JPH0341415A - 液晶表示器 - Google Patents
液晶表示器Info
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- JPH0341415A JPH0341415A JP1175453A JP17545389A JPH0341415A JP H0341415 A JPH0341415 A JP H0341415A JP 1175453 A JP1175453 A JP 1175453A JP 17545389 A JP17545389 A JP 17545389A JP H0341415 A JPH0341415 A JP H0341415A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、複屈折制御型の液晶表示器に関する。
(従来の技術)
液晶表示器には動作モードによりTN型、DS型、GH
型、DAP型及び熱書き込み型のもの等多くの種類があ
るが、腕時計、電卓及び計測器等を始め、はとんど多く
はTN型液晶表示器が使われている。しかし表示容量の
増大化や表示面積の大型化の要求に伴ない、TN型液晶
表示器ではコントラスト不足や視覚範囲の狭さ等の問題
が出てきており、新しい動作モードによる液晶表示器の
開発が急かれていた。
型、DAP型及び熱書き込み型のもの等多くの種類があ
るが、腕時計、電卓及び計測器等を始め、はとんど多く
はTN型液晶表示器が使われている。しかし表示容量の
増大化や表示面積の大型化の要求に伴ない、TN型液晶
表示器ではコントラスト不足や視覚範囲の狭さ等の問題
が出てきており、新しい動作モードによる液晶表示器の
開発が急かれていた。
そして近年、このような要求に応える液晶表示器として
、例えば特開昭Go−107020号公報に記載されて
いるS B E (Supertwisted Bir
errjngenceEll’fect )型等の複屈
折制御型の液晶表示器が注目されている。これらの複屈
折制御型波高表示器の構成としては、少なくとも片面側
に透明電極が形成された透明基板を2枚対向させ、周囲
を封着してセルとし、セル内にネマティック液晶を入れ
ている。対向基板間の距離は3〜12μm程度であり、
ネマティック液晶としてはシクロヘキサン系、エステル
系、ビフェニール系及びピリジミン系液晶等が使われて
いる。ネマティック液晶の中にはカイラル剤が添加され
、液晶分子の分子軸が1800から360°の角度に、
上下の基板間で捩られている。また液晶分子は、基板上
の配向層の働きにより、分子軸が基板平面に対し5°よ
り大きい傾斜のプレチルト角を有している。
、例えば特開昭Go−107020号公報に記載されて
いるS B E (Supertwisted Bir
errjngenceEll’fect )型等の複屈
折制御型の液晶表示器が注目されている。これらの複屈
折制御型波高表示器の構成としては、少なくとも片面側
に透明電極が形成された透明基板を2枚対向させ、周囲
を封着してセルとし、セル内にネマティック液晶を入れ
ている。対向基板間の距離は3〜12μm程度であり、
ネマティック液晶としてはシクロヘキサン系、エステル
系、ビフェニール系及びピリジミン系液晶等が使われて
いる。ネマティック液晶の中にはカイラル剤が添加され
、液晶分子の分子軸が1800から360°の角度に、
上下の基板間で捩られている。また液晶分子は、基板上
の配向層の働きにより、分子軸が基板平面に対し5°よ
り大きい傾斜のプレチルト角を有している。
そして分子軸の捩れが270’のSBE型液晶表示器で
は、好ましくは基板の外側の前面と後面に偏光板を配し
ており、前面偏光板の透過軸が前面基板の分子配向方向
に対して右回りに約30°、背面偏光板の透過軸が背面
基板の配向方向に対して左回りに約30°或いは右回り
に約60°である場合が、最もよい構成とされている。
は、好ましくは基板の外側の前面と後面に偏光板を配し
ており、前面偏光板の透過軸が前面基板の分子配向方向
に対して右回りに約30°、背面偏光板の透過軸が背面
基板の配向方向に対して左回りに約30°或いは右回り
に約60°である場合が、最もよい構成とされている。
このうち前者の構成は非選択状態で明るい黄色の表示、
選択状態で黒の表示が得られ(イエローモード)、後者
