JPH0341504A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH0341504A
JPH0341504A JP17562989A JP17562989A JPH0341504A JP H0341504 A JPH0341504 A JP H0341504A JP 17562989 A JP17562989 A JP 17562989A JP 17562989 A JP17562989 A JP 17562989A JP H0341504 A JPH0341504 A JP H0341504A
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controlled object
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JP17562989A
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Chukei Dobashi
土橋 忠敬
Akira Busujima
明 毒島
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Hitachi Seiko Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、制御対象物の駆動に伴って2相信号及び零相
信号を発生する位置検出器からの前記零相信号のエツジ
の位置を仮原点とし、この仮原点に基づいて原点設定を
行う数値制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置は、−旦設定された原点が、位置検
出器の取付位置の経時的なずれ、熱変形など、あるいは
その他の可動部の同様な原因によって、微少ながらも位
置ずれを生じることについては何ら配慮されていなかっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
このため従来装置では、前記原点の位置ずれに気が付か
ずに加工を行うことになり、不良加工品を発生させ、特
に無人の自動連続加工の場合に、4駄の不良加工品を発
生させるという問題点があった・ 本発明の目的は、−旦設定された原点に位置ずれが生じ
ている場合でも、多量の加工不良品を発生させることの
ない数値制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、制御対象物を駆動する駆動装置の位置制御
を行う制御装置を、制御対象物の仮原点位置を記憶する
仮原点位置記憶手段と、所望時に制御対象物を前記仮原
点位置に向けて移動させ。
(i’Z b¥検出器からの零相信号の所定のエツジ検
出位置が仮原点位置に対して許容誤差範囲内にあるか否
かを判定し、許容誤差範囲内にないときには少なくとも
加工を中断させる原点位置ずれ確認手段とを設けて構成
することにより達成される。
〔作用〕
制御装置の仮原点位置記憶手段は、原点設定時に検出さ
れた制御対象物の仮原点位置を記憶する。
また、制御装置の原点位置ずれ確認手段は、所望時1例
えば加工終了時、工具交換時あるいは加工開始後一定時
間経た時、制御対象物を仮原点位置に向けて移動させる
。そして、位置検出器からの零相信けのエツジ検出位置
が前記仮原点位置に対して許容誤差範囲内にあるか否か
を判定し、許容誤差箱レロ内にないときには原点位置ず
れ発生と判断して少なくとも加工を中断させる。これに
より、無人の自動連続加工において、−旦設定された原
点に位置ずれが生じている場合でも、多量の不良加工品
を発生させることはない。
必要に応じて、加工中断と同時に9例えばデイスプレィ
表示などで視覚的に、又は例えばブザー音などで視覚的
に機械操作者にその旨を報知する。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第1図
は、本発明による数値制御装置の一実施例を示すブロッ
ク図で、図中1は例えば工作機械のXYテーブルなどの
制御対象物、2はこの制御対象物1を駆動するモータ、
ギヤ機構などからなる駆動装置である。3は前記制御対
象物1の駆動に伴って2相矩形波信号及び零相信号を発
生する位置検出器で、例えば90度位相差A相B相方式
インクリメンタル型のパルスエンコーダなどを用いてな
る。
4は制御装置で、前記位置検出器3からの信号及び外部
からの位置指令に基づいて前記制御対象物lの位置制御
を行う。
数値制御装置は、通常それが製品として出荷される前に
原点設定を行っておくが、制御装置14は、前記位置検
出器3から出力される零相信号の所定のエツジの位置を
仮原点とし、この仮原点に基づいて前記原点設定を行う
この制御装置4は、原点設定時に検出された前記制御対
象物1の仮原点位置を記憶する仮原点位置記憶手段を備
えている。またこの制御装置!4は、所望時1例えば加
工終了時、工具交換時あるいは加工開始後一定時間経た
時に、前記制御対象物1を前記仮原点位置に向けて前記
零相信号の所定のエツジが検出されるまで移動させ、そ
のエツジ検出位置が前記仮原点位置に対して許容誤差範
囲内にあるか否かを判定し、許容誤差範囲内にないとき
には1m点位置ずれ発生と判断して少なくとも加工を中
断させる原点位置ずれ確認手段を備えている。
この制御装置4は、具体的には例えば図示するように、
カウンタ5a、フリップフロップ回路からなるラッチ回
路5b、CPU5c、メモリ5d、D/A変換器5e及
び増幅器5fから構成される。
この場合メモリ5dは、前記仮原点位置記憶手段の主構
成をなす。またラッチ回路5bは、CPU5cと共に前
記原点位置ずれ確認手段の主構成をなす。
次に、上述本発明装置の動作について第2図〜第4図を
併用して説明する。第2図はフローチャート、第3図は
制御対象物1の座標系(ここでは説明の簡単化のため一
軸Xのみについて示す)と位置検出器3から出力される
零相信号SOの関係を示す図、第4図は上記零相信号S
O、ラッチ回路5bからの零相ラッチ信号(以下、ラッ
チ信号という)SL及びCP U 5 cからのラッチ
回路5bのリセット信号SRの関係を示すタイムチャー
トである。
原点設定及び原点位置ずれ確認時には、共に零相信号S
