JPH0341399Y2 - - Google Patents

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JPH0341399Y2
JPH0341399Y2 JP18315784U JP18315784U JPH0341399Y2 JP H0341399 Y2 JPH0341399 Y2 JP H0341399Y2 JP 18315784 U JP18315784 U JP 18315784U JP 18315784 U JP18315784 U JP 18315784U JP H0341399 Y2 JPH0341399 Y2 JP H0341399Y2
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JP
Japan
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push plate
changeover switch
hole
locking
upper edge
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JP18315784U
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JPS6199347U (ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Breakers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電磁接触器に関し、特にその切換ス
イツチの操作機構の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第8図は従来の電磁接触器を示す概略断面図で
あり、図において2は可動部、4はこの可動部2
の下方に設けられた切換スイツチであり、切換ス
イツチ4は内部のスイツチを切換えるための押し
棒6を有している。可動部2は電磁石(図示せ
ず)によつて矢印a,b方向に移動可能に構成さ
れ、押し棒6も同様に矢印a,b方向に出没可能
に構成されている。8は有底円筒状の押し板であ
り、この押し板8の側部には第9図の分解斜視図
に示すように縦方向に複数のスリツト9が設けら
れ、押し板8の端部には外側に向つて一対の係止
部10が設けられている。12は可動部2のクロ
スバーであり、クロスバー12の押し棒6との対
向部には押し板8を挿入しうる大きさの貫通穴1
4が設けられ、貫通穴14の上部出口側にはばね
受け16が設けられている。このばね受け16は
上記上部出口側に該貫通穴14の直径方向に配設
されたクロスバー12と一体のはり状部材であ
る。貫通穴14には押し板8が挿入され、貫通穴
14の上縁部には第10図に示すように押し板8
の係止部10が係止させられている。更に、ばね
受け12のばね受け16と押し板8の底部との間
にはばね18が挿入され、押し板8は押し棒6の
方向に向つて、押し棒6を動作させるのに必要な
荷重より若干大きな力で、付勢させられている。
上記のように構成された電磁接触器においては
可動部2に取り付けられた押し板8は押し棒6が
動く方向と同一方向に援衝作用を有することにな
る。したがつて、可動部2が急激に動いても押し
板8の援衝作用により押し棒6は緩かに押される
ことになる。
したがつて、衝突による押し棒の振動を押え、
可動部のオーバーシユートにより押し棒のストツ
パに加わる過大な負荷を軽減させ、切換スイツチ
の機械的寿命を延長させることができるものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来の電磁接触器は本体投入時に
オーバーシユートあるいは切換スイツチ4を押し
過ぎた状態で吸着した場合に、押し板8がクロス
バー12内を摺動して、押し板8の弾性変形係止
部10が貫通穴14の上縁部より、つまりクロス
バー12よりはなれる。そしてオーバーシユート
がおさまつた時あるいは本体落下時に、上記係止
部10がクロスバー12と衝突することにより摩
耗を発生する。第11図に摩耗の形態を示す。こ
の摩耗の形態は係止部が内側に逃げるためクロス
バー12あるいは係止部10の角を斜めに摩耗さ
せるため、内蔵のばね力が係止部10を外す方向
に働き摩耗が進展するとクロスバー12から押し
板8が脱落すると言う問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、押し板の係止部が内側に変形する
のを阻止して、押し板がクロスバーから脱落しな
いようにした電磁接触器を得ることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電磁接触器は、押し板の挿着さ
れた貫通穴の上部出口側に該貫通穴の直径方向に
配設したはり状部材に半径方向に突出した一対の
突起を設け、かつ上記貫通穴の上縁部の上記突起
と対向する部分に上記係止部を落し込む凹部を設
け、該凹部に上記係止部を落し込んだ状態におい
て上記押し板の係止部が内側に変形するのを阻止
したものである。
〔作用〕
この考案においては、押し板の係止部が内側に
変形したとき、上記係止部が上記はり状部材の突
起に当接するから上記係止部が上記上縁部から外
れない。したがつて、押し板がクロスバーから脱
落しない。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示し第10図に
相当する部分図、第2図は第1図ののB−B線断
面図、第3図は押し板を貫通穴に挿着する途中の
状態を示す平面図、第4図は第3図のC−C線断
面図、第5図は押し板を貫通穴に挿着する途中の
第3図の次の状態を示す平面図、第6図は第5図
のD−D線断面図、第7図はこの考案の一実施例
において押し板を挿着完了した状態を示す断面図
である。
図において、第8図〜第11図と同一符号の部
分は同一部分を示し、16aはばね受け16に設
けられ、貫通穴14の半径方向に突出した一対の
突起である。12aはクロスバー12の貫通穴1
4の上縁部、12bは凹部で、上縁部12aの突
