JPH0341270Y2 - - Google Patents

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JPH0341270Y2
JPH0341270Y2 JP1985090660U JP9066085U JPH0341270Y2 JP H0341270 Y2 JPH0341270 Y2 JP H0341270Y2 JP 1985090660 U JP1985090660 U JP 1985090660U JP 9066085 U JP9066085 U JP 9066085U JP H0341270 Y2 JPH0341270 Y2 JP H0341270Y2
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ozone
deodorizing device
high voltage
air
exhaust hole
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は食品貯蔵庫用脱臭装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
一般に、冷蔵庫に食品を貯蔵すると、その食品
から種々の臭気が発生し冷蔵庫の扉を開けた際に
嫌悪感をおぼえたり、貯蔵食品に他の食品の臭気
が転移し、食品の風味を損なつたりする欠点が有
つた。
そこで、従来は活性炭を庫内に置き、その吸着
特性を利用して庫内の臭気を除去するものであつ
たが、此の種のものは初期の脱臭効果は優れてい
るものの、その後急速に低下し、やがて活性炭の
吸着量が飽和に達した時にその効果は無くなる。
又、上記活性炭は飽和吸着量に達しているか否
かを判定するのが難しく、定期的に活性炭を交換
しなければならないという欠点が有つた。
上述事項に鑑み、最近では高圧電極と低圧電極
との間に高電圧を印加してオゾンを発生させ、該
オゾンにより悪臭成分を除去する脱臭装置が考え
られているが、此の種のものでは脱臭装置内部に
電動送風機を設ける必要があり、コスト的に高く
つくという欠点があつた。
〔目的〕
本考案は、食品貯蔵庫内に設置してある冷気循
環用電動送風機の運転により得られる循環冷気を
有効に利用して脱臭を行わしめると共に、該脱臭
装置を電動送風機の吸込口部に対して遠近自在と
なるように、レールに摺動自在とすることによ
り、上記脱臭装置内に取り入れる空気量を可変し
脱臭効果の強弱を切り換えるようにしたものであ
る。
〔実施例〕
1は直方体状のケースにして、その中央部には
区画壁2を設けて内部を左右2室に区画形成して
居り、その右室には高圧発生装置3が設けられ、
左室にはオゾン発生器4及び反応槽5が設けられ
ている。
該オゾン発生器4は高圧リード線6aを介して
高圧発生装置3に接続される高圧電極6と、低圧
リード線7を介して高圧発生装置3に接続される
低圧電極8と、これら高圧電極6と低圧電極8と
の間に形成されるエアーギヤツプ9とからなつて
いる。
10,10……は上記ケース1のオゾン発生器
4側に形成された給気孔11,11はケース1の
反応槽5側に形成された排気孔である。
12は排気孔11,11に着脱自在に取り付け
られるオゾン分解フイルターにして、活性炭素材
からなるハニカム構造となつて居り、これにオゾ
ンを通過させることで酸素と二酸化炭素(2C+
203→O2+2CO2)に分解するためのものである。
尚、13は電源プラグ14を取着した電源コー
ド、15,15……は支持棒、16は過電流溶断
ヒユーズを示す。
第2図は本考案脱臭装置の電気回路図にして、
17はアノード側には抵抗18を、又カソード側
にはダイオード19を接続したサイリスタ、20
は上記サイリスタ17のゲート端子に接続された
コンデンサー、21,22は抵抗、23はサイリ
スタ17に並列に接続される今一つのコンデンサ
ーにして、高圧トランス24の1次側コイル24
aに直列に接続されて居り、これらコンデンサー
23及び高圧トランス24の1次側コイル24a
の直列回路に並列にダイオード25が接続されて
いる。
従つて、今スイツチ(図示せず)を投入する
と、正弦波電圧の正の半サイクル時に抵抗18と
ダイオード19を介してコンデンサー23が充電
され、次の頁の半サイクル時には抵抗21を介し
コンデンサー20が充電される。
而して、上記コンデンサー20が充電され、サ
イリスタ17のスイツチング電圧に達するとサイ
リスタ17のゲート端子よりゲート電圧が印加さ
れ、上記サイリスタ17は導通される。このサイ
リスタ17の通電によつてコンデンサー23の充
電電圧が放電され、高圧トランス24の1次側コ
イル24aに電流が流れ、その2次側コイル24
bにはパルス状の高電圧が発生する。この高電圧
によつてオゾン発生器4からオゾンが生成され
る。
第3図は上述した脱臭装置を食品貯蔵庫に組み
込んだ時の外観斜視図で、25は冷蔵庫本体にし
て、仕切壁26により冷凍室27と冷蔵室28と
に区画形成してなる。
29は冷気循環用の電動送風機にして、冷蔵室
28内の冷気を強制循環させる作用をなすもの
で、この実施例に於いては解凍室30の解凍用フ
アンで兼用している。
31は戻り空気を吸い込むための吸込口、3
5,36は食品を載置するための載置棚である。
32は上記吸込口31に近接した位置の冷蔵室
側壁に形成された1対のレールにして、該レール
32には上記した脱臭装置33を取り付けるため
の取付台34が上記吸込口31に対して遠近自在
となるように摺動可能に取り付けられている。
ところで、脱臭装置33は給気孔10,10よ
り冷蔵室28内の空気を吸い込み、オゾン発生器
4から発生するオゾンと混合されて反応槽5に至
り、ここで悪臭成分が上記オゾンによつて分解さ
れ、未反応のオゾンはオゾン分解フイルター12
で酸化除去された後、排気孔11,11より外部
