器9
4を有し、この位置においてステム6が打圧して
上下ホツク2,3をアンビル7上のワーク8にか
しめるようにした鳩目ホツクかしめ機において、
ステム6とアンビル7とを結ぶ中心線に交叉する
光軸を有する位置に投光器94を配置し、前記ス
テム6を昇降動自在に案内するブラケツト4に光
軸を屈折させる屈折部93を有する光屈折ガイド
92を揺動自在に取付け、ステム6が上昇した時
に前記光軸がステム6とアンビル7とを結ぶ中心
線上に位置するよう光屈折ガイド92にこれを揺
動させる光屈折駆動手段を接続したものであつ
て、これにより正確なワークの位置決め作業が得
られる。尚、この中において、光屈折駆動手段は
ステム6の上昇及び下降信号により所定角度だけ
正逆回転するモータであつてもよく、また光屈折
駆動手段は駆動源からの動力を受けてステム6に
上昇又は下降動作を伝達する昇降伝達部材13に
連動されるカムレバー81と、このカムレバー8
1の垂直揺動を水平揺動に変える揺動伝達手段8
0と、前記ブラケツト4に揺動自在に軸支されて
一端が前記揺動伝達手段80に連結された光屈折
ガイド92とから構成されたもののどちらであつ
てもよい。
ステム6が上昇すると、揺動伝達手段80を介
して光屈折ガイド92は先端の屈折部93がステ
ム6の中心線上に達するよう移動する。これによ
りこの屈折部93が前記ステム6とアンビル7と
の間の中心線に光軸が交叉するようあらかじめ設
定された位置まで達すると、投光器94からの光
はこの屈折部93により屈折されて前記中心線に
沿いアンビル7に照射される。この後、ワーク8
をアンビル7上に載置し、あらかじめ設定された
かしめ用マーキング位置をこの光に一致させる。
これにより位置決めされ、続いて光屈折ガイド9
2が反対方向へ移動すると、ステム6が下降し、
かしめ作業が行われる。
して光屈折ガイド92は先端の屈折部93がステ
ム6の中心線上に達するよう移動する。これによ
りこの屈折部93が前記ステム6とアンビル7と
の間の中心線に光軸が交叉するようあらかじめ設
定された位置まで達すると、投光器94からの光
はこの屈折部93により屈折されて前記中心線に
沿いアンビル7に照射される。この後、ワーク8
をアンビル7上に載置し、あらかじめ設定された
かしめ用マーキング位置をこの光に一致させる。
これにより位置決めされ、続いて光屈折ガイド9
2が反対方向へ移動すると、ステム6が下降し、
かしめ作業が行われる。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第6図に
基づき説明する。第6図において、1は後部に上
ホツク2、下ホツク3を所定量づつ貯留するホツ
パ60a,60bを配置した機台を構成するフレ
ームであり、このフレーム1の前部には互いに対
向してステム6とアンビル7が配置されている。
このステム6は前記フレーム1に固定されたブラ
ケツト4に昇降動自在に貫挿してあり、このステ
ム6は作用ロツド11の前後動により動作するよ
うになつている。この作用ロツド11の後端には
前記フレーム1に揺動自在に軸支された昇降伝達
部材13の一端が位置調整自在に固定してあり、
この他端には駆動源(図示せず)に連結された昇
降作動棒14が連結されている。
基づき説明する。第6図において、1は後部に上
ホツク2、下ホツク3を所定量づつ貯留するホツ
パ60a,60bを配置した機台を構成するフレ
ームであり、このフレーム1の前部には互いに対
向してステム6とアンビル7が配置されている。
このステム6は前記フレーム1に固定されたブラ
ケツト4に昇降動自在に貫挿してあり、このステ
ム6は作用ロツド11の前後動により動作するよ
うになつている。この作用ロツド11の後端には
前記フレーム1に揺動自在に軸支された昇降伝達
部材13の一端が位置調整自在に固定してあり、
この他端には駆動源(図示せず)に連結された昇
降作動棒14が連結されている。
また、この昇降作動棒14は前記上ホツク2を
貯留するホツパ60aからの上ホツク2を案内す
る供給路40の先端に配置されて上ホツク2を作
業サイクル毎に1個づつ分離供給する係止部51
を有する分離手段50を動作させるようになつて
いる。更に、この他にこの分離された上ホツク2
を強制的にステム6の先端のキヤツチヤ5に供給
する押込み部材30を動作させたり、下ホツク3