起16aと対向する部分に設けられており、係止
部10を落し込むためのものである。したがつ
て、この凹部12bの貫通穴14の円周方向の幅
は、係止部10の幅よりやや大きくしておく。な
お、上縁部12aは凹部12bから見れば凸部に
なつている。
次に、押し板8の挿着方法について述べる。先
ず、押し板8の係止部10を第1図B−B線の方
向にして、つまり係止部10の方向を上縁部12
aの方向に一致させて、貫通穴14へ挿入する。
この時、押し板8は第2図に示すように係止部1
0が弾性変形して円筒の内径が小さくなるが、突
起16aの寸法Eは寸法Fより小さくしてあるの
で、支障なく挿入され、第3図及び第4図の状態
になる。
次に、押し板8を貫通穴14内で回転させて、
係止部10を凹部12bの位置と一致させる。こ
の状態を第5図及び第6図に示す。次に、係止部
10を凹部12bに落し込むことにより押し板8
の挿着を完了する。この状態を第7図に示す。
この考案では、(押し板8とばね受け16の突
起16aの間のすき間G)が(押し板8の係止部
10とクロスバー12の貫通穴14内壁とのラツ
プH)より小さくなる様にばね受け16の突起1
6aの寸法Iを決めてある。さらに、突起16a
の寸法Jは第7図に示す如く、押し板8の係止部
10の部分と突起16aとが重なり合う様に決め
てある。
したがつて、第7図に示すように挿着が完了す
ると、この状態では押し板8の係止部10が互に
内側に変形しようとしても、突起16aに当接す
るので押し板8の係止部10が貫通穴14の上縁
部12aに設けた凹部12bから外れない。した
がつて、電磁接触器の使用中に押し板8はクロス
バー12から脱落しない。
なお、押し板8を貫通穴14から取り外す必要
のあるときは、挿着と逆の操作を行なつて、第1
図、第2図の状態にもつてくれば取り外すことが
できる。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明した通り、押し板の挿着さ
れる貫通穴の上部出口側に該貫通穴の直径方向に
配設されたはり状部材に該貫通穴の半径方向に突
出した一対の突起を設け、かつ上記貫通穴の上縁
部の上記突起と対向する部分に押し板の係止部を
落し込む凹部を設け、該凹部に上記係止部を落し
込んだ状態において、上記押し板の係止部が内側
に変形したとき上記突起に当接するようにしたか
ら、上記係止部が上記上縁部から外れない。した
がつて、電磁接触器の機械的寿命試験などによる
係止部の摩耗により押し板がクロスバーから脱落
することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示しクロスバー
を上側から見た部分図、第2図は第1図のB−B
線断面図、第3図は押し板を貫通穴に挿着する途
中の状態を示す平面図、第4図は第3図のC−C
線断面図、第5図は押し板を貫通穴に挿着する途
中の第3図の次の状態を示す平面図、第6図は第
5図のD−D線断面図、第7図はこの考案の一実
施例において押し板を挿着完了した状態を示す概
略断面図、第8図は従来の電磁接触器を示す概略
断面図、第9図は第8図のクロスバーと押し板の
分解斜視図、第10図は第8図を矢印A方向から
見た部分図、第11図は押し板の係止部の摩耗の
形態を示す断面図である。 図中、2は可動部、4は切換スイツチ、8は押
し板、10は係止部、12はクロスバー、12a
は上縁部、12bは凹部、14は貫通穴、16は
ばね受け(はり状部材)、16aは突起、18は
ばねである。なお、各図中、同一符号は同一また
は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁石によつて駆動される可動部と、この可動
    部の駆動により切換操作される切換スイツチとを
    有し、上記可動部の上記切換スイツチとの対向部
    に設けられた貫通穴には上記切換スイツチの押し
    棒を押すための有底円筒状の押し板が底部を上記
    切換スイツチに向けて摺動自在に挿着され、上記
    押し板は端部に上記貫通穴の上縁部と係止する係
    止部を設けると共に上記切換スイツチの押し棒を
    動かす力以上の力で上記切換スイツチに向けて付
    勢されており、更に上記貫通穴の上部出口側に該
    貫通穴の直径方向に配設されたはり状部材に半径
    方向に突出した突起を設け、かつ上記貫通穴の上
    縁部の上記突起と対向する部分に上記係止部を落
    し込む凹部を設け、上記凹部に上記係止部を落し
    込んだ状態において上記押し板の係止部が内側に
    変形したとき、上記係止部が上記突起に当接して
    上記係止部が上記上縁部から外れないようにした
    ことを特徴とする電磁接触器。
JP18315784U 1984-12-04 1984-12-04 Expired JPH0341399Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18315784U JPH0341399Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

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JP18315784U JPH0341399Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6199347U JPS6199347U (ja) 1986-06-25
JPH0341399Y2 true JPH0341399Y2 (ja) 1991-08-30

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ID=30740668

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JP18315784U Expired JPH0341399Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

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