JPH0341316Y2 - - Google Patents

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JPH0341316Y2
JPH0341316Y2 JP1721686U JP1721686U JPH0341316Y2 JP H0341316 Y2 JPH0341316 Y2 JP H0341316Y2 JP 1721686 U JP1721686 U JP 1721686U JP 1721686 U JP1721686 U JP 1721686U JP H0341316 Y2 JPH0341316 Y2 JP H0341316Y2
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JP
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erasure prevention
prevention member
casing
opening
accidental
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【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案に誤消去防止装置に係り、特に消去可能
な記録媒体を収納したケーシングに開口を形成す
るとともに、この開口に対して開閉可能に誤消去
防止部材を取付け、この誤消去防止部材の位置に
よつて記録媒体に記録されている信号の誤消去を
防止するようにした誤消去防止装置に関する。
〓考案の概要〓 本考案は、誤消去防止部材に操作部を設けると
ともに、この操作部に係合部を設け、この係合部
によつて誤消去防止部材をケーシングの開口の縁
部に係合させるようにしたものであつて、組立て
の際に誤消去防止部材がケーシングから脱落する
のを防止するようにしたものである。
〓従来の技術〓 例えば実開昭57−64889号公報に開示されてい
るように、テープカセツトのケーシングに開口を
形成するとともに、この開口を開閉するように移
動自在に誤消去防止爪を設けるようにしたテープ
カセツトが知られている。このようなテープカセ
ツトにおいて、誤消去防止爪を上記開口が貫かれ
る位置に移動させることによつて、このカセツト
を装着したテープレコーダを記録モードに切換え
ることができないようになり、これによつてこの
カセツトの磁気テープに記録されている信号の誤
消去が防止されることになる。そしてこのような
摺動式の誤消去防止爪を他の記録媒体、例えば光
磁気デイスクに応用することによつて、光磁気デ
イスクに記録されている内容の誤消去を防止する
ことが可能になる。
〓考案が解決しようとする問題点〓 ところがこのような従来の誤消去防止装置を例
えば光磁気デイスクからなる記録媒体に応用する
場合には、この記録媒体を収納するケーシングを
構成する上下のハーフに摺動式の誤消去防止部材
を組込む必要がある。ところが誤消去防止部材は
ハーフに対して摺動可能になつているために、ハ
ーフにちよつとした振動が加わるとハーフからこ
の誤消去防止部材が簡単に脱落してしまう。従つ
て振動等を与えないように細心の注意を払いなが
ら光磁気デイスクのケーシングの組立てを行なわ
なければならず、これによつて作業性が悪化する
とともに、作業工数が増大する欠点があつた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、光磁気デイスク等の記録媒体を収納
したケーシングを組立てる際に、誤消去防止部材
がこのケーシングから簡単に脱落するのを防止
し、これによつて組立ての作業性を改善するよう
にした誤消去防止装置を提供することを目的とす
るものである。
〓問題点を解決するための手段〓 本考案は、消去可能な記録媒体を収納したケー
シングに開口を形成するとともに、この開口に対
して開閉可能に誤消去防止部材を取付け、この誤
消去防止部材の位置によつて前記記録媒体に記録
されている信号の誤消去を防止するようにした装
置において、前記誤消去防止部材に操作部を設け
るとともに、この操作部に係合部を設け、この係
合部によつて前記誤消去防止部材を前記開口の縁
部に係合させるようにしたものである。
〓作用〓 従つて本考案によれば、ケーシングの開口の縁
部に係合される係合部によつて誤消去防止部材が
ケーシングから脱落するのを防止することが可能
になり、組立ての際にケーシングに振動を加えた
りケーシングのハーフを逆様にしたときにも、誤
消去防止部材が簡単に脱落することがなくなり、