Oの所定のエツジ、ここでは零相信号波形図中の右側の
エツジER(第3図、第4図参照)検出が行われるが、
これは次のように行われる。
まず、位置検出器3からの零相信号SOの検出動作をさ
せつつ、制御対象物1を一方向、例えば正方向(図中右
方向)に移動させる。適宜、移動すると位置検出器3は
零相信号SOを検出するが、この零相信号SOは、制御
装置4のCPU5c及びラッチ回路5bに与えられる。
ラッチ回路5bは。
零相信号SOの図中左側エツジを検出した時点でそれを
ラッチし、ラッチ信号ONとするが、CPtJ5cから
のリセット信号SRにより、制御対象物■の最小移動単
位で位置決め(移動)する毎にリセットされる。したが
って、ラッチ信号SLのON、OFF状態を監視し、そ
の境界を判定することにより、零相信号SOの右側エツ
ジERが高精度に検出される。
原点設定時には、このように検出された零相信号SOの
右側エツジER点を、制御対象物1の佐原点(K点)と
してメモリ5dに記憶しておく。
また、この佐原点(K点)と機械原点(制御対象物1の
原点)との差もJJI点シフト量KOとしてメモリ5d
に記憶しておく(第2図中、ステップ101参照)。そ
の後、制御対象物lは機械原点(0点)に位置決めされ
る(第2図中、ステップ102参照)。
以」二は加工前に行われるもので、実際の数値制御加工
(第2図中、ステップ103〜10G参照)は上記原点
設定後に行われる。
その後の所望時、例えば予め設定されたー加工嘔位の加
工終了時(ないしは自動工具交換装置を備えた自動加工
機における工具交換時、ここではL記加工終γ時)原点
位置ずれ確認を、ラッチ囲路5b及びCPU5cによる
前述零相信号SOのエツジ検出方法を用いて行う。すな
わちまず、加工終7時において、一連の加ニブログラム
により支持された位置指令の終了時点の機械現性位置(
P点)と仮原点位置(K点)との比較演算をcpu5c
で行い、それらの差(佐原点復帰量)K’ (=P −
K )を求める(第2図中、ステップ107参照)。
次に、制御対象物1をに′±α点(図示例ではに一α点
)に移動し、位置決め後、零相信号の図中右側エツジに
対応するラッチ信号のON、OFF境界(加工終了後の
仮原点位置)の検出動作をさせつつ、正方向に少なくと
も2αだけ移動する(第2図中、ステップ108参照)
、そして、この2αの移動中に、ラッチ信号のON、O
FF境界があったか否かをCPU5cで判定しく第2図
中、ステップ109参照)、あった場合には加工正常と
みなして加工を継続しく第2図中、ステップ110参照
)。
なかった場合には加工異常とみなして加工を中断しく第
2@中、ステップ111参照)、その旨をブザー音など
で報知する。これにより一連のプログラム位置指令によ
る加工運転中に正確な位置決めが行われたか否かを判断
できる。
ここで、前記原点設定は装置出荷前に行われ。
原点位置決ずれ確認は装置設置場所で行われるのが通常
であるので、前記メモリ5dとしては、11!源バック
アップ付きRA M、あるいはPROM。
E PROM、EE PROMなどが用いられる。
また、上述実施例では説明を省略しであるが、通常、速
度制御用のフィードバック系をも備えている。
なお、上述実施例ではラッチ回M5bを用い、零相信号
の信号幅の大小に関係なく高精度に零相信号のエツジ位
置を検出できるようにしたが、このラッチ回路5bを省
略し、単に零相信号のいずれか一方のエツジを直接検出
し、そこをエツジ位置と検出するようにし、構成の簡単
化を図ってもよい。
〔発明の効果〕
本発明トこよれば、−径設定された原点に位置ずれが生
じている場合に、所望の時点でそれを検出し、加工を中
断するようにしたので、多量の加工不良品を発生させる
ことがなく、特に無人の自動連続加工をする場合に、加
工不良品の発生を最少限に抑えることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一′X施例を示すブロック図、第
2図は本発明装置の動作を説明するためのフローチャー
ト、第3図は制御対象物の座標系と位置検出器から出力
される零相信号の関係を示す図、第4図は零相信号、ラ
ッチ信号及びラッチ回路リセット信号の関係を示すタイ
ムチャートである。 l・・・制御対象物、2・・・駆動装置、3・・・位置
検出器、4・・・制御装置、SO・・・零相信号、SR
・・・ラッチ信号、SL・・・リセット信号、X・・・
制御対象物の座標系、0・・・機械原点位置(制御対象
物の原点)、K・・・仮原点位置、P・・・機械現在位
置、KO・・・原点シフト量、K′・・・佐原点復帰量

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、制御対象物を駆動する駆動装置と、前記制御対象物
    の駆動に伴って2相信号及び零相信号を発生する位置検
    出器と、この位置検出器から信号及び外部からの位置指
    令に基づいて前記制御対象物の位置制御を行う制御装置
    とを備え、前記位置検出器から出力される零相信号の所
    定のエッジの位置を前記制御対象物の仮原点とし、この
    仮原点に基づいて原点設定を行う数値制御装置において
    、前記制御装置は、前記制御対象物の仮原点位置を記憶
    する仮原点位置記憶手段と、所望時に前記制御対象物を
    前記仮原点位置に向けて移動させ、前記零相信号の所定
    のエッジ検出位置が前記仮原点位置に対して許容誤差範
    囲内にあるか否かを判定し、許容誤差範囲内にないとき
    には少なくとも加工を中断させる原点位置ずれ確認手段
    とを備えてなることを特徴とする数値制御装置。
JP1175629A 1989-07-10 1989-07-10 数値制御装置 Expired - Lifetime JP2807491B2 (ja)

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JP2015039738A (ja) * 2013-08-22 2015-03-02 株式会社Taiyo 電動グリッパ装置および電動グリッパの原点復帰方法

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