の構成は非選択状態で深い青色の表示が得られ、選択状
態で透過となる(ブルーモード)。またその他の複屈折
型の液晶表示器においても、背景色は無彩色でないもの
となる。
選択状態で黒の表示が得られ(イエローモード)、後者
の構成は非選択状態で深い青色の表示が得られ、選択状
態で透過となる(ブルーモード)。またその他の複屈折
型の液晶表示器においても、背景色は無彩色でないもの
となる。
一方、この背景色を無彩色化しようとする例は、例えば
特開平1−51’4号公報に記載されている。。
特開平1−51’4号公報に記載されている。。
即ち、これはSBE型液晶表示器のような複屈折性を利
用する表示器で、例えばネマティック液晶の層厚d及び
屈折率異方性△nと、液晶分子のプレチルト角θ(0)
に関係するR=Δn−d−CO82θの値が0.3と0
.7の間に入るような背景及び点灯時の分光スペクトル
を平坦に近づけ、白黒表示を行なうものである。
用する表示器で、例えばネマティック液晶の層厚d及び
屈折率異方性△nと、液晶分子のプレチルト角θ(0)
に関係するR=Δn−d−CO82θの値が0.3と0
.7の間に入るような背景及び点灯時の分光スペクトル
を平坦に近づけ、白黒表示を行なうものである。
しかしながら、このようにRを0.3と0.7の間にし
、偏光板の吸収軸(または偏光軸)を調整するだけでは
コントラスト、白色度及び透過率を所望の値として認定
することは甚だ難しかった。特に、液晶表示器を透過型
として使い、背面より照明してなる透過型液晶表示装置
においては、表示のコントラストを確保すると着色気味
となり、また、白色度を取ろうとすると、コントラスト
不足や透過率低下となっていた。
、偏光板の吸収軸(または偏光軸)を調整するだけでは
コントラスト、白色度及び透過率を所望の値として認定
することは甚だ難しかった。特に、液晶表示器を透過型
として使い、背面より照明してなる透過型液晶表示装置
においては、表示のコントラストを確保すると着色気味
となり、また、白色度を取ろうとすると、コントラスト
不足や透過率低下となっていた。
このため、例えば特開平L−519号公報には、偏光板
と液晶セルの間に位相差板を配設することにより、白黒
表示することが提案されている。複屈折効果を有する液
晶層は光学位相差(2π・Δn・d−cos2θ/λ、
λ:波長)を有し、着色の原因となっているが、適当な
Δn−dを有する位相差板は、光学位相差を補償して(
打ち消して)、着色を解消し、白黒表示を得ることがで
きる。
と液晶セルの間に位相差板を配設することにより、白黒
表示することが提案されている。複屈折効果を有する液
晶層は光学位相差(2π・Δn・d−cos2θ/λ、
λ:波長)を有し、着色の原因となっているが、適当な
Δn−dを有する位相差板は、光学位相差を補償して(
打ち消して)、着色を解消し、白黒表示を得ることがで
きる。
ここで位相差板としては、プラスティック偏光板と同様
に延伸することにより容易に製造可能であり、且つ軽く
て薄く柔軟性があり、コストの安い有機ポリマーフィル
ム例えばポリカーボネイトやポリビニールアルコールの
延伸フィルム等が利用されている。
に延伸することにより容易に製造可能であり、且つ軽く
て薄く柔軟性があり、コストの安い有機ポリマーフィル
ム例えばポリカーボネイトやポリビニールアルコールの
延伸フィルム等が利用されている。
ところで、本発明者等は、位相差板に二色性染料を添加
することにより視角範囲の拡大を達成した液晶表示器に
ついて、平成1年5月18日付にて先に出願している。
することにより視角範囲の拡大を達成した液晶表示器に
ついて、平成1年5月18日付にて先に出願している。
位相差板を用いた液晶表示器は、正面(基板と法線方向
)付近から見た場合には白黒表示が可能であるが、斜め
方向から見た場合に、液晶層による光学位相差を位相差
板が十分に補償することができず着色する。そこで、こ
の着色を二色性染料で補正することにより、着色による
視角範囲の制約を緩和することができる。
)付近から見た場合には白黒表示が可能であるが、斜め
方向から見た場合に、液晶層による光学位相差を位相差
板が十分に補償することができず着色する。そこで、こ
の着色を二色性染料で補正することにより、着色による
視角範囲の制約を緩和することができる。
特に、赤色に着色する場合は、人間工学的に問題があり