を前記ステム6と同一中心線上のアンビル7に作
業サイクル毎に1個づつ供給する下ホツク供給ユ
ニツトを動作させるようになつている。また、こ
れらはタイミング連接機構を(図示せず)を介し
て夫々動作されるものであつて、前記下ホツク3
はホツパ60bから供給路41を介して前記アン
ビル7上に前記上ホツク2の供給と同時に供給さ
れる構成である。
貯留するホツパ60aからの上ホツク2を案内す
る供給路40の先端に配置されて上ホツク2を作
業サイクル毎に1個づつ分離供給する係止部51
を有する分離手段50を動作させるようになつて
いる。更に、この他にこの分離された上ホツク2
を強制的にステム6の先端のキヤツチヤ5に供給
する押込み部材30を動作させたり、下ホツク3
を前記ステム6と同一中心線上のアンビル7に作
業サイクル毎に1個づつ供給する下ホツク供給ユ
ニツトを動作させるようになつている。また、こ
れらはタイミング連接機構を(図示せず)を介し
て夫々動作されるものであつて、前記下ホツク3
はホツパ60bから供給路41を介して前記アン
ビル7上に前記上ホツク2の供給と同時に供給さ
れる構成である。
更に、前記フレーム1には支持板1aが固定し
てあり、この支持板1aには第1図に示すよう
に、一端が前記昇降伝達部材13に回転自在に軸
支されたカムローラ13aに当接自在なカムレバ
ー81が垂直揺動自在に軸支されている。このカ
ムレバー81はばね82で時計方向へ常時回動す
るよう弾力付勢されており、この支持板1aの上
部にはカムレバー81の時計方向への回動を所定
位置に阻止するストツパ83が位置調整自在に取
付けられている。一方、このカムレバー81の他
端には、カムレバーの垂直揺動を水平揺動に変え
る揺動伝達手段80を構成する第1ガイド棒84
がピン連結してあり、この第1ガイド棒84には
フレーム1に軸支された揺動杆85の一端にピン
連結されている。この揺動杆85の他端には水平
面上を揺動する支持アーム86の一端が第2ガイ
ド棒87を介して連結されている。この支持アー
ム86の他端には接続棒88を介して前記ブラケ
ツト4に回転自在に取付けられた支持部材90の
上部に一体固定された支持レバー91の一端に連
結されている。この支持部材90の下部にはこれ
と一体に所定角度だけ水平旋回する光屈折ガイド
92が固定してあり、この光屈折ガイド92の先
端部には所定角度だけ旋回した時第2図に示すよ
うに、前記アンビル7上に達する屈折部93が設
けられている。この屈折部93は通常鏡あるいは
プリズムで構成されている。また、前記屈折部9
3が前記ステム6とアンビル7との中心線上に位
置する時にこの中心線に交叉する光軸を有する投
光器94は前記フレーム1に取付けられている。
てあり、この支持板1aには第1図に示すよう
に、一端が前記昇降伝達部材13に回転自在に軸
支されたカムローラ13aに当接自在なカムレバ
ー81が垂直揺動自在に軸支されている。このカ
ムレバー81はばね82で時計方向へ常時回動す
るよう弾力付勢されており、この支持板1aの上
部にはカムレバー81の時計方向への回動を所定
位置に阻止するストツパ83が位置調整自在に取
付けられている。一方、このカムレバー81の他
端には、カムレバーの垂直揺動を水平揺動に変え
る揺動伝達手段80を構成する第1ガイド棒84
がピン連結してあり、この第1ガイド棒84には
フレーム1に軸支された揺動杆85の一端にピン
連結されている。この揺動杆85の他端には水平
面上を揺動する支持アーム86の一端が第2ガイ
ド棒87を介して連結されている。この支持アー
ム86の他端には接続棒88を介して前記ブラケ
ツト4に回転自在に取付けられた支持部材90の
上部に一体固定された支持レバー91の一端に連
結されている。この支持部材90の下部にはこれ
と一体に所定角度だけ水平旋回する光屈折ガイド
92が固定してあり、この光屈折ガイド92の先
端部には所定角度だけ旋回した時第2図に示すよ
うに、前記アンビル7上に達する屈折部93が設
けられている。この屈折部93は通常鏡あるいは
プリズムで構成されている。また、前記屈折部9
3が前記ステム6とアンビル7との中心線上に位
置する時にこの中心線に交叉する光軸を有する投
光器94は前記フレーム1に取付けられている。
次にこの実施例の動作を説明する。あらかじ