これによつて組立ての作業性を格段に向上させる
ことが可能になる。
〓実施例〓 以下本考案を図示の一実施例につき説明する。
第2図は本考案の一実施例に係る誤消去防止装置
が組込まれた光磁気デイスク装置を示すものであ
つて、光磁気デイスク10は円形の記録媒体を構
成しており、その中心部にはセンタコア11が取
付けられている。このセンタコア11によつて光
磁気デイスク10はケーシング12内で回転駆動
されるようになつている。ケーシング12は上下
のハーフ13,14を接合することによつて組立
てられるようになつており、偏平な直方体状の形
状を有するようになつている。そしてこれらのハ
ーフ13,14にはそれぞれほぼ長円形の開口1
5,16が形成されるとともに、これらの開口1
5,16の中心側の部分によつてセンタコア11
が受入れられ、しかもこれらの開口15,16を
通して光デイスク10に対する書込みあるいは読
出しが行なわれるようになつている。
つぎにケーシング12の上下のハーフ13,1
4にそれぞれ設けられている誤消去防止装置17
について説明すると、上下のハーフ13,14に
はそれぞれ矩形の開口18と円形の検出孔19と
が設けられるようになつており、しかもこれらの
開口18および検出孔19の両側にはそれぞれ案
内用壁部20が設けられている(第10図参照)。
そして両側の案内用壁部20に案内されながら、
摺動子21と検出子22とから成る誤消去防止部
材が摺動可能に取付けられるようになつている。
摺動子21は合成樹脂成形体から構成され、赤
色に着色されるとともに、第3図〜第5図に示す
ように、その前端側に台形の溝23を備えてい
る。そしてこの溝23には第6図〜第8図に示す
検出子22の台形の突条24が第9図に示すよう
に係合されるようになつている。突条24を備え
る検出子22もまた合成樹脂成形体から構成され
るとともに、黒色に着色されるようになつてい
る。
上記摺動子21にはその両側に弾性片25が形
成されるとともに、その先端側には側方に突出す
るようにリブ26が形成されており、第10図に
示す案内用壁部20に形成されている一対の凹部
27のうちの一方と選択的に係合されるようにな
つている。これに対して検出子22には上方ある
いは下方に突出するように操作部28が設けられ
ており、さらにこの操作部28の先端側には前方
に突出するように係合用突部29が連設されてい
る。
なお互いに台形の溝23と台形の突条24とに
よつて結合され、誤消去防止部材を構成する摺動
子21と検出子22の関係は、第11図〜第16
図に示す構成に変更可能である。すなわち第14
図〜第16図に示す検出子22に操作部28およ
び係合用突部29を設けることなく、これらの操
作部28および係合用突部29を摺動子21に設
けるようにしてもよい。そしてこの変形例におい
ても、摺動子21および検出子22はそれぞれ赤
色および黒色に着色されるようになつている。
以上のような構成において、第9図および第1
0図に示すように、摺動子21と検出子22と
は、それらの台形の溝23と台形の突条24とに
よつて互いに結合されるようになつており、これ
によつて一体に摺動する誤消去防止部材が組立て
られることになる。そしてこの誤消去防止部材は
その検出子22に設けられている操作部28が第
1図に示すように、ケーシング12の矩形の開口
18に臨むように取付けられるようになつてお
り、第10図に示す両側の一対の案内壁20の間
で摺動するように取付けられることになる。
そして弾性片25に設けられているリブ26が
両側の案内壁20に形成されている一対の凹部2
7のうちの一方と選択的に係合されるようになつ
ており、これによつて誤消去防止部材は光磁気デ
イスク10を消去可能とする位置と消去不能とす
る位置との間で摺動するようになる。従つて例え
ば矩形の開口18が開かれる位置に移動されると
ともに、検出子22が円形の検出孔19に臨む位
置に移動した場合には、この光デイスク10の誤
消去が防止されることになり、これによつてこの
光磁気デイスク10に記録されている内容を保護
することが可能になる。
そしてこのような誤消去防止装置によれば、特
に検出子22、あるいは摺動子21に設けられる
操作部28によつてこの誤消去防止部材を摺動さ
せることが可能になるとともに、この操作部28
に設けられている係合用突起29を第1図に示す
ように開口18の縁部に係合させておくことによ
つて、ハーフ13,14と誤消去防止部材とを結
合しておくことが可能になる。従つて上下のシエ
ル13,14を互いに接合する場合に、特に上側
のシエル13に取付けられる誤消去防止部材が脱
落することがなくなり、これによつてケーシング