に吐出されるが、該脱臭装置33の給気孔10,
10より流入する空気量が多ければ多い程脱臭効
果が良好となる一方、オゾン発生器4或いはオゾ
ン分解フイルター12の耐寿命性が短かくなる
(通常運転率を50%とした場合16年間の寿命に設
計される)。
然るに、本考案によれば冷気循環用の電動送風
機29の吸込口31の近傍とそうでない場合(吸
込口31より遠ざかつた場合)とでは脱臭装置3
3内に流入する空気量が異なることに着目し、冷
蔵室28内の脱臭を早急且つ強力に行ないたい場
合には上記吸込口31に近づく方向に脱臭装置3
3を移動し、脱臭負荷の小さい場合には上記脱臭
装置33を吸込口31より遠ざける方向に移動さ
せるようにしたものである。即ち、脱臭装置を移
動させることで脱臭効果の強弱を切り換えること
ができるようにしたものであり、脱臭装置自体に
脱臭の強・弱を切り換えるための手段を何等必要
としないものである。又、冷蔵室28内の冷気を
強制循環する電動送風機29を有効に利用して食
品貯蔵庫内の脱臭を行なうことができるので、従
来のように脱臭装置自体に外気取り入れ専用の電
動送風機を必要とせず、コスト的にも安価となる
ものである。
〔効果〕
本考案は、給気孔及び排気孔を形成したケース
と、該給気孔と排気孔との空気流通路中に設置さ
れ且つ、高圧電極と低圧電極との間に高電圧が印
加されてオゾンを発生させるオゾン発生器と、該
オゾン発生器で発生したオゾンと悪臭成分とを効
果的に反応させる反応槽と、該反応槽の上記排気
孔側に位置するオゾン分解フイルターとからなる
脱臭装置において、該脱臭装置を食品貯蔵庫の側
壁に形成されたレールに移動可能に、且つ上記排
気孔を前記食品貯蔵庫の冷気循環用電動送風機の
吸込口部に近接して取付け、前記排気孔と該吸込
口部との距離を変えることによつて、上記空気流
通路の空気流通量を調整するようになしたもので
あるから、上記脱臭装置をレールに沿つて移動さ
せるだけでの簡単な操作により庫内での脱臭の
強、弱を自由に調整することができるのみなら
ず、脱臭装置自体に外気取り入れ専用の電動送風
機を必要としないため装置全体が小型となり、貯
蔵食品の邪魔にならず、コスト的にも有利となる
という顕著な効果を奏し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に用いる脱臭装置の概観斜視
図、第2図は同上脱臭装置の電気回路図、第3図
は本考案脱臭装置の食品貯蔵庫への取付状態を示
す斜視図である。 1:ケース、4:オゾン発生器、5:反応槽、
6:高圧電極、8:低圧電極、10,10……:
給気孔、11,11:排気孔、12:オゾン分解
フイルター、29:電動送風機、31:吸込口、
32:レール、33:脱臭装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 給気孔及び排気孔を形成したケースと、該給気
    孔と排気孔との空気流通路中に設置され且つ、高
    圧電極と低圧電極との間に高電圧が印加されてオ
    ゾンを発生させるオゾン発生器と、該オゾン発生
    器で発生されたオゾンと悪臭成分とを効果的に反
    応させる反応槽と、該反応槽の上記排気孔側に位
    置するオゾン分解フイルターとからなる脱臭装置
    において、 該脱臭装置を食品貯蔵庫の側壁に形成されたレ
    ールに移動可能に、且つ上記排気孔を前記食品貯
    蔵庫の冷気循環用電動送風機の吸込口部に近接し
    て取付け、前記排気孔と該吸込口部との距離を変
    えることによつて、上記空気流通路の空気流通量
    を調整するようになしたことを特徴とする食品貯
    蔵庫用脱臭装置。
JP1985090660U 1985-06-13 1985-06-13 Expired JPH0341270Y2 (ja)

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JP1985090660U JPH0341270Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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Publication Number Publication Date
JPS61205381U JPS61205381U (ja) 1986-12-25
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Family

ID=30645854

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016804A (ja) * 1983-07-04 1985-01-28 Senichi Masuda パルス電圧駆動型オゾナイザ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4895258U (ja) * 1972-02-16 1973-11-13
JPS6061040U (ja) * 1983-10-03 1985-04-27 シャープ株式会社 脱臭装置

Patent Citations (1)

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JPS6016804A (ja) * 1983-07-04 1985-01-28 Senichi Masuda パルス電圧駆動型オゾナイザ

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JPS61205381U (ja) 1986-12-25

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