め、上ホツク2及び下ホツク3がステム6及びア
ンビル7の夫々の位置に保持された状態におい
て、第3図に示すように、光屈折ガイド92がス
テム6の下方の所定位置まで旋回し屈折部93が
この位置に達すると、投光器94からの光がこれ
に照射されてステム6の中心線に沿いアンビル7
を照射する。この後、第5図に示すように、既に
ワーク8に付けられているかしめ用マーキング8
aをこの光と一致させてから、作業開始のスイツ
チ(図示せず)を入れる。これによりステム6は
第4図に示すように下降してワーク8に前記上ホ
ツク2及び下ホツク3をかしめる。このステム6
の下降動作は昇降伝達部材13により作用される
作用ロツド11の前進により行なわれている。一
方、この昇降伝達部材13の反時計方向への回動
によりカムレバー81はストツパ83に当接する
まで回動し、これにより前記屈折部93はステム
6の中心線上から逃げる。
め、上ホツク2及び下ホツク3がステム6及びア
ンビル7の夫々の位置に保持された状態におい
て、第3図に示すように、光屈折ガイド92がス
テム6の下方の所定位置まで旋回し屈折部93が
この位置に達すると、投光器94からの光がこれ
に照射されてステム6の中心線に沿いアンビル7
を照射する。この後、第5図に示すように、既に
ワーク8に付けられているかしめ用マーキング8
aをこの光と一致させてから、作業開始のスイツ
チ(図示せず)を入れる。これによりステム6は
第4図に示すように下降してワーク8に前記上ホ
ツク2及び下ホツク3をかしめる。このステム6
の下降動作は昇降伝達部材13により作用される
作用ロツド11の前進により行なわれている。一
方、この昇降伝達部材13の反時計方向への回動
によりカムレバー81はストツパ83に当接する
まで回動し、これにより前記屈折部93はステム
6の中心線上から逃げる。
このようにして作業が終了すると、ステム6は
続いて上昇を開始するからワーク8は外部へ取出
し可能となる。一方、このステム6が上昇動作を
開始すると、即ち、前記作用ロツド11が駆動源
により昇降動される昇降作動棒14から昇降伝達
部材13を介して作用されて後退を開始すると、
前記昇降伝達部材13によりカムレバー81が作
用され、このカムレバー81は反時計方向に回動
し、前記屈折部94は第3図に示すようにステム
6の下方に達し、ステム6とワーク8のかしめ用
マーキング8a位置とが位置決め可能な状態にな
る。また、この動作と同時に分離手段50が時計
方向に回動して次の上ホツク2は係止部51に保
持される。一方、既に所定位置まで滑落して停止
している前記上ホツク2は続いて押込み部材30
により供給路40内を強制的に押される。そし
て、ステム6が上昇してキヤツチヤ5が元の位置
に達すると、この上ホツク2はキヤツチヤ5に保
持される。次に再び作業開始の信号が入ると、光
屈折ガイド92が再び逃げて前記動作が操り返さ
れて作業が行なわれるものである。
続いて上昇を開始するからワーク8は外部へ取出
し可能となる。一方、このステム6が上昇動作を
開始すると、即ち、前記作用ロツド11が駆動源
により昇降動される昇降作動棒14から昇降伝達
部材13を介して作用されて後退を開始すると、
前記昇降伝達部材13によりカムレバー81が作
用され、このカムレバー81は反時計方向に回動
し、前記屈折部94は第3図に示すようにステム
6の下方に達し、ステム6とワーク8のかしめ用
マーキング8a位置とが位置決め可能な状態にな
る。また、この動作と同時に分離手段50が時計
方向に回動して次の上ホツク2は係止部51に保
持される。一方、既に所定位置まで滑落して停止
している前記上ホツク2は続いて押込み部材30
により供給路40内を強制的に押される。そし
て、ステム6が上昇してキヤツチヤ5が元の位置
に達すると、この上ホツク2はキヤツチヤ5に保
持される。次に再び作業開始の信号が入ると、光
屈折ガイド92が再び逃げて前記動作が操り返さ
れて作業が行なわれるものである。
尚、この実施例では光屈折ガイド92を動かし
て屈折部93を揺動かせるために光屈折駆動手段
として昇降伝達部材13の動きをカムレバー81
で取出して伝達する構成としたが、これに代え、
別に設けたモータ(図示せず)をステム6の上昇
及び下降信号により所定角度だけ正逆回転駆動す