、その補色である緑色の二色性染料を用いることで、著
しく視角範囲の拡大が可能である。
、その補色である緑色の二色性染料を用いることで、著
しく視角範囲の拡大が可能である。
(発明が解決しようとする課題)
第3図は位相差板に二色性染料を添加した例についての
原理を説明するための図である。第3図(a)において
A−A一方向に二色性染料が配向しているならば、第3
図(b)に示すように、視角方向をB−B一方向に傾け
る(C−C−)ときの色付きを抑え、視角範囲を広げる
ことができる。このときの二色性染料は、C′方向に視
角方向を傾けていったときに起こる色付と補色の関係に
ある色である。ここで二色性染料は、その分子の長軸方
向と短軸方向で光の吸収が異なるという特性を有してい
る。即ち、長軸方向に振動する光の成分に対しては、所
定の波長で光の吸収があるのに対し、短軸方向に振動す
る光の成分はほとんど吸収されない。
原理を説明するための図である。第3図(a)において
A−A一方向に二色性染料が配向しているならば、第3
図(b)に示すように、視角方向をB−B一方向に傾け
る(C−C−)ときの色付きを抑え、視角範囲を広げる
ことができる。このときの二色性染料は、C′方向に視
角方向を傾けていったときに起こる色付と補色の関係に
ある色である。ここで二色性染料は、その分子の長軸方
向と短軸方向で光の吸収が異なるという特性を有してい
る。即ち、長軸方向に振動する光の成分に対しては、所
定の波長で光の吸収があるのに対し、短軸方向に振動す
る光の成分はほとんど吸収されない。
第3図(a)において、A−A一方向に染料の長軸方向
がある場合、点○を中心にBまたはB′方向に角度をつ
けて観察するときと正面方向から観察するときには、染
料の吸収がみられ、AまたはA一方向に角度をつけて観
察するときは染料による吸収がほとんどない。従って、
B−B 一方向に観察方向を傾けたときに起こる着色と
補色の関係にある染色を使用することにより、B−B一
方向の色変化を抑えられるので、結果として視野角範囲
を広げることができる。
がある場合、点○を中心にBまたはB′方向に角度をつ
けて観察するときと正面方向から観察するときには、染
料の吸収がみられ、AまたはA一方向に角度をつけて観
察するときは染料による吸収がほとんどない。従って、
B−B 一方向に観察方向を傾けたときに起こる着色と
補色の関係にある染色を使用することにより、B−B一
方向の色変化を抑えられるので、結果として視野角範囲
を広げることができる。
しかしながら、この例では正面方向から観察するときに
も若干の着色効果があるので、正面方向の色(白黒度)
が少し悪くなることがあった。
も若干の着色効果があるので、正面方向の色(白黒度)
が少し悪くなることがあった。
この発明はこのような従来の事情に鑑みなされたもので
ある。
ある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明は、2枚の偏光板の間に位相差板の機能を有す
る部材を備えた複屈折型の液晶表示器に関係しており、
表示用の液晶セルにおけるネマティック液晶の屈折率異
方性Δn及び層厚dと液晶分子のプレチルト角θの積と
してのR=Δn・d*cos2θの値が04〜0.9の
間に入っている。そして更に、基板間に二色性染料を含
むホメオトロピック配列した液晶層を挟持してなる色補
償用の液晶セルを構成上加えており、この液晶セルに添
加する染料の色調は、位相差板の機能を有する部伺の延
伸軸を中心に表示用の液晶セルを回転させた際に着色し
て見える色の補色としている。
る部材を備えた複屈折型の液晶表示器に関係しており、
表示用の液晶セルにおけるネマティック液晶の屈折率異
方性Δn及び層厚dと液晶分子のプレチルト角θの積と
してのR=Δn・d*cos2θの値が04〜0.9の
間に入っている。そして更に、基板間に二色性染料を含
むホメオトロピック配列した液晶層を挟持してなる色補
償用の液晶セルを構成上加えており、この液晶セルに添
加する染料の色調は、位相差板の機能を有する部伺の延
伸軸を中心に表示用の液晶セルを回転させた際に着色し
て見える色の補色としている。
(作 用)
色補償用の液晶セルに添加されている二色性染料は、分
子の長袖方向と短軸方向で光吸収が異なり、セルの正面