12を組立てる際に細心の注意を払いながら静か
に行なう必要がなくなり、これによつてケーシン
グ12の組立ての作業性を大幅に改善することが
可能になる。
さらにこの誤消去防止装置を構成する誤消去防
止部材は、互いに着色が異なる摺動子21と検出
子22とをそれらの溝23と突条24とを嵌合し
て結合するようにしている。従つて誤消去防止部
材が2つの色を有する部分から構成されることに
なり、その位置に応じて矩形の開口18から見え
る部分の色が赤色あるいは黒色に変化することに
なる。従つてこのような構造によれば、外部から
容易に誤消去防止部材の位置を識別することが可
能になる。しかも2つの着色部分21,22はそ
れぞれ互いに別々に成形されるようになつている
ために多色成形を行う必要がなくなり、このため
に特殊な金型や成形機を必要としなくなる。ある
いはまた単一の成形体の上に複数の着色部分を形
成する必要がなくなり、成形あるいは成形後の加
工の工数を低減してコスト的に有利な誤消去防止
装置を提供することが可能になる。
〓考案の効果〓 以上のように本考案は、誤消去防止部材に操作
部を設けるとともに、この操作部に係合部を設
け、この係合部によつて誤消去防止部材をケーシ
ングの開口の縁部に係合させるようにしたもので
ある。従つてこのような構成によれば、係合部に
よつて誤消去防止部材がケーシングに保持される
ようになり、これによつてケーシングの組立ての
作業性を大幅に改善することが可能になり、組立
て性にすぐれた誤消去防止装置を提供することの
可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る誤消去防止装
置の構造を示す縦断面図、第2図はこの誤消去防
止装置が組込まれる光磁気デイスク装置の分解斜
視図、第3図は摺動子の平面図、第4図は第3図
における−線断面図、第5図は摺動子の正面
図、第6図は検出子の平面図、第7図は第6図に
おける−線断面図、第8図は検出子の正面
図、第9図は誤消去防止部材の分解斜視図、第1
0図は誤消去防止装置の組立て状態を示す平面
図、第11図は変形例に係る摺動子の平面図、第
12図は第11図におけるXII−XII線断面図、第1
3図は摺動子の正面図、第14図は変形例の検出
子の平面図、第15図は第14図における〜
線断面図、第16図は検出子の正面図であ
る。 なお図面に用いた符号において、10……光磁
気デイスク、12……ケーシング、17……誤消
去防止装置、18……矩形の開口、21……摺動
子(赤色)、22……検出子(黒色)、28……操
作部、29……係合用突部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 消去可能な記録媒体を収納したケーシングに開
    口を形成するとともに、この開口に対して開閉可
    能に誤消去防止部材を取付け、この誤消去防止部
    材の位置によつて前記記録媒体に記録されている
    信号の誤消去を防止するようにした装置におい
    て、前記誤消去防止部材に操作部を設けるととも
    に、この操作部に係合部を設け、この係合部によ
    つて前記誤消去防止部材を前記開口の縁部に係合
    させるようにしたことを特徴とする誤消去防止装
    置。
JP1721686U 1986-02-07 1986-02-07 Expired JPH0341316Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1721686U JPH0341316Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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JP1721686U JPH0341316Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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Publication Number Publication Date
JPS62129146U JPS62129146U (ja) 1987-08-15
JPH0341316Y2 true JPH0341316Y2 (ja) 1991-08-30

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ID=30809769

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