るようにし、光屈折ガイド92をこのモータで揺
動させるようにしてもよい。このようにすること
により構造が簡単になり、装置がコンパクトにな
る。
て屈折部93を揺動かせるために光屈折駆動手段
として昇降伝達部材13の動きをカムレバー81
で取出して伝達する構成としたが、これに代え、
別に設けたモータ(図示せず)をステム6の上昇
及び下降信号により所定角度だけ正逆回転駆動す
るようにし、光屈折ガイド92をこのモータで揺
動させるようにしてもよい。このようにすること
により構造が簡単になり、装置がコンパクトにな
る。
以上説明した実施例から明らかなように、本考
案は、作業サイクル毎に上ホツク2、下ホツク3
を夫々所定位置に保持し、一方、このホツク2,
3をワーク8の所定位置にかしめるようかしめ位
置を照射する投光器94を有し、この位置におい
てステム6が打圧して上下ホツク2,3をアンビ
ル7上のワーク8にかしめるようにした鳩目ホツ
クかしめ機において、ステム6とアンビル7を結
ぶ中心線に交叉する光軸を有する位置に投光器9
4を配置し、前記ステム6を昇降動自在に案内す
るブラケツト4に光軸を屈折させる屈折部93を
有する光屈折ガイド92を揺動自在に取付け、前
記ステム6が上昇した時に前記光軸がステム6と
アンビル7とを結ぶ中心線上に位置するよう光屈
折ガイド92にこれを揺動させる光屈折駆動手段
を接続したものである。
案は、作業サイクル毎に上ホツク2、下ホツク3
を夫々所定位置に保持し、一方、このホツク2,
3をワーク8の所定位置にかしめるようかしめ位
置を照射する投光器94を有し、この位置におい
てステム6が打圧して上下ホツク2,3をアンビ
ル7上のワーク8にかしめるようにした鳩目ホツ
クかしめ機において、ステム6とアンビル7を結
ぶ中心線に交叉する光軸を有する位置に投光器9
4を配置し、前記ステム6を昇降動自在に案内す
るブラケツト4に光軸を屈折させる屈折部93を
有する光屈折ガイド92を揺動自在に取付け、前
記ステム6が上昇した時に前記光軸がステム6と
アンビル7とを結ぶ中心線上に位置するよう光屈
折ガイド92にこれを揺動させる光屈折駆動手段
を接続したものである。
このため、かしめ作業中に発生する埃がこの屈
折部に付着することが少なくなるとともに付着し
てもこれの除去が極めて容易になる。また、この
光とワークのマーキング位置との位置合わせも常
時鮮明であるので、作業者は疲れることなく、安
全にかつ正確な作業ができる。更に、屈折部はか
しめ作業中は外方へ逃げているため、作業者のワ
ーク操作の邪魔になないとともに構造も比較的簡
単になる。しかも光屈折ガイドの揺動はステムの
駆動タイミングから直接に得られるようになつて
いるので、ステムとの動作タイミングが正確で、
破損を生じることが皆無になる等の特有の効果が
得られる。
折部に付着することが少なくなるとともに付着し
てもこれの除去が極めて容易になる。また、この
光とワークのマーキング位置との位置合わせも常
時鮮明であるので、作業者は疲れることなく、安
全にかつ正確な作業ができる。更に、屈折部はか
しめ作業中は外方へ逃げているため、作業者のワ
ーク操作の邪魔になないとともに構造も比較的簡
単になる。しかも光屈折ガイドの揺動はステムの
駆動タイミングから直接に得られるようになつて
いるので、ステムとの動作タイミングが正確で、
破損を生じることが皆無になる等の特有の効果が
得られる。
第1図は本考案の実施例の要部を示す平面図、
第2図は第1図の要部平面図第3図は本考案の動
作状態を示す要部正面図、第4図はかしめ作業状
態を示す要部正面図、第5図はワークの平面図、
第6図は全体概略正面図である。 1はフレーム、1aは支持板、2は上ホツク、
3は下ホツク、4はブラケツト、5はキヤツチ
ヤ、6はステム、7はアンビル、8はワーク、8
aはマーキング、11は作用ロツド、13は昇降
伝達部材、13aはカムローラ、14は昇降作動
棒、30は押込み部材、40,41は供給路、5
0は分離手段、51は係止部、60a,60bは
ホツパ、80は揺動伝達手段、81はカムレバ
ー、82はばね、83はストツパ、84は第1ガ
イド棒、85は揺動杆、86は支持アーム、87
は第2ガイド棒、88は接続棒、90は支持部
材、91は支持レバー、92は光屈折ガイド、9
3は屈折部、94は投光器。