方向では光の着色はほとんどなく、斜めからみたときに
染料の色が見える。そして、この作用により、正面方向
での着色を増すことなく、斜め方向から見たときの着色
を染料によって補正することができ、視野角範囲を広げ
ることか可能である。
子の長袖方向と短軸方向で光吸収が異なり、セルの正面
方向では光の着色はほとんどなく、斜めからみたときに
染料の色が見える。そして、この作用により、正面方向
での着色を増すことなく、斜め方向から見たときの着色
を染料によって補正することができ、視野角範囲を広げ
ることか可能である。
(実施例)
以下、この発明の詳細を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図である。同図
において、例えばガラスからなる第1及び第2基板1,
2の第1主面1a、2a側には、それぞれ例えばI T
O(Indium Tin 0xide)からなる導
電電極3,4が形成されており、第1及び第2基板1,
2は各々の第1主面1a、2aが対向するように約6.
6μmの間随に保たれている。
において、例えばガラスからなる第1及び第2基板1,
2の第1主面1a、2a側には、それぞれ例えばI T
O(Indium Tin 0xide)からなる導
電電極3,4が形成されており、第1及び第2基板1,
2は各々の第1主面1a、2aが対向するように約6.
6μmの間随に保たれている。
また、第1及び第2基板1,2の第1主面1a。
2a側には、導電電極3,4を覆うように、それぞれ例
えばポリイミドからなる配向層5,6が形成されており
、その周囲は例えば紫外線硬化型の接着剤からなる封着
剤7により封止されている。
えばポリイミドからなる配向層5,6が形成されており
、その周囲は例えば紫外線硬化型の接着剤からなる封着
剤7により封止されている。
そして第1及び第2基板1,2間には、カイラル剤か添
加されたネマティック液晶8が挟持されていて、その分
子軸はカイラル剤の働きにより第1及び第2基板1,2
間で180°から360°の範囲例えは左回り240°
の捩れをもつとともに、配向層5,6の働きにより第1
及び第2基板1,2の平面に対し、10より大きい約2
°のプレチルト角θを有している。また、ネマティック
液晶8の屈折率異方性Δnは約0.1045で、ネマテ
ィック液晶8の屈折率異方性Δnと層厚d1及びプレチ
ルト角θの積としてのR−Δn−d−cos2θの値は
、0.4と0.9の間の約0.7である。ここで、Rの
値の範囲を04と0.9の間としている理由1−i、R
が04より小さいとコントラストが低下し、Rが0.9
より大きいと背景かj°゛1色気味となるからである。
加されたネマティック液晶8が挟持されていて、その分
子軸はカイラル剤の働きにより第1及び第2基板1,2
間で180°から360°の範囲例えは左回り240°
の捩れをもつとともに、配向層5,6の働きにより第1
及び第2基板1,2の平面に対し、10より大きい約2
°のプレチルト角θを有している。また、ネマティック
液晶8の屈折率異方性Δnは約0.1045で、ネマテ
ィック液晶8の屈折率異方性Δnと層厚d1及びプレチ
ルト角θの積としてのR−Δn−d−cos2θの値は
、0.4と0.9の間の約0.7である。ここで、Rの
値の範囲を04と0.9の間としている理由1−i、R
が04より小さいとコントラストが低下し、Rが0.9
より大きいと背景かj°゛1色気味となるからである。
こうして、表示用の第1液晶セル9が得られる。そして
、第1基板1の第2主面1b側にはニュートラルの第1
偏光板10、第2基板2の第2主面2b側には順次、位
相差板の機能を有する部材11として例えば複屈折性を
有する樹脂板等からなる第1及び第2位相差板11a、
llbと、ニュートラルの第2偏光板12か被着されて
いる。
、第1基板1の第2主面1b側にはニュートラルの第1
偏光板10、第2基板2の第2主面2b側には順次、位
相差板の機能を有する部材11として例えば複屈折性を
有する樹脂板等からなる第1及び第2位相差板11a、
llbと、ニュートラルの第2偏光板12か被着されて
いる。
ここで、第1及び第2偏光板10.12間に存在する第
1及び第2位相差板11a、]、1bとしては延伸ポリ
ビニールアルコールを用い、その屈折率異方性△n−と
層厚diμm)の積としてのR′−△n−・d−は0.
