JPH0341960A - 電子レンジ用消臭物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〉 この発明碌、電子レンジ庫内の臭を消去する物に関する
ものである。

（従来の技術） 冷蔵庫等比較的温度の低い庫内の消臭には、活性炭等が
用いられるが、電子レンジなど庫内が高温になるものは
未だ消臭手段に適当なものがない。

（発明が解決しようとする問題点） 近年、クルメブームに呼応してオーブンレ〉′ジ、電子
レンジにて、単なる加温、溶解に留どよらず、過熱処理
する処理法が実用化されつつある。

この際、問題になるのは、レンジ内の調理具である。当
然、前に調理した際の匂いが、次の調理に影響すること
は、調理美味の原則から好ましくない。

一方、消臭技術は進歩し、いろいろ試みられているが、
人畜無害の面からフラボノイド系に優れた物質と言える
。但し、常温にて蒸発するものでは、自然蒸発等で有効
期間が短い等の問題がある。

（問題点を解決するための手段） この発明は、消臭液フラボノイドを含浸させた多孔質耐
熱性セラミックスを、耐熱性袋あるいは箱に収容するこ
とを特徴とする電子レンジ用消臭物である。

第２にこの発明は、上記袋にｆ波吸収物を混入させた消
臭物である。

第３にこの発明は、上記多孔質セラミックスを電波吸収
物とする消臭物である。

（作　用） 前記各消臭物は、いずれも電子レンジ庫内にいれて、電
子レンジを使用すると、庫内の熱によってフラボノイド
を揮散し、庫内の悪臭を消去する。

電波吸収物を収容してない消臭物は、電子レンジ使用に
よって庫内温度が上昇し、その温度でフラボノイドが揮
散する。

消臭物的に電波吸収物を含むもの、また多孔質セラミッ
クスに電波吸収物を混入したものは、いずれも電子レン
ジ使用時の加熱電磁波を吸収し、消臭物的のフラボノイ
ドを含浸する多孔質セラミックスが加熱され、その熱で
フラボノイドは揮散し、庫内の異臭悪臭を消去する。

（実施例） 袋あるいは箱は紙布を用いてもよいが、内部に電波吸収
物を収容する場合はアルミナ系の耐熱紙を用いるのがよ
い。

フラボノイドは高温く例えば１８０°）で揮散するもの
で、茶からより抽出したものを用いる。

これを多孔質セラミックス（Ａ１２０３・５ｉｆ２）に
含浸させる。

実験によればこのフラボノイド３ｇを含浸させた多孔質
セラミックスを収容した消臭物は、電子レンジ作動して
約２分間で庫内の調理具を消去した。

（発明の効果） この発明の消臭物は電子レンジ内の電界を利用して電波
吸収熱により、多孔質セラミックスに含浸させたフラボ
ノイドを、揮散し、短時間に消臭でき、常に電子レンジ
庫内に清潔感を保つ、フラボノイドは高温で加熱するこ
とにより揮散するものを用いるので、電子レンジ使用時
以外は消耗せず長時間使用できる。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）消臭液フラボノイドを含浸させ多孔質耐熱性セラ
   ミックスを、袋あるいは箱に収容することを特徴とする
   電子レンジ用消臭物。
2. （２）電波吸収物を混入収容することを特徴とする請求
   項１記載の電子レンジ用消臭物。（３）多孔質耐熱性セ
   ラミックスを電波吸収物とする請求項１記載の電子レン
   ジ用消臭物。