第2図は第1図の要部平面図第3図は本考案の動
作状態を示す要部正面図、第4図はかしめ作業状
態を示す要部正面図、第5図はワークの平面図、
第6図は全体概略正面図である。 1はフレーム、1aは支持板、2は上ホツク、
3は下ホツク、4はブラケツト、5はキヤツチ
ヤ、6はステム、7はアンビル、8はワーク、8
aはマーキング、11は作用ロツド、13は昇降
伝達部材、13aはカムローラ、14は昇降作動
棒、30は押込み部材、40,41は供給路、5
0は分離手段、51は係止部、60a,60bは
ホツパ、80は揺動伝達手段、81はカムレバ
ー、82はばね、83はストツパ、84は第1ガ
イド棒、85は揺動杆、86は支持アーム、87
は第2ガイド棒、88は接続棒、90は支持部
材、91は支持レバー、92は光屈折ガイド、9
3は屈折部、94は投光器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 作業サイクル毎に上ホツク2、下ホツク3を
夫々所定位置に保持し、一方、このホツク2,
3をワーク8の所定位置にかしめるようかしめ
位置を照射する投光器94を有し、この位置に
おいてステム6が打圧して上下ホツク2,3を
アンビル7上のワーク8にかしめるようにした
鳩目ホツクかしめ機において、 ステム6とアンビル7とを結ぶ中心線に交叉
する光軸を有する位置に投光器94を配置し、 前記ステム6を昇降動自在に案内するブラケ
ツト4に光軸を屈折させる屈折部93を有する
光屈折ガイド92を揺動自在に取付け、 前記ステム6が上昇した時に前記光軸がステ
ム6とアンビル7とを結ぶ中心線上に位置する
よう光屈折ガイド92にこれを揺動させる光屈
折駆動手段を接続した、 ことを特徴とする光屈折部逃し装置。 2 光屈折駆動手段はステム6の上昇及び下降信
号により所定角度だけ正逆回転するモータであ
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の光屈折部逃し装置。 3 光屈折駆動手段は駆動源からの動力を受けて
ステム6に上昇又は下降動作を伝達する昇降伝
達部材13に連動されるカムレバー81と、こ
のカムレバー81の垂直揺動を水平揺動に変え
る揺動伝達手段80と、前記ブラケツト4に揺
動自在に軸支されて一端が前記揺動伝達手段8
0に連結された光屈折ガイド92とから構成し
たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の光屈折部逃し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1213687U JPH0342014Y2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1213687U JPH0342014Y2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63119620U JPS63119620U (ja) | 1988-08-02 |
JPH0342014Y2 true JPH0342014Y2 (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=30799988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1213687U Expired JPH0342014Y2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0342014Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4552148B2 (ja) * | 2006-02-01 | 2010-09-29 | 武田精機株式会社 | スナップファスナー取付け機 |
-
1987
- 1987-01-28 JP JP1213687U patent/JPH0342014Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63119620U (ja) | 1988-08-02 |
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