365μmである。一方、第1液晶セル9とは別に、例
えばガラスからなる2枚の基板13間の11着剤14で
囲まれた領域に、緑色の二色性染料15が添加された液
晶層16を挟持してなるとともに、例えばクロム錯体を
焼成してなる配向層17の働きにより液晶分子16aが
垂直に配向(ホメオトロピック配列)された第2戒晶セ
ル18を用意する。そして、この第2液晶セル18を、
第1液晶セル9と第2偏光板12を介して対向する形で
配置することにより、所望の液晶表示器か得られる。
1及び第2位相差板11a、]、1bとしては延伸ポリ
ビニールアルコールを用い、その屈折率異方性△n−と
層厚diμm)の積としてのR′−△n−・d−は0.
365μmである。一方、第1液晶セル9とは別に、例
えばガラスからなる2枚の基板13間の11着剤14で
囲まれた領域に、緑色の二色性染料15が添加された液
晶層16を挟持してなるとともに、例えばクロム錯体を
焼成してなる配向層17の働きにより液晶分子16aが
垂直に配向(ホメオトロピック配列)された第2戒晶セ
ル18を用意する。そして、この第2液晶セル18を、
第1液晶セル9と第2偏光板12を介して対向する形で
配置することにより、所望の液晶表示器か得られる。
第2図は第1図に示した実施例における第1液晶セル9
内の液晶分子の配向方向、第1及び第2偏光板10.1
2の吸収軸方向、及び第1及び第2位相差板11a、l
lbの延伸軸方向(光学軸)の関係を示す図である。同
図において、r、 rはそれぞれ第1及び第2基板1
,2に隣接する液晶分子の配向方向であり、rとr′に
より左回り240°のツイスト角Wが規定されている。
内の液晶分子の配向方向、第1及び第2偏光板10.1
2の吸収軸方向、及び第1及び第2位相差板11a、l
lbの延伸軸方向(光学軸)の関係を示す図である。同
図において、r、 rはそれぞれ第1及び第2基板1
,2に隣接する液晶分子の配向方向であり、rとr′に
より左回り240°のツイスト角Wが規定されている。
そして、第1及び第2位相差板11a、llbの延伸軸
方向と水平方向のなず角度A1.A2はそれぞれA=4
8°、 A2−5°であり、また、第1及び第2偏光板
10.12の吸収軸方向と水平方向のなず角度P、P
はそれぞれP1=−3,5゜2 P2=[i8°である。
方向と水平方向のなず角度A1.A2はそれぞれA=4
8°、 A2−5°であり、また、第1及び第2偏光板
10.12の吸収軸方向と水平方向のなず角度P、P
はそれぞれP1=−3,5゜2 P2=[i8°である。
この実施例において、表示用の第1波晶セル9自体は、
正面方向からみたときに電圧無印加時に黒、電圧印加時
に白のいわゆるノーマリ−ブラックモードの白黒表示が
行える。しかしながら、3時方向または6時方向で視角
方向を水平に近づけていくと、赤色(赤紫色)に着色し
ていく。そこで、赤色の補色である緑色の二色性染料を
添加したホメオトロピック配列の第2液晶セル18を用
いた。ここで仮に、第27夜晶セル18を用いないとき
には、3時方向または6時方向の視野角(第4図(b)
におけるθ)は正面から30°程度で、赤味の着色によ
り制限されていたが、第2液晶セ1 ル18を配置することにより3時方向で35°、6時方
向で35°に視野角が拡大された。
正面方向からみたときに電圧無印加時に黒、電圧印加時
に白のいわゆるノーマリ−ブラックモードの白黒表示が
行える。しかしながら、3時方向または6時方向で視角
方向を水平に近づけていくと、赤色(赤紫色)に着色し
ていく。そこで、赤色の補色である緑色の二色性染料を
添加したホメオトロピック配列の第2液晶セル18を用
いた。ここで仮に、第27夜晶セル18を用いないとき
には、3時方向または6時方向の視野角(第4図(b)
におけるθ)は正面から30°程度で、赤味の着色によ
り制限されていたが、第2液晶セ1 ル18を配置することにより3時方向で35°、6時方
向で35°に視野角が拡大された。
なお、第2波晶セル18の位置については、第2偏光板
12の外側に限らず、第1偏光板10の外側或いは第1
及び第2偏光板10.12間に配置されていてもよいこ
とは言うまでもない。
12の外側に限らず、第1偏光板10の外側或いは第1
及び第2偏光板10.12間に配置されていてもよいこ
とは言うまでもない。
[発明の効果]
この発明は位相差板の機能を有する部材を偏光板間に挟
んでなる液晶表示器で、更に、所定の二色性染料を含む
ホメオトロピック配列の液晶セルを追加した構成とする
ことにより、従来に比べ、視角方向による色変化を小さ
くすることを可能にし、視角範囲の広い液晶表示器が得
られる。
んでなる液晶表示器で、更に、所定の二色性染料を含む
ホメオトロピック配列の液晶セルを追加した構成とする
ことにより、従来に比べ、視角方向による色変化を小さ
くすることを可能にし、視角範囲の広い液晶表示器が得
られる。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は第
1図に示した実施例における偏光板等の配置関係を示す
図、第3図は位相差板に二色性染料を添加した例につい
ての原理を説明するための図である。 1・・第1基板 3 2 2・・・第2基板 3.4・・・導電電極 8・・ネマティック液晶 9・・第1液晶セル 10・・・第1偏光板 11・・・位相差板の機能を有する部材12・・第2偏
光板 13・・・基板 16・・曾夜昼層 18・・・第2液晶セル
1図に示した実施例における偏光板等の配置関係を示す
図、第3図は位相差板に二色性染料を添加した例につい
ての原理を説明するための図である。 1・・第1基板 3 2 2・・・第2基板 3.4・・・導電電極 8・・ネマティック液晶 9・・第1液晶セル 10・・・第1偏光板 11・・・位相差板の機能を有する部材12・・第2偏
光板 13・・・基板 16・・曾夜昼層 18・・・第2液晶セル
Claims (1)
- 第1主面側に導電電極が形成された第1及び第2基板
の間に分子軸が前記第1及び第2基板の平面に対し1゜
より大きい傾斜のプレチルト角θ(゜)を有し、前記第
1及び第2基板間で180゜から360゜の範囲の捩れ
をもち且つ屈折率異方性Δnと層厚d(μm)、及び前
記プレチルト角θの積としてのR=Δn・d・cos^
2θの値が0.4と0.9の間にあるネマティック液晶
が挟持された第1液晶セルと、この第1液晶セルを挟む
ように配置された第1及び第2偏光板と、この第1及び
第2偏光板の間に存在している位相差板の機能を有する
部材と、基板間に二色性染料を含むホメオトロピック配
列した液晶層を挟持してなる第2液晶セルとを備えたこ
とを特徴とする液晶表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1175453A JPH0341415A (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 液晶表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1175453A JPH0341415A (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 液晶表示器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0341415A true JPH0341415A (ja) | 1991-02-21 |
Family
ID=15996338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1175453A Pending JPH0341415A (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 液晶表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0341415A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100397193C (zh) * | 2005-11-30 | 2008-06-25 | 力特光电科技股份有限公司 | 偏光装置以及具有偏光装置的显示器 |
-
1989
- 1989-07-10 JP JP1175453A patent/JPH0341415A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100397193C (zh) * | 2005-11-30 | 2008-06-25 | 力特光电科技股份有限公司 | 偏光装置以及具有偏光装置的显示